JP2001310794A - 船底掃除用ネット並びに船底掃除方法 - Google Patents

船底掃除用ネット並びに船底掃除方法

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JP2001310794A
JP2001310794A JP2000131226A JP2000131226A JP2001310794A JP 2001310794 A JP2001310794 A JP 2001310794A JP 2000131226 A JP2000131226 A JP 2000131226A JP 2000131226 A JP2000131226 A JP 2000131226A JP 2001310794 A JP2001310794 A JP 2001310794A
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JP
Japan
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ship
net
cleaning
hull
hand
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JP2000131226A
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English (en)
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Yoshinori Yonemori
良典 米森
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AKI KK
MITSUTOMI KOGYO KK
Original Assignee
AKI KK
MITSUTOMI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水中で船底を掃除する際に掴まるネット並びに
船底の掃除方法に関し、水中に潜って船底を掃除する場
合でも容易に力を入れて掃除できるようにする。 【解決手段】船体1の外底面の下に、船底の掃除に支障
の無いような大きめの粗いメッシュのネット4を敷設し
て船体1に連結固定し、このネット4を片手で掴みなが
ら、他方の手で船の外底面を掃除すると、身体がネット
4に固定されるので、水中でも安定よく掃除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中で船底を掃除する
ためのネット並びに船底の掃除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】船底に藻やフジツボ、カキなどが付着す
ると、速度低下の要因となるだけでなく、船の寿命を縮
めることにもなる。したがって、船底掃除ヘラを用い
て、このような付着物を除去清掃することが必要とな
る。水上係留の場合は、この船底掃除は、約3か月に1
回の割合で行なう必要がある。
【0003】このように船底を掃除する場合は、架台に
船体を載せて陸揚げし、陸上で掃除するが、陸揚げには
多大な経費を要する。したがって、水上に船を止めたま
まで掃除することが簡便で経費も安上がりになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水上の
船の底に潜って船底を掃除する場合は、船底掃除ヘラを
用いて、付着物を除去しようとして力を入れると、反動
で人間の方が後退してしまい、付着物を除去するのに十
分な力が入らない、ということになり、目的を達成でき
ない。
【0005】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、水中に潜って船底を掃除する場合でも容易に力
を入れて掃除できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1は、船の外
底面の下に敷設するネットであって、船底の掃除に支障
の無いような大きめの粗いメッシュとし、かつ手掴みに
適する太さのロープ材で編んでなり、船体の一部に連結
できるようになっている船底掃除用ネットである。
【0007】このように、船の外底面の下に敷設するネ
ットが有るため、このネットを船の下に敷設し、船体の
一部に連結しておくと、このネットを掴みながら清掃作
業でき、人体が反動で後退するようなことはない。
【0008】また、このネットは、船底の掃除に支障の
無いような大きめの粗いメッシュとなっているので、ネ
ットの大きな網目から掃除用具を挿入して船底を掃除で
き、しかも手掴みに適する太さのロープ材で編んである
で、手でネットを握って、確実に身体をネットに固定で
きるので、能率良く作業できる。
【0009】請求項2は、船の外底面の下に、船底の掃
除に支障の無いような大きめの粗いメッシュのネットを
敷設して船体に連結固定し、このネットを片手で掴みな
がら、他方の手で船の外底面を掃除することを特徴とす
る船底掃除方法である。
【0010】このように、請求項1に記載のネットを船
の外底面の下に敷設し、船体に連結固定しておいて、こ
のネットを片方の手で掴みながら、他方の手で掃除ヘラ
を持って船底を掃除すると、人体が反動で後退すること
なく、人体が安定するので、水中に潜っても容易に清掃
作業できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明による船底掃除用ネッ
ト並びに船底掃除方法が実際上どのように具体化される
か実施形態を説明する。図は本発明の船底掃除用ネット
とその使用方法を説明する図で、図1は側面図、図2は
平面図である。
【0012】1は船体であり、通常甲板2上には、船体
1を係留したりするためのロープを引っ掛けるクリート
3を複数個備えている。
【0013】図3は船底掃除用ネット4の平面図であ
り、手で握るのに適する太さのロープ5を網状に編んで
ある。そして、例えば四隅や中間などに、船体にネット
4を固定するための連結ロープ6を設けてある。
【0014】使用に際しては、船体1が水上に浮いてい
る状態で、このネット4を船底7の下に敷設し、かつ四
隅や中間のロープ6を船体の一部に連結固定する。例え
ば、甲板に装備しているクリート3などに縛りつける。
【0015】このように、ネット4を船底7の下に敷設
しておけば、水中に潜って、このネット4に片手で掴ま
りながら、他方の手で船底掃除ヘラなどを持って船底を
掃除できる。したがって、ネット4に掴まって、身体を
安定よく固定でき、従来のように、船底掃除ヘラを押し
たために、反動で身体が後退するようなことはなく、安
定よく、能率的に清掃作業ができる。
【0016】このようなネット4を用いた船底掃除は、
約1〜20トン程度のクルーザーやヨット、漁船などの
船体に適用できる。したがって、ネット4も、この程度
の船体の船底をカバーできる程度のサイズを要する。
【0017】しかしながら、船体のサイズに応じて、数
種類のネットを揃えておけば、十分対応できる。すなわ
ち、大型船の場合は、10m×4m程度のサイズを用
い、小型船の場合は、5m×3m程度のサイズを用い
る。
【0018】ネット4に用いるロープとしては、片手で
握り易い程度の太さが適している。例えば、直径10〜
20mm程度が適しているが、これに限定されるもので
はない。
【0019】ロープの材質としては、合成樹脂製でも麻
製でもよい。また、網に編むためには、ロープとロープ
との交差部分でロープ同士を結び合わせて連結してもよ
いし、連結器具を用いて連結してもよい。あるいは、接
着も可能である。
【0020】網目のサイズは、掃除用具の取り扱いが容
易なように、例えば1辺が50〜60cm程度が適して
いるが、このサイズに限定されない。
【0021】
【発明の効果】請求項1のように、船の外底面の下に敷
設するネットが有るため、このネットを船の下に敷設
し、船体の一部に連結しておくと、このネットを掴みな
がら清掃作業でき、人体が反動で後退するようなことは
ない。
【0022】また、このネットは、船底の掃除に支障の
無いような大きめの粗いメッシュとなっているので、ネ
ットの大きな網目から掃除用具を挿入して船底を掃除で
き、しかも手掴みに適する太さのロープ材で編んである
で、片方の手でネットを握って、確実に身体をネットに
固定できるので、能率良く作業できる。
【0023】請求項2のように、請求項1に記載のネッ
トを船の外底面の下に敷設し、船体に連結固定しておい
て、このネットを片手で掴みながら、他方の手で船底を
掃除すると、人体が反動で後退することなく、人体が安
定するので、水中に潜っても容易に船底の清掃作業がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の船底掃除用ネットの使用方法を説明
する側面図である。
【図2】 本発明の船底掃除用ネットの使用方法を説明
する平面図である。
【図3】 船底掃除用ネットの平面図である。
【符号の説明】
1 船体 2 甲板 3 クリート 4 船底掃除用ネット 5 ロープ 6 連結ロープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船の外底面の下に敷設するネットであっ
    て、船底の掃除に支障の無いような大きめの粗いメッシ
    ュとし、かつ手掴みに適する太さのロープ材で編んでな
    り、船体の一部に連結できるようになっていることを特
    徴とする船底掃除用ネット。
  2. 【請求項2】 船の外底面の下に、船底の掃除に支障の
    無いような大きめの粗いメッシュのネットを敷設して船
    体に連結固定し、このネットを片手で掴みながら、他方
    の手で船の外底面を掃除することを特徴とする船底掃除
    方法。
JP2000131226A 2000-04-28 2000-04-28 船底掃除用ネット並びに船底掃除方法 Pending JP2001310794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013039433A1 (en) * 2010-09-15 2013-03-21 Bo Nilsson Resilient and floating device for prevention of fouling of boat bottoms and of other floating objects

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