JP2001312177A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2001312177A
JP2001312177A JP2000133400A JP2000133400A JP2001312177A JP 2001312177 A JP2001312177 A JP 2001312177A JP 2000133400 A JP2000133400 A JP 2000133400A JP 2000133400 A JP2000133400 A JP 2000133400A JP 2001312177 A JP2001312177 A JP 2001312177A
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Takashi Fujita
貴史 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラの基体の熱容量が小さくて、立上
り時間を短縮することができ、また定着ローラ内部から
第2加圧部材によって、必要な圧力が加えられて、均一
な圧力をうることが容易で変形を生ずることがなく、さ
らに定着ローラ内部が高温となった際、第2加圧部材が
発火し、又は発煙が発生することのない定着装置を提供
する。 【解決手段】 定着装置であって、定着ローラと、この
定着ローラに対向して設けられた第1加圧部材とを有
し、定着ローラの内部にこれとは別体の熱源と第2加圧
部材とを設け、第2加圧部材は加圧軸とその外周を被覆
する断熱層を有し、前記断熱層が発泡体又は多孔性体で
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ又はプリンタ等の電子写真式画像形成装置に用いら
れる定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような定着装置は、中空筒状の基
体を有する定着ローラと、この定着ローラに対向して設
けられた加圧ローラからなる第1加圧部材とを有し、こ
れらの両ローラの対向面間のニップ部に、未定着トナー
画像が転写された転写紙を通紙させて、両ローラで加熱
加圧して、未定着画像を転写紙上に定着させるようにな
っている。
【0003】ところで近年、環境規制又は環境保護意識
の高まりから、この種の定着装置は、省エネルギ化のた
めに、不使用時に熱源による加熱を停止し、使用開始時
に立上り時間を短縮することが要望されている。しかし
ながら従来の定着装置のように、厚肉金属製の中空円筒
形の基体を有する肉厚の定着ローラの内部に、ハロゲン
ヒータ等のヒータを設けたものであっては、定着ローラ
の基体が肉厚となっていて、熱容量が大きいことから立
上り時間を短縮することができなくて、このような要望
に応えることができない。
【0004】そこでこのような要望に応えることができ
るようにということで、定着ローラの基体の肉厚を0.6m
m程度以下の薄肉素材で構成することが試みられたので
あるが、このような定着ローラでは、剛性が不足してい
ることから、定着作業の際に必要な圧力をうることや、
均一な圧力をうることが困難であるのに加えて、加圧作
用による変形を生ずるというような問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで定着ローラの基
体を薄肉素材によって構成して、低熱容量とし、さらに
その変形を防止するために、定着ローラの基体の内部に
これとは別体のヒータと、定着ローラの内面を加圧する
第2加圧部材とを設けたものが提案され、これは立上り
時間を短縮するとともに、定着ローラの変形も防止する
ことができた。しかし第2加圧部材として典型的な断熱
材であるシリコーン等を使用すると、通常使用時におい
ては格別問題がないのであるが、ヒータの制御系が暴走
した場合の高温で、定着ローラ内部でシリコーンから発
火、発煙が発生するという問題がある。
【0006】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の定着装置のもつ問題を解消し、定着ローラの基体の
熱容量が小さくて、立上り時間を短縮することができ、
また定着ローラ内部から必要な圧力が加えられて、均一
な圧力をうることが容易で、変形を生ずることがなく、
さらに定着ローラ内部が高温となった際、第2加圧部材
が発火し、又は発煙が発生するということのない定着装
置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のような
目的を達成するために、定着ローラと、この定着ローラ
に対向して設けられた第1加圧部材とを有する定着装置
において、請求項1に記載の発明は、定着ローラの内部
にこれとは別体のヒータと第2加圧部材とを設け、第2
加圧部材は加圧軸とその外周を被覆する断熱層とを有
し、前記断熱層が発泡体又は多孔性体で構成されている
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、第2加圧部材
は、回転可能な加圧ローラによって構成されていること
を特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、断熱層は、発泡
シリコーン、耐熱性樹脂又はゴム等の高分子材料の発泡
体からなり、請求項4に記載の発明は、耐熱性繊維又は
フェルトを支持軸に巻き付けて構成されていることを特
徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、第2加圧部材と
ヒータとの間に、遮蔽部材が配置されており、請求項6
に記載の発明は、遮蔽部材が、第2加圧部材と対向する
ヒータの表面にコーティングされた熱遮蔽部材によって
構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図面に示す本発明の実施の形態に
おいて、図1,2は本発明の第1実施形態を示し、1は
定着ローラ、2は加圧ローラからなる第1加圧部材、3
は定着ローラ1内に配置された定着ローラ1とは別体の
ヒータ、4は定着ローラ1内に配置された第2加圧部材
をそれぞれ示す。
【0012】定着ローラ1は、直径40mm、長さ350mm、
肉厚0.4mmの薄肉なアルミニウムからなる中空円筒状の
基体6を有し、その外周表面にその両端10mmの範囲を除
いて離型層7が被覆されていて、その両端が軸受8によ
って回転可能に支持され、軸受8は第1加圧部材2に向
けて移動可能となっている。そして基体6の一方の端部
の外周には、歯車9が設けられてこの歯車9を図示しな
い駆動系の駆動歯車に噛合させることにより、定着ロー
ラ1を回転駆動制御するようになっている。
【0013】このような定着ローラ1に対向して配置さ
れた第1加圧部材2は、直径20mm、長さ340mmの金属製
の芯材11の外周に肉厚5mmの発泡シリコーンゴム12及び
膜厚50μmのPFAチューブ13を、発泡シリコーンゴム1
2の外周中央部の310mmに亘って被覆した構成をもち、芯
材11の両端部は軸受14にて回転自在に軸支されている。
【0014】つぎにヒータ3は、電力が1200Wの1本の
ハロゲンヒータ等の輻射ヒータからなっていて、この実
施形態では、1本の輻射ヒータを使用しているが、2本
以上の輻射ヒータを使用しても良い。
【0015】つぎに第2加圧部材4は、直径8mm、長さ
370mmの剛性を有する金属からなる円柱又は円筒形状の
加圧軸16の外周中央部に、肉厚2mmの断熱層17を310mm
に亘って被覆した回転ローラによって構成されており、
断熱層17は発泡体又は多孔性体で構成されている。加圧
軸16の両端は、軸受18で回転可能に軸支され、この軸受
18は、図示しないばね等の付勢力によって、第1加圧部
材2に向けて10kgfの圧接力で押圧し、その圧接力によ
って定着ローラ1の回転駆動に対して従動回転するとと
もに、第1加圧部材2もまた定着ローラ1の回転駆動に
対して、従動回転し得るようになっている。
【0016】この場合、第2加圧部材4を定着ローラ1
の回転駆動に対して、第1加圧部材2とともに従動回転
させたが、第1加圧部材2又は第2加圧部材4のいずれ
かを回転駆動させることにより、定着ローラ1を従動さ
せるように構成することも可能である。また第2加圧部
材4の加圧軸16を軸支する軸受18は、第2加圧部材4と
定着ローラ1の基体6との互いの摺接面間の摩擦係数が
低い材料で形成されている場合や、定着ローラ1が低速
回転する場合においては、必ずしも球軸受とする必要が
ない。さらに第2加圧部材4の加圧軸16もまた、円柱又
は円筒形でなくともよい。
【0017】前記のようにして、定着作動時において第
1加圧部材2によって、定着ローラ1の外表面に加えら
れる加圧力に対抗して、内表面に第2加圧部材4の加圧
力が加えられることによって、薄肉素材によって構成さ
れて、低熱容量となっていて立上り時間が短い定着ロー
ラ1の変形が防止されて、転写紙に均一な圧力を加える
ことができる。
【0018】また断熱層は、耐熱性樹脂又はゴム等の高
分子材料、さらには、セラミック等の無機材料が使用さ
れ、これらの材料を発泡させたもの、繊維集合体にした
もの等が単独又は適宜組み合わされて使用される。そし
てこれらの材料を、発泡体又は多孔性体に構成すること
によって、その熱伝導率は例えば2/3〜1/10程度に
低下して断熱性が向上し、同時に使用する材料を例えば
2/3〜1/10程度に大幅に減らすことが可能となる。
【0019】次に、前記した本発明に係る定着装置の第
1実施形態の実施例と、それに対応する比較例との、第
2加圧部材4の断熱層17の材料による効果の比較を以下
に説明する。 [実施例1]断熱層17の材料として、耐熱性のフェノー
ル樹脂を2倍の体積に発泡させた発泡フェノール樹脂を
用いた。この場合、フェノール樹脂そのものの熱伝導率
は、0.2kcal/m・h・℃であるが、発泡させることによ
って、熱伝導率が0.06kcal/m・h・℃となり、断熱性
が向上する。また、フェノール樹脂の使用量も体積2倍
の発泡から、未発泡分の1/2で済み、コストの低下が
図れて経済的である。このような定着装置を用いて、加
熱実験を行ったところ、9秒で定着ローラ1の表面が設
定温度180℃に達した。さらに、サイズA4の転写紙へ
の定着実験を行ったところ、全面に均一な定着画像が得
られた。そしてまた、この定着装置を1週間放置した
後、同じ実験を行っても、同様な結果が得られて耐久性
も確認できた。
【0020】[比較例1]比較例1として、実施例1の
定着装置において、第2加圧部材4を取り除いたものと
し、これと実施例1とについて加熱実験を行ったとこ
ろ、比較例1は、実施例1とほぼ同じ8.8秒で定着ロー
ラ1表面が設定温度180℃に達した。また、サイズA4
の転写紙への定着実験を行ったところ、転写紙中央の定
着性が、その端部側と比べてやや劣る結果が得られた。
さらに比較例1を1週間放置した後、同じ実験を行った
ところ、定着ローラ1の中央で変形が生じ、しかも、通
紙時に転写紙に「しわ」が発生したり、中央部の定着性
がきわめて低く、実使用に耐えられないという結果がで
た。
【0021】[比較例2]つぎに比較例2として、比較
例1において、第2加圧部材4による定着ローラ1の基
体6に対する第1加圧部材2への圧接力を5kgfとして
加熱実験を行った。この加熱実験では、実施例1とほぼ
同じ8.8秒で定着ローラ1の表面が設定温度180℃に達し
た。また、サイズA4の転写紙への定着実験を行ったと
ころ、転写紙全面の定着性がきわめて低い結果がでた。
さらに、この定着装置を1週間放置した後、同じ実験を
行ったところ、定着ローラ1の変形はなかったが、転写
紙全面の定着性がきわめて低く、実使用に耐えられない
結果がでた。
【0022】[実施例2]実施例2として、実施例1に
おける断熱層17の材料として、シリコーンゴムを2倍の
体積に発泡させた発泡シリコーンを用いた。この場合、
発泡シリコーンの熱伝導率は、0.07kcal/m・h・℃と
なって断熱性が向上する。このような定着装置を用い
て、実施例1と同様な加熱実験を行ったところ、9秒で
定着ローラ1の表面が設定温度180℃に達した。また、
サイズA4の転写紙への定着実験を行ったところ、全面
に均一な定着画像が得られた。さらに、この定着装置を
1週間放置した後、再び同じ実験を行っても、同様な結
果が得られ、耐久性も確認できた。
【0023】[実施例3]実施例3として、実施例1に
おける断熱層17の材料として、セラミック繊維の繊維集
合体からなるフェルト部材の多孔性構造体を用いて加圧
軸16に巻き付けた。この場合、フェルト部材の加圧軸16
への巻き付けの際の隙間は、任意に設定することが可能
である。このような定着装置を用いて、実施例1と同様
な加熱実験を行ったところ、9秒で定着ローラ20表面が
設定温度180℃に達した。また、サイズA4の転写紙へ
の定着実験を行ったところ、全面に均一な定着画像が得
られた。さらに、この定着装置を1週間放置した後、再
び同じ実験を行っても、同様な結果が得られ、耐久性も
確認できた。
【0024】[実施例4]実施例4として、実施例1に
おける断熱層5の材料として、耐熱性に優れたポリベン
ゾビスオキサゾール(PBO)樹脂の繊維からなる多孔
性構造体を用いて第2加圧部材4の加圧軸16に巻き付け
た。この場合もまた加圧軸16への巻き付けの際の隙間
は、任意に設定可能である。このような定着装置を用い
て、実施例1と同様な加熱実験を行ったところ、9秒で
定着ローラ1の表面が設定温度180℃に達した。また、
サイズA4の転写紙への定着実験を行ったところ、全面
に均一な定着画像が得られた。さらに、この定着装置を
1週間放置した後、再び同じ実験を行っても、同様な結
果が得られ、耐久性も確認できた。
【0025】ところで、前記の各実施例において、定着
装置の温度制御系が破壊されたことを想定した暴走実験
を行ったところ、いずれの場合も、定着ローラ1の表面
に設置した図示しないサーモスタットが作動する450℃
まで温度上昇した。そして、実施例1,2では、定着ロ
ーラ1の表面温度が400℃を超えた付近から、定着ロー
ラ1の内部の断熱層17の発煙、発火が発生した。また、
実施例3,4では、定着ローラ1の表面温度が400℃付
近から、定着ローラ1の内部の断熱層17の発煙が発生し
たが、発火には至らなかった。
【0026】図3は、本発明に係る定着装置の第2実施
形態を示す。実施例1,2において、定着ローラ1の内
部に配置されたヒータ3と第2加圧部材4との対向面
間、特に、ヒータ3に対向する第2加圧部材4の対向面
近傍に熱遮蔽部材19を配設してなる構成を有する。この
熱遮蔽部材19は、例えば、ステンレススチール(SU
S)板を凸状に折り曲げた形態を有する。これにより、
ヒータ3からの輻射熱を第2加圧部材4の断熱層17の表
面近傍で遮断するようになっている。
【0027】[実施例5]実施例5として、この実施例
1,2に熱遮蔽部材19を設けたものについて、実施例
1,2におけると同様の試験を行ったところ、定着ロー
ラ1の表面の昇温及び定着性は、実施例1,2と変化が
なく、また、前記したような暴走実験を行ったところ、
定着ローラ1の内部の断熱層17の発火は、発生しなかっ
た。すなわち、ヒータ3と第2加圧部材4との対向面間
に熱遮蔽部材19を配設することによって、ヒータ3から
の輻射熱で第2加圧部材4の断熱層17が直接加熱される
ことがなく、これによって実施例1,2のような断熱層
17の発火を防止している。
【0028】図4は、本発明の第3実施形態を示す。実
施例1,2において、定着ローラ1の内部に配置された
ヒータ3と第2加圧部材4との対向面間、特に第2加圧
部材4に対向するヒータ3の対向面、すなわち、ハロゲ
ンヒータを形成するガラス管の表面に、例えば、白色の
セラミックからなるコーティングを、熱遮蔽部材20とし
て施したものである。
【0029】[実施例6]実施例6として、この実施例
1,2に熱遮蔽部材20を設けたものについて、実施例
1,2におけると同様の試験を行ったところ、定着ロー
ラ1の表面の昇温及び定着性は、実施例1,2と変化が
なく、また、前記したような暴走実験を行ったところ、
定着ローラ1の内部の断熱層17に輻射熱が照射されない
ため、断熱層17の発火は発生しなかった。
【0030】
【発明の効果】本発明は、前記のようであって、定着ロ
ーラと、この定着ローラに対向して設けられた第1加圧
部材とを有する定着装置において、請求項1に記載の発
明は、定着ローラの内部にこれとは別体のヒータと第2
加圧部材とを設け、第2加圧部材は加圧軸とその外周を
被覆する断熱層とを有し、断熱層が発泡体又は多孔性体
で構成されているので、定着ローラを薄肉にすることが
できて、定着ローラの低熱容量化と剛性との両立を図る
ことができて、使用時の電源投入におけるローラ表面温
度の立上り時間の大幅な短縮化を期待することができ、
また定着ローラ内部から必要な圧力が加えられて、均一
な圧力をうることが容易で、変形を生ずることがなく、
さらに定着ローラ内部が高温となった際、第2加圧部材
が発火し、又は発煙が発生することがないという効果が
ある。
【0031】請求項3に記載の発明は、断熱層が、発泡
シリコーン、耐熱性樹脂又はゴム等の高分子材料の発泡
体からなり、請求項4に記載の発明は、断熱層が、耐熱
性繊維又はフェルトを支持軸に巻き付けて構成されてい
るので、熱伝導率を大幅に低下させることができて、断
熱性を向上させることができるのに加えて、使用材料を
低減させることができて、コストを低下させるという効
果がある。
【0032】請求項5に記載の発明は、第2加圧部材と
ヒータとの間に、遮蔽部材が配置されており、請求項6
に記載の発明は、熱遮蔽手段が、支持体と対向するヒー
タの表面にコーティングされた熱遮蔽部材によって構成
されているので、第2加圧部材の断熱層に輻射熱が直接
照射されないために、ヒータの制御系の暴走時における
断熱層の発火などの危険を防止することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の要部の正面図である。
【図2】図1の2−2線による拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の定着ローラの図2と同
様の断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態の定着ローラの図2と同
様の断面図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 第1加圧部材 3 ヒータ 4 第2加圧部材 6 基体 7 離型層 8 軸受 9 歯車 11 芯材 12 発泡シリコーン
ゴム 13 PFAチューブ 14 軸受 15 芯軸 16 加圧軸 17 断熱層 18 軸受 19 熱遮蔽部材 20 熱遮蔽部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと、この定着ローラに対向し
    て設けられた第1加圧部材とを有する定着装置におい
    て、定着ローラの内部にこれとは別体のヒータと第2加
    圧部材とを設け、第2加圧部材は加圧軸とその外周を被
    覆する断熱層とを有し、前記断熱層が発泡体又は多孔性
    体で構成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 第2加圧部材は、回転可能な加圧ローラ
    によって構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の定着装置。
  3. 【請求項3】 断熱層は、発泡シリコーン、耐熱性樹脂
    又はゴム等の高分子材料の発泡体からなることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 断熱層は、耐熱性繊維又はフェルトを支
    持軸に巻き付けて構成されていることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 第2加圧部材とヒータとの間に、遮蔽部
    材が配置されていることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 遮蔽部材は、第2加圧部材と対向するヒ
    ータの表面にコーティングされた熱遮蔽部材によって構
    成されていることを特徴とする請求項7に記載の定着装
    置。
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