JP2001304904A - ネットワーク装置および移動端末 - Google Patents

ネットワーク装置および移動端末

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JP2001304904A JP2000120215A JP2000120215A JP2001304904A JP 2001304904 A JP2001304904 A JP 2001304904A JP 2000120215 A JP2000120215 A JP 2000120215A JP 2000120215 A JP2000120215 A JP 2000120215A JP 2001304904 A JP2001304904 A JP 2001304904A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末を持って公共交通機関を利用してい
るユーザが、このユーザが現在居る位置からユーザが指
定した位置または他のユーザの居る位置まで移動するの
に要する時間および経路を計算し通知するネットワーク
装置、および、これに準じた携帯端末を提供すること。 【解決手段】 少なくとも、ユーザ位置認識手段1と、
ユーザの目的地認識手段3と、公共交通機関の運行状況
が記録されているデータベース4にアクセスして当該移
動端末のユーザが利用している交通機関を特定する交通
機関判別手段5と、ユーザAの現在位置からユーザBの
現在位置までユーザAが公共交通機関を用いて行くこと
のできる経路,使用すべき公共交通機関および所要時間
を計算・通知する計算手段6を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク装置
および移動端末に関し、特に、個々のユーザに対して、
公共交通機関利用中に、目的地または目的とするユーザ
の居る位置まで移動する際の所要時間と経路を通知する
ための、ネットワーク装置および移動端末に関する。な
お、ここで、移動端末とは、携帯電話,PHS,自動車
電話などの各種移動電話や、移動可能な他の各種通信端
末をも含むものとする。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道やバス,航空機等の公共交通
機関を利用しているユーザが、現在位置から目的地まで
の経路や所要時間を得るためには、携帯端末などの移動
端末を通じて、現在居る位置に最も近い公共交通機関の
停車地と目的地とをもとにして、公共交通機関のダイヤ
が記録されているデータベースにアクセスする方法があ
った。しかし、この方法では、現在ユーザが居る位置を
入力する機能が必要である上、停車地を起点として検索
することになり、現在位置との差があるため、得られる
情報が不正確になるという問題があった。
【0003】これに対しては、例えば、特開平9−10
2094号公報に、携帯端末にGPS(Global Posit
ioning System)装置を具備することにより現在位置を
把握し、目的地を入力することにより、現在位置から目
的地までの移動時間・経路・運賃を表示する機能を持つ
携帯型ナビゲーション装置が開示されている。
【0004】また、特開平10−267673号公報に
は、現在地点から、車両または車両以外の交通機関を用
いて目的地まで移動するための経路および所要時間を、
リアルタイムデータを用いて算出する機能を持ち、使用
する交通機関を入力することにより交通機関の空席情報
を加味したり、必要であれば席の予約・購買を行った
り、駐車場の有無を加味したり、気象情報を加味した観
光情報を通知する機能を持つナビゲーションシステムが
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、現在位置のみを測定しているため、基本的に、公共
交通機関に乗車している途中においては、正確な所要時
間や経路を得ることができないという問題を有するもの
であった。
【0006】本発明の目的は、従来の技術における上述
のような問題を解消し、移動端末ないし携帯端末を所持
して公共交通機関を利用しているユーザに対して、この
ユーザが現在居る位置から、ユーザが指定した位置(目
的地)または他のユーザの居る位置まで移動するのに要
する時間および経路を計算し、通知するネットワーク装
置、および、同様の機能を有する移動端末を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る第1のネットワーク装置は、複数のユ
ーザの移動端末が接続されたネットワークの中に存在す
るネットワーク装置であって、前記複数のユーザによっ
て指定される他のユーザを特定するIDを保持する目的
地認識手段と、前記複数のユーザの各々が地理的に何処
に居るかを、各ユーザの移動端末を経由してリアルタイ
ムに把握するユーザ位置認識手段と、前記複数のユーザ
の各々が移動する方向と速度とを、各ユーザの移動端末
を経由してリアルタイムに把握するユーザ速度認識手段
と、前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザの位置情
報と前記ユーザ速度認識手段が把握したユーザの移動速
度情報とをもとに、公共交通機関の運行状況が記録され
ているデータベースにアクセスして当該移動端末のユー
ザが利用している交通機関を特定する交通機関判別手段
と、前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザAの位置
情報と、前記交通機関判別手段が把握したユーザAが利
用中の交通機関と、前記ユーザ位置認識手段が把握し
た、前記目的地認識手段が保持しているIDを持つユー
ザBの位置情報とをもとに、公共交通機関の運行状況が
記録されているデータベースにアクセスして、ユーザA
の現在位置からユーザBの現在位置までユーザAが公共
交通機関を用いて行くことのできる経路,使用すべき公
共交通機関および所要時間を計算・通知する計算・通知
手段を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る第2のネットワーク装
置は、複数のユーザの移動端末が接続されたネットワー
クの中に存在するネットワーク装置であって、前記複数
のユーザによって指定される目的地の住所を保持する目
的地認識手段と、前記ユーザ位置認識手段が把握したユ
ーザAの位置情報と、前記交通機関判別手段が把握した
ユーザAが利用中の交通機関と、前記目的地認識手段が
保持している前記目的地の住所とをもとに、公共交通機
関の運行状況が記録されているデータベースにアクセス
して、ユーザAの現在位置から前記目的地までユーザA
が公共交通機関を用いて行くことのできる経路,使用す
べき公共交通機関および所要時間を計算・通知する計算
・通知手段を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る第1の移動端末は、複
数のユーザの移動端末が存在するネットワークに接続さ
れる移動端末であって、前記複数のユーザによって指定
される目的地の住所を保持する目的地認識手段と、前記
複数のユーザの各々が地理的に何処に居るかを、各ユー
ザの移動端末を経由してリアルタイムに把握するユーザ
位置認識手段と、各ユーザの方向と速度をリアルタイム
に把握するユーザ速度認識手段と、前記ユーザ位置認識
手段が把握したユーザの位置情報と前記ユーザ速度認識
手段が把握したユーザの移動速度情報とをもとに、公共
交通機関の運行状況が記録されているデータベースにア
クセスして当該移動端末のユーザが利用している交通機
関を特定する交通機関判別手段と、前記ユーザ位置認識
手段が把握したユーザAの位置情報と、前記交通機関判
別手段が把握したユーザAが利用中の交通機関と、前記
目的地認識手段が保持している目的地の住所をもとに、
公共交通機関の運行状況が記録されているデータベース
にアクセスして、ユーザAの現在位置から目的地までユ
ーザAが公共交通機関を用いて行くことのできる経路,
使用すべき公共交通機関および所要時間を計算・通知す
る計算・通知手段を有することを特徴とする。
【0010】またさらに、本発明に係る第3のネットワ
ーク装置は、複数のユーザの移動端末が存在するネット
ワークに接続されるネットワーク装置であって、少なく
とも、前記複数のユーザの各々が地理的に何処に居るか
を、各ユーザの移動端末を経由してリアルタイムに把握
するユーザ位置認識手段と、前記複数のユーザの各々が
移動する方向と速度とを、各ユーザの移動端末を経由し
てリアルタイムに把握するユーザ速度認識手段と、前記
ユーザ位置認識手段が把握したユーザの位置情報と前記
ユーザ速度認識手段が把握したユーザの移動速度情報と
をもとに、公共交通機関の運行状況が記録されているデ
ータベースにアクセスして当該移動端末のユーザが利用
している交通機関を特定する交通機関判別手段を有する
ことを特徴とする。
【0011】またさらに、本発明に係る第2の移動端末
は、上述の、本発明に係る第3のネットワーク装置と接
続される移動端末であって、少なくとも、前記複数のユ
ーザによって指定される他のユーザを特定するIDもし
くは目的地の住所を保持する目的地認識手段と、前記ネ
ットワーク装置から得た、前記ユーザ位置認識手段が把
握したユーザAの位置情報と、前記交通機関判別手段が
把握したユーザAが利用中の交通機関と、前記目的地認
識手段が保持しているIDを持つユーザBの位置情報も
しくは目的地の住所をもとに、公共交通機関の運行状況
が記録されているデータベースにアクセスして、ユーザ
Aの現在位置から目的地までユーザAが公共交通機関を
用いて行くことのできる経路,使用すべき公共交通機関
および所要時間を計算する計算手段を有することを特徴
とする。
【0012】本発明に係るネットワーク装置もしくは移
動端末、あるいはこれらを組み合わせたネットワークシ
ステムによれば、公共交通機関搭乗中であっても、ユー
ザが目的地までの正確な所要時間および経路を得ること
ができる。また、目的地が他のユーザが居る場所であれ
ば、他のユーザが持っている移動端末を識別するIDを
指定するという簡単な目的地指定方法により、目的地ま
での正確な所要時間を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す好適実施例に基づいて、詳細に説明する。な
お、以下に説明する実施例中では、移動端末として、携
帯電話に代表される携帯端末(以下、単に「端末」とも
いう)を例に挙げて説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例に係るネッ
トワーク装置を含むネットワークシステムの構成図であ
り、AはユーザAの端末、BはユーザBの端末、Cはネ
ットワーク装置を示している。また、図1中、1はユー
ザの居る位置を、ユーザの持っている端末を通してリア
ルタイムに認識し、保持しておくユーザ位置認識処理部
(以下、他の処理部についても、「ユーザ位置認識部」
などという)、2はユーザが移動している方向と速度を
リアルタイムに認識し、保持しておくユーザ速度認識
部、3はユーザAに指定されたユーザB(目的地)のI
Dを認識し、保持する目的地認識部を、それぞれ示して
いる。
【0015】また、4は公共交通機関のリアルタイムな
運行状況を格納してある交通情報データベース、5は上
記ユーザ位置認識部1に保持されたユーザAの現在位置
と、上記ユーザ速度認識部2に保持されたユーザAの移
動する方向と速度をもとに、上記交通情報データベース
4を検索して、ユーザAが利用中の交通機関を特定する
交通手段判別部を、それぞれ示している。
【0016】6は上記ユーザ位置認識部1により保持さ
れたユーザAおよびユーザBの現在位置、および上記交
通手段判別部5により提供されるユーザAが利用中の公
共交通機関をもとに、上記交通情報データベース4を検
索することにより、ユーザAがユーザBの居る位置まで
移動するのにかかる時間および経路を把握する所要時間
・経路計算部を示している。また、7は計算した所要時
間および経路をユーザAに送信する送信部である。
【0017】以下、これらの各処理部の機能の詳細を説
明する。
【0018】ユーザ位置認識部1は、ユーザの端末を経
由して、各ユーザの現在位置をリアルタイムに認識し、
保持しておく機能を実現する処理部である。これは、例
えば、前述のGPSの機能を端末に具備させ、端末が定
期的に上記ユーザ位置認識部1に現在位置を連絡するよ
うな仕組みにしてもよい。なお、ここでいう端末は、恒
久的にユーザ固有のものである必要はなく、任意の時刻
において、ユーザを区別する機能があればよい。例え
ば、ユーザ固有のIDを端末に打ち込むことで、一時的
にユーザを特定するようなものであってもよい。
【0019】ユーザ速度認識部2は、各ユーザが移動す
る速度と方向をリアルタイムに認識し、保持する機能を
実現する処理部である。これは、連続する各時刻におけ
る位置情報をもとに計算すればよく、この計算は、端末
側でもネットワーク装置側でも行うことが可能である。
【0020】目的地認識部3は、ユーザAにより指示さ
れたユーザBのIDを認識し、保持しておく機能を実現
する処理部である。ここで、IDとは、ユーザが現在使
用している端末が区別できるものであればよく、例え
ば、携帯電話の電話番号のように、端末固有のものであ
ってもよいし、また、ユーザ毎にIDを持つことにし
て、そのIDを端末に入力することでユーザが現在持っ
ている端末を特定するようにしてもよい。
【0021】交通機関データベース4は、公共交通機関
の運行状況データを保持しており、ユーザの現在位置と
移動速度と移動方向をキーとして検索することにより、
ユーザが利用中の公共交通機関を特定することができ
る。また、利用中の公共交通機関と現在位置および目的
地をキーとして検索することにより、目的地までの所要
時間、経路を計算することができる。
【0022】公共交通機関を利用していないときは、現
在位置と目的地をキーとして検索することにより、目的
地までの所要時間・経路を計算することができる。所要
時間や経路の計算には、例えば、インターネットなどで
サービスされている公共交通機関のナビゲーションサー
ビスで用いられている方法を利用してもよい。
【0023】経路探索のオプションを予め指定しておく
ことも考えられる。例えば、最短経路優先,料金が最も
安い経路優先,最も混雑しない経路優先などが考えられ
る。さらに、新幹線や特急利用等の場合、空席の有無を
考慮した経路や、ユーザが予め座席指定をした旨を端末
などに登録しておくことにより、座席指定をした経路を
優先して探索することも考えられる。用いるデータとし
ては、単なる時刻表ではなく、種々のトラブルによる交
通機関の乱れをリアルタイムに反映していることが望ま
しい。
【0024】交通手段判別部5は、ユーザ位置認識部1
により得たユーザAの現在位置と、ユーザ速度認識部2
により得たユーザAの移動速度および方向をもとに、交
通機関データベース4を検索することにより、ユーザA
が現在利用している交通機関を特定し、保持しておく機
能を実現する処理部である。
【0025】所要時間・経路計算部6は、ユーザ位置認
識部1で得たユーザAおよびユーザBの現在位置、およ
び、交通手段判別部5により得たユーザAが利用中の交
通機関の情報をもとにして、交通情報データベース4を
検索することにより、ユーザAがユーザBの現在位置ま
で移動するのに要する時間・経路を把握する機能を実現
する処理部である。なお、目的地として、ユーザBのI
Dを指定するのではなく、建築物や住所等を指定した場
合でも、上述の交通情報データベース4を用いることに
より、ユーザAが目的地まで移動するのに要する時間や
経路を把握することが可能であることは明らかである。
【0026】また、送信部7は、所要時間・経路計算部
6で得た、ユーザAがユーザBの現在位置まで移動する
のに要する時間・経路をユーザAに送信する機能を実現
する処理部である。この送信先は、場合によっては、ユ
ーザAでなく、ユーザBや他の第3者であってもよい。
また、送信する内容の表示方法については、言葉による
表示の他、地図を併用することも可能である。地図表示
を利用する際には、地図データベースにアクセスする機
能が必要であるが、このような地図アクセス機能を付加
することは本発明の趣旨を逸脱するものではない。
【0027】上記実施例では、ユーザAが自分の端末を
通じて所要時間や経路を計算することを要求した時刻に
おける計算結果を通知しているが、場合によっては、こ
れと異なる所定の条件が整った時刻の計算結果を通知す
る方が有用である。例えば、所定の目的地までの所要時
間が所定の値より小さい値になったときに、所定のユー
ザに通知するという機能や、ユーザBとして予め複数の
ユーザを登録しておき、ユーザAがユーザBの現在位置
まで移動するのに要する時間が所定の値より小さいよう
なユーザBを通知する、という機能等が考えられる。
【0028】これらの機能は、ユーザAが、目的地また
はユーザBの現在位置まで移動するのに要する時間を周
期的に把握し、所定の条件を満足したときにのみ送信す
る機能を付加すれば実現できる。このような機能を付加
することも、本発明の趣旨を逸脱しないことは明らかで
ある。
【0029】また、上記実施例では、公共交通機関を利
用中のユーザAからの要求に基づいて、所要時間や経路
を計算しているが、ユーザBからの要求によって公共交
通機関を利用中のユーザAがユーザBの現在位置まで移
動するのに要する時間と経路を計算することも可能であ
る。
【0030】例えば、ユーザBの位置情報と目的地であ
るユーザBのIDをユーザAの端末に送ることにより、
ユーザAがユーザBの現在位置まで移動するのに要する
時間・経路をユーザAの端末に計算させ、ユーザBの端
末に計算結果を通知させるようにしてもよいし、また、
ネットワーク装置CからユーザAの位置情報と、ユーザ
Aが利用している交通機関の情報を獲得することによ
り、ユーザAがユーザBの現在位置まで移動するのに要
する時間・経路を、ユーザBの端末で計算することも可
能である。
【0031】上記実施例によれば、ネットワーク装置側
に主要な機能を持たせたシステム構成により、端末の構
成を簡略化可能なネットワークシステムの構築に適し
た、構成を提供することができる。
【0032】図1に示した実施例においては、交通機関
データベース4を除く、ユーザ位置認識部1〜目的地認
識部3,交通手段判別部5〜送信部7が全てネットワー
ク装置Cに具備されているが、この必然性はない。すな
わち、ユーザ位置認識部1〜目的地認識部3,交通手段
判別部5〜送信部7の一部または全部を端末に具備させ
ることが可能である。
【0033】図2は、本発明の第2の実施例に係るネッ
トワークシステムの構成図であり、A’はユーザAの端
末、BはユーザBの端末、Cはネットワーク装置を示し
ている。図1に示した実施例との相違点は、本実施例で
は、図1に示したユーザ位置認識部1〜目的地認識部
3,交通手段判別部5,所要時間・経路計算部6の全て
を端末A’に具備させた点にある。実際には、送信部7
は不要になるので描かれていない。なお、図2のユーザ
Bの端末Bには、説明上必要なユーザ位置認識部1だけ
が描かれているが、実際には、ユーザAの端末A’と同
様に、ユーザBの端末Bにもユーザ位置認識部1〜目的
地認識部3,交通手段判別部5〜所要時間・経路計算部
6の全てが具備されている。
【0034】ユーザ位置認識部1は、例えば、GPSを
利用することにより、ネットワーク装置Cの機能を利用
しなくても、その機能を実現可能なものである。図1に
示した構成例と異なるのは、ユーザAの位置情報は自ら
の端末A’に具備されているユーザ位置認識部1により
獲得し、ユーザBの位置情報は、ユーザBの端末Bに具
備されているユーザ位置認識部1から獲得する点であ
る。
【0035】ユーザBの位置情報の具体的な獲得の仕方
としては、目的地認識部3に保持されているユーザBの
IDをもとに、ユーザAの端末からユーザBの端末Bに
対してユーザBの位置情報を要求するメッセージを送
り、これに対する返答メッセージでユーザBの位置情報
を獲得すればよい。他の処理部の機能については、図1
に示した実施例と同様である。
【0036】所要時間・経路計算部6の計算結果をユー
ザAからユーザBに通知する場合、送信部7を端末に具
備させることにより、実現すればよい。本実施例に示し
た構成によれば、主要な構成要素を各端末に装備したこ
とにより、ネットワーク装置側の構成を簡略化すること
ができ、ネットワーク装置C1台あたりに多数の端末を
対応付けることが可能になるという効果がある。
【0037】図3は、本発明の第3の実施例に係るネッ
トワークシステムの構成図であり、A”はユーザAの端
末、BはユーザBの端末、Cはネットワーク装置を示し
ている。図1,図2に示した実施例との相違点は、ユー
ザ位置認識部1〜目的地認識部3,交通手段判別部5〜
送信部7のうち、一部機能を端末A”に持たせ、残りの
機能をネットワーク装置Cに持たせた点にある。図2と
同様、計算結果の送信を行う送信部7は不要になるので
描かれていない。
【0038】上記実施例によれば、ユーザ位置認識部1
〜目的地認識部3,交通手段判別部5,所要時間・経路
計算部6の各機能を、端末A”とネットワーク装置Cに
分けて具備させることで、例えば、ネットワーク装置C
において、ユーザの位置や移動速度・使用交通機関な
ど、本発明で用いている情報を利用するような他のサー
ビスを提供することが容易になるという効果が得られ
る。
【0039】なお、上記各実施例はいずれも本発明の一
例を示すものであり、本発明はこれらに限定されるべき
ものではないことはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、移動端末ないし携帯端末を所持して公共交通機
関を利用しているユーザに対して、このユーザが現在居
る位置から、ユーザが指定した位置(目的地)または他
のユーザの居る位置まで移動するのに要する時間および
経路を計算し、通知するネットワーク装置、および、同
様の機能を有する移動端末を実現できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係る構成図である。
【符号の説明】
1 ユーザ位置認識部 2 ユーザ速度認識部 3 目的地認識部 4 交通情報データベース 5 交通手段判別部 6 所要時間・経路計算部 7 送信部 A,A’,A” ユーザAの端末 B ユーザBの端末 C ネットワーク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 U 5K027 3/493 3/493 9A001 Fターム(参考) 2F029 AA07 AB07 AC02 AC13 AC18 5H161 AA01 GG04 GG12 GG15 GG22 5H180 AA21 BB05 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33 5K015 AA06 AB01 AF03 AF07 5K024 AA71 AA76 BB02 CC11 FF04 FF05 GG01 GG10 5K027 AA11 BB01 CC08 HH23 HH26 9A001 CC05 JJ77 KK54 KK56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザの移動端末が接続されたネ
    ットワークの中に存在するネットワーク装置であって、 前記複数のユーザによって指定される他のユーザを特定
    するIDを保持する目的地認識手段と、 前記複数のユーザの各々が地理的に何処に居るかを、各
    ユーザの移動端末を経由してリアルタイムに把握するユ
    ーザ位置認識手段と、 前記複数のユーザの各々が移動する方向と速度とを、各
    ユーザの移動端末を経由してリアルタイムに把握するユ
    ーザ速度認識手段と、 前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザの位置情報と
    前記ユーザ速度認識手段が把握したユーザの移動速度情
    報とをもとに、公共交通機関の運行状況が記録されてい
    るデータベースにアクセスして当該移動端末のユーザが
    利用している交通機関を特定する交通機関判別手段と、 前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザAの位置情報
    と、前記交通機関判別手段が把握したユーザAが利用中
    の交通機関と、前記ユーザ位置認識手段が把握した、前
    記目的地認識手段が保持しているIDを持つユーザBの
    位置情報とをもとに、公共交通機関の運行状況が記録さ
    れているデータベースにアクセスして、ユーザAの現在
    位置からユーザBの現在位置までユーザAが公共交通機
    関を用いて行くことのできる経路,使用すべき公共交通
    機関および所要時間を計算・通知する計算・通知手段を
    有することを特徴とするネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 複数のユーザの移動端末が接続されたネ
    ットワークの中に存在するネットワーク装置であって、 前記複数のユーザによって指定される目的地の住所を保
    持する目的地認識手段と、 前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザAの位置情報
    と、前記交通機関判別手段が把握したユーザAが利用中
    の交通機関と、前記目的地認識手段が保持している前記
    目的地の住所とをもとに、公共交通機関の運行状況が記
    録されているデータベースにアクセスして、ユーザAの
    現在位置から前記目的地までユーザAが公共交通機関を
    用いて行くことのできる経路,使用すべき公共交通機関
    および所要時間を計算・通知する計算・通知手段を有す
    ることを特徴とするネットワーク装置。
  3. 【請求項3】 複数のユーザの移動端末が存在するネッ
    トワークに接続される移動端末であって、 前記複数のユーザによって指定される目的地の住所を保
    持する目的地認識手段と、 前記複数のユーザの各々が地理的に何処に居るかを、各
    ユーザの移動端末を経由してリアルタイムに把握するユ
    ーザ位置認識手段と、 各ユーザの方向と速度をリアルタイムに把握するユーザ
    速度認識手段と、 前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザの位置情報と
    前記ユーザ速度認識手段が把握したユーザの移動速度情
    報とをもとに、公共交通機関の運行状況が記録されてい
    るデータベースにアクセスして当該移動端末のユーザが
    利用している交通機関を特定する交通機関判別手段と、 前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザAの位置情報
    と、前記交通機関判別手段が把握したユーザAが利用中
    の交通機関と、前記目的地認識手段が保持している目的
    地の住所をもとに、公共交通機関の運行状況が記録され
    ているデータベースにアクセスして、ユーザAの現在位
    置から目的地までユーザAが公共交通機関を用いて行く
    ことのできる経路,使用すべき公共交通機関および所要
    時間を計算・通知する計算・通知手段を有することを特
    徴とする移動端末。
  4. 【請求項4】 複数のユーザの移動端末が存在するネッ
    トワークに接続されるネットワーク装置であって、少な
    くとも、 前記複数のユーザの各々が地理的に何処に居るかを、各
    ユーザの移動端末を経由してリアルタイムに把握するユ
    ーザ位置認識手段と、 前記複数のユーザの各々が移動する方向と速度とを、各
    ユーザの移動端末を経由してリアルタイムに把握するユ
    ーザ速度認識手段と、 前記ユーザ位置認識手段が把握したユーザの位置情報と
    前記ユーザ速度認識手段が把握したユーザの移動速度情
    報とをもとに、公共交通機関の運行状況が記録されてい
    るデータベースにアクセスして当該移動端末のユーザが
    利用している交通機関を特定する交通機関判別手段を有
    することを特徴とするネットワーク装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のネットワーク装置と接
    続される移動端末であって、少なくとも、 前記複数のユーザによって指定される他のユーザを特定
    するIDもしくは目的地の住所を保持する目的地認識手
    段と、 前記ネットワーク装置から得た、前記ユーザ位置認識手
    段が把握したユーザAの位置情報と、前記交通機関判別
    手段が把握したユーザAが利用中の交通機関と、前記目
    的地認識手段が保持しているIDを持つユーザBの位置
    情報もしくは目的地の住所をもとに、公共交通機関の運
    行状況が記録されているデータベースにアクセスして、
    ユーザAの現在位置から目的地までユーザAが公共交通
    機関を用いて行くことのできる経路,使用すべき公共交
    通機関および所要時間を計算する計算手段を有すること
    を特徴とする移動端末。
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