JP2002247030A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002247030A JP2001035683A JP2001035683A JP2002247030A JP 2002247030 A JP2002247030 A JP 2002247030A JP 2001035683 A JP2001035683 A JP 2001035683A JP 2001035683 A JP2001035683 A JP 2001035683A JP 2002247030 A JP2002247030 A JP 2002247030A
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信一 金井
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繁彦 西澤
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潤一 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の情報を共有して、異なるサービスにつ
いての認証を行うことができるようにする。 【解決手段】 サービス提供システムでは、予約に基づ
いて供給されたコンテンツをライブ配信するサービス
と、ライブ配信の予約に対応するチャット空間の利用を
提供するサービスがそれぞれ提供される。パーソナルコ
ンピュータ3およびパーソナルコンピュータ4は、ライ
ブ配信サービスおよびチャットサービスを利用する際、
ストリーミングサーバ5およびコミュニケーションサー
バ6による認証を受ける必要があるが、ストリーミング
サーバ5およびコミュニケーションサーバ6は、ライブ
配信の予約の際に予約データベース8に登録された共用
パスワードを共に利用して、その認証を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、所
定のデータを共用して、異なるサービスについての認証
を行うことができるようにした、情報処理装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを介して提供されるサー
ビスとして、例えば、ビデオカメラで撮影している映像
等(コンテンツ)を、リアルタイムで配信するサービス
(以下、ライブ配信サービスと称する)や、複数のユー
ザ同士が、入力したテキスト等を介して会話することが
できる環境(チャット空間)を提供するチャットサービ
スがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ライブ配信
サービスやチャットサービスのそれぞれを利用する場
合、そのサービスを提供する側から、それぞれ別個に認
証を受ける必要があった。すなわち、サービスを受ける
側にとっては、その手続きに手間がかかる課題があり、
サービスを提供する側においては、認証に利用するデー
タを効率的に管理することができない課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、認証のためのデータを共用して、異なるサ
ービスについての認証を行うことができるようにするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、サーバにおいて行われる、端末に対する認証で利用
される認証データを利用して、端末を認証する認証手段
と、認証手段による認証結果に応じて、端末に第2のサ
ービスを提供する提供手段とを備えることを特徴とす
る。
【0006】第1のサービスは、予め設定された予約に
基づいて供給されたコンテンツを端末にリアルタイムで
配信するサービスとし、第2のサービスは、予約に対応
するチャット空間を、端末に提供するサービスとするこ
とができる。
【0007】第1のサービスは、予め設定された、コン
テンツをリアルタイムで配信するための予約に対応する
チャット空間を、端末に提供するサービスとし、第2の
サービスは、コンテンツをリアルタイムで端末に配信す
るサービスとすることができる。
【0008】本発明の情報処理方法は、サーバにおいて
行われる、端末に対する認証で利用される認証データを
利用して、端末を認証する認証ステップと、認証ステッ
プでの認証結果に応じて、端末に第2のサービスを提供
する提供ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】本発明の記録媒体のプログラムは、サーバ
において行われる、端末に対する認証で利用される認証
データを利用して、端末を認証する認証ステップと、認
証ステップでの認証結果に応じて、端末に第2のサービ
スを提供する提供ステップとを含むことを特徴とする。
【0010】本発明のプログラムは、サーバにおいて行
われる、端末に対する認証で利用される認証データを利
用して、端末を認証する認証ステップと、認証ステップ
での認証結果に応じて、端末に第2のサービスを提供す
る提供ステップとを含む処理をコンピュータに実行させ
ることを特徴とする。
【0011】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、サーバにおいて行われる、端末
に対する認証で利用される認証データを利用して、端末
が認証され、認証結果に応じて、端末に第2のサービス
が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したサービ
ス提供システムの構成例を示している。
【0013】はじめに、本システムにおいて提供される
サービスの概要を説明する。
【0014】本システムでは、予め行われた予約に基づ
いて供給されるコンテンツをライブ配信するライブ配信
サービス、およびライブ配信の予約に対応するチャット
空間を提供するチャットサービスがそれぞれ提供され
る。
【0015】例えば、パーソナルコンピュータ3は、希
望する配信時間帯および配信先、並び所定のパスワード
(以下、共用パスワードと称する)を含む情報(以下、
予約希望情報ファイルと称する)を、ライブキャスティ
ングサーバ7に供給することで、ライブ配信の予約を要
求する。これにより、予約希望情報ファイルに対応する
情報がライブキャスティングサーバ7を介して予約デー
タベース8に登録され、要求された予約が設定される。
【0016】予約が設定されると、パーソナルコンピュ
ータ3は、予約に基づいてライブ配信したいコンテンツ
をストリーミングサーバ5に供給する。
【0017】パーソナルコンピュータ4−1乃至4−3
(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、パーソ
ナルコンピュータ4と称する)は、パーソナルコンピュ
ータ3が行った予約に基づいて、ストリーミングサーバ
5から、パーソナルコンピュータ3が供給しているコン
テンツのライブ配信を受け、それを再生する。
【0018】すなわち、本システムのライブ配信サービ
スを利用することで、パーソナルコンピュータ3のユー
ザは、例えば、いま撮影している映像を、パーソナルコ
ンピュータ4のユーザに提供することができ、パーソナ
ルコンピュータ4のユーザは、それをリアルタイムで視
聴することができる。
【0019】また、パーソナルコンピュータ3とパーソ
ナルコンピュータ4は、コミュニケーションサーバ6に
より提供される、パーソナルコンピュータ3が行ったラ
イブ配信の予約に対応するチャット空間を共有する。
【0020】すなわち、本システムのチャットサービス
を利用することで、パーソナルコンピュータ3のユーザ
は、ライブ配信されるコンテンツを撮影しながら、そし
てパーソナルコンピュータ4のユーザは、ライブ配信さ
れてくるコンテンツを視聴しながら、それぞれチャット
することができる。
【0021】ここで、ライブ配信サービスおよびチャッ
トサービスを利用する際、ストリーミングサーバ5およ
びコミュニケーションサーバ6による認証を受ける必要
があるが、ストリーミングサーバ5およびコミュニケー
ションサーバ6は、予約データベース8に登録された共
用パスワードを共に利用して、その認証を行う。
【0022】すなわち、パーソナルコンピュータ3のユ
ーザまたはパーソナルコンピュータ4のユーザは、1つ
の共用パスワードを利用して、ストリーミングサーバ5
およびコミュニケーションサーバ6(それぞれ異なるサ
ービスを提供する提供元)から認証を受けることができ
る。
【0023】また、コミュニケーションサーバ6は、ラ
イブ配信の予約に対応するチャット空間を、ライブ配信
開始時刻の所定時間(例えば、30分)前に生成し、そ
してライブ配信の終了時刻から所定時間(例えば、30
分)経過後に消滅させる。すなわち、ライブ配信開始時
刻の30分前から、ライブ配信終了時刻から30分経過
するまでの間において、パーソナルコンピュータ3のユ
ーザおよびパーソナルコンピュータ4のユーザは、ライ
ブ配信されるコンテンツを話題にチャットすることがで
きる。
【0024】さらに、コミュニケーションサーバ6は、
ライブ配信終了後、そのライブ配信の予約に対応するチ
ャット空間でのチャットの内容の全部または一部を、パ
ーソナルコンピュータ3に送信する。これにより、コン
テンツの供給者であるパーソナルコンピュータ3のユー
ザは、例えば、コンテンツを撮影しているときに、パー
ソナルコンピュータ4のユーザとのチャットに参加する
ことができなかったときでも、そのチャットの内容を後
から確認することができる。
【0025】次に、本発明を適用したサービス提要シス
テムの構成について説明する。
【0026】図1に示すように、インターネット1に
は、電話網2および図示せぬインターネットサービスプ
ロバイダを介してパーソナルコンピュータ3が接続さ
れ、また電話網や専用回線(共に図示せず)を介して複
数(図1の例では、3個)のパーソナルコンピュータ4
−1乃至4−3が接続されている。
【0027】インターネット1にはさらに、ストリーミ
ングサーバ5、コミュニケーションサーバ6、およびラ
イブキャスティングサーバ7がそれぞれ接続される。
【0028】専用線9には、ストリーミングサーバ5乃
至ライブキャスティングサーバ7とともに、予約データ
ベース8が接続されている。
【0029】サーバ接続専用ネットワーク10には、電
話網2とストリーミングサーバ5が接続されている。す
なわち、パーソナルコンピュータ3とストリーミングサ
ーバ5は、電話網2およびサーバ接続専用ネットワーク
10を介して接続される。
【0030】パーソナルコンピュータ3は、ライブ配信
の予約を行う。詳細は後述するが、パーソナルコンピュ
ータ3はこのとき、ライブ配信の希望する時間帯および
配信先、並びに共用パスワードなどを含む予約希望情報
ファイルを、電話網2およびインターネット1を介し
て、ライブキャスティングサーバ7に送信する。
【0031】ライブキャスティングサーバ7は、パーソ
ナルコンピュータ3から送信されてきた予約希望情報フ
ァイルに対応する情報を、専用線9を介して予約データ
ベース8に送信して登録することで、その予約を設定す
る。
【0032】ライブ配信の予約が設定されると、その予
約に基づいて、パーソナルコンピュータ3は、デジタル
ビデオカメラ26で撮像された映像を、ライブ配信用の
コンテンツとして、電話網2およびサーバ接続専用ネッ
トワーク10を介してストリーミングサーバ5に送信す
る。
【0033】また、パーソナルコンピュータ3は、コミ
ュニケーションサーバ6が提供する、ライブ配信の予約
に対応するチャット空間を利用することができる。この
際、パーソナルコンピュータ3は、コミュニケーション
サーバ6から認証を受けるため、共有パスワードを、イ
ンターネット1を介してコミュニケーションサーバ6に
送信する。
【0034】パーソナルコンピュータ3によりライブ配
信の配信先として指定されたパーソナルコンピュータ4
は、例えば、ライブキャスティングサーバ7から送信さ
れた、ライブ配信があることを通知する電子メール(以
下、通知メールと称する)に記述されているURLを用
いてストリーミングサーバ5に接続し、そのライブ配信
の提供を受ける。この際、パーソナルコンピュータ4
は、ストリーミングサーバ5から認証を受けるため、通
知メールに記述されている共用パスワードおよび予約I
Dを、インターネット1を介してストリーミングサーバ
5に送信する。
【0035】また、パーソナルコンピュータ4は、例え
ば、通知メールに記述されているURLを用いて、コミ
ュニケーションサーバ6に接続し、パーソナルコンピュ
ータ3が行ったライブ配信の予約に対応するチャット空
間を利用することができる。この際、パーソナルコンピ
ュータ4は、コミュニケーションサーバ6から認証を受
けるため、共通パスワードを、インターネット1を介し
てコミュニケーションサーバ6に送信する。
【0036】ストリーミングサーバ5は、パーソナルコ
ンピュータ3により予約されたライブ配信の提供を要求
するパーソナルコンピュータ4に対して、パーソナルコ
ンピュータ4から送信されてきた共用パスワードおよび
予約IDを利用して認証し、その認証結果に基づいて、パ
ーソナルコンピュータ4に対してライブ配信を提供す
る。
【0037】コミュニケーションサーバ6は、パーソナ
ルコンピュータ3が行ったライブ配信の予約に対応する
チャット空間を、ライブ配信の開始時刻の所定の時間
(例えば、30分)前に生成し、そしてライブ配信の終
了時刻から所定時間(例えば、30分)経過したとき、
それを消滅させる。
【0038】コミュニケーションサーバ6は、そのチャ
ット空間の利用を要求するパーソナルコンピュータ3ま
たはパーソナルコンピュータ4に対して、それらから送
信されてきた共用パスワードを利用して認証し、その認
証結果に基づいてパーソナルコンピュータ3,4に、チ
ャット空間を提供する。
【0039】コミュニケーションサーバ6は、チャット
空間を消滅させる際に、そのチャット空間においてなさ
れたチャットの内容の全部または一部を、コンテンツの
供給元であるパーソナルコンピュータ3に送信する。
【0040】ライブキャスティングサーバ7は、ライブ
配信の予約を受け付け、予約データベース8を参照し
て、パーソナルコンピュータ3からの予約希望情報ファ
イルに基づく予約が可能であるか否かを確認し、可能で
あることを確認したとき、予約希望情報ファイルに対応
する情報を、専用線9を介して予約データベース8に供
給して登録し、その予約を設定する。
【0041】予約データベース8は、ライブキャスティ
ングサーバ7からの予約設定情報ファイルに対応する情
報を登録する。
【0042】図2(A)乃至(D)は、パーソナルコン
ピュータ3の外観の構成例を示している。
【0043】パーソナルコンピュータ3は、基本的に、
キーボード21が上面に配置されたキーボード側筐体部
22と、キーボード側筐体部22と、ヒンジ部23を介
して回動自在に連結された、液晶画面24が配置された
表示側筐体部25、およびキーボード側筐体部22の側
面に取り付けられたデジタルビデオカメラ26から構成
されている。図2(A)は、表示側筐体部25をキーボ
ード側筐体部22に対して開いた状態を示す外観斜視図
であり、図2(B)は、表示側筐体部25の背面と、キ
ーボード側筐体部22の背面が対面するように、表示側
筐体部25が開かれた状態を示す外観斜視図であり、図
2(C)は、デジタルビデオカメラ26が図2(B)に
おける場合と異なる方向を向いている状態を示す外観斜
視図であり、そして図2(D)は、液晶画面24が、図
2(A)における場合と反対方向を向いている状態を示
す外観斜視図である。
【0044】キーボード側筐体部22の側面にはさら
に、複数(図2の例の場合、4つ)の操作ボタン27を
配置したボタン筐体部28が取り付けられている。ボタ
ン筐体部28は、キーボード側筐体部22の側端面に固
定されて取り付けられているが、デジタルビデオカメラ
26は、キーボード側筐体部22の側端面の一点で回転
自在に支持されており、これにより、図2(A)中矢印
Bで示す方向に回転自在になされている。
【0045】表示側筐体部25は、キーボード側筐体部
22に対して、図2(A)中、矢印Aで示す方向に相対
回転することが可能になされている。また、表示側筐体
部25の一端には、回転式の操作ダイヤル29が設けら
れている。この操作ダイヤル29に対しては、回転操作
だけでなく、押圧操作を行うことが可能となっている。
【0046】このような構造の下、パーソナルコンピュ
ータ3は、図2(A)に示す一般的なノート型パーソナ
ルコンピュータと類似した形態の他、図2(B)乃至
(D)に示すような形態で使用することができる。
【0047】例えば、図2(B)に示すような形態で使
用すれば、ユーザはパーソナルコンピュータ3を把持し
て、ユーザ自身をデジタルビデオカメラ26によって撮
像することができる。この場合、液晶画面24がユーザ
側に向けられているため、ユーザは、映像を確認しなが
ら、またはチャットの内容を確認しながら、撮影を行う
ことができる。
【0048】このような形態で使用する場合、キーボー
ド21は、ユーザの裏側に位置するため、ユーザがキー
ボード21を正確に操作することは困難になるが、この
とき操作ボタン27および操作ダイヤル29によって、
パーソナルコンピュータ3を操作することができるよう
になされている。
【0049】また、図2(C)に示すような形態で使用
すれば、ユーザは、パーソナルコンピュータ3を把持し
て液晶画面24を見ながら正面にある撮影対象を撮影す
ることができる。しかしながら、ユーザは、ライブ配信
に対応して行われるチャットの内容を見ることが困難に
なるが、ライブ配信後に、チャットの内容が送信されて
くるので、ユーザは、チャットの内容を後から確認する
ことができる。
【0050】図3は、パーソナルコンピュータ3の内部
の構成例を示している。
【0051】CPU(Central Processing Unit)41
は、ROM(Read Only Memory)42またはハードディ
スク44に記憶されているプログラムを実行することに
より、動画像データ作成および加工処理、WWW(Worl
d Wide Web)ブラウジングなどの多種の処理を行う。R
AM(Random Access Memory)43には、CPU41がプ
ログラムを実行する上において必要なデータなどが適宜
記憶される。
【0052】ハードディスク44は、各種アプリケーシ
ョンプログラムを記憶しているとともに、動画像データ
や各種制御データを記憶する。操作部45は、キーボー
ド21、操作ボタン27、および操作ダイヤル29等に
より構成されている。操作部インタフェース46は、操
作部45から入力されたデータを、CPU41に供給す
る。
【0053】表示部47は、液晶画面24等により構成
されている。表示用インタフェース48は、CPU41
から供給されたデータに応じた画像を液晶画面24に表
示させる。
【0054】ネットワークインタフェース49は、電話
網2を介して、インターネット1またはサーバ接続専用
ネットワーク10に接続された装置と通信する。
【0055】図4は、パーソナルコンピュータ4―1の
構成例を示している。
【0056】CPU61にはバス65を介して入出力イン
タフェース66が接続されており、CPU61は、入出力
インタフェース66を介して、ユーザから、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部68から指令が入力され
ると、例えば、ROM62、ハードディスク64、または
ドライブ70に装着される磁気ディスク81、光ディス
ク82、光磁気ディスク83、若しくは半導体メモリ8
4などの記録媒体に格納されているプログラムを、RAM
63にロードして実行する。
【0057】CPU61は、その処理結果を、例えば、入
出力インタフェース66を介して、LCD(Liquid Crysta
l Display)などよりなる出力部67に必要に応じて出
力する。
【0058】パーソナルコンピュータ4−2,4−3
は、基本的に、パーソナルコンピュータ4−1と同様の
構成を有しているので、その図示および説明を省略す
る。
【0059】図5は、ストリーミングサーバ5の構成例
を示している。
【0060】CPU91にはバス95を介して入出力イン
タフェース96が接続されており、CPU91は、入出力
インタフェース96を介して、ユーザから、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部98から指令が入力され
ると、例えば、ROM92、ハードディスク94、または
ドライブ100に装着される磁気ディスク111、光デ
ィスク112、光磁気ディスク113、若しくは半導体
メモリ114などの記録媒体に格納されているプログラ
ムを、RAM93にロードして実行する。
【0061】CPU91は、その処理結果を、例えば、入
出力インタフェース96を介して、LCDなどよりなる出
力部97に必要に応じて出力する。
【0062】コミュニケーションサーバ6、ライブキャ
スティングサーバ7、および予約データベース8は、基
本的に、ストリーミングサーバ5と同様の構成を有して
いるので、その図示および説明を省略する。
【0063】次に、本発明を適用したサービス提供シス
テムの動作を、図6のフローチャートを参照して説明す
るが、はじめにその概略を説明する。
【0064】ステップS1において、パーソナルコンピ
ュータ3は、ライブキャスティングサーバ7に対して、
ライブ配信を行うための配信予約を行う。
【0065】次に、ステップS2において、パーソナル
コンピュータ3は、ライブキャスティングサーバ7に対
して、ステップS1で行った予約のリコンファームを行
う。本システムにおけるライブ配信サービスでは、予約
履行時刻(ライブ配信開始時刻)の、例えば、6時間前
までに、予約のリコンファームを行う必要がある。リコ
ンファームがなされると、ステップS1で行った予約の
設定がなされ、リコンファームされなかった場合、その
予約は、強制的に取り消される。
【0066】ステップS3において、コミュニケーショ
ンサーバ6は、ライブ配信開始時刻の所定時間(例え
ば、30分)前に、ライブ配信の予約に対応するチャッ
ト空間を生成する。
【0067】次に、ステップS4において、コミュニケ
ーションサーバ6は、ステップS3で、生成したチャッ
ト空間の利用を、認証結果に基づいてパーソナルコンピ
ュータ3,4に許可する。
【0068】ステップS5において、パーソナルコンピ
ュータ3は、ライブ配信開始時刻の所定時間(例えば、
5分)前に、撮影している映像等(コンテンツ)の、ス
トリーミングサーバ5に対する送信を開始する。
【0069】次に、ステップS6において、ストリーミ
ングサーバ5は、パーソナルコンピュータ3が供給する
コンテンツを、認証結果に基づいてパーソナルコンピュ
ータ4にストリーム配信する。
【0070】ステップS7において、コミュニケーショ
ンサーバ6は、ライブ配信終了時刻から所定の時間(例
えば、30分)経過した後に、ステップS3で生成した
チャット空間を消滅させる。そのときコミュニケーショ
ンサーバ6は、そのチャット空間で行われたチャットの
内容の全部または一部を、パーソナルコンピュータ3に
送信する。
【0071】その後、処理は終了する。
【0072】次に、図6のステップS1乃至ステップS
7の処理の詳細を、順に説明する。
【0073】はじめに、ステップS1での配信予約処理
について、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0074】ステップS11において、パーソナルコン
ピュータ3のCPU41は、ネットワークインタフェー
ス49を制御して、配信予約用のWebページの閲覧を
要求する信号を、電話網2およびインターネット1を介
してライブキャスティングサーバ7に送信させる。
【0075】具体的には、はじめに、パーソナルコンピ
ュータ3の電源投入時に、液晶画面24に表示される、
図8に示すような初期画面上の項目「ライブ予約/確認
へ」が選択される。
【0076】この初期画面には、デジタルビデオカメラ
26により撮影された画像等を表示する大きなサイズの
主画像表示エリア201、前回の撮影において最後に取
られた画像等のプレビューが表示される小さいサイズの
副画像表示エリア202が画面右上隅に設けられてい
る。
【0077】また、副画像表示エリア202の下側に
は、モード(mode)、画像の種類(camera)、設定(set
ting)、および指示内容(operation)を選択するためのG
UI(graphical User Interface)が設けられている。ユ
ーザは、GUIに示される項目を適宜選択することによ
り、モード選択、静止画(STILL)または動画(MOVI
E)といった画像の種類選択、設定変更および指示入力
等を行うことができる。
【0078】主画像表示エリア201の下側には、ステ
ータスウインドウSWが設けられている。
【0079】「ライブ予約/確認へ」が選択されること
で、液晶画面24には、図9(A)に示すようなライブ
予約モードの画面が表示される。そしてそのときのGU
I(図9(B))の項目「予約ジャンプ」が選択され
る。結局、この操作に従って、パーソナルコンピュータ
3のCPU41は、ネットワークインタフェース49を
制御して、電話網2を介してインターネット1への接続
処理を行い、ライブキャスティングサーバ7に対して、
配信予約を行うためのWebページの閲覧を要求する信
号を送信する。
【0080】ライブ予約モードの画面には、GUI、お
よびステータスウインドウSWの他、Webブラウザを
表示するブラウザ表示画面211、ブラウザ表示画面2
11にリソースを表示させるために入力等されたURL
を表示するURL表示欄212、および予約一覧表示エ
リア213が設けられている。
【0081】ライブ予約モードにおけるGUIには、図
9(B)に示すように、「mode」の他、インターネット
に接続または切断することを指示するための項目(「ネ
ット接続/切断」)、ブラウザ表示画面211へのフォ
ーカスの移動を指示する項目(「フォーカス移動」)等
からなる「operation」、および「予約ジャンプ」を含
む、ブラウジングの際に指示するための項目からなる
「browsing」が設けられている。
【0082】ところで、パーソナルコンピュータ3にお
ける信号の送受信処理は、正確には、CPU41が、ネ
ットワークインタフェース49を制御することによって
行われるが、以下においては、簡単のために、例えば、
「パーソナルコンピュータ3は、配信予約用のWebペ
ージの閲覧を、ライブキャスティングサーバ7に対して
要求する」など、適宜簡略して送受信処理を説明する。
他の装置についても同様である。
【0083】また、パーソナルコンピュータ3とライブ
キャスティングサーバ7との通信は、インターネット1
を介して行われるので、以下においては、簡単のため
に、「インターネット1を介して」の記述を、適宜省略
する。他の装置間の通信を説明する場合においても同様
である。
【0084】図7に戻り、ステップS21において、ラ
イブキャスティングサーバ7は、パーソナルコンピュー
タ3に、配信予約用のWebページを送信する。
【0085】ステップS12において、パーソナルコン
ピュータ3のCPU41は、ライブキャスティングサー
バ7からのWebページを受信するとともに、それを、
表示用インタフェース48を制御して、液晶画面24に
表示させる。なお、以下において、液晶画面24に対す
る表示処理を、簡単のために、例えば、「パーソナルコ
ンピュータ3は、ライブキャスティングサーバ7からの
Webページを、液晶画面24に表示する」と、簡略し
て説明する。他の装置についても同様である。
【0086】図10は、配信予約用のWebページの表
示例を示している。
【0087】この表示画面には、月間カレンダ欄23
1、そこに示される月間カレンダに白抜き表示された日
付(図10の例では、5日)の予約状況を示す予約状況
表示欄232、ユーザが予約を行うための入力すべき項
目および入力欄が表示される予約用入力欄233、予約
の申請を指示するときに操作される予約ボタン234、
および予約入力欄233の入力内容を無効にするときに
操作されるキャンセルボタン235が設けられている。
【0088】次に、ステップS13において、パーソナ
ルコンピュータ3は、予約用入力欄233に入力された
情報と同じ内容の予約希望情報ファイルを生成し、ライ
ブキャスティングサーバ7に送信する。
【0089】具体的には、予約用入力欄233に情報を
入力する際に、パーソナルコンピュータ3のユーザは、
月間カレンダ欄231中の予約を希望する日をクリック
する。これにより、パーソナルコンピュータ3は、クリ
ックされた日付を白抜きに表示させるとともに、その日
付の予約状況の提供を、ライブキャスティングサーバ7
に要求する。
【0090】この要求を受けたライブキャスティングサ
ーバ7は、現時点でのその日付の予約状況を示すデータ
を、予約データベース8の登録内容を参照することによ
り作成し、それを、パーソナルコンピュータ3に送信す
る。パーソナルコンピュータ3は、そのデータを、予約
状況表示欄232に表示する。
【0091】予約状況表示欄232には、チャンネル毎
に、配信可能な定員数、使用する伝送帯域、使用料金、
時刻毎の予約状況(「空」又は「済」)が表示され、ユ
ーザはこの予約状況表示欄232を参照して、予約用入
力欄233の各項目に入力すべき内容を決定する。な
お、配信可能な定員数、伝送帯域、および使用料金は、
チャンネル毎に予め決められている。
【0092】このような予約状況表示欄232の内容を
参照して、パーソナルコンピュータ3のユーザは、操作
部45を操作して、予約用入力欄233に情報を入力す
る。
【0093】予約用入力欄233には、使用するチャン
ネルを選択する「チャネル」、予約する日時を指定する
「予約日時」、「公開レベル」、コンテンツのタイトル
名を入力する「タイトル」、コンテンツの属するジャン
ルを入力する「ジャンル」、コンテンツの供給者(この
例の場合、パーソナルコンピュータ3のユーザ)の電子
メールアドレスの公開の有無を選択する「電子メール公
開」、コンテンツの供給者(パーソナルコンピュータ3
のユーザ)のWebページのURLの公開の有無を選択
する「Web公開」、コンテンツの供給者(パーソナル
コンピュータ3のユーザ)の、ストリーミングサーバ5
にコンテンツを供給する際の認証において利用される配
信用パスワードを入力する「配信用パスワード」、「友
達リスト」、コンテンツの概要を所定字数(例えば、2
0字)以内で書き込む「概要」、およびコンテンツの詳
細を所定字数(例えば、200字)以内で書き込む「詳
細」等がある。
【0094】「公開レベル」は、この予約に基づくライ
ブ配信の公開レベル、つまりライブ配信の配信先の制約
を指定する項目で、「public」、「password」、および
「Secret」の3つのレベルを指定することができるよう
になっている。
【0095】「Public」が指定された場合、ここで予約
されるライブ配信は、ライブ配信サービスを利用するこ
とができる者はだれでも、視聴することができるように
なる(但し、定員数以内)。
【0096】「Password」が指定された場合、このとき
入力される共有パスワードを知っている者のみが、ここ
で予約されるライブ配信を視聴することができるように
なる。
【0097】「Secret」が指定された場合も、「Passwo
rd」と同様に、このとき入力されるパスワードを知って
いる者のみが、ここで予約されるライブ配信を視聴する
ことができるようになるが、「Password」が選択された
場合には、ライブ配信の予定(予約内容)が公開される
のに対して、「Secret」が選択された場合には、ライブ
配信の予定は公開されない。
【0098】なお、この例の場合、「Password」が指定
され、パーソナルコンピュータ3のユーザが決定した共
有パスワードが入力されるものとする。
【0099】「友達リスト」には、ユーザが、ライブ配
信の配信先とする人の電子メールアドレスが入力され
る。詳細は後述するが、ライブキャスティングサーバ7
は、共有パスワード、および予約ID(後述)などのラ
イブ配信の提供を受けるための各種情報を、「友達リス
ト」に入力された電子メールアドレス宛にメールする。
このメールが、通知メールである。
【0100】なお、この例の場合、パーソナルコンピュ
ータ4−1乃至4−3のそれぞれのユーザの電子メール
アドレスが、「友達リスト」に入力されるものとする。
【0101】予約用入力欄233の各項目に対する入力
が終了すると、パーソナルコンピュータ3のユーザは、
操作部45を操作して、予約ボタン234をクリックす
る。パーソナルコンピュータ3は、この操作に従って、
このとき予約用入力欄233に入力された内容と同じ内
容の予約希望情報ファイルを生成し、それを、ライブキ
ャスティングサーバ7に送信する。
【0102】ステップS22において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、パーソナルコンピュータ3からの予
約希望情報ファイルの内容を確認させるためのWebペ
ージを、パーソナルコンピュータ3に送信する。
【0103】ステップS14において、パーソナルコン
ピュータ3は、ライブキャスティングサーバ7から送信
されてきた確認用のWebページを液晶画面24に表示
する。
【0104】図11は、確認用のWebページの表示例
を示している。
【0105】この表示画面には、図10の予約用入力欄
233に入力された内容の他に、例えば、予約に基づく
サービスの利用料金や、後にライブキャスティングサー
バ7からパーソナルコンピュータ3に送信される予約設
定情報ファイルの送信先の電子メールアドレス(この電
子メールアドレスは、メンバ登録時にパーソナルコンピ
ュータ3のユーザに入力された電子メールアドレス)な
どが表示される。
【0106】パーソナルコンピュータ3のユーザが、図
11に示した確認用の画面により、予約内容に間違いが
ないことを確認し、了解ボタン241を操作すると、そ
の操作に従って、パーソナルコンピュータ3は、予約内
容に間違いはない旨を、ライブキャスティングサーバ7
に送信する。
【0107】これにより、パーソナルコンピュータ3の
処理は終了する。
【0108】ステップS23において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、予約希望情報ファイルの内容で、ラ
イブ配信の予約を行うことができるか否かを判定する。
例えば、入力内容に不足はないか否か、希望チャンネル
の希望予約時間帯に空きがあるか否か等が確認される。
【0109】なお、パーソナルコンピュータ3のユーザ
が、図11に示した確認用の画面により、予約内容に間
違いがあると確認し、キャンセルボタン242を操作す
ると、その操作に従い、パーソナルコンピュータ3は、
その旨を、ライブキャスティングサーバ7に送信する
が、その場合、ライブキャスティングサーバ7は、その
予約希望情報ファイルを破棄する。また、パーソナルコ
ンピュータ3はこのとき、液晶画面24に、図10に示
した予約入力用の画面を再び表示し、再度の入力を促
す。
【0110】ステップS23で、予約希望情報ファイル
の内容に従って、ライブ配信の予約を行うことができる
と判定された場合、ステップS24において、ライブキ
ャスティングサーバ7は、所定の予約IDを作成すると
ともに、予約希望情報ファイルの内容に基づいて、予約
時間帯、使用するチャンネル、使用帯域、友達リストの
メールアドレス、予約したユーザ(パーソナルコンピュ
ータ3のユーザ)を識別するためのユーザID、共用パ
スワード、および作成した予約IDを、図12に示すよ
うに、予約データベース8に書き込んで登録する。
【0111】ステップS25において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、予約IDを含む電子メールを、パー
ソナルコンピュータ3に送信する。これにより、ライブ
キャスティングサーバ7の処理は終了し、図6のステッ
プS1の処理は終了する。
【0112】次に、図6のステップS2における、予約
のリコンファーム処理の詳細を、図13のフローチャー
トを参照して説明する。
【0113】このとき、パーソナルコンピュータ3のユ
ーザは、操作ダイヤル29を操作して、このとき液晶画
面24に表示されている、図9に示した画面(図8の
「ライブ予約/確認へ」が選択されたときの画面)に表
示されている予約一覧表示エリア213からリコンファ
ームを行う予約を選択する。
【0114】リコンファームを行う予約が選択される
と、ステップS31において、パーソナルコンピュータ
3は、パーソナルコンピュータ3のユーザに対応する
「マイチャンネル」のWebページの閲覧を、ライブキ
ャスティングサーバ7に対して要求する。
【0115】このときパーソナルコンピュータ3のユー
ザは、はじめに、ライブキャスティングサーバ7のWe
bページのトップページ(ホームページ)を識別するた
めのURLを、パーソナルコンピュータ3に入力する。
この操作に従って、パーソナルコンピュータ3は、ライ
ブキャスティングサーバ7に対して、ライブキャスティ
ングサーバ7のWebページのトップページの閲覧を要
求し、ライブキャスティングサーバ7から送信されてき
たそのWebページをブラウザ表示画面211に表示す
る。
【0116】図14は、ライブキャスティングサーバ7
のWebページのトップページの表示例を示している。
【0117】次に、パーソナルコンピュータ3のユーザ
は、この表示画面に、ユーザIDおよびパスワードを入
力してログインし、「マイチャンネル」のリンクボタン
をクリックする。この操作に従って、パーソナルコンピ
ュータ3は、パーソナルコンピュータ3のユーザに対応
する「マイチャンネル」のWebページの閲覧を、ライ
ブキャスティングサーバ7に対して要求する。
【0118】図13に戻り、ステップS41において、
ライブキャスティングサーバ7は、ステップS31で閲
覧要求されたWebページをパーソナルコンピュータ3
に送信する。
【0119】ステップS32において、パーソナルコン
ピュータ3は、ライブキャスティングサーバ7から送信
されてきたWebページを、ブラウザ表示画面211
(図9)に表示する。
【0120】図15は、「マイチャンネル」のWebペ
ージの表示例を示している。
【0121】この表示画面には、ユーザが現在ライブキ
ャスティングサーバ7に対して行っている予約の一覧を
示す予約リスト251、ユーザが過去に配信したプログ
ラムの視聴者数等を確認するためのWebページにジャ
ンプするとき操作されるリンクボタン252、およびユ
ーザ自身の登録情報の内容を変更するためのWebペー
ジにジャンプするとき操作されるリンクボタン253が
表示されている。
【0122】予約リスト251には、予約毎(この例の
場合、パーソナルコンピュータ3のユーザは、1つ分の
ライブ配信の予約しかを行っていないので、1つの予約
のみ)、「予約日時」、「チャンネル」、「タイト
ル」、この予約が「リコンファーム待ち」の状態である
か、「リコンファーム済み」の状態であるかといった状
態が表示されるステータス項目、および予約キャンセル
を指示する場合に操作される「取り消し」ボタンが設け
られている。
【0123】なお、この例の場合、このときステータス
項目は、図15に示すように、「リコンファーム待ち」
の状態になっているものとする。
【0124】ステップS33において、パーソナルコン
ピュータ3は、リコンファームの実行を、ライブキャス
ティングサーバ7に指示する。
【0125】具体的には、はじめに、図15の「マイチ
ャンネル」の表示の「リコンファーム待ち」がクリック
される。この操作に従って、パーソナルコンピュータ3
は、リコンファーム用画面のWebページの閲覧を、ラ
イブキャスティングサーバ7に対して要求する。
【0126】ライブキャスティングサーバ7は、この要
求に応じてリコンファーム用のWebページをパーソナ
ルコンピュータ3に送信し、パーソナルコンピュータ3
は、それを、ブラウザ表示画面211に表示する。
【0127】図16は、リコンファーム用画面のWeb
ページの表示例を示している。
【0128】この表示画面には、予約設定時に登録され
た「ユーザID」、「チャンネル」、「予約日時」、
「公開レベル」(この例の場合、「Password」が指定さ
れ、共用パスワードが設定されている)、「タイト
ル」、「ジャンル」、「電子メール公開」、「Web公
開」、「配信用パスワード」、「友達リスト」(この例
の場合、パーソナルコンピュータ4―1乃至4−3のユ
ーザのアドレスが設定されている)、「概要」、そして
「詳細」といった項目の内容が表示される。また、この
表示画面には、予約ID(図7のステップS25で供給
されたID)を入力する欄が設けられている。
【0129】パーソナルコンピュータ3のユーザは、予
約IDを入力し、リコンファームボタン251を操作す
る。この操作に従って、パーソナルコンピュータ3は、
リコンファームの実行を、ライブキャスティングサーバ
7に対して指示する。
【0130】なお、リコンファームボタン251が操作
された場合、ストリーミングサーバ5との間の通信接続
を確立するための設定情報が、パーソナルコンピュータ
3に設定されるようになされている。
【0131】ステップS42において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、予約データベース8を参照して、こ
の予約に関して、図17に示すような予約設定情報ファ
イルを作成する。
【0132】予約設定情報ファイルには、「予約I
D」、「ライブ配信予約日時」、「サーバ接続可能時
間」、「接続用電話番号」、「接続先サーバ情報」、
「サービス要求先アドレス情報」、「伝送帯域」、「タ
イトル」、「概要」、「公開レベル」、「友達リストア
ドレス情報」、「共用パスワード」等が含まれる。
【0133】「予約ID」には、予約設定時にライブキ
ャスティングサーバ7により作成された予約IDが記述
され、「ライブ配信予約日時」には、予約した配信開始
時刻と終了時刻が記述される。
【0134】「サーバ接続可能時間」には、ライブ配信
されるコンテンツを供給するためにストリーミングサー
バ5との接続が許可される時間帯が記述される。この例
では、ライブ配信開始時刻の5分前から、配信終了時刻
の5分後までの間において、ストリーミングサーバ5と
の接続が許可される。
【0135】「接続用電話番号」には、ストリーミング
サーバ5に接続するためのサーバ接続専用ネットワーク
10のアクセスポートの電話番号が記述されている。こ
の例では、4つの電気通信事業者のアクセスポートの電
話番号が記述されている。サーバ接続専用ネットワーク
10に接続する際、パーソナルコンピュータ3のユーザ
により選択されたいずれかの電気通信事業者のアクセス
ポートの電話番号に発呼する処理が行われる。
【0136】「接続先サーバ情報」には、この予約で選
択したチャンネルに応じて決定される項目であり、チャ
ンネルを使用する際に接続される「サーバの種類」、
「サーバ名」、「接続ポート」、「サーバへのストリー
ムバス」等の情報が記述される。パーソナルコンピュー
タ3とサーバ接続専用ネットワーク10のアクセスポー
トとの通信接続が確立されると、この「接続先サーバ情
報」の記述内容に基づいてストリーミングサーバ5の予
約したチャンネルを使用するための接続処理が行われ
る。
【0137】「サービス要求先アドレス情報」は、パー
ソナルコンピュータ4が、パーソナルコンピュータ3に
より予約されたライブ配信の提供を受けるために、また
はその予約に対応するチャット空間を利用するために用
いられるURL情報が記述されている。
【0138】「伝送帯域」には、予約したチャンネルに
応じて決定される情報が記述されており、64kbpsや2
8.8kbps等の予約チャンネルに予め設定されている伝送
帯域の情報が記述されている。
【0139】「タイトル」、「概要」、「公開レベル」
には、それぞれ、予約時に登録された内容が記述されて
いる。「友達リストアドレス情報」には、予約時に登録
された電子メールアドレスが記述されている(この例の
場合、パーソナルコンピュータ4−1乃至4−3のユー
ザのアドレスが記述されている)。
【0140】「共用パスワード」には、予約時に登録さ
れた共用パスワードが記述されている。
【0141】なお、予約された配信開始時刻から6時間
経過した後に、パーソナルコンピュータ3から、リコン
ファームの実行の指示があった場合、ライブキャスティ
ングサーバ7は、「リコンファームが実行されなかった
ため、予約はキャンセルされました。予約を行う場合に
は、再度配信予約手続きを行ってください。」等のメッ
セージを表示するためのWebページを、パーソナルコ
ンピュータ3に送信する。
【0142】ステップS43において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、作成した予約設定情報ファイルを、
DES(Data Encryption Standard)等の暗号方式を用い
て暗号化して、リコンファーム完了画面を表示するWe
bページとともに、パーソナルコンピュータ3に送信す
る。
【0143】ステップS34において、パーソナルコン
ピュータ3は、ライブキャスティングサーバ7からのW
ebページと暗号化された予約設定情報ファイルを受信
するとともに、「ActiveX」の記述を用いて予約設定情
報ファイルを解読し、そのファイルに含まれているコマ
ンドに従って、ハードディスク44の所定の領域にそれ
を記憶する。
【0144】ステップS35において、パーソナルコン
ピュータ3は、リコンファーム完了画面をブラウザ表示
画面211(図9)に表示する。
【0145】パーソナルコンピュータ3のユーザが、表
示されたリコンファーム完了画面を見てその内容を確認
した後、所定の操作を行うと、パーソナルコンピュータ
3は、ステップS36において、内容を確認した旨を、
ライブキャスティングサーバ7に送信する。その後、パ
ーソナルコンピュータ3の処理は終了する。
【0146】ステップS44において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、予約データベース8を参照して、こ
の予約について「友達リスト」に登録されている電子メ
ールアドレス宛に、ライブ配信があることを通知する電
子メール(通知メール)を送信する。
【0147】図18は、通知メールを開封した場合に、
パーソナルコンピュータ4の表示部に表示される内容を
示している。
【0148】この電子メールには、「ライブ配信日
時」、「タイトル」、「概要」、「サービス要求先アド
レス」(図17のサービス要求先アドレス情報と同じ内
容)、「共用パスワード」、および「予約ID」等の情
報が表示される。
【0149】その後、ライブキャスティングサーバ7の
処理は終了し、図6のステップS2の処理は終了する。
【0150】次に、図6のステップS3におけるチャッ
ト空間生成処理の詳細を、図19のフローチャートを参
照して説明する。
【0151】ステップS51において、予約データベー
ス8は、登録された情報(図12)に基づいて、現在の
時刻から、所定の時間(この例の場合、30分)経過し
た後開始されるライブ配信の予約が存在すると判定する
まで待機し、そのようなライブ配信の予約が存在すると
判定したとき、ステップS52に進む。
【0152】ステップS52において、予約データベー
ス8は、30分後に開始されるライブ配信の予約を、コ
ミュニケーションサーバ6に通知する。
【0153】ステップS53において、コミュニケーシ
ョンサーバ6は、予約データベース8から通知されたラ
イブ配信の予約に対応するチャット空間として、共有フ
ァイルを生成する。
【0154】その後、処理は終了する。
【0155】次に、図6のステップS4におけるチャッ
ト空間を提供するための処理を、図20のフローチャー
トを参照して説明する。なお、ここでは、パーソナルコ
ンピュータ4−1がチャット空間の利用を要求する場合
を例として説明する。
【0156】ステップS61において、パーソナルコン
ピュータ4−1は、パーソナルコンピュータ3により予
約されたライブ配信の詳細情報を表示するWebページ
の閲覧を、ライブキャスティングサーバ7に対して要求
する。
【0157】このときパーソナルコンピュータ4−1の
ユーザは、ライブキャスティングサーバ7から送信され
てきた通知メール(図18)に示される「サービス要求
先アドレス」のリンクボタンを操作する。この操作に従
ってパーソナルコンピュータ4―1は、パーソナルコン
ピュータ3により予約されたライブ配信の詳細情報を表
示するWebページの閲覧をライブキャスティングサー
バ7に対して要求する。
【0158】ステップS62において、ライブキャステ
ィングサーバ7は、要求されたWebページをパーソナ
ルコンピュータ4―1に送信する。
【0159】ステップS63において、パーソナルコン
ピュータ4―1は、ライブキャスティングサーバ7から
送信されてきたWebページを、表示部に表示する。
【0160】図21は、パーソナルコンピュータ3によ
り予約されたライブ配信の詳細情報を表示するWebペ
ージの表示例を表している。
【0161】ステップS64において、パーソナルコン
ピュータ4−1は、共用パスワードとチャット空間の利
用要求を、コミュニケーションサーバ6に対して送信す
る。
【0162】このときパーソナルコンピュータ4―1の
ユーザは、通知メールに示されている共用パスワード
を、図21の表示画面に入力し、そしてチャットボタン
262を操作する。その操作に従って、パーソナルコン
ピュータ4―1は、入力された共用パスワードとチャッ
ト空間の利用要求を、コミュニケーションサーバ6に送
信する。
【0163】ステップS65において、コミュニケーシ
ョンサーバ6は、パーソナルコンピュータ4―1から送
信されてきた共用パスワードに基づいて、パーソナルコ
ンピュータ4―1に対する認証を行う。
【0164】具体的には、コミュニケーションサーバ6
は、パーソナルコンピュータ4―1から送信されてきた
共用パスワードを、予約データベース8に送信する。予
約データベース8は、送信されてきた共用パスワード
が、パーソナルコンピュータ3によりなされた予約に関
する情報(図12)として登録されているか否かを判定
し、その判定結果を、コミュニケーションサーバ6に通
知する。
【0165】コミュニケーションサーバ6は、予約デー
タベース8からの通知内容に基づいて、パーソナルコン
ピュータ4―1を認証する。
【0166】ステップS66において、コミュニケーシ
ョンサーバ6は、ステップS65での認証結果に基づい
て、パーソナルコンピュータ4―1に、パーソナルコン
ピュータ3によりなされたライブ配信の予約に対応する
チャット空間の利用を許可することができるか否かを判
定し、許可することができると判定した場合(パーソナ
ルコンピュータ4−1から送信されてきた共用パスワー
ドが予約データベース8に登録されていたとき)、ステ
ップS67に進み、パーソナルコンピュータ4―1を、
パーソナルコンピュータ3によりなされたライブ配信の
予約に対応する共有ファイルに接続する。
【0167】このように、パーソナルコンピュータ3に
よりなされたライブ配信の予約に対応する共有ファイル
に接続されると、パーソナルコンピュータ4―1の表示
部には、図22に示すような、チャット表示画面271
が表示される。
【0168】チャット表示画面271には、チャット内
容が表示されるエリア281、チャットテキストが入力
される入力欄282の他、入力欄282に入力されたチ
ャットテキストを、コミュニケーションサーバ6に送信
するときに操作される送信ボタン283、コミュニケー
ションサーバ6との接続を切断するときに操作される退
室ボタン284、参加ボタン285、および更新ボタン
286が設けられている。
【0169】チャット表示画面271にはまた、パーソ
ナルコンピュータ3により予約されたライブ配信のタイ
トル、パーソナルコンピュータ4−1のユーザの名前、
およびチャット終了までの時間(現在の時刻から、ライ
ブ配信終了時刻から30分経過する時刻までの時間)
が、表示されている。
【0170】次に、ステップS68において、コミュニ
ケーションサーバ6は、パーソナルコンピュータ4―1
のユーザによる、チャット表示画面271に対する操作
に応じた処理を行う。
【0171】例えば、入力欄282にチャットテキスト
が入力され、送信ボタン283が操作されて、そのチャ
ットテキストが、パーソナルコンピュータ4―1から送
信されてきたとき、コミュニケーションサーバ6は、そ
れを、共有ファイルに書き込む。これにより、パーソナ
ルコンピュータ3によりなされたライブ配信の予約に対
応するチャット空間を利用しているパーソナルコンピュ
ータ(例えば、パーソナルコンピュータ3およびパーソ
ナルコンピュータ4−2)のユーザは、その内容を見る
ことができる。
【0172】また、参加者ボタン285が操作され、そ
の旨が送信されてきたとき、コミュニケーションサーバ
6は、例えば、パーソナルコンピュータ3およびパーソ
ナルコンピュータ4―2が、パーソナルコンピュータ3
によりなされたライブ配信の予約に対応するチャット空
間を利用している旨を、パーソナルコンピュータ4―1
に通知する。これにより、パーソナルコンピュータ4―
1は、図23に示すように、パーソナルコンピュータ3
によりなされたライブ配信の予約に対応するチャット空
間を利用している者として、パーソナルコンピュータ3
のユーザ、パーソナルコンピュータ4−1,4−2のユ
ーザの名前を表示する。なお、自分自身(パーソナルコ
ンピュータ4−1のユーザの名前)の表示には、*印が
付されるようになっている。
【0173】また、図23に表示されているユーザ(例
えば、パーソナルコンピュータ4―2のユーザ)を選択
すると、彼に直接(他の参加者に公開されないように)
メッセージを送ることができる。このとき、図24に示
すような画面が、パーソナルコンピュータ4―1の表示
部に表示される。パーソナルコンピュータ4―1のユー
ザは、その表示の入力欄291にチャットテキストを入
力し、送信ボタン292を操作することで、パーソナル
コンピュータ4―2のユーザだけにそのテキストを送る
こと(チャットする)ことができる。
【0174】図20に戻り、ステップS66で、パーソ
ナルコンピュータ3によりなされたライブ配信の予約に
対応するキャット空間の利用を許可することができない
と判定された場合(パーソナルコンピュータ4−1から
送信されてきた共用パスワードが、予約データベース8
に登録されていないとき)、ステップS69に進み、コ
ミュニケーションサーバ6は、パーソナルコンピュータ
4―1との接続を拒否する。
【0175】ステップS68またはステップS69の処
理の後、図6のステップS4の処理は終了する。
【0176】次に、図6のステップS5におけるライブ
配信用のコンテンツを供給するための処理の詳細を、図
25のフローチャートを参照して説明する。
【0177】ステップS81において、パーソナルコン
ピュータ3は、予約したライブ配信開始時刻の所定の時
間(例えば、10分)前に「まもなくライブ配信が開始
される時間」といったメッセージを、パーソナルコンピ
ュータ4に送信する。これにより、パーソナルコンピュ
ータ4には、そのメッセージが表示され、パーソナルコ
ンピュータ4のユーザは、ライブ配信が間もなく開始さ
れることを知ることができる。
【0178】次に、パーソナルコンピュータ3は、スト
リーミングサーバ5への接続開始が許可された時刻にな
ると、ストリーミングサーバ5への接続処理を開始す
る。具体的には、ステップS82において、パーソナル
コンピュータ3は、パーソナルコンピュータ3のユーザ
により予め設定された電気通信事業者のアクセスポート
の電話番号を予約設定情報ファイル(図17)の「接続
用電話番号」を参照することにより取得し、その電話番
号に発呼する処理を行う。そしてパーソナルコンピュー
タ3は、サーバ接続専用ネットワーク10のアクセスサ
ーバに対して、予約IDを送信して、通信接続を要求す
る。
【0179】ステップS91において、サーバ接続専用
ネットワーク10のアクセスサーバは、パーソナルコン
ピュータ3から送信されてきた予約IDを、ライブキャ
スティングサーバ7を介して予約データベース8に送信
する。
【0180】ステップ111において、予約データベー
ス8は、サーバ接続専用ネットワーク10から送信され
てきた予約IDが、パーソナルコンピュータ3によりな
されたライブ配信の予約に関する情報として登録されて
いるか否かを判定し、ステップS112において、その
判定結果を、サーバ接続専用ネットワーク10のアクセ
スサーバに通知する。
【0181】ステップS92において、サーバ接続専用
ネットワーク10のアクセスサーバは、予約データベー
ス8からの通知内容に基づいてパーソナルコンピュータ
3に対する認証を行い、その認証結果により、パーソナ
ルコンピュータ3をストリーミングサーバ5に接続する
ことができるか否かを判定する。パーソナルコンピュー
タ3をストリーミングサーバ5に接続することができる
と判定された場合(パーソナルコンピュータ3から送信
された予約IDが予約データベース8に登録されていたと
き)、サーバ接続専用ネットワーク10のアクセスサー
バは、パーソナルコンピュータ3とストリーミングサー
バ5との接続を許可する。これにより、両者の間の通信
接続が確立する。
【0182】なお、パーソナルコンピュータ3をストリ
ーミングサーバ5に接続することができないと判定され
た場合(パーソナルコンピュータ3から送信された予約
IDが予約データベース8に登録されていないとき)、
サーバ接続専用ネットワーク10のアクセスサーバは、
ストリーミングサーバ5との接続を許可せず、パーソナ
ルコンピュータ3からの呼び出しを切断する。これによ
り、サーバ接続専用ネットワーク10のアクセスサーバ
の処理は終了する。
【0183】パーソナルコンピュータ3とストリーミン
グサーバ5との通信接続が確立されると、パーソナルコ
ンピュータ3は、ステップS83において、ストリーミ
ングサーバ5に予約IDおよび配信用パスワードを送信
して、ライブ配信のためのコンテンツの供給を要求す
る。
【0184】ステップS101において、ストリーミン
グサーバ5は、パーソナルコンピュータ3から送信され
てきた予約IDおよび配信用パスワードを受信するとと
ともに、それを、予約データベース8に送信する。
【0185】ステップS113において、予約データベ
ース8は、ストリーミングサーバ5から送信されてきた
予約IDおよび配信用パスワードが、パーソナルコンピ
ュータ3によりなされたライブ配信の予約に関する情報
として登録されているかを判定し、その判定結果を、ス
テップS114において、ストリーミングサーバ5に通
知する。これにより、予約データベース8の処理は終了
する。
【0186】ステップS102において、ストリーミン
グサーバ5は、予約データベース8からの通知内容に基
づいてパーソナルコンピュータ3に対する認証を行い、
その認証結果により、コンテンツの供給を許可すること
ができるか否かを判定する。コンテンツの供給を許可す
ることができると判定された場合(パーソナルコンピュ
ータ3から送信されてきた予約IDと配信用パスワード
が予約データベース8に登録されていたとき)、ストリ
ーミングサーバ5は、その旨を、パーソナルコンピュー
タ3に通知する。なお、このときストリーミングサーバ
5は、予約された時間帯やチャンネル等の、予約時に登
録された情報を、予約データベース8から取得し、これ
から行われるライブ配信を制御する。これにより、スト
リーミングサーバ5の処理は終了する。
【0187】ステップS84において、パーソナルコン
ピュータ3は、撮影された映像に対応する動画像データ
を、リアルタイムでサーバ接続専用ネットワーク10を
介してストリーミングサーバ5に送信する。
【0188】なお、パーソナルコンピュータ3は、コン
テンツの供給が許可されたとき、その旨を示すメッセー
ジを、液晶画面24に表示するようになされており、こ
れにより、パーソナルコンピュータ3のユーザは、例え
ば、操作ボタン27や操作ダイヤル29を適宜操作し
て、デジタルビデオカメラ26での撮影を開始し、ライ
ブ配信開始を指示する。
【0189】パーソナルコンピュータ3からコンテンツ
が供給されたストリーミングサーバ5は、これを要求が
あったパーソナルコンピュータ4に配信する。なお、こ
こでの処理動作については、後述する。
【0190】ステップS85において、予約終了時刻に
なったとき、またはライブ配信を終了させるための操作
が、パーソナルコンピュータ3の操作部45に対して行
われたとき、パーソナルコンピュータ3は、コンテンツ
の送信を終了し、ストリーミングサーバ5との接続を切
断する。
【0191】これにより、パーソナルコンピュータ3の
処理は終了し、図6のステップS5の処理が終了する。
【0192】次に、図6のステップS6におけるライブ
配信をパーソナルコンピュータ4に提供するための処理
の詳細を、図26のフローチャートを参照して説明す
る。なお、ここでは、パーソナルコンピュータ4―1が
ライブ配信の提供を要求する場合を例として説明する。
【0193】ステップS121乃至ステップS123に
おいて、図20のステップS61乃至ステップS63に
おける場合と同様の処理が行われるので、その詳細な説
明は省略するが、これらの処理により、パーソナルコン
ピュータ4―1の表示部には、図21に示した、パーソ
ナルコンピュータ3により予約されたライブ配信の詳細
情報を示すWebページが表示される。
【0194】ステップS124において、パーソナルコ
ンピュータ4―1は、共用パスワードおよび予約ID、
並びにパーソナルコンピュータ3により予約されたライ
ブ配信の提供要求を、ストリーミングサーバ5に対して
送信する。
【0195】このときパーソナルコンピュータ4―1の
ユーザは、通知メール(図18)に示される共用パスワ
ードおよび予約IDを、図21の表示画面に入力し、そ
して再生ボタン261を操作する。その操作に従って、
パーソナルコンピュータ4−1は、入力された共用パス
ワードおよび予約ID、並びにパーソナルコンピュータ
3により予約されたライブ配信の提供要求を、ストリー
ミングサーバ5に送信する。
【0196】ステップS125において、ストリーミン
グサーバ5は、パーソナルコンピュータ4−1から送信
されてきた共用パスワードおよび予約IDに基づいて、
パーソナルコンピュータ4―1に対する認証を行う。
【0197】具体的には、ストリーミングサーバ5は、
パーソナルコンピュータ4−1から送信されてきた共用
パスワードおよび予約IDを、予約データベース8に送
信する。予約データベース8は、送信されてきた共用パ
スワードおよび予約IDが、パーソナルコンピュータ3
によりなされた予約に関する情報として登録されている
か否かを判定し、その判定結果を、ストリーミングサー
バ5に通知する。
【0198】ストリーミングサーバ5は、予約データベ
ース8からの通知内容に基づいて、パーソナルコンピュ
ータ4―1を認証する。
【0199】ステップS126において、ストリーミン
グサーバ5は、ステップS125での認証結果に基づい
て、パーソナルコンピュータ4−1に、パーソナルコン
ピュータ3により予約されたライブ配信を提供すること
ができるか否かを判定し、提供することができると判定
した場合、ステップS127に進み、パーソナルコンピ
ュータ4―1に対して、パーソナルコンピュータ3から
供給されてくるコンテンツを、ストリーム配信する。
【0200】ステップS128において、このときパー
ソナルコンピュータ4−1は、図27に示すように、図
20のステップS67の処理により表示されたチャット
表示画面271の隣に再生表示画面301を表示し、そ
の再生エリア311に、ストリーム配信されたコンテン
ツをリアルタイムで再生する。
【0201】ステップS126で、パーソナルコンピュ
ータ3により予約されたライブ配信を提供することがで
きないと判定された場合、ステップS129に進み、ス
トリーミングサーバ5は、パーソナルコンピュータ4−
1との接続を拒否する。
【0202】ステップS128またはステップS129
の処理の後、図6のステップS6の処理は、終了する。
【0203】次に、図6のステップS7におけるチャッ
ト空間を消滅させる処理およびチャット内容を送信する
処理について、図28のフローチャートを参照して説明
する。
【0204】ステップS141において、予約データベ
ース8は、登録された情報(図12)に基づいて、ライ
ブ配信終了時刻から所定の時間(例えば、30分)経過
しているライブ配信の予約が存在すると判定するまで待
機し、そのようなライブ配信の予約が存在すると判定し
たとき、ステップS142に進む。
【0205】ステップS142において、予約データベ
ース8は、ライブ配信終了時刻から30分経過している
ライブ配信の予約を、コミュニケーションサーバ6に通
知する。
【0206】ステップS143にいて、コミュニケーシ
ョンサーバ6は、図19のステップS53で生成された
共有ファイルにファイルされたチャットの内容(全部ま
たは一部)を、パーソナルコンピュータ3に送信する。
これにより、パーソナルコンピュータ3のユーザは、自
分が行ったライブ配信についてのチャットの内容を後で
確認することができる。
【0207】ステップS144において、コミュニケー
ションサーバ6は、図19のステップS53で生成した
共有ファイルを消去する。これにより、パーソナルコン
ピュータ3によりなされたライブ配信の予約に対応する
チャット空間は消滅する。
【0208】その後、処理は終了する。
【0209】なお、以上においては、通知メッセージ
が、ライブキャスティングサーバ7から、パーソナルコ
ンピュータ4に送信される場合を例として説明したが、
コンテンツを提供するパーソナルコンピュータ3が、送
信するようにすることもできる。
【0210】また、以上においては、ストリーミングサ
ーバ5における認証においては、共用パスワードの他
に、予約IDを利用する場合を例として説明したが、予
約IDに代えて、ユーザIDを利用したり、また共用パ
スワードのみで認証を行うようにすることができる。
【0211】また、以上においては、パーソナルコンピ
ュータ3により予約されたライブ配信の詳細情報を表示
するWebページ(図21)を利用して、ストリーミン
グサーバ5およびコミュニケーションサーバ6にログイ
ンする場合を例として説明したが、例えば、コミュニケ
ーションサーバ6にログインする場合、図29に示すよ
うなログイン画面が表示されるようにして、パーソナル
コンピュータ4のユーザに、自分の名前、自己紹介、お
よび共用パスワードを入力させるようにすることもでき
る。
【0212】また、以上においては、パーソナルコンピ
ュータが、コンテンツの提供側および視聴側の端末であ
る場合を例として説明したが、図29に示すように、携
帯電話機500を利用することもできる。
【0213】携帯電話機500は、中央にヒンジ部50
1を境に表示部502および本体503とに分けられて
おり、ヒンジ部501を介して折り畳み可能に形成され
ている。
【0214】表示部502には、上端左部に送受信アン
テナ504が引き出しおよび収納可能な状態に取り付け
られており、アンテナ504を介して基地局(図示せ
ず)との間で電波を送受信するようになされている。
【0215】また表示部502には、上端中央部にほぼ
180度の角度範囲で回転自在なカメラ部505が設け
られており、カメラ部505のCCDカメラ506により
所望の撮像対象を撮像し得るようになされている。
【0216】表示部502には、その表面に液晶ディス
プレイ508が設けられており、電波の受信状態、電池
残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号
および発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホーム
ページ、カメラ部505のCCDカメラ506で撮像し
た画像を表示し得るようになされている。
【0217】一方、本体503には、その上面に「0」
乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終
話および電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の
操作キー509が設けられており、操作キー509を用
いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0218】また本体503には、操作キー509の下
部にメモリボタン510やマイクロフォン511が設け
られており、メモリボタン510によって電話中の間の
音声を録音し得るとともに、マイクロフォン511によ
って通話時のユーザの音声を集音するようになされてい
る。
【0219】さらに本体503には、操作キー509の
上部に回転自在なジョグダイヤル512が本体503の
表面からわずかに突出した状態で設けられており、ジョ
グダイヤル512に対する回動操作に応じて液晶ディス
プレイ508に表示されているリストや電子メールのス
クロール動作、簡易ホームページの捲き動作及び画像の
送り動作等を実行するようになされている。
【0220】本体503には、その左側面上部に抜差自
在なメモリスティック(商標)513を装着するための
メモリスティックロット514が設けられており、メモ
リボタン510が押下されるとメモリスティック513
に通話中の相手の音声を録音したり、ユーザの操作に応
じて電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ50
6で撮影した画像を記録することができる。
【0221】また、上述した一連の処理は、ハードウエ
アにより実行させることもできるが、ソフトウエアによ
り実行させることもできる。一連の処理をソフトウエア
により実行させる場合には、そのソフトウエアを構成す
るプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれてい
るコンピュータ、または、各種のプログラムをインスト
ールすることで、各種の機能を実行することが可能な、
例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラ
ム格納媒体からインストールされる。
【0222】この記録媒体は、例えば、図5に示すよう
に、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供
するために配布される、プログラムが記録されている磁
気ディスク111(フロッピディスクを含む)、光ディ
スク112(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memor
y),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気デ
ィスク113(MD(Mini-Disk)を含む)、若しくは半
導体メモリ114などによりなるパッケージメディアに
より構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込
まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録さ
れているROM92やハードディスク94などで構成され
る。
【0223】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0224】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0225】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および方法、記録
媒体、並びにプログラムによれば、サーバにおいて行わ
れる、端末に対する認証で利用される認証データを利用
して、端末を認証し、認証結果に応じて、端末に第2の
サービスを提供するようにしたので、認証データを共用
して、第1のサービスおよび第2のサービスについての
認証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したサービス提供システムの構成
例を示す図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ3の外観の構成
例を示す図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータの内部の構成例
を示すブロック図である。
【図4】図1のパーソナルコンピュータ4−1の構成例
を示すブロック図である。
【図5】図1のストリーミングサーバ5の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】本発明を適用したサービス提供システムの動作
を説明するフローチャートである。
【図7】図6のステップS1の処理の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図8】パーソナルコンピュータ3の液晶画面24に表
示される初期画面を示す図である。
【図9】ライブ予約モードの画面の表示例を示す図であ
る。
【図10】配信予約用のWebページの表示例を示す図
である。
【図11】予約内容を確認するためのWebページの表
示例を示す図である。
【図12】予約データベース8に登録されている内容を
示す図である。
【図13】図6のステップS2の処理を説明するフロー
チャートである。
【図14】ライブキャスティングサーバ7のWebペー
ジのトップページの表示例を示す図である。
【図15】「マイチャンネル」のWebページの表示例
を示す図である。
【図16】リコンファーム用画面のWebページの表示
例を示す図である。
【図17】予約設定情報ファイルの内容を示す図であ
る。
【図18】通知メールの内容を示す図である。
【図19】図6のステップS3の処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図20】図6のステップS4の処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図21】パーソナルコンピュータ3により予約された
ライブ配信の詳細情報を表示するWebページの表示例
を示す図である。
【図22】チャット表示画面の表示例を示す図である。
【図23】チャット表示画面の参加者ボタンが操作され
たときの表示画面を説明する図である。
【図24】チャット表示画面の参加者ボタンが操作され
たときの表示画面を説明する図である。
【図25】図6のステップS5の処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図26】図6のステップS6の処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図27】チャット表示画面と再生表示画面が表示され
た状態を示す図である。
【図28】図6のステップS7の処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図29】ログイン画面を示す図である。
【図30】携帯電話機500の外観の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 インターネット, 2 電話網, 3 パーソナル
コンピュータ, 4パーソナルコンピュータ, 5 ス
トリーミングサーバ, 6 コミュニケーションサー
バ, 7 ライブキャスティングサーバ, 8 予約デ
ータベース,9 サーバ接続専用ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉峯 幸郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 西澤 繁彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 宮崎 潤一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 能見 陽介 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BB07 BC07 BC18 BC23 BC25 BD02 BD08 5J104 AA07 KA02 MA02 NA05 PA07 5K101 KK02 LL12 NN02 NN03 NN18 NN21 PP04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のサービスを提供するサーバ、およ
    び前記第1のサービスとともに第2のサービスの提供を
    要求する端末とネットワークを介して接続される情報処
    理装置において、 前記サーバにおいて行われる、前記端末に対する認証で
    利用される認証データを利用して、前記端末を認証する
    認証手段と、 前記認証手段による認証結果に応じて、前記端末に前記
    第2のサービスを提供する提供手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のサービスは、予め設定された
    予約に基づいて供給されたコンテンツを前記端末にリア
    ルタイムで配信するサービスであり、 前記第2のサービスは、前記予約に対応するチャット空
    間を、前記端末に提供するサービスであることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のサービスは、予め設定され
    た、コンテンツをリアルタイムで配信するための予約に
    対応するチャット空間を、前記端末に提供するサービス
    であり、 前記第2のサービスは、前記コンテンツをリアルタイム
    で前記端末に配信するサービスであることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 第1のサービスを提供するサーバ、およ
    び前記第1のサービスとともに第2のサービスの提供を
    要求する端末とネットワークを介して接続される情報処
    理装置の情報処理方法において、 前記サーバにおいて行われる、前記端末に対する認証で
    利用される認証データを利用して、前記端末を認証する
    認証ステップと、 前記認証ステップでの認証結果に応じて、前記端末に前
    記第2のサービスを提供する提供ステップとを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 第1のサービスを提供するサーバ、およ
    び前記第1のサービスとともに第2のサービスの提供を
    要求する端末とネットワークを介して接続される情報処
    理装置のプログラムであって、 前記サーバにおいて行われる、前記端末に対する認証で
    利用される認証データを利用して、前記端末を認証する
    認証ステップと、 前記認証ステップでの認証結果に応じて、前記端末に前
    記第2のサービスを提供する提供ステップとを含むこと
    を特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラム
    が記録されている記録媒体。
  6. 【請求項6】 第1のサービスを提供するサーバ、およ
    び前記第1のサービスとともに第2のサービスの提供を
    要求する端末とネットワークを介して接続される情報処
    理装置のプログラムであって、 前記サーバにおいて行われる、前記端末に対する認証で
    利用される認証データを利用して、前記端末を認証する
    認証ステップと、 前記認証ステップでの認証結果に応じて、前記端末に前
    記第2のサービスを提供する提供ステップとを含む処理
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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