JP2001313286A - 平行平板型ドライエッチング装置 - Google Patents

平行平板型ドライエッチング装置

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JP2001313286A
JP2001313286A JP2001048488A JP2001048488A JP2001313286A JP 2001313286 A JP2001313286 A JP 2001313286A JP 2001048488 A JP2001048488 A JP 2001048488A JP 2001048488 A JP2001048488 A JP 2001048488A JP 2001313286 A JP2001313286 A JP 2001313286A
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Japan
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electrode
etching apparatus
dry etching
substrate
electric field
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Application number
JP2001048488A
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English (en)
Inventor
Sumie Segawa
澄江 瀬川
Kazuya Nagaseki
一也 永関
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平行平板型ドライエッチング装置において被
処理基板上におけるプラズマ密度の分布特性を向上させ
ること。 【解決手段】 このドライエッチング装置では、上部電
極18の周囲で環状突出部材50が上部電極18に対し
て被処理基板Wを載置する下部電極20側へ突出して段
差dを形成することで、上部電極18の周辺部付近にお
いて電界が補強され、プラズマ密度が高められる。この
電界の補強ひいてはプラズマ密度の増強の度合いは、環
状突出部材50の突出量dを変えることで可変調整でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行平板型のドラ
イエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平行平板型のドライエッチング装置は、
基本的には、真空の処理容器(チャンバ)内に平行に相
対向する一対の板状電極を設け、一方の電極をアース電
位に接続し、他方の電極に高周波電圧を供給するととも
に、所定のエッチングガスを流し込んで、両電極間に該
エッチングガスのプラズマを発生させ、このプラズマ中
のラジカル、イオンまたは電子を用いて片側の電極上に
配置されている被処理基板表面の被加工物(被エッチン
グ物質)をエッチングするようになっている。
【0003】一般に、被処理基板をアース側の電極上に
配置する陽極結合配置型では、主としてプラズマ中のラ
ジカルと被エッチング物質との化学反応による化学的エ
ッチングが主体となる。一方、被処理基板を高周波入力
側の電極上に配置する陰極結合配置型では、プラズマ中
のイオンが被処理基板表面に垂直に引っ張り込まれて被
エッチング物質と化学反応する物理的かつ化学的エッチ
ング(反応性イオンエッチング)が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より、この種のド
ライエッチング装置では、エッチング加工特性に影響す
るプラズマ密度をエッチングガスの圧力や高周波電力等
によって可変制御できるものの、被処理基板上における
プラズマ密度の空間的な(特に径方向での)均一化が課
題となっている。つまり、被処理基板の中心部に対して
周辺部の方でプラズマ密度が低くなりやすく、このため
被処理基板上でエッチング加工特性が不均一になってし
まうという問題(改善すべき点)がある。
【0005】この問題に対しては、電極の径を大きくし
て、プラズマ密度が低下する電極周辺部を被処理基板の
周辺部よりも径方向外側に遠ざける設計が1つの解決策
ではある。しかしながら、最近は被処理基板のサイズが
増大しており、電極サイズをさらに格段に大きくするこ
とは、それによって派生する不都合(冷却機構等の大型
化・煩雑化や電力消費量の増大等)が大きすぎて、効果
的または実用的な解決法とはいえなくなっている。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、被処理基板上におけるプラズマ密度の分
布特性を向上させる平行平板型ドライエッチング装置を
提供することを目的とする。
【0007】さらに、本発明は、電極サイズの増大を要
することなく被処理基板上におけるプラズマ密度の均一
化を実現する平行平板型ドライエッチング装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のドライエッチング装置は、真空可
能な処理容器に相対向する第1および第2の電極を設
け、前記第1および第2の電極間に高周波電圧を印加す
るとともにエッチング用のガスを流し込んでプラズマを
発生させ、前記プラズマを用いて前記第2の電極上に配
置された被処理基板をエッチングする平行平板型のドラ
イエッチング装置において、前記被処理基板の径方向に
おけるプラズマ密度の分布特性を制御するために前記第
1の電極に対して前記第2の電極側に突出して段差を形
成する電界強度補正用の突出部を前記第1の電極の周辺
部付近に設ける構成とした。
【0009】本発明の第1のドライエッチング装置にお
いては、第1の電極および突出部に沿うプラズマのイオ
ンシースにおいて、段差のエッジ付近では電極に平行な
横方向の電界と電極に垂直な方向の電界とをベクトル的
に足し合わせた大きな(補強された)電界が生成され、
この補強電界によってプラズマ中の電子の運動エネルギ
ーが強められ、プラズマの密度が高められる。このプラ
ズマ密度に作用する補強電界は、突出部の突出量または
段差が大きくなるほど増大する。
【0010】本発明の第1のドライエッチング装置にお
いて、好ましくは、前記電界強度補正用突出部の突出量
を可変調整するための手段を有する構成、あるいは前記
電界強度補正用突出部の内径を可変調整するための手段
を有する構成としてよい。かかる構成によれば、電界強
度補正用突出部の突出量あるいは内径を適宜調整または
選択することで、電極周辺部における電界補強の度合い
および位置を適宜調整または選択し、処理基板上の径方
向におけるプラズマ密度の均一化をはかることができ
る。
【0011】また、上記の目的を達成するために、本発
明の第2のドライエッチング装置は、真空可能な処理容
器に相対向する第1および第2の電極を設け、前記第1
および第2の電極間に高周波電圧を印加するとともにエ
ッチングガスを流し込んで前記エッチングガスのプラズ
マを生成し、前記プラズマを用いて前記第2の電極上に
配置された被処理基板をエッチングする平行平板型のド
ライエッチング装置において、前記被処理基板の径方向
におけるプラズマ密度の分布特性を制御するために前記
第1の電極に径方向外側にいくほど前記第2の電極に接
近するような傾斜面を設ける構成とした。
【0012】本発明の第2のドライエッチング装置にお
いては、第1の電極の傾斜面に沿って半径方向外側にい
くほど電極間ギャップが狭まり、電極に沿うイオンシー
ス内の電界強度が強められることにより、処理基板の周
辺部付近でプラズマ密度が高められる。この傾斜面のプ
ロファイル(位置、サイズ、傾斜角等)を適宜選択する
ことで、被処理基板上の径方向におけるプラズマ密度の
均一化をはかることができる。
【0013】本発明の第2のドライエッチング装置にお
いて、好ましくは、前記第1の電極の前記傾斜面が、前
記第2の電極上に配置される前記被処理基板に対して、
前記傾斜面の内周端部を前記基板の中心部付近に対向さ
せ、前記傾斜面の外周端部を前記基板の周辺部に対向さ
せるように延在する構成であってよい。かかる構成によ
れば、基板の周辺部に対して、上記のような電極間ギャ
ップ狭小化による電界強度増強作用をより効果的に及ぼ
すことができるとともに、傾斜面の外周端部に形成され
る凸部に本発明の第1のドライエッチング装置と同様の
補強電界を得ることができるので、プラズマ密度を一層
高められる。これにより、基板上の径方向におけるプラ
ズマ密度の均一性を一層向上させることができる。
【0014】
【発明の実施形態】以下、添付図を参照して本発明の好
適な実施形態を説明する。
【0015】図1〜図4につき本発明の第1の実施形態
を説明する。図1に、本発明の第1の実施形態による平
行平板型ドライエッチング装置の構成を示す。
【0016】このドライエッチング装置の処理容器10
は、たとえばアルミニウムからなる両端の閉塞した円筒
状の真空チャンバとして構成されている。処理容器10
の側璧には被処理基板たとえば半導体ウエハWを容器1
0内に搬入・搬出する際に開くゲートバルブ12が設け
られている。処理容器10の上面にはエッチングガス導
入用のガス供給管14が接続され、容器10の底には真
空排気用の排気管16が接続されている。ガス供給管1
4はエッチングガス供給源(図示せず)に通じ、排気管
16は真空ポンプ(図示せず)に通じている。
【0017】処理容器10内では、中央部に上部電極1
8と下部電極20とが一定の間隔を置いて互いに平行に
配置され、下部電極20上に半導体ウエハWが配置され
る。両電極18,20は、半導体ウエハWよりも幾らか
大きいサイズ(径)に選ばれている。
【0018】下部電極20は、導電性の部材たとえばア
ルミニウムからなる円板体で、電気的にはアース電位に
接続され、物理的には容器底面の中央部に設置された熱
伝導率の高い部材たとえばアルミニウムからなる円柱形
の支持台22の上に絶縁材(図示せず)を介して固定さ
れている。支持台22の内部には、たとえば円周方向に
延在する環状の冷媒通路22aが設けられている。この
冷媒通路22aには、装置外部に設けられている冷却装
置(図示せず)より冷媒供給管24,26を介して所定
温度の冷媒たとえば冷却水が供給される。
【0019】下部電極20の上面には円形の静電チャッ
クシート28が冠着され、この静電チャックシート28
の上に半導体ウエハWが載置される。この静電チャック
シート28は、たとえば一対のポリイミド樹脂フィルム
を重ね合わせてその中に半導体ウエハWを静電力で吸着
するためのたとえば銅箔からなる薄い導電膜28aを封
入してなるものである。この導電膜(静電吸着用電極)
28aには、下部電極20、支持台22および容器底面
を貫通する給電棒30を介して直流電源32より静電吸
着用の所定の直流電圧が給電される。この直流電圧給電
回路に含まれるコイル34およびコンデンサ36は、高
周波ノイズを除去するためのフィルタを構成する。
【0020】上部電極18は、導電性の部材たとえばア
ルミニウムからなる円板体で、処理容器10の上面より
下方に延在する円筒状の支持部40と外周側面を面一に
してその下面にボルト等(図示せず)によって水平に固
定取付されている。上部電極18には、高周波電源42
より所定のパワー(電力)でたとえば13.56MHz
の高周波電圧がコンデンサ44を介して印加される。上
部電極18には多数の通気孔18aが形成されており、
その上にガス導入室46が形成されている。ガス供給管
14からのエッチングガスは、このガス導入室46に導
入され、上部電極18の通気孔18aを通って均一な圧
力・流量で両電極18,20間のプラズマ放電空間に流
れ込むようになっている。
【0021】このドライエッチング装置は、上部電極1
8および円筒状支持部40の外周側面に密着または接触
しつつ、下部電極20の外周端側に向って上部電極18
よりも所定の範囲内で任意の段差dに突出可能に構成さ
れた電界強度補正用の環状突出部材50を備えている。
この環状突出部材50は、導電性の材質でよいのはもち
ろんであるが、絶縁性の材質であってもよい。もっと
も、本実施形態では、上部電極18側に高周波電圧を供
給する陽極結合配置型としているため、自己バイアスま
たはスパッタ効果によりプラズマ中の反応性イオンが上
部電極18だけでなく環状突出部材50にも相当の衝撃
で入射するため、そのようなスパッタ効果に適応できる
材質が好ましい。
【0022】環状突出部材50には周回方向に所定の間
隔を置いて複数の貫通孔50aが形成されており、環状
突出部材50の下面側に頭部を向けてボルト52が各貫
通孔50aに垂直方向に貫通している。そして、ボルト
52の軸部は、容器10の天井面を昇降可能に貫通し、
容器10の外(上面)でナット54に螺合している。ナ
ット54に付くワッシャ部材56はシール機能を有する
ものであってよい。かかる構成により、ナット54を回
すことで、環状突出部材50を垂直方向で変位させ、上
部電極18に対する突出量(段差)dを調節することが
できる。
【0023】このドライエッチング装置において、半導
体ウエハW表面の被エッチング物質がたとえばSiO2
膜である場合には、エッチングガスとしてたとえばCF
4とArの混合ガスがガス供給管14よりガス導入室4
6を介して両電極18,20間のプラズマ放電空間に送
り込まれる。そうすると、プラズマ雰囲気中に送り込ま
れたエッチングガス(CF4/Ar)からフッ素活性種
F*および反応性イオンCF4+,Ar+が生成され、こ
れらの活性種および反応性イオンが下部電極20上の半
導体ウエハWに降下または入射することで、ウエハW表
面の酸化膜(SiO2)がエッチングされる。
【0024】この実施形態では、環状突出部材50の働
きにより、プラズマ放電空間に対する上部電極18側か
らの電界を半導体ウエハWの径方向で一様な強度に矯正
または補正し、それによって同方向におけるプラズマ密
度またはプラズマ中の分解生成物の濃度を均一化できる
ため、半導体ウエハW上で面内均一のエッチング加工特
性を得ることができる。
【0025】図2につき、環状突出部材50の作用を説
明する。両電極18,20間のプラズマ放電領域で発生
するプラズマPRは、両電極18,20間の空間に留ま
らずにその周囲(半径方向外側)にも拡散する。プラズ
マPRと付近の物体との境界にはイオンシースSHが形
成される。ここで、イオンシースSHは、電子の速度が
陽イオンの速度よりも格段に大きいために存在する電界
空間であり、プラズマPRと隣接物体との間の電圧また
は電位変化はすべてこのシース内で生ずる。上部電極1
8に沿うイオンシースSH内では、プラズマPR側から
電極18に向かって垂直方向(y方向)の電界Eyが生
ずる。
【0026】上記のように両電極18,20間で発生し
たプラズマPRは周囲(半径方向外側)に拡散するた
め、電極中心部よりも電極周辺部の方でプラズマ密度が
低くなりやすい。したがって、上部電極18に沿うイオ
ンシースSH内では、必然的に、電極中心部から半径方
向に遠ざかるほど電界Eyの強度が低下する。しかし、
この実施形態のドライエッチング装置では、以下のよう
な環状突出部材50の作用により、上部電極18の周辺
部付近でイオンシースSH内の電界を補強し、半導体ウ
エハW上で面内(径方向)均一のプラズマ密度を得るこ
とができる。
【0027】より詳細には、上部電極18の周囲で環状
突出部材50が上部電極18よりも下部電極20側へ突
出して段差を形成することで、この段差の内側または内
周面50aに沿うイオンシースSH内で電極18と平行
な横方向(x方向)の電界Exが生じる。そして、環状
突出部材50の段差エッジ部50c付近のイオンシース
SHにおいては、相直交する段差垂直面50a側の横方
向の電界Exと段差水平面50b側の垂直方向の電界Ey
とをベクトル的に足し合わせた内向き斜め方向(ウエハ
中心部向きの方向)の大きな(補強された)電界Esが
生じる。この補強電界Esにより、環状突出部材50の
段差エッジ部(角部)50c付近では、電子に与えられ
る加速ないし運動エネルギーが補強され、プラズマ励起
が強まり、プラズマ密度が増大する。
【0028】上記のような上部電極18の周辺部付近に
おける電界強度の補強ひいてはプラズマ密度の増強は、
環状突出部材50の突出量dを変えることで可変調整す
ることができる。
【0029】つまり、突出量dを大きくするほど、段差
垂直面50aに沿う横方向の電界Ex発生領域が拡張し
て補強電界Esも増大するとともに、段差エッジ部50
cが下部電極20ないし半導体ウエハWの周辺部側に近
づくため、プラズマ密度を増強する度合いが増大する。
【0030】逆に、突出量dを小さくするほど、段差垂
直面50aに沿う横方向の電界Ex発生領域が縮小して
補強電界Esが減少するとともに、段差エッジ部50c
が下部電極20ないし半導体ウエハWの周辺部から遠ざ
かるため、プラズマ密度を増強する度合いが低下する。
環状突出部材50が無い場合の上部電極18周辺部にお
ける垂直方向の電界Eyよりも大きな補強電界Esを得る
ための条件として、突出量dは少なくとも上部電極18
に沿うイオンシースSHの幅(厚み)fよりも大きいこ
とが必要である。
【0031】上記のように、この実施形態のドライエッ
チング装置では、上部電極18の外周に下部電極20側
に向って突出可能な環状突出部材50を設け、この環状
突出部材50の突出量または段差dを可変調整できる構
成により、上部電極18の周辺部付近の電界強度を適度
に補強して、両電極18,20間で生成するプラズマP
Rの密度を半導体ウエハWの径方向で均一化し、ひいて
は半導体ウエハW上で面内均一のエッチング加工特性を
得ることができる。
【0032】図3に、この実施形態の一変形例による平
行平板型ドライエッチング装置の構成を示す。
【0033】この変形例では、環状突出部材60を処理
容器10に固定取付し、上部電極18の方を環状突出部
材60に対して後退させ、その後退量または段差gを可
変調整できる構成としている。
【0034】より詳細には、処理容器10の天井面に形
成した円形開口10aの中に円筒状の環状突出部材60
を垂直下方に垂れ下がるように配置して、環状突出部材
60の上端部から半径方向外側に延びるフランジ部60
aを円形開口10aの外周囲の処理容器10の上面にO
リング64を介して載せてボルト66で固定取付する。
そして、環状突出部材60とほぼ同形で一回り小さい円
筒状支持部材68の下面に上部電極18をボルト等(図
示せず)により固定取付し、円筒状支持部材68のフラ
ンジ部68aを環状突出部材60のフランジ部60aの
上に1枚または複数枚の環状スペーサ板またはシート7
0を介して重ね、ボルト72で着脱可能に固定取付する
構成としている。かかる構成においては、環状スペーサ
板70の重ね枚数を変えることで、上部電極18に対し
て相対的に環状突出部材60の突出する量(段差)gを
任意に調節することができる。
【0035】この変形例の構成においても、上部電極1
8の周辺部付近の電界強度を適度に補強して、両電極1
8,20間で生成するプラズマPRの密度を半導体ウエ
ハWの径方向で均一化し、ひいては半導体ウエハW上で
面内均一のエッチング加工特性を得ることができる。も
っとも、環状突出部材60の突出量(段差)gを調節す
るに際して、両電極18,20間の距離間隔が変化し、
それによってエッチング加工特性たとえばエッチング速
度が変化することもある。しかし、この種の変化分は半
導体ウエハW上で面内均一であるから、エッチングガス
のガス圧、処理容器10内の真空度、高周波電源42か
らの供給電力等を調節することで、容易に補正すること
ができる。
【0036】図4に、この実施形態の別の変形例による
平行平板型ドライエッチング装置の要部の構成を示す。
この変形例では、上部電極18の周辺部に下部電極20
側に向って多段に突出する環状突出部材74を設け、か
つ環状突出部材74における多段の段差構造を可変調整
または選択できる構成としている。
【0037】より詳細には、環状突出部材74が内径の
異なる複数の環状板74A,74B,74C‥‥を多段
に重ね合わせてなる。この多段構造では、内径の最も小
さい環状板74Aが最下層につまり上部電極18に密着
して配置され、内径の大きいものほど(74B,74C
‥‥)上層側つまり第2の電極20側に配置されてい
る。各環状板74A,74B,74C‥‥には、円周方
向に所定の間隔を置いて同一の箇所または部位に孔75
が形成されており、処理容器10の内側から頭部を下に
してボルト76が各孔75および容器10の孔10bを
貫通し、容器10の外側(上面)にてボルト76のネジ
部にナット78が螺合している。環状板74A,74
B,74C‥‥の各々の板厚は任意に選択可能であり、
各々の内径も上記多段関係が確保される限り任意に選択
可能である。ボルト76の頭部およびナット78に付く
ワッシャ部材80,82はシール機能を有するものであ
ってよい。
【0038】このような多段の段差構造を有する環状突
出部材74によれば、各段のエッジ部で電界を補強する
ことができるため、それらの補強電界を組み合わせるこ
とで、半導体ウエハWの径方向におけるプラズマ密度の
分布特性をより精細に可変調整することができる。
【0039】この変形例においては、同一径の環状板を
1枚または複数枚重ね合わせることによって環状突出部
材74を構成することも可能である。その場合、環状板
の種類または内径を変える(たとえば74Aから74B
に変える)ことで、環状突出部材74の内径を可変調整
する構成とすることもできる。
【0040】なお、両電極間にエッチングガスを流し込
む経路として、上部電極18にエッチングガス供給用の
通気孔を形成する代わりに、処理容器10の側面にエッ
チングガス供給管(図示せず)を接続し、側方から両電
極18,20間にエッチングガスを送り込む構成とする
ことも可能である。
【0041】上記した実施形態では上部電極18(1
8)に高周波電圧を入力する陽極結合配置型(アノード
カップリング)にしているが、半導体ウエハWを載置す
る下部電極20側に高周波電圧を供給する陰極結合配置
型(カソードカップリング)も可能である。また、上部
電極18(18)を処理容器の外に設ける構成も可能で
ある。
【0042】上記実施形態における環状突出部材50,
60,74は断面直角の段差エッジを有するものであっ
たが、鋭角または鈍角の段差エッジであってもよく、段
差部が曲面構造になっていてもよい。
【0043】次に、図5〜図11につき本発明の第2の
実施形態を説明する。図5および図6に、第2の実施形
態による平行平板型ドライエッチング装置の構成を示
す。図中、上記した第1実施形態の装置構成のもの(図
1、図3、図4)と実質的に同様の構成または機能を有
する部分には同一の符号を付してある。
【0044】この第2の実施形態では、図5および図6
に示すように、処理容器10内の下部電極20上でプラ
ズマエッチングを施される半導体ウエハW(被処理基
板)に対して、径方向におけるプラズマ密度の分布特性
を制御するために、下部電極20と対向する上部電極8
4に径方向外側にいくほど下部電極20に接近するよう
な傾斜面84aを設ける構成を特徴とする。この傾斜面
84aは正面(下部電極20側)から見るとリング状に
形成されている。
【0045】また、この実施形態では、両電極84,2
0間に高周波電圧をカソードカップリング方式で供給す
るようにしており、たとえば、40MHzの高周波電源
42Aおよび3MHzの高周波電源42Bをそれぞれコ
ンデンサ44A,44Bを介して下部電極20に電気的
に接続している。また、下部電極20の径を静電チャッ
クシート28の径よりも大きくして、静電チャックシー
ト28の外周囲にフォーカスリング86を設けるととも
に、下部電極20の側面にたとえば石英からなる内壁部
材88を貼り付けている。これらの構成は、上記した第
1の実施形態にも適用可能なものである。
【0046】図5の実施例(実施例)では、下部電極
20上の半導体ウエハWに対して、傾斜面84aの内周
端部84bが半導体ウエハWの中心部付近と対向し、傾
斜面84aの外周端部84cが半導体ウエハWの周辺部
と対向するようになっている。両電極84,20間の間
隔またはギャップGについてみると、傾斜面84aの内
周端部84bおよびそれよりも半径方向内側の領域で電
極間ギャップGは最大であり、傾斜面86の延在する領
域では半径方向外側にいくほど電極間ギャップGが比較
的緩やかな傾斜で次第に狭まり、傾斜面84aの外周端
部84cおよびそれよりも半径方向外側の領域で最小と
なっている。なお、この実施例において、傾斜面84
aの内周端部84bを半径方向内側に中心点付近まで延
ばして、上部電極84を円錐型とすることも可能であ
る。
【0047】このように、下部電極20上の半導体ウエ
ハWに対して、ウエハ中心部からウエハ周辺部にかけて
半径方向外側にいくほど電極間ギャップGを狭くするよ
うな上部電極構造とすることにより、たとえば図7およ
び図8の曲線AE,ANのような電界強度分布特性および
プラズマ密度分布特性が得られる。
【0048】つまり、この実施例においては、上部電
極84に沿うイオンシースがウエハ中心部からウエハ周
辺部にかけて半径方向外側にいくほど薄くなるので、ウ
エハ直上での電界強度(イオンシース内の電界強度)は
ウエハ周辺部側で相対的に高くなる。加えて、ウエハ周
辺部と対向する傾斜面84aの外周端部84cに突状の
屈曲部が形成されているため、この付近のイオンシース
内に内向き斜め方向の電界が生じることも、上記第1の
実施形態と同様にウエハ周辺部付近の電界強度を増強す
る作用に寄与している。そして、このような電界強度分
布特性(図7のAE)と相応して電極間のプラズマ密度
もウエハ周辺部で増強されることになる(図8の
N)。
【0049】図6の実施例(実施例)では、下部電極
20上の半導体ウエハWに対して、傾斜面84aの内周
端部84bが半導体ウエハWの周辺部付近と対向し、傾
斜面84aの外周端部84cが半導体ウエハWの外(下
部電極20の外周端部付近)に位置している。電極間ギ
ャップGは、ウエハ中心部からウエハ周辺部にかけてほ
ぼ一定の大きさを保ち、ウエハ周辺部の直ぐ外側の領域
で比較的急傾斜で狭まっている。
【0050】このように、下部電極20上の半導体ウエ
ハWに対して、ウエハ周辺部付近で電極間ギャップGが
半径方向外側に向かって急傾斜で狭まるような電極構造
においては、たとえば図7および図8の曲線BE,BN
ような電界強度分布特性およびプラズマ密度分布特性が
得られる。
【0051】図7に示すように、この実施例において
も、ウエハ周辺部付近で電界強度およびプラズマ密度を
増強することができる。ただし、実施例と比べると、
電界強度増強効果はかなり弱まり、プラズマ密度増強効
果は一層低下する(図8)。このことから、この第2の
実施形態においては、下部電極20上の半導体ウエハW
に対して、上部電極84の傾斜面84aの内周端部84
bがウエハ中心部寄りに位置するのが好ましく、また上
部電極84の傾斜面84aの外周端部84cがウエハ周
辺部の直上付近に位置するのが好ましい。
【0052】図7の電界強度分布特性AE,BEおよび図
8のプラズマ密度分布特性AN,BNは、それぞれ図5お
よび図6の装置構成における電極回りの要部を図9の
(A),(B)のような数値条件の寸法で形成した場合
のシミュレーションで求めたものであり、ウエハ中心位
置(電極中心位置)における電界強度E(center)および
プラズマ密度N(center)を基準値とし、半径方向におけ
る各位置の電界強度Eおよびプラズマ密度Nを基準値に
対する比率(相対値)で表している。また、図9の
(C)のように上部電極(84)の全面を水平な平坦面
とした場合の装置構成における電界強度分布特性および
プラズマ密度分布特性もそれぞれ比較例として同様のシ
ミュレーションで求め、図7,図8に曲線CE,CNで示
している。なお、図9において、垂直線CLは上部電極
84および下部電極20の中心を通る中心線である。
【0053】図10および図11に、図9(A),
(B)の数値条件で設計された図5の装置構成(実施例
)および図6の装置構成(実施例)におけるウエハ
上のエッチングレート分布特性の一例(測定データ)を
それぞれ示す。主な測定条件として、被処理基板を8イ
ンチの半導体ウエハとし、処理容器110内の圧力を5
0mT、上部電極84および下部電極20の温度をそれ
ぞれ60゜Cおよび20゜Cとし、プロセスガスにC4
H8/O2/Ar(流量はそれぞれ20/10/100scc
m)を用いて、ウエハ上のSiO2膜をエッチングした。
なお、高周波電力は、40MHz(高周波電源42A)
側を1000W、3MHz(高周波電源42B)側を2
000Wとした。
【0054】図10に示すように、図5の装置構成(実
施例)では、半導体ウエハW上の径方向におけるエッ
チングレートの平均値が5125Å/M(オングストロ
ーム/分)、ウエハ面内均一性が±5.2%の測定結果
が得られた。
【0055】図11に示すように、図6の装置構成(実
施例)では、半導体ウエハW上の径方向におけるエッ
チングレートの平均値が4916Å/M、ウエハ面内均
一性が±9.5%の測定結果が得られた。
【0056】因みに、図9(C)の数値条件で設計され
た従来型の装置構成(比較例:図示省略)では、上記と
同一の測定条件で、半導体ウエハW上の径方向における
エッチングレートの平均値は5033Å/Mであり、ウ
エハ面内均一性は±11.0%であった。
【0057】このように、この第2の実施形態において
も、特に図5に示すような装置構成(実施例)におい
ては、上部電極84と下部電極20との間に生成される
プラズマPRの密度を半導体ウエハWの径方向で均一化
することができる。
【0058】上記した第2の実施形態では上部電極84
に設ける傾斜面84aを平坦面に形成しているが、この
傾斜面84aを凸面または凹面のような湾曲面に形成す
ることも可能である。また上部電極84に同心状に複数
の傾斜面84aを設ける構成も可能である。
【0059】また、本発明における被処理基板は、半導
体ウエハに限るものではなく、たとえばLCD(液晶表
示)基板等であってもよく、ドライエッチング加工の対
象となり得る任意の基板が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の平行平板
ドライエッチング装置によれば、被処理基板と間隔を置
いて対向する側の電極の周辺部に電界強度補正用の突出
部を設ける構成、あるいは該電極に径方向外側にいくほ
ど被処理基板側の電極に接近するような傾斜部を設ける
ことにより、被処理基板上におけるプラズマ密度の分布
特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による平行平板型ドラ
イエッチング装置の構成を示す略縦断面図である。
【図2】実施形態のドライエッチング装置における環状
突出部材の作用を説明するための図である。
【図3】第1の実施形態の一変形例による平行平板型ド
ライエッチング装置の構成を示す略縦断面図である。
【図4】第1の実施形態の別の変形例による平行平板型
ドライエッチング装置の構成を示す略縦断面図である。
【図5】第2の実施形態の実施例による平行平板型ド
ライエッチング装置の構成を示す略縦断面図である。
【図6】第2の実施形態の実施例による平行平板型ド
ライエッチング装置の構成を示す略縦断面図である。
【図7】第2の実施形態におけるウエハ直上の電界強度
分布特性を示す図である。
【図8】第2の実施形態におけるウエハ直上のプラズマ
密度分布特性を示す図である。
【図9】図7および図8の分布特性をシミュレーション
で求めるのに用いた電極回りの要部の寸法上の数値条件
を示す図である。
【図10】第2の実施形態の実施例におけるエッチン
グ分布特性を示す図である。
【図11】第2の実施形態の実施例におけるエッチン
グ分布特性を示す図である。
【符号の説明】
10 処理容器 14 ガス供給管 16 排気管 18,18 上部電極 20 下部電極 40 支持部 42 高周波電源 50 環状突出部材 52 ボルト 54 ナット 60 環状突出部材 68 支持部材 70 環状スペーサ板 74 環状突出部材 74A,74B,74C 環状板 84 上部電極 84a (上部電極の)傾斜面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月28日(2001.2.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空可能な処理容器に相対向する第1お
    よび第2の電極を設け、前記第1および第2の電極間に
    高周波電圧を印加するとともにエッチングガスを流し込
    んで前記エッチングガスのプラズマを生成し、前記プラ
    ズマを用いて前記第2の電極上に配置された被処理基板
    をエッチングする平行平板型のドライエッチング装置に
    おいて、 前記被処理基板の径方向におけるプラズマ密度の分布特
    性を制御するために前記第1の電極に対して前記第2の
    電極側に突出して段差を形成する電界強度補正用の突出
    部を前記第1の電極の周辺部付近に設けることを特徴と
    するドライエッチング装置。
  2. 【請求項2】 前記電界強度補正用突出部の突出量を可
    変調整するための手段を有する請求項1記載のドライエ
    ッチング装置。
  3. 【請求項3】 前記電界強度補正用突出部の内径を可変
    調整するための手段を有する請求項1または2記載のド
    ライエッチング装置。
  4. 【請求項4】 真空可能な処理容器に相対向する第1お
    よび第2の電極を設け、前記第1および第2の電極間に
    高周波電圧を印加するとともにエッチングガスを流し込
    んで前記エッチングガスのプラズマを生成し、前記プラ
    ズマを用いて前記第2の電極上に配置された被処理基板
    をエッチングする平行平板型のドライエッチング装置に
    おいて、 前記被処理基板の径方向におけるプラズマ密度の分布特
    性を制御するために前記第1の電極に径方向外側にいく
    ほど前記第2の電極に接近するような傾斜面を設けるこ
    とを特徴とするドライエッチング装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電極の前記傾斜面は、前記第
    2の電極上に配置される前記被処理基板に対して、前記
    傾斜面の内周端部が前記基板の中心部付近と対向し、前
    記傾斜面の外周端部が前記基板の周辺部と対向するよう
    に延在することを特徴とする請求項4記載のドライエッ
    チング装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の電極の前記傾斜面が平坦面に
    形成されることを特徴とする請求項4または5のいずれ
    かに記載のドライエッチング装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の電極における前記傾斜面が湾
    曲面に形成されることを特徴とする請求項4〜6のいず
    れかに記載のドライエッチング装置。
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