JP2001312543A - 建築設備劣化診断システム - Google Patents

建築設備劣化診断システム

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JP2001312543A
JP2001312543A JP2000129843A JP2000129843A JP2001312543A JP 2001312543 A JP2001312543 A JP 2001312543A JP 2000129843 A JP2000129843 A JP 2000129843A JP 2000129843 A JP2000129843 A JP 2000129843A JP 2001312543 A JP2001312543 A JP 2001312543A
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Japan
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diagnosis
deterioration
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building equipment
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Chisao Yoneda
千瑳夫 米田
Kiichi Takeda
喜一 竹田
Hideki Miki
秀樹 三木
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SUGA KOGYO KK
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SUGA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の水まわり配管などの設備の診断を、
効率的、経済的かつ手軽にできることで早期診断を容易
にし、設備の長寿命化を計ることのできる建築設備劣化
診断システムを提供する。 【解決手段】 診断対象設備の初回診断データを、診断
事例データベースを基に診断プロセッサ5により分析す
ることで対象設備の劣化状態について診断を行うとき、
初回診断データに基づく初回診断結果のみを提供する無
料サービスと、初回診断結果に基づいてその後の変化を
予想した予想診断を提供する有料サービスとを選択的
に、電気通信回線2を介して提供する建築設備劣化診断
システム100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルや集合住宅な
どの建築物における建築設備劣化診断を行うときの建築
設備劣化診断システムに関し、特に、インターネットな
どの電気通信回路を利用して好適な建築設備劣化診断シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築設備劣化診断を行うと
き、例えば診断業者は対象となる設備に関するデータを
ヒアリングや設計図、竣工図書、保守履歴などの資料か
ら収集すると共に、目視などによる調査を行う。その
後、これらの調査結果を自社に持ち帰り、詳細な分析を
行い、調査結果と共に診断の判定結果を報告書にまとめ
て、依頼者に提出している。
【0003】上記の診断は、一般に一次診断と呼ばれる
ものであって、いわば予備診断として行われる。この一
次診断の結果、対象となる設備の劣化がある程度認めら
れる場合には、依頼者に確認の上、さらに詳細な診断
(非破壊検査機器を用いて行われる二次診断、抜管など
により行われる三次診断など)へ進み、一次診断と同様
に診断結果がまとめられ、依頼者へ提出される。
【0004】建築設備の上述のような診断は、その多く
は該設備に何らかのトラブルが発生したときに依頼され
る。すなわち、建築設備の診断はかなりの年数経過や対
象となる設備において漏水などの事故が露見した場合な
どに初めて行われるので、設備の劣化がかなり進行した
時点での診断となる場合が多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の排水等の建築設
備は、建物構造物(建物本体)と比較して、その寿命が
短いことなどから、定期的な診断およぴその診断結果に
よる補修や更新を行うのが理想である。しかしながら、
上述の診断においては、従来は、ほとんどの作業を人手
に頼っているので、効率的ではなく依頼者の経済的負担
が大きい。
【0006】そのために、築年数がかなり経過した物件
が対象となり、その水まわり設備において漏水などの事
故が露見した場合などに初めて行われる場合が多い。し
たがって、依頼者は設備の劣化がかなり進行した時点に
おいて初めて診断を診断業者に依頼することが多く見ら
れ、このような場合、設備の長寿命化はあまり期待でき
ないのが現状であった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、建築物の水まわり
配管などの設備の診断を、人手による作業を低減して効
率的、経済的かつ手軽にできることで早期診断をし易く
し、診断結果に基づく補修計画などを行うことによっ
て、設備の劣化による支障を未然に防止でき、設備の長
寿命化を計ることのできる建築設備劣化診断システムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の係る目的は、請
求項1に記載の発明によって達成される。すなわち、請
求項1に記載の発明は、診断対象設備の初回診断データ
を、診断事例のデータベースを基に診断プロセッサによ
り分析することで前記対象設備の劣化状態について診断
を行うとき、前記初回診断データに基づく初回診断結果
のみを提供する無料サービスと、前記初回診断結果に基
づいてその後の変化を予想した予想診断を提供する有料
サービスとを選択的に、電気通信回線を介して提供する
ことを特徴とする建築設備劣化診断システムである。こ
のような建築設備劣化診断システムによれば、電気通信
回線等を利用することで、依頼者は無料サービス、有料
サービスを、気軽に受けられ、早期診断の実施を可能に
するものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記予想診断を
特定期間ごとに提供することを特徴とする。これによ
り、有料サービスを選択した場合、年数等により自動的
に再診断を行い、依頼者へ定期的な診断を提供できる。
【0010】本発明の係る目的は、請求項3に記載の発
明によって達成される。すなわち、請求項3の発明は、
電気通信回線を介して依頼者または診断業者から診断に
供する初回診断データを受信し、診断事例のデータベー
スを基に診断プロセッサにより前記初回診断データを分
析することで対象設備の劣化状態について診断を行い、
該診断の結果を電気通信回線により依頼者へ返信すると
き、前記初回診断データに基づく初回診断結果のみを提
供する無料サービスと、前記初回診断結果に基づいてそ
の後の変化を予想した予想診断を提供する有料サービス
とを選択できるように構築されたことを特徴とする電気
通信回線を用いた建築設備劣化診断システムである。こ
の請求項3の発明によれば、インターネットなどの電気
通信回線を利用することで、診断データの入力から人手
による作業を低減することで効率的かつ経済的に診断が
行える。また、依頼者は、電気通信回線を用いて無料サ
ービス、有料(課金)サービスを選択でき、データの提
供並びに診断情報の受け取りまでが気軽にでき、早期診
断を可能並びに的確な診断を可能にするものである。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、前記予想
診断を特定期間ごとに提供することを特徴とする電気通
信回線を用いた建築設備劣化診断システムである。この
システムによれば、有料サービスを選択した場合、年数
等により自動的に再診断が行われるので、依頼者は定期
的な診断を容易に受けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
に係る実施形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、インターネットを介した建築設備劣化診断
システムの概略図である。図2は、建築設備劣化診断シ
ステムの操作を示すフローチャートである。図3は、操
作画面上のダイヤログボックスの概略図であり、図4〜
図7はデータの入力例を示す図である。
【0013】図1に示すインターネット2を介した建築
設備劣化診断システム全体100(以下、「通信診断シ
ステム100」という。)においては、依頼者や診断業
者が使用する端末1が、ゲートウエイ3を介してインタ
ーネット2に接続されており、更に、ゲートウエイ3を
介して建築設備劣化診断を行う建築設備劣化診断システ
ム部99が接続されている。
【0014】建築設備劣化診断システム部99は、診断
受付サーバー4,診断プロセッサー5、メールサーバー
7およびウェブサーバー8がラン(LAN)9により接
続されている。また、診断受付サーバー4は、依頼物件
データベース10を有し、診断プロセッサー5は、これ
までの多数の診断事例をデーターベース化した事例デー
タベース6を有する。
【0015】依頼者または診断業者は、端末1において
インターネット2を介して、建築設備劣化診断用のウエ
ブサーバー8に入る(図2のステップ1)。ここで、例
えば、図3に示すようなダイヤログボックス30を開
く。このダイヤログボックス30における予備診断用デ
ータ入力項目31をクリックすることにより、例えば、
図4に示すような予備診断用データ項目が入力可能な予
備診断用データ項目用ダイヤログボックス40が表示さ
れる。この予備診断用データ項目に沿って対象となる設
備のデータを入力する。そして、依頼者が予備診断デー
タを送信することによって、ウエブサーバー8が入力デ
ータを受信する(図2のステップ2)。
【0016】建築設備劣化診断システム部99のウエブ
サーバー8に入力された予備診断用のデータは、診断受
付サーバー4を経て、事例データベース6を基に診断プ
ロセッサー5により診断処理が行われる。これは図2の
ステップ3に示すように、無料サービス診断処理であ
る。所定の診断処理が行われたの後に、メールサーバー
7を介して、無料サービス診断結果が端末1へ返信され
る(ステップ4)。
【0017】事例データベース6とは、建築設備に関す
る、数多くの劣化診断結果が蓄積されたもので、診断用
のデータ項目と同様の項目にそれらのデータが分類され
ている。これらの劣化診断結果は、過去において様々な
項目についてのデータと実際の劣化具合を調査したもの
である。
【0018】診断プロセッサ5は、事例データベース6
中のデータを基に各データ項目が設備の劣化とどのよう
な相関にあるかを分析、予測する。そして、各データ項
目におけるデータがどの程度の劣化を示すものかを数字
化する。例えば、「経年」というデータ項目において、
事例データベース6中の劣化の割合が経年の大きさによ
り変化する場合、劣化の程度を、例えば下記の如く5段
階程度で区別し、それらを単純な数字によって表す。
【0019】 ・築年数が3年未満は劣化の割合が10%以下 ・・・1(段階1 ) ・築年数が3年以上7年未満の劣化の割合が25%以下 ・・・2(段階2 ) ・築年数が7年以上10年末満は劣化の割合が50%以下・・・・3(段階3 ) ・築年数が10年以上20年未満は劣化の割合が75%以下・・・4(段階4 ) ・築年数が20年以上は劣化の割合が90%以上・・・・・・・・5(段階5 )
【0020】診断プロセッサ5は、建築設備劣化診断ウ
エブに入力されたデータ項目別のデータが、上述した劣
化程度のどの範囲にあるかの判定を行うと共に、各項目
別の判定結果を集計する。このことより、対象となる設
備について診断結果を、例えば、図3における予備診断
結果32の所がクリックされることによって、図5に示
すような予備診断判定結果を提示することができる。診
断結果は各項目別の判定結果の集計から、例えば以下の
ように行う。 ・10未満 ・・・早期に問題はなし。 ・10以上25未満・・3年以内に再診断が必要。 ・25以上 ・・・詳細診断が必要。
【0021】以下に、予備診断用のデータ項目に関し
て、建築設備に使用される配管類を例に、一般的にそれ
らが劣化とどのような関係にあるかの説明を行う。建物
用途が異なると、設備の使用時間帯が変わる性質があ
り、ある時間帯に集中的に使用される場合や使用ピーク
時が分散している場合などがあり、これらは設備の消耗
などと関係があると考えられる。
【0022】所在地が異なると、水源も異なり、それに
よって、供給される上水の特徴がある程度判明する。水
質は配管材などの腐食と大きい関係にある。竣工年が異
なると、使用機材の構造や材質などが変わっている場合
があり、それらは耐食性の有無と関係がある。
【0023】径年が大きいと設備の消耗は大きいと考え
られる。口径が異なると、配管材などは肉厚が異なり、
小口径ほど肉厚は小さくなっている。そのため小口径管
の寿命は大口径管と比較して短い。配管材の種類、材質
は耐食性に大きく影響する。
【0024】配管材などは接合方法により、劣化の様子
が異なってくる。例えばVLP(塩化ビニルライニング
鋼管)でねじ接合の場合、管端部の防食処理が不十分だ
と腐食が進行しやすい。配管用途やシステム種類、配管
方式などによって、配管内の使用流体の状態は異なって
おり、例えば空調用の冷水に開放式蓄熱槽を利用してい
る場合などは、酸素の供給などにより配管の腐食は発生
しやすい。
【0025】原水種類により、使用流体の水質が大きく
異なってくる。例えば中水などを利用している場合は、
上水と比較して配管への腐食性が高い。使用時間や使用
流速、使用温度などは配管の消耗や腐食反応の進行に大
きく関わっている。劣化状態は、劣化の種類や劣化要因
の推定に役立つ。例えば、赤水発生などは鉄が存在して
いる箇所による腐食が原因と考えられる。
【0026】予備診断の結果、詳細診断が必要な場合
は、図3における詳細診断用データ入力項目(図6参
照)を表示させるための操作(ボタン等を押すなどの操
作)を行うことにより、更に具体的には、例えばダイア
ログボックス30における詳細診断用データ項目33を
クリックすることにより、詳細診断用のデータ項目(図
6)を画面上に表示し、図6の入力画面に沿って各デー
タの入力を行う。データ入力後のプロセスは、予備診断
と同様である。この詳細診断は有料に設定することがで
きる。なお、詳細診断は、現地において計測または実際
の試料の分析が必要な項目であり、これらのサービスは
別途有料にて行うものである。
【0027】詳細診断用のデータから予備診断と同様
に、診断プロセッサ5により対象となる設備の各項目別
のデータについて、それらの劣化度が分析、予想され、
10段階程度で判定が行われ、数字化させると共に、予
備診断での劣化判定も含めてそれらを集計することで、
図7に示すような総合的な診断結果が提示できる。
【0028】診断結果は、例えば次のように行うものと
する。 ・20未満・・・早期に問題はなし。 ・20以上75未満・・・3年以内に更新などの対策が
必要。 ・75以上・・・早急に更新などの対策が必要。
【0029】・以下に詳細診断用のデータ項目に関し
て、建築設備に使用される配管類を例に、それらがどの
ように劣化と関係するかの説明を行う。予備診断は対象
となるデータからの推測に基づいて劣化判定が行われる
が、詳細診断では実際の劣化状態が把握される。 ・付着物量から、配管内面の腐食状態が推測できる。 ・管残存肉厚から、経年によりどの程度肉厚が減少した
かを算出でき、それを基に、対象とする配管の残りの寿
命を提示することができる。 ・閉塞率から流量の減少などが予測できる。
【0030】・水質分析結果から、使用流体が配管の腐
食に与える影響を予測できる。 ・依頼者の要求があれば、診断された物件に関するデー
タは、依頼物件データベース10に格納され、診断プロ
セッサ5や事例データーべース6の更新または年数等に
より再診断を行えるものとし、その後、特定の期間を定
めて、例えば定期的に診断結果を送信することができ
る。
【0031】上記再診断に使用するデータの内、時間経
過によって変化しないもの(例えば、所在地、システム
種類、管材種類など)は、そののまま初期の入カデータ
を用い、変化するまたは変化が予想されるデータ(経
年、管肉厚など)については診断プロセッサ5により自
動的に修正されて、用いられる。また、依頼者側からも
データの変更を可能とすることにより、この新たな判断
データによって、より正確な診断を行うことができる。
【0032】また、診断プロセッサ5のプログラムは、
事例データベース6のデータ蓄積量や、データ項目と劣
化との相関についての新たな発見などに基づいて随時改
善されたものを使用することにより、より高度で最新の
技術に対応する診断が可能である。ステップ5におい
て、有料サービスを希望するか否かを選択し、有料サー
ビスを希望しない場合には、この段階で診断処理作業を
終了する(ステップ9)。一方、有料サービスを希望す
る場合は、ステップ6に進む。
【0033】ここで、有料サービスである定期的な再診
断を希望する場合は、課金用の情報確認により、有料サ
ービス提供の可否が判定される。不成立の場合は、処理
作業はここで終了(ステップ9)するが、この情報確認
が成功すれば、初めに入力された診断用のデータは、診
断データベースに格納(ステップ7)され、その後にお
いて、定期的に診断プロセッサー5による診断処理(ス
テップ8)が実行されるように設定され、その後に処理
作業を終了する。このように、本実施形態のシステムに
よれば、診断に関わる人的作業を低減できるだけでな
く、必要に応じて年数等により自動的に再診断が行われ
るので、依頼者は定期的な診断が容易に行える。なお、
本発明は、上記実施形態に何ら限定されるものではな
く、例えば、診断の項目や診断結果項目、劣化度の評価
値などの評価表示などは適宜変更可能であり、また有料
サービスの段階においても必要に応じて変更することが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したように、請求項1に記載の
発明は、診断対象設備の初回診断データを、診断事例の
データベースを基に診断プロセッサにより分析すること
で前記対象設備の劣化状態について診断を行うとき、前
記初回診断データに基づく初回診断結果のみを提供する
無料サービスと、前記初回診断結果に基づいてその後の
変化を予想した予想診断を提供する有料サービスとを選
択的に提供することにより、依頼者は無料サービス、有
料サービスを気軽に診断が受けられ、電気通信回線等を
利用することで早期診断の実施を可能とする建築設備劣
化診断システムを提供できる。
【0035】また、請求項2に記載の発明によれば、有
料サービスを選択した場合、予想診断を特定期間ごとに
提供するので、年数等により自動的に再診断ができ、依
頼者に、診断データ等を基にした定期的な診断を自動的
に受け取り可能な建築設備劣化診断システムを提供でき
る。
【0036】更に、請求項3の発明は、電気通信回線を
介して依頼者または診断業者から診断に供する初回診断
データを受信し、診断事例のデータベースを基に診断プ
ロセッサにより前記初回診断データを分析することで対
象設備の劣化状態について診断を行い、該診断の結果を
電気通信回線により依頼者へ返信するとき、前記初回診
断データに基づく初回診断結果のみを提供する無料サー
ビスと、前記初回診断結果に基づいてその後の変化を予
想した予想診断を提供する有料サービスとを選択できる
ように構築されたので、インターネットなどの電気通信
回線を利用することで、人手による作業を低減すること
で効率的かつ経済的に診断が行え、また、依頼者は無料
サービス、有料(課金)サービスを選択できるので気軽
に診断を受けられる建築設備劣化診断システムを提供で
きる。
【0037】また、請求項4に記載の発明は、電気通信
回線を用いた予想診断を特定期間ごとに提供することに
より、有料サービスを選択した場合、年数等により自動
的に再診断が行われるので、依頼者は定期的な診断を容
易に受けられる建築設備劣化診断システムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であって、インターネット
を介した建築設備劣化診断システムの概略図である。
【図2】建築設備劣化診断システムの操作を示すフロー
チャートである。
【図3】操作画面上のダイヤログボックスの概略図であ
り、
【図4】本発明の一実施形態におけるデータの入力例を
示す図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるデータの判定結果
例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるデータの入力例を
示す図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるデータの判定結果
例を示す図である。
【符号の説明】
1 端末 2 インターネット 3 ゲートウエイ 4 診断受付サーバー 5 診断プロセッサー 6 事例データーベース 7 メールサーバー 8 ウエブサーバー 9 LAN 10 依頼物件データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 秀樹 東京都荒川区東日暮里3−11−17 レック サービスビル 須賀工業株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB05 CC11 DD05 GG04 GG07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断対象設備の初回診断データを、診断
    事例データベースを基に診断プロセッサにより分析する
    ことで前記対象設備の劣化状態について診断を行うと
    き、前記初回診断データに基づく初回診断結果のみを提
    供する無料サービスと、前記初回診断結果に基づいてそ
    の後の変化を予想した予想診断を提供する有料サービス
    とを選択的に、電気通信回線を介して提供することを特
    徴とする建築設備劣化診断システム。
  2. 【請求項2】 前記予想診断を特定期間ごとに提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建築設備劣化診断シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 電気通信回線を介して依頼者または診断
    業者から診断に供する初回診断データを受信し、診断事
    例のデータベースを基に診断プロセッサにより前記初回
    診断データを分析することで対象設備の劣化状態につい
    て診断を行い、該診断の結果を電気通信回線により依頼
    者へ返信するとき、 前記初回診断データに基づく初回診断結果のみを提供す
    る無料サービスと、前記初回診断結果に基づいてその後
    の変化を予想した予想診断を提供する有料サービスとを
    選択できるように構築されたことを特徴とする電気通信
    回線を用いた建築設備劣化診断システム。
  4. 【請求項4】 前記予想診断を特定期間ごとに提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気通信回線を用い
    た建築設備劣化診断システム。
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