JP2001308881A - パケットのポリシング装置及びその方法 - Google Patents
パケットのポリシング装置及びその方法Info
- Publication number
- JP2001308881A JP2001308881A JP2000125059A JP2000125059A JP2001308881A JP 2001308881 A JP2001308881 A JP 2001308881A JP 2000125059 A JP2000125059 A JP 2000125059A JP 2000125059 A JP2000125059 A JP 2000125059A JP 2001308881 A JP2001308881 A JP 2001308881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- policing
- processing
- speed flow
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
ケットのポリシング方式を得る。 【解決手段】 パケット到着検出手段1がパケットの到
着を検出すると、到着パケットが高速か低速フローかを
判断して、到着通知を通知する演算処理回路を選択す
る。複数の並列接続された高速フロー用演算処理部2-1
〜2-n は一つの高速フローを専用に演算処理する回路で
あり、最小パケットの伝送時間で処理が可能である。低
速フロー処理は、低速フロー用パラメータ読出部4と、
パイプライン処理の低速フロー用演算処理部5-1〜5-m
と、低速フロー用パラメータ更新処理部6と、パラメー
タ記憶手段7とから構成され、各処理は最小パケットの
伝送時間以内で処理する。高速フローと低速フローの処
理時間の差を高速フローの演算結果に遅延を付加するこ
とにより、演算結果処理部8はパケットの入力順序で廃
棄またはマーキングの処理を行なう。
Description
グ装置及びその方法に関し、特にパケット通信網におけ
る呼接続制御をなすためのパケットポリシング方式に関
する。
R MODE)通信等のパケット通信網では、呼の設定にあた
っては、網のユーザからのトラヒック申告値を元に、網
リソースを考慮して呼受付けの可否判断を行うようにな
っている。このとき、網はその受付けられた呼に対して
ユーザからのトラヒックが申告値を超えていないかを常
時監視して、違反トラヒックに対する制御を行うことに
より、違反トラヒックから網内リソースを保護するよう
になっている。かかる呼接続制御がポリシング処理と称
されるものであり、ITU−TI.371においてその
動作が規定されている。
クボーンネットワークもさらなる高速化が進み、ギガビ
ットクラスの回線が導入され始めている。そこで、高速
回線でも、伝送速度と同じ速度で、上述したポリシング
処理のためのフロー制御または優先制御を行なうことが
できる方法が必要となっている。
(OC−48/STM−16)、9.95328GHz
(OC−192/STM−64)に対してフロー単位の
ポリシング処理を実施する場合、例えば、最小パケット
が40バイトと仮定すると、最小パケットの処理時間は
それぞれ約128ns、約32nsとなる。これは10
0MHzをクロックとして利用すると仮定した場合、そ
れぞれ12クロック、3クロックで最小パケットを処理
する必要がある。伝送速度がより高速になると、処理時
間はさらに短くなる。
々のフローを処理する処理回路を持つ方法や、多くのフ
ローを処理するために処理回路を共有し、演算処理に必
要なパラメータは、メモリ等の記憶手段に保存してお
き、必要に応じてその都度、この記憶手段から取り出す
という方法が一般的である。
は、次のような問題がある。全てのフローに対して個々
のフローを処理する処理回路を持つ方法では、回路規模
が非常に大きくなる。その理由は、高速回線になるほど
処理フロー数が多くなるので、処理回路の数が多くな
り、結果として回路規模が大きくなる。
ラメータはメモリ等の記憶手段に保存しておき必要に応
じてその都度、当該記憶手段から取出すという方法で
は、高速処理ができない。その理由は、一回の処理を行
なうのに、パラメータの読出しと更新とで2回のパラメ
ータ記憶手段へのアクセスが必要だからである。
処理を可能としたパケットのポリシング装置及びその方
法を提供することである。
力されるパケットの種別に応じてポリシング処理をなす
ようにしたパケットのポリシング装置であって、前記種
別に応じてポリシングのための演算処理部を分離したこ
とを特徴とするパケットのポリシング装置が得られる。
更に述べれば、前記パケットの到着に応答してその種別
を判定して分離する分離手段と、これ等分離種別対応に
設けられた演算処理部とを含むことを特徴とするポリシ
ング装置が得られる。
別であって、第一のフロー速度パケットと、それよりも
低速の第二のフロー速度パケットとからなることを特徴
とし、また前記第一のフロー速度パケットに対する前記
演算処理部は複数並列に設けられており、前記分離手段
は第一のフロー速度パケットをこれ等並列の演算処理部
へ夫々分離して供給するよう構成されていることを特徴
とする。また、前記第二のフロー速度パケットに対する
前記演算処理部は単一のパイプライン処理方式の回路構
成であることを特徴とする。更に、前記演算処理部のポ
リシングアルゴリズムはトークンバケット(Token Buck
et)方式であり、このトークンバケットアルゴリズムの
ための演算パラメータの数が、前記第一のフロー速度パ
ケットに対するものよりも前記第二のフロー速度パケッ
トに対するものが大であることを特徴とする。
の種別に応じてポリシング処理をなすようにしたパケッ
トのポリシング方法であって、前記種別に応じてポリシ
ングのための演算処理ステップを互いに分離したことを
特徴とするパケットのポリシング方法が得られる。更に
述べれば、前記パケットの到着に応答してその種別を判
定して分離する分離ステップと、これ等分離種別対応に
演算処理をなす演算処理ステップとを含むことを特徴と
するパケットのポリシング方法が得られる。
別であって、第一のフロー速度パケットと、それよりも
低速の第二のフロー速度パケットとからなることを特徴
とすし、前記第一のフロー速度パケットに対する前記演
算処理ステップは複数並列に処理され、前記分離ステッ
プは第一のフロー速度パケットをこれ等並列の演算処理
ステップへ夫々分離して供給することを特徴とする。ま
た、前記第二のフロー速度パケットに対する前記演算処
理ステップは単一のパイプライン処理であることを特徴
とする。
アルゴリズムはトークンバケット方式であり、このトー
クンバケットアルゴリズムのための演算パラメータの数
が、前記第一のフロー速度パケットに対するものよりも
前記第二のフロー速度パケットに対するものが大である
ことを特徴とする。
手段がパケットの到着を検出すると、到着パケットが高
速フローかそれとも低速フローかを判断して、到着通知
を通知する演算処理回路を選択する。複数の並列接続さ
れた高速フロー用演算処理部は一つの高速フローを専用
に演算処理する回路であり、最小パケットの伝送時間で
処理が可能である。低速フローの処理は、低速フロー用
パラメータ読出し部と、低速フロー用演算処理部と、低
速フロー用パラメータ更新処理部と、パラメータ記憶手
段とから構成され、それぞれの処理は最小パケットの伝
送時間以内で処理を行う。高速フローと低速フローの処
理時間の差を高速フローの演算結果に遅延を付加するこ
とにより、演算結果処理部はパケットの入力順序で廃棄
またはマーキングの処理を行なう。
算回路にて並列的に演算処理がなされ、低速フローは単
一の演算処理回路を共有しつつパイプライン処理がなさ
れることにより、高速回線のラインカードにおいて多く
のフローの処理が可能となり、かつ回路規模を適切な規
模に抑えることができる。
実施例につき説明する。図1は本発明の実施例の構成を
示すブロック図である。本実施例は、パケット到着検出
部1と、高速フローのポリシング演算を行う高速フロー
用演算処理部2−1,2−2,…,2−nと、高速フロ
ー用演算処理部2−1,2−2,…,2−nの出力に固
定遅延を付加する遅延手段3−1,3−2,…,3−n
と、低速フロー用のパラメータを記憶するパラメータ記
憶手段7と、低速フローのパラメータをパラメータ記憶
手段7から読出す低速フロー用パラメータ読出し部4
と、低速フローのポリシング演算を行なう低速フロー用
演算処理部5−1,…,5−mと、ポリシング演算結果
によりパラメータ記憶手段7に記憶されているパラメー
タを更新する低速フロー用パラメータ更新処理部6と、
遅延手段3−1,3−2,…,3−nまたは低速フロー
用パラメータ更新処理部6から演算結果を受取り、演算
結果に従って到着パケットの廃棄またはマーキングを行
なう演算結果処理部8から構成される。
しパケットの到着を検出する。そして、到着パケットが
予め設定されたフローであるか検索し、高速フローであ
る場合は、該当する高速フロー用演算処理部2−1,2
−2,…,2−nのどれか一つにパケットの到着を通知
する。到着パケットが低速フローの場合は、低速フロー
用パラメータ読出し部4にパケットの到着を通知する。
到着パケットが予め設定されたフローでない場合は、ベ
ストエフォートのフローとして扱うために、低速フロー
と同じ経路を通して、未設定フローのパケット到着を通
知し、演算結果処理部8で到着パケットをベストエフォ
ートクラスとして通過させる。
…,2−nは、予め高速フローとして設定したフロー毎
に演算処理部が設けてあり、それぞれ、内部に各フロー
のパラメータレジスタがあり、パケット到着検出部1か
らのパケットの到着通知により直ちに演算を行ない、遅
延手段3−1,3−2,…,3−nに演算結果を通知す
る。この演算処理に要する時間を最小パケットの伝送時
間以内で行なうために、パラメータの桁数を少なくした
り、演算の単純化を行なう。
高速フロー用演算処理部2−1,2−2,…,2−nで
の演算処理時間と低速フローの演算処理時間(低速フロ
ー用パラメータ読出し部4と低速フロー用演算処理部5
−1,…,5−mと低速フロー用パラメータ更新処理部
6の処理時間の合計)との差を吸収するために固定的な
遅延を付加する。
ット到着検出部1からのパケットの到着通知により、パ
ラメータ記憶手段7から該当するフローのパラメータを
読出し、低速フロー用演算処理部5−1,…,5−nに
パケットの到着とパラメータを通知する。予め設定され
ていないフローのパケットが到着した場合は、未設定フ
ローのパケット到着のみを通知する。
mは、低速フロー用パラメータ読出し部4から通知され
るパラメータによる演算処理を複数時間に分割して処理
する(パイプライン処理)。そして、演算結果を低速フ
ロー用パラメータ更新処理部6に通知する。未設定フロ
ーのパケット到着時は、演算は行なわず、未設定フロー
のパケット到着通知のみ行なう。
速フロー用演算処理部5−1,…,5−mから通知され
る演算結果に従い、該当フローのパラメータの更新を行
ない、また、演算結果を演算結果処理部8に通知する。
未設定フローのパケット到着時は、未設定フローのパケ
ット到着通知を行なう。
処理に使用するパラメータを記憶する手段であり、図示
されていない設定部からのパラメータの読み書き及び低
速フロー用パラメータ読出し部4、低速フロー用パラメ
ータ更新処理部6からパラメータの読み書きができる。
−2,…,3−nから通知される高速フローの演算結
果、低速フロー用パラメータ更新処理部6から通知され
る低速フローの演算結果または未設定フローのパケット
到着を単位時間にどれか一つを受取り、到着パケットを
廃棄またはマーキングするか否か判断し、パケットの廃
棄、パケットへのマーキングまたは廃棄/マーキング無
しでパケットを通過させる。
ー演算処理部2−1,2−2,…,2−nの後に遅延手
段3−1,3−2,…,3−nを入れることにより、高
速フロー、低速フローともパケット到着検出部1でのパ
ケットの到着から一定時間経過後に入力される。
いて説明する。「高速フロー」とは、本発明で最小パケ
ット間隔でパケットが入力されても演算処理が可能なフ
ローを示している。本発明では、このフロー数をn本
(nは最大20程度)に限定する。また、「低速フロ
ー」とは、本発明でパケットの到着間隔が最小パケット
の(m+2)倍以上で入力されるフローを示している。
本発明では、このフロー数をnより非常に大きい数が可
能とする(例えば、64kフロー)。
グチャートの例を示しており、図2を参照して本発明の
動作について説明する。パケット到着検出部1は、入力
データを監視し(図2の(a))、パケットの到着を検
出する。パケットの到着を検出すると、到着パケットが
予め設定されたフローに該当するかを検索する。この検
索はパケットのヘッダ部に予め付されたパケット種別に
より行うことが可能である。到着パケットが高速フロー
か低速フローかによって下記に示すように処理が別れ
る。
速フロー用演算処理部2−1,2−2,…,2−nの該
当する一つにパケットの到着を通知する(図2の
(b))。高速フロー用演算処理部2−1,2−2,
…,2−nは、内部に各フロー専用のパラメータレジス
タおよび演算回路があり、パケット到着検出部1からの
パケットの到着通知により直ちに演算を行ない、パラメ
ータレジスタを更新し、遅延手段3−1,3−2,…,
3−nに演算結果を通知する(図2の(c1),(c
2),…,(cn))。この演算処理を最小パケットの
伝送時間以内で行なう。遅延手段3−1,3−2,…,
3−nは演算結果を一定時間保持し、演算結果処理部8
に通知する(図2の(d1),(d2),…,(d
n))。
パケットを廃棄するかマーキングするか、そのまま通過
させるかを判断し、廃棄またはマーキング等の処理を行
なう(図2の(h))。
フロー用パラメータ読出し部4にパケットの到着を通知
する(図2の(b))。低速フロー用パラメータ読出し
部4は、到着パケットの該当フローのパラメータをパラ
メータ記憶手段7から読出し、低速フロー用演算処理部
5−1,…,5−mに通知する(図2の(e))。低速
フロー用演算処理部5−1,…,5−mは読出したパラ
メータを使用して演算を行ない、結果を低速フロー用パ
ラメータ更新処理部6に通知する(図2の(fm))。
信した演算結果を演算結果処理部8に通知する(図2の
(g))と同時に、パラメータ記憶手段7の該当フロー
のパラメータを更新する。演算結果処理部8は演算結果
をもとに到着パケットを廃棄するか、マーキングする
か、そのまま通過させるかを判断し、廃棄またはマーキ
ング等の処理を行なう(図2の(h))。
フロー用パラメータ更新処理部6の処理時間と、低速フ
ロー用演算処理部5−1,…,5−mの個々の演算処理
とは、最小パケットの伝送時間以内で行い、パイプライ
ン処理方式としてm個に分割するものとしている(mは
整数)。
ーの場合は、低速フロー用パラメータ読出し部4、低速
フロー用演算処理部5−1,…,5−m、低速フロー用
パラメータ更新処理部6を通して、演算結果処理部8に
未設定フローのパケット到着を通知し、到着パケットを
ベストエフォートクラスとして通過させる。
クンバケット(Token Bucket)モデルを使用するので、
このToken Bucketモデルを使用して説明する。Token Bu
cketモデルは、Token を格納するバケット(Token Bucke
t)を持ち、周期的にバケットに一定のToken を追加す
る。Token BucketにToken が有る(0以上)場合は、入
力パケットがポリシング適合と判断して、入力パケット
の長さをToken Bucketから減算する。Token BucketにTo
ken が無い(0未満)場合は、入力パケットをポリシン
グ不適合と判断する。
としているが、パケットの長さ以上というようにしても
よい。また、適合条件を「Token =パケットの長さ」で
はなく、「Token =0」としているため、減算後のToke
n Bucketの値は負の値を取りうる。適合条件は、Token
を2進数で表現すると最上位bitが”0”か”1”か
で判断可能である。Token の値は1バイト=1ではな
く、nバイト=1(nは整数)に正規化しても良い。
合の演算処理部の動作について、図3〜5のフローを参
照しつつ説明する。高速フロー用演算処理部2−1,
…,2−nは、それぞれ、Token を加算する周期カウン
タと、Token の加算値の保持手段と、Token Bucketとに
より構成される。周期カウンタが一周する度に、TokenB
ucketにToken が加算される。
1)、Token Bucketの値が参照され(ステップS2)、
その値が0以上の場合(ステップS3)、ポリシング適
合と判断され、パケットの長さをToken Bucketから減算
してToken Bucketを更新する(ステップS4)。パケッ
ト到着時にToken Bucketが0未満の場合(ステップS
3)、ポリシング不適合と判断され、Token Bucketは更
新しない。この場合の適合処理(ステップS5)及び不
適合処理(ステップS6)は次段の演算結果処理部8で
行われるものである。
ように処理を分割する。前回のToken 加算時刻To 、前
回のToken Bucketの値Tbo、加算Token の値A、Token
の加算周期S、パケット到着時刻Tn とすると、現在の
Token Bucketの値Tbnは、Tbn=Tbo+((Tn −To
)/S)×Aで表される。ここで、割り算を示す“x
/y”はxをyで割った「商」であるものとする。
ップS10)、パラメータ記憶手段7から該当フローの
パラメータ(Token 加算時刻、Token Bucketの値、加算
Token の値、Token の加算周期)を読出し(ステップS
11)、読出したパラメータは前回のToken 加算時刻T
o 、前回のToken Bucketの値Tbo、加算Token の値A、
Token の加算周期Sとして演算を行う。
n 加算時刻の差(前回のToken 加算からの経過時間)を
計算する(ステップS12)。
間を加算周期で割り、その商(Token 加算回数)を計算
する(ステップS13)。
値を掛け、前回のToken Bucketに加算するためのToken
(加算Token )を計算する。同時に、Token 加算回数に
加算周期を掛け、前回のToken 加算時刻に加算するため
の時間(加算時間)を計算する(ステップS14)。
etの値に加算し、現在のToken Bucketの値を計算する。
同時に、加算時間を前回のToken 加算時刻に加算し、現
在のToken 加算時刻を計算する(ステップS15)。
らポリシング適合条件(Token が0以上)を満足するか
判断し(図5のステップS16)、適合の場合は、Toke
n Bucketからパケット長を減算する(ステップS1
7)。
ローのパラメータを更新する(ステップS18)。すな
わち、現在のToken 加算時刻をToken 加算時刻、現在の
Token Bucketの値をToken Bucketの値として更新する。
し部4で行い、処理(2)から処理(6)を低速フロー
用演算処理部5−1,…,5−mで1処理ずつ行い、処
理(7)を低速フロー用パラメータ更新処理部6で行
う。なお、適合処理(ステップS19)及び不適合処理
(ステップS20)は演算結果処理部8で行うことは勿
論である。
ン処理することにより、高速フローと同様の演算を多く
のフローに対して行うことができる。
する。伝送速度2.4Gbpsのラインカードにおい
て、個々のフローに対し、制約無しにピークレート/ア
ベレージレート(Peak Rate/Average Rate)を規定する
とすると、例えば、ピークレートが2.4Gbps、ア
ベレージレートが1Mbpsのようなフローを2400
本用意することができる。
続して到着する場合を考えると、パラメータをメモリか
ら読出し、演算を行った後、パラメータを更新する処理
を最小パケットの伝送時間以内で行う必要があるため
に、パイプライン処理でポリシング処理を行うことはで
きない。また、回路規模が大きくなるために、2400
フロー分の個々の処理回路を用意することもできない。
越えるピークレートを規定するフロー(1)と155M
bps以下のピークレートを規定するフロー(2)の2
種類に分類し、さらに、(1)のフロー数を限定すると
いう制約を設ける。例えば、ピークレートとアヘレージ
レートとが近い値であれば、(1)のフロー数は最大1
6本となる。従って、(1)のフロー用に16個の個別
回路を用意すれば、(1)のフローに関して伝送速度で
の処理が可能となる。
の到着間隔が(1)のフローの16倍以上になるので、
最小パケットの伝送時間の16倍の時間で処理可能なパ
イプラインを用意し、フロー単位にパイプライン処理が
できる。(2)のフローに関しては、各フロー情報をメ
モリに格納して毎度演算処理を行うので、多くのフロー
数を管理できる。
インカードにおいて高速フローのポリシングと多くの低
速フローのポリシングを同時に行なえることである。そ
の理由は、高速フローについては、パラメータをメモリ
へ格納せず、専用のレジスタに格納しているので、メモ
リへのアクセスが不要であり、低速フローについては、
パケット到着時にパラメータをパラメータ記憶手段から
読出し、同一のフローのパケットが再び到着するまで
に、演算とパラメータ記憶手段のパラメータの更新を行
なうことである。もう一つの理由は、高速フローのパラ
メータの桁数を少なくし、演算の単純化を行なうことで
ある。
規模にすることである。その理由は、高速フローのみ個
別に演算処理を行なう処理回路を持ち、低速フローは処
理回路を共有し、演算をパイプライン処理することで、
多くのフローを処理可能にも関わらず回路規模を適切な
規模に抑えることができる。
トの例である。
を示す図である。
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 順次入力されるパケットの種別に応じて
ポリシング処理をなすようにしたパケットのポリシング
装置であって、前記種別に応じてポリシングのための演
算処理部を分離したことを特徴とするパケットのポリシ
ング装置。 - 【請求項2】 前記パケットの到着に応答してその種別
を判定して分離する分離手段と、これ等分離種別対応に
設けられた演算処理部とを含むことを特徴とする請求項
1記載のパケットのポリシング装置。 - 【請求項3】 前記種別はパケットのフロー速度別であ
って、第一のフロー速度パケットと、それよりも低速の
第二のフロー速度パケットとからなることを特徴とする
請求項2記載のパケットのポリシング装置。 - 【請求項4】 前記第一のフロー速度パケットに対する
前記演算処理部は複数並列に設けられており、前記分離
手段は第一のフロー速度パケットをこれ等並列の演算処
理部へ夫々分離して供給するよう構成されていることを
特徴とする請求項3記載のパケットのポリシング装置。 - 【請求項5】 前記第二のフロー速度パケットに対する
前記演算処理部は単一のパイプライン処理方式の回路構
成であることを特徴とする請求項3または4記載のパケ
ットのポリシング装置。 - 【請求項6】 前記演算処理部のポリシングアルゴリズ
ムはトークンバケット(Token Bucket)方式であり、こ
のトークンバケットアルゴリズムのための演算パラメー
タの数が、前記第一のフロー速度パケットに対するもの
よりも前記第二のフロー速度パケットに対するものが大
であることを特徴とする請求項5記載のパケットのポリ
シング装置。 - 【請求項7】 順次入力されるパケットの種別に応じて
ポリシング処理をなすようにしたパケットのポリシング
方法であって、前記種別に応じてポリシングのための演
算処理ステップを互いに分離したことを特徴とするパケ
ットのポリシング方法。 - 【請求項8】 前記パケットの到着に応答してその種別
を判定して分離する分離ステップと、これ等分離種別対
応に演算処理をなす演算処理ステップとを含むことを特
徴とする請求項7記載のパケットのポリシング方法。 - 【請求項9】 前記種別はパケットのフロー速度別であ
って、第一のフロー速度パケットと、それよりも低速の
第二のフロー速度パケットとからなることを特徴とする
請求項8記載のパケットのポリシング方法。 - 【請求項10】 前記第一のフロー速度パケットに対す
る前記演算処理ステップは複数並列に処理され、前記分
離ステップは第一のフロー速度パケットをこれ等並列の
演算処理ステップへ夫々分離して供給することを特徴と
する請求項9記載のパケットのポリシング方法。 - 【請求項11】 前記第二のフロー速度パケットに対す
る前記演算処理ステップは単一のパイプライン処理であ
ることを特徴とする請求項9または10記載のパケット
のポリシング方法。 - 【請求項12】 前記演算処理ステップのポリシングア
ルゴリズムはトークンバケット(Token Bucket)方式で
あり、このトークンバケットアルゴリズムのための演算
パラメータの数が、前記第一のフロー速度パケットに対
するものよりも前記第二のフロー速度パケットに対する
ものが大であることを特徴とする請求項11記載のパケ
ットのポリシング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125059A JP3518482B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | パケットのポリシング装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125059A JP3518482B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | パケットのポリシング装置及びその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001308881A true JP2001308881A (ja) | 2001-11-02 |
JP3518482B2 JP3518482B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=18635078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125059A Expired - Fee Related JP3518482B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | パケットのポリシング装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3518482B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8422396B2 (en) | 2008-10-14 | 2013-04-16 | Fujitsu Limited | Rate monitoring apparatus |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125059A patent/JP3518482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8422396B2 (en) | 2008-10-14 | 2013-04-16 | Fujitsu Limited | Rate monitoring apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3518482B2 (ja) | 2004-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7653062B2 (en) | Packet forwarding apparatus with packet controlling functions | |
US8311049B2 (en) | Method and device for scheduling packets for routing in a network with implicit determination of packets to be treated as priority | |
US6950400B1 (en) | Method and apparatus for performing high-speed traffic shaping | |
CN108632156A (zh) | 负载平衡系统、设备和方法 | |
CN105745870B (zh) | 从用于检测大流的串行多级过滤器去除头部过滤器以便清除流以实现延长操作 | |
US6721800B1 (en) | System using weighted next hop option in routing table to include probability of routing a packet for providing equal cost multipath forwarding packets | |
CN107005485A (zh) | 一种确定路由的方法、对应装置及系统 | |
JP2002044150A (ja) | マルチレベル規制論理を有するパケットプロセッサ | |
JP3498678B2 (ja) | パイプライン処理型シェーピング装置およびその方法 | |
US5790521A (en) | Marking mechanism for controlling consecutive packet loss in ATM networks | |
US7369489B1 (en) | Unbiased token bucket | |
JP3294847B2 (ja) | チャネル分割データ・パケット伝送の監視方法及び装置 | |
WO2012000317A1 (zh) | 一种流量监管方法和装置 | |
US8621100B1 (en) | Merge systems and methods for transmit system interfaces | |
JP2007266965A (ja) | フレーム多重装置 | |
JPWO2009016692A1 (ja) | パケット処理装置 | |
JP3518482B2 (ja) | パケットのポリシング装置及びその方法 | |
RU2129750C1 (ru) | Устройство мультиплексирования элементов данных в асинхронном режиме передачи и способ | |
CN111953618B (zh) | 一种多级并行交换架构下的解乱序方法、装置及系统 | |
JP2737735B2 (ja) | ポリシング制御装置 | |
JP2916604B2 (ja) | セルトラヒック監視装置 | |
JP2008294535A (ja) | 多重化装置及び多重化装置におけるパケット転送制御方法 | |
JP2852473B2 (ja) | セルトラヒック監視装置 | |
JP3028985B2 (ja) | セル流量制御装置 | |
JP2905884B2 (ja) | セルトラヒック監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080206 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |