JP2001310665A - チャイルドシート - Google Patents
チャイルドシートInfo
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- JP2001310665A JP2001310665A JP2000130123A JP2000130123A JP2001310665A JP 2001310665 A JP2001310665 A JP 2001310665A JP 2000130123 A JP2000130123 A JP 2000130123A JP 2000130123 A JP2000130123 A JP 2000130123A JP 2001310665 A JP2001310665 A JP 2001310665A
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- child seat
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Abstract
つ、容易に座席に装着することができ、軽量で、かつ、
収納や携帯にも優れたチャイルドシートを提供する。 【解決手段】 シートベルトにより車両の座席に装着さ
れるベースフレーム10と、該ベースフレーム10に着
脱自在に取付されるシート部30とを備えるチャイルド
シート1において、前記シート部30が、エアの注入に
より座位保持形状を呈するエアクッションからなる。
Description
されるチャイルドシートに関し、特には、装着や取り外
しが容易であり、かつ、軽量で、収納や携帯性に優れて
いるチャイルドシートに関する。
させる際の安全性についての関心が高まってきており、
平成12年4月からは、0〜6才の乳幼児を対象とし
て、チャイルドシート(正式名称:自動車用年少者保護
装置)の装着が法律上義務づけされている。
成されたベース台と、ベース台に一体的に設けられた、
保形性およびクッション性を有するシート部とからな
り、シート部の座面には、衝撃時に乳幼児の身体を保護
するためのフロントパットが設置されている。このフロ
ントパットには、背凭れおよび座面と連結された安全ベ
ルトがジョイント金具を介して着脱自在に装着され、乳
幼児の身体を固定する役割を果たしている。
時における安全性を確保するために強固に形成されてお
り、乳幼児の身体全体の保護を目的とするために、全体
の寸法はかなり大きいものとなっている。また、成長の
速い乳幼児の体格に合わせて幅広い年齢層の乳幼児に適
用でき、かつ、多くの車種に対応できるよう、複雑な構
造を備えているものが多く、そのため重量的にも平均1
0kg前後とかなりの重量を有している。従って従来
は、一旦チャイルドシートを車両に装着した後は、子供
が成長してチャイルドシートを使用する必要がなくなる
まで、頻繁に着脱を行うことはないというのが実状であ
った。
シート使用が法律上義務づけされたことに伴い、乳幼児
を伴って移動する際には、例えば友人や親戚などの車両
に同乗する場合などにもチャイルドシートが必須とな
り、このような場合にはチャイルドシートを自家用車か
ら外して他の車両に装着しなおすという作業を行う必要
が生ずる。しかしながら、従来のチャイルドシートは本
来かかる複数の車両における使用を前提としていないた
め、形状的にも重量的にも、持ち運びは非常に困難であ
るといえる。また、全体の寸法が大きいために、座席へ
の装着作業も重労働であり、複数の車両間で使用するの
は事実上不可能である。
消するために、最近では、携帯用の自動車用年少者保護
器具として、着衣型の保護用具が開発され、市販されて
いる。しかし、この保護用具は、シートベルトに直接装
着するタイプであるため、自分の力で着座姿勢を保てな
い乳幼児には使用することができず、安全性を満足する
ものではなかった。
消して、車両乗車時における乳幼児の安全を確保しつ
つ、容易に座席に装着することができ、軽量で、かつ、
収納や携帯にも優れたチャイルドシートを提供すること
にある。
に、本発明のチャイルドシートは、シートベルトにより
車両の座席に装着されるベースフレームと、該ベースフ
レームに着脱自在に取付されるシート部とを備えるチャ
イルドシートにおいて、前記シート部が、エアの注入に
より座位保持形状を呈するエアクッションからなること
を特徴とするものである。
ート部とベースフレームとを着脱自在にし、かつ、シー
ト部をエアクッションとしたことにより、チャイルドシ
ートの重量の大幅な軽量化を実現し、従来の一体的なチ
ャイルドシートに比べて取り扱いが格段に容易となっ
た。また、シート部とベースフレームとを別々に持ち運
ぶことができるため、座席への装着や取り外し作業も簡
便に行うことができ、車のトランク等への収納も容易で
ある。
備えていることが好ましい。
た際の使用感を良好にして乳幼児が楽な状態で安定して
チャイルドシート内に支持されるようにすると共に、後
部からの強度の衝撃によりシート部が破損した場合に
は、乳幼児の頭部がベースフレームに直接に接触するこ
とを防止し、衝撃を吸収してショックを最小限に抑える
ことができる。
形成されてなることが好ましい。
により、不使用時には二つ折りにしてコンパクトな収納
が可能となる。
の具体的な実施の形態について、図1〜図6を参照して
詳細に説明する。本発明の一例としてのチャイルドシー
ト1は、図1および2に示すように、ベースフレーム1
0と、このベースフレーム10に着脱自在に取付される
シート部30とを備えており、図6に示すように、ベー
スフレームの通し孔15を介してシートベルト2により
車両の座席3に据え付けられる。かかるシートベルト2
の固定方法は特に制限されず、例えば、ロッキンクリッ
プ等の適切な固定用治具を用いることができる。
ベースフレーム10およびシート部30の着脱自在な2
つの部材を有する構造としたことにより、従来の一体的
な構造のものに比べて持ち運びが格段に容易となり、座
席への装着や取り外し作業も簡便に行うことができる。
そのため、チャイルドシートを備えていない車両に乳幼
児を伴って乗車する場合には、簡単に自家用車から載せ
替えを行うことができ、使用義務を正しく守って、乳幼
児の安全を確保することができるとともに、一台のチャ
イルドシートを有効に活用することが可能となる。
には、衝撃時に乳幼児の身体を保護するためのフロント
パット4が設けられており、フロントパット4には、背
凭れおよび座部と連結されている安全ベルト5が、バッ
クル6を介して着脱自在に装着される。
うに、ベースフレーム10の背凭れ11の背面に設置さ
れた調節具16に取着されており、ここからベースフレ
ーム10の通し孔13およびシート部30の切れ込み部
35を介してチャイルドシート1の前面に引き出され、
さらに、中央部分(腰部分)の安全ベルト5は、ベース
フレーム10の底部に通され、前面に引き出されてい
る。チャイルドシート1の前面に引き出されたベルト部
分には両側にフロントパット4のバックル6と係合する
ジョイント金具(図示せず)が設けられ、これで安全ベ
ルト5をフロントパット4に固定することにより、乳幼
児の身体を安定した姿勢で無理なく支持して、車両の揺
れや衝突時等における衝撃を吸収し、乳幼児の安全を確
実に確保することができる。
シート部30とを取り外した状態を夫々示す。図示する
ように、ベースフレーム10の背凭れ11および座部2
0と、シート部30の背凭れおよび座部に相当する部分
の適宜箇所には、夫々互いに係合する係合要素7と係合
要素37が設けられており、これらによりベースフレー
ム10とシート部30とは固定され、係止状態を形成す
る。係合要素7および37としては、ベースフレーム1
0とシート部30とを安定した状態で固定することがで
きるものであれば特に制限されず、例えば、面状ファス
ナ等を用いることができる。
20とを、好ましくは折曲自在に、ジョイント12にて
連結した構造を有し、例えば、強化プラスチック等の素
材により形成することができる。背凭れ11には、乳幼
児の体格に合わせて安全ベルト5の取り出し口を変更す
るための通し孔13が、左右2列で複数個穿設されてお
り、また、両側面の立上部14の基端には、前述のよう
に、チャイルドシート1を固定するためにシートベルト
2を挿入する通し孔15が穿設されている。さらに、背
凭れ11の背面には、図2に示すように、安全ベルト5
の長さを調節する調節具16と持ち運び用の把手17と
が装着されている。
結具(図示せず)を介して底面に基端を接合されたフロ
ントパット4が引き出される開孔部21と、安全ベルト
5を通す通し孔22とが設けられている。さらに、座部
20の両側面の立上部23にシートベルト2を挿入でき
る通し孔24を穿設しておくことで、チャイルドシート
1を後ろ向きに装着して使用することも可能である。
により座位保持形状を呈するエアクッションであり、例
えば、オレフィンシート等の材質からなるものを袋状に
形成して、図4に示すように、例えば、上下2か所に設
けられた給気口31からエアを注入することにより、チ
ャイルドシート1に用いることができる。本発明におい
ては、エアの注入により、座面に設けられた筒体部32
と、両側縁部に立上げ形状となるよう形成されたガード
部33とを膨張させることで、シート部30全体のクッ
ション性が確保され、着座した際の乳幼児の姿勢を保持
することが可能となる。また、使用しない間はエアを抜
くことにより小さく折り畳めるため、携帯に便利であ
り、コンパクトな収納が可能である。
気口31の設け方等は図示する例には制限されず、着座
した乳幼児の身体を確実に保持して安定な状態に保つこ
とができ、かつ、エアの注入により簡便にクッション形
状とすることができるものであれば、所望に応じ適宜決
定することが可能である。
時、コーナリング時等における車両の揺れ等でも、乳幼
児の場合はかなりのショックを受けることがあるため、
本発明のチャイルドシート1には、身体各部をより安定
化させるための補助部材を適宜設けることが好ましく、
好適には、枕8を設ける(図1等参照)。枕8は、硬質
ウレタン等により形成し、ヘッドレストを兼ねたものと
することもできる。枕8を設けることにより、着座した
際の頭部のフィット感を良好にすることができるととも
に、後部から強度の衝撃が加わってシート部30が破損
してしまった場合にも、乳幼児の頭部がベースフレーム
10に直接接触することを防止し、乳幼児の頭部が受け
る衝撃を吸収、緩和して、乳幼児の安全を確保すること
ができる。
部30全体の形状を変えることにより行ってもよく、着
脱可能な別部材として行ってもよい。特に、枕8の場合
には、図示するように枕用ベルト9に対して着脱可能に
設けてもよく、着脱可能とする場合の設置方法として
は、面状ファスナや、釦部と引掛部とによる係止構造
等、適宜好適な形態を選択することができる。尚、枕用
ベルト9は、図示するように、安全ベルト5を通すため
の貫通部分を兼用して設置すればよく、面状ファスナ等
の適宜手段により固定する。
うに、座面にはフロントパット4を引き出すための開孔
部34が穿設され、また、背凭れ部分から座面にかけて
は、ベースフレーム10上にシート部30を取り付ける
際に安全ベルト5を通すための切れ込み部35が、設け
られている。切れ込み部35は、安全ベルト5をシート
部30の前面に引き出した後、面状ファスナ等の接続部
材36により接続して補強を行う。開孔部34および切
れ込み部35は夫々ベースフレーム10に設けられた通
し孔および開孔部と対応するよう設ければよく、図示す
る例には制限されない。
体部32を覆うようにして、難燃性を有し、肌触りや吸
湿性に優れた布体38を敷設することにより、チャイル
ドシート1内で、乳幼児を居心地良く過ごさせることが
できる(図1参照)。尚、この場合、布体38にも、フ
ロントパット4や安全ベルト5等を通すための通し孔等
を夫々穿設することが必要である。
の装着方法および使用方法について簡単に説明する。ま
ず、安全ベルト5を所定箇所に取り付けたベースフレー
ム10を任意の座席3上に配置して、背凭れ部11の下
方に設けられた通し孔15にシートベルト2を挿入し、
シートベルト2の金具を連結して、ベースフレーム10
を座席3に固定する。尚、安全ベルト5の長さは、乳幼
児に体格に合わせて調節具16にて前もって調節してお
くことが好ましい。
シート部30を載置して、ベースフレーム10の係合要
素7とシート部30の係合要素37とを係合させて係止
状態を形成し、チャイルドシート1全体を座席3に固定
する。固定状態を確認した後、乳幼児をチャイルドシー
ト1上に着座させ、安全ベルト5のジョイント金具をバ
ックル6に嵌着させて、フロントパット4および安全ベ
ルト5により乳幼児の身体を保持する。
取り外して収納する際には、まず、シート部30から安
全ベルト5を取り外した後、シート部30をベースフレ
ーム10から取り外して、内部のエアを給気口31から
排気させ、小さく折り畳む。次に、ベースフレーム10
を座席2から取り外して、ジョイント12を調節して二
つ折りに折曲する。このように、本発明においてはシー
ト部30およびベースフレーム10を夫々コンパクトな
形態にできるため、携帯や収納に都合がよく、従来のチ
ャイルドシートに比べて格段に使い勝手が良好である。
尚、図には示さないが、ベースフレーム10には、折り
畳んだ状態で背凭れ11と座部20とを繋止するための
繋止部材を設けてもよく、これにより折り畳んだベース
フレーム10を把手17を握って持ち運ぶ際にも折り畳
み状態を確実に維持することができ、好都合である。
イルドシートは、上述の構成とすることで以下に示す効
果を奏するものである。従来一体型が一般的であったチ
ャイルドシートを、着脱自在なシート部とベースフレー
ムとを備えた構造とし、かつ、シート部をエアクッショ
ンとしたことにより、重量が大幅に減少するとともにか
なりのコンパクト化が実現され、座席への装着作業等を
簡便化することができ、さらには車のトランク等への収
納や携帯も容易となる。
り、着座した際の居心地を良好にするとともに、後部か
らの強度の衝撃によりシート部が破損した場合において
も、乳幼児の頭部をベースフレームから保護して、衝撃
を吸収、緩和し、乳幼児の安全を確保することができ
る。
することにより、使用しない間はシート部のみならずベ
ースフレームも折り畳んでコンパクトな形態とすること
ができ、収納、携帯に便利である。
す全体斜視図である。
視図である。
視図である。
を示す全体斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シートベルトにより車両の座席に装着さ
れるベースフレームと、該ベースフレームに着脱自在に
取付されるシート部とを備えるチャイルドシートにおい
て、前記シート部が、エアの注入により座位保持形状を
呈するエアクッションからなることを特徴とするチャイ
ルドシート。 - 【請求項2】 前記シート部が、枕を備えている請求項
1記載のチャイルドシート。 - 【請求項3】 前記ベースフレームが、折曲自在に形成
されてなる請求項1または2記載のチャイルドシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130123A JP2001310665A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130123A JP2001310665A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | チャイルドシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001310665A true JP2001310665A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=18639276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000130123A Pending JP2001310665A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | チャイルドシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001310665A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104494474A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-04-08 | 张玉庆 | 一种改进的趣味儿童座椅 |
WO2016190605A1 (ko) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 이남진 | 어린이 안전시트로 사용가능한 차량용 보조시트 |
KR20210083143A (ko) * | 2019-12-26 | 2021-07-06 | 주식회사 토드비 | 아동용 안전시트 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000130123A patent/JP2001310665A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104494474A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-04-08 | 张玉庆 | 一种改进的趣味儿童座椅 |
WO2016190605A1 (ko) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 이남진 | 어린이 안전시트로 사용가능한 차량용 보조시트 |
KR20210083143A (ko) * | 2019-12-26 | 2021-07-06 | 주식회사 토드비 | 아동용 안전시트 |
KR102340597B1 (ko) * | 2019-12-26 | 2021-12-21 | 주식회사 토드비 | 아동용 안전시트 |
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