JP2001311902A - 移動体後部座席用映像表示装置 - Google Patents

移動体後部座席用映像表示装置

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JP2001311902A
JP2001311902A JP2000129191A JP2000129191A JP2001311902A JP 2001311902 A JP2001311902 A JP 2001311902A JP 2000129191 A JP2000129191 A JP 2000129191A JP 2000129191 A JP2000129191 A JP 2000129191A JP 2001311902 A JP2001311902 A JP 2001311902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体の後部座席にて大画面の映像を表示す
ることができ、同時に移動体外部の背景確認や景色鑑賞
も容易にできる移動体後部座席用映像表示装置を得る。 【解決手段】 映像を表示する映像表示手段1と、映像
の左右を反転する映像左右反転手段と、映像を反射する
と共に、背景を透過する反射透過手段3を備えるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像表示装置の分
野に属するもので、特に移動体の後部座席用の映像表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の移動体後部座席用映像表
示装置を示す構成図である。これは、車載用後席ワイド
テレビジョンシステムの設置形態の一例を示した図であ
る。映像を表示する表示部101は、後部座席102に
着座した乗員103が鑑賞できるように、車室内の天井
部104の中央付近に設置されており、上端を支点とし
た折りたたみ構造を備えるため、開閉動作が可能であ
る。この表示部101には、例えば7型ワイド仕様のT
FT(Thin Film Transistor、薄膜トランジスター)駆動
カラーLCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプ
レイ)が使用されている。
【0003】次に動作について説明する。図9はこの従
来の移動体後部座席用映像表示装置の断面図を示してい
る。表示部101の開閉動作は手動によるもので、隣接
する開ボタン105を押すことで重力により、表示部1
01の表示面が天井部104の天井面から約45ーの角
度まで開く。その位置から、表示部101が開いた状態
で固定される約110ーの角度まで手動で開く構造とな
っている。表示部101を閉じる場合は、手動にて天井
面まで折りたたんで収納部へ押し込むことで、開ボタン
105に連動したロック機構により天井面に水平に固定
されるようになっている。また、開ボタン105に隣接
して表示部101の開閉状態を検知する開閉検知センサ
106が設置されており、表示部101が開くとLCD
の電源が投入されて映像が表示され、逆に閉じると電源
が遮断されて映像が消えるようになっている。
【0004】この車載用後席ワイドテレビジョンシステ
ムでは、テレビチューナからのテレビ映像、ビデオデッ
キからのビデオ映像、ナビゲーションユニットからのナ
ビゲーション映像等の各種映像を表示することが可能と
なっている。また、テレビ放送の受信チャンネル番号や
再生音量レベルなどの数値情報を、表示部101の表示
映像に重畳して表示するオンスクリーン表示機能を備え
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の移
動体後部座席用映像表示装置においては、図8に示すよ
うに、天井部104の中央付近においてLCDから成る
表示部101を直接吊下げた構造となっていた。このた
め、車両の前方座席107に着座した運転者108がル
ームミラー109或いは直視等により後方確認をする際
に、表示部101が視界を遮ってしまい、後方確認が容
易にできないという問題があった。また、車両の後部座
席102に着座した乗員103がフロントガラス110
を通して前方背景を見る際にも、表示部101が視界を
遮ってしまい、背景確認が容易にできないという問題が
あった。さらに、大画面表示とするために表示部101
を大型化すると、上記の問題がさらに増すため、大画面
での映像表示が困難であるという問題があった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、移動体の後部座席にて大画面の映
像を表示することができ、同時に移動体外部の背景確認
や景色鑑賞も容易にできる移動体後部座席用映像表示装
置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体後
部座席用映像表示装置においては、映像を表示する映像
表示手段と、映像の左右を反転する映像左右反転手段
と、映像を反射すると共に、背景を透過する反射透過手
段を備えるようにしたものである。
【0008】また、この発明に係る移動体後部座席用映
像表示装置においては、映像左右反転手段は、映像信号
処理にて映像の左右を反転する映像左右反転処理回路で
あるようにしたものである。
【0009】また、この発明に係る移動体後部座席用映
像表示装置においては、映像左右反転手段は、映像を光
学的に全反射する全反射ミラーであるようにしたもので
ある。
【0010】また、この発明に係る移動体後部座席用映
像表示装置においては、映像を拡大する映像拡大手段を
備えるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1を示す移動体後部座席用映像表示装置の構
成図である。図1において、映像を表示する映像表示手
段としての表示部1は、車両室内の天井部2の中央付近
に、表示面を下にして天井面に対して水平に取り付けら
れている。表示部1には、厚さが薄く場所を取らないL
CD等を用いることで、車室内における占有面積を小さ
くしている。また、表示部1の下方には、表示部1に表
示された映像を反射すると共に背景を透過する反射透過
手段としてのハーフミラー3が、その表面が表示部1の
表示面に対して約45ーの角度を成すように、天井部2
から吊り下がるように設置されている。
【0012】このように構成されているため、後部座席
4に着座した乗員5は、ハーフミラー3で反射した表示
部1の映像を視認する共に、フロントガラス6を通過し
ハーフミラー3を透過してくる前方の背景も視認するこ
とになる。また、前方座席7に着座した車両の運転者8
は、後方よりハーフミラー3を透過し、ルームミラー9
で反射する後方の背景を視認することになる。
【0013】図2は、ハーフミラー3の特性図である。
ハーフミラー3は、平面ガラスや平面プラスティック等
の表面に金属薄膜或いは誘電体多層薄膜をコーティング
したものであり、例えば、図2のように45ーに入射し
た入射光(S)を1:1の割合で反射光(R)と透過光
(T)に等分割する。金属薄膜のハーフミラー3は、膜
による光の吸収損失が多少あるが、波長及び入射角度依
存性が少ないという特徴を持っている。また、誘電体多
層薄膜のハーフミラー3は、膜による光の吸収損失がほ
とんどないが、波長及び入射角度依存性が多いという特
徴を持っている。実施の形態1では、映像光が可視光の
全波長を含むため、波長依存性の少ない金属薄膜のハー
フミラー3が用いられている。
【0014】実施の形態1では、このようなハーフミラ
ー3による光の反射と透過という特性を利用している。
すなわち、車室内の天井部2に水平に設置された表示部
1から下方に投射された映像光は、ハーフミラー3の表
面に約45ーの入射角で入射し、上記のようなハーフミ
ラー3の反射透過の特性により、映像光の半分は車両後
方へ反射され、残り半分は下方へ透過することになる。
同様に、車両前方からの背景光は、ハーフミラー3の表
面にやはり約45ーの入射角で入射し、背景光の半分は
車両後方へ透過され、残り半分は下方へ反射することに
なる。したがって、後部座席4に着座した乗員5には、
ハーフミラー3を通して車両前方の背景に重畳した表示
部1の映像の虚像が視認されることになる。
【0015】図3は、実施の形態1を示す移動体後部座
席用映像表示装置の断面図であり、ハーフミラー3に映
し出される虚像の位置を示したものである。図3に示さ
れるように、後部座席4に着座した乗員5は、表示部1
からハーフミラー3までの距離aと等しい距離bだけハ
ーフミラー3から前方に離れた位置に虚像を視認するこ
とになる。
【0016】図4は、実施の形態1の移動体後部座席用
映像表示装置の映像信号処理のブロック図である。上記
のような光学的結像関係により映し出された虚像は、表
示部1に表示される映像を左右反転したものとなるた
め、図4に示すように、予め映像左右反転手段としての
映像左右反転処理回路10により左右反転した映像を表
示部1に表示しておく必要がある。
【0017】図5は、映像左右反転処理回路10のブロ
ック図である。この映像左右反転処理回路10は、図5
に示すように、映像信号と同期信号を分離する同期分離
回路11、アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換
するA/D変換回路12、デジタル映像信号の入力先を
切り替える入力切り替えスイッチ13、デジタル映像信
号に含まれる1ライン分のデジタル映像データ(以下、
1ラインデータという)を記憶する2つのラインメモリ
14、1ラインデータのラインメモリ14への記憶及び
反転読み出しを制御するリード・ライト制御回路15、
1ラインデータの出力元を切り替える出力切り替えスイ
ッチ16、デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換
するD/A変換回路17、及び映像信号と同期信号を合
成する同期合成回路18から構成されている。
【0018】アナログ映像信号をこの映像左右反転処理
回路10に入力すると、まず同期分離回路11により、
映像信号に含まれている同期信号が分離される。分離さ
れた同期信号は、入力切り替えスイッチ13、リード・
ライト制御回路15、出力切り替えスイッチ16、及び
同期合成回路18に入力される。また、同期分離回路1
1により分離されたアナログ映像信号は、A/D変換回
路12によりデジタル映像信号に変換される。変換され
たデジタル映像信号に含まれる最初の1ラインデータ
は、入力切り替えスイッチ13で接続されている第1の
ラインメモリ14に記憶される。最初の1ラインデータ
の記憶が終了すると、分離された同期信号に基づき入力
切り替えスイッチ13が切り替えられ、2番目の1ライ
ンデータはもう一方の第2のラインメモリ14に記憶さ
れる。以上の処理が1ラインデータ毎に繰り返され、映
像を構成する複数の1ラインデータは第1或いは第2の
ラインメモリ14に交互に記憶されていくことになる。
【0019】上記の2番目の1ラインデータが、第2の
ラインメモリ14へ記憶されている間に、リード・ライ
ト制御回路15では、先に第1のラインメモリ14に記
憶された最初の1ラインデータを、記憶時とは逆順でア
ドレス指定を行って読み出すように制御する。逆順に読
み出された最初の1ラインデータは、同期信号に基づき
切り替えられた出力切り替えスイッチ16によって接続
されたD/A変換回路17に入力され、再びアナログ映
像信号に変換される。変換されたアナログ映像信号は、
同期合成回路18に入力され、ここで分離されていた同
期信号が再び合成されて、正規の映像信号として出力さ
れる。このように、入力された映像信号の1ラインデー
タ毎に、上記の一連の処理が行われ、これが全ての映像
信号について繰り返されることにより、左右反転された
映像が表示部1へ表示されることになる。
【0020】以上のようにして、表示部1に表示される
映像は、映像左右反転処理回路10により左右反転した
映像となるため、ハーフミラー3での反射により映し出
される虚像は、左右反転していない正常な映像となり、
後部座席4に着座した乗員5により視認されることにな
る。
【0021】以上のように、実施の形態1によれば、移
動体の後部座席4にて映像を表示することができ、同時
に移動体外部の背景確認や景色鑑賞も容易にできる、優
れた移動体後部座席用映像表示装置が得られる。特に、
映像を表示中でも、前方座席7に着座した車両の運転者
8は、ルームミラー9或いは直視等による後方確認が容
易にでき、また後部座席4に着座した乗員5は、表示映
像を見ながら、同時に車両前方の背景も視認することが
できる。また、映像左右反転処理回路10により左右を
反転した映像を投射するため、ハーフミラー3での反射
により映し出される映像は左右反転のない正常な映像が
得られる。また、反射回数は1回だけなので反射による
光量損失が少なく、明るい映像が得られる。
【0022】尚、実施の形態1では、ハーフミラー3
は、約45ーに入射した入射光(S)を1:1の割合で
反射光(R)と透過光(T)に等分割していたが、表面
にコーテイングする薄膜の仕様を変えることで、他の分
光比率で入射光を分割しても良い。このようにハーフミ
ラー3の分光比率を変えることで、映像と背景の視認の
度合いを調整することができる。また、映像表示手段で
ある表示部1を構成するLCDのバックライトの光強度
を調節することでも、同様の調整を行うことができる。
【0023】実施の形態2.図6は、本発明の実施の形
態2を示す移動体後部座席用映像表示装置の構成図であ
る。ここでは、映像左右反転処理回路10を使用せず
に、左右反転のない虚像を表示する例を示す。
【0024】図6において、映像を表示するLCD等か
ら成る映像表示手段としての表示部1は、車両室内の座
席床中央に位置するセンターコンソール19の後方側面
に、表示面を上にして床面に対してほぼ水平に取り付け
られている。表示部1の支持部は屈曲可能になってお
り、未使用時はセンターコンソール19の後方側面に平
行に折りたたむことで収納可能となっている。また、表
示部1の上方には、表示部1に表示された映像を透過或
いは反射すると共に背景を透過する反射透過手段として
のハーフミラー3が、その表面が表示部1の表示面に対
して約45ーの角度を成すように、車室内の天井部2か
ら吊り下がるように設置されている。また、天井部2の
中央には、表示部1に表示された映像を全反射する映像
左右反転手段としての全反射ミラー20が、その反射面
が表示部1の表示面と平行に対面するように設置されて
いる。
【0025】次に動作について説明する。表示部1に表
示された映像は、ハーフミラー3を透過し、全反射ミラ
ー20で全反射することで左右が反転する。さらにハー
フミラー3で約90ー方向に反射することで再度左右が
反転する。このようにして、後部座席4に着座した乗員
5には、表示部1に表示された映像と左右の関係が同一
の虚像がハーフミラー3を通して視認されることにな
る。また、同時にフロントガラス6を通過しハーフミラ
ー3を透過してくる車両前方の背景も視認することにな
る。また、前方座席7に着座した車両の運転者8は、後
方よりハーフミラー3を透過し、ルームミラー9で反射
する車両後方の背景を視認することになる。
【0026】図7は、実施の形態2を示す移動体後部座
席用映像表示装置の断面図であり、図6で示した構成に
おいて映し出される虚像の位置関係を示している。図7
に示されるように、後部座席4に着座した乗員5は、表
示部1から全反射ミラー20までの距離aと全反射ミラ
ー20からハーフミラー3までの距離bとの和の距離
(a+b)だけハーフミラー3から前方に離れた位置
に、虚像を視認することになる。
【0027】以上のように、実施の形態2によれば、映
像左右反転手段として、映像を光学的に全反射する全反
射ミラー20を利用するようにしたので、実施の形態1
で示したような映像左右反転処理回路10による映像左
右反転が不要となり、より安価な移動体後部座席用映像
表示装置が得られる。
【0028】また、実施の形態1或いは実施の形態2に
おいて示した、映像表示手段である表示部1や、反射透
過手段であるハーフミラー3や、映像左右反転手段であ
る全反射ミラー20の配置形態は一例であり、本発明は
これらに限定されるものではない。すなわち、他の配置
形態であっても同様の映像表示機能を有していれば良
い。
【0029】また、実施の形態1或いは実施の形態2に
おいて、映像拡大手段として、映像の光路にレンズを設
けたり、ハーフミラー3や全反射ミラー20等の反射鏡
に凹面拡大鏡を用いることにより、表示映像を拡大して
も良い(図示せず)。このような映像拡大手段を用いる
ことで、表示映像を大型化することができ、後部座席4
の乗員5は迫力ある大画面映像を鑑賞することが可能と
なる。またこの場合は、映像表示手段である表示部1は
逆に小型化することができるため、装置としての小型化
や低価格化が実現でき、省スペースで安価な移動体後部
座席用映像表示装置が得られる。
【0030】さらに、実施の形態1或いは実施の形態2
において表示する映像としては、テレビやビデオの映像
の他に、カーナビゲーション装置からの地図や経路等の
画像情報や、VICS(登録商標)(Vehicle Informat
ion and Communication System、道路交通情報通信シス
テム)受信装置からの交通渋滞情報等の交通情報や、車
両電子制御ユニットからの車両速度やエンジン回転数等
の車両情報の映像も表示することが可能であり、これに
より車室内後部座席にて各種情報を表示可能な車載情報
表示装置が得られる。
【0031】
【発明の効果】このように本発明は、以上説明したよう
に構成されているので、以下に示すような効果がある。
【0032】この発明に係る移動体後部座席用映像表示
装置によれば、映像を表示する映像表示手段と、映像の
左右を反転する映像左右反転手段と、映像を反射すると
共に、背景を透過する反射透過手段を備えるようにした
ので、移動体の後部座席にて映像を表示することがで
き、同時に移動体外部の背景確認や景色鑑賞も容易にで
きる、優れた移動体後部座席用映像表示装置が得られる
という効果がある。特に、映像表示中においても、ルー
ムミラー或いは直視等による前方座席からの後方背景確
認や、後部座席からの前方背景確認が容易にできるとい
う効果がある。
【0033】また、この発明に係る移動体後部座席用映
像表示装置によれば、映像左右反転手段は、映像信号処
理にて映像の左右を反転する映像左右反転処理回路であ
るようにしたので、反射透過手段での反射により表示さ
れる映像は左右反転のない正常な映像が得られ、また反
射による光量損失の少ない明るい映像が得られるという
効果がある。
【0034】また、この発明に係る移動体後部座席用映
像表示装置によれば、映像左右反転手段は、映像を光学
的に全反射する全反射ミラーであるようにしたので、よ
り安価な移動体後部座席用映像表示装置が得られるとい
う効果がある。
【0035】また、この発明に係る移動体後部座席用映
像表示装置によれば、映像を拡大する映像拡大手段を備
えるようにしたので、表示映像を大型化することがで
き、後部座席にて迫力ある大画面映像を鑑賞することが
可能となるという効果がある。また、映像表示手段を小
型化することができるので、装置としての小型化や低価
格化が実現でき、省スペースで安価な移動体後部座席用
映像表示装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す移動体後部座席
用映像表示装置の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す移動体後部座席
用映像表示装置のハーフミラーの特性図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示す移動体後部座席
用映像表示装置の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1を示す移動体後部座席
用映像表示装置の映像信号処理のブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態1を示す移動体後部座席
用映像表示装置の映像左右反転処理回路のブロック図で
ある。
【図6】 本発明の実施の形態2を示す移動体後部座席
用映像表示装置の構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態2を示す移動体後部座席
用映像表示装置の断面図である。
【図8】 従来の移動体後部座席用映像表示装置を示す
構成図である。
【図9】 従来の移動体後部座席用映像表示装置を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 表示部、2 天井部、3 ハーフミラー、4 後部
座席、5 乗員、6 フロントガラス、7 前方座席、
8 運転者、9 ルームミラー、10 映像左右反転処
理回路10、11 同期分離回路、12 A/D変換回
路、13 入力切り替えスイッチ、14 ラインメモ
リ、15 リード・ライト制御回路、16出力切り替え
スイッチ、17 D/A変換回路、18 同期合成回
路、19 センターコンソール、20 全反射ミラー、
101 表示部、102 後部座席、103 乗員、1
04 天井部、105 開ボタン、106 開閉検知セ
ンサ、107 前方座席、108 運転者、109 ル
ームミラー、110 フロントガラス
フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA23 HA08 HA22 3D020 BA04 BC04 BD03 BD09 BE01 5G435 AA01 BB19 DD02 GG08 GG09 LL04 LL17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する映像表示手段と、前記映
    像の左右を反転する映像左右反転手段と、前記映像を反
    射すると共に、背景を透過する反射透過手段を備えたこ
    とを特徴とする移動体後部座席用映像表示装置。
  2. 【請求項2】 映像左右反転手段は、映像信号処理にて
    映像の左右を反転する映像左右反転処理回路であること
    を特徴とする請求項1記載の移動体後部座席用映像表示
    装置。
  3. 【請求項3】 映像左右反転手段は、映像を光学的に全
    反射する全反射ミラーであることを特徴とする請求項1
    記載の移動体後部座席用映像表示装置。
  4. 【請求項4】 映像を拡大する映像拡大手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動体後部座席用映像表
    示装置。
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