JP2001304145A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP2001304145A
JP2001304145A JP2000119131A JP2000119131A JP2001304145A JP 2001304145 A JP2001304145 A JP 2001304145A JP 2000119131 A JP2000119131 A JP 2000119131A JP 2000119131 A JP2000119131 A JP 2000119131A JP 2001304145 A JP2001304145 A JP 2001304145A
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JP
Japan
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chamber
back pressure
pressure chamber
pressure
scroll compressor
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Junya Tanaka
順也 田中
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部低圧時に背圧室のシール性を向上させ、
油の冷凍サイクルへの吐出量を削減したスクロール圧縮
機を提供する。 【解決手段】 密閉容器1a内に左右に電動機6と圧縮部
7を配置し、圧縮部7の旋回スクロール3の背面に設け
られ、同背面を同心円により三分割するメインフレーム
4に形成した2個の環状溝に各々嵌入される環状の小シ
ール16と大シール17により内側背圧室18と、中央背圧室
19と、外側背圧室20を設け、前記内部高圧型のときは、
前記内側背圧室18を低圧に、中央背圧室19を中間圧また
は高圧に、外側背圧室20を高圧にし、前記内部低圧型の
ときは、前記内側背圧室18を低圧に、中央背圧室19を中
間圧または高圧に、外側背圧室20を低圧にし、前記メイ
ンフレームに、前記メインフレーム4に形成した環状溝
の内周側に軸方向に段部4dをシャフト9の上方に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール圧縮機
に係わり、より詳細には運転状況に応じて圧縮機のタイ
プを内部高圧型と内部低圧型に変更可能としたものの内
側背圧室の油戻し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例によるスクロール圧縮機
の断面図、図6は、従来例によるスクロール圧縮機の要
部断面図、図7は、従来例によるスクロール圧縮機の要
部拡大断面図(a)とDDに対応する要部拡大断面図
(b)である。
【0003】従来のスクロール圧縮機1は、密閉容器1a
内に左右に電動機6と圧縮部7を配置し、同圧縮部7を
図示しない鏡板に渦捲き状のラップを有する固定スクロ
ール2と、旋回スクロール3とを噛み合わせ圧縮室7bを
形成し,前記旋回スクロール3を旋回させる旋回駆動軸
9aを先端に有する電動機6のシャフト9と、同シャフト
9を中央に形成した軸受け室4aに挿設した軸受5により
軸支するメインフレーム4とから構成され、前記固定ス
クロール2に設けた吐出口7aから圧縮冷媒が吐出される
気密な吐出室8と、前記電動機6を収容する気密な電動
機室6aとを前記圧縮部7により仕切るとともに、前記電
動機室6aの一側に、前記電動機6により駆動されるシャ
フト9の一端を軸支し、冷媒の流通孔10a を備えた副軸
受10により区画された副電動機室6bを形成している。
【0004】また、前記吐出室8に吐出管12を、前記圧
縮部7に吸入管11を各々接続するとともに、前記電動機
室6aに第一出入管14と、第二出入管13を各々接続してい
る。そして、冷房運転時に、前記吸入管11より低圧冷媒
を吸入し、前記圧縮部7にて圧縮した高圧冷媒を吐出室
6b、吐出管12を順次経由して前記第一出入管14から前記
電動機室6aへ流通して、第二出入管13から冷媒回路に吐
出させて前記スクロール圧縮機1を内部高圧型としてい
る。
【0005】また、暖房運転時に、冷媒回路からの低圧
冷媒を前記第二出入管13より前記電動機室6aに吸入し、
第一出入管14、吸入管11を順次経由して、前記圧縮部7
で圧縮した高圧冷媒を、吐出室8、吐出管12を流通して
前記冷媒回路に吐出させ、前記スクロール圧縮機1を内
部低圧型としている。
【0006】一方、前記圧縮部7の旋回スクロール3の
背面に設けられ、同背面を同心円により三分割するメイ
ンフレーム4に形成した2個の環状溝4b、4cに各々嵌入
される環状の小シール16と大シール17により内側背圧室
18と、中央背圧室19と、外側背圧室20を設け、前記内部
高圧型のときは、前記内側背圧室18を低圧に、中央背圧
室19を中間圧または高圧に、外側背圧室20を高圧にし、
前記内部低圧型のときは、前記内側背圧室18を低圧に、
中央背圧室19を中間圧または高圧に、外側背圧室20を低
圧にしている。
【0007】これによって、内部低圧運転時及び内部高
圧運転時ともに、前記圧縮部7の旋回スクロール3を固
定スクロール2に押付け、同固定スクロール2と旋回ス
クロール3の軸方向隙間を狭め、前記スクロール圧縮機
1の性能を向上している。
【0008】しかしながら、内部低圧運転時には、前記
圧縮部7のシール性向上のために前記圧縮室7bへ注油す
ると、油はすべて冷凍サイクルへ吐出されてしまう。そ
して、その油の吐出量が多いと、サイクル性能を低下さ
せる他、前記スクロール圧縮機1内の油が不足して信頼
性を低下させるおそれがある問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、前
記問題点に鑑み、圧縮機のタイプを内部高圧型と内部低
圧型に変更可能としたスクロール圧縮機において、内部
低圧時に背圧室のシール性を向上させるとともに、油の
冷凍サイクルへの吐出量を削減し、信頼性の低下を防
ぎ、性能を向上したスクロール圧縮機を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためなされたもので、密閉容器内に左右に電動機
と圧縮部を配置し、同圧縮部を鏡板に渦捲き状のラップ
を有する固定スクロールと、旋回スクロールとを噛み合
わせ圧縮室を形成し,前記旋回スクロールを旋回させる
旋回駆動軸を先端に有する電動機のシャフトと、同シャ
フトを中央に形成した軸受け室に挿設した軸受により軸
支するメインフレームと、副軸受により構成され、前記
密閉容器内を気密な電動機室と吐出室とに区画し、同吐
出室に吐出管を、前記圧縮部に吸入管を各々接続すると
ともに、前記電動機室に第一出入管と、第二出入管を各
々接続し、冷房運転時に、前記吸入管より低圧冷媒を吸
入し、前記圧縮部にて圧縮した高圧冷媒を吐出室、吐出
管を順次経由して前記第一出入管から前記電動機室へ流
通して、第二出入管から冷媒回路に吐出させて圧縮機を
内部高圧型となし、暖房運転時に、冷媒回路からの低圧
冷媒を前記第二出入管より前記電動機室に吸入し、第一
出入管、吸入管を順次経由して、前記圧縮部で圧縮した
高圧冷媒を、吐出室、吐出管を流通して前記冷媒回路に
吐出させ、前記圧縮機を内部低圧型とするとともに、前
記圧縮部の旋回スクロールの背面に設けられ、同背面を
同心円により三分割するメインフレームに形成した環状
溝に嵌入される環状の小シールと大シールにより内側背
圧室と、中央背圧室と、外側背圧室を設け、前記内部高
圧型のときは、前記内側背圧室を低圧に、中央背圧室を
中間圧または高圧に、外側背圧室を高圧にし、前記内部
低圧型のときは、前記内側背圧室を低圧に、中央背圧室
を中間圧または高圧に、外側背圧室を低圧にし、前記メ
インフレームに、前記中央背圧室から前記内側圧縮室へ
の油戻手段を設けてなるようにする。
【0011】そして、前記油戻手段が、前記環状溝の内
周側に軸方向に形成した段部であるようにする。
【0012】または、前記油戻手段が、前記環状溝の内
周縁から軸受け室の端部に向け放射状に形成した段部で
あるようにする。
【0013】あるいは、前記油戻手段が、前記環状溝の
内周側から軸受け室に向け挿通する絞り孔であるように
する。
【0014】さらに、前記油戻手段を、シャフトの上方
に形成してなるようにする。
【0015】一方、前記油戻手段を、複数個設けてなる
ようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明によるスクロール圧縮機の第一の実施例を示す要
部断面図、図2は、本発明によるスクロール圧縮機の第
一の実施例を示す要部拡大断面図(a)とAAに対応す
る要部拡大断面図(b)である。ここで、1はスクロー
ル圧縮機、1a は密閉容器、2は固定スクロール、3は
旋回スクロール、4はメインフレーム、4a は軸受け
室、4b 、4cは環状溝、4dは段部、5は軸受、6は電動
機、6aは電動機室、7は圧縮部、7aは吐出口、8は吐出
室、9はシャフト、9aは旋回駆動軸、11は吸入管、12
は吐出管、15は油、16は小シール、17は大シール、18は
内側背圧室、19は中央背圧室、20は外側背圧室である。
なお、スクロール圧縮機1の基本構造は、従来例と同様
なので、一部説明を省略する。
【0017】スクロール圧縮機1は、密閉容器1a内に左
右に電動機6と圧縮部7を配置し、同圧縮部7を図示し
ない鏡板に渦捲き状のラップを有する固定スクロール2
と、旋回スクロール3とを噛み合わせ圧縮室7bを形成
し,前記密閉容器1a内を気密な電動機室6aと吐出室8と
に区画し、同吐出室8の側面に吐出管12を、前記圧縮部
7の上部に吸入管11を各々接続している。
【0018】それとともに、前記圧縮部7の旋回スクロ
ール3の背面に設けられ、同背面を同心円により三分割
するメインフレーム4に形成した2個の環状溝4b、4cに
各々に嵌入される環状の小シール16と大シール17により
内側背圧室18と、中央背圧室19と、外側背圧室20を設
け、前記内部高圧型のときは、前記内側背圧室18を低圧
に、中央背圧室19を中間圧または高圧に、外側背圧室20
を高圧にし、前記内部低圧型のときは、前記内側背圧室
18を低圧に、中央背圧室19を中間圧または高圧に、外側
背圧室20を低圧にしている。
【0019】さらに、前記中央背圧室19から前記内側背
圧室18への油戻手段として、前記メインフレーム4に形
成した環状溝4bの内周側に軸方向に段部4dをシャフト9
の上方に形成している。
【0020】また、前記段部4dの深さ、断面形状は必要
な油戻し量により所定の値、形状にしている。この断面
形状を円弧状としたが、図2(c)に示すように平面に
面取りした直線状の断面形状にしてもよい。
【0021】次いで、この実施例による作用、効果につ
いて説明する。油の流れる経路は、電動機室6aから前シ
ャフト9の注油孔を通って圧縮室7bに入り、ガスととも
に前記吐出室8に入り、背圧導入孔(図示せず)より前
記中央背圧室19へ入る。
【0022】そして、前記環状溝4bの内周側に軸方向に
形成した段部4dにより、内側背圧室18に入り、前記電動
機室6aに戻すことができる。このため、中央背圧室19の
シール性を向上させるとともに、油15の冷凍サイクルへ
の吐出量を削減し、信頼性の低下を防ぐことができる。
【0023】図3は、本発明によるスクロール圧縮機の
第二の実施例を示す要部拡大断面図(a)とBBに対応
する要部拡大断面図(b)である。この実施例によれ
ば、前記中央背圧室19から前記内側背圧室18への油戻手
段として、前記メインフレーム4の環状溝4bの内周縁か
ら軸受け室4aの端部に向け放射状に段部4eを前記シャフ
ト9の上方に形成している。
【0024】次いで、この実施例による作用、効果につ
いて説明する。油15の流れる経路は、電動機室6aから前
シャフト9の注油孔を通って圧縮室7bに入り、ガスとと
もに前記吐出室8に入り、背圧導入孔(図示せず)より
前記中央背圧室19へ入る。
【0025】そして、前記環状溝4bの内周側に軸方向に
形成した段部4eにより、内側背圧室18に入り、前記電動
機室6aに戻すことができる。このため、中央背圧室19の
シール性を向上させるとともに、油15の冷凍サイクルへ
の吐出量を削減し、信頼性の低下を防ぐことができる。
【0026】さらに、この段部4eは、前記旋回スクロー
ル3の背面に対向する前記メインフレーム4に形成する
ので、加工が容易であり低コストである。特に、横型の
スクロール圧縮機の場合には、前記段部4eを前記シャフ
ト9の上方に形成することにより、油15を自然な流れに
より前記電動機室6aに戻す事が可能となる。
【0027】図4は、本発明によるスクロール圧縮機の
第三の実施例を示す要部拡大断面図(a)とCCに対応
する要部拡大断面図(b)である。この実施例によれ
ば、前記中央背圧室19から前記内側背圧室18への油戻手
段として、前記環状溝4bの内周側から軸受け室4aに向け
挿通する絞り孔4fを複数個設けている。そして、前記絞
り孔4fの径寸法は、所定の油戻し量から決定する。
【0028】次いで、この実施例による作用、効果につ
いて説明する。油15の流れる経路は、電動機室6aから前
シャフト9の注油孔を通って圧縮室7bに入り、ガスとと
もに前記吐出室8に入り、背圧導入孔(図示せず)より
前記中央背圧室19へ入る。
【0029】そして、前記環状溝4bの内周側から軸受け
室4aに向け挿通する絞り孔4 により、内側背圧室18に入
り、前記電動機室6aに戻すことができる。このため、中
央背圧室19のシール性を向上させるとともに、油15の冷
凍サイクルへの吐出量を削減し、信頼性の低下を防ぐこ
とができる。
【0030】また、前記絞り孔4fを複数個設けているの
で、異物による前記絞り孔4fの詰まりにも対処できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、密閉容器
内に左右に電動機と圧縮部を配置し、同圧縮部を鏡板に
渦捲き状のラップを有する固定スクロールと、旋回スク
ロールとを噛み合わせ圧縮室を形成し,前記旋回スクロ
ールを旋回させる旋回駆動軸を先端に有する電動機のシ
ャフトと、同シャフトを中央に形成した軸受け室に挿設
した軸受により軸支するメインフレームと、副軸受によ
り構成され、前記密閉容器内を気密な電動機室と吐出室
とに区画し、同吐出室に吐出管を、前記圧縮部に吸入管
を各々接続するとともに、前記電動機室に第一出入管
と、第二出入管を各々接続し、冷房運転時に、前記吸入
管より低圧冷媒を吸入し、前記圧縮部にて圧縮した高圧
冷媒を吐出室、吐出管を順次経由して前記第一出入管か
ら前記電動機室へ流通して、第二出入管から冷媒回路に
吐出させて圧縮機を内部高圧型となし、暖房運転時に、
冷媒回路からの低圧冷媒を前記第二出入管より前記電動
機室に吸入し、第一出入管、吸入管を順次経由して、前
記圧縮部で圧縮した高圧冷媒を、吐出室、吐出管を流通
して前記冷媒回路に吐出させ、前記圧縮機を内部低圧型
とするとともに、前記圧縮部の旋回スクロールの背面に
設けられ、同背面を同心円により三分割するメインフレ
ームに形成した2個の環状溝に各々嵌入される環状の小
シールと大シールにより内側背圧室と、中央背圧室と、
外側背圧室を設け、前記内部高圧型のときは、前記内側
背圧室を低圧に、中央背圧室を中間圧または高圧に、外
側背圧室を高圧にし、前記内部低圧型のときは、前記内
側背圧室を低圧に、中央背圧室を中間圧または高圧に、
外側背圧室を低圧にし、前記メインフレームに、前記中
央背圧室から前記内側圧縮室への油戻手段を設けてなる
ようにした。この結果、圧縮機のタイプを内部高圧型と
内部低圧型に変更可能としたスクロール圧縮機におい
て、内部低圧時に背圧室のシール性を向上させるととも
に、油の冷凍サイクルへの吐出量を削減し、信頼性の低
下を防ぎ、性能を向上したスクロール圧縮機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクロール圧縮機の第一の実施例
を示す要部断面図である。
【図2】本発明によるスクロール圧縮機の第一の実施例
を示す要部拡大断面図(a)とAAに対応する要部拡大
断面図(b)、他の実施例による要部拡大断面図(c)
である。
【図3】本発明によるスクロール圧縮機の第二の実施例
を示す要部拡大断面図(a)とBBに対応する要部拡大
断面図(b)である。
【図4】本発明によるスクロール圧縮機の第三の実施例
を示す要部拡大断面図(a)とCCに対応する要部拡大
断面図(b)である。
【図5】従来例によるスクロール圧縮機の断面図であ
る。
【図6】従来例によるスクロール圧縮機の要部断面図で
ある。
【図7】従来例によるスクロール圧縮機の要部拡大断面
図(a)とDDに対応する要部拡大断面図(b)であ
る。
【符号の説明】
1 スクロール圧縮機 1a 密閉容器 2 固定スクロール 3 旋回スクロール 4 メインフレーム 4a 軸受け室 4b 環状溝 4c 環状溝 4d 段部 4e 段部 4f 絞り孔 5 軸受 6 電動機 6a 電動機室 6b 副電動機室 7 圧縮部 7a 吐出口 8 吐出室 9 シャフト 9a 旋回駆動軸 11 吸入管 12 吐出管 15 油 16 小シール 17 大シール 18 内側背圧室 19 中央背圧室 20 外側背圧室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に左右に電動機と圧縮部を配
    置し、同圧縮部を鏡板に渦捲き状のラップを有する固定
    スクロールと、旋回スクロールとを噛み合わせ圧縮室を
    形成し,前記旋回スクロールを旋回させる旋回駆動軸を
    先端に有する電動機のシャフトと、同シャフトを中央に
    形成した軸受け室に挿設した軸受により軸支するメイン
    フレームと、副軸受により構成され、前記密閉容器内を
    気密な電動機室と吐出室とに区画し、同吐出室に吐出管
    を、前記圧縮部に吸入管を各々接続するとともに、前記
    電動機室に第一出入管と、第二出入管を各々接続し、 冷房運転時に、前記吸入管より低圧冷媒を吸入し、前記
    圧縮部にて圧縮した高圧冷媒を吐出室、吐出管を順次経
    由して前記第一出入管から前記電動機室へ流通して、第
    二出入管から冷媒回路に吐出させて圧縮機を内部高圧型
    となし、 暖房運転時に、冷媒回路からの低圧冷媒を前記第二出入
    管より前記電動機室に吸入し、第一出入管、吸入管を順
    次経由して、前記圧縮部で圧縮した高圧冷媒を、吐出
    室、吐出管を流通して前記冷媒回路に吐出させ、前記圧
    縮機を内部低圧型とするとともに、 前記圧縮部の旋回スクロールの背面に設けられ、同背面
    を同心円により三分割するメインフレームに形成した2
    個の環状溝に各々嵌入される環状の小シールと大シール
    により内側背圧室と、中央背圧室と、外側背圧室を設
    け、 前記内部高圧型のときは、前記内側背圧室を低圧に、中
    央背圧室を中間圧または高圧に、外側背圧室を高圧に
    し、 前記内部低圧型のときは、前記内側背圧室を低圧に、中
    央背圧室を中間圧または高圧に、外側背圧室を低圧に
    し、 前記メインフレームに、前記中央背圧室から前記内側圧
    縮室への油戻手段を設けてなることを特徴とするスクロ
    ール圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記油戻手段が、前記環状溝の内周側に
    軸方向に形成した段部であることを特徴とする請求項1
    記載のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記油戻手段が、前記環状溝の内周縁か
    ら軸受け室の端部に向け放射状に形成した段部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記油戻手段が、前記環状溝の内周側か
    ら軸受け室に向け挿通する絞り孔であることを特徴とす
    る請求項1記載のスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記油戻手段を、シャフトの上方に形成
    してなることを特徴とする横型の請求項1乃至請求項4
    記載のスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記油戻手段を、複数個設けてなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4記載のスクロール圧
    縮機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7063523B2 (en) * 2002-09-23 2006-06-20 Tecumseh Products Company Compressor discharge assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7063523B2 (en) * 2002-09-23 2006-06-20 Tecumseh Products Company Compressor discharge assembly

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