JP2001303565A - 棒状体の定着部構造及び棒状体用ハンマー - Google Patents

棒状体の定着部構造及び棒状体用ハンマー

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JP2001303565A JP2000123152A JP2000123152A JP2001303565A JP 2001303565 A JP2001303565 A JP 2001303565A JP 2000123152 A JP2000123152 A JP 2000123152A JP 2000123152 A JP2000123152 A JP 2000123152A JP 2001303565 A JP2001303565 A JP 2001303565A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンカー11を玉石に簡単に且つ強固に結合す
る。 【解決手段】アンカー本体13の先端部を扁平にし、そ
の両側縁に先端に行くに従って軸心からの距離が漸次遠
くなるように傾斜したテーパ部15を形成し、このテー
パ部15を有する先端部に、スリット17を有するスリ
ーブ14を嵌め込むことにより、このスリーブ14を拡
開させて玉石の孔壁に食い込ませるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着孔を有する物
体に棒状体を定着させるための棒状体の定着部構造及び
棒状体用ハンマーに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−81957号公報には、差し
筋本体と、この差し筋本体に嵌められるスリーブとから
なる棒状体定着部構造が記載されている。すなわち、差
し筋本体の端部には径が先端に行くに従って漸次拡大し
てなるコーン状のテーパ部が形成され、スリーブにはそ
の一端から軸方向に延びるスリットが形成されている。
これは、スリーブを上記テーパ部に強制移動させること
によって、このスリーブをスリット部分で拡開させて、
コンクリート等の定着孔の壁面に食い付かせるというも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きコーン状の
テーパ部は差し筋等の棒状体の端面を軸方向に加圧する
ヘッディングによって形成することができるが、この棒
状体にメッキを施している場合はそのヘッディングによ
ってメッキが剥れ易いという問題がある。また、ヘッデ
ィングの場合は大きな加圧力が必要になるとともに、工
程数も多くなり、治具もそれだけ多くなる。本発明は、
このような問題を解決することを課題とする。
【0004】また、上述のスリーブをテーパ部に強制移
動させるにはこ、ハンマーを棒状体の周面に沿って打ち
下ろしてスリーブの端面を叩くことになるが、棒状体が
邪魔になるため、その作業が難しい。また、スリーブの
端面の一部のみを叩くことになるため、スリーブに全周
にわたって均等な力が加わらず、スリーブがテーパ部に
向かって円滑に移動しないという問題もある。棒状体が
細い線材である場合にはハンマーによる打撃作業が特に
難しくなる。本発明はこのような問題を解決することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記テーパ部
に関する問題を解決するために、棒状体の端部に棒状体
軸に直角な方向から圧力を加えて複数のテーパ部を周方
向に間隔をおいて形成するようにしたものである。
【0006】すなわち、本発明は、定着孔を有する物体
に棒状体を定着させるための棒状体の定着部構造であっ
て、上記棒状体に嵌められるスリーブを備え、上記棒状
体の端部には、棒状体軸に直角な方向から加圧する広げ
加工により、各々先端へ行くに従って棒状体軸からの距
離が漸次遠くなる勾配のついた二以上のテーパ部が周方
向に間隔をおいて形成され、上記スリーブは、その一端
から軸方向に延びるスリットを有し、該スリットが上記
棒状体の上記テーパ部の存する側に配置されるように上
記棒状体に嵌められ、上記スリーブが上記テーパ部への
強制移動により拡開して上記物体の定着孔壁に食い込む
ことを特徴とする。
【0007】このような構造であれば、テーパ部は広げ
加工によって形成されるため、事前にメッキが施されて
いても、当該加工によってそのメッキが剥がれることが
避けられる。また、軸方向から加圧ではなく軸直角方向
から加圧であるから、必要な加圧力も小さくなり、1回
のプレスで加工することができる。そうして、得られた
棒状体は周方向に間隔をおいた複数のテーパ部を有する
から、従来のコーン状のテーパ部と同様にスリーブを拡
開させることができるとともに、従来に比べて軽量とな
り、取り扱い易くなる。
【0008】また、本発明は、棒状体に嵌められたスリ
ーブを、該棒状体の末広がりになった部分に向かって強
制移動させるための棒状体用ハンマーであって、小径ロ
ッド部と、この小径ロッド部の先端に段差面を介して続
く大径部とを備え、該大径部は先細に形成されてその先
端面が上記スリーブの端面に当てる当て面に形成され、
上記棒状体を嵌め入れる溝が側面に開口し且つ全長にわ
たって延びているハンマー本体と、上記小径ロッド部に
嵌められ、該小径ロッド部をガイドとして上記段差面に
衝突させて上記大径部を介して上記スリーブの端面に衝
撃を与える筒状衝撃体とからなり、上記筒状衝撃体に、
上記棒状体を上記ハンマー本体の溝に導入するための軸
方向全長にわたって延びるスリットが形成されているこ
とを特徴とする。
【0009】従って、この棒状体用ハンマーの場合は、
筒状衝撃体をハンマー本体の小径ロッド部に嵌め、その
スリットをハンマー本体の溝に合致させた状態にして、
棒状体を当該スリットから溝に嵌め入れ、しかる後に筒
状衝撃体を回転させてそのスリットをハンマー本体の溝
とは異なる位置に持ってくることになる。これにより、
棒状体は棒状体用ハンマーの溝から外れないようにな
る。その状態で小径ロッド部をガイドとして筒状衝撃体
を上記段差面にその自重等によって衝突させて大径部を
介して上記スリーブの端面に衝撃を与えることになる。
【0010】よって、スリーブの端面に対して大径部の
当て面から全周にわたって均等な打撃力を簡単に与える
ことができ、スリーブがスムースにテーパ部に嵌合して
いって拡開する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、棒状体の
端部を棒状体軸に直角な二以上の方向から加圧する広げ
加工によって二以上のテーパ部を周方向に間隔をおいて
形成したから、従来のコーン状のテーパ部と同様にスリ
ーブを拡開させることができるとともに、従来に比べて
軽量となり、取り扱い易くなり、しかも事前にメッキが
施されている場合でも加工によってメッキが剥がれるこ
とがなくなって高品質の製品が得られ、耐食性に有利に
なり、さらに、加工が容易であって生産性の面でも有利
になるという効果が得られる。
【0012】また、本発明によれば、小径ロッド部の先
端に段差面を介して続く大径部を備え且つ上記棒状体を
嵌め入れる溝が側面に開口しているハンマー本体と、上
記小径ロッド部をガイドとして上記段差面に衝突し上記
大径部を介して上記スリーブに衝撃を与える筒状衝撃体
とによって棒状体用ハンマーを構成したから、棒状体を
上記溝に嵌め入れて筒状衝撃体により上記大径部を介し
てスリーブの端面に均等な打撃力を加えることができ、
スリーブの拡開作業を簡単に且つ確実に行なうことがで
きるという効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】この実施形態は空石積み用の玉石とアンカ
ー(棒状体)との結合に本発明に係る定着部構造を採用
したものである。
【0015】図1において、1は道路又は河床、2は法
面、3は天端であり、法面2はモルタルを使わないで積
み上げられた玉石4によって保護されている。5は基礎
コンクリート、6は天端コンクリートである。玉石4の
背部には割栗石7が詰められ、割栗石7の部位と地山8
との間には吸出し防止材9が設けられている。図2に示
すように、玉石4からはその背部にアンカー11が突出
しその先端にストッパ板12が取り付けられている。図
1に示すようにアンカー11は割栗石7の部分を貫き、
ストッパ板12は地山8と吸出し防止材9との間に配置
されている。
【0016】図3に示すように、アンカー11は、アン
カー本体13と、このアンカー本体13に嵌められたス
リーブ14とによって構成されている。アンカー本体1
3は亜鉛アルミニウム合金メッキ鉄線(メッキ線材)に
よって形成されていて、その一端にテーパ部15が形成
され、他端には上記ストッパ板12の抜け止め16が形
成されている。抜け止め16は当該線材をリング状に曲
げ加工してなるものである。
【0017】図4に示すように、スリーブ14は亜鉛ア
ルミニウム合金メッキが施された鉄パイプによって形成
されていて、その一端から軸方向に延びる2本のスリッ
ト17を備えている。この両スリット17はスリーブ1
4の軸心を挟んで相対する位置に設けられている。スリ
ーブ14の内径はアンカー本体13のテーパ部15を除
く本体部分の直径よりも若干大きく、従って、この本体
部分を軸方向に移動することができる。
【0018】図5に示すように、アンカー本体13の一
端部は、軸心を挟んで相対する方向(軸心に直角な方
向)から加圧治具で圧力を加える広げ加工が施されて、
先端へ行くに従って漸次扁平となって広がっている。こ
の扁平部の両側縁が先端へ行くに従って軸心からの距離
が漸次遠くなる勾配のついたテーパ部15,15に形成
されている。この両テーパ部15,15は軸心に対称と
なっている。
【0019】従って、図6に示すように、スリット17
をテーパ部15の存する側に配置してスリーブ14をア
ンカー本体13に嵌め、テーパ部15の存する方へ強制
的に移動させると、スリーブ14はテーパ部15,15
を摺動してスリット17の部分で拡開した状態になる。
このことを利用してアンカー11は玉石4に結合されて
いる。
【0020】すなわち、図7に示すように、玉石4には
スリーブ14の外形よりも若干大径の定着孔19が形成
されている。この定着孔19にアンカー本体のテーパ部
15を挿入し、且つスリーブ14をそのスリット17が
アンカー本体13のテーパ部15に対抗しないように位
置付ける。その状態で上記スリーブ14をテーパ部15
の存する方へ強制的に移動させると、このスリーブ14
が拡開してその先端部が定着孔19の壁面に食い付く。
これにより、アンカー11は定着孔19から抜けなくな
る。この場合、アンカー本体13を定着孔19から抜く
方向に引っ張ると、そのテーパ部15がスリーブ14を
拡開する方向に働き、当該定着がより強固になる。
【0021】また、このような定着部構造であれば、テ
ーパ部15は広げ加工によって形成されるため、当該加
工によってメッキが剥がれることが避けられる。また、
軸方向から加圧ではなく軸直角方向から加圧であるか
ら、必要な加圧力も小さくなり、1回のプレスで加工す
ることができる。しかも、上記下降によって得られたア
ンカー本体13は、従来に比べて軽量となるから、その
取り扱いも容易になる。
【0022】図8及び図9は上記スリーブ14をテーパ
部15に向かって強制的に移動させるための棒状体用ハ
ンマー21を示している。
【0023】図8に示すように、ハンマー21はハンマ
ー本体22と筒状衝撃体23とからなる。ハンマー本体
22は小径ロッド部24とこれに段差面25を介して続
く大径部26とからなる。大径部26は下部(小径ロッ
ド部24とは反対側の部分)が先細に形成されて、その
先端面が上記スリーブ14の端面に当てる当て面27に
形成されている。このハンマー本体22には上記アンカ
ー本体13を嵌め入れる嵌入溝29が全長にわたって延
び、ハンマー本体側面に開口している。嵌入溝29の底
部はハンマー本体22の軸心部に達している。
【0024】筒状衝撃体23は、内径が上記小径ロッド
部24の外形よりも若干大径に形成されたものであり、
上記小径ロッド部24に嵌められる。この筒状衝撃体2
3には、上記アンカー本体13を上記ハンマー本体22
の嵌入溝29に導入するための軸方向全長にわたって延
びるスリット31が形成されている。
【0025】使用に際しては、図9に実線で示すよう
に、筒状衝撃体23をハンマー本体22の小径ロッド部
24に嵌め、筒状衝撃体23のスリット31をハンマー
本体22の嵌入溝29に合わせる。その状態でアンカー
本体13をスリット31から嵌入溝29に嵌め入れ、筒
状衝撃体23を回転させて図9に2点鎖線で示すように
スリット31を嵌入溝29とは異なる部位に位置付け
る。
【0026】そうして、ハンマー本体22の当て面27
をアンカー11のスリーブ14の端面に当て、小径ロッ
ド部24をガイドとして筒状衝撃体23を上記段差面2
5に落下衝突させる。これにより、スリーブ14の端面
には大径部26を介して当て面27から衝撃が全周にわ
たって均等に与えられることになり、スリーブ14はア
ンカー本体13のテーパ部15の存する方へスムースに
移動して拡開する。
【0027】図10の(a)及び(b)はアンカー11
の他の実施形態を示す。この実施形態は、アンカー本体
13のテーパ部15が周方向に等間隔をおいて3箇所
に、つまり120度のピッチで形成されているものであ
り、他は先の実施形態と同じである。この3つのテーパ
部15は、アンカー本体13の端部に対して、周方向に
角度120度ずれた位置から加圧治具で軸直角方向に圧
力を加えることにより形成することができる。
【0028】本実施形態の場合は、スリーブ14の2つ
のスリット17は周方向に180度のピッチで形成され
ているのに対し、アンカー本体13の3つのテーパ部1
5は周方向に120度のピッチで形成されている。従っ
て、この3つのテーパ部15のうちの1つがスリット1
7の1つに対抗する位置関係になることがあっても、残
り2つのテーパ部15はスリット17からは必ず位置が
ずれた関係になる。よって、スリーブ14をテーパ部1
5の存する存する方へ移動させると、このスリーブ14
が必ず拡開することになる。つまり、全てのスリット1
7がテーパ部15に嵌まってスリーブ14が予定通りに
拡開しないという事態を避けることができる。
【0029】図11の(a)及び(b)はアンカー11
の他の実施形態を示す。この実施形態は、アンカー本体
13のテーパ部15が周方向に90度のピッチで4箇所
に形成されているものであり、他は先の実施形態と同じ
である。この4つのテーパ部15は、アンカー本体13
の端部に対して、周方向に角度90度ずれた位置から加
圧治具で軸直角方向に圧力を加えることにより形成する
ことができる。本実施形態の場合も、図10の例と同様
にスリーブ14をテーパ部15の存する方へ移動させる
と、このスリーブ14が必ず拡開することになる。
【0030】なお、アンカー本体13のテーパ部15は
周方向に間隔をおいて5箇所以上に形成するようにして
もよい。また、スリーブ14のスリット17も2箇所に
限らず1箇所にしてもよく、或いは周方向に間隔をおい
て3箇所以上に形成するようにしてもよい。
【0031】また、本発明に係る定着部構造は、上記ア
ンカー11に限らず、他の定着孔を有する物体と棒状体
との結合に用いることができる。
【0032】また、アンカー11及びスリーブ14には
亜鉛メッキなど他のメッキを施してもよい。
【0033】また、本発明の棒状体及びスリーブは、塑
性変形する金属材によって形成されていればよく、メッ
キを施さない場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空石積み工を示す断面
図。
【図2】同実施形態に係る玉石とアンカーとストッパ板
との関係を示す斜視図。
【図3】同実施形態に係るアンカーの正面図。
【図4】同アンカーのスリーブの斜視図。
【図5】同アンカーの本体先端部を示す斜視図。
【図6】同アンカーのスリーブをテーパ部分に嵌め込ん
だ状態(スリーブが拡開した状態)を示す斜視図。
【図7】同アンカーを玉石に定着させた状態を示す斜視
図。
【図8】本発明の実施形態に係るハンマーの分解斜視
図。
【図9】同ハンマーを上記アンカーに適用した状態を示
す斜視図。
【図10】(a)は本発明の他の実施形態に係るアンカ
ーの要部を示す正面図。(b)は同実施形態に係るアン
カー本体をテーパ部側から軸方向に見た図。
【図11】(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る
アンカーの要部を示す正面図。(b)は同実施形態に係
るアンカー本体をテーパ部側から軸方向に見た図。
【符号の説明】
1 道路又は河床 2 法面 3 天端 4 玉石(定着孔を有する物体) 5 基礎コンクリート 6 天端コンクリート 7 割栗石 8 地山 9 吸出し防止材9 11 アンカー 12 ストッパ板 13 アンカー本体 14 スリーブ 15 テーパ部 16 抜け止め 17 スリット 19 定着孔 21 ハンマー 22 ハンマー本体 23 筒状衝撃体 24 小径ロッド部 25 段差面 26 大径部 27 当て面 29 嵌入溝 31 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着孔を有する物体に棒状体を定着させ
    るための棒状体の定着部構造であって、 上記棒状体に嵌められるスリーブを備え、 上記棒状体の端部には、棒状体軸に直角な方向から加圧
    する広げ加工により、各々先端へ行くに従って棒状体軸
    からの距離が漸次遠くなる勾配のついた二以上のテーパ
    部が周方向に間隔をおいて形成され、 上記スリーブは、その一端から軸方向に延びるスリット
    を有し、該スリットが上記棒状体の上記テーパ部の存す
    る側に配置されるように上記棒状体に嵌められ、 上記スリーブが上記テーパ部への強制移動により拡開し
    て上記物体の定着孔壁に食い込むことを特徴とする棒状
    体の定着部構造。
  2. 【請求項2】 棒状体に嵌められたスリーブを、該棒状
    体の末広がりになった部分に向かって強制移動させるた
    めの棒状体用ハンマーであって、 小径ロッド部と、この小径ロッド部の先端に段差面を介
    して続く大径部とを備え、該大径部は先細に形成されて
    その先端面が上記スリーブの端面に当てる当て面に形成
    され、上記棒状体を嵌め入れる溝が側面に開口し且つ全
    長にわたって延びているハンマー本体と、 上記小径ロッド部に嵌められ、該小径ロッド部をガイド
    として上記段差面に衝突させて上記大径部を介して上記
    スリーブの端面に衝撃を与える筒状衝撃体とからなり、 上記筒状衝撃体に、上記棒状体を上記ハンマー本体の溝
    に導入するための軸方向全長にわたって延びるスリット
    が形成されていることを特徴とする棒状体用ハンマー。
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