JP2001305374A - 光部品間接続面の面合せ機構 - Google Patents

光部品間接続面の面合せ機構

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元速 石井
Fumiaki Hanawa
文明 塙
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減すると共に加工工程の短縮化
を図って、コンパクト化およびコストダウンを図ること
のできる光部品間接続面の面合せ機構を提供する。 【解決手段】 接続する光ファイバ部品59を保持する
可動ホルダ95を備えた球面座75は、ハウジング73
に設けられている球面状の凹部69に嵌合する。球面座
75は、凹部69に設けられている複数のエアーノズル
97から吹き出すエアーにより凹部69から離反する
が、球面座75に設けられている吸引部材77が球面座
75を凹部69に引き付けるので、吸引部材77の吸引
力を調整手段81により調整して、エアーの離反力と吸
引部材の吸引力が釣り合って球面座75を凹部69から
一定の間隔で浮いた状態で回転自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光部品を接続す
る際に接続面の面合せを行うための光部品間接続面の面
合せ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光部品間接続面の面合せ機構とし
ては、特開平9−133832号公報に示されているよ
うなものがある。すなわち、図11を参照するに、この
面合せ機構201は、光部品固定ホルダ203に固定さ
れた接続する一方の光部品205と、他方の光部品20
7との面合せを行うものである。なお、図11において
は一方の光部品205の左右両側に同様の面合せ機構2
01が設けられているが、その構造および作用はまった
く同様なので、図11中左側の面合せ機構201のみに
ついて説明し、右側の面合せ機構201については同じ
符号を付すこととする。
【0003】面合せ機構201では、球面押え209の
内部に部分球面状の空間211が設けられており、この
空間211の内部には、部分球面状の球面座213がス
プリング215等の弾性体により移動可能に吊り下げら
れている。この球面座213には、可動ホルダ217が
設けられており、前述の他方の光部品207を保持する
ようになっている。
【0004】空間211の内壁には、球面座213に後
側からエアーを吹き付けるための後側エアーノズル21
9が上下に設けられている。また、球面座213に前側
からエアーを吹き付けるための前側エアーノズル221
が上下に設けられている。
【0005】従って、球面座213は空間211の内部
において吹き付けられるエアーにより浮いた状態となっ
ており、自由に移動できるように保持されているので、
他方の光部品207の接続面と一方の光部品205の接
続面を押し付けることにより、球面座213が回転等し
て面合せを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、前後(図11中左右)2方向
からエアーノズル219、221によりエアーを吹き付
ける構造となっているので、部品点数が増えると共に球
面押え209等の加工形状が複雑でかつ高精度な加工が
必要になるので装置のコストアップおよび大型化を招く
という問題がある。また、エアーの吹出し量のバランス
が悪く機能が安定しない場合がある。
【0007】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、部品点数を
削減すると共に加工工程の短縮化を図って、コンパクト
化およびコストダウンを図ることのできる光部品間接続
面の面合せ機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明による光部品間接続面の面合せ機
構は、接続する一方の光部品の接続面に、他方の光部品
の接続面を相対的に押し付けて、接続面の面合せを行う
べく前記他方の光部品を保持する光部品間接続面の面合
せ機構であって、前記他方の光部品を保持するための可
動ホルダを有する部分球面状の球面座と、この球面座を
所定の間隔で保持するための球面形状の凹部を有するハ
ウジングと、前記球面座を前記ハウジングの凹部側に付
勢する吸引部材と、前記ハウジングの凹部に設けられ前
記球面座に対してエアーを吹き付けて球面座を浮かせる
る複数個のエアーノズルと、を備えてなることを特徴と
するものである。
【0009】従って、接続する光部品を保持する可動ホ
ルダを備えた球面座は、ハウジングに設けられている球
面状の凹部に嵌合する。球面座は、凹部に設けられてい
る複数のエアーノズルから吹き出すエアーにより凹部か
ら離反するが、球面座とハウジングとの間に設けられて
いる吸引部材が球面座を凹部に引き付けるので、エアー
の離反力と吸引部材の吸引力が釣り合って球面座を凹部
から一定の間隔で浮いた状態で回転自在に支持する。
【0010】請求項2の発明による光部品間接続面の面
合せ機構は、請求項1記載の光部品間接続面の面合せ機
構において、前記吸引部材の付勢力を調整する調整手段
を有することを特徴とするものである。
【0011】従って、吸引部材の吸引力を調整手段で調
整することにより、球面座を簡単に浮動可能に支持す
る。
【0012】請求項3の発明による光部品間接続面の面
合せ機構は、請求項1または2記載の光部品間接続面の
面合せ機構において、前記エアーノズルが、多孔質体で
形成されていること、を特徴とするものである。
【0013】従って、多孔質体で形成されるエアーノズ
ルから、バランス良くエアーを吹出す。
【0014】請求項4の発明による光部品間接続面の面
合せ機構は、請求項1記載の光部品間接続面の面合せ機
構において、前記可動ホルダを水平にして面合せを行う
場合に、前記球面座をバランス良く前記ハウジングに取
り付けるためのバネフックと、このバネフックを介して
前記球面座を支持する支持バネと、この支持バネの張力
の調整を行う調整手段と、を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0015】従って、球面座は、調整手段で張力が調整
されたバネにより、バネフックを介して支持ハウジング
の凹部に吊り下げられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0017】図6を参照するに、この発明に係る光部品
間接続面の面合せ機構1を用いた光部品の接続装置3の
例として、特開平9−133832号公報に示されてい
るものがある。
【0018】この接続装置3では、架台5の上の左側に
調心用の第一ステージ7Fと、右側に第二ステージ7S
を有しており、その間に一方の光部品である光回路部品
9を保持する光部品固定ホルダ11が立設されている。
【0019】ここで、第一ステージ7Fと第二ステージ
7Sは、光部品固定ホルダ11を挟んで互いに水平な位
置に対向して設けられており、ほとんどの構成は共通し
ているので、同じ部位には同じ符号を付すこととして、
第一ステージ7Fのみについて説明する。
【0020】第一ステージ7Fにおいては、中空の支柱
13が架台5の上板15に吊り下げられた状態で内部空
間17に設けられており、支柱13の下側にはベースプ
レート19が水平に設けられている。このベースプレー
ト19の下側にはY軸モータ21が設けられており、こ
のY軸モータ21には支柱13の内部で回転自在に設け
られているY軸ボールネジ23が取り付けられている。
【0021】また、ベースプレート19の上面には、複
数のバランスシリンダ25が設けられており、このバラ
ンスシリンダ25の上側には、Y軸ブロック27が設け
られている。このY軸ブロック27は、厚い平板状のプ
レート部29とこのプレート部29の中央部において下
方へ延びる棒状部分31からなり、この棒状部分31は
支柱13の内部に上下移動自在に挿嵌されている。そし
て、その棒状部分31には前述したY軸ボールネジ23
が螺合するボールナット33が取り付けられている。
【0022】従って、Y軸モータ21を駆動させてY軸
ボールネジ23を回転駆動すると、Y軸ブロック27が
Y軸方向(図6において上下方向)へ上下移動するが、
このとき棒状部分31が支柱13に沿って上下動するこ
とおよびバランスシリンダ25の作用によりY軸ブロッ
ク27はより小さな駆動力で上下動および位置決めする
ことができる。
【0023】Y軸ブロック27の上面には、ガイドレー
ル35がZ軸方向(図6において左右方向)に設けられ
ており、このガイドレール35に沿ってZ軸方向へ移動
自在のZ軸プレート37が設けられている。このZ軸プ
レート37には、図示しないZ軸ボールナットが取り付
けられている。
【0024】Y軸ブロック27の側端面には、上向きに
延びたブラケット39が取り付けられており、このブラ
ケット39にはZ軸モータ41が取り付けられている。
Z軸モータ41にはZ軸ボールネジ43が取り付けられ
ており、前述のZ軸ボールナットに螺合している。
【0025】従って、Z軸モータ41を駆動させると、
Z軸ボールネジ43が回転してZ軸プレート37をY軸
ブロック27に対して相対的にZ軸方向へ移動・位置決
めすることができる。
【0026】Z軸プレート37の上面には、X軸方向
(図6において紙面に対して直交する方向)にガイドレ
ール45が設けられており、このガイドレール45に沿
ってX軸方向へ移動自在のX軸ブロック47が設けられ
ている。このX軸ブロック47には、図示しないX軸ボ
ールナットが取り付けられている。また、Z軸プレート
37の側面には図示しないX軸モータが設けられてお
り、X軸ブロック47をZ軸プレート37に対して相対
的にX軸方向へ移動・位置決めする。
【0027】X軸ブロック47には、X軸ブロック47
をZ軸方向に貫通する主軸49が取り付けられており、
この主軸49をC軸回転(Z軸回り)させるC軸モータ
51が設けられている。この主軸49の光部品固定ホル
ダ11側先端部には、この発明に係る面合せ機構1が取
り付けられている。一方、主軸49の反対側端部には、
ロードセル53が取り付けられている。
【0028】このロードセル53は、アンプ55を介し
てパーソナルコンピュータ57に接続されている。ま
た、面合せ機構1には他方の光部品としての光ファイバ
部品59がセットされており、第一ステージ7Fでは光
ファイバ部品59の先端部にLD光源61が接続されて
いる。
【0029】一方、第二ステージ7S側の面合せ機構1
Sに保持されている光ファイバ部品59には、光エネル
ギーを電圧に変換するO/E変換器63が接続されてい
る。また、面合せ機構1Sの下側にはイメージファイバ
65が取り付けられている。
【0030】なお、図示はしないが、架台5上面の光部
品固定ホルダ11の奥側(図6中紙面直交方向向こう
側)には接着剤を塗布するための接着剤塗布手段および
紫外線を接続面に照射して紫外線硬化型接着剤を硬化さ
せるための紫外線照射装置等が設けられている。
【0031】上記構成により、光部品固定ホルダ11に
セットされた光回路部品9に光ファイバ部品59を押し
付けて、面合せ機構1の作用により接続面の面合せを行
う。そして、接着剤塗布手段により接続面間に接着剤を
滴下し、紫外線照射装置により紫外線を滴下された接着
剤に照射して接着剤を硬化させる。
【0032】次に、図1〜図4を参照して、この発明に
係る光部品間接続面の面合せ機構1を説明する。この面
合せ機構1では、側面67R(図1中右側面)に球面状
の凹部69を有すると共に中心を水平方向(図1中左右
方向)に貫通する貫通穴71を有するハウジング73を
備えている。
【0033】凹部69内には部分球面状の球面座75が
設けられており、球面座75の外面の中心に対向して設
けられている吸引部材としての一例のマグネット77が
貫通穴71に水平方向に移動自在に挿入されている。
【0034】ハウジング73における凹部69と反対側
の側面67Lには、貫通穴71を蓋するようにホルダ7
9が設けられており、マグネット77の吸引力により球
面座75がホルダ79側に付勢されている。このホルダ
79には、マグネット77を離反させるための調整手段
である調整ネジ81が水平方向に貫通して設けられてい
る。
【0035】図3に示すように、球面座75の中心高さ
位置左右両端部には、重量のバランスを取るためのバネ
フック83が設けられている。このバネフック83は、
ハウジング73の上面左右両端部に取り付けられている
ホルダ85から下方に取り付けられている支持バネ87
により吊り下げられている。
【0036】なお、支持バネ87は、ホルダ85に取り
付けられている調整ネジ89により張力が調整されるよ
うになっている。従って、調整ネジ81を回転させるこ
とにより支持バネ87の引っ張り力を調整して、球面座
75のバランスを取ることができる。
【0037】また、ハウジング73には、例えば上部お
よび左右下方位置の3個所にホルダ91が取り付けられ
ており、このホルダ91に取り付けられたバネ93によ
り球面座75は浮いた状態で支持されている。
【0038】これにより、球面座75の内面側中央部に
取り付けられている可動ホルダ95は、先端に光ファイ
バ部品59を保持して水平方向に支持されることにな
る。なお、バネ93は3個所に限るものではなく、球面
座75をバランス良く保持する位置に複数個設けるよう
にする。
【0039】ハウジング73の凹部69には、図4
(A)に示されているように、上下左右位置に4個のエ
アーノズル97が設けられており、空気圧、空気量、ク
リーン度等を管理されたエアーを吹き出すようになって
いる。このエアーノズル97には多孔質体が用いられて
おり、球面座75の外面に対してバランス良くエアーを
吹出して、球面座75を凹部69から離反させる。
【0040】なお、エアーノズル97の配置は、図4
(B)に示されているように、図4(A)に示されてい
る位置を45度ずらした位置に配置するようにしてもよ
い。また、エアーノズル97の数は4個に限るものでは
なく、球面座75のバランスを保持するように複数個設
けるようにする。
【0041】上記構成により、可動ホルダ95の先端に
光ファイバ部品59をセットして、調整ネジ89により
支持バネ87の上下方向の引っ張り力を調整し、エアー
ノズル97から球面座75の外面にエアーを吹き付けて
ハウジング73の凹部69から離反させると共に、調整
ネジ81によりマグネット77とホルダ79との間隔を
調整して吸引力を調整し、球面座75とハウジング73
の凹部69との間隔を調整して、可動ホルダ95がバラ
ンス良く水平に保持されるようにする。そして、光ファ
イバ部品59の接続面を接続する光ファイバ部品59の
接続面に押し付けて面合せを行う。
【0042】以上の結果から、エアーを吹き付けるエア
ーノズル97を一方の側にのみ設けたため、面合せ機構
1の部品点数の減少を図ると共に構造をコンパクト化す
ることができるので、接合する部位の周辺空間を大きく
取ることができる。これに伴い、接合する光ファイバ部
品59と光回路部品9や、光ファイバ部品59同士の配
置の自由度を増し、作業効率を向上させるので、光学的
ロスを最小にして、接合の確実性を向上させることがで
きる。
【0043】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の実施の形態においては、吸引部材としてマグネット7
7を用いた場合について説明したが、図5に示されてい
る面合せ機構99のように、ホルダ101をボルト10
3により取り付けて、バネ105により球面座75を吸
引するようにしてもよい。その他の構成は、前述の実施
の形態と同様なので、同じ部位には同じ符号を付して説
明は省略する。
【0044】次に、図7〜図9を参照して、別の実施の
形態にかかる面合せ機構107ついて説明する。この面
合せ機構107では、光ファイバ部品59を保持する可
動ホルダ95が鉛直上方向に向いている。このため、前
述した図1等に示されている面合せ機構1の場合と異な
り、重さのバランスを取るためのバネフック83、支持
バネ87およびこの支持バネ87を取り付けているホル
ダ85は不要となるため、設けられていない。その他の
構成は、前述した面合せ機構1の場合と同様なので、同
じ部位には同じ符号を付して、重複する説明は省略す
る。
【0045】以上の結果から、前述の面合せ機構1の場
合と同様、部品点数の減少を図ると共に構造をコンパク
ト化することができるので、接合する部位の周辺空間を
大きく取ることができる。これに伴い、接合する光ファ
イバ部品59と光回路部品9、あるいは光ファイバ部品
59同士の配置の自由度を増し、作業効率を向上させる
ので、光学的ロスを最小にして、接合の確実性を向上さ
せることができる。
【0046】なお、吸引部材としては図7〜図9に示さ
れているようにマグネット77を用いることもできる
し、図10に示されている面合せ機構109のようにバ
ネ105を用いることができるのは、前述の面合せ機構
99の場合と同様である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる光部品間接続面の面合せ機構では、接続する光部品
を保持する可動ホルダを備えた球面座は、ハウジングに
設けられている球面状の凹部に嵌合し、凹部に設けられ
ている複数のエアーノズルから吹き出すエアーにより凹
部から離反するが、球面座に設けられている吸引部材が
球面座を凹部に引き付けるので、エアーの離反力と吸引
部材の吸引力が釣り合って球面座を凹部から一定の間隔
で浮いた状態で回転自在に支持することができる。ま
た、エアーを吹き付けるエアーノズルを一方の側にのみ
設けたため、面合せ機構の部品点数の減少を図ると共に
構造をコンパクト化することができ、製造も容易にな
り、かつ接合する部位の周辺空間を大きく取ることがで
きる。これに伴い、接合する光部品同士の配置の自由度
を増し、作業効率を向上させるので、光学的ロスを最小
にして、接合の確実性を向上させることができる。
【0048】請求項2の発明による光部品間接続面の面
合せ機構では、吸引部材の吸引力を調整手段で調整する
ので、球面座を簡単に浮動可能に支持することかでき
る。
【0049】請求項3の発明による光部品間接続面の面
合せ機構では、エアーノズルが多孔質体で形成されるの
で、バランス良くエアーを吹出すことができる。
【0050】請求項4の発明による光部品間接続面の面
合せ機構では、ハウジングの凹部に、バネフックを介し
て支持バネにより球面座を吊り下げるので、バランス良
く吊り下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光部品間接続面の面合せ機構を
示す断面図である。
【図2】図1中II−II位置の断面図である。
【図3】図1中III方向から見た正面図である。
【図4】(A)、(B)は、ハウジングの凹部に設けら
れているエアーノズルの配置を示す正面図である。
【図5】吸引部材としてバネを用いた場合を示す図2相
当の断面図である。
【図6】この発明に係る光部品間接続面の面合せ機構を
用いた光部品接続装置の全体を示す断面図である。
【図7】別の実施の形態を示す断面図である。
【図8】図7中VIII方向から見た平面図である。
【図9】(A)、(B)は、ハウジングの凹部に設けら
れているエアーノズルの配置を示す正面図である。
【図10】吸引部材としてバネを用いた場合を示す図2
相当の断面図である。
【図11】従来の光部品間接続面の面合せ機構を示す断
面図である。
【符号の説明】
1、99、107、109 面合せ機構 9 光回路部品(一方の光部品) 59 光ファイバ部品(他方の光部品) 69 凹部 73 ハウジング 75 球面座 77 マグネット(吸引部材) 81 調整ネジ(調整手段) 83 バネフック 87 支持バネ 95 可動ホルダ 97 エアーノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 裕喜 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 (72)発明者 藤原 茂 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 (72)発明者 石井 元速 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 塙 文明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 NA03 2H037 BA24 DA22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続する一方の光部品の接続面に、他方
    の光部品の接続面を相対的に押し付けて、接続面の面合
    せを行うべく前記他方の光部品を保持する光部品間接続
    面の面合せ機構であって、前記他方の光部品を保持する
    ための可動ホルダを有する部分球面状の球面座と、この
    球面座を所定の間隔で保持するための球面形状の凹部を
    有するハウジングと、前記球面座を前記ハウジングの凹
    部側に付勢する吸引部材と、前記ハウジングの凹部に設
    けられ前記球面座に対してエアーを吹き付けて球面座を
    浮かせる複数個のエアーノズルと、を備えてなることを
    特徴とする光部品間接続面の面合せ機構。
  2. 【請求項2】 前記吸引部材の付勢力を調整する調整手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の光部品間接
    続面の面合せ機構。
  3. 【請求項3】 前記エアーノズルが、多孔質体で形成さ
    れていること、を特徴とする請求項1または2記載の光
    部品間接続面の面合せ機構。
  4. 【請求項4】 前記可動ホルダを水平にして面合せを行
    う場合に、前記球面座をバランス良く前記ハウジングに
    取り付けるためのバネフックと、このバネフックを介し
    て前記球面座を支持する支持バネと、この支持バネの張
    力の調整を行う調整手段と、を備えてなることを特徴と
    する請求項1、2または3記載の光部品間接続面の面合
    せ機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117103234A (zh) * 2023-10-23 2023-11-24 深圳市吉富鸿科技有限公司 一种导光板外观视觉检测用机械手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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