JP2001309440A - 携帯端末装置、サーバ装置、情報通信システム - Google Patents

携帯端末装置、サーバ装置、情報通信システム

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JP2001309440A
JP2001309440A JP2000122376A JP2000122376A JP2001309440A JP 2001309440 A JP2001309440 A JP 2001309440A JP 2000122376 A JP2000122376 A JP 2000122376A JP 2000122376 A JP2000122376 A JP 2000122376A JP 2001309440 A JP2001309440 A JP 2001309440A
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Kotaro Takahashi
幸太郎 高橋
Masami Suzuki
昌巳 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報通信システムの新たな利用形態の提供。 【解決手段】 各携帯端末装置は、現在位置がサーバ装
置によって確認できるように構成され、またサーバ装置
から送信される周辺に位置する他のユーザのユーザ固有
情報を受信することができるようにする。サーバ装置
は、複数のユーザ固有情報を蓄積しておき、また通信可
能とされている複数の携帯端末の現在位置情報を管理す
る。そして各携帯端末装置の現在位置と蓄積されている
ユーザ固有情報を用いて、一の携帯端末装置のユーザと
他の携帯端末装置のユーザーのマッチングを行ない、マ
ッチングされた両携帯端末装置に対して、その互いのユ
ーザー固有情報を送信する。これにより、各携帯端末装
置のユーザーは、近くにいる他の携帯端末装置のユーザ
ーとの間で、個人的な情報を交換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置とサ
ーバ装置、及びこれらから成る情報通信システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置やPDA(Personal Digit
al Assistants:携帯情報機器)などとして、通常ユー
ザーが持ち歩いて使用する機器が普及しており、またこ
れらの機器は単純な電話としての使用や情報処理装置と
しての使用のみでなく、多様なデータ通信を伴う使用形
態が可能とされている。例えばインターネットにアクセ
スしたり端末間で電子メールを交換したり、或いは所定
のサーバシステムから情報の配信を受けることなどが実
現されている。通信されるデータも、例えばテキストデ
ータだけでなく、オーディオデータ、画像データ、プロ
グラムデータなど、多様化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
携帯端末装置の多機能化や、通信システムの高機能化や
利用の一般化に応じて、新たな通信サービスを提供し、
一般ユーザーの利便性や娯楽性を向上させることが求め
られている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
に鑑みて、データ通信システムの新たな利用形態を提供
することを目的とする。
【0005】このため本発明では、サーバ装置と、サー
バと所定の通信方式に基づいてデータ通信を行う複数の
携帯端末装置から成る情報通信システムにおいて、サー
バ装置及び携帯端末装置を以下のように構成する。即ち
上記携帯端末装置は、現在位置を検出する位置検出手段
と、上記位置検出手段にて検出した現在位置情報を、複
数のユーザ固有情報を蓄積しているサーバ装置に送信す
る送信手段と、上記送信手段から送信した現在位置情報
に応じて、上記サーバ装置から送信される周辺に位置す
る他のユーザのユーザ固有情報を受信する受信手段と、
を備えるようにする。また上記サーバ装置は、複数のユ
ーザ固有情報を蓄積する蓄積手段と、通信可能とされて
いる複数の携帯端末の現在位置情報を管理する位置管理
手段と、各携帯端末装置の現在位置と、上記蓄積手段に
蓄積されているユーザ固有情報を用いて、一の携帯端末
装置のユーザと他の携帯端末装置のユーザーのマッチン
グを行うマッチング手段と、上記一の携帯端末装置に対
して上記他の携帯端末装置のユーザのユーザー固有情報
を送信し、上記他の携帯端末装置に対して上記一の携帯
端末装置のユーザのユーザー固有情報を送信する送信手
段と、を備えるようにする。
【0006】即ち本発明では、各携帯端末装置のユーザ
ーが、サーバ装置を介して互いのユーザー固有情報を交
換できるようなシステムを構築することで、データ通信
システムの新たな利用形態や娯楽形態を実現するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を次の
順序で説明する。 1.情報通信システムの通信構造 2.サーバの構成 3.携帯端末の構成 4.情報通信システムを利用した出会いイベント 5.登録処理 6.出会いイベント時の処理 7.他の処理例
【0008】1.情報通信システムの通信構造 サーバ50及び一般ユーザが所持する携帯端末1から成
る本例の情報通信システムの通信構造を図1に示す。こ
の通信構造は、電話通信業者が提供する電話通信網を利
用して構築されている例である。
【0009】図示する携帯端末1a〜1dは、それぞれ
一般ユーザが所持する携帯端末1を示している。基地局
70,71、中継局72,73、固定網74は、図示し
ない通信業者が提供及び管理する電話通信網の一部とし
て示している。この電話通信網では、各エリアに基地局
70、71・・・が配置され、各基地局70,71・・
・は中継局72,73・・・を介して固定網74と接続
されている。携帯端末1は、基地局70,71・・・と
無線通信可能とされることで、この電話通信網に編入さ
れて電話通信を実行できる装置とされている。異なる基
地局エリアにいる携帯端末1a、1d同士で電話通信を
行う場合は、例えば一点鎖線で示すように基地局70、
中継局72、固定網74、中継局73、基地局71とい
う経路を介して電話通信を行うことになる。
【0010】サーバ50は、この電話通信網において各
中継局72,73・・・と通信可能に接続され、この電
話通信網を介して携帯端末1とデータ通信を行うことが
できる。携帯端末1とサーバ50は、破線で示す経路で
データ通信を実行する。例えば端末1aは、基地局7
0、中継局72を介してサーバ50と通信できる。また
端末1dは、基地局71、中継局73を介してサーバ5
0と通信できる。なお、携帯端末1はユーザーによって
所持されて移動されるものであり、現在位置のエリアに
応じて通信先の基地局が変化することはいうまでもな
い。またこの図1の電話通信網では、携帯端末1同士で
の電子メール交換や、携帯端末1からのインターネット
ホームページ閲覧なども可能とされている。これらのサ
ービスは、この電話通信網を開設している通信業者が提
供するものである。
【0011】本例の携帯端末1の具体例としては、図2
(a)に示すようないわゆる携帯電話装置が想定され
る。この図2(a)の携帯電話装置は、装置平面上に例
えば液晶パネルによる表示部2が形成され、電話通信操
作や後述する本システムのサービスにかかる文字や画像
が表示される。また電子メールの送受信やインターネッ
トホームページ画像の表示なども行われる。
【0012】また携帯電話装置には、ユーザーの操作の
ための各種の操作子が設けられる。例えば操作キー3
a、プッシュダイヤル3cなどがそれぞれ所要部位に形
成される。これらの操作子によりユーザーは、例えば電
源操作、電話通信の際のダイヤル発呼操作、文字入力操
作や電子メール送信操作、さらには後述する本例のサー
ビスに対応する操作などを行うことができる。スピーカ
4,マイクロホン5は、電話通信の際の通話に用いられ
る。但し、スピーカ7は電子メールやホームページ閲覧
の際に取り込まれたオーディオデータの出力に用いた
り、後述する本例のサービスの際にオーディオデータが
供給された場合はその出力のために用いることができ
る。またマイクロホン5は、電子メールに音声データを
付加できる場合は、その音声の入力に用いたり、同様に
後述する本例のサービスにおいて音声の入力に用いるこ
ともできる。アンテナ7は、図1の基地局70,71・
・・との間の無線通信を行うためのアンテナである。
【0013】なお図示していないが、機器の側面などに
は、各種機器との接続のための必要な端子が形成され
る。例えば、ヘッドホン端子、IEEE1394端子、
USB(universal serial bus)端子などが形成されても
よい。
【0014】この図2(a)は携帯端末1を携帯電話装
置とする場合の外観の一例であるが、携帯端末1の具体
例としては、図2(b)のような、いわゆるPDA(Pe
rsonal Digital Assistants:携帯情報機器)といわれ
る情報処理装置であってもよい。この情報処理装置は、
PDA機器として携帯に適した小型軽量の装置であり、
各種情報処理や情報通信が可能とされる機器である。図
示していないが、装置内にはハードディスクドライブが
配置されたり、或いはディスク又はメモリカードのよう
な可搬性の記録媒体が装着可能とされる。これらの記録
媒体に対しては、コンピュータ用データ、音楽データ、
音声データ、動画像データ、静止画像データ、制御デー
タなどの記録再生が可能とされる。
【0015】この情報処理装置には、平面上に例えば液
晶パネルによる表示部2が形成され、アプリケーション
ソフトウエアの起動及び各種処理に伴う画像、データと
しての画像や文字、再生される音声、音楽に付随する情
報、さらには操作のガイドメッセージ、再生や編集操作
等のためのメニュー画面などが表示される。もちろんこ
の場合も、後述する本例のサービスに関連する各種の画
像や文字が表示可能である。
【0016】情報処理装置上には、ユーザーの操作のた
めの各種の操作子が設けられる。例えば操作キー3a、
ジョグダイヤル3b、プッシュダイヤル3cなどがそれ
ぞれ所要部位に形成される。これらの操作子によりユー
ザーは、例えば電源操作、メニュー操作、選択操作、文
字等の入力操作、その他必要とされる各種の操作を行う
ことができる。
【0017】また、情報処理装置上には、スピーカ4,
マイクロホン5,撮像部6も形成され、音声の出力、入
力、撮像による画像の取込なども実行できるようにされ
ている。この場合も、アンテナ7は、図1の基地局7
0,71・・・との間の無線通信を行うためのアンテナ
である。
【0018】また図示していないが機器の上面、側面、
底面などに各種機器との接続のために、各種端子が形成
される。例えばヘッドホン端子、ライン出力端子、ライ
ン入力端子、IEEE1394端子、USB端子、光ケ
ーブル対応のデジタル入出力端子、SCSIコネクタ、
シリアルポート、RS232Cコネクタなどが考えられ
る。
【0019】携帯端末1の具体例は、例えばこの図2
(a)(b)のように、携帯電話装置やPDA機器とし
て実現される。もちろん携帯用のノートタイプのパーソ
ナルコンピュータや、或いはポケットベル(登録商標)
装置その他の態様の機器であってもよい。また図2
(a)(b)はあくまで外観例であり、また配備される
機能も一例にすぎない。例えば図2(a)の携帯電話装
置において図2(b)の撮像部6に相当する部位が設け
られ、写真画像の取込が可能とされてもよい。さらに表
示部2については、カラー画像を表示可能とすることが
望ましい。なお、本例の携帯端末1としての必要な構成
については図4で後述する。
【0020】2.サーバの構成 図3にサーバ50の構成を示す。図示するようにサーバ
50内には、コントローラ51、ROM52、RAM5
3、登録データベース54、通信部55、画像処理部5
6、課金処理部57が形成される。なお図示していない
が、サーバ50側のオペレータの各種設定や調整などの
必要な操作のためのインターフェース部位として操作部
や表示部が形成されることはいうまでもない。
【0021】コントローラ51は主たる制御部位とし
て、このサーバ50により一般ユーザ0に提供されるサ
ービスを実行するために各部位の制御を行う。このため
コントローラ51は、CPU、プログラムROM、ワー
クRAM、各部とのインターフェース等を備えた部位と
され、基本ソフト(OS:Operating System)やサービ
ス実現のためのプログラムが動作される部位となる。R
OM52は、基本動作プログラム、各種処理定数、設定
情報などを記憶する領域とされる。RAM53は、各種
処理に必要な情報の記憶、データのバッファリング、コ
ントローラ51内のCPUのワークエリアの拡張、その
他、コントローラ51の処理に応じて多様に使用され
る。またRAM53がストレージエリア(不揮発性領
域)が設けらることで、OSやアプリケーションソフト
ウエアがインストールされる部位として利用することも
できる。
【0022】登録データベース54は、このサーバ50
が提供するサービスに参加するユーザーについてユーザ
ー固有の情報(個人情報)を格納する部位である。即ち
ユーザーが、書類の郵送や登録データの送信などの所定
の手続きでサーバ50に対して登録を行うことで、その
ユーザの情報が登録される。通信部55は、図1の通信
網を介してこのサーバ50が各携帯端末1との間で情報
通信を実行するための部位である。携帯端末1から送信
されたデータは通信部55で受信されてコントローラ5
1に供給され、処理される。またコントローラ51が或
る携帯端末1に送信すべきデータを生成した場合は、そ
のデータは通信部55に転送され、その特定の携帯端末
1に対して送信される。
【0023】画像処理部56は、サーバ50が扱う画像
データについて所定の処理を行う部位である。例えば後
述するサービスでは、ユーザーの顔写真画像を携帯端末
1に送信する動作が行われるが、その際に顔写真として
の画像データに対してモザイク処理を行うことなどが実
行される。課金処理部57は、サービスに参加するユー
ザーに対する課金処理を行う。例えばユーザーはサーバ
50によるサービスの提供を受けることの代価として所
定の料金を支払うことになるが、そのためのユーザーに
対する課金情報(金額、日付、ユーザー名等)の管理
や、課金のための事務情報の管理、例えばユーザー毎の
銀行口座、支払方法などの情報の管理などを行う。な
お、サーバ50が各種サービスを無料提供する場合は、
課金処理部57は必要ない。
【0024】なお、この図3に示すサーバ50の構成は
あくまでも一例であり、これに限定されるものではな
い。
【0025】3.携帯端末の構成 続いて、携帯電話装置やPDA機器などで実現される携
帯端末1の構成を図4で説明する。例えば図2(a)
(b)のような態様となる携帯端末1としては、図4に
示すように、内部にCPU10、ROM11、RAM1
2、通信部13,画像処理部14、表示用メモリ15、
GPSアンテナ16、GPS処理部17、撮像データ処
理部18、通話処理部19等が設けられる。
【0026】操作部3は、図2に示した各種操作子3
a、3b、3cに相当する。また図2では説明しなかっ
たが、表示部2に操作キーやアイコンの表示を行うとと
もに表示部2上でのタッチ検出機構を設けることで、タ
ッチパネル操作子を形成してもよく、その場合のタッチ
パネル操作子も図4でいう操作部3に含まれるものとな
る。
【0027】CPU10は基本ソフト(OS:Operatin
g System)やアプリケーションプログラムが動作される
部位となる。そしてCPU10は操作部3から供給され
る操作情報に応じて所要の処理を実行する。ROM11
は、基本動作プログラム、各種処理定数、設定情報など
を記憶する領域とされる。RAM12は、各種処理に必
要な情報の記憶、データのバッファリング、CPU10
のワークエリアの拡張、その他、CPU10の処理に応
じて多様に使用される。またRAM12にストレージエ
リア(不揮発性領域)が設けられて、OSやアプリケー
ションソフトウエアがインストールされるようにしても
よい。そしてRAM12にインストールされたアプリケ
ーションソフトウエアは、ユーザからの操作に応じて起
動され、CPU10により実行される。
【0028】通信部13は、図1の通信網を介してサー
バ50や他の携帯端末1との間で情報通信や電話通信を
実行するための部位である。通話音声信号や、データ通
信実行時の通信データは、通信部13からアンテナ7を
介して電波送信される。またアンテナ7により受信され
た通話音声信号や通信データは、通信部13で取り込ま
れ、RAM12に記憶される。そしてCPU10によっ
て所定の処理が行われる。
【0029】画像処理部14は、データ通信により取り
込まれた画像データについて所定の処理を行なったり、
送信しようとする画像データについての各種処理を行う
部位である。
【0030】表示用メモリ15は、表示部2に表示する
データを保持し、かつ表示部2での画像や文字の表示を
実行させる部位である。表示用メモリ15にはCPU1
0の制御により、ユーザーインターフェースとしての各
種表示情報が描画され、それが表示部2に表示される。
例えばCPU10で起動されているソフトウエアは、ユ
ーザーの指示や受信・送信動作等による状態遷移に基づ
いて、表示用メモリ15に描画を行う。
【0031】GPS処理部17はGPS(Global Posis
sioning System)による衛星からの電波をGPSアンテ
ナ16で受信し、現在位置情報、例えば緯度、経度の値
を判別する部位である。いわゆるナビゲーションシステ
ムなどで普及している機能である。GPS処理部17で
測位された現在位置情報は、CPU10の処理によって
通信部13からサーバ50に送信することができる。
【0032】撮像部6は例えばCCD撮像素子及び撮像
回路系によりに形成される。撮像部6により取り込まれ
た撮像画像データは、撮像データ処理部18を介してR
AM12に取り込むことができ、またCPU22は撮像
画像データの編集やサーバ50等への送信を実行でき
る。なお図2(a)の携帯電話装置の例では撮像部6を
示していないが、この図4のように撮像部6及び撮像デ
ータ処理部18を設けてもよい。
【0033】通話処理部19は、マイクロホン5及びス
ピーカ4によるユーザーの通話音声信号についての処理
を行う部位となる。なお図2(b)のPDA機器の場合
において、電話通信可能とするのであれば、このように
通話処理部19が用意されればよい。また携帯端末1の
実現態様が携帯電話装置であるかPDA機器かに関わら
ず、この通話処理部19が、マイクロホン5からの音声
入力、スピーカ4からの音声出力として、通話音声以外
の音声情報を扱う部位として機能するようにしてもよ
い。
【0034】以上の図4の携帯端末1の構成は、本例の
サーバ50との間で構築される情報通信システムにとっ
て必要な部位のみを示している。従って、実際にはこれ
以外の回路ブロックが形成されるものであってもよい。
例えばPDA機器であれば、メモリカードなどの可搬性
記録媒体に対するドライブや、他の機器との通信インタ
ーフェースなどが形成されることが考えられる。また逆
に、本例の携帯端末1として、必ずしも図4のすべての
構成を必要とするものではない。
【0035】4.情報通信システムを利用した出会いイ
ベント 上記構成のサーバ50と携帯端末1による情報通信シス
テムによって実現可能となるサービスの一例として、出
会いイベント(以下、単にイベントともいう)について
説明する。これは、それぞれ携帯端末1を所持する他人
同士が、サーバ50との情報通信を介して知り合うこと
ができるようにしたイベントである。図5は、出会いイ
ベントの進行の流れを概略的に示している。なお図5で
は、イベントに参加する多数の一般ユーザーの中で、携
帯端末1Aを所持するユーザAと、携帯端末1Bを所持
するユーザBを例に挙げ、各携帯端末1A、1Bとサー
バ50との通信を示している。また、携帯端末1Aの処
理をU10〜U18、携帯端末1Bの処理をU20〜U
28、サーバ50の処理をS1〜S12で示す。
【0036】まずイベントの準備段階として、一般の各
ユーザーは、自分の固有情報をサーバに登録する必要が
ある。例えばユーザA、Bは、それぞれ何らかの手順で
サーバに登録データを送信する(U10、U20)。
【0037】ユーザーがサーバ50に提供する登録デー
タとは、イベント参加の要望や有料提供される場合の課
金に関する契約条項などの書誌的内容のほか、実際にイ
ベントに使用されるユーザー固有の個人情報となる。個
人情報とは、例えば、名前(本名やニックネーム等の参
加名)、性別、年齢、出身地、血液型、星座、趣味、プ
ロフィール、携帯端末の電話番号、電子メールアドレ
ス、容姿を表す写真画像などとなる。もちろん、この個
人情報の種類や数などは、実際のイベントのやり方に応
じて変更されてかまわない。
【0038】実際の各ユーザーの登録方法としては、多
様な例がある。まず、上記書誌的事項や個人情報を記載
した書類や自分の写真をサーバ50の管理組織に郵送す
る方法がある。また、サーバ50が例えばインターネッ
トホームページなどに登録書類を開示し、ユーザーは自
宅等のパーソナルコンピュータからそのホームページを
閲覧して、登録のための必要データ、即ち課金等に対す
る承諾確認や個人情報、写真画像を入力して、送信する
という手法もある。もちろん携帯端末1を利用してサー
バ50と通信を行い、承諾確認事項や個人情報、写真画
像をサーバ50に送信するようにしてもよい。図4のよ
うに携帯端末1に撮像部6,撮像データ処理部18が搭
載されていれば、写真画像データの送信を含めて、ユー
ザーが携帯端末1から登録操作を行うことが可能とな
る。
【0039】何らかの手法でユーザーから登録データが
送信されてきたら、サーバ50は各ユーザーについての
登録処理を行う(S1)。例えば各ユーザーに対して登
録番号を付した上で、図6のような各ユーザーの個人情
報を登録データベース54に記憶させる。登録データベ
ース54に個人情報が登録されたユーザーは、イベント
参加が可能な状態となる。なお、登録に際しては、サー
バはそのユーザーに登録料を課金することが考えられる
が、登録料を課金する場合は、登録処理(S1)に応じ
て、課金処理(S2)を行い、課金処理部57の管理の
元で、ユーザーに対して料金請求や銀行口座からの引き
落としなどが行われる。もちろん登録料を無料とする場
合は、課金処理(S2)は不要である。
【0040】登録を済ませたユーザーは、自分の都合の
よい時間や、或いはサーバ50から指定した時間などに
おいて、携帯端末1を用いてサーバ50に対してイベン
ト参加要求を行う(U11、U21)。例えばユーザ
A、Bがそれぞれ近い時刻で参加要求を行い、これに対
してサーバ50がユーザA、Bのそれぞれの携帯端末1
A、1Bに対して参加を許可する情報を送信したとする
と、携帯端末1A及び1Bは、その時点からイベント参
加としての動作を開始する。即ち携帯端末1A、1B
は、それぞれ搭載しているGPS処理部17によって得
られる現在位置情報を、サーバ50に送信する処理を開
始する(U12,U22)。この位置情報の送信はCP
U10の制御に基づいて或る時間間隔毎に定期的に行わ
れるようにしてもよいし、GPS処理部17で検出され
る位置情報が変化したタイミングで行われればよい。即
ち、イベント参加中の各ユーザの位置が、サーバに判別
できるようにすればよい。
【0041】なお図4のようにGPS処理部17を搭載
した例に基づく場合は、このようにGPS位置情報を送
信するようにすればよいが、GPSを用いないでサーバ
50が各参加者の位置を判別することもできる。即ち、
各携帯端末1は図1に示したように基地局70、71・
・・を介して通信を行うものであるが、図1の通信網で
は、各携帯端末1がどの基地局を介して通信を行ってい
るかを判別して、その携帯端末1の位置を概略的に特定
できる。従ってサーバ50がそのようにして判別される
各参加者の携帯端末1の位置情報の供給をうけるように
すればよい。どのような方式であれ、サーバ50にとっ
て、イベント参加者の現在位置情報がほぼリアルタイム
で判別できるようにされればよい。
【0042】ユーザーからのイベント参加が発生した場
合においては、サーバ50が、ユーザーに参加料を課金
することが考えられる。その場合は、参加要求に対応し
て、課金処理部57の管理の元でそのユーザーに参加料
を課金する(S3)。もちろん参加料を無料とする場合
は、課金処理(S3)は不要である。
【0043】イベント実行時においては、サーバ50は
参加者の中で照合(マッチング)を行う(S4)。この
マッチングとは、多数の参加者の中で、或る一人のユー
ザと他の一人のユーザーを組み合わせる処理である。マ
ッチングの条件は、各ユーザーの現在位置情報と登録さ
れた個人情報から選定する。上述したようにサーバ50
は、参加ユーザの現在位置情報が判別できるようにして
いる。一例としてはサーバ50ではRAM53などに、
図7のような参加者位置管理データを設定しておく。そ
して携帯端末1から現在位置情報が送信されてくるたび
に、その参加者の登録番号に対応させて受信された位置
情報、例えば緯度、経度に相当するx、y座標情報を記
憶/更新するようにする。同時に更新日時も記憶してお
く。これにより、サーバ50は参加者についての位置を
ほぼリアルタイムで確認できる。そしてマッチング処理
に際しては、サーバ50のコントローラ51は、まず現
在位置が近い複数のユーザーを抽出し、その抽出された
ユーザーの中で、各個人情報を参照して、ペアを選定す
る。個人情報のうちのどのような事項によりペアを選定
するかは、イベントの目的や趣旨に応じて決めればよ
い。例えば血液型や星座により相性のよいとされる二人
をマッチングさせてもよいし、趣味を参照してもよい。
或いは全くランダムにペアを選定してもよい。また一定
期間毎にマッチング条件を変化させていってもよい。
【0044】このようなマッチング処理で、ユーザAと
ユーザーBがペアに選定されたと仮定する。ここでサー
バ50は、携帯端末1Aと1Bに対して、互いの個人情
報としての一次データを送信する(S5)。即ち、携帯
端末1Aに対してユーザBが登録した個人情報を送信
し、一方携帯端末1Bに対してユーザAが登録した個人
情報を送信する。但し、この一次データとしての個人情
報は、各ユーザーの個人情報のうちの一部のみである。
具体例としては、図8(a)に示すように、イベント進
行のためのガイドテキストのほかには、ユーザーの性
別、年齢、出身地、星座、血液型と、かなりモザイク処
理が施されたユーザーの顔写真データとする。
【0045】各携帯端末1A、1Bでは、サーバ50か
ら相手のユーザーの一次データが送信されてくることに
応じて、その一次データ内容を表示する。例えば上記一
次データの内容を表示するものであるため、図8(a)
における表示例として示すように、「運命の人があなた
の近くにいるようです。この人にメッセージを送ります
か?」というイベント進行文書が表示されると共に、相
手の性別、年齢、出身地、星座、血液型と、かなりモザ
イク処理が施されたユーザーの顔写真の画像が表示され
ることになる。
【0046】携帯端末1AのユーザーAは、ユーザーB
についてのこの図8(a)のような画像を見ることがで
き、これに対して、YES/NOを選択する。YESの
場合はユーザーBへのメッセージも入力する(U1
3)。同様に携帯端末1BのユーザーBは、ユーザーA
についてのこの図8(a)のような画像を見ることがで
き、これに対して、YES/NOを選択する。YESの
場合はユーザーAへのメッセージも入力する(U2
3)。そして、携帯端末1A、1Bは、それぞれYES
/NOの選択結果や入力されたメッセージを、サーバ5
0に返信する(U14、U24)。
【0047】携帯端末1Aでは、ユーザAがNOを選択
した場合は、NOの返信(U14)を行った後、そのペ
アによるイベント進行を終了する(U15)。同様に携
帯端末1Bでも、ユーザBがNOを選択した場合は、N
Oの返信(U24)を行った後、そのペアによるイベン
ト進行を終了する(U25)。
【0048】またサーバ50は、携帯端末1A、1Bか
らの返信U14、U24を確認し、少なくとも一方がN
Oであった場合は、そのペアによるイベントが終了と判
断し(S6)、終了処理を行う(S7)このとき、一方
がNOで他方がYESであった場合は、その他方に対し
て、相手側がNOであったためにイベント進行を終了す
る旨を通知する。この終了通知を受けた側の携帯端末1
は、自分がYESとした場合であっても、処理を終了す
ることになる(U15、U25)。
【0049】ユーザA、Bの両方がYESと返信した場
合のみ、このペアによるイベントはさらに進行する。そ
の場合、サーバ50は、携帯端末1Aと1Bに対して、
互いの個人情報としての二次データを送信する(S
8)。即ちこの場合も、携帯端末1Aに対してユーザB
が登録した個人情報を送信し、一方携帯端末1Bに対し
てユーザAが登録した個人情報を送信する。但し、この
二次データとしての個人情報は、上記一次データよりも
詳しい内容とする。具体例としては、図8(b)に示す
ように、イベント進行のためのガイドテキストのほかに
は、ユーザーの趣味、プロフィールと、前回よりはソフ
トなモザイク処理が施されたユーザーの顔写真データと
する。さらに上記返信U14,U24がYESであった
場合は、相手へのメッセージが添付されているので、そ
のメッセージも含むものとする。
【0050】各携帯端末1A、1Bでは、サーバ50か
ら相手のユーザーの二次データが送信されてくることに
応じて、その二次データ内容を表示する。例えば図8
(b)における表示例として示すように、「運命の人か
らメッセージが届きました。再度メッセージを送ります
か?」というイベント進行文書が表示されると共に、上
記一次データの内容に加えて相手の趣味、プロフィー
ル、相手からのメッセージや、ソフトなモザイク処理が
施されたユーザーの顔写真の画像が表示されることにな
る。
【0051】携帯端末1AのユーザーAは、ユーザーB
についてのこの図8(b)のような画像を見て、再度Y
ES/NOを選択する。YESの場合はユーザーBへの
次のメッセージも入力する(U16)。また携帯端末1
Aが撮像部6を備えていれば、そのときの自分の写真や
周囲の風景の写真を撮像するなどして、その撮像した画
像データを入力することもできる。同様に携帯端末1B
のユーザーBは、ユーザーAについての図8(b)のよ
うな画像を見て、再度YES/NOを選択する。YES
の場合はユーザーAへのメッセージも入力する(U1
6)。また同様に撮像を行って画像データを入力を行う
こともできる。そして、携帯端末1A、1Bは、それぞ
れYES/NOの選択結果や入力されたメッセージ/画
像を、サーバ50に返信する(U17、U27)。
【0052】携帯端末1Aでは、ユーザAがNOを選択
した場合は、NOの返信(U17)を行った後、そのペ
アによるイベント進行を終了する(U18)。同様に携
帯端末1Bでも、ユーザBがNOを選択した場合は、N
Oの返信(U27)を行った後、そのペアによるイベン
ト進行を終了する(U28)。
【0053】またサーバ50は、携帯端末1A、1Bか
らの返信U17、U27を確認し、少なくとも一方がN
Oであった場合は、そのペアによるイベントが終了と判
断し(S9)、終了処理を行う(S10)このときも、
一方がNOで他方がYESであった場合は、その他方に
対して、相手側がNOであったためにイベント進行を終
了する旨を通知する。この終了通知を受けた側の携帯端
末1は、自分がYESとした場合であっても、処理を終
了することになる(U18、U28)。
【0054】ユーザA、Bの両方がYESと返信した場
合のみ、このペアによるイベントは最終段階に進行す
る。その場合、サーバ50は、携帯端末1Aと1Bに対
して、互いの個人情報としての最終データを送信する
(S11)。即ちこの場合も、携帯端末1Aに対してユ
ーザBが登録した個人情報を送信し、一方携帯端末1B
に対してユーザAが登録した個人情報を送信する。但
し、この最終データの場合は、上記二次データよりもさ
らに詳しい内容とする。具体例としては、図8(c)に
示すように、イベント進行のためのガイドテキストのほ
かには、ユーザーの電話番号、メールアドレス、モザイ
ク処理の施されていない本来の顔写真データとする。さ
らに上記返信U17,U27がYESであった場合は、
相手へのメッセージや画像が添付されているので、その
メッセージや画像も含むものとする。さらに、その時点
でサーバ50が把握している互いの携帯端末1A、1B
の位置情報から判別される位置を含むものとする。
【0055】各携帯端末1A、1Bでは、サーバ50か
ら相手のユーザーの最終データが送信されてくることに
応じて、その最終データ内容を表示する。例えば図8
(c)における表示例として示すように、「運命の人は
***にいます。ぜひコンタクトをとってください」と
いうイベント進行文書が表示されると共に、相手の携帯
端末1の電話番号やメールアドレス、相手の現在位置、
モザイク処理の施されていない顔写真の画像、相手から
のメッセージや画像が表示されることになる。
【0056】ここにおいて各ユーザーA、Bは、互いの
位置や、電話番号から、サーバ50を介さないで直接コ
ンタクトをとることが可能となる(U30)。即ち電話
や電子メールで通信したり、あるいは位置と顔写真から
相手を探し出すことが可能となる。ここにおいて、サー
バ50のイベントとして、参加者の中からマッチングさ
れた二人の出会いが演出される。なお、これまでのイベ
ント中の通信は、図1の破線の経路で行われるが、ここ
でユーザー同士が直接電話や電子メールで通信する場合
は、図1の一点鎖線の経路で行われることになる。
【0057】サーバ50が携帯端末1A、1Bに対する
処理としては、最終データを送信した段階で終了とな
る。但し最終データを送った時点で、ペアに選定した二
人の出会いが成功したとして、この時点でユーザーに対
して課金処理を行うようにしてもよい(S12)。
【0058】このようにしてイベントは、単純にユーザ
ー同士の出会いを目的としてもよいし、或いはゲーム性
を持たせて、出会いが実現したら互いにデータ交換を行
って、そのデータ交換した人数をきそうような競技とし
てもよい。或いは特定の人を捜し当てるようなゲーム、
探偵ゲームなどとしても応用できる。例えば出会った人
とデータ交換を行ってデータを蓄積していくことで、ゲ
ーム上で設定された謎が解けていくようなイベントも可
能となる。
【0059】5.登録処理 例えば以上のようなイベントを実現するためにサーバ5
0及び携帯端末1が実行する処理例について、以下説明
していく。上述したように、サーバ50によるサービス
の提供(イベント参加)を求めるユーザは、予めサーバ
50に登録を行う必要がある。この登録の際のユーザー
側の端末の処理とサーバ50の処理(コントローラ51
の処理)を図9に示す。なお、この場合ユーザー側の端
末とは、携帯端末1でもよいし、自宅等に設置されサー
バ50と通信可能とされたパーソナルコンピュータなど
でもよい。
【0060】まずユーザーは図9のステップF201と
して、ユーザー端末からサーバ50に対して登録要求の
情報を送信する。サーバ50ではステップF101で或
る端末からの登録要求を受信したら、それに応じてその
端末に対して、ステップF102で登録用データを送信
する。登録用データとは、サービス提供に伴う条件、規
則、課金契約の承諾などをユーザーに求める書誌的内容
とともに、ユーザー固有の情報を入力させるための入力
シート情報などとする。
【0061】ユーザー端末ではステップF202で登録
用データを受信したら、その内容を表示し、ユーザーは
その内容に従って所要の入力を行う。即ちイベント参加
のための同意や、サーバ50に登録する個人情報を入力
する。ステップF203は、ユーザーの入力に応じてユ
ーザー側端末がそれを取り込む処理を示している。な
お、上述したように個人情報として顔写真データが要求
されるため、ユーザー側端末は、どのような形態でもよ
いが、顔写真データを入力、送信できる機能が要求され
る。つまり図2(b)のように撮像部6を備えた携帯端
末1であれば登録のための入力が可能となるが、もちろ
んデジタルカメラなどの機器で撮像した画像データを取
り込むようにすれば、撮像部6のない携帯端末1やパー
ソナルコンピュータなどにより登録処理が可能となる。
【0062】ユーザー端末は、ユーザーの入力が完了し
たことに応じて、ステップF204で入力した情報をサ
ーバ50に送信する。サーバ50では、ステップF10
3でユーザーが入力した情報を受信したら、ステップF
104で登録処理を行う。例えば図6で説明したよう
に、そのユーザーについてユーザの個人情報を登録デー
タベース54に登録する。なお、登録に際して登録料を
課金する場合は、ステップF105で課金処理を行う。
【0063】ステップF104(場合によってはF10
4とF105)により登録時の処理が完了したら、サー
バ50はステップF106でユーザー端末に対して登録
完了の通知を行う。登録料課金の場合は課金についての
通知も行う。ユーザー端末ではステップF205で登録
完了通知を受信したら、それを表示してユーザーに提示
する。これによって登録が完了したことをユーザーが認
識でき、以降、そのユーザーは上述したイベントに参加
できる。
【0064】以上の登録処理は、ユーザー端末とサーバ
がデータ通信を行って登録を行うものであるが、この登
録自体は、例えばユーザが必要事項を記載した書類や写
真を郵送するなどの手法で行うことも可能である。その
場合はサーバ側でオペレータがユーザ個人情報や写真を
データ入力し、図6のような個人情報として登録する。
【0065】6.出会いイベント時の処理 図5で説明したように上記登録後においては、イベント
に参加できることになるが、イベント実行の際において
ユーザーが所持する携帯端末1(CPU10)の処理を
図10,図11に示し、またサーバ50(コントローラ
51)の処理を図12,図13,図14に示す。
【0066】まず図10,図11に示す、イベント実行
時の携帯端末1の処理を、上記図5を参照しながら説明
していく。ある時点で、ユーザーが携帯端末1において
イベント参加のための操作を行うと、携帯端末1のCP
U10は、処理を図10のステップF301からF30
2に進め、通信部13からサーバ50に対してイベント
参加要求を送信する処理を行う。これは図5のイベント
参加要求(U11)に相当する処理である。イベント参
加要求を送信することで、詳しくは後述するがサーバ5
0側では参加可否を判断し、その結果を通知してくる。
その通知により何らかの事情で参加NGとされた場合
は、ステップF303からF304に進んで、エラー処
理を行い、処理を終了する。
【0067】サーバ50から参加OKの通知を受けた場
合は、ステップF305に進んで、サーバ50に対する
現在位置情報の送信処理を開始する(図5の位置情報送
信開始U12に相当)。即ち、この時点以降、定期的或
いは不定期な割り込み処理として、CPU10はGPS
処理部17によって得られた位置情報を通信部13から
送信するようにする。
【0068】ステップF306では、サーバ50からの
一次データの受信を待機する。即ちサーバ50では、こ
の携帯端末1のユーザーと相手となるユーザーのマッチ
ングを行い、図5の一次データ送信(S5)として、相
手のユーザーの一次データを送信してくるが、その送信
を待つことになる。
【0069】一次データが受信されたら、ステップF3
06からF307に進み、受信された一次データを記憶
し、また必要に応じてデコードして表示部2に表示す
る。例えば図8(a)の表示例のような表示が実行され
る。これに対してユーザーはYES/NOを選択する入
力を行うことになるが、CPU10はステップF308
でユーザーの入力を確認し、もし「YES」であれば、
続いてステップF309でユーザーが入力するメッセー
ジとしてのテキストデータを取り込んで、ステップF3
10で、「YES」及びメッセージテキストデータを、
サーバ50に対して図5の返信(U14)として送信す
る。
【0070】一方、ユーザーが「NO」を入力した場合
は、CPU10はステップF308からF311に進
み、サーバ50に対して図5の返信(U14)として
「NO」を送信する。そしてステップF312で、ユー
ザーがイベント参加を継続するか終了するかを判断す
る。例えば表示部2に終了/継続を選択する画面を表示
し、ユーザーに入力を求める。もしユーザーが終了を選
択した場合は、CPU10はステップF314でイベン
ト終了処理を行い、イベントに関する処理を終了する。
即ちサーバ50に対する位置情報の送信の割り込み処理
を終了し、またイベントモードを終了して、携帯電話又
はPDA機器等の機器としての通常のモードに移る。
【0071】ところがユーザーが継続を求めた場合は、
ステップF313に進んで、サーバ50に対して継続通
知を送信する。そしてステップF306の一次データ待
機状態に移る。ここで継続する場合とは、サーバ50に
よる今回のマッチングにより一次データ送られてきた相
手に対してユーザーが所望の相手ではないと判断して、
再度サーバ50にマッチングからをやり直してもらう場
合である。後述するがサーバ50では、ユーザーが「N
O」の返信を行った時点で、今回マッチングしたペアに
ついてのイベント処理を終了とするが、その後、継続通
知が送られてきた場合は、そのユーザーは再度のマッチ
ングを求めたものとして、そのユーザーについてマッチ
ング(照合処理S4)からやり直すようにする。
【0072】上記ステップF310により「YES」の
返信を行なった場合は、携帯端末1の処理は図11のス
テップF315に進む。そしてステップF315,F3
16で、サーバ50からの送信を待機する。まず、この
携帯端末1のユーザーが「YES」を選択したとして
も、相手側が「NO」を選択した場合は、そのペアによ
るイベント処理は終了される。このときサーバ50は図
5の終了処理S7を実行し、「YES」側の携帯端末1
に終了通知を送信してくる。このように相手側の「N
O」により終了通知が送られてきた場合は、CPU10
は処理をステップF315から図10のF312に進め
る。そして上述のようにユーザーに終了か継続かの選択
を求め、それに応じて上記処理をおこなう。なおもちろ
ん、この場合は表示部2に、相手側が「NO」であった
ために、今回のぺアによるイベント処理が終了されたこ
とをユーザーに提示することが望ましい。
【0073】ペアとされた双方が「YES」であった場
合は、サーバ50は相手の2次データを送信してくる
(図5のS8)。その送信があった場合は、CPU10
は図11のステップF316からF317に進み、受信
された二次データを記憶し、また必要に応じてデコード
して表示部2に表示する。例えば図8(b)の表示例の
ような表示が実行される。これに対してユーザーは再度
YES/NOを選択する入力を行うことになるが、CP
U10はステップF318でユーザーの入力を確認し、
もし「YES」であれば、続いてステップF320でユ
ーザーが入力するメッセージとしてのテキストデータ、
さらには場合によっては画像データを取り込んで、ステ
ップF321で、「YES」及びメッセージテキストデ
ータ、さらに場合によっては画像データを、サーバ50
に対して図5の返信(U17)として送信する。
【0074】一方、ユーザーが「NO」を入力した場合
は、CPU10はステップF318からF319に進
み、サーバ50に対して図5の返信(U17)として
「NO」を送信する。そして図10のステップF312
に進み、上述のようにユーザーに終了か継続かの選択を
求め、それに応じて上述のとおり処理をおこなう。
【0075】上記ステップF321により「YES」の
返信を行なった場合は、携帯端末1の処理はステップF
322,F323で、サーバ50からの送信を待機す
る。この場合も携帯端末1のユーザーが「YES」を選
択したとしても、相手側が「NO」を選択した場合は、
そのペアによるイベント処理は終了される。このときサ
ーバ50は図5の終了処理S10を実行し、「YES」
側の携帯端末1に終了通知を送信してくる。このように
相手側の「NO」により終了通知が送られてきた場合
は、CPU10は処理をステップF322から図10の
F312に進め、上述のようにユーザーに終了か継続か
の選択を求め、それに応じて上述の処理をおこなう。な
おこの場合も、表示部2に相手側が「NO」であったた
めに、今回のペアによるイベント処理が終了されたこと
をユーザーに提示することが望ましい。
【0076】ペアとされた双方が「YES」であった場
合は、サーバ50は相手の最終データを送信してくる
(図5のS11)。その送信があった場合は、CPU1
0は図11のステップF323からF324に進み、受
信された最終データを記憶し、また必要に応じてデコー
ドして表示部2に表示する。例えば図8(c)の表示例
のような表示が実行される。
【0077】この状態で、ペアとされた双方のユーザ
は、それぞれ相手の詳細な個人データを入手したことに
なり、サーバ50が提供するイベントとしては目的を達
したことになる。そこで携帯端末1はステップF325
でイベント終了処理を行う。即ちサーバ50に対する位
置情報の送信の割り込み処理を終了し、またイベントモ
ードを終了して、携帯電話又はPDA機器等としての通
常のモードに移る。そして各ユーザーは相手のユーザー
の電話番号や電子メールアドレス、居場所、容姿等を知
ることになるため、この後は、図5の直接通信U30を
行ったり、或いは容姿や居場所を頼りに相手は探し出す
ことなどが可能となる。
【0078】携帯端末1のイベント実行時の処理は以上
のように行われるが、イベント実行中においてサーバ5
0では図12、図13、図14の処理が行われる。図1
2は、或る携帯端末1からのイベント参加要求(図5の
U11)があった場合の処理を示している。携帯端末1
からのイベント参加要求が受信された場合は、サーバ5
0のコントローラ51は、処理をステップF401から
F402に進め、そのユーザーについての参加可否を判
別する。この参加可否の判断の基準は、サーバ50のサ
ービス内容や営業上或いはシステム上の都合などによっ
て決められればよく、例えばそのユーザーの過去の課金
履歴(料金未払いの状況など)、イベント内容がそのユ
ーザーに適しているか否か、イベント実施期間中である
か否か、或いはその時点の通信事情などに応じて、参加
可能か否かを判断すればよい。
【0079】何らかの事情で参加不能と判断した場合
は、コントローラ51はステップF403からF406
に進んで、イベント参加要求をしてきた携帯端末1に対
して参加不能通知を送信する。この場合上述したように
携帯端末1側では図10のステップF304のエラー処
理を行うことになる。
【0080】参加可能と判断した場合は、コントローラ
51はステップF403からF404に進んで、イベン
ト参加要求をしてきた携帯端末1に対して参加OK通知
を送信する。この場合上述したように携帯端末1側では
図10のステップF303からF305に進んで、イベ
ント実行時の処理を開始することになる。なお、参加料
を課金するようにする場合は、コントローラ51は続い
てステップF405で、その参加を許可したユーザーに
対して参加料の課金処理を行う。
【0081】図13は、イベント実行中に参加者につい
てのマッチング処理を示している。上記図12のように
して参加者が発生することに応じて、コントローラ51
は図13のステップF501→F502の処理を実行
し、参加OKとしたユーザーを参加者リストに追加する
処理を行う。参加者リストは、例えばコントローラ51
内のRAM又はRAM53に設定しているリスト情報で
あり、登録されたユーザーのうちで現在の参加者を管理
しているものである。例えば参加OKとなったユーザー
について、登録データベース54に登録されている登録
ナンバなどをリストに追加する。
【0082】また、参加OKとなることで、携帯端末1
はそれ以降、定期的又は不定期に現在位置情報を送信し
てくることになるが、或る携帯端末1から位置情報が受
信されるたびに、コントローラ51は処理をステップF
503からF504に進め、その携帯端末1の位置情報
を更新する。例えば図7の参加者位置管理データを更新
していく。
【0083】このステップF501〜F504の処理が
随時実行されることで、参加要求を行ったユーザーが随
時参加者リストに加えられていくと共に、各参加者の現
在位置情報がほぼリアルタイムで管理される状態とな
る。
【0084】ステップF505のマッチング処理は、そ
の時点で参加者リストに加えられている参加者同士での
マッチングを行う処理となる。マッチング条件として
は、まず参加者の中で、各参加者の現在位置情報から近
い位置にいる複数のユーザーを抽出する。そして抽出さ
れた複数のユーザーの中から、各ユーザーの登録されて
いる個人情報を用いて1組のペアを設定する。上述のよ
うに、ペアの選択は、年齢、星座、血液型などから相性
のよい人同士を選択するなどしてもよいし、ランダムに
選択してもよい。このマッチング条件は、イベントの目
的や趣旨によって任意に設定されればよい。
【0085】コントローラ51は、ステップF505の
マッチング処理で、或るペアが選定された場合は、ステ
ップF506からF507に進み、その選定したペアを
抽出する。例えば参加者リストからその二人を除く。そ
してそのペアについて、後述する図14のイベント処理
を実行する。そして抽出した後、ステップF501に戻
る。またペアが選定されなかった場合は、そのままステ
ップF501に戻る。
【0086】つまりこの図13の処理は、参加者の発生
に応じてその参加者を加えたマッチングを行い、またペ
アとなった参加者についてはマッチング処理から除いて
いく処理であり、これがイベント実施期間中に続けられ
ることで、常に、現在の参加者の中であって、かつまだ
ペアとされていない参加者の中で、ペアが選定されるマ
ッチングが行われるものとなる。
【0087】図13の処理でペアに選定された各ユーザ
ー、例えば図5の2つの携帯端末1A、1Bに対して
は、コントローラ51は図14のイベント処理を実行す
ることになる。まずステップF601で、各携帯端末1
A、1Bに送信する一次データを生成する。即ち携帯端
末1Aに送信する一次データを、携帯端末1Bのユーザ
ーについて登録されている個人情報を参照して生成し、
携帯端末1B送信する一次データを、携帯端末1Aのユ
ーザーについて登録されている個人情報を参照して生成
する。特にこの一次データの場合は、登録されている写
真画像については、画像処理部56で比較的ハードなモ
ザイク処理を施した画像を送信する一次データに含める
ようにする。
【0088】続いてステップF601でコントローラ5
1は、通信部55から生成した各一次データを各携帯端
末1A、1Bに送信する(図5のS5)。そしてステッ
プF603で各携帯端末1A、1Bからの返信を待機
し、返信(図5のU14,U24)に応じてそれを受信
し内容を判別する。ここで、両携帯端末1A、1Bの返
信が共に「YES」であればイベントを続行するが、一
方でも「NO」であれば、そのペアによるイベントを終
了させる(図5のS7)。そこで一方でも「NO」であ
った場合はステップF604からF605に進んで、一
方が「NO」であったのか両方が「NO」であったのか
を判別する。一方のみが「NO」であった場合は、ステ
ップF606で、他方、即ち「YES」と返信した方の
携帯端末に終了通知を行う。この場合、終了通知を受け
た側の携帯端末1は、図11のステップF315から図
10のステップF312に進んで終了又は継続の処理を
行うこととなる。「NO」と返信した携帯端末1は、図
10のステップF311→F312と進んで、終了又は
継続処理を行う。
【0089】そしてサーバ50のコントローラ51は、
ステップF607でこのペアによるイベント処理を終了
する。ここでは、もし今回のペアのユーザの一方又は両
方から継続通知(図10のステップF313)があった
場合は、その継続通知のあったユーザーは、再び新たな
参加者とみなして上記図13のステップF502での参
加者追加を行う。即ちイベントが終了されたペアの各ユ
ーザーは、継続を希望すれば、再度マッチングからやり
直されることとなる。
【0090】一次データに対する双方の携帯端末1A、
1Bからの返信が共に「YES」であった場合、つまり
今回のペアによるイベント処理を続行する場合は、コン
トローラ51は処理をステップF604からF608に
進める。ステップF608では、各携帯端末1A、1B
に送信する二次データを生成する。即ち携帯端末1Aに
送信する二次データを、携帯端末1Bのユーザーについ
て登録されている個人情報、及び携帯端末1Bからの
「YES」の返信に添付されていたメッセージテキスト
を用いて生成し、同様に携帯端末1B送信する二次デー
タを、携帯端末1Aのユーザーについて登録されている
個人情報及び携帯端末1Aからの「YES」の返信に添
付されていたメッセージテキストを用いて生成する。ま
た、この二次データの場合は、登録されている写真画像
については、画像処理部56で比較的ソフトなモザイク
処理を施した画像を送信する二次データに含めるように
する。
【0091】次にステップF609で、生成した各二次
データを各携帯端末1A、1Bに送信する(図5のS
8)。そしてステップF610で各携帯端末1A、1B
からの返信を待機し、返信(図5のU17,U27)に
応じてそれを受信し内容を判別する。ここで、両携帯端
末1A、1Bの返信が共に「YES」であればイベント
を続行するが、一方でも「NO」であれば、そのペアに
よるイベントを終了させる(図5のS7)。そこで一方
でも「NO」であった場合はステップF611からF6
05に進んで、上記同様の処理を行う。
【0092】二次データに対する双方の携帯端末1A、
1Bからの返信が共に「YES」であった場合、つまり
今回のペアによるイベント処理をさらに続行する場合
は、コントローラ51は処理をステップF611からF
612に進め、各携帯端末1A、1Bに送信する最終デ
ータを生成する。即ち携帯端末1Aに送信する最終デー
タを、携帯端末1Bのユーザーについて登録されている
個人情報、及び携帯端末1Bからの「YES」の返信に
添付されていたメッセージテキストや画像データを用い
て生成し、同様に携帯端末1B送信する最終データを、
携帯端末1Aのユーザーについて登録されている個人情
報及び携帯端末1Aからの「YES」の返信に添付され
ていたメッセージテキストや画像データを用いて生成す
る。また、この最終データの場合は、登録されている写
真画像については、画像処理部56でのモザイク処理を
施さない画像、即ち登録されている写真画像データをそ
のまま送信する最終データ含めるようにする。そしてス
テップF613で、生成した各最終データを各携帯端末
1A、1Bに送信する(図5のS11)。
【0093】最終データを送信した段階で、今回選定さ
れたペアの各ユーザーに対するイベントサービスは完了
する。そこで、例えばサービス完了時に課金をするよう
にする場合は、ステップF614で各ユーザーに対する
課金処理を行う。そしてステップF615で、この選定
されたペアに対するイベント終了処理をおこなう。
【0094】この図14のようなイベント処理は、上記
図13のマッチング処理でペアが選定される毎に、その
ペアとされた各ユーザーの携帯端末に対して実行される
ことになる。そしてサーバ50がこのような処理を行う
ことで、他人同士のユーザーの出会いが演出されること
になる。
【0095】7.他の処理例 以上の処理例は一例であり、他にも各種の処理例が考え
られる。そこで携帯端末1とサーバ50の処理としての
他の処理例を図15〜図17で説明する。図15,図1
6は、上記図10、図11の携帯端末1の処理の変形例
であり、また図17は、上記図14のサーバ50の処理
の変形例である。なお、図15,図16においては、上
記図10、図11と同一の処理ステップは括弧付きで同
一のステップ番号を付し、上記図10、図11と異なる
処理ステップについてF350〜F356のステップ番
号を付した。また、図17においては、上記図14と同
一の処理ステップは括弧付きで同一のステップ番号を付
し、上記図14と異なる処理ステップについてF650
〜F653のステップ番号を付した。そして同一の処理
ステップについては、説明を省略する。また、この変形
例が実施される場合において、サーバ50の図12,図
13の処理は同様に実行されるとする。
【0096】上述した処理例では、サーバ50は携帯端
末1に対して、一次データ、二次データ、最終データ
を、それぞれその都度生成して送信するようにしてい
た。つまり一次データ、二次データ、最終データとして
それぞれサーバ50側でデータ内容を付加したり、写真
画像にモザイク処理を行って送信するようにしていた。
この変形例では、予め互いの携帯端末1に相手側の個人
情報を暗号化した上でまとめて送信しておき、各段階で
携帯端末1側でユーザーに提示する一次データ、二次デ
ータ、最終データの内容を解読、抽出して表示するよう
にするものである。
【0097】このためサーバ50のコントローラ51
は、1組のペアが選定されて図17の処理が開始される
と、まずステップF650で、各携帯端末1A、1Bに
送信する各ユーザの個人情報について暗号化処理を施
す。即ち携帯端末1Aに送信するデータとなるユーザー
Bの登録情報に暗号化を施し、携帯端末1Bに送信する
データとなるユーザーAの登録情報に暗号化を施す。そ
してステップF651で、各携帯端末1A、1Bに、そ
れぞれ相手のユーザーの暗号化された個人情報を送信す
る。また、このとき、一次データとしての表示を実行さ
せるために、個人情報の中で一次データとして設定され
ている情報についての暗号解読キーと、写真画像のモザ
イク係数(モザイク処理の度合いを示す係数)として、
比較的ハードなモザイク処理を指定する係数値を送信す
る。
【0098】携帯端末1側のCPU10の処理として
は、図15のステップF350において、上記のような
サーバ50からの送信を受信したら、ステップF351
に進んで相手のユーザーのユーザ情報、即ち暗号化され
ているユーザー情報をRAM12に記憶する。そしてス
テップF352で、同時に送られてきた一次データ用の
暗号解読キーを用いて、記憶したユーザー情報の中から
一次データ内容に相当する情報、例えば性別、年齢など
のデータを解読する。また記憶した写真画像について
は、画像処理部14において送信されてきたモザイク係
数を用いてモザイク処理を実行させる。そして解読した
情報、及びハードなモザイク処理を施した顔写真画像デ
ータを表示用メモリ15に描画し、表示部2において図
8(a)のような表示を実行させる。
【0099】次にサーバ50が各携帯端末1A、1Bに
二次データを表示させる場合は、図17のステップF6
52として、個人情報の中で二次データとして設定され
ている情報についての暗号解読キーと、写真画像のモザ
イク係数として、比較的ソフトなモザイク処理を指定す
る係数値を送信する。なお、各携帯端末1A、1Bから
の返信時に添付されたメッセージについてはそのまま送
信する。
【0100】携帯端末1側のCPU10の処理として
は、図16のステップF353において、上記のような
サーバ50からの送信を受信したら、ステップF354
に進んで、既にRAM12に記憶されているユーザー情
報の中から、二次データ用の暗号解読キーを用いて、二
次データ内容に相当する情報、例えば趣味、プロフィー
ルなどのデータを解読する。また記憶してある写真画像
については、画像処理部14において送信されてきたモ
ザイク係数を用いてモザイク処理を実行させる。そして
解読した情報、及び新たなモザイク係数によりソフトな
モザイク処理を施した顔写真画像データ、相手からのメ
ッセージを表示用メモリ15に描画し、表示部2におい
て図8(b)のような表示を実行させる。
【0101】サーバ50が各携帯端末1A、1Bに最終
データを表示させる場合は、図17のステップF653
として、個人情報の中で最終データとして設定されてい
る情報についての暗号解読キーと、写真画像のモザイク
係数として、係数値=0、つまりモザイク処理を実行し
ない状態を示す係数値を送信する。なお、各携帯端末1
A、1Bからの返信時に添付されたメッセージや画像デ
ータについてはそのまま送信する。
【0102】携帯端末1側のCPU10の処理として
は、図16のステップF355において、上記のような
サーバ50からの送信を受信したら、ステップF356
に進んで、既にRAM12に記憶されているユーザー情
報の中から、最終データ用の暗号解読キーを用いて、最
終データ内容に相当する情報、例えば電話番号やメール
アドレスなどのデータを解読する。また記憶してある写
真画像については、画像処理部14でのモザイク処理を
実行させない。そして解読した情報、及びモザイク処理
のない本来の顔写真画像データ、相手からのメッセージ
や画像を表示用メモリ15に描画し、表示部2において
図8(c)のような表示を実行させる。
【0103】この変形例の処理は以上のように行われ、
即ち各携帯端末1A、1Bは、予め相手側の個人情報を
まとめて受信するが、暗号化によりそのままでは表示で
きないものとされる。そして、一次データ、二次デー
タ、最終データを表示すべき各段階で、それらのデータ
内容を表示可能とする暗号解読キーが送信されてくるこ
とによって、各段階で所要の表示が実行できるようにし
ている。このような処理例によれば、サーバ50と携帯
端末1の間の通信データ量を少なくすることができる。
【0104】以上、実施の形態としてのサーバ50や携
帯端末1の構成や、情報処理システムを利用した出会い
イベントのための処理を説明してきたが、本発明はこれ
らの例に限定されることなく、各種の変形例が考えられ
る。もちろんイベント内容としては、出会いイベント、
ゲーム(人捜しゲーム、探偵ゲーム)なども可能であ
る。またサーバ50で実行するマッチングの際の条件の
設定や数により多様なイベント内容を実現できる。また
参加料を多く払ったユーザーについてはマッチング条件
を増やすなどして出会いの機会を増やすなどの設定も可
能である。
【0105】装置構成においては、上記例では携帯端末
1は位置検出のためにGPSを用いるようにしたが、も
ちろん他の手法でもよい。また相手方に送信するメッセ
ージはテキストでなく音声で入力できるようにすること
も考えられる。
【0106】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
では、各携帯端末装置は、現在位置がサーバ装置によっ
て確認できるように構成され、またサーバ装置から送信
される周辺に位置する他のユーザのユーザ固有情報を受
信することができるようにしている。またサーバ装置
は、複数のユーザ固有情報を蓄積しておき、また通信可
能とされている複数の携帯端末の現在位置情報を管理す
るようにする。そして各携帯端末装置の現在位置と蓄積
されているユーザ固有情報を用いて、一の携帯端末装置
のユーザと他の携帯端末装置のユーザーのマッチングを
行ない、マッチングされた両携帯端末装置に対して、そ
の互いのユーザー固有情報を送信するようにしている。
これにより、各携帯端末装置のユーザーは、近くにいる
他の携帯端末装置のユーザーとの間で、個人的な情報を
交換できることになる。従ってこのような情報通信を利
用することで、例えば他人との新たな出会いを演出する
イベントや、その他のゲームなどの娯楽を提供できると
いう効果がある。
【0107】またユーザ固有情報を、ユーザのメールア
ドレス、電話番号、容姿をあらわす画像、プロフィール
等とすることで、人と人との出会いを効果的に演出で
き、面白みのあるイベントが実現できる。またユーザ固
有情報には所定のエンコード処理が施されて携帯端末装
置に提供されること、例えば容姿をあらわす画像にモザ
イク処理が施されたり、メールアドレス、電話番号に暗
号化が施されるなどすることでも、システム利用のおも
しろさを向上させることができる。
【0108】携帯端末装置の現在位置情報の検出につい
てはGPSを利用したり、携帯端末装置と基地局間の送
受信情報に基づいて現在位置を判別することで容易に可
能となり、システムの複雑かを伴わず、またサーバ側で
は各携帯端末装置の位置を正確に管理できる。また携帯
端末装置においてユーザ固有情報を入力できるようにす
ることで、情報通信システムを用いたイベントへの参加
の容易性や、イベント中に通信するユーザ固有情報の内
容のバリエーションを広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報通信システムの通信
系の説明図である。
【図2】実施の形態の携帯端末例の説明図である。
【図3】実施の形態のサーバ装置のブロック図である。
【図4】実施の形態の携帯端末のブロック図である。
【図5】実施の形態の情報通信システムを利用した出会
いサービスの説明図である。
【図6】実施の形態のユーザ登録データ例の説明図であ
る。
【図7】実施の形態の参加者の位置管理データ例の説明
図である。
【図8】実施の形態の通信するユーザ固有情報の内容の
説明図である。
【図9】実施の形態の登録処理のフローチャートであ
る。
【図10】実施の形態のイベント実行時の携帯端末の処
理のフローチャートである。
【図11】実施の形態のイベント実行時の携帯端末の処
理のフローチャートである。
【図12】実施の形態のイベント参加要求時のサーバの
処理のフローチャートである。
【図13】実施の形態のイベント実行時のサーバのマッ
チング処理のフローチャートである。
【図14】実施の形態のイベント実行時のマッチングさ
れた携帯端末に対するサーバのイベント処理のフローチ
ャートである。
【図15】実施の形態のイベント実行時の携帯端末の他
の処理例のフローチャートである。
【図16】実施の形態のイベント実行時の携帯端末の他
の処理例のフローチャートである。
【図17】実施の形態のイベント実行時のマッチングさ
れた携帯端末に対するサーバのイベント処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末、2 表示部、3 操作部、3a,3b,
3c 操作子、4 スピーカ、5 マイクロホン、6
撮像部、7 アンテナ、10 CPU、11,52 R
OM、12,53 RAM、13,55 通信部、1
4,56 画像処理部、15 表示用メモリ、16 G
PSアンテナ、17 GPS処理部、50サーバ、51
コントローラ、54 登録データベース、57 課金
処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA21 BB21 DD17 DD52 DD53 EE02 EE10 EE16 EE25 HH22 HH23 HH36 JJ51 JJ56 JJ64 5K101 KK02 KK16 LL12 MM07 NN02 NN18 SS07 TT06

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を検出する位置検出手段と、 上記位置検出手段にて検出した現在位置情報を、複数の
    ユーザ固有情報を蓄積しているサーバ装置に送信する送
    信手段と、 上記送信手段から送信した現在位置情報に応じて、上記
    サーバ装置から送信される周辺に位置する他のユーザの
    ユーザ固有情報を受信する受信手段と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 上記ユーザ固有情報とは、ユーザのメー
    ルアドレス、電話番号、容姿をあらわす画像、プロフィ
    ールの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1
    に記載の携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 上記ユーザ固有情報には所定のエンコー
    ド処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載
    の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 上記容姿をあらわす画像にはモザイク処
    理が施されていることを特徴とする請求項2に記載の携
    帯端末装置。
  5. 【請求項5】 上記メールアドレス、電話番号には暗号
    化が施されていることを特徴とする請求項2に記載の携
    帯端末装置。
  6. 【請求項6】 上記位置検出手段はGPS衛星からの測
    位用電波を受信して現在位置を検出することを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 上記位置検出手段は、上記携帯端末装置
    と基地局間の送受信情報に基づいて現在位置を判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 ユーザ固有情報を入力する入力手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末
    装置。
  9. 【請求項9】 複数のユーザ固有情報を蓄積する蓄積手
    段と、 通信可能とされている複数の携帯端末の現在位置情報を
    管理する位置管理手段と、 各携帯端末装置の現在位置と、上記蓄積手段に蓄積され
    ているユーザ固有情報を用いて、一の携帯端末装置のユ
    ーザと他の携帯端末装置のユーザーのマッチングを行う
    マッチング手段と、 上記一の携帯端末装置に対して上記他の携帯端末装置の
    ユーザのユーザー固有情報を送信し、上記他の携帯端末
    装置に対して上記一の携帯端末装置のユーザのユーザー
    固有情報を送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  10. 【請求項10】 上記ユーザ固有情報とは、ユーザのメ
    ールアドレス、電話番号、容姿をあらわす画像、プロフ
    ィールの少なくとも1つであることを特徴とする請求項
    9に記載のサーバ装置。
  11. 【請求項11】 上記送信手段は、ユーザ固有情報に所
    定のエンコード処理を施して送信することを特徴とする
    請求項9に記載のサーバ装置。
  12. 【請求項12】 上記送信手段は、上記容姿をあらわす
    画像に対してモザイク処理を施して送信することを特徴
    とする請求項10に記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】 上記送信手段は、上記メールアドレ
    ス、電話番号に暗号化を施して送信することを特徴とす
    る請求項10に記載のサーバ装置。
  14. 【請求項14】 上記位置管理手段は、携帯端末装置か
    ら送信されてきた現在位置情報に基づいて、各携帯端末
    装置の現在位置を管理することを特徴とする請求項9に
    記載のサーバ装置。
  15. 【請求項15】 上記位置管理手段は、各携帯端末装置
    と基地局間の送受信情報に基づいて各携帯端末装置の現
    在位置を判別し、各携帯端末装置の現在位置を管理する
    ことを特徴とする請求項9に記載のサーバ装置。
  16. 【請求項16】 サーバ装置と、上記サーバと所定の通
    信方式に基づいてデータ通信を行う複数の携帯端末装置
    から成る情報通信システムにおいて、 上記携帯端末装置は、 現在位置を検出する位置検出手段と、 上記位置検出手段にて検出した現在位置情報を、複数の
    ユーザ固有情報を蓄積しているサーバ装置に送信する送
    信手段と、 上記送信手段から送信した現在位置情報に応じて、上記
    サーバ装置から送信される周辺に位置する他のユーザの
    ユーザ固有情報を受信する受信手段と、 を備え、 上記サーバ装置は、 複数のユーザ固有情報を蓄積する蓄積手段と、 通信可能とされている複数の携帯端末の現在位置情報を
    管理する位置管理手段と、 各携帯端末装置の現在位置と、上記蓄積手段に蓄積され
    ているユーザ固有情報を用いて、一の携帯端末装置のユ
    ーザと他の携帯端末装置のユーザーのマッチングを行う
    マッチング手段と、 上記一の携帯端末装置に対して上記他の携帯端末装置の
    ユーザのユーザー固有情報を送信し、上記他の携帯端末
    装置に対して上記一の携帯端末装置のユーザのユーザー
    固有情報を送信する送信手段と、 を備えていることを特徴とする情報通信システム。
  17. 【請求項17】 上記ユーザ固有情報とは、ユーザのメ
    ールアドレス、電話番号、容姿をあらわす画像、プロフ
    ィールの少なくとも1つであることを特徴とする請求項
    16に記載の情報通信システム。
  18. 【請求項18】 上記サーバ装置の上記送信手段は、ユ
    ーザ固有情報に所定のエンコード処理を施して上記携帯
    端末装置に送信することを特徴とする請求項16に記載
    の情報通信システム。
  19. 【請求項19】 上記サーバ装置の上記送信手段は、上
    記容姿をあらわす画像に対してモザイク処理を施して上
    記携帯端末装置に送信することを特徴とする請求項17
    に記載の情報通信システム。
  20. 【請求項20】 上記サーバ装置の上記送信手段は、上
    記メールアドレス、電話番号に暗号化を施して上記携帯
    端末装置に送信することを特徴とする請求項17に記載
    の情報通信システム。
  21. 【請求項21】 上記携帯端末装置の上記位置検出手段
    はGPS衛星からの測位用電波を受信して現在位置を検
    出することを特徴とする請求項16に記載の情報通信シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 上記携帯端末装置と基地局間の送受信
    情報に基づいて上記携帯端末装置の現在位置を判別する
    ことを特徴とする請求項16に記載の情報通信システ
    ム。
  23. 【請求項23】 上記サーバ装置の上記位置管理手段
    は、上記携帯端末装置から送信されてきた現在位置情報
    に基づいて、各携帯端末装置の現在位置を管理すること
    を特徴とする請求項16に記載の情報通信システム。
  24. 【請求項24】 上記サーバ装置の上記位置管理手段
    は、各携帯端末装置と基地局間の送受信情報に基づいて
    各携帯端末装置の現在位置を判別し、各携帯端末装置の
    現在位置を管理することを特徴とする請求項16に記載
    の情報通信システム。
  25. 【請求項25】 上記携帯端末装置は、ユーザ固有情報
    を入力する入力手段をさらに備えたことを特徴とする請
    求項16に記載の情報通信システム。
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