JP2001308206A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001308206A
JP2001308206A JP2000119982A JP2000119982A JP2001308206A JP 2001308206 A JP2001308206 A JP 2001308206A JP 2000119982 A JP2000119982 A JP 2000119982A JP 2000119982 A JP2000119982 A JP 2000119982A JP 2001308206 A JP2001308206 A JP 2001308206A
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JP
Japan
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silicon oxide
oxide film
wiring layer
contact hole
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JP2000119982A
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English (en)
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Hiroyuki Hagiwara
裕之 萩原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトホールの形状変化の防止して埋め
込み性を向上させることにより、コンタクト不良を抑制
し、高信頼性の半導体装置を提供すること。 【解決手段】 ソース側の選択トランジスタのシャント
配線のコンタクト部と、隣接する選択トランジスタのシ
ャント配線との間の領域にもソース線の配線を設けるこ
とにより、シャント配線のコンタクトホールC3付近の
層間絶縁膜16上のシリコン酸化膜17の体積を低減し
ていることを特徴としている。そのため、シリコン酸化
膜17の収縮により発生するストレスを抑制し、コンタ
クトホールC3の形状変化を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
するもので、特に金属配線層の配線パターンに係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の製造技術の向上に従
って、特に半導体記憶装置の微細化が進んでいるが、半
導体記憶装置の超高密度化と共に、その信頼性を維持す
る技術も重要となっている。
【0003】従来の半導体装置の構造について、NAN
D型フラッシュEEPROM(Electrically Erasable
and Programmable Read Only Memory)を例に挙げて説
明する。
【0004】図12はNAND型フラッシュEEPRO
Mの平面図、図13は図12におけるA−A’線に沿っ
た断面図である。図示するように、シリコン基板100
には、帯状に複数の素子分離領域STI(Shallow Tren
ch Isolation)が形成されており、隣接する上記素子分
離領域STI間は、半導体素子を形成する活性領域AA
(Active Area)となっている。この活性領域AA上に
は、メモリセルトランジスタの浮遊ゲートFG(Floati
ng Gate)及び選択トランジスタのセレクトゲートSG
D0、SGD1、SGS1、SGS2となる多結晶シリ
コン膜120が、第1のゲート絶縁膜110を介して形
成されている。また、素子領域AA及び素子分離領域S
TI上には、素子分離領域STIに交差する方向に沿っ
て、多結晶シリコン膜140が多結晶シリコン膜120
を覆うように、第2のゲート絶縁膜130を介して延設
されている。この多結晶シリコン膜140は、メモリセ
ルトランジスタの制御ゲートCG(Control Gate)1〜
16として機能する。そして、全面を第1の層間絶縁膜
160及びシリコン酸化膜170が覆い、更に第2の層
間絶縁膜180及びシリコン酸化膜190が覆ってい
る。なお、層間絶縁膜160、170には段差被覆性の
高いBPSG(Boron Phosphorous Silicate Glass)が
用いられる。
【0005】上記のように、NAND型フラッシュEE
PROMは、浮遊ゲートFGと制御ゲートCG1〜16
の多層ゲート構造を有する例えば16個のメモリセルト
ランジスタと、その両端に設けられた2つの選択トラン
ジスタから構成されている。そして、メモリセルトラン
ジスタの制御ゲートCG1〜16及び選択トランジスタ
のセレクトゲートSGD0、SGD1、SGS1、SG
S2は、図示せぬロウデコーダへ接続され、このロウデ
コーダにより選択的に駆動される。また、セレクトゲー
トSGD0、SGD1をそれぞれ有する選択トランジス
タのドレイン領域は、コンタクトホールC1を介してシ
リコン酸化膜190のレベルに形成されたビット線BL
(Bit Line)に接続され、このビット線BLは、図示せ
ぬカラムセレクタを介してカラムデコーダに接続されて
選択される。セレクトゲートSGS1、SGS2をそれ
ぞれ有する選択トランジスタのソース領域は、コンタク
トホールC2を介してシリコン酸化膜170のレベルに
形成された、ソース線SLに接続され、このソース線S
Lは図示せぬグローバルソース線を介してソースデコー
ダに接続され、選択的に駆動される。
【0006】なお選択トランジスタにおいて、セレクト
ゲートSGD0、SGD1、SGS1、SGS2として
機能するのは、多結晶シリコン膜120である。また、
選択トランジスタにおいては高速動作が必要とされるた
め、通常、セレクトゲートSGD0、SGD1、SGS
1、SGS2は、別に設けたシャント配線によってロウ
デコーダに接続される。すなわち、図12の点線で示し
た領域のシャント部においては、図13に示すようにセ
レクトゲートSGD0、SGD1、SGS1、SGS2
上の第2のゲート絶縁膜130及び多結晶シリコン膜1
40が除去され、この領域にコンタクトホールC3が設
けられている。そして、このコンタクトホールC3を介
して、セレクトゲートSGD0、SGD1、SGS1、
SGS2と、シリコン酸化膜170のレベルに形成され
た金属配線層200によるシャント配線M0−1〜M0
−3が接続されている。
【0007】次に、上記選択トランジスタのセレクトゲ
ートSGD0、SGD1、SGS1、SGS2及びシャ
ント配線M0−1〜M0−3の配線パターンについて説
明する。
【0008】まず、ドレイン側のセレクトゲートSGD
0、SGD1について着目する。図示するように、シャ
ント部では、隣接して延設された2本のセレクトゲート
線SGD0、SGD1が接続されており、全体として
は、複数の選択トランジスタのドレイン領域をセレクト
ゲート線SGD0、SGD1が取り囲むような形状とな
っている。そして、シャント部に設けられたコンタクト
ホールC3を介してシャント配線M0−1に接続されて
いる。このシャント配線M0−1は、制御ゲートCG1
〜16と同じ方向に沿って設けられ、メモリセルアレイ
端部でロウデコーダと接続する2本の第1領域A1と、
この2本の第1領域A1間を橋渡す形で素子分離領域S
TIの方向に沿って設けられ、シャント部にてセレクト
ゲートSGD0、SGD1と接続する第2領域A2とを
有する金属配線層200からなり、その形状は図12に
示すように梯子状になっている。
【0009】それに対してソース側のセレクトゲートS
GS1、SGS2は電気的に分離されており、シャント
部では、セレクトゲートSGS1またはSGS2いずれ
か一方に接続するコンタクトホールC3が交互に形成さ
れている。そして、このコンタクトホールC3を介して
セレクトゲートSGS1、SGS2はそれぞれシャント
配線M0−3、M0−2に接続されている。そのため、
シャント配線M0−2は、制御ゲートCG1〜16と同
じ方向に沿って設けられ、メモリセルアレイ端部でロウ
デコーダと接続する1本の第1領域B1と、素子分離領
域STIの方向に沿って設けられ、第1領域B1に接続
すると共にシャント部にてセレクトゲートSGS2と接
続する第2領域B2とを有する金属配線層200からな
っている。他方のシャント配線M0−3も同様に、制御
ゲートCG1〜16と同じ方向に沿って設けられ、メモ
リセルアレイ端部でロウデコーダと接続する1本の第3
領域B3と、素子分離領域STIの方向に沿って設けら
れ、第3領域B3に接続すると共にシャント部にてセレ
クトゲートSGS2と接続する第4領域B4とを有する
金属配線層200からなっている。そして、上記構造の
シャント配線M0−2、M0−3が互いに対向し、且つ
交互にシャント部を有するようにして配置されている。
そのため、シャント配線M0−2を構成する金属配線層
200の第1領域B1とシャント配線M0−3を構成す
る金属配線層200の第4領域B4との間、及び第2領
域B2と第3領域B3との間は、シリコン酸化膜170
によって埋め込まれている。
【0010】このように、ドレイン側のシャント配線M
0−1とソース側のシャント配線M0−2、M0−3と
は異なった形状をしている。断面で見ると、図13に示
すように、ドレイン側のシャント配線M0−1を構成す
る金属配線層200の第2領域B2はコンタクトホール
C3の両側に拡がって設けられている。それに対してソ
ース側のシャント配線M0−3を構成する金属配線層2
00の第4領域B4はコンタクトホールC3の片側にの
み拡がって設けられ、その反対側の領域はシリコン酸化
膜170が埋め込んでいる。そのため、この領域にある
シリコン酸化膜170の収縮によりソース側のコンタク
トホールC3の形状が変形し、コンタクト不良を招くと
いう問題がある。
【0011】この問題点について、図14を用いて説明
する。図14は図13の特にソース側の選択トランジス
タが形成された領域の拡大図である。通常、コンタクト
ホールC3の形成の後、熱処理を行うが、この加熱処理
によりシリコン酸化膜170が収縮を起こす。そのた
め、BPSG膜160に応力が発生して、図示するよう
にコンタクトホールC3が曲がることがある。すると、
金属配線層200によりコンタクトホールC3を完全に
埋め込むことが出来ず、このコンタクトホールC3の埋
め込み不良により、コンタクト抵抗が上昇するという問
題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
によれば、コンタクトホールの形成後に熱処理を行った
際に起きるBPSG膜上のシリコン酸化膜の収縮により
応力が発生し、コンタクトホールの形状が変形する場合
がある。そのため、コンタクトホール内を金属にて埋め
込むことが困難になり、また、このコンタクト部におい
て断線など、コンタクトの導通不良が発生し、コンタク
ト抵抗が上昇するという問題があった。
【0013】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、コンタクトホールの形状変化の防止
して埋め込み性を向上させることにより、コンタクト不
良を抑制し、高信頼性の半導体装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した半導体装置は、半導体素子が形成された半導体基
板と、前記半導体基板上に形成され、ボロン及びリンが
添加された第1のシリコン酸化膜と、前記第1のシリコ
ン酸化膜上に形成され、この第1のシリコン酸化膜と熱
膨張係数が異なる第2のシリコン酸化膜と、前記半導体
素子上の前記第1及び第2のシリコン酸化膜に開孔され
た第1のコンタクトホールと、第1の方向に沿って延設
された第1領域と、前記第1の方向と交差する第2の方
向に沿って突出する第2領域とを有し、前記第2領域で
前記第1のコンタクトホールを介して前記半導体素子に
接続され、前記第2のシリコン酸化膜に埋め込み形成さ
れた第1の金属配線層と、前記第1のコンタクトホール
を挟んで、前記第1の金属配線層における前記第1領域
に対向する領域の前記第2のシリコン酸化膜に埋め込み
形成され、前記第1のシリコン酸化膜と前記第2のシリ
コン酸化膜との熱膨張係数の差により発生する応力を軽
減し、且つ前記第1のコンタクトホールを補強するため
の第1の補強部材とを具備することを特徴としている。
【0015】請求項2に記載したように、請求項1記載
の半導体装置において、前記第2のシリコン酸化膜に埋
め込み形成され、前記第1の方向に沿って前記第1の金
属配線層の第2領域を挟むように延設された第3領域
と、前記第2の方向に沿って前記第1の金属配線層の前
記第1領域に向かって突出する第4領域とを有し、前記
第4領域で前記第1及び第2のシリコン酸化膜に開孔さ
れた第2のコンタクトホールを介して前記半導体基板中
に形成された半導体素子に接続される第2の金属配線層
と、前記第4領域と前記第1領域との間の前記第2のシ
リコン酸化膜に形成される第2の補強部材とを更に具備
することを特徴としている。
【0016】請求項3に記載したように、請求項2記載
の半導体装置において、前記半導体素子はNAND型の
メモリセルであり、前記第1及び第2の補強部材はそれ
ぞれ、前記NAND型のメモリセルにおける選択トラン
ジスタのソース領域に接続されるソース線の一部である
ことを特徴としている。
【0017】請求項4に記載したように、請求項2記載
の半導体装置において、前記半導体素子はNAND型の
メモリセルであり、前記第1及び第2の補強部材はそれ
ぞれ、前記第1の金属配線層の第2領域を前記第2の金
属配線層における前記第3領域に向かって延長し、且つ
前記第2の金属配線層の第4領域を前記第1の金属配線
層における前記第1領域に向かって延長したシャント配
線の一部であることを特徴としている。
【0018】請求項5に記載したように、請求項4記載
の半導体装置において、前記第1及び第2の補強部材は
それぞれ、前記第1の金属配線層の第2領域を前記第2
の金属配線層における前記第3の領域に向かって延長
し、且つ前記第2の金属配線層の第4領域を前記第1の
金属配線層における前記第1領域に向かって延長したシ
ャント配線の少なくとも一部を、前記第2の方向に沿っ
てそれぞれ第3領域及び第1領域に隣接するように更に
延長したものであることを特徴としている。
【0019】請求項6に記載したように、請求項2乃至
5いずれか1項記載の半導体装置において、前記半導体
素子はNAND型のメモリセルであり、前記第1及び第
2のコンタクトホールはそれぞれ、前記NAND型のメ
モリセルにおける選択トランジスタのゲート電極に接続
されることを特徴としている。
【0020】この発明の請求項7に記載した半導体装置
は、半導体素子が形成された半導体基板と、前記半導体
基板上に形成され、ボロン及びリンが添加された第1の
シリコン酸化膜と、前記第1のシリコン酸化膜上に形成
され、この第1のシリコン酸化膜と熱膨張係数が異なる
第2のシリコン酸化膜と、前記半導体素子上の前記第1
及び第2のシリコン酸化膜に開孔された第1、第2のコ
ンタクトホールと、第1の方向に沿って延設された第1
領域と、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って
突出する第2領域とを有し、前記第2領域で前記第1、
第2のコンタクトホールを介して前記半導体素子に接続
され、前記第2のシリコン酸化膜に埋め込み形成された
第1の金属配線層とを具備し、前記第1の金属配線層の
前記第2領域において、前記第1のコンタクトホールは
前記第2のコンタクトホールよりも前記第1領域に近接
し、前記第1、第2のコンタクトホールは前記第2の方
向に沿って配置され、前記第2のコンタクトホールは、
前記第1のシリコン酸化膜と前記第2のシリコン酸化膜
との熱膨張係数の差により発生する応力を解放して前記
第1のコンタクトホールの受ける前記応力を軽減し、且
つ前記第1のコンタクトホールを補強することを具備す
ることを特徴としている。
【0021】請求項8に記載したように、請求項7記載
の半導体装置において、前記半導体素子上の前記第1及
び第2のシリコン酸化膜に開孔された第3、第4のコン
タクトホールと、前記第2のシリコン酸化膜に埋め込み
形成され、前記第1の方向に沿って前記第1の金属配線
層の第2領域を挟むように延設された第3領域と、前記
第2の方向に沿って前記第1の金属配線層の前記第1領
域に向かって突出する第4領域とを有し、前記第4領域
で前記第3、第4のコンタクトホールを介して前記半導
体基板中に形成された半導体素子に接続される第2の金
属配線層とを更に具備し、前記第2の金属配線層の前記
第4領域において、前記第3のコンタクトホールは前記
第4のコンタクトホールよりも前記第3領域に近接し、
前記第3、第4のコンタクトホールは前記第2の方向に
沿って配置され、前記第4のコンタクトホールは、前記
第1のシリコン酸化膜と前記第2のシリコン酸化膜との
熱膨張係数の差により発生する応力を解放して前記第3
のコンタクトホールの受ける前記応力を軽減し、且つ前
記第3のコンタクトホールを補強することを特徴として
いる。
【0022】請求項9に記載したように、請求項8記載
の半導体装置において、前記半導体素子はNAND型の
メモリセルであり、前記第1乃至第4のコンタクトホー
ルはそれぞれ、前記NAND型のメモリセルにおける選
択トランジスタのゲート電極に接続されることを特徴と
している。
【0023】請求項1、2のような構造によれば、第1
の方向に沿って延設された第1領域と、この第1領域と
交差する第2の方向に沿って延設され、コンタクトホー
ルを介して半導体素子とコンタクトする第2領域とを有
する金属配線層が埋め込み形成されるシリコン酸化膜
が、熱工程によって収縮を起こすような場合において、
コンタクトホールを挟んで金属配線層の第1領域に対向
する領域に補強部材を設けている。この補強部材を設け
ることにより、コンタクトホール周辺におけるシリコン
酸化膜の体積を低減している。そのため、シリコン酸化
膜の熱収縮によるコンタクトホールの形状変化を抑制で
きるため、コンタクトホール内の埋め込み性を向上し、
コンタクト抵抗を低減すると共に、半導体装置の信頼性
を向上できる。
【0024】請求項3乃至6のように、この発明はNA
ND型の半導体メモリに適用でき、補強部材には、選択
トランジスタのソース線の一部や、シャント配線の一部
等を用いても良い。
【0025】更に、請求項7、8に記載したように、第
1の方向に沿って延設された第1領域と、この第1領域
と交差する第2の方向に沿って延設され、コンタクトホ
ールを介して半導体素子とコンタクトする第2領域とを
有する金属配線層が埋め込み形成されるシリコン酸化膜
が、熱工程によって収縮を起こすような場合において、
第2領域に形成するコンタクトホールを複数設けてい
る。すなわち、第2の方向に沿って配置され、第1領域
に近接する第1のコンタクトホールと第1領域に遠隔す
る第2のコンタクトホールである。このうち、第1領域
に遠隔する第2のコンタクトホールはダミーのコンタク
トホールとして機能し、且つシリコン酸化膜の熱収縮に
より発生する応力を受けることで、第1のコンタクトホ
ールが受ける応力を低減できる。そのため、シリコン酸
化膜の熱収縮によるコンタクトホールの形状変化を抑制
できるため、コンタクトホール内の埋め込み性を向上
し、コンタクト抵抗を低減すると共に、半導体装置の信
頼性を向上できる。
【0026】また、請求項9のように、請求項7、8に
記載した発明もNAND型の半導体メモリに適用でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0028】この発明の第1の実施形態に係る半導体装
置について、NAND型フラッシュEEPROMを例に
挙げて説明する。
【0029】図1はNAND型フラッシュEEPROM
のメモリセルアレイの回路構成図である。図示するよう
に、NAND型フラッシュEEPROMのメモリセルア
レイは、直列接続された例えば16個のメモリセルトラ
ンジスタMC1〜16と、その両端に設けられた2つの
選択トランジスタST1、ST2とから構成される複数
のNANDセルがアレイ状に配置されている。メモリセ
ルトランジスタの制御ゲートCG1〜CG16及び選択
トランジスタのセレクトゲートSGD、SGSは、図示
せぬロウデコーダに接続され、制御ゲートCG1〜CG
8のいずれか1つ、そしてセレクトゲートSGDまたは
SGSが選択される。また、選択トランジスタST1の
ドレイン領域はビット線BLi(i=1、2、…n)に
接続されている。これらのビット線BLiは図示せぬカ
ラムセレクタを介してカラムデコーダに接続され、ビッ
ト線BLiのいずれか1つが選択される。更に、他方の
選択トランジスタST2のソースは共通のソース線SL
に接続されており、図示しないグローバルソース線を介
してソースデコーダへ接続されている。
【0030】図2は、NAND型フラッシュEEPRO
Mの平面図、図3乃至図6はそれぞれ、図2におけるB
−B’線、C−C’線、D−D’線、E−E’線に沿っ
た断面図である。
【0031】図示するように、シリコン基板10には、
帯状に複数の素子分離領域STIが形成されており、隣
接する上記素子分離領域STI間は、半導体素子を形成
する活性領域AAとなっている。この活性領域AA上に
は、メモリセルトランジスタの浮遊ゲートFG及び選択
トランジスタのセレクトゲートSGD0、SGD1、S
GS1、SGS2となる多結晶シリコン膜12が、第1
のゲート絶縁膜11を介して形成されている。第1のゲ
ート絶縁膜11は、例えばシリコン酸化膜やオキシナイ
トライド膜等である。また、素子領域AA及び素子分離
領域STI上には、素子分離領域STIに交差する方向
に沿って、多結晶シリコン膜14が多結晶シリコン膜1
2を覆うように、第2のゲート絶縁膜13を介して延設
されている。第2のゲート絶縁膜13は、例えばシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸化膜の3層
構造のONO膜や、シリコン酸化膜の単層膜、シリコン
酸化膜とシリコン窒化膜との2層構造のON膜、NO膜
であっても良い。多結晶シリコン膜14は、メモリセル
トランジスタの制御ゲートCG1〜16として機能す
る。そして、全面を第1の層間絶縁膜16及びTEOS
(tetraethylorthosilicate ; Si(OC2H5)4)を用いて形
成したシリコン酸化膜17が覆っている。このシリコン
酸化膜17内には、コンタクトホールC2を介してセレ
クトゲートSGS1、SGS2を有する選択トランジス
タのソース領域に接続されるソース線SLとなる金属配
線層21が設けられている。更に全面を第2の層間絶縁
膜18及びTEOSにより形成したシリコン酸化膜19
が覆っている。シリコン酸化膜19内には、コンタクト
ホールC1を介してセレクトゲートSGD0、SGD1
を有する選択トランジスタのドレイン領域に接続される
ビット線BLとなる金属配線層22が設けられている。
シリコン酸化膜17、19内に埋め込み形成された金属
配線層21、22は、例えばTiN/Ti等からなるバ
リアメタルとW膜との多層金属層である。また、第1、
第2の層間絶縁膜16、18には、通常、BPSG膜が
用いられる。このBPSG膜上にシリコン酸化膜17、
19を設けているのは、BPSG膜上に直接金属配線層
を形成しようとした場合、コンタクトホール形成時にB
PSG膜上にレジストを塗布しなければならず、この際
にBPSG膜とレジストとが反応して反応層が形成され
るためである。また、BPSG膜は軟質のため、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)による平坦化を行
うと表面に凹凸が生じ、金属配線層を形成するための下
地の膜として適していないためである。
【0032】多結晶シリコン膜14により形成されるメ
モリセルトランジスタの制御ゲートCG1〜16は、メ
モリセルアレイの端部に設けられたコンタクト部(図示
せず)によりロウデコーダに接続される。それに対して
多結晶シリコン膜12により形成される選択トランジス
タのセレクトゲートSGD0、SGD1、SGS1、S
GS2は、メモリセルトランジスタのようにメモリセル
アレイ端部の一点でロウデコーダに接続されるのではな
く、複数個の選択トランジスタおきに規則的に設けられ
た複数のシャント部で多結晶シリコン膜12にコンタク
トされたシャント配線M0−1〜3によりロウデコーダ
に接続される。
【0033】ドレイン側の選択トランジスタにおける上
記シャント部では、セレクトゲートSGD0とSGD1
が互いに共通に接続されている。すなわち、セレクトゲ
ートSGD0とSGD1が、当該セレクトゲートを有す
る選択トランジスタのドレイン領域を取り囲むような形
状となっている。そして、シャント部において、選択ト
ランジスタの多結晶シリコン膜14及び第2のゲート絶
縁膜13の一部が除去され、この領域に設けられたコン
タクトホールC3を介して、セレクトゲートSGD0、
SGD1はシャント配線M0−1に接続されている。こ
のシャント配線M0−1は、制御ゲートCG1〜16と
同じ方向に沿って設けられ、メモリセルアレイ端部でロ
ウデコーダと接続する2本の第1領域A1と、この2本
の第1領域A1間を橋渡す形で素子分離領域STIの方
向に沿って設けられ、シャント部にてセレクトゲートS
GD0、SGD1と接続する第2領域A2とを有する金
属配線層20からなり、その形状は図2に示すように梯
子状になっている。
【0034】それに対してソース側の選択トランジスタ
のセレクトゲート線SGS1、SGS2は、シャント部
において、ビット線方向にL字型に折れ曲がり、L字型
に折れ曲がったセレクトゲート線SGS1同士、または
SGS2同士が接続されている。これは、ドレイン側の
選択トランジスタと異なり、ソース側の隣接する選択ト
ランジスタのセレクトゲートSGS1とSGS2とを共
通にすることが出来ないためである。ドレイン側、ソー
ス側共に共通にした場合、あるブロックで不良が発生し
た場合、隣接するブロックも不良になってしまい、歩留
まりが大幅に低下する。そのため、隣接するドレイン側
及びソース側の選択トランジスタのセレクトゲートは共
に分離しておくことが本来望ましいが、レイアウトの微
細化等の理由により、現状ではソース側(またはドレイ
ン側)のみを分離しているが通常である。
【0035】そして、選択トランジスタの多結晶シリコ
ン膜14及び第2のゲート絶縁膜13の一部が除去さ
れ、この領域に設けられたコンタクトホールC3を介し
て、セレクトゲートSGS1、SGS2はそれぞれシャ
ント配線M0−3、M0−2に交互に接続されている。
そのため、図2に示すようにシャント配線M0−2は、
制御ゲートCG1〜16と同じ方向に沿って設けられ、
メモリセルアレイ端部でロウデコーダと接続する1本の
第1領域B1と、素子分離領域STIの方向に沿って設
けられ、第1領域B1に接続すると共にシャント部にて
セレクトゲートSGS2と接続する第2領域B2とを有
する金属配線層20からなっている。他方のシャント配
線M0−3も同様に、制御ゲートCG1〜16と同じ方
向に沿って設けられ、メモリセルアレイ端部でロウデコ
ーダと接続する1本の第3領域B3と、素子分離領域S
TIの方向に沿って設けられ、第3領域B3に接続する
と共にシャント部にてセレクトゲートSGS2と接続す
る第4領域B4とを有する金属配線層20からなってい
る。そして、上記構造のシャント配線M0−2、M0−
3は互いに対向し、且つ交互にシャント部を有するよう
にして配置されている。このシャント配線M0−1〜3
は、シリコン酸化膜17内に、バリアメタルとW膜等の
金属層により埋め込み形成される。
【0036】また、ソース線SLは図2に示すように、
ソース側の選択トランジスタのソース領域の直上に設け
られた金属配線層21と、シャント配線M0−2を構成
する金属配線層20の第1領域B1とシャント配線M0
−3を構成する金属配線層20の第4領域B4との間、
及び第2領域B2と第3領域B3との間に設けられた金
属配線層21とにより形成されている。
【0037】コンタクトホールC3の設けられたシャン
ト部における断面構造は、従来、ソース側のシャント配
線M0−3を構成する金属配線層20の第4領域B4が
コンタクトホールC3の片側にのみ拡がって設けられ、
その反対側の領域はシリコン酸化膜170が埋め込む構
造となっていた。それに対して本実施形態では、図4の
ように、シリコン酸化膜17によって埋め込まれていた
領域にソース線SLとなる金属配線層21とが形成さ
れ、シリコン酸化膜17の体積が小さい構造となってい
る。
【0038】上記のような構成によれば、ソース側の選
択トランジスタのシャント配線M0−2を構成する金属
配線層20の第1領域B1とシャント配線M0−3を構
成する金属配線層20の第4領域B4との間、及び第2
領域B2と第3領域B3との間に、ソース線SLの一部
となる金属配線層21を設けている。そのため、コンタ
クトホールC3付近の層間絶縁膜16上のシリコン酸化
膜17の体積を低減している。そのため、シリコン酸化
膜17の収縮により発生するストレスを抑制し、コンタ
クトホールC3の形状変化を防止できる。更に、シャン
ト配線形成後の熱処理工程においては、上記領域に設け
たソース線SLが、コンタクトホールC3の補強部材と
して機能し、コンタクトホールC3の曲がりを抑制す
る。
【0039】よって、コンタクトホールC3内のバリア
メタル及び金属層による埋め込み性を向上でき、コンタ
クト抵抗を低減すると共にコンタクトの信頼性を向上で
きる。また、シャント配線のコンタクト部と、隣接する
選択トランジスタのシャント配線との間の領域をソース
線の領域とすることにより、従来のようにシャント部に
おけるソース線をビット線BLのレベルに形成する必要
が無くなり、製造プロセスを簡単化出来るため、NAN
D型フラッシュEEPROMの製造コストを削減でき
る。
【0040】次に、この発明の第2の実施形態に係る半
導体装置について、NAND型フラッシュEEPROM
を例に挙げて説明する。図7はNAND型フラッシュE
EPROMのソース側選択トランジスタのシャント配線
及びソース線の平面パターン図、図8は図7におけるF
−F’線に沿った断面図である。なお、図示せぬ領域の
構造は第1の実施形態と同様であるため、説明の簡単化
のために省略している。
【0041】図示するように、本実施形態に係るNAN
D型フラッシュEEPROMにおけるソース側の選択ト
ランジスタのシャント配線M0−2は、制御ゲートCG
1〜16と同じ方向に沿って設けられ、メモリセルアレ
イ端部でロウデコーダと接続する1本の第1領域B1
と、素子分離領域STIの方向に沿って設けられ、第1
領域B1に接続すると共にシャント部にてセレクトゲー
トSGS2と接続する第2領域B2とを有する金属配線
層20からなっている。他方のソース側の選択トランジ
スタのシャント配線M0−3も同様に、制御ゲートCG
1〜16と同じ方向に沿って設けられ、メモリセルアレ
イ端部でロウデコーダと接続する1本の第3領域と、素
子分離領域STIの方向に沿って設けられ、第3領域B
3に接続すると共にシャント部にてセレクトゲートSG
S2と接続する第4領域B4とを有する金属配線層20
からなっている。また、上記シャント配線M0−2、M
0−3を構成する金属配線層20の第2領域B2及び第
4領域B4は、従来よりも、それぞれシャント配線M0
−3、M0−2を構成する金属配線層20の第3領域B
3及び第1領域B1に向かって延長した構造となってい
る。
【0042】上記のように、金属配線層20の第2領域
B2及び第4領域B4を、金属配線層20の第3領域B
3及び第1領域B1に向かってそれぞれ近接するように
延長しているため、コンタクトホールC3付近の層間絶
縁膜16上のシリコン酸化膜17の体積を低減出来る。
そのため、シリコン酸化膜17の収縮により発生するス
トレスを抑制し、コンタクトホールC3の形状変化を防
止できる。更に、シャント配線形成後の熱処理工程にお
いては、上記領域に延長して設けたシャント配線の一部
が、コンタクトホールC3の補強部材として機能し、コ
ンタクトホールC3の曲がりを抑制する。
【0043】よって、コンタクトホールC3内のバリア
メタル及び金属層による埋め込み性を向上でき、コンタ
クト抵抗を低減すると共にコンタクトの信頼性を向上で
きる。
【0044】次にこの発明の第3の実施形態に係る半導
体装置についてNAND型フラッシュEEPROMを例
に挙げて説明する。図9はNAND型フラッシュEEP
ROMのソース側選択トランジスタのシャント配線及び
ソース線の平面パターン図である。その他の平面パター
ンや断面構造は第2の実施形態と同様であるため、説明
及び図面は省略する。
【0045】本実施形態では、まず第2の実施形態と同
様に、ソース側の選択トランジスタのシャント配線M0
−2、M0−3を構成する金属配線層20の第2領域B
2及び第4領域B4を、それぞれシャント配線M0−
3、M0−2を構成する金属配線層20の第3領域B3
及び第1領域B1に向かって延長している。そして、こ
の金属配線層20の第2領域B2及び第4領域B4を、
制御ゲートCG1〜CG16が延設されている方向に沿
って、それぞれソース線SLと金属配線層20の第3領
域B3及び第1領域B1との間の領域に更に延長してい
る。
【0046】上記のような構成によれば、コンタクトホ
ールC3付近のシリコン酸化膜の体積を更に低減できる
ので、第2の実施形態と同様の効果を得ることが出来
る。
【0047】更にこの発明の第4の実施形態に係る半導
体装置についてNAND型フラッシュEEPROMを例
に挙げて説明する。図10はNAND型フラッシュEE
PROMのソース側選択トランジスタのシャント配線及
びソース線の平面パターン図、図11は図10における
G−G’線に沿った断面図である。なお、図示せぬ領域
の構造は第1の実施形態と同様であるため、説明の簡単
化のために省略している。
【0048】図示するように、本実施形態に係るNAN
D型フラッシュEEPROMのシャント配線パターンは
従来とほぼ同様であるが、シャント部においてセレクト
ゲートSGS1、SGS2とコンタクトを取るコンタク
トホールC3に加えて、更にコンタクトホールC3’を
設けている。この2つのコンタクトホールC3、C3’
は、ビット線BL方向に沿って並んでいる。なお、シャ
ント配線M0−2においては、コンタクトホールC3は
コンタクトホールC3’よりシャント配線M0−2の第
1領域B1に近接して配置され、シャント配線M0−3
においては、シャント配線M0−3の第3領域B3に近
接して配置される。すなわち、新たに設けたコンタクト
ホールC3’はシャント部における第2領域B2、第4
領域B4の端部側に設けられている。
【0049】上記のような構成によれば、熱処理の際、
ソース側の選択トランジスタのシャント配線M0−2を
構成する金属配線層20の第1領域B1とシャント配線
M0−3を構成する金属配線層20の第4領域B4との
間、及び第2領域B2と第3領域B3との間のシリコン
酸化膜17の収縮により、このシリコン酸化膜17に近
接するコンタクトホールC3’は曲がる可能性がある。
しかし、このコンタクトホールC3’が曲がることによ
り、コンタクトホールC3’よりシリコン酸化膜17に
対して離れて配置されたコンタクトホールC3が受ける
ストレスは軽減される。そのため、コンタクトホールC
3の形状変化を防止できる。なお、本実施形態では、コ
ンタクトホールの数を2つにしているが、勿論それ以上
設けてもかまわない。更には、第1の実施形態で説明し
たように、ソース側の選択トランジスタのシャント配線
M0−2を構成する金属配線層20の第1領域B1とシ
ャント配線M0−3を構成する金属配線層20の第4領
域B4との間、及び第2領域B2と第3領域B3との間
にソース線SLの一部を設けても良いし、第2、第3の
実施形態のように、第2、第4領域B2、B4を更に延
長しても良い。
【0050】なお、上記第1乃至第4の実施形態では、
NAND型フラッシュEEPROMを例に挙げて説明し
たが、もちろんこれに限られるものではない。近年の半
導体装置においては、層間絶縁膜として、段差被覆性の
高い軟性のBPSG膜が広く用いられており、その場合
はBPSG膜上に更にシリコン酸化膜を設けてこのシリ
コン酸化膜上またはシリコン酸化膜中に金属配線層を形
成する必要がある。このように、シリコン酸化膜/BP
SG膜の組み合わせを有する半導体装置の全てに適用で
きる。
【0051】また、この発明の主旨はシリコン酸化膜/
BPSG膜のような組み合わせにコンタクトホールを形
成した際に、このコンタクトホール付近のシリコン酸化
膜の体積を低減させることで、シリコン酸化膜の収縮を
抑制することである。そのため、シリコン酸化膜中に形
成する金属配線層の形成パターンは、上記実施形態で説
明した形状に限られるものでもない。
【0052】更に、シリコン酸化膜/BPSG膜の組み
合わせだけではなく、軟性材料上の、熱収縮率の高い材
料中に金属配線層を設けている場合には、同様に本発明
が適用できるのは言うまでもなく、この発明の主旨を逸
脱しない範囲で適宜実施することが出来る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンタクトホールの形状変化の防止して埋め込み性
を向上させることにより、コンタクト不良を抑制し、高
信頼性の半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの回路図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの平面図。
【図3】この発明の第1の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの断面図で、図2におけるB−
B’線に沿った断面図。
【図4】この発明の第1の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの断面図で、図2におけるC−
C’線に沿った断面図。
【図5】この発明の第1の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの断面図で、図2におけるD−
D’線に沿った断面図。
【図6】この発明の第1の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの断面図で、図2におけるE−
E’線に沿った断面図。
【図7】この発明の第2の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの平面図。
【図8】この発明の第2の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの断面図で、図7におけるF−
F’線に沿った断面図。
【図9】この発明の第3の実施形態に係るNAND型フ
ラッシュEEPROMの平面図。
【図10】この発明の第4の実施形態に係るNAND型
フラッシュEEPROMの平面図。
【図11】この発明の第4の実施形態に係るNAND型
フラッシュEEPROMの断面図で、図2におけるG−
G’線に沿った断面図。
【図12】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
平面図。
【図13】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
断面図で、図12におけるA−A’線に沿った断面図。
【図14】従来の問題点について説明するためのもの
で、図13の一部拡大図。
【符号の説明】
10、100…シリコン基板 11、13、110、130…ゲート絶縁膜 12、14、120、140…多結晶シリコン膜 15、150…シリコン窒化膜 16、18、160、180…層間絶縁膜 17、19、170、190…シリコン酸化膜 20〜22、200、210…金属配線層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA01 AA43 AB02 AB08 AD13 AD53 5F033 HH19 JJ18 JJ19 JJ33 KK04 MM13 NN07 NN11 NN34 RR04 RR15 SS04 TT02 UU04 VV16 XX19 5F083 EP02 EP23 EP32 EP54 EP55 EP79 5F101 BA01 BB02 BB05 BD03 BD34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が形成された半導体基板と、 前記半導体基板上に形成され、ボロン及びリンが添加さ
    れた第1のシリコン酸化膜と、 前記第1のシリコン酸化膜上に形成され、この第1のシ
    リコン酸化膜と熱膨張係数が異なる第2のシリコン酸化
    膜と、 前記半導体素子上の前記第1及び第2のシリコン酸化膜
    に開孔された第1のコンタクトホールと、 第1の方向に沿って延設された第1領域と、前記第1の
    方向と交差する第2の方向に沿って突出する第2領域と
    を有し、前記第2領域で前記第1のコンタクトホールを
    介して前記半導体素子に接続され、前記第2のシリコン
    酸化膜に埋め込み形成された第1の金属配線層と、 前記第1のコンタクトホールを挟んで、前記第1の金属
    配線層における前記第1領域に対向する領域の前記第2
    のシリコン酸化膜に埋め込み形成され、前記第1のシリ
    コン酸化膜と前記第2のシリコン酸化膜との熱膨張係数
    の差により発生する応力を軽減し、且つ前記第1のコン
    タクトホールを補強するための第1の補強部材とを具備
    することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のシリコン酸化膜に埋め込み形
    成され、前記第1の方向に沿って前記第1の金属配線層
    の第2領域を挟むように延設された第3領域と、前記第
    2の方向に沿って前記第1の金属配線層の前記第1領域
    に向かって突出する第4領域とを有し、前記第4領域で
    前記第1及び第2のシリコン酸化膜に開孔された第2の
    コンタクトホールを介して前記半導体基板中に形成され
    た半導体素子に接続される第2の金属配線層と、 前記第4領域と前記第1領域との間の前記第2のシリコ
    ン酸化膜に形成される第2の補強部材とを更に具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体素子はNAND型のメモリセ
    ルであり、前記第1及び第2の補強部材はそれぞれ、前
    記NAND型のメモリセルにおける選択トランジスタの
    ソース領域に接続されるソース線の一部であることを特
    徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体素子はNAND型のメモリセ
    ルであり、前記第1及び第2の補強部材はそれぞれ、前
    記第1の金属配線層の第2領域を前記第2の金属配線層
    における前記第3領域に向かって延長し、且つ前記第2
    の金属配線層の第4領域を前記第1の金属配線層におけ
    る前記第1領域に向かって延長したシャント配線の一部
    であることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の補強部材はそれぞ
    れ、前記第1の金属配線層の第2領域を前記第2の金属
    配線層における前記第3領域に向かって延長し、且つ前
    記第2の金属配線層の第4領域を前記第1の金属配線層
    における前記第1領域に向かって延長したシャント配線
    の少なくとも一部を、前記第2の方向に沿ってそれぞれ
    第3領域及び第1領域に隣接するように更に延長したも
    のであることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体素子はNAND型のメモリセ
    ルであり、前記第1及び第2のコンタクトホールはそれ
    ぞれ、前記NAND型のメモリセルにおける選択トラン
    ジスタのゲート電極に接続されることを特徴とする請求
    項2乃至5いずれか1項記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体素子が形成された半導体基板と、 前記半導体基板上に形成され、ボロン及びリンが添加さ
    れた第1のシリコン酸化膜と、 前記第1のシリコン酸化膜上に形成され、この第1のシ
    リコン酸化膜と熱膨張係数が異なる第2のシリコン酸化
    膜と、 前記半導体素子上の前記第1及び第2のシリコン酸化膜
    に開孔された第1、第2のコンタクトホールと、 第1の方向に沿って延設された第1領域と、前記第1の
    方向と交差する第2の方向に沿って突出する第2領域と
    を有し、前記第2領域で前記第1、第2のコンタクトホ
    ールを介して前記半導体素子に接続され、前記第2のシ
    リコン酸化膜に埋め込み形成された第1の金属配線層と
    を具備し、 前記第1の金属配線層の前記第2領域において、前記第
    1のコンタクトホールは前記第2のコンタクトホールよ
    りも前記第1領域に近接し、前記第1、第2のコンタク
    トホールは前記第2の方向に沿って配置され、 前記第2のコンタクトホールは、前記第1のシリコン酸
    化膜と前記第2のシリコン酸化膜との熱膨張係数の差に
    より発生する応力を解放して前記第1のコンタクトホー
    ルの受ける前記応力を軽減し、且つ前記第1のコンタク
    トホールを補強することを具備することを特徴とする半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体素子上の前記第1及び第2の
    シリコン酸化膜に開孔された第3、第4のコンタクトホ
    ールと、 前記第2のシリコン酸化膜に埋め込み形成され、前記第
    1の方向に沿って前記第1の金属配線層の第2領域を挟
    むように延設された第3領域と、前記第2の方向に沿っ
    て前記第1の金属配線層の前記第1領域に向かって突出
    する第4領域とを有し、前記第4領域で前記第3、第4
    のコンタクトホールを介して前記半導体基板中に形成さ
    れた半導体素子に接続される第2の金属配線層とを更に
    具備し、 前記第2の金属配線層の前記第4領域において、前記第
    3のコンタクトホールは前記第4のコンタクトホールよ
    りも前記第3領域に近接し、前記第3、第4のコンタク
    トホールは前記第2の方向に沿って配置され、 前記第4のコンタクトホールは、前記第1のシリコン酸
    化膜と前記第2のシリコン酸化膜との熱膨張係数の差に
    より発生する応力を解放して前記第3のコンタクトホー
    ルの受ける前記応力を軽減し、且つ前記第3のコンタク
    トホールを補強することを特徴とする請求項7記載の半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体素子はNAND型のメモリセ
    ルであり、前記第1乃至第4のコンタクトホールはそれ
    ぞれ、前記NAND型のメモリセルにおける選択トラン
    ジスタのゲート電極に接続されることを特徴とする請求
    項8記載の半導体装置。
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