JP2001304636A - 負イオン発生装置 - Google Patents

負イオン発生装置

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JP2001304636A
JP2001304636A JP2000119012A JP2000119012A JP2001304636A JP 2001304636 A JP2001304636 A JP 2001304636A JP 2000119012 A JP2000119012 A JP 2000119012A JP 2000119012 A JP2000119012 A JP 2000119012A JP 2001304636 A JP2001304636 A JP 2001304636A
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JP2000119012A
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English (en)
Inventor
Atsushi Miyauchi
淳 宮内
Kiyohiko Iwamoto
清彦 岩元
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水を吸い上げて周囲に飛散させるための吸上
パイプが貯水槽に浸漬されているため、水交換の度に重
量物の基台部全体を持ち上げる方法しかなく、基台部の
上げ下げなしに水交換ができる負イオン発生装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 本体1内に貯水槽8を設け、この貯水槽
8内の水に下端を挿入してモーター4で回転させる吸水
管7を設け、吸水管7で吸引した水を円周方向に飛散さ
せる回転板12を設け、回転板12の吐出方向に面して
対向壁面13を設け、この対向壁面13への衝突で発生
する負イオンを含む微細水滴を気水分離器9を通して搬
送する送風ファン6を設け、吸水管7の全部または一部
を屈曲自在の弾性体で形成することにより、貯水槽8を
本体1から引出して着脱可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レナード現象を利
用して空気中に負イオンを発生させる負イオン発生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水滴が空気中で分裂するとき、付近の空
気中に負イオンが発生し、水滴は負イオンと等量の正電
荷を得る現象はレナード効果(Lenard‘s ef
fect)として知られている。また、負イオンには人
体の副交感神経に作用し、神経系を鎮静させる効果があ
ることが知られている。
【0003】従来、この種の負イオン発生装置は特開平
5−192418号公報に記載されたものが知られてい
る。以下、その負イオン発生装置について図12〜図1
4を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように貯水槽101の上面開口部
には、蓋を兼ねる基台105が脱着可能に取り付けられ
ている。この基台105には開口部106が形成されて
おり、この開口部106の上には載置台107が設けら
れており、この載置台107にはモーター108が取り
付けられている。載置台107と基台105との間には
隙間109が確保されており、この隙間109から貯水
槽101内に空気が流れ込むようになっている。
【0005】前記載置台107に固定されたモーター軸
110は下向きに伸びており、このモーター軸110の
下端には周囲に設けた複数の連結具114により相互に
所定の間隙113を存して対向させた一対の回転板11
1、112が連結されている。また下側に位置する回転
板112の中央部には吸上パイプ115が連結されてい
る。この吸上パイプ115の上端が前記回転板112の
中央部に連結されていてその開口部が回転板112の上
面に臨まされているとともに、下端開口部は貯水槽10
1内に浸漬されている。
【0006】上記モーター108は、基台105に取付
けたモーターカバー116により覆われている。このモ
ーターカバー116には送風ファン117、17aの吐
出口が接続されており、外気をモーターカバー116内
に導入する。基台105の下面にはガイド板118が設
けられ、蛇行通路119を構成している。
【0007】また、前記基台105の端部には気水分離
筒120が取り付けられており、内部には邪魔板121
が取着されている。気水分離筒120の下端は貯水槽1
01の上部に開口されており、上端には供給ダクト12
2が連結されており、その上端に開口した吹出口123
が取り付けられている。
【0008】上記構成において、送風ファン117、1
7aを始動させて外気をモーターカバー116内に導入
し、この導入空気は載置台107と基台105との隙間
109を通過して貯水槽101の上部に導かれる。この
空気は貯水槽101の上部においてガイド板118の間
に形成した蛇行通路119を通り、気水分離筒120を
経て供給ダクト122の吹出口123から外部へ流出す
る。このような空気の流れの過程で、前記モーター10
8の回転により回転板111、112を一体的に回転さ
せることにより発生する間隙103での遠心力の作用
で、吸上パイプ115で貯水槽101の水を吸い上げる
とともに、この水を回転板111、112の遠心力で周
囲の空間に向けて飛散させ、この飛散により破砕されて
飛沫となり微粒化する。水が空気中で分裂して微粒化さ
れるとき、付近の空気はレナード効果により負イオン化
される。
【0009】このようなミストと空気の混合物は、さら
に気水分離筒120において邪魔板121に衝突するこ
とにより、さらに小さな粒子の水滴が邪魔板121に付
着し、よって水分が分離されて供給ダクト122の吹出
口123から外部へ放出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の負イ
オン発生装置では吸上パイプが貯水槽内に浸漬されてい
るため、水交換の度に重量物の基台部全体を持ち上げな
ければならないという課題があり、基台部の上げ下げな
しに水交換ができる負イオン発生装置が要求されてい
る。
【0011】また、本体を分離して貯水槽の水を交換す
るとき、基台部を持ち上げると吸上パイプ内部に残存し
ている水が滴り落ち、室内の床面を濡らすという課題が
あり、吸上パイプ内部の水が床面に滴下することのない
負イオン発生装置が要求されている。
【0012】また、負イオン効果を高め持続させるには
負イオン発生量を多くする必要があり、そのためには回
転板の直径を大きくしたり、回転数を増して遠心力を大
きくする方法が考えられるが、その結果本体寸法が大き
くなったり、騒音が高くなるという課題があり、本体寸
法を拡大することなく、回転板を上げることなく負イオ
ン発生量を増大することができる負イオン発生装置が要
求されている。
【0013】また、微粒化された水分子を効率良く分離
するためには、気水分離器機能を向上させる必要がある
が、本体の全体寸法が大きくなるという課題があり、本
体寸法をできるだけ増やすことなく気水分離機能を向上
できる負イオン発生装置が要求されている。
【0014】また、気水分離器で大粒の水滴が分離され
て負イオンを含む微粒化された水分子が吹出口から放出
されているが、その様子を目視確認できないという課題
があり、気水分離の分離前から分離後までの状態を目視
確認できる負イオン発生装置が要求されている。
【0015】また、室内の灯りでは微小水滴の目視確認
が難しいという課題があり、室内の灯りが暗くても気水
分離の分離前から分離後までの状態を目視確認できる負
イオン発生装置が要求されている。
【0016】また、長期間使用していると水に溶解して
いるカルシウムやマグネシウムなどのスケールが気水分
離器内に付着するという課題があり、気水分離器内を定
期的に容易に清掃できる負イオン発生装置が要求されて
いる。
【0017】また、回転板とは別に送風ファンが設けら
れており、回転板と送風ファンの間に一定以上の隙間を
設ける必要があるため本体寸法が厚くなるという課題が
あり、本体寸法を薄型化できる負イオン発生装置が要求
されている。
【0018】また、微細水に負イオンの生理効果を相乗
的に高める芳香物質を混合する場合、送風経路に芳香物
質を配置すると、芳香物質の種類や成分比により気化温
度が異なるため、芳香物質が拡散するとき成分バランス
が崩れるという課題があり、芳香物質の成分をバランス
良く放出することができる負イオン発生装置が要求され
ている。
【0019】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、吸上パイプが貯水槽内に浸漬されていて
も基台部分を持ち上げることなく、貯水槽の水交換がで
き、また貯水槽を取り出して水交換するとき、吸上パイ
プに付着している水により床面を濡らすことを防止で
き、また本体寸法を大きくしたり、回転板の回転数を上
げることなく、負イオン発生量を増大させることがで
き、また微細水を効率良く搬送および分離することがで
き、また本体高さを抑えて気水分離が確実にでき、また
気水分離の分離前から分離後までの状態を目視化するこ
とができ、また気水分離器内を容易に清掃することがで
き、また送風ファンの取付位置と形状を変更して、本体
寸法の薄型化ができ、また香り成分をバランス良く放出
することができる負イオン発生装置を提供することを目
的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の負イオン発生装
置は上記目的を達成するために、本体内に設けた貯水槽
と、この貯水槽内の水に下端を挿入して回転により水を
吸引する吸水管と、この吸水管で吸引した水を円周方向
に飛散させる回転板と、前記回転板の吐出方向に面して
設けた対向壁面と、この対向壁面への衝突で発生する負
イオンを含む微細水滴を気水分離器を通して搬送する送
風ファンと、前記吸水管および回転板を回転させるモー
ターを有し、前記吸水管の全部または一部を屈曲自在の
弾性体で形成し、前記貯水槽を着脱可能としたものであ
る。
【0021】本発明によれば、吸上パイプが貯水槽内に
浸漬されていても基台部分を持ち上げることなく貯水槽
の水交換ができる負イオン発生装置が得られる。
【0022】また他の手段は、貯水槽の上方位置に吸水
管と直交して水平方向に所定範囲のみ移動可能に設けた
保持棒を有し、この保持棒は前記貯水槽の着脱時の水平
移動に伴ない同一方向に移動し、前記吸水管を曲げると
ともに屈曲状態で保持したものである。
【0023】本発明によれば、貯水槽を取り出して水交
換するとき、吸上パイプに付着している水により床面を
濡らすことを防止できる負イオン発生装置が得られる。
【0024】また他の手段は、本体内に設けた貯水槽
と、この貯水槽内の水に下端を挿入して回転により水を
吸引する吸水管と、この吸水管で吸引した水を円周方向
に飛散させる回転板と、前記回転板の吐出方向に面して
設けた対向壁面と、この対向壁面への衝突で発生する負
イオンを含む微細水滴を気水分離器を通して搬送する送
風ファンと、前記吸水管および回転板を回転させるモー
ターを有し、前記の回転板を略一定の間隔を設けて上下
平行に複数個配し、各回転板に挟まれた吸水管壁部に開
孔部を設けたものである。
【0025】本発明によれば、複数個の各々の回転板か
ら水を飛散させて、飛散水の総量を増やし、微細水滴の
発生量を増加させることができる負イオン発生装置が得
られる。
【0026】また他の手段は、本体内に設けた貯水槽
と、この貯水槽内の水に下端を挿入して回転により水を
吸引させる吸水管と、この吸水管で吸引した水を円周方
向に飛散させる回転板と、前記回転板の吐出方向に面し
て設けた対向壁面と、この対向壁面への衝突で発生する
負イオンを含む微細水滴を気水分離器を通して搬送する
送風ファンと、前記吸水管および回転板を回転させるモ
ーターを有し、吸水管と回転板を一体化した大小複数の
漏斗状回転体を所定間隔だけ離して重ね略一体化したも
のである。
【0027】本発明によれば、内側と外側の各々の吸水
管から同時に多量の水を吸水して飛散させ、対向壁面に
当てることにより負イオンの発生量を増やすことができ
る負イオン発生装置が得られる。
【0028】また他の手段は、送風ファンは回転板と対
向壁面の間を上方向に通風するとともに、回転板の外周
端部を仰角方向に傾斜したものである。
【0029】本発明によれば、水の飛散方向を風の方向
に沿わせることにより微細水を効率良く搬送および分離
させることができる負イオン発生装置が得られる。
【0030】また他の手段は、着脱可能な貯水槽の底面
に当接するヒーター板を本体内に設けたものである。
【0031】本発明によれば、貯水槽内の水温を上げて
水のイオン解離を高め、負イオンを効率良く発生させる
ことができる負イオン発生装置が得られる。
【0032】また他の手段は、気水分離器には連続する
螺旋形状の案内板を配し、螺旋状に上昇する通風路を形
成したものである。
【0033】本発明によれば、本体高さを抑えて気水分
離が確実にできる負イオン発生装置が得られる。
【0034】また他の手段は、本体ケースを透明または
半透明材料で形成したものである。
【0035】本発明によれば、気水分離の分離前から分
離後までの状態を目視化できる負イオン発生装置が得ら
れる。
【0036】また他の手段は、気水分離器および支持筒
を透明または半透明材料で形成し、支持筒の内部に照明
手段を設けたものである。
【0037】本発明によれば、室内の灯りが暗くても照
明手段により気水分離器内の水滴を照らし出して、気水
分離の分離前から分離後までの状態を目視できる負イオ
ン発生装置が得られる。
【0038】また他の手段は、本体上部に形成される開
口部を覆うように分離可能に設けた吹出カバーと、前記
本体内に前記開口部より着脱可能に設けた気水分離器を
有したものである。
【0039】本発明によれば、汚れが付着した場合に簡
単に分離して気水分離器内などを容易に清掃することが
できる負イオン発生装置が得られる。
【0040】また他の手段は、送風ファンを最下段の回
転板の下面に略一体に設け、遠心ターボファンとしたも
のである。
【0041】本発明によれば、送風ファンの取付位置と
形状を変更して、本体寸法を薄型化できる負イオン発生
装置が得られる。
【0042】また他の手段は、貯水槽の水に芳香物質を
追加できる芳香物質追加手段を設けたものである。
【0043】本発明によれば、空気浄化しながら香り成
分をバランス良く放出することができる負イオン発生装
置が得られる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明は、本体内に設けた貯水槽
と、この貯水槽内の水に下端を挿入して回転により水を
吸引する吸水管と、この吸水管で吸引した水を円周方向
に飛散させる回転板と、前記回転板の吐出方向に面して
設けた対向壁面と、この対向壁面への衝突で発生する負
イオンを含む微細水滴を気水分離器を通して搬送する送
風ファンと、前記吸水管および回転板を回転させるモー
ターを有し、前記吸水管の全部または一部を屈曲自在の
弾性体で形成し、前記貯水槽を着脱可能としたものであ
り、貯水槽を引出すとき、弾性体で形成された吸水管は
貯水槽壁面に当たると折り曲げられるため貯水槽はその
まま通過することができ、本体を持ち上げることなく貯
水槽を取り出すことができるという作用を有する。
【0045】また、貯水槽の上方位置に吸水管と直交し
て水平方向に所定範囲のみ移動可能に設けた保持棒を有
し、この保持棒は前記貯水槽の着脱時の水平移動に伴な
い同一方向に移動し、前記吸水管を曲げるとともに屈曲
状態で保持したものであり、吸水管保持棒で弾性体の吸
水管を折り曲げた状態に保持し、吸水管内部に付着した
水滴が滴下することを防止できるという作用を有する。
【0046】また、本体内に設けた貯水槽と、この貯水
槽内の水に下端を挿入して回転により水を吸引させる吸
水管と、この吸水管で吸引した水を円周方向に飛散させ
る回転板と、前記回転板の吐出方向に面して設けた対向
壁面と、この対向壁面への衝突で発生する負イオンを含
む微細水滴を気水分離器を通して搬送する送風ファン
と、前記吸水管および回転板を回転させるモーターを有
し、前記の回転板を略一定の間隔を設けて上下平行に複
数個配し、各回転板に挟まれた吸水管壁部に開孔部を設
けたものであり、それぞれの回転板から吸水された水が
飛散し、対向壁面に衝突して発生する微細化水滴を増大
させることができるという作用を有する。
【0047】また、本体内に設けた貯水槽と、この貯水
槽内の水に下端を挿入して回転により水を吸引させる吸
水管と、この吸水管で吸引した水を円周方向に飛散させ
る回転板と、前記回転板の吐出方向に面して設けた対向
壁面と、この対向壁面への衝突で発生する負イオンを含
む微細水滴を気水分離器を通して搬送する送風ファン
と、前記吸水管および回転板を回転させるモーターを有
し、吸水管と回転板を一体化した大小複数の漏斗状回転
体を所定間隔だけ離して重ね略一体化したものであり、
内側と外側の各々の吸水管から同時に吸水して吸上げ量
を増やすことができるという作用を有する。
【0048】また、送風ファンは回転板と対向壁面の間
を上方向に通風するとともに、回転板の外周端部を仰角
方向に傾斜したものであり、回転板から対向壁面に向か
って水を飛散する方向と、送風ファンにより搬送される
空気の流れ方向を合わせて効率良く微細水滴を搬送する
ことができるという作用を有する。
【0049】また、着脱可能な貯水槽の底面に当接する
ヒーター板を本体内に設けたものであり、水温を上げて
水のイオン解離を進行させ負イオン発生量を多くできる
という作用を有する。
【0050】また、気水分離器には連続する螺旋形状の
案内板を配し、螺旋状に上昇する通風路を形成したもの
であり、微粒化されたミストが送風ファンにより螺旋形
状に沿って気水分離されながら搬送されるという作用を
有する。
【0051】また、本体ケースを透明または半透明材料
で形成したものであり、気水分離器に比較的大きな水滴
が付着し、負イオンを含んだ微細な水滴のみが搬送され
るが、この付着した水滴を外周枠を通して外部から目視
できるという作用を有する。
【0052】また、気水分離器および支持筒を透明また
は半透明材料で形成し、支持筒の内部に照明手段を設け
たものであり、気水分離器と支持筒に光を通して気水分
離器内に付着した水滴を照らし、外周枠を通して外部か
ら目視できるという作用を有する。
【0053】また、本体上部に形成される開口部を覆う
ように分離可能に設けた吹出カバーと、前記本体内に前
記開口部より着脱可能に設けた気水分離器を有したもの
であり、気水分離器と本体ケースにスケールなどの汚染
物が付着するが、気水分離器と本体ケースと吹出カバー
を簡単に分解して、それぞれに付着した汚染物を容易に
清掃することができるという作用を有する。
【0054】また、送風ファンを最下段の回転板の下面
に略一体に設け、軸流ターボファンとしたものであり、
回転板の下面にターボファンを一体に設けて薄型化で
き、対向壁面がターボファンの吹出側にあるため飛散水
滴が加速され負イオン発生量が増加するという作用を有
する。
【0055】また、貯水槽の水に芳香物質を追加できる
芳香物質追加手段を設けたものであり、芳香物質が溶解
した混合水を微細化して、負イオンと芳香物質を同時に
送風ファンにより気水分離器を通して搬送されるという
作用を有する。
【0056】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0057】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、本体1の下
方側面に吸込口2を設け、本体1の上端面に吹出口3を
設けている。本体1の内部にモーター4を支持するフレ
ーム5を設け、モーター4は下向きのシャフト軸に送風
ファン6と回転板12を軸支している。回転板12の下
部にはシリコンゴムの弾性体で形成された中空円錐形状
の吸水管7を一体に取り付けている。吸水管7の先端に
は水を吸い上げる吸水口7aを開孔している。本体1の
下部には貯水槽8を水平方向に引出し可能に内蔵し、吸
水管7の先端は貯水槽8の水中に挿入されている。
【0058】送風ファン6の上方には中空円筒形状の気
水分離器9が連通して設けられ、吹出口3に連通してい
る。気水分離器9は本体1の外枠となる本体ケース10
内に収納され、気水分離器9の天面には吹出口3を有し
た吹出カバー11が設置されている。
【0059】回転板12の周囲には、回転板12からの
飛散水を衝突させる対向壁面13を円環状に配置してい
る。回転板12の外周端と対向壁面13の内端とは所定
の間隔を設け、この間隔は好ましくは5mm以下に設定
している。回転板12から吐出された水が対向壁面13
に衝突すると、レナード効果により負イオンを有した微
細な水粒子が大量に生成されるものである。
【0060】上記構成において、まずモーター4を駆動
すると、シャフト軸に嵌合した送風ファン6とともに回
転板12および吸水管7が回転し、その遠心力を利用し
て貯水槽8の水が吸水管7の吸水口7aから吸引されて
吸水管7内を上昇し、回転板12の上面に沿って円周方
向に飛び散る。飛散水は対向壁面13に衝突してレナー
ド効果により負イオンを与えられた微細な水粒子が生成
され、送風ファン6により、吸込口2から吸引された室
内空気は微細な水粒子とともに気水分離器9を通って吹
出口3から吹き出される。また、対向壁面13で微細化
されなかった比較的大きな水粒子は対向壁面13への衝
突時、あるいは気水分離器9通過時に重力により貯水槽
8内へ戻される。
【0061】貯水槽8内の水が減少して水を新たに供給
する場合、貯水槽8を本体1から引出すと、貯水槽8の
側壁で吸水管7が折れ曲がり、貯水槽8の後部側壁8a
を乗り越え貯水槽8が水平に取り出される。また、水を
供給したのち貯水槽8を本体1に押し入れると、同じく
貯水槽8の後部側壁8aにより吸水管7は折り曲げられ
て後部側壁8aを乗り越え、さらに吸水管7は貯水槽8
内では元の形に戻ることとなる。
【0062】(実施例2)図2〜図4に示すように、貯
水槽8の左右側壁と平行に給水管を挟むように一対の保
持棒ガイド14、14aがケーシング15の下面に一体
に形成されている。また、保持棒ガイド14、14aに
は、保持棒16を保持するとともに前後に移動するため
の長穴17、17aが設けられている。また、貯水槽8
を引き出すとき保持棒16の両端に当接する一対の突起
18、18aが貯水槽8の左右側壁に一体に形成されて
いる。
【0063】上記構成において、貯水槽8を引き出すと
一対の突起18、18aが保持棒16に当接し、そのま
ま保持棒16を長穴17、17aに沿って手前に移動さ
せる。そのとき保持棒16は弾性体の吸水管7を折り曲
げた状態に保ち、吸水管7内部からの水垂れを防止する
ことができる。
【0064】また、貯水槽8の水を交換した後、貯水槽
8を挿入すると、再び側壁の突起18、18aが保持棒
16に当接し、そのまま保持棒16を長穴17、17a
に沿って奥に移動させる。従って、保持棒16により折
り曲げた状態に保たれていた吸水管7が保持棒16から
外れ、正規の形状に戻ることとなる。
【0065】(実施例3)図5に示すように、中空円錐
形状の合成樹脂製の吸水管19上部には回転板12の上
方に一定の間隔を設けて上下並行にもう一つの回転板1
2aが配設され、この回転板12aは中心部から下方向
に逆円錐形状に突出した吸水管壁部21で回転板12に
連結されている。また、前記吸水管壁部21には複数の
開口部22が略等間隔に設けられており、開口部22の
面積と閉止部の面積とは略同一としている。
【0066】上記構成において、吸水管19で吸い上げ
られた水の一部は開口部22を通り、回転板12の上面
に沿って円周方向に飛び散り、また吸い上げられた水の
残りは吸水管壁部21に沿って上昇し、回転板12aの
上面を円周方向に飛び散り、それぞれ対向壁面13に衝
突する。このときそれぞれの衝突で負イオンを与えられ
た微細な水粒子が生成され、合流して送風ファン6によ
り気水分離器9を通って吹出口3から空中に吹き出すこ
とになる。従って、回転板の径を大きくすることなく、
またモーター4の回転数を高くすることなく負イオンの
発生量を増やすことができる。
【0067】また、室内空気が汚染されている場合は飛
散水に通して汚染物質を水に溶け込ませ、貯水槽8に回
収して空気浄化を行うことができるが、回転板12、1
2aのそれぞれから水を飛散することにより水膜が多層
となり、汚染空気が水に接触する時間が長くなって空気
浄化性能を向上することができる。
【0068】(実施例4)図6に示すように、吸水口2
3aを備えた中空円錐形状の吸水管23と吸水を周囲に
飛散させる回転板20aが一体化した漏斗状小回転体2
4と、吸水口24aを備えた中空円錐形状の吸水管25
と回転板20が一体化した漏斗状大回転体26とが所定
の間隔だけ離し、吸水口23aと吸水口24aとが同心
円となり、回転板20、20aが一定の間隔だけ離して
上下平行になるように重ねた状態に一体化して設けられ
ている。
【0069】上記構成において、モーター4を駆動させ
ると遠心力により貯水槽8より吸水口23aから吸い上
げられた水は吸水管23の内壁を上昇し、回転板20の
上面に沿って円周方向に飛び散り対向壁面13に衝突微
細化する。また吸水口24aから吸い上げられた水は吸
水管24の内壁を上昇し、回転板20aの上面に沿って
円周方向に飛び散り対向壁面13に衝突微細化する。こ
のとき水の吸い上げ量は吸水管が一重のものと比較して
増大し、回転板20、20aから飛散する水量も増える
ため負イオンを与えられた微細な水粒子量も多くなる。
従って、回転板20、20aの径を大きくすることな
く、またモーター4の回転数を上げることなく空中に放
出される負イオン量を増やすことができる。
【0070】(実施例5)図6に示すように、回転板2
0、20aの外周端部が斜め上方に約30度傾斜してい
る。この傾斜角度は、その延長線上が対向壁面13に当
たる範囲内であり、回転板20、20aの回転数と送風
ファン6の通風量に応じて適宜設定される。ケーシング
15内では送風ファン6により吸込口2から吸引された
空気が最下段の回転板20に沿い、回転板20、20a
と対向壁面13間では下から上に流通し、送風ファン6
を通り気水分離器へと送られる。
【0071】上記構成において、吸水管23、25で吸
い上げられた水が回転板20、20aの上面に沿って円
周方向に飛散し対向壁面13に衝突する。このとき回転
板20、20aの外周端が上方に傾斜しているため、水
は傾斜方向に飛び出し対向壁面13に斜め下方から衝突
する。衝突により発生した微細水滴の飛散方向は送風フ
ァン6による通風方向と同一方向のベクトル成分をもつ
ため合流しやすくなり、微細水滴を効率良く搬送するこ
とができる。実測データーでは外周端部が斜め上方に傾
斜した回転板20、20aとした場合は、水平な回転板
に比べて負イオン排出量を約10%増加することができ
る。
【0072】(実施例6)図6および図7に示すよう
に、本体1内にヒーター板27aを貯水槽8の底面に当
接するようにヒーター27が配設されている。貯水槽8
はヒーター板27aの熱により変形を起こさず、熱伝導
の良い金属製としている。また、ヒーター27は回転板
20、20aを停止した状態では40℃以下に保ち、貯
水槽8に触れて火傷しないように温度制御されている。
【0073】上記構成において、ヒーター27に通電す
るとヒーター板27aが熱せられ、貯水槽8に伝熱して
貯水槽8内の水温が上昇する。一般に物質がその成分原
子、イオンなどに可逆的に分解する反応は、高温ほど分
解が進む傾向があり、負イオンは水のイオン解離(H2
O→H++OH-)により発生する現象を利用している。
【0074】まず、運転開始時はヒーター板27aに通
電するとともに水温が40℃まで上昇しようとするが、
同時に回転板20、20aから飛散された水は気化熱を
奪われて水温より低温になって貯水槽8内へ戻されて混
合し、貯水槽8内の水温は20℃程度となる。
【0075】実測データーでは吹出口3での負イオン発
生数は、水温が10℃の場合は約4万個/ccである
が、水温が20℃に上昇することにより約6万個/cc
に増やすことができる。
【0076】(実施例7)図8および図9に示すよう
に、支持筒28の外周に螺旋形状の案内板29を一体形
成した気水分離器9を本体ケース10内に収納し、本体
ケース10との間に螺旋状の風路29aを形成し、上部
は吹出口3に連通している。風路29a下部は本体1内
に設けた複数の開孔部1aと連通し、送風ファン6の気
流を通すとともに、大粒の水滴を重力により貯水槽8に
戻すようになっている。
【0077】上記構成において、飛散水の衝突で生成さ
れた微細な水粒子は、気水分離器9を通過するとき、風
路29aに沿って吹出口3に搬送されることになるが、
このとき、微細化されなかった比較的大きな水粒子は気
水分離器9通過時に案内板29または本体ケース10内
面に付着し、時間とともに滴下して開孔部1aから貯水
槽8内へ戻されることになる。風路29aを螺旋形状と
して搬送距離を長くすることにより分離機能が向上し、
気水分離器9を大型化することなく確実に気水分離を行
うことができ、本体1の外観をシンプルにして小型化す
ることができる。
【0078】(実施例8)図8に示すように、本体1の
側面を覆う本体ケース10をAS樹脂などの透明または
半透明材料にて形成している。
【0079】本体ケース10の内部には気水分離器9と
ケーシング15が収納されており、気水分離器9に面す
る部分は平曲面状として内部を透視可能とし、下部は表
面に凹凸を設けて内部が見えない形状としている。
【0080】上記構成において、気水分離器9を通過す
るときに本体ケース10内面に付着した比較的大きな水
粒子は透明な本体ケース10を通して目視できるので、
分離前から分離後までの状態を視覚的に外部から確認す
ることができる。また大きな水粒子が集合して本体ケー
ス10の内面を滴下する状態も観察できるので、大きな
水滴が貯水槽8に回収されることも確認することができ
る。
【0081】(実施例9)図9に示すように、本体ケー
ス10、中ケース31および支持筒28はともにAS樹
脂にて形成され、中ケース31の内部には照明器30が
備えられている。
【0082】上記構成において、本体1を運転中に照明
器30を点灯させると光は中ケース31を透過して案内
板29または本体ケース10内面に付着した比較的大き
な水粒子を照らし、夜間など本体1が暗い状況下に置か
れていても、透明な中ケース31を通して分離前から分
離後までの状態を外部から確認することができる。照明
器30は内部から発光するため、水滴の付着状態や滴下
する様子をより鮮明に観察できるとともに、本体ケース
10を着色することにより室内のインテリアとして本体
1を幻想的に照らし出して気分を和らげ、さらに負イオ
ンとの相乗作用により使用者にリラックス感を与えるも
のである。
【0083】(実施例10)図9に示すように、本体上
ケース10aの上部開口に着脱可能に設けた吹出カバー
11はネジ32により固定されている。本体上ケース1
0aは本体下ケース10bに着脱自在に載置され、ネジ
33で固定されている。気水分離器9は中ケース31外
周を覆うように着脱自在に嵌入されている。
【0084】上記構成において、気水分離器9や本体上
ケース10a内面にスケールなどの汚染物が付着したと
きに、ネジ32、33を外して吹出カバー11、本体上
ケース10aおよび気水分離器9を分離することによ
り、容易に丸洗いすることができる。
【0085】また、本体上ケース10aまたは気水分離
器9がAS樹脂などの透明材質の場合は、汚れ状態を外
から目視できるため、清掃時期を簡単に判断することが
できる。
【0086】(実施例11)図10に示すように、最下
段の回転板20下面に複数の遠心ターボファン34が一
体に形成されている。また、ケーシング15が対向壁面
13および回転板20、20aを覆い、側壁内面が開孔
部1aに連通するようにフレーム5に配設されている。
【0087】上記構成において、回転板20aとターボ
ファン34が一体形であることにより送風部分が薄型化
され、本体1の高さ寸法を小型化できる。またモーター
4を駆動すると、シャフト軸に係止された吸水管19お
よび回転板20、20aが回転して水を飛散し、対向壁
面13に衝突させて負イオンを生成するとともに、回転
板20aと一体形となった遠心ターボファン34の回転
による送風がケーシング15の内面に沿って開孔部1a
を通過して気水分離器9に搬送されるため、送風がケー
シング15の内面に集中して風速が速くなり、レナード
効果を高めるとともに比較的大きな水粒子が案内板29
および本体ケース10内面への付着を加速し、気水分離
性能を向上させることができる。
【0088】(実施例12)図11に示すように、本体
ケース10に貯水槽8に芳香物質を所定量滴下させるた
めの芳香容器35が付設されている。
【0089】上記構成において、芳香容器35を操作し
て芳香物質を貯水槽8内の水に所定量滴下させた後、モ
ーター4を駆動させると合成樹脂製の吸水管19の回転
により撹拌され、水中に均一に混合される。芳香物質に
風のみを当てたり、加熱により蒸発させると、気化しや
すい成分から順に飛散するが、混合水を吸水して微細水
滴を生成することにより、空気浄化しながら芳香物質の
成分全体を同時にバランス良く負イオンとともに室内に
放出することができる。
【0090】負イオンは鎮静効果を有することは良く知
られており、例えば、鎮静効果を有するローズの香りを
用いることにより鎮静効果は相乗作用でさらに大きいも
のになる。
【0091】さらに、芳香容器35が本体ケース10に
付設されているので、貯水槽8の着脱の邪魔とならない
という効果がある。
【0092】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば吸水管を折り曲げて貯水槽を引出すことによ
り、本体部の上げ下げなしに水交換ができるとともに、
分離した本体部を一時的に置くための水受け皿などが不
要となる効果のある負イオン発生装置を提供することが
できる。
【0093】また、保持棒で吸水管を折り曲げた状態に
保持して、吸水管内部の水滴が滴下して床面を濡らすこ
とを防止できるという効果のある負イオン発生装置を提
供することができる。
【0094】また、複数個の回転板を所定の間隔を設け
て上下平行に配置することにより、対向壁面へ飛散する
水量および衝突面積が増えるため、負イオン量が増えて
効果を高め持続させることができるとともに、飛散水の
水膜が複数となるため汚染空気が水に接触する時間が長
くなり空気浄化性能を向上させることができるという効
果のある負イオン発生装置を提供することができる。
【0095】また、吸水管と回転板を一体化した大小複
数の漏斗状回転体を所定間隔だけ離して重ね一体化する
ことにより、水の吸水量を増して負イオン発生量を増加
させることができるという効果のある負イオン発生装置
を提供することができる。
【0096】また、回転板の外周端部を仰角方向に傾斜
させることにより、吸込空気の流れ方向に合わせて水を
飛散させ、効率良く負イオンを搬送させることができる
という効果のある負イオン発生装置を提供することがで
きる。
【0097】また、貯水槽の底面に当接するヒーター板
を設けることにより、水温を高めてイオン解離を促進さ
せ、負イオン発生量を増加させることができるという効
果のある負イオン発生装置を提供することができる。
【0098】また、気水分離器に螺旋形状の案内板を配
して、螺旋状に上昇する通風路を形成することにより、
気水分離器の高さ寸法を増やすことなく気水分離風路を
長くとることができ、分離機能を向上させて小スペース
化が可能になり、本体と気水分離器との一体化により本
体形状の大型化を抑えることができるという効果のある
負イオン発生装置を提供することができる。
【0099】また、本体ケースを透明または半透明材料
で形成することにより、気水分離の分離前から分離後ま
での状態を透明な本体ケースに付着する水滴の多少によ
り、外部から目視確認することができるという効果のあ
る負イオン発生装置を提供することができる。
【0100】また、気水分離器および支持筒を透明また
は半透明材料で形成し、支持筒の内部に照明器を設ける
ことにより、室内の灯りが暗くても水滴を内部から照ら
して気水分離の分離前から分離後までの状態を外部から
目視確認することができるとともに、気水分離器や支持
筒に着色などを施せばインテリア性の高い照明器として
効果も発揮できるという効果のある負イオン発生装置を
提供することができる。
【0101】また、吹出カバーを本体上部の開口部に分
離可能に設け、開口部から気水分離器を着脱可能に設け
ることにより、本体ケースと吹出口を有する吹出カバー
を分解可能にして、気水分離器や本体ケース内面に付着
したスケールなどの汚染物を定期的に容易に清掃するこ
とができる。また、透明な本体ケースとした場合は、汚
れ状態が目視確認できるので清掃時期が判り易いという
効果のある負イオン発生装置を提供することができる。
【0102】また、送風ファンを最下段の回転板の下面
に一体に設けた遠心ターボファンとすることにより、本
体を小型化し、負イオン発生量を増大することができる
という効果のある負イオン発生装置を提供することがで
きる。
【0103】また、貯水槽の水に芳香物質を追加する芳
香物質追加手段を設けることにより、空気浄化をしなが
ら負イオンとともに芳香物質の成分をバランス良く放出
し、鎮静効果などを相乗的に高めることができる。ま
た、本体に芳香物質追加手段を設けた場合は、貯水槽の
着脱操作の邪魔にならず、便利に使用できるという効果
のある負イオン発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負イオン発生装置の実施例1の本体の
側断面図
【図2】同実施例2の本体の側断面図
【図3】(イ)同実施例2の屈曲前の吸水管を示す側断
面図 (ロ)同実施例2の屈曲状態の吸水管を示す側断面図
【図4】同実施例2の本体の要部正断面図
【図5】同実施例4の本体の側断面図
【図6】同実施例5、6の本体の要部側断面図
【図7】同実施例6の水温上昇に対する負イオン数増加
の相関図
【図8】同実施例7、8の気水分離器取付の本体の透視
側断面図
【図9】同実施例9、10の照明器取付の本体の側断面
【図10】(イ)同実施例11の本体要部破断の側断面
図 (ロ)同実施例11の遠心ターボファンの下面図
【図11】同実施例12の本体の側断面図
【図12】従来例の一実施例を示す負イオン発生装置の
断面図
【図13】同実施例におけるA−A線の断面図
【図14】同実施例の分解状態を示す断面図
【符号の説明】
1 本体 3 吹出口 4 モーター 6 送風ファン 7 吸水管 8 貯水槽 9 気水分離器 10 本体ケース 11 吹出カバー 12 回転板 13 対向壁面 16 保持棒 19 吸水管 20、20a 回転板 21 吸水管壁部 22 開孔部 23 吸水管 24 漏斗状小回転体 25 吸水管 26 漏斗状大回転体 27a ヒーター板 28 支持筒 29 案内板 30 照明器 34 ターボファン 35 芳香容器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設けた貯水槽と、この貯水槽内
    の水に下端を挿入して回転により水を吸引する吸水管
    と、この吸水管で吸引した水を円周方向に飛散させる回
    転板と、前記回転板の吐出方向に面して設けた対向壁面
    と、この対向壁面への衝突で発生する負イオンを含む微
    細水滴を気水分離器を通して搬送する送風ファンと、前
    記吸水管および回転板を回転させるモーターを有し、前
    記吸水管の全部または一部を屈曲自在の弾性体で形成
    し、前記貯水槽を着脱可能とした負イオン発生装置。
  2. 【請求項2】 貯水槽の上方位置に吸水管と直交して水
    平方向に所定範囲のみ移動可能に設けた保持棒を有し、
    この保持棒は前記貯水槽の着脱時の水平移動に伴ない同
    一方向に移動し、前記吸水管を曲げるとともに屈曲状態
    で保持してなる請求項1記載の負イオン発生装置。
  3. 【請求項3】 本体内に設けた貯水槽と、この貯水槽内
    の水に下端を挿入して回転により水を吸引させる吸水管
    と、この吸水管で吸引した水を円周方向に飛散させる回
    転板と、前記回転板の吐出方向に面して設けた対向壁面
    と、この対向壁面への衝突で発生する負イオンを含む微
    細水滴を気水分離器を通して搬送する送風ファンと、前
    記吸水管および回転板を回転させるモーターを有し、前
    記の回転板を略一定の間隔を設けて上下平行に複数個配
    し、各回転板に挟まれた吸水管壁部に開孔部を設けてな
    る負イオン発生装置。
  4. 【請求項4】 本体内に設けた貯水槽と、この貯水槽内
    の水に下端を挿入して回転により水を吸引させる吸水管
    と、この吸水管で吸引した水を円周方向に飛散させる回
    転板と、前記回転板の吐出方向に面して設けた対向壁面
    と、この対向壁面への衝突で発生する負イオンを含む微
    細水滴を気水分離器を通して搬送する送風ファンと、前
    記吸水管および回転板を回転させるモーターを有し、吸
    水管と回転板を一体化した大小複数の漏斗状回転体を所
    定間隔だけ離して重ね略一体化してなる負イオン発生装
    置。
  5. 【請求項5】 送風ファンは回転板と対向壁面の間を上
    方向に通風するとともに、回転板の外周端部を仰角方向
    に傾斜してなる請求項1〜4記載の負イオン発生装置。
  6. 【請求項6】 着脱可能な貯水槽の底面に当接するヒー
    ター板を本体内に設けてなる請求項1〜5記載の負イオ
    ン発生装置。
  7. 【請求項7】 気水分離器には連続する螺旋形状の案内
    板を配し、螺旋状に上昇する通風路を形成してなる請求
    項1〜6記載の負イオン発生装置。
  8. 【請求項8】 本体ケースを透明または半透明材料で形
    成してなる請求項1〜7記載の負イオン発生装置。
  9. 【請求項9】 気水分離器および支持筒を透明または半
    透明材料で形成し、支持筒の内部に照明手段を設けてな
    る請求項8記載の負イオン発生装置。
  10. 【請求項10】 本体上部に形成される開口部を覆うよ
    うに分離可能に設けた吹出カバーと、前記本体内に前記
    開口部より着脱可能に設けた気水分離器を有してなる請
    求項1〜9記載の負イオン発生装置。
  11. 【請求項11】 送風ファンを最下段の回転板の下面に
    略一体に設け、遠心軸流ターボファンとしてなる請求項
    1〜10記載の負イオン発生装置。
  12. 【請求項12】 貯水槽の水に芳香物質を追加できる芳
    香物質追加手段を設けてなる請求項1〜11記載の負イ
    オン発生装置。
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