JP2001310106A - ノンハロゲン難燃ろ材及びフィルタ - Google Patents

ノンハロゲン難燃ろ材及びフィルタ

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JP2001310106A
JP2001310106A JP2001019356A JP2001019356A JP2001310106A JP 2001310106 A JP2001310106 A JP 2001310106A JP 2001019356 A JP2001019356 A JP 2001019356A JP 2001019356 A JP2001019356 A JP 2001019356A JP 2001310106 A JP2001310106 A JP 2001310106A
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polyester
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Masahiko Miyoshi
正彦 三好
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 所定のろ過性能と難燃基準を維持しながら、
燃焼又は焼却においてハロゲン化ガスの発生のないビル
空調等における気体中の固体や煙などのコロイド微粒子
を捕集するノンハロゲン難燃ろ材を提供する。 【解決手段】 ハロゲン不含有のポリエステル繊維と熱
融着性ポリエステル繊維とからなる構成繊維に、ハロゲ
ン不含有のポリエステル樹脂とイソシアナート樹脂との
混合樹脂又はイソシアナト基を含有するポリエステル樹
脂をろ材における樹脂中のイソシアナト基の当量が1.
0〜5.0重量パーセントとなるように調整した液をス
プレー加工または浸漬加工をし、乾燥してろ材用基材を
作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性が要求され
るビル空調設備や塗装ブース等において、気体中の粒子
や煙などのコロイド微粒子を捕集するノンハロゲン難燃
ろ材及びこれを用いたフィルタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ろ材の難燃化の手段は、塩素系成
分やハロゲン系化合物を用いて、燃焼時に発生するガス
によって延焼を防止しようとするものである。そして、
ろ材としては、構成繊維に難燃性繊維(難燃アクリル、
難燃レーヨン、ポリクラール、モダクリル等)を用いた
ものと、バインダーに塩化ビニル系若しくは塩化ビニリ
デン系樹脂やハロゲン系難燃剤、アンチモン系難燃剤を
添加したものを用いたものとがある。
【0003】しかし、塩素系成分やハロゲン系化合物
は、燃焼又は焼却時に大量の煙が発生するだけでなく、
発生するハロゲン化ガスが社会問題になっているダイオ
キシンの発生要因の一つになると考えられている。この
ため、近年、ろ材は、脱塩素化、ノンハロゲン化の傾向
にある。
【0004】そこで、リン系難燃剤を含有したバインダ
ーを用いたろ材が多く提案されている。しかし、リン系
難燃剤を用いたろ材は、バインダー樹脂にリン系難燃剤
を相当量(例えば、バインダー樹脂:リン系難燃剤=
1:0.4)含有しなければ、難燃性能が発揮されず、
難燃性能が発揮されるように相当量含有すると、コスト
アップとなるばかりか、バインダー樹脂の接着性能が阻
害されて、ろ材としての強度が弱くなり、フィルタの性
能が低下するという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、所定のろ過
性能を維持しながら所定基準の難燃性能を確保し、かつ
燃焼又は焼却時におけるハロゲン化ガスの発生を解消す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るノンハロゲ
ン難燃ろ材は、構成繊維としてハロゲン不含有のポリエ
ステル繊維を用い、バインダーとして、ハロゲン不含有
のポリエステル樹脂とイソシアナート樹脂との混合樹脂
又はイソシアナト基を含有するポリエステル樹脂を用い
て、構成繊維の繊維間を上記樹脂で以て結合して成る。
【0007】この手段によれば、イソシアナト基(−N
CO)とポリエステル分子末端の水酸基(−OH)との
重付加反応(polyaddition)によって、ウ
レタン結合(−NHCOO−)が生成される。よって、
炎による高熱を受けても、ハロゲン化ガスが発生せず、
ポリエステル成分の軟化・収縮作用によって孔があくだ
けで、延焼が防止される。上記重付加反応は、脱水重合
と異なり、加熱すると結合が解消されて、ポリエステル
樹脂の軟化・収縮が直ちに生じて消火するという機能を
発揮するものである。また、ろ材の強度も向上する。
【0008】本発明において、ろ材の構成繊維として、
ウェブ形成の容易化、繊維間結合力の向上を考慮する
と、ハロゲン不含有のポリエステル繊維以外に、適当量
の熱融着性ポリエステル繊維を混合すると好適である。
【0009】また、ろ材における樹脂中のイソシアナト
基の当量としては、1.0〜5.0重量%の範囲が好適
である。この範囲より少なくなるとろ材の強度が弱くな
る傾向があり、ろ過性能が低下し、一方多くなるとポリ
エステル樹脂との分子間結合力が強くなる傾向があり、
ポリエステル成分の軟化・収縮作用が阻害されて、難燃
性が低下する。
【0010】本発明に係るノンハロゲン難燃フィルタ
は、上記ろ材を、金属、合成樹脂、木、紙等所要の材質
から成る枠体の装着して成る。
【0011】このフィルタによるときは、ろ材が所定の
ろ過性能と所定基準の難燃性能を満たすから、難燃性が
要求される箇所に使用することができ、また使用済後燃
焼又は焼却してもハロゲン化ガスが発生せず、環境汚染
の問題が生ずることなく処理することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のろ材は、ハロゲン不含有
のポリエステル繊維をカード、ランドウェバー等の乾式
法により形成した繊維ウェブに、ハロゲン不含有のポリ
エステル樹脂とイソシアナート樹脂との混合樹脂液をバ
インダーとして付着して、繊維ウェブの構成繊維間を結
合して成る。
【0013】この場合において、ハロゲン不含有のポリ
エステル樹脂としては、脂肪族系又は芳香族系ポリエス
テルを用いることができ、溶剤系、水系のいずれでもよ
いが、水系のものを用いると作業上、環境上好ましい。
【0014】また、バインダーとしては、製造工程の削
減によるコスト低減、作業性等を考慮すると、上記混合
樹脂に代えて、イソシアナト基を含有するポリエステル
樹脂を用いることが好ましい。イソシアナト基を含有す
るポリエステル樹脂としては、脂肪族系又は芳香族系の
イソシアナート変成ポリエステルを用いることができ、
水系のものを用いると作業上、環境上好ましい。
【0015】さらに、イソシアナート樹脂としては、T
DI系、MDI系、HDI系、XDI系、HMDI系の
いずれでもよく、またこれらがMEKオキシム、アルコ
ール系等ブロックイソシアナート系樹脂を用いることも
できる。
【0016】ろ材における樹脂中のイソシアナト基の当
量としては、ろ材強度、ろ過性能、ポリエステル樹脂と
の分子間結合力、ポリエステル成分の軟化・収縮作用及
び難燃性の点を考慮して、1.0〜5.0重量%の範囲
で用いるのが好適である。
【0017】繊維ウェブの構成繊維として、ハロゲン不
含有のポリエステル繊維以外に、適当量の熱融着性ポリ
エステル繊維を混合すると、ウェブ形成の容易化、繊維
間結合力の向上を図ることができるから、好適である。
【0018】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0019】(実施例1)ハロゲン不含有のポリエステ
ル繊維16.7dtex×51mm70%と熱融着性ポ
リエステル繊維6.7dtex×51mm30%とを用
いて、目付100g/m2 の繊維ウェブを形成する。続
いて、上記繊維ウェブの両面に、テレフタル酸−エチレ
ングリコール系ポリエステル樹脂とHDI系ブロックイ
ソシアナート樹脂(イソシアナト基の当量3.0重量
%)を重量比100:5で混合して固形濃度10%に調
整した混合液を、合計60g/m2 付着するようにスプ
レー加工後乾燥して、目付160g/m2 のろ材用基材
を形成した。
【0020】次に、上記ろ材用基材を、テレフタル酸−
エチレングリコール系ポリエステル樹脂とHDI系ブロ
ックイソシアナート樹脂(イソシアナト基の当量3.0
重量%)を重量比100:2.5で混合して固形濃度3
0%になるようにキシレン溶媒中に混合した混合液に、
付着量200g/m2 になるように浸漬加工処理後キュ
アリングして、総目付360g/m2 、厚み14mmの
ろ材を作製した。
【0021】(実施例2)ハロゲン不含有のポリエステ
ル繊維16.7dtex×51mm70%と熱融着性ポ
リエステル繊維6.7dtex×51mm30%とを用
いて、目付120g/m2 の繊維ウェブを形成し、この
繊維ウェブの片面にビニロン製補強ネット(目付30g
/m2 の寒冷紗)を止着してろ材用基材を形成した。
【0022】次に、上記ろ材用基材の両面に、テレフタ
ル酸−エチレングリコール系イソシアナート変成ポリエ
ステル樹脂(イソシアナト基の当量3.5重量%)を計
120g/m2 の付着量になるようにスプレー加工後乾
燥して、総目付2700g/m2 、厚み14mmのろ材
を作製した。
【0023】実施例1、2のろ材を用いて、JIS−L
−1091のA−1法(45°ミクロバーナ法)による
燃焼性試験を行ったところ表1の結果を得た。
【0024】
【表1】
【0025】表1から明らかなように、実施例1、2の
ろ材は、燃焼性の区分3に該当し、フィルタ業界におい
てろ材の難燃性能の基準として通常使用されている消防
法施行規則第4条の3(防炎性能の基準の数値等)第3
項、7項に規定されている、残炎時間3秒以下、残じん
時間5秒以下、炭化面積30cm2 以下、接炎回数3回
以上を十分にクリアすることが判明した。
【0026】また、燃焼試験箱内の燃焼ガスを採取し、
ガスクロマトグラムマススペクトル(GCMS)によっ
て分析したところ、塩化水素ガスは全く認められなかっ
た。
【0027】次に、実施例1、2のろ材を枠体に装着し
たフィルタを用いて、JIS−B−9908形式3の重
量法により測定したところ、次の結果が得られた。
【0028】実施例1のものは、風速2.5m/sで、
圧力損失が44.1Pa,粉塵保持容量が833g/m
2 、除去率54%で、フィルタとして十分な性能を有す
ることが認められた。また、実施例2のものは、風速
2.5m/sで、圧力損失が60.0Pa,粉塵保持容
量が780g/m2 、除去率62.0%で、フィルタと
して十分な性能を有することが認められた。
【0029】
【発明の効果】本発明のろ材によるときは、炎による高
熱を受けても、ハロゲン化ガスが発生せず、ポリエステ
ル成分の軟化・収縮作用によって孔があくだけで、延焼
が防止されて優れた自己消火性能を発揮して、消防法施
行規則第4条の3に規定する防炎性能の基準の数値をク
リアすることができる。また、使用済後燃焼又は焼却し
てもハロゲン化ガスが発生せず、環境汚染の問題を生ず
ることなく処理することができる。
【0030】また、本発明のフィルタによるときは、ろ
材が上記防炎性能の基準の数値をクリアし、かつ十分な
強度とろ過性能を備えているから、難燃性が要求される
ビル空調設備や塗装ブース等において難燃フィルタとし
て使用することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン不含有のポリエステル繊維から
    なる構成繊維を、ハロゲン不含有のポリエステル樹脂と
    イソシアナート樹脂との混合樹脂で以て結合したことを
    特徴とするノンハロゲン難燃ろ材。
  2. 【請求項2】 ハロゲン不含有のポリエステル繊維から
    なる構成繊維を、イソシアナト基を含有するポリエステ
    ル樹脂で以て結合したことを特徴とするノンハロゲン難
    燃ろ材。
  3. 【請求項3】 構成繊維が、熱融着性ポリエステル繊維
    を含有する請求項1又は2に記載のノンハロゲン難燃ろ
    材。
  4. 【請求項4】 ろ材における樹脂中のイソシアナト基の
    当量が、1.0〜5.0重量%である請求項1又は2に
    記載のノンハロゲン難燃ろ材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のろ材
    を枠体に装着したことを特徴とするノンハロゲン難燃フ
    ィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136803A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Nagoya Oil Chem Co Ltd クッション性シート、吸音材及びフィルター、並びに上記クッション性シートの製造方法

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