JP2001309657A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
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Abstract
とダイオード素子を通して貫通電流が流れるのを防止す
る。 【解決手段】 過電流検出回路6をコンパレータ7の出
力電圧S1とスイッチング素子Q1の駆動パルスP11がと
もにハイレベル、又はコンパレータ9の出力電圧S2と
スイッチング素子Q2の駆動パルスP2がともにハイレベ
ルのときのみ動作させるようにする、即ち、スイッチン
グ素子Q1,Q2に順方向電流が流れている期間において
有効となるようにし、転流ダイオードD1又はD2を介し
て共振電流が流れている期間は過電流検出動作を行わな
いようにする。
Description
源として備えられるスイッチング電源回路に関わり、特
にハーフブリッジ型電流共振型コンバータに適用して好
適なものである。
電子機器においては、スイッチング電源回路が備えられ
ている。図4は従来のスイッチング電源回路の構成を示
した回路図の一例である。この図に示す電源回路は、2
石のスイッチング素子をハーフブリッジ結合した、ハー
フブリッジ電流共振型スイッチングコンバータとされ
る。この電流共振型スイッチングコンバータにおいて
は、図のように2つのスイッチング素子Q1,Q2をハー
フブリッジ結合したうえで、平滑コンデンサCiの正極
側の接続点とアース間に対して接続される。そして、商
用交流電源AC(交流入力電圧VAC)から直流出力電圧
を得るための整流平滑回路として、ブリッジ整流回路D
BR及び平滑コンデンサCiからなる全波整流回路が備え
られ、この全波整流回路で平坦化された直流電圧が入力
電圧としてスイッチング素子Q1のコレクタに供給され
ている。
エミッタ間には、それぞれ共振電流を転流するための転
流ダイオードD1,D2と、部分共振コンデンサC1,C2
が並列に接続されている。各転流ダイオードD1,D2の
アノードは、図示するように、各スイッチング素子Q
1,Q2のエミッタに接続され、そのカソードはコレクタ
に接続されている。転流ダイオードD1,D2、及び部分
共振コンデンサC1,C2は、スイッチング素子Q1,Q2
が共にオフとなるデット期間中に共振電流を流し、少な
くとも、各スイッチング素子Q1,Q2のターンオフ時に
おける動作として、例えばZVS(Zero Voltage Switc
hing)或いはZCS(Zero Current Switching)を実現
している。なお、この部分共振コンデンサC1,C2は、
後述する直列共振コンデンサC3より十分小さいキャパ
シタンスとされる。
制御部100により制御される。スイッチング制御部1
00は、例えばIC等によって構成され、スイッチング
素子Q1,Q2を所要のスイッチング周期でドライブする
ドライブ回路101や、発振器(OSC)102等を備
える。またスイッチング制御部100には、二次側から
出力される二次側直流出力電圧の定電圧化を図るため、
二次側直流出力電圧がフィードバックされ、図示してい
ないが、その内部において二次側出力電圧のレベル検出
が行われている。そして、そのレベル検出結果が発振器
102に出力され、発振器102において出力電圧レベ
ルに応じた周波数の発振出力をドライブ回路101に出
力するようにされる。
ばスイッチング素子Q1,Q2のスイッチング動作が、後
述する共振インダクタンスL1−コンバータトランス2
1−直列共振コンデンサC3からなる共振回路によって
決定される直列共振周波数より高い周波数範囲で動作す
る、いわゆるアッパーサイド制御方式が採用されてい
る。
電圧レベルが、所定の電圧レベルより低い時は、二次側
直流出力電圧のレベルを高くするために、その発振出力
の周波数を共振周波数に近くなるように制御し、逆に直
流出力電圧が所定電圧レベルより高い時は、二次側出力
電圧を下げるために、その発振出力の周波数を共振周波
数より離れる(高い)方向に制御する。
素子Q1,Q2のスイッチング出力を二次側に伝送する。
この場合、コンバータトランス21の一次巻線N1の一
端は、共振インダクタンスL1を介してスイッチング素
子Q1のエミッタとスイッチング素子Q2のコレクタの接
点(スイッチング出力点)に接続され、他端は直列共振
コンデンサC3及びインピーダンス素子20を介して一
次側アースに接地されることで、スイッチング出力が得
られるようにされる。そして、このコンバータトランス
21の一次巻線N1を流れるスイッチング出力によっ
て、二次巻線N2に交番電圧が誘起され、この交番電圧
が整流ダイオード及び平滑コンデンサからなる整流平滑
回路22により整流・平滑されて負荷回路23に供給さ
れる。
ランス21の一次側を流れるスイッチング電流を電圧レ
ベルとして検出する。そして、このインピーダンス素子
20により検出される検出電圧Vaが、スイッチング制
御部100内に設けられている破線で示した過電流検出
保護回路103に供給される。
回路23が短絡等により過負荷状態となり、共振回路の
インピーダンスが低下した時に、スイッチング動作が共
振回路の共振周波数より低い周波数範囲で動作する、い
わゆるローワーサイド動作に突入するのを防止して、ロ
ーワーサイド動作に流れる過電流から各回路部品を保護
するために設けられている。
ンス素子20にて検出された検出電圧Vaを、+電位と
される基準電圧源112の基準電圧+Refと比較する
コンパレータ111、−電位とされる基準電圧源114
の基準電圧−Refと比較するコンパレータ113、及
びオア回路115によって構成され、コンバータトラン
ス21の一次側を流れるスイッチング電流が、所定の正
負レベル以上となった時に検出信号Voを出力するもの
とされる。
しては、先ずスイッチング素子Q1がオンとされ、スイ
ッチング素子Q1が導通される導通期間では、スイッチ
ング素子Q1を介して共振インダクタンスL1→一次巻線
N1→直列共振コンデンサC3→インピーダンス素子20
という経路で共振電流が流れる。そして、スイッチング
素子Q1が非導通になると、部分共振コンデンサC1,C
2の充放電後、転流ダイオードD2を介して共振インダク
タンスL1→一次巻線N1→直列共振コンデンサC3→イ
ンピーダンス素子20という経路で共振電流が流れ続け
ることになる。
と、これまで流れ続けていた共振電流が反転した時点
で、スイッチング素子Q2を介してインピーダンス素子
20→直列共振コンデンサC3→一次巻線N1→共振イン
ダクタンスL1→スイッチング素子Q2という経路で共振
電流が流れる。そして、スイッチング素子Q2が非導通
になると、上記同様、部分共振コンデンサC1,C2の充
放電後、転流ダイオードD1を介してインピーダンス素
子20→直列共振コンデンサC3→一次巻線N1→共振イ
ンダクタンスL1という経路で共振電流が流れ続けるこ
とになる。
しては、例えばスイッチング素子Q1がターンオフした
直後の期間Taでは、部分共振コンデンサC1,C2の充
放電動作に伴い、スイッチング素子Q2の両端電圧(コ
レクタ−エミッタ間電圧)V2が図5(a)に示すよう
に変化する。上記期間Taの経過後は、転流ダイオード
D2を介して共振電流が流れる期間Tbとされ、上記転
流ダイオードD2を介して共振インダクタンスL1→一次
巻線N1→直列共振コンデンサC3→インピーダンス素子
20という経路で共振電流が流れることになる。次に、
図5(b)に示すような駆動パルス(ベース電流)P2
によりスイッチング素子Q2がオンとなるように制御す
る。すると、スイッチング素子Q2には、図5(c)に
示すな正極性の電流I2が、上記インピーダンス素子2
0→直列共振コンデンサC3→一次巻線N1→共振インダ
クタンスL1→スイッチング素子Q2という経路で流れる
ことになる。上記期間Tbを含む期間Tcは、コンバー
タトランス21の二次側に電力が伝達される電力伝達期
間とされ、コンバータトランス21の二次側に図5
(d)に示すような電流I3が励起される。そして、上
記スイッチング素子Q2のオフ動作の直後には、今まで
流れていたスイッチング素子Q2の電流が転流ダイオー
ドD1を介して、上記インピーダンス素子20→直列共
振コンデンサC3→一次巻線N1→共振インダクタンスL
1という経路で流れる。そして、所定のデットタイム経
過後は、図示していないが、スイッチング素子Q1がス
イッチング動作を行うことになる。
互に断続するスイッチング動作を繰り返し、コンバータ
トランス21の一次巻線N1に流れるスイッチング電流
を変化させることで、コンバータトランス21の二次巻
線N2に交番電流が励起され、整流平滑回路22を介し
て負荷回路23に動作電圧が供給されることになる。
ンとなっている時の過電流検出保護回路103の動作を
考えた場合、インピーダンス素子20には、a方向に電
流が流れ、インピーダンス素子は、このa方向の電流量
に応じた正電圧を検出電圧Vaとして過電流検出保護回
路103に出力する。過電流検出保護回路103は、イ
ンピーダンス素子20からの検出電圧Vaを、各コンパ
レータ111,113において基準電圧+Ref,−R
efと比較する。この場合、インピーダンス素子20か
らの検出電圧Vaは正電圧とされ、この検出電圧Vaは
コンパレータ111において基準電圧+Refと比較さ
れる。そして、この検出電圧Vaが、図6(b)に示す
ように、基準電圧+Refより高い電圧レベルになる
と、コンパレータ111の出力電圧S1がハイレベルと
なり、この出力電圧がオア回路115を介して図6
(c)に示すような検出信号Voとして出力される。
となっている期間では、インピーダンス素子20にはb
方向に電流が流れることから、インピーダンス素子20
では、負電圧の検出電圧Vaが得られ、この検出電圧V
aが過電流検出保護回路103に出力される。この場
合、検出電圧Vaはコンパレータ113において基準電
圧−Refと比較され、図6(b)に示すように、検出
電圧Vaが基準電圧−Refより低い電圧レベルになる
と、コンパレータ113の出力電圧がハイレベルとな
り、オア回路115から、図6(c)に示すようなハイ
レベルの電圧が検出信号Voが出力される。
れる。発振器102は、過電流検出保護回路103から
の検出信号Voに基づいて、その発振条件を変化させ、
その発振出力を強制的にオフし、スイッチング素子Q1
又はQ2のスイッチング動作のオン期間を制限するよう
にしている。例えばスイッチング素子Q1がオンの時に
過電流検出保護回路103から検出信号Voが入力され
た時は、ドライブ回路101に供給する発振出力をオフ
するようにされる。これにより、図6(d)に示すよう
に、ドライブ回路101から出力される駆動パルスP1
が強制的にオフされて、スイッチング素子Q1の動作が
停止することになる。
に検出信号Voが入力された時は、ドライブ回路101
に供給する発振出力をオフして、図6(e)に示すよう
に、ドライブ回路101から出力される駆動パルスP2
が強制的にオフされて、スイッチング素子Q2の動作が
停止することになる。
インピーダンス素子20において、スイッチング素子Q
1,Q2を流れる共振電流のピーク値を1パルスずつ検出
し、この検出結果に基づいて発振器102から出力され
る発振出力のパルス幅を制限するようにしている。つま
り、スイッチング制御部100は、過電流検出保護回路
103において過電流を検出した時は、結果的には、発
振器102から出力される発振出力の周波数を高くなる
ように制御することで、電源回路の回路部品を過電流か
ら保護するようにしている。
たような電源回路においては、過電流検出保護回路10
3が過電流を検出してから、実際にスイッチング素子
(Q1,Q2)をオフするまでには時間的な遅延が発生す
る。例えば、図7(b)に示すように、インピーダンス
素子20において検出される検出電圧Vaが基準電圧+
Ref又は−Refを越えた時点で、過電流検出保護回
路103から発振器102に対して、図7(c)に示す
ようなハイレベルの電圧が検出信号Voとして出力され
る。ところが、この検出信号Voによってドライブ回路
101から出力される駆動パルスP1(又はP2)がオフ
されるのは、図7(d)に示すように、検出信号Voの
立ち上がり時点から時間T1だけ遅延する。この結果、
コンバータトランス21の一次側を流れる共振電流のピ
ーク電流値、つまりインピーダンス素子20で検出され
る検出電圧Vaのピーク電圧値は、遅延時間T1分だけ
高くなる。
らスイッチング素子Q1,Q2に対して出力される駆動パ
ルスP1,P2は、例えば図7(b)に示す検出電圧Va
の正負レベルに応じて、図7(d)(e)に示すような
動作となることが望ましい。つまり、検出電圧Vaが+
Refを越えた時にスイッチング素子Q1を駆動する駆
動パルスP1がオフされ、検出電圧Vaが−Refを越
えた時にスイッチング素子Q2を駆動する駆動パルスP2
がオフされることが望ましい。
図8に示すようになる。例えば図8(a)(b)に示す
ように、スイッチング素子Q1の駆動パルスP1がオフさ
れるタイミングが検出信号Voの立ち上がりから時間T
1だけ遅延すると、上記したように転流ダイオードD2を
介して流れる共振電流が過電流閾値を越えたレベルで推
移する期間が長くなるため、検出信号Voがハイレベル
となる期間が長くなる。この場合、図8(c)に示すよ
うに、駆動パルスP1がオフした後、所定のデット期間
TD経過後、スイッチング素子Q2の駆動パルスP2が出
力されることになるが、この時点で転流ダイオードD2
を介して流れている共振電流が過電流閾値を越えたレベ
ルで推移していると、図8(a)に示すように検出信号
Voがハイレベルを維持しているため、この検出信号V
oによって発振器102から出力される発振出力が強制
的にオフされる。即ち、図8(c)に示すように検出信
号Voがハイレベルとなっている期間内において駆動パ
ルスP2がオフされることがある。すると、それから所
定のデットタイムTD経過した後、発振器102から出
力される発振出力によって駆動パルスP1が出力され、
スイッチング素子Q1がオンすることになる。この時の
スイッチング素子Q1,Q2、及び転流ダイオードD1,
D2の各部を流れる電流は、例えば図8(d)〜(g)
に示され、その合成電流IOは図8(h)に示される。
なお、図8(d)〜(g)に示す各部の電流は、スイッ
チング素子Q1,Q2をバイポーラトランジスタでなく、
FETにより構成した場合のものとされ、スイッチング
素子Q1,Q2をバイポーラトランジスタにより構成した
場合は、スイッチング素子Q1,Q2に負電流が流れるこ
とはなく、負電流は並列に接続された転流ダイオードD
1,D2を流れるものとなる。
流れている期間とされると、スイッチング素子Q1がオ
ンされることにより、図8(d)(g)(h)に示され
るような、転流ダイオードD2のリカバリ特性に起因し
た貫通電流(スイッチング素子Q1→転流ダイオードD
2)が流れ、この貫通電流によって、スイッチング素子
Q1や転流ダイオードD2にストレスがかかるという欠点
があった。
鑑みてなされたものであり、複数のスイッチング素子を
ブリッジに接続して形成されたスイッチング手段と、ス
イッチング素子に対して、それぞれ並列に接続された転
流ダイオードと、スイッチング手段のスイッチング動作
により得られる一次側出力を二次側に伝送するコンバー
タトランスと、コンバータトランスの二次側出力を直流
出力電圧として出力する出力手段と、スイッチング手段
の駆動を制御する駆動制御手段と、コンバータトランス
の一次側に設けられたインピーダンス素子と、このイン
ピーダンス素子により検出されるコンバータトランスの
一次側を流れる共振電流の過電流検出を行う過電流検出
回路とを備える。そして、過電流検出回路はスイッチン
グ素子の何れか一方がオンとされると共に、インピーダ
ンス素子を流れる共振電流の向きが、オンとされるスイ
ッチング素子に対応し、且つ、インピーダンス素子を流
れる共振電流が所定の電流値を越えた時に、駆動制御手
段に対して検出信号を出力するように構成した。
ブリッジに接続して形成されたスイッチング手段と、ス
イッチング素子に対して、それぞれ並列に接続された転
流ダイオードと、スイッチング手段のスイッチング動作
により得られる一次側出力を二次側に伝送するコンバー
タトランスと、コンバータトランスの二次側出力を直流
出力電圧として出力する出力手段と、スイッチング手段
の駆動を制御する駆動制御手段と、コンバータトランス
の一次側に設けられたインピーダンス素子と、このイン
ピーダンス素子により検出されるコンバータトランスの
一次側を流れる共振電流の過電流検出を行う過電流検出
回路とを備える。そして、駆動制御手段は、過電流検出
回路から供給される検出信号の立ち上がりエッジにより
スイッチング手段の駆動制御を行うようにした。
各スイッチング素子に対して並列に接続された転流ダイ
オードを流れる共振電流が、所定の電流値を越えている
期間は、過電流検出回路の検出結果に基づく過電流保護
動作を行わないようにしている。これにより、転流ダイ
オードとスイッチング素子を介して流れる貫通電流を防
止することが可能になる。
て説明する。図1は、本発明のスイッチング電源回路の
構成を示した回路図である。なお、上記図4に示した電
源回路と同一部品には同一番号を付し、詳細な説明は省
略するこことする。この図に示す電源回路もまた、上記
図4に示した電源回路と同様、2石のスイッチング素子
をハーフブリッジ結合したハーフブリッジ電流共振型ス
イッチングコンバータとされる。このため、図のように
2つのスイッチング素子Q1,Q2をハーフブリッジ結合
したうえで、平滑コンデンサCiの正極側の接続点とア
ース間に対して接続される。そして、ブリッジ整流回路
DBR及び平滑コンデンサCiからなる全波整流回路が備
えられ、この全波整流回路で平坦化された直流電圧が入
力電圧としてスイッチング素子Q1のコレクタに供給さ
れている。
エミッタ間には、転流ダイオードD1,D2、及び部分共
振コンデンサC1,C2がそれぞれ並列に接続されてい
る。なお、例えばスイッチング素子Q1,Q2をMOS型
のFETにより構成すると、FETの寄生ダイオードを
転流ダイオードD1,D2として機能させることができる
ため、転流ダイオードD1,D2を削除することが可能と
される。
ばIC等によって構成され、スイッチング素子Q1,Q2
を所要のスイッチング周期でドライブするためのドライ
ブ回路2や発振器(OSC)5、及びスイッチング素子
等を過電流から保護する過電流検出保護回路6等が設け
られている。
3とディバイダ4によって構成される。ディバイダ4
は、例えば発振器5の発振出力を波形整形した後、駆動
パルスP1又は駆動パルスP2への振り分けを行う。レベ
ルシフト3は、スイッチング素子Q1に振り分けられた
駆動パルスP11のレベルをスイッチング素子Q1に対応
するレベルにシフトするために設けられている。これは
スイッチング素子Q1とQ2が直列に接続されていること
からスイッチング素子Q1のベース電圧がスイッチング
素子Q2のベース電圧より高くなることによる。
には、インピーダンス素子20にて検出された検出電圧
Vaを、+電位とされる基準電圧源8の基準電圧値+R
efと比較するコンパレータ7及び−電位とされる基準
電圧源10の基準電圧−Refと比較するコンパレータ
9が設けられている。そして、コンパレータ7の出力電
圧S1と、スイッチング素子Q1の駆動パルスP1の周期
に対応したディバイダ4から出力される駆動パルスP11
が入力されるアンド回路11、コンパレータ9の出力電
圧S2とスイッチング素子Q2の駆動パルスP2が入力さ
れるアンド回路12、及びアンド回路11,12の出力
電圧S3,S4が入力されるオア回路13によって構成さ
れる。
のスイッチング動作は、上記図4に示した電源回路と同
様、スイッチング素子Q1が導通している期間では、ス
イッチング素子Q1を介して共振インダクタンスL1→一
次巻線N1→直列共振コンデンサC3→インピーダンス素
子20という経路で、インピーダンス素子20にはa方
向の共振電流が流れる。そして、スイッチング素子Q1
が非導通になると、部分共振コンデンサC1,C2の充放
電後、転流ダイオードD2を介して共振インダクタンス
L1→一次巻線N1→直列共振コンデンサC3→インピー
ダンス素子20という経路で共振電流が流れ続けるもの
とされる。
では、スイッチング素子Q2を介してインピーダンス素
子20→直列共振コンデンサC3→一次巻線N1→共振イ
ンダクタンスL1という、上記スイッチング素子Q1がオ
ンとされる経路とは逆の経路で共振電流が流れ、従って
インピーダンス素子20にはb方向に共振電流が流れ
る。そして、スイッチング素子Q2が非導通になると、
部分共振コンデンサC1,C2の充放電後、転流ダイオー
ドD1を介してインピーダンス素子20→直列共振コン
デンサC3→一次巻線N1→共振インダクタンスL1とい
う経路で共振電流が流れ続けることになる。
互にスイッチングすることで、コンバータトランス21
の一次巻線N1に流れるスイッチング電流を変化させる
ことで、コンバータトランス21の二次巻線N2に交番
電圧が励起され、負荷回路23に対して駆動電圧が供給
されることになる。
N1,N2の結合状態を疎結合とすれば、コンバータトラ
ンス21のリーケージインダクタンスを共振インダクタ
ンスL1として利用することができるため、その場合は
共振インダクタンスL1を削除することが可能とされ
る。
護回路6の動作を図2に示すタイミングを参照しながら
説明する。この場合もスイッチング素子Q1がオンとな
っている期間では、インピーダンス素子20にはa方向
に電流が流れることから、インピーダンス素子20で
は、図2(b)に示すような共振電流量に応じた正レベ
ルの検出電圧Vaが検出され、過電流検出保護回路6で
はインピーダンス素子20からの検出電圧Vaを各コン
パレータ7,9において基準電圧+Ref、−Refと
比較することになる。
ため、この検出電圧Vaはコンパレータ7において正の
基準電圧+Refと比較される。ここで、検出電圧Va
が基準電圧+Refより高い電圧レベルとすると、図2
(c)に示すようにコンパレータ7からハイレベルの出
力電圧S1が出力されてアンド回路11に入力される。
の出力電圧S1と、図2(d)に示すドライブ回路2か
らの駆動パルスP11が入力されるため、その出力電圧S
3がハイレベルとなり、この出力電圧S3がオア回路13
から検出信号Voとして発振器5に出力され、発振器5
からの発振出力を強制的にオフするようにされる。な
お、アンド回路12にはコンパレータ9からローレベル
の出力電圧S2とドライブ回路2からローレベルの駆動
パルスP2が入力されるので、その出力電圧S4はローレ
ベルのままになっている。
出保護回路6により過電流が検出されてから、実際にス
イッチング素子Q1がオフされるまでには、遅延時間が
発生するため、検出信号Voにより、発振器5から出力
される発振出力のパルス幅を強制的に制限したとして
も、転流ダイオードD2を介して流れる共振電流はしば
らくの期間、過電流閾値を越えたレベルを保持すること
になる。即ち、検出電圧Vaの電圧レベルが基準電圧+
Refを越えたレベルで推移することになる。
グ素子Q1をオフしたから、所定のデットタイムTD経過
後に、スイッチング素子Q2をオンとし、さらにこの時
点で転流ダイオードD2を介して流れている共振電流
が、まだ過電流閾値を越えていると、過電流検出保護回
路103から出力される検出信号Voがハイレベルを維
持しているので、発振器102は、その発振出力を強制
的にオフするようにしていた。
保護回路6は、上記同様、図2(d)に示すスイッチン
グ素子Q1がオフした後、所定のデットタイムTD経過
後、図2(f)に示すスイッチング素子Q2をオンする
ための駆動パルスP2を出力することになるが、この時
点で転流ダイオードD2を介して流れている共振電流が
過電流閾値を越えている時は、図2(b)に示すよう
に、インピーダンス素子20の検出電圧Vaに+Ref
を越えているので、コンパレータ7の出力電圧S1はハ
イレベルのままとなっている。しかし、この時はドライ
ブ回路2からアンド回路11に入力される駆動パルスP
11はローレベルとなっているため、アンド回路11の出
力電圧S3はローレベルとなる。またアンド回路12に
は、ドライブ回路2からハイレベルの駆動パルスP2が
入力されるが、コンパレータ9の出力電圧S2はローレ
ベルとされるのでアンド回路12の出力電圧S4はロー
レベルとなる。
ンとなっている期間では、インピーダンス素子20には
b方向に大電流が流れるから、過電流検出保護回路6で
はインピーダンス素子20の検出電圧Vaをコンパレー
タ9において基準電圧−Refと比較し、コンパレータ
9からハイレベルの出力電圧S2がアンド回路12に出
力される。この時、アンド回路12には上記コンパレー
タ9の出力電圧S2と、図2(f)に示すドライブ回路
2からの駆動パルスP2の電圧レベルによって出力電圧
S4がハイレベルとなるため、この出力電圧S4がオア回
路13から検出信号Voとして発振器5に出力され、発
振器5からの発振出力を強制的にオフするようにされ
る。なお、この時アンド回路11にはコンパレータ7か
らローレベルの出力電圧S1とドライブ回路2からロー
レベルの駆動パルスP11が入力されるので、その出力電
圧S3はローレベルとなる。
によってスイッチング素子Q2を強制的にオフした後
も、転流ダイオードD1を介して流れる共振電流は過電
流閾値を越えたレベルで推移すると、インピーダンス素
子20にb方向の大電流が流れ続けることから、図2
(b)に示すインピーダンス素子20の検出電圧Vaは
−Refをまだ越えたままとなっている。この場合、コ
ンパレータ9の出力電圧S2は、ハイレベルを維持する
が、スイッチング素子Q2の駆動パルスP2の電圧レベル
はローレベルとなるので、アンド回路12の出力電圧S
4はローレベルとなる。
子Q1の駆動パルスP11が入力されるが、この時はコン
パレータ7の出力電圧S1がローレベルとされるので、
アンド回路11の出力電圧S3はローレベルで推移する
ことになる。
回路6は、コンパレータ7の出力電圧S1とスイッチン
グ素子Q1の駆動パルスP11の電圧レベルがともにハイ
レベル、又はコンパレータ9の出力電圧S2とスイッチ
ング素子Q2の駆動パルスP2の電圧レベルがともにハイ
レベルのときのみ動作するようになっている。
路6によれば、例えばスイッチング素子Q2がオンして
いる期間に、転流ダイオードD2を流れる共振電流が閾
値電流を越えていたとしても、従来の過電流検出保護回
路103のように、スイッチング素子Q1が再びオンさ
れることがなく、スイッチング素子Q1→転流ダイオー
ドD2という経路で貫通電流が流れることを防止するこ
とができるようになる。
スイッチング制御部の構成を図3を用いて説明する。な
お、この図3に示すスイッチング制御部31が適用され
る電源回路の構成は、上記図1、図4に示したハーフブ
リッジ電流共振型コンバータと同一回路とされるため、
図示は省略する。この図3に示されているスイッチング
制御部31の過電流検出保護回路32の構成は、上記図
4に示した従来の過電流検出保護回路103と同様の構
成とされるが、発振器33が異なるものとされる。
ピーダンス素子20にて検出された検出電圧Vaを基準
電圧+Refとする比較するコンパレータ7と、検出電
圧Vaを基準電圧ーRefと比較するコンパレータ9、
及びオア回路13により構成される。発振器33は、過
電流検出保護回路32からの検出信号Voの立ち上がり
エッジのタイミングにおいてのみ、ドライブ回路2に出
力する発振出力を強制的にオフするようにしている。
1を構成した場合でも、過電流検出保護回路32によっ
て過電流検出が行われ、例えばスイッチング素子Q1が
オフした後、スイッチング素子Q2がオンするタイミン
グにおいて、転流ダイオードD2を介して流れている共
振電流が過電流閾値を越えていたとしても、過電流検出
保護回路32の検出信号Voはハイレベルを維持したま
まとなっているので、発振器33が検出電圧Vaの立ち
上がりエッジを検出することがない。これにより、スイ
ッチング素子Q2がオンしている期間に、転流ダイオー
ドD2を流れる共振電流が閾値電流を越えていたとして
も、スイッチング素子Q2をオフした後、再びスイッチ
ング素子Q1をオンすることがなく、スイッチング素子
Q1→転流ダイオードD2という経路で貫通電流が流れる
ことを防止することができるようになる。
次側に接続されている負荷回路23が短絡した場合で
も、共振回路の一次側には共振インダクタンスL1があ
るため、共振電流が正のピーク電流値から負のピーク電
流値まで移行する移行時間は、ダイオード素子を介して
流れる共振電流が過電流閾値を越えている時間より長く
なる。
回路32のコンパレータ7,9の出力電圧がハイレベル
になった時点で、発振器33からドライブ回路2に出力
される発振出力をオフすると共に、その時点から、少な
くともダイオード素子を流れる共振電流が過電流閾値以
下となるまでの期間をデットタイムとなるように発振器
33を構成しても、上記図3と同様の動作状態を得える
ことができる。
型の電流共振コンバータ方式を適用した電源回路を例に
挙げて説明したが、本発明としては、例えばフルブリッ
ジ型の電流共振コンバータ方式を適用した電源回路に適
用することも可能である。
ング電源回路は、各スイッチング素子に対して並列に接
続された転流ダイオードを流れる共振電流が、所定の電
流値を越えている期間は、過電流検出回路の検出結果に
基づく過電流保護動作を行わないようにすることで、転
流ダイオードとスイッチング素子を介して流れる貫通電
流を防止することが可能になる。これにより、負荷回路
への過剰な電力が供給されるのを防止できると共に、電
源回路を構成する各回路部品にかかるストレスを抑制す
ることができるようになる。
示した回路図である。
る。
制御部の構成を示した図である。
作タイミング図である。
理想的な動作タイミング図である。
遅延動作時の理想的な動作タイミング図である。
遅延動作時の実際の動作タイミング図である。
レベルシフト、4ディバイダ、5 33 発振器、6
31 過電流検出保護回路、7 コンパレータ、8
10 基準電圧源、9 コンパレータ、11 12 ア
ンド回路、13 オア回路、20 インピーダンス素
子、21 コンバータトランス、22整流平滑回路、2
3 負荷回路、24 コンパレータ、C3 直列共振コ
ンデンサ、D1 D2 転流ダイオード、L1 共振イン
ダクタンス、N1 一次巻線、N2 二次巻線、Q1 Q2
スイッチング素子、
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のスイッチング素子をブリッジに接
続して形成されたスイッチング手段と、 上記スイッチング素子に対して、それぞれ並列に接続さ
れた転流ダイオードと、 上記スイッチング手段のスイッチング動作により得られ
る一次側出力を二次側に伝送するコンバータトランス
と、 上記コンバータトランスの二次側出力を直流出力電圧と
して出力する出力手段と、 上記スイッチング手段の駆動を制御する駆動制御手段
と、 上記コンバータトランスの一次側に設けられたインピー
ダンス素子と、該インピーダンス素子により検出され
る、上記コンバータトランスの一次側を流れる共振電流
の過電流検出を行う過電流検出回路とを備え、 上記過電流検出回路は、上記スイッチング素子の何れか
一方がオンとされると共に、上記インピーダンス素子を
流れる共振電流の向きが、上記オンとされるスイッチン
グ素子に対応し、且つ、上記インピーダンス素子を流れ
る共振電流が所定の電流値を越えた時に、上記駆動制御
手段に対して検出信号を出力するように構成されている
ことを特徴とするスイッチング電源回路。 - 【請求項2】 複数のスイッチング素子をブリッジに接
続して形成されたスイッチング手段と、 上記スイッチング素子に対して、それぞれ並列に接続さ
れた転流ダイオードと、 上記スイッチング手段のスイッチング動作により得られ
る一次側出力を二次側に伝送するコンバータトランス
と、 上記コンバータトランスの二次側出力を直流出力電圧と
して出力する出力手段と、 上記スイッチング手段の駆動を制御する駆動制御手段
と、 上記コンバータトランスの一次側に設けられたインピー
ダンス素子と、該インピーダンス素子により検出され
る、上記コンバータトランスの一次側を流れる共振電流
の過電流検出を行う過電流検出回路とを備え、 上記駆動制御手段は、上記過電流検出回路から供給され
る検出信号の立ち上がりエッジにより、上記スイッチン
グ手段の駆動制御を行うことを特徴とするスイッチング
電源回路。
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