JP2001304873A - 車両用ナビゲーション装置及びその情報通信方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置及びその情報通信方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001304873A JP2000116828A JP2000116828A JP2001304873A JP 2001304873 A JP2001304873 A JP 2001304873A JP 2000116828 A JP2000116828 A JP 2000116828A JP 2000116828 A JP2000116828 A JP 2000116828A JP 2001304873 A JP2001304873 A JP 2001304873A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自車両の移動軌跡または写真情報を、外部の
通信装置に対して送信する。 【解決手段】 ナビゲーションユニットは、外部の通信
装置が当該ユニットと同様な地図データ及びそのデータ
に基づく地図画像表示機能を有していない場合に、当該
ユニットが搭載された自動車の現在位置周辺地域の地図
画像を表わす地図画像情報を、その通信装置に送信す
る。この地図画像情報には、ナビゲーションユニットの
現在位置、自車両の過去の移動軌跡、目的地への経路誘
導路を識別可能なシンボル画像の情報、そして移動軌跡
に対応する通過時刻(日時)、メッセージ、写真(また
はそのサムネイル画像)の情報が含まれており、この地
図画像情報は、一般的なパーソナルコンピュータで容易
に再生可能なデータ形式を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
移動体に搭載して好適な車両用ナビゲーション装置及び
その情報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、代表的な車両である自動車の
分野においては、目的地への経路誘導を行うナビゲーシ
ョン装置が普及している。
【0003】また、近年においては、通信機能を備える
ナビゲーション装置も提案されており、このような通信
機能を備えるナビゲーション装置として、例えば特開平
10−105897号には、自車両に搭載されたCDや
DVD等の記憶媒体に予め格納された地図情報に基づい
て、表示器に地図画像を表示するに際して、他車両の現
在位置を表わす位置情報とメッセージ情報とを受信した
ときには、その位置情報に対応するシンボル画像を含む
地図画像と、受信したメッセージの内容とを表示するナ
ビゲーション装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信機能を備えるナビゲーション装置は、位置情報
とメッセージ情報とを交換することはできるが、同じ機
能を備えるナビゲーション装置同士の通信に限られ、移
動軌跡や過去に撮影された画像等は送信することができ
ない。
【0005】従って、例えば、上記のようなナビゲーシ
ョン装置が搭載された車両により旅行等で移動している
人は、移動中の状況を同様な機能のナビゲーション装置
を所有しない他の車外の人に対して知らせるのは容易で
はない。
【0006】そこで本発明は、自車両の移動軌跡または
写真情報を送信する車両用ナビゲーション装置及びその
情報通信方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両用ナビゲーション装置は、以下の
構成を特徴とする。
【0008】即ち、自機の現在位置を検出する現在位置
検出手段と、検出された現在位置を表わす位置情報を、
外部通信装置に対して送信する通信制御手段とを備える
車両用ナビゲーション装置であって、前記現在位置検出
手段は、検出した現在位置を表わす位置情報を時系列に
複数地点にわたって格納することにより、過去の移動軌
跡を記憶する記憶手段を含み、前記通信制御手段は、前
記現在位置を表わす位置情報と共に、前記記憶手段から
時系列に読み出した複数地点の位置情報及び/または入
力された写真情報を、所定の外部通信装置(家庭用のパ
ーソナルコンピュータや情報センタ等)に対して送信す
ることを特徴とする。
【0009】好適な実施形態において、前記通信制御手
段は、更に、前記写真情報に関連付けされた撮影状況に
関する情報(撮影した場所、時刻、方向等)を送信する
と良い。
【0010】また、前記現在位置検出手段によって検出
された現在位置から所望の目的地への経路誘導路を算出
すると共に、その目的地への経路誘導を行う経路誘導手
段を更に備える場合、前記通信制御手段は、更に、前記
経路誘導路を表わす経路誘導路情報を送信すると良い。
【0011】また、前記通信制御手段は、前記現在位置
を表わす位置情報と、前記複数地点の位置情報とを送信
するときに、前記複数地点の位置情報については、前記
所定の外部通信装置に対して、未だ送信していない地点
の位置情報だけを送信する、或いは、最新の位置情報か
ら所定時間前までの位置情報だけを送信すると良い。
【0012】また、前記通信制御手段は、前記現在位置
を表わす位置情報、その現在位置の周辺地域を表わす地
図情報、並びに前記複数地点の位置情報(または前記経
路誘導路情報)に基づいて、前記現在位置と、前記複数
地点の位置情報によって表される過去の移動軌跡(また
は前記経路誘導路)とを識別可能なシンボル画像を含む
前記周辺地域の地図画像を表わす地図画像情報を生成す
ると共に、その地図画像情報を、前記所定の外部通信装
置に対して送信すると良い。
【0013】上記の装置構成において、前記現在位置を
表わす位置情報、前記周辺地域を表わす地図情報、並び
に前記複数地点の位置情報(または前記経路誘導路情
報)は、所定の座標系における座標値を表わす座標情報
であり、且つその座標情報には、その座標情報に対応す
る地点の属性情報が各地点毎に予め関連付けされている
場合、前記通信制御手段は、前記現在位置、前記周辺地
域、並びに前記複数地点(または前記経路誘導路情報)
を表わす座標情報に予め関連付けされている属性情報
を、前記属性情報の種類毎に予め設定されている色情報
に変換することにより、前記地図画像情報を生成すると
良い。
【0014】このとき、前記通信制御手段は、前記地図
画像情報を生成するときに、前記属性情報のうち所定の
属性情報については、その属性情報が表わす属性を操作
者が認識可能な前記色情報への変換を行わないことによ
り、前記シンボル画像を含む周辺地域の簡略化された地
図画像を生成すると良い。
【0015】また、例えば前記記憶手段は、前記複数地
点の位置情報に対して、それら地点の通過時刻を表わす
時刻情報、イグニッションのオン・オフ情報、或いは所
望のメッセージ情報を関連付けして記憶しており、前記
通信制御手段は、前記複数地点の位置情報及びそれら位
置情報に関連付けされている情報を前記記憶手段から時
系列に読み出すと共に、前記所定の外部通信装置に対し
て送信すると良い。
【0016】または、同目的を達成するため、本発明に
係る車両用ナビゲーション装置の情報通信方法は、以下
の構成を特徴とする。
【0017】即ち、自機の現在位置を検出し、検出した
現在位置を表わす位置情報を、外部通信装置に対して送
信する車両用ナビゲーション装置の情報通信方法であっ
て、検出した現在位置を表わす位置情報を時系列に複数
地点にわたって格納することにより、過去の移動軌跡を
記憶する記憶工程と、前記現在位置を表わす位置情報と
共に、前記記憶工程にて時系列に記憶した複数地点の位
置情報、或いは、入力された写真情報を、所定の外部通
信装置に対して送信する情報通信工程とを有することを
特徴とする。
【0018】また、前記情報通信工程においては、更
に、前記写真情報に関連付けされた撮影状況に関する情
報を送信すると良い。
【0019】また、前記情報通信工程においては、更
に、前記現在位置から所望の目的地への経路誘導路を表
わす経路誘導路情報を送信すると良い。
【0020】また、前記情報通信工程においては、前記
現在位置を表わす位置情報、その現在位置の周辺地域を
表わす地図情報、並びに前記複数地点の位置情報(また
は前記経路誘導路情報)に基づいて、前記現在位置と、
前記複数地点の位置情報によって表される過去の移動軌
跡(または前記経路誘導路)とを識別可能なシンボル画
像を含む前記周辺地域の地図画像を表わす地図画像情報
を生成すると共に、その地図画像情報を、前記所定の外
部通信装置に対して送信すると良い。
【0021】また、前記記憶工程においては、前記複数
地点の位置情報に対して、それら地点の通過時刻を表わ
す時刻情報、イグニッションのオン・オフ情報、或いは
所望のメッセージ情報を関連付けして記憶しておき、前
記情報通信工程においては、前記記憶工程にて前記複数
地点の位置情報及びそれら位置情報に関連付けした情報
を、前記所定の外部通信装置に対して送信すると良い。
【0022】更に、上記の車両用ナビゲーション装置及
びその情報通信方法を実現する制御プログラムコードが
格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
を特徴とする。
【0023】
【発明の効果】上記の本発明によれば、自車両の移動軌
跡または写真情報を送信する車両用ナビゲーション装置
及びその情報通信方法及びコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体の提供が実現する。これにより、例えば、本発
明に係るナビゲーション装置が搭載された車両により旅
行等で移動している人は、他の車外の人に対して、移動
中の状況を知らせることができ、その車外の人は、場合
によっては道案内等を容易に行うことができる。
【0024】即ち、請求項1、請求項15の発明によれ
ば、外部通信装置に対して自車両の移動軌跡または写真
情報を送信することができ、外部通信装置の操作者に、
自車両の移動の経過を視覚的に効率良く知らせることが
できる。
【0025】また、請求項2、請求項13、請求項1
6、請求項20の発明によれば、より詳細な情報を知ら
せることができる。
【0026】また、請求項3、請求項17の発明によれ
ば、自車両がこれから移動する経路を知らせることがで
き、外部通信装置の操作者による道案内等が容易に行え
る。
【0027】また、請求項6、請求項7の発明によれ
ば、送信する情報量を最小限に抑制することができる。
【0028】また、請求項8乃至請求項11、請求項1
8及び請求項19の発明によれば、外部通信装置が地図
情報やナビゲーション装置と同じ画像表示機能を備えて
いなくても、地図画像を表示することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用ナビゲ
ーション装置及びその情報通信方法を、自動車に搭載さ
れたナビゲーションユニットに適用した実施形態とし
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0030】はじめに、本実施形態におけるナビゲーシ
ョンユニットの装置構成、並びに、そのナビゲーション
ユニットと外部通信装置とによって構成される通信シス
テムの全体構成について、図1及び図2を参照して説明
する。
【0031】図1は、本実施形態に係るナビゲーション
ユニットが搭載された自動車の運転席周辺の機器配置を
例示する図である。
【0032】同図において、1は、ナビゲーションユニ
ットであり、例えば車室内のセンタコンソールに操作パ
ネルを露出した状態で埋設される。2は、ナビゲーショ
ンユニット1の各種操作が可能なナビ操作モジュールで
あり、例えばレンジシフトレバーの近傍等に設けられ
る。ナビ操作モジュール2には、ナビゲーション機能を
操作するスイッチ、デジタルカメラ4から写真情報(画
像情報)を取り込むためのスイッチ、或いは携帯電話3
を介して外部装置とのデータの送受信を行うためのスイ
ッチ等が統合された操作スティックが設けられており、
操作者は、ディスプレイ8等の表示画面を参照しなが
ら、ナビゲーションユニット1の各種操作を行う。
【0033】3は、ナビゲーションユニット1に着脱可
能に接続される携帯電話である。4は、ナビゲーション
ユニット1に着脱可能に接続されるデジタルカメラであ
り、写真データを外部通信装置に対して送信しないので
あれば、接続する必要は無い。
【0034】本実施形態において、デジタルカメラ4に
は、CCD(Charg-Coupled Device)等の撮像デバイスを
含む一般的な撮影機能の他に、撮影方向を検出可能なコ
ンパス42、並びに受信したGPS信号に基づいて現在
位置を検出するGPSセンサ43が備えられており、デ
ジタルカメラ4によって撮影された写真データ(画像デ
ータ)には、写真1枚づつ個別の識別(ID)データ、
撮像デバイスによって生成された写真データ、GPSセ
ンサ43によって検出された撮影位置を表わす座標デー
タ(緯度、経度、標高)、コンパス42によって検出さ
れた方位データ、並びに当該写真データが生成された日
付データの各フィールドからなるデータフォーマットを
有する。
【0035】尚、写真データは、上記の如くデジタルカ
メラ4により入手したデータに限られるものではなく、
例えばスキャナを用いて外部のパーソナルコンピュータ
に入手した写真データを、携帯電話3等を用いた通信ラ
インを介して入手しても、或いは着脱可能な記憶媒体を
介して入手しても良い。
【0036】6は、ナビゲーションユニット1に対して
乗員が音声を入力するマイクと、当該ユニットから出力
される音声信号が出力されるスピーカとを備えるスピー
カ・マイクユニットであり、携帯電話3による通話や、
音声出力によるガイダンス等に使用される。スピーカ・
マイクユニット6は、一例として車両のAピラーに埋設
される。7は、ナビゲーションユニット1による経路誘
導情報や車速等の各種情報が表示されるヘッドアップデ
ィスプレイ(HUD)である。8は、ダッシュボードに
設けられたディスプレイであり、ヘッドアップディスプ
レイ7と同様な情報や、更に詳細な車両の作動状態等の
モニタ情報等が表示される。
【0037】図2は、本実施形態における通信システム
の全体構成と、ナビゲーションユニット及び外部通信装
置の概略構成を示す図である。
【0038】<ナビゲーションユニット1>同図におい
て、ナビゲーションユニット1には、図1を参照して上
述したように、ナビ操作モジュール2、携帯電話3、デ
ジタルカメラ4、マイク・スピーカユニット6、HUD
7、そしてディスプレイ8が不図示のインタフェースを
介して接続されており、マイクロコンピュータ11は、
予めROM等に格納された制御プログラムを実行するこ
とにより、地図データ12、GPS(グローバルポジシ
ョニングシステム)センサ13やジャイロ等のセンサ出
力信号に基づいて、一般的な手法により現在位置の検出
や、所望の目的地への経路誘導等を行うと共に、外部通
信装置としての据置型の通信装置9との通信処理(詳細
は後述する)を行う。
【0039】ここで、地図データ12は、DVD−RA
Mドライブ等の不図示のドライブユニットを含み、道
路、鉄道、河川等のルートを表わす位置情報、地名、店
舗や民家、並びにそれらの電話番号及び住所等の各種情
報が格納されたDVD等の記憶媒体から読み出したデー
タである。
【0040】また、地図データ12は、所定の規格に基
づくデータフォーマットを有しており、上記の位置情報
は、GPS信号等に基づくマップマッチング等の一般的
なナビゲーション処理を実現すべく、所定の座標系にお
ける座標値を表わす座標情報(緯度データ、経度デー
タ)からなり、且つその座標情報には、ディスプレイ8
に乗員(操作者)が認識可能な地図画像を表示するため
に、その座標情報に対応する地点の属性情報(道路及び
その等級、鉄道、河川、店舗等の識別情報)が各地点毎
に予め関連付けされている。
【0041】<通信装置9>また、図2において、通信
装置9は、マイクロコンピュータ91、ディスプレイ9
2、スピーカ93、マイク94、ハードディスク等の記
憶装置95、そしてモデム(或いはターミナル・アダプ
タ)96が備えられており、携帯電話3との音声やデー
タの双方向通信可能な通信機能を備えるところの、例え
ば家庭用のパーソナルコンピュータや所謂テレビ電話等
の情報機器が想定される。
【0042】マイクロコンピュータ91は、予めROM
や記憶装置95等に格納された制御プログラムを実行す
ることにより、モデム96を介して、一般的な手順に基
づいて市中の公衆回線に通信ラインを確立する機能を有
すると共に、ナビゲーションユニット1との通信処理
(詳細は後述する)を行う。
【0043】尚、通信装置9は、本実施形態の特徴を容
易に説明すべく据置型の通信装置として説明するが、据
置型に限られるものではなく、自機の現在位置を検出す
る、或いは外部より入手する機能と、ナビゲーション1
に接続された携帯電話3との音声やデータの双方向通信
可能な通信機能とを備えていれば、携帯型の情報端末
(PDA)であっても良い。
【0044】上記のような装置構成を備えるナビゲーシ
ョンユニット1の携帯電話3と、通信装置9は、交換局
15及びその送受信アンテナ16を介して、市中の公衆
回線を利用した1対1の通信ラインを確立する。本実施
形態において使用する公衆回線としては、アナログ方式
またはデジタル方式の電話回線であっても、パケット通
信が可能な回線であっても良い。
【0045】[データ通信処理]ここで、上述したナビ
ゲーションユニット1及び通信装置9により行われる動
作制御処理に含まれるところの、データ通信処理につい
て概説する。
【0046】ナビゲーションユニット1は、通信ライン
を介して、当該ユニットが搭載された自動車(車両)の
現在位置周辺地域の地図画像(図6参照)を表わす地図
画像情報を、通信装置9に送信する。この地図画像情報
には、ナビゲーションユニット1の現在位置、自車両の
過去の移動軌跡、目的地への経路誘導路を識別可能なシ
ンボル画像の情報、そして移動軌跡に対応する通過時刻
(日時)、メッセージ、写真(またはそのサムネイル画
像)の情報が含まれており、この地図画像情報のデータ
形式は、一般的なパーソナルコンピュータで容易に再生
可能な、所謂ビットマップ、JPEG、GIF等のデー
タ形式を、使用する通信ラインのデータ転送速度、どの
程度詳細な地図画像を通信装置9側にて表示するかに応
じて選択すれば良い。
【0047】本実施形態によれば、当該地図画像情報を
受信した通信装置9は、ナビゲーションユニット1の地
図データ12と同じ規格の地図情報及びその地図情報に
基づく地図画像の表示処理モジュール(ソフトウエアま
たはハードウエア)を自機に備えていなくても、受信し
た地図画像情報をディスプレイ92に容易に表示するこ
とができ、通信装置9の操作者は、表示された地図画像
を見ることにより、ナビゲーションユニット1が搭載さ
れた自動車の所在地、移動の経過を容易に認識すること
ができる。
【0048】次に、ナビゲーションユニット1及び通信
装置9の動作制御処理について詳細に説明する。尚、本
実施形態において、ナビゲーションユニット1は、当該
ユニットが搭載された自動車のバッテリから電源を供給
されており、イグニッションがオフ状態であっても、後
述する通信処理は実行可能な装置構成とする。
【0049】<ナビゲーションユニット1の動作制御処
理>図3は、本実施形態におけるナビゲーションユニッ
ト1の動作制御処理を示すフローチャートであり、マイ
クロコンピュータ11が実行するソフトウエアの手順を
表わす。
【0050】同図において、ステップS1,ステップS
2:ナビゲーション1が搭載された自動車のイグニッシ
ョンキースイッチ(不図示)がオン状態に操作されたか
を判断し(ステップS1)、この判断でNO(イグニッ
ション:オフ)のときにはステップS7に進み、YES
(イグニッション:オン)のときにはGPSセンサ13
の出力信号等に基づいて、一般的な手法により自車両の
現在位置(緯度・軽度データ等からなる座標情報)を算
出する(ステップS2)。
【0051】ステップS3,ステップS4:ステップS
2にて算出した現在位置の座標情報に基づいて、地図デ
ータ12から現在位置周辺の地図情報を読み出し(ステ
ップS3)、設定された所望の目的地への経路誘導路の
設定処理を行う(ステップS4)。
【0052】ステップS5,ステップS6:現在位置、
その周辺地域、走行軌跡(経路誘導路)等を含む地図画
像を、一般的なナビゲーション装置と同様な手順によ
り、ステップS3にて読み出した地図情報を利用して、
乗員によって設定された所望の縮尺でディスプレイ8に
表示する(ステップS5)と共に、マイク・スピーカユ
ニット6やHUD7を利用した経路誘導等の所定のナビ
ゲーション処理を行う(ステップS6)。
【0053】ステップS7:外部の通信装置に送信すべ
き各種のデータを記憶するデータ記憶処理を行う。
【0054】ステップS8:本実施形態の特徴となるデ
ータ通信処理を行う。
【0055】尚、上述したステップS1からステップS
6の各ステップにおける処理は、一般的な手法によるも
のとし、本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0056】図4は、本実施形態におけるナビゲーショ
ンユニット1のデータ記憶処理を示すフローチャートで
あり、図3のステップS7の詳細を示す。
【0057】同図において、ステップS11〜ステップ
S13:所定の時間周期(例えば10分程度)が経過し
たかを判断し(ステップS11)、この判断でNOのと
き(所定時間が経過していないとき)にはステップS1
4に進み、YESのとき(所定時間が経過したとき)に
は、ステップS2にて検出した現在位置及びその現在位
置における時刻を、EEPROM(不図示)等のメモリ
に記憶し(ステップS12)、更にステップS4にて経
路誘導路が設定されているときには、その経路誘導路を
表わす経路誘導路情報を、当該メモリに記憶する(ステ
ップS13)。これらのステップにより、当該メモリに
は、現在位置が当該所定の時間周期で時系列に格納され
るため、係る時系列の位置情報は、自車両の移動軌跡を
表わす情報として使用することができる。
【0058】ステップS14,ステップS15:デジタ
ルカメラ4からの写真データの入力操作が行われたかを
判断し(ステップS14)、この判断でNO(当該操作
無し)のときにはステップS16に進み、YES(当該
操作有り)のときには、入力される写真データを、その
写真データに関連づけされている撮影位置の座標データ
(緯度、経度、標高)、撮影方向の方位データ、並びに
当該写真データが生成された日付データと共に、EEP
ROM(不図示)等のメモリに記憶する(ステップS1
5)。
【0059】ステップS16,ステップS17:ナビ操
作モジュール2等の操作により、コメント(メッセー
ジ)の入力操作が行われたかを判断し(ステップS1
6)、この判断でNO(入力操作無し)のときにはステ
ップS18に進み、YES(入力操作有り)のときに
は、入力されるメッセージデータを、ステップS2にて
検出した現在位置及びその現在位置における時刻に関連
付けした状態で、EEPROM(不図示)等のメモリに
記憶する(ステップS17)。
【0060】ステップS18,ステップS19:ナビゲ
ーション1が搭載された自動車のイグニッションキース
イッチ(不図示)の操作状態(オン・オフ状態)に変化
があったかを判断し(ステップS18)、この判断でN
O(操作状態の変化無し)のときには処理を終了(即
ち、図3のステップS8に進み)し、YES(操作状態
の変化有り)のときには、当該スイッチの操作状態を、
ステップS2にて検出した現在位置及びその現在位置に
おける時刻に関連付けした状態で、EEPROM(不図
示)等のメモリに記憶し(ステップS19)、処理を終
了する。
【0061】図5は、本実施形態におけるナビゲーショ
ンユニット1のデータ通信処理を示すフローチャートで
あり、図3のステップS8の詳細を示す。
【0062】同図において、ステップS21:ナビ操作
モジュール2等の操作により、データ送信を開始可能な
所定の送信スイッチのオン操作が行われたかを判断し、
この判断でYES(当該スイッチの操作有り)のときに
は、ステップS26に進み、NO(当該スイッチの操作
無し)のときにはステップS22に進む。
【0063】ステップS22,ステップS23:データ
送受信の許容・禁止を設定可能な所定のスイッチの設定
状態を判断することにより、データ送受信の許可モード
が設定されているかを判断し(ステップS22)、この
判断でYES(許可モード)のときにはステップS23
に進み、NO(禁止モード)のときにはステップS24
に進む。そして、ステップS23では、外部の通信装置
(通信装置9)からデータ送信をリクエストする所定の
信号を受信したかを判断し、この判断でYESのとき
(当該信号を受信したとき)にはステップS26に進
み、NOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステ
ップS24に進む。尚、使用する通信ラインが電話回線
の場合は、リクエスト信号を受信するために回線が確立
したものとする。
【0064】ステップS24,ステップS25:外部の
通信装置へのデータ送信を自動的に行う自動送信モード
が設定されているかを判断し、この判断でYES(自動
送信モード)のときにはステップS25に進み、NOの
とき(マニュアル送信モードのとき)には処理を終了す
る(即ち、図3のステップS1に戻る)。
【0065】ステップS25:前回データを送信してか
ら所定の時間周期(例えば10分程度)が経過した場
合、外部の通信装置に前回データを送信した時点からデ
ータを送信しない状態で自車両が走行した距離が所定距
離を越えた場合、或いは送信すべき画像データが表わす
地図画像の縮尺レベルが所定の縮尺率より大きく(即
ち、広範囲な地図画像)なる場合の何れかに相当するか
を判断し、この判断で何れかの場合に相当するときには
ステップS26に進み、何れの場合にも相当しない場合
には処理を終了する。
【0066】ここで、送信すべき画像データが表わす地
図画像の縮尺レベルが所定の縮尺率より大きくなる場合
とは、例えば、設定されている経路誘導路の目的地と、
次回のデータ送信時に送信すべきデータであってメモリ
に記憶された未だ送信していない過去の現在位置との距
離が離れ過ぎており、それら2ヶ所の位置が当該所定の
縮尺率の地図画像には納まらない場合である。
【0067】ステップS26,ステップS27:ステッ
プS7(データ記憶処理:図4)にて記憶したデータ
(最新及び過去の現在位置情報、写真情報、メッセージ
情報、イグニッションの操作状態情報等)を当該メモリ
から読み出し(ステップS26)、読み出したデータの
中から今回送信すべきデータを選択する(ステップS2
7)。ステップS27における選択の基準としては、デ
ータの通信量を最小限にすべく、前回のデータ送信では
送信しなかったデータ或いは当該メモリに記憶されてい
なかったデータ、最新の現在位置から所定時間前までの
現在位置までのデータ、或いは所定距離を走行する間に
記憶したデータを選択する。
【0068】ステップS28,ステップS29:GPS
センサ13の出力信号等に基づいて、一般的な手法によ
り自車両の現在位置(緯度・軽度データ等からなる座標
情報)を算出し(ステップS28:上述した図3のステ
ップS2にて算出した座標情報を利用しても良い)、デ
ータを送信すべき相手先の電話番号に従って地図データ
12を参照することにより、その相手先の所在地を検出
すると共に、自車両の現在位置及び相手先の所在地を含
む周辺地域の地図データ(座標情報)を、地図データ1
2から読み出す(ステップS29)。
【0069】ステップS30:データを送信すべき相手
先(ステップS23にて受信を検出した送信リクエスト
信号の送信元、またはステップS21にて操作を検出し
た自車両の乗員が所望する相手先)がナビゲーションユ
ニット1と同様な規格の地図データを有し、当該ユニッ
トと同様な手順に従って地図画像を表示可能な装置か、
或いは一般的なパーソナルコンピュータの如く地図デー
タを有しない装置であるかを判断し、この判断でYES
(地図データを有する)のときにはステップS31に進
み、NOのときにはステップS32に進む。本ステップ
における判断方法としては、ナビゲーションユニット1
から相手先の装置に対して所定の確認信号を送信し
(尚、ステップS21にて操作を検出した自車両の乗員
が所望する相手先の場合は、通信ラインを確立する処理
を含む)、その確認信号に対する所定のレスポンス信号
を受信するか否かで判断すれば良い。
【0070】ステップS31:ステップS30の判断
で、当該相手先の装置はナビゲーションユニット1と同
様な地図データ及びそのデータに基づく地図画像表示機
能を備えると判断されたので、ステップS27にて選択
したデータ(座標情報からなる現在位置情報、移動軌跡
を表わす過去の現在位置情報、並びに経路誘導路情報
等)をそのままのデータ形式で送信し、処理を終了す
る。
【0071】ステップS32:ステップS30の判断
で、当該相手先の装置はナビゲーションユニット1と同
様な地図データ及びそのデータに基づく地図画像表示機
能は備えていないと判断されたので、その相手先の通信
装置にてナビゲーションユニット1のディスプレイ8に
表示される地図画像と同様な画像を表示するためには、
一般的なパーソナルコンピュータで容易に再生可能な、
所謂ビットマップ、JPEG、GIF等のデータ形式の
地図画像情報を送信する必要がある。そこで、本ステッ
プでは、ステップS29にて読み出した地図データ(座
標情報)を、上記の何れかのデータ形式の画像データ
(地図画像情報)に変換する。
【0072】ここで、座標情報から画像データへの変換
の方法としては、上述したように、座標情報には、ディ
スプレイ8に乗員(操作者)が認識可能な地図画像を表
示するために、その座標情報に対応する地点の属性情報
(道路及びその等級、鉄道、河川、店舗等の識別情報)
が各地点毎に予め関連付けされているので、属性情報の
種類毎に予め変換すべき色情報(例えば、道路は白、鉄
道は黒、河川は青、経路誘導路は赤等)を予め設定して
おき、その設定に従って、画像データに変換すべき範囲
の座標情報に予め関連付けされている個々の属性情報
を、それぞれ色情報に変換すれば良い。
【0073】また、ステップS32では、属性情報の全
ての種類について色情報の変換を行うと、送信する画像
データのデータ量が大きくなるので、属性情報のうち所
定の属性情報(店舗や民家)については、その属性情報
が表わす属性を操作者が認識可能な色情報への変換を行
わずに、例えば緑色等の地図画像の背景色に設定とする
ことにより、所定の圧縮形式の画像データとして送出す
るに際して、送信データ量が少ない簡略化された地図画
像情報を生成することができる。
【0074】また、ステップS32では、通信相手先の
所在地が遠方であり、ステップS25の説明における所
定の縮尺率の地図画像には納まらない場合、送信すべき
地図画像の一部(例えば図6の如く右下角の部分)に、
自車両の現在位置と当該通信相手先の所在地とが含まれ
る程度の高縮尺率(広範囲の)の地図画像(簡易地図画
像)を合成すると良い。
【0075】図6に示す地図画像の例においては、自車
両の移動軌跡及びその通過時刻、現在位置及びその先の
経路誘導路、写真データのサムネイル、メッセージ等が
含まれており、この場合、通信相手先の所在地が遠方で
あり、ステップS25の説明における所定の縮尺率の地
図画像には納まらないので、図6の地図画像の右下角の
部分には、自車両の現在位置と当該通信相手先の所在地
とが含まれる程度の縮尺率の地図画像(簡易地図画像)
を合成すると良い。
【0076】ステップS33,ステップS34:ステッ
プS32にて入手した画像データ(地図画像情報)に、
ステップS27にて選択した送信すべきデータを、ステ
ップS32と同様な方法で合成することにより、図6に
例示するような地図画像を表わす画像データを生成し
(ステップS33)、生成した画像データを、当該相手
先の通信装置に、現在確立されている通信ラインを介し
て送信し(ステップS34)、処理を終了する。
【0077】<通信装置9の動作制御処理>次に、ナビ
ゲーションユニット1と同様な地図データ及びそのデー
タに基づく地図画像表示機能は備えていない通信装置9
において行われる動作制御処理について説明する。
【0078】図7は、本実施形態における通信装置9の
動作制御処理を示すフローチャートであり、マイクロコ
ンピュータ91が実行するソフトウエアの手順を表わ
す。
【0079】同図において、ステップS41,ステップ
S42:地図画像情報の送信を要求する所定の操作が行
われたかを判断し(ステップS41)、この判断でNO
(当該操作無し)のときはリターンし、YES(当該操
作有りのときには、入力された携帯電話3の電話番号に
対する通信ラインを確立すると共に、確立した通信ライ
ンを介して、その携帯電話3が接続されているナビゲー
ションユニット1に地図画像情報の送信を要求する所定
の送信リクエスト信号を送信する。
【0080】ステップS43,ステップS44:現在確
立されている通信ラインを介して、ナビゲーションユニ
ット1から地図画像等を含む画像データを受信したかを
判断し(ステップS43)、この判断でNOのとき(受
信しないとき)はリターンし、YESのとき(受信した
とき)には、受信した画像データに従って、ディスプレ
イ92に地図画像(図6参照)を表示する。
【0081】上述した本実施形態によれば、ナビゲーシ
ョンユニット1が搭載された自動車の移動軌跡、経路誘
導路、写真情報、メッセージ等を外部の通信装置に対し
て送信することができるので、その外部の通信装置がナ
ビゲーションユニット1と同様な地図データ及びそのデ
ータに基づく地図画像表示機能を有する場合であって
も、上述した通信装置9のように当該機能を有していな
い装置の場合であっても、相手側の装置の操作者に自車
両の移動の経過を報知することができ、利便性が向上す
る。
【0082】尚、上述した本実施形態においては、ナビ
ゲーションユニット1と通信装置9とが通信ラインを介
して直接通信を行う構成を例に説明したが、この実施形
態構成に限られるものではない。例えば、インターネッ
トサービスプロバイダのサーバを介する一般的な電子メ
ールの送受信形態と同様に、ナビゲーションユニット1
から送信された画像データ等を市中の情報センタに備え
られたサーバコンピュータに一時的に格納しておき、格
納された画像データ等を、通信装置9の操作者が所望の
タイミングで通信装置9にダウンロードするシステム構
成を採用しても、本実施形態と同様な効果を享受するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るナビゲーションユニットが搭
載された自動車の運転席周辺の機器配置を例示する図で
ある。
【図2】本実施形態における通信システムの全体構成
と、ナビゲーションユニット及び外部通信装置の概略構
成を示す図である。
【図3】本実施形態におけるナビゲーションユニット1
の動作制御処理を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態におけるナビゲーションユニット1
のデータ記憶処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態におけるナビゲーションユニット1
のデータ通信処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態において通信装置9にて表示可能な
地図画像の表示例を示す図である。
【図7】本実施形態における通信装置9の動作制御処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ナビゲーションユニット, 2:ナビ操作モジュール, 3:携帯電話, 4:デジタルカメラ, 6:スピーカ・マイクユニット, 7:ヘッドアップディスプレイ(HUD), 8,92:ディスプレイ, 9:通信装置, 11,91:マイクロコンピュータ, 12:地図データ, 13,41:GPSセンサ, 15:交換局, 16:送受信アンテナ, 42:コンパス, 93:スピーカ, 94:マイク, 95:記憶装置, 96:モデム,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 浩司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 平林 繁文 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC03 AC06 AC08 AC09 AC14 AC18 AC19 AC20 AD01 5H180 AA01 BB05 BB13 BB15 CC04 CC12 FF04 FF05 FF25 FF27 FF33 FF35

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自機の現在位置を検出する現在位置検出
    手段と、検出された現在位置を表わす位置情報を、外部
    通信装置に対して送信する通信制御手段とを備える車両
    用ナビゲーション装置であって、 前記現在位置検出手段は、検出した現在位置を表わす位
    置情報を時系列に複数地点にわたって格納することによ
    り、過去の移動軌跡を記憶する記憶手段を含み、 前記通信制御手段は、前記現在位置を表わす位置情報と
    共に、前記記憶手段から時系列に読み出した複数地点の
    位置情報、或いは、入力された写真情報を、所定の外部
    通信装置に対して送信することを特徴とする車両用ナビ
    ゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手段は、更に、前記写真情
    報に関連付けされた撮影状況に関する情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装
    置。
  3. 【請求項3】 更に、前記現在位置検出手段によって検
    出された現在位置から所望の目的地への経路誘導路を算
    出すると共に、その目的地への経路誘導を行う経路誘導
    手段を備え、 前記通信制御手段は、更に、前記経路誘導路を表わす経
    路誘導路情報を送信することを特徴とする請求項1記載
    の車両用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記通信制御手段は、前記所定の外部通
    信装置から送信を要求する旨の情報を受信するのに応じ
    て、自動的に送信を行うことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記通信制御手段は、前記所定の外部通
    信装置への自動的な情報送信を禁止可能なマンマシンイ
    ンタフェースを含むことを特徴とする請求項4記載の車
    両用ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記通信制御手段は、前記現在位置を表
    わす位置情報と、前記複数地点の位置情報とを送信する
    ときに、前記複数地点の位置情報については、前記所定
    の外部通信装置に対して、未だ送信していない地点の位
    置情報だけを送信することを特徴とする請求項1乃至請
    求項5の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記通信制御手段は、前記現在位置を表
    わす位置情報と、前記複数地点の位置情報とを送信する
    ときに、前記複数地点の位置情報については、前記所定
    の外部通信装置に対して、最新の位置情報から所定時間
    前までの位置情報だけを送信することを特徴とする請求
    項1乃至請求項5の何れかに記載の車両用ナビゲーショ
    ン装置。
  8. 【請求項8】 前記通信制御手段は、 前記現在位置を表わす位置情報、その現在位置の周辺地
    域を表わす地図情報、並びに前記複数地点の位置情報に
    基づいて、前記現在位置と、前記複数地点の位置情報に
    よって表される過去の移動軌跡とを識別可能なシンボル
    画像を含む前記周辺地域の地図画像を表わす地図画像情
    報を生成すると共に、その地図画像情報を、前記所定の
    外部通信装置に対して送信することを特徴とする請求項
    1記載の車両用ナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 前記現在位置を表わす位置情報、前記周
    辺地域を表わす地図情報、並びに前記複数地点の位置情
    報は、所定の座標系における座標値を表わす座標情報で
    あり、且つその座標情報には、その座標情報に対応する
    地点の属性情報が各地点毎に予め関連付けされており、 前記通信制御手段は、前記現在位置、前記周辺地域、並
    びに前記複数地点を表わす座標情報に予め関連付けされ
    ている属性情報を、前記属性情報の種類毎に予め設定さ
    れている色情報に変換することにより、前記地図画像情
    報を生成することを特徴とする請求項8記載の車両用ナ
    ビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 前記通信制御手段は、 前記現在位置を表わす位置情報、その現在位置の周辺地
    域を表わす地図情報、並びに前記経路誘導路情報に基づ
    いて、前記現在位置と、前記経路誘導路とを識別可能な
    シンボル画像を含む前記周辺地域の地図画像を表わす地
    図画像情報を生成すると共に、その地図画像情報を、前
    記所定の外部通信装置に対して送信することを特徴とす
    る請求項3記載の車両用ナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 前記現在位置を表わす位置情報、その
    現在位置の周辺地域を表わす地図情報、並びに前記経路
    誘導路情報は、所定の座標系における座標値を表わす座
    標情報であり、且つその座標情報には、その座標情報に
    対応する地点の属性情報が各地点毎に予め関連付けされ
    ており、 前記通信制御手段は、前記現在位置、前記周辺地域、並
    びに前記経路誘導路情報を表わす座標情報に予め関連付
    けされている属性情報を、前記属性情報の種類毎に予め
    設定されている色情報に変換することにより、前記地図
    画像情報を生成することを特徴とする請求項10記載の
    車両用ナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】 前記通信制御手段は、前記地図画像情
    報を生成するときに、前記属性情報のうち所定の属性情
    報については、その属性情報が表わす属性を操作者が認
    識可能な前記色情報への変換を行わないことにより、前
    記シンボル画像を含む周辺地域の簡略化された地図画像
    を生成することを特徴とする請求項9または請求項11
    記載の車両用ナビゲーション装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段は、前記複数地点の位置
    情報に対して、それら地点の通過時刻を表わす時刻情
    報、イグニッションのオン・オフ情報、或いは所望のメ
    ッセージ情報を関連付けして記憶しており、 前記通信制御手段は、前記複数地点の位置情報及びそれ
    ら位置情報に関連付けされている情報を前記記憶手段か
    ら時系列に読み出すと共に、前記所定の外部通信装置に
    対して送信することを特徴とする請求項1記載の車両用
    ナビゲーション装置。
  14. 【請求項14】 前記通信制御手段は、前記現在位置を
    表わす位置情報と共に、前記複数地点の位置情報、並び
    に前記写真情報を送信することを特徴とする請求項1記
    載の車両用ナビゲーション装置。
  15. 【請求項15】 自機の現在位置を検出し、検出した現
    在位置を表わす位置情報を、外部通信装置に対して送信
    する車両用ナビゲーション装置の情報通信方法であっ
    て、 検出した現在位置を表わす位置情報を時系列に複数地点
    にわたって格納することにより、過去の移動軌跡を記憶
    する記憶工程と、 前記現在位置を表わす位置情報と共に、前記記憶工程に
    て時系列に記憶した複数地点の位置情報、或いは、入力
    された写真情報を、所定の外部通信装置に対して送信す
    る情報通信工程と、を有することを特徴とする車両用ナ
    ビゲーション装置の情報通信方法。
  16. 【請求項16】 前記情報通信工程において、更に、前
    記写真情報に関連付けされた撮影状況に関する情報を送
    信することを特徴とする請求項15記載の車両用ナビゲ
    ーション装置の情報通信方法。
  17. 【請求項17】 前記情報通信工程において、更に、前
    記現在位置から所望の目的地への経路誘導路を表わす経
    路誘導路情報を送信することを特徴とする請求項15記
    載の車両用ナビゲーション装置の情報通信方法。
  18. 【請求項18】 前記情報通信工程において、 前記現在位置を表わす位置情報、その現在位置の周辺地
    域を表わす地図情報、並びに前記複数地点の位置情報に
    基づいて、前記現在位置と、前記複数地点の位置情報に
    よって表される過去の移動軌跡とを識別可能なシンボル
    画像を含む前記周辺地域の地図画像を表わす地図画像情
    報を生成すると共に、その地図画像情報を、前記所定の
    外部通信装置に対して送信することを特徴とする請求項
    15記載の車両用ナビゲーション装置の情報通信方法。
  19. 【請求項19】 前記情報通信工程において、 前記現在位置を表わす位置情報、その現在位置の周辺地
    域を表わす地図情報、並びに前記経路誘導路情報に基づ
    いて、前記現在位置と、前記経路誘導路とを識別可能な
    シンボル画像を含む前記周辺地域の地図画像を表わす地
    図画像情報を生成すると共に、その地図画像情報を、前
    記所定の外部通信装置に対して送信することを特徴とす
    る請求項17記載の車両用ナビゲーション装置の情報通
    信方法。
  20. 【請求項20】 前記記憶工程において、前記複数地点
    の位置情報に対して、それら地点の通過時刻を表わす時
    刻情報、イグニッションのオン・オフ情報、或いは所望
    のメッセージ情報を関連付けして記憶し、 前記情報通信工程においては、前記記憶工程にて前記複
    数地点の位置情報及びそれら位置情報に関連付けした情
    報を、前記所定の外部通信装置に対して送信することを
    特徴とする請求項15記載の車両用ナビゲーション装置
    の情報通信方法。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至請求項14の何れかに記
    載の車両用ナビゲーション装置として動作可能な制御プ
    ログラムコードが格納されていることを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項15乃至請求項20の何れかに
    記載の車両用ナビゲーション装置の情報通信方法を実現
    可能な制御プログラムコードが格納されていることを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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