JP2001301716A - テープ結束方法及びその装置 - Google Patents
テープ結束方法及びその装置Info
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Abstract
プとを誘導部材に軽い力で且つそのガイド面に満遍なく
当接させることで、被結束体に傷を生じず、且つ誘導部
材の摩耗を防止したテープ結束方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】 フレームに取り付けられた係合軸16の
周りで振れ回り自在なリング駒17に結束用テープTを
巻き掛けて案内する。リング駒17に対して接離可能に
回動支持された回動レバー22に、結束用テープTの先
端側部分T1が係止される。案内路13を進む被結束体
Bには、駒回動レバー22から引き戻された先端側部分
T1とリング駒17から繰り出される結束用テープTの
後端側部分T2とが巻き付けられ、リング駒17との衝
突時に大きな力が作用しない。リング駒17には、被結
束体Bとの当接位置が満遍なく移り変わり偏摩耗がな
い。
Description
及びその装置、特に、包装物を袋内で偏らせて包装した
袋包装体の一部を絞り成形して形成された袋首部を、結
束用テープで閉じる結束方法及びその装置に関する。
物品を包装した袋包装体は、袋首部を絞り成形し、その
袋首部をテープで結束することにより、包装物の袋内で
の自由な移動をある程度制限して、一つの纏まりのある
取扱いが容易で比較的タイトな包装体として流通され、
販売に供されることがある。
ープで結束する方法又は装置の例として、例えば、実公
昭60−16490号公報、実公昭61−22809号
公報、実公昭61−40655号公報に開示されている
ものがある。これらの公報に開示されている結束方法・
装置によれば、凹溝が形成された回転自在な送り車と、
その送り車に沿って配置されたガイド部材とを備えてお
り、袋包装体の絞られた袋首部を結束用粘着テープと共
に送り車の凹溝内に押し込み、袋首部を凹溝内に収容し
た状態でガイド部材に案内させつつ送り車を回転して通
過するときに、結束用粘着テープが袋首部に巻き付けら
れる。袋首部に巻き付けられた粘着テープ同士が粘着面
同士が互いに接着された端部がカッタで切断されること
によって結束動作が終了し、次の結束動作に備えること
になる。
れた送り車の外周部に複数の凹溝を等間隔に形成し、凹
溝内に包装体の絞り成形した袋首部と結束用の粘着テー
プとを押し込んで、送り車の回転中に袋首部をテープで
結束する形式のものは、凹溝内に袋首部と結束テープと
を収容した状態で送り車を回転させるときに相当な力が
必要である。そのため、手作業で結束作業が行われる場
合には作業者に負担になると共に、結束される袋首部に
過大な力が作用し、袋首部に傷を生じ、袋としての密封
性を損なう可能性のある構造になっている。また、袋首
部が送り車の凹溝の特に袋首部が進行する方向に突き当
たる壁面に過大な力で当接するので、送り車の凹溝が結
束回数が増加するに従ってその壁面が摩耗し、当初は滑
らかな曲面に仕上げられていた凹溝も大きくなると共に
側面との境界部等に鋭いエッジを生じるようになる。そ
の結果、テープ結束が弛い結束となったり、エッジが袋
首部に傷を生じさせることもあるので、結束回数がある
程度以上になったときに送り車を交換する必要がある。
結束では、絞り成形された袋首部と結束用テープとが、
凹溝の特定壁面に強い力で押し当てられること、また、
送り車に複数個形成されていてもそうした凹溝の特定壁
面への押当て状態が繰返し継続されることに起因して、
袋首部に傷が発生し易く、結束が弛くなったり、あるい
は送り車の交換をする必要性が生じる。従来のテープに
よる結束では、結束用テープを繰り出して結束位置まで
供給し、絞り成形された袋首部のような被結束体と結束
用テープとを何らかの手段で誘導案内するときに、結束
用テープを被結束体の周りに巻きつかせる結束動作を得
ている。これに対して、被結束体と結束用テープとを、
誘導案内される部材の壁面のような特定部分に対して、
強い力で繰り返して当接し続けることなく平均的に当接
させることで、被結束体への力の作用を軽減し、誘導案
内する部材に摩耗を生じさせることを回避する点で解決
すべき課題がある。
の課題を解決することであり、被結束体と結束用テープ
とに結束動作を得るために、テープを繰出し案内する部
材に対して被結束体を相対的に移動させるとき、結束用
テープを誘導案内させる部材のガイド面に被結束体を平
均的に当接させることで、被結束体に大きな力が作用せ
ず、また、誘導案内させる部材のガイド面に繰り返して
当接することに起因した摩耗を生じさせず、また被結束
体に傷を生じさせることを回避して、結束回数が飛躍的
に多くなっても結束用テープの誘導案内部材を交換する
必要がないテープ結束方法及びその装置を提供すること
である。
て前記係合軸の回りに振れ回り自在なリング駒の外周面
に巻き掛けて結束用テープを案内し、前記リング駒によ
って案内された前記結束用テープの先端側部分を前記リ
ング駒の前記外周面に対して径方向に接離可能な回動レ
バーに引き渡して係止し、被結束体を前記リング駒の前
記外周面に略接する経路に沿って移動し、前記被結束体
の移動によって前記回動レバーから引き戻された前記結
束用テープの前記先端側部分と前記リング駒から繰り出
される前記結束用テープの後端側部分とを前記被結束体
に巻き付け、前記被結束体に巻き付けた前記結束用テー
プの前記先端側部分と前記後端側部分との端部同士を互
いに係合させることから成るテープ結束方法に関する。
れた係合軸に遊嵌状態に係合されて前記係合軸の回りに
振れ回り自在であり且つ結束用テープを外周面に巻き掛
けて案内するリング駒、前記リング駒の前記外周面に対
して径方向に接離可能に配設されており且つ前記リング
駒によって案内された前記結束用テープの先端側部分が
前記リング駒から引き渡されて係止されるテープ係止機
構、及び前記リング駒の前記外周面に略接する状態に被
結束体が相対的に移動可能に前記フレームに形成された
案内経路を備え、前記被結束体が前記案内経路を移動す
ることにより前記テープ係止機構から引き戻された前記
結束用テープの前記先端側部分と前記リング駒から繰り
出される前記結束用テープの後端側部分とを前記被結束
体に巻き付け、前記被結束体に巻き付けた前記先端側部
分と前記後端側部分との端部同士を互いに係合させるこ
とから成るテープ結束装置に関する。
結束装置によれば、結束用テープは、係合軸に遊嵌され
て前記係合軸の回りで振回り自在なリング駒によってそ
の外周面に巻き掛けられた状態で案内されて繰り出され
る。リング駒によって案内された結束用テープの先端側
部分は、リング駒の外周面から、リング駒に対して径方
向に接離可能なテープ係止機構に引き渡されて係止され
る。リング駒から回動レバーに引き渡されて係止された
状態にある結束用テープに対して、被結束体を、リング
駒の前記外周面に近接して前記フレームに形成された案
内経路に案内させて移動させると、テープ係止機構から
引き戻された結束用テープの先端側部分とリング駒から
繰り出された結束用テープの後端側部分とが被結束体の
周りに巻き付けられる。被結束体に巻き付けられた結束
用テープは、被結束体の周囲から余された両端部同士が
互いに係合されることで、結束が完了する。リング駒
は、係合軸に遊嵌されて前記係合軸の回りで振れ回り自
在であるので、被結束体が案内経路を移動するときにリ
ング駒に衝突しても、リング駒は被結束体の移動に対し
て大きな抵抗となることなく後退し、被結束体の通過を
許容する。リング駒は、被結束体の移動に伴い結束用テ
ープを介して接触しつつ回転して、結束用テープの繰出
しを助ける働きをする。また、リング駒は自由に回転す
るので被結束体が衝突する部分が平均的に移り変わり、
特定の箇所に偏った摩耗をすることがない。更に、被結
束体には、リング駒との衝突により損傷が生じることも
ない。
前記係合軸の周面と、前記案内経路の前記係合軸側の壁
面との間の距離は、前記リング駒のリング厚よりも僅か
に狭く設定されている。前記係合軸の周面と、前記案内
経路の前記係合軸側の壁面との間の距離は、前記リング
駒のリング幅よりも僅かに狭く設定されている。このよ
うな配置にすることにより、リング駒は、案内経路から
最も遠い位置に振れ回ったときでも、リング駒の外周の
位置一部が案内経路に突出した状態となり、案内経路を
通過する被結束体に対して結束用テープが強制的に当接
される。また、前記案内経路は、前記係合軸に対する最
接近位置から延び且つ前記被結束体が前記結束テープを
引き出しつつ移動するのを案内する主案内経路と、前記
主案内経路の上流側に接続して形成され且つ前記係合軸
側の前記壁面が前記係合軸側に接近する側に傾斜して入
口側が開いたテーパ状導入案内経路とから構成されてい
る。このように構成された案内経路により、被結束体は
テーパ状導入案内経路によって主案内経路に導かれる。
結束テープに巻き付けられた被結束体が主案内経路を案
内されて走行することにより、被結束体は、テープ係止
機構に一旦引き渡された結束テープを引き戻すと共に、
リング駒に巻き掛けられている結束用テープを引き出
す。
前記リング駒の前記外周面を案内される片面粘着テープ
であり、前記結束用テープの前記先端側部分は前記テー
プ係止機構に対して剥離可能な付着状態で係止される。
被結束体は、粘着面に向かって移動され、片面粘着テー
プは被結束体の周りに付着する。また、結束用テープの
先端側部分は、結束体が案内経路を通過するときにテー
プ係止機構から剥離されて引き戻される。
設された第1軸、前記第1軸の回りに回動自在に支持さ
れた回動レバー、及び前記回動レバーを前記第1軸の回
りに前記リング駒の前記外周面に押し当てられる方向に
付勢する第1ばねから構成されている。回動レバーは、
フレームに対して第1軸によって回動自在に支持され且
つ第1ばねによって第1軸回りにリング駒の外周面に押
し当てられるように付勢されている。従って、結束用テ
ープは、弛みを生じることなく、リング駒から回動レバ
ーへ直接に引き渡される。
出された前記結束用テープを切断するテープ切断機構、
及び前記テープ切断機構で切断された前記結束用テープ
の前記先端側部分と前記後端側部分との端部同士を係合
させるテープ端部係合機構が配設されている。リング駒
とテープ係止機構とによって被結束体には結束用テープ
が巻き付けられるが、被結束体に繋がっており且つリン
グ駒から繰り出された結束用テープは、テープ切断機構
によって切断される。また、結束用テープの先端側部分
とテープ切断機構で切断されたことで生じた後端側部分
との端部同士は、テープ端部係合機構によって係合され
る。
設された第2軸、前記第2軸の回りに回動自在に支持さ
れていると共に切断刃を備えたカッタレバー、及び前記
カッタレバーを前記第2軸の回りに復帰方向に付勢する
リターンスプリングとしての第2ばねから構成され、前
記カッタレバーは、前記結束用テープが巻き付けられた
前記被結束体が当接して前記第2ばねに抗して前記第2
軸回りに回動されることにより前記リング駒から繰り出
された前記結束用テープを前記切断刃によって切断す
る。即ち、フレームには、リング駒から繰り出された結
束用テープを切断するため第2軸回りに回動可能なカッ
タレバーが配設されており、カッタレバーは、結束用テ
ープが巻き付けられた被結束体が当接することで第2軸
回りに回動されて結束用テープを切断する切断刃を備
え、カッタレバーは第2ばねによって戻り方向に付勢さ
れている。従って、結束用テープが巻き付けられた被結
束体は、カッタレバーに当接して第2ばねの付勢力に抗
してカッタレバーを回動させることにより、リング駒か
ら繰り出された結束用テープをカッタで切断し、次の結
束体の結束に備える。
動レバーの先端部との間で生じる鋏作用により切断され
る。カッタレバーに備わる切断刃の先端部と回動レバー
の先端とを、丁度鋏と同様の位置関係に設定することに
より、結束用テープは鋏による切断と同様の作用で確実
に切断される。
に配設された第3軸、前記第3軸の回りに回動自在に支
持されていると共に前記カッタレバーに備わるしごき面
と対向するしごき面を備えたしごきレバー、及び前記し
ごきレバーを前記両しごき面が互いに押しつけられる方
向に付勢する第3ばねから構成され、前記結束用テープ
の前記先端側部分と前記後端側部分との両端部は、前記
両しごき面間に前記両端部が挟まれた状態で前記被結束
体が前記両しごき面から遠ざかる方向に移動することに
より、係合のためのしごき作用が与えられる。即ち、フ
レームには、結束用テープの両端部同士とを係合させる
ため第3軸回りに回動自在なしごきレバーが配設されて
おり、しごきレバーは、カッタレバーに備わるしごき面
と対向するしごき面を備え、第3ばねがしごきレバーに
作用して、両しごき面間に結束用テープの両端部を挟む
方向に付勢して前記結束用テープの両端部にしごき作用
を与える。被結束体とその周囲に巻き付けられた結束用
テープの両端部同士は、被結束体が結束用テープと共に
移動することで、第3ばねによって付勢されたしごき面
間を無理に通過させられるときに、両しごき面間で生じ
るしごき作用により係合される。特に、結束用テープが
粘着テープであるときには、両しごき面間でしごかれる
ことにより、確実に粘着される。
しごきレバーとが、前記結束体と当接していない待機状
態で当接している位置にまで延びている。従って、被結
束体を案内経路に従って単に通過させるのみで、結束用
テープの巻付け、切断、及びテープ端部係合が、一気に
実行される。
装体であり、前記袋の絞り成形された首部が前記結束用
テープで結束される。袋包装体の袋首部を絞り成形し、
その絞られた状態を維持しつつ案内経路を通過させるこ
とで、結束用テープが袋首部に巻き付けられて結束され
る。
によるテープ結束方法及びその装置の実施例を説明す
る。図1はこの発明によるテープ結束装置の一実施例を
示す平面図であり、図2及び図3は、それぞれ図1に示
すテープ結束装置の側面図又は正面図である。
1は、通常下側に配置される基板2と、基板2に対して
上側に且つ平行に配置される副板3とから成るフレーム
を備えており、基板2と副板3との間隔H(図2)は、
テープで結束される被結束体である袋包装体の絞り込み
成形された袋首部の長さが通過する程度の距離に設定さ
れている。なお、図1は、上側に配置されている副板3
を取り外した状態で示されている。基板2は、取付けボ
ルト5のような適宜の固定手段によって、例えば、製袋
充填包装機のような包装機の機台4に取り付けられたマ
ウント4aに対して、取付けボルト10によって取り付
けられている。また、基板2には、テープ結束装置1の
運搬・装着・取外し等の各種の取扱いを容易にするため
の把手6が設けられている。
おり、円盤部7には、結束用テープTを芯R1に巻き取
ったロールRが側面全面を円盤部7に接触させた状態で
自由回転可能に設けられている。円盤部7には、ロール
Rの芯R1に対応して、同一円周上に複数(図示の例で
は3つ)の規制ピン8が立設されており、各規制ピン8
は軸受9を備えている。ロールRは、芯R1の内面にお
いて軸受9を介して複数の規制ピン8に接触しているの
で、規制ピン8に対しては回転し易く装着されている。
図1においては、ロールRは、結束用テープTの消費開
始時である最大径の状態Rmaxと、結束用テープTの
消費終了間際の最小径Rminの状態とが示されてい
る。結束用テープの1回の使用長さは一定であるが、結
束毎のロールRの回動量としては、テープ消費開始当初
は小さいが、テープ消費が進むに伴って次第に大きくな
る。ロールRの片面全面を円盤部7に接触させることに
より、ロールRの回転抵抗をテープ消費量に関わらず、
略一定に維持することができる。なお、副板3には円盤
部7に相当する部分は形成されておらず、基板2の上方
は空いているので、ロールRの円盤部7への装着又は取
外しが容易になる。
板3は、同様の形状に形成可能である。矩形部11及び
副板3の円盤部7から最も遠い端部12には、被結束
体、即ち、袋包装体の絞り形成された袋首部Bが通過さ
れる案内経路13が内方に向かって形成されており、案
内経路13は、結束が終了した被結束体が抜き出せるよ
うに、拡大された取出し孔14に通じている。結束用テ
ープTは、ロールRの状態では、内側が粘着面である片
面粘着テープであるが、ロールRから繰り出された後、
基板2と副板3との間において適宜隔置して配置された
案内ロール15によって、取出し孔14の外側を巡って
案内されて、結束位置へと供給される。結束用テープT
は、結束位置に送られるときには、被結束体に付着させ
る都合上、粘着面が外側を向いて供給される。
大して示すように、案内経路13に近接した位置に係合
軸16が取り付けられており、係合軸16に遊嵌された
リング駒17が係合軸16の周りで自由に振れ回り可能
である。結束用テープTは、リング駒17の外周面19
に巻き掛けられており、リング駒17に案内されて結束
位置まで延びている。リング駒17は、硬質の合成樹脂
で成形することができ、リング幅Wが一定の滑らかな内
周面18と外周面19とを備えている。リング駒17の
外周面19が最大に振れ回る範囲が図1において符号1
7aで示されている。リング駒17は、ばね等では何ら
付勢されておらず、結束用テープTの張力、後述するテ
ープ係止機構20からの作用力、及び被結束物Bの押込
み力等の力のバランスによって、係合軸16の周りを自
由に振れ回り可能である。
する位置には、テープ係止機構20が配設されている。
テープ係止機構20は、フレームに設けられている第1
軸21と、第1軸21の回りに回動自在に設けられてい
る回動レバー22と、回動レバー22をリング駒17の
外周面19に向かって当接するように付勢する第1ばね
27とから成っている。即ち、案内経路13を挟んでリ
ング駒17と反対側で且つ案内経路13の開口30の近
傍には、基板2と副板3に回動支軸である第1軸21が
設けられており、第1軸21の回りに回動レバー22が
リング駒17に対してリング駒17の径方向に接離可能
となる状態に回動自在に支持されている。回動レバー2
2は金属製とすることができ、リング駒17に対向する
側にテープ係止面23が形成されており、テープ係止面
23には、リング駒17によって案内された結束用テー
プTの先端側部分T1が外周面19から引き渡される。
結束用テープTの粘着面は、金属面であるテープ係止面
23に向くように面しており、テープ係止面23に付着
し易く且つテープ係止面23から剥離し易くなってい
る。回動レバー22の先端部24は、後述するカッタ機
構40と共同して結束用テープTの切断を確実に行う。
1ばね27が引張り状態に掛け渡されている。即ち、回
動レバー22に設けられているばね支持部25とフレー
ムに設置位置変更可能に設けられているばね支持部26
との間には第1ばね27が引張り状態で配設されてお
り、回動レバー22は、第1ばね27の引張り力でもっ
て第1軸21の回りに図で時計方向に回動付勢され、回
動レバー22の本体部分が案内経路13を越えて延びて
テープ係止面23が結束用テープTを介してリング駒1
7の外周面19に当接されている。テープ係止面23が
リング駒17に当接した回動状態では、ばね支持部25
がフレーム側のばね支持部26と第1軸21とを結ぶ線
上に近い位置にもたらされるので、第1ばね27による
回動レバー22に与えるモーメントは小さく、被結束体
Bが回動レバー22を第1ばね27によるモーメントに
抗して回動させるときの力が小さくて済む。回動レバー
22は第1ばね27によってリング駒17の外周面19
に押し当てられているので、結束用テープTは、弛みを
生じず、リング駒17から回動レバー22のテープ係止
面23へ直接に引き渡され、粘着面がテープ係止面23
に付着される。
9に近接して被結束体Bが相対的に移動可能なようにフ
レームに形成されている。案内経路13は、フレームか
らの開口30と取出し孔14との間を、テーパ状導入路
31とテーパ状導入路31に続く主案内経路32とから
構成されている。案内経路13のリング駒17から遠い
側の壁面34はストレートに形成されているが、案内経
路13のリング駒17側の壁面33は、リング駒17に
最も接近する位置で折れ曲がってリング駒17側に接近
して、テーパ状導入路31を構成している。テーパ状導
入案内経路31では、開口30から主案内経路32に向
かうに従って狭まるので、被結束体Bがスムーズに案内
されて主案内経路32に向かう。主案内経路32は係合
軸16に最も接近した位置から後流側に延びており、結
束テープTに巻き付けられた被結束体Bは、結束テープ
Tを引き出しつつ主案内経路32に案内される。
の係合軸16側の壁面33との間の距離Dは、リング駒
17のリング幅Wよりも僅かに狭く設定されている。こ
のような配置にすることにより、リング駒17は、案内
経路13から最も遠い位置に変位したときでも、リング
駒17の外周面19の一部が案内経路13に突出した状
態となるので、被結束体Bに対して結束用テープTが強
制的に係合される。結束用テープTが片面粘着テープで
あるときには、粘着面が被結束体Bに付着される。結束
テープTに巻き付けられた被結束体Bをテーパ状導入案
内経路31から主案内経路32に案内走行させることに
より、被結束体Bは、回動レバー22のテープ係止面2
3に一旦引き渡した結束テープTの先端側T1をテープ
係止面23から徐々に剥がすように引き戻すと共に、リ
ング駒17に巻き掛けられている後端側T2となる結束
用テープTを引き出す(更に拡大して示す図8を参
照)。
れた結束用テープTを切断するため、案内経路13の出
口35に近接してテープ切断機構40が配設されてい
る。テープ切断機構40は、フレームに設けられた第2
軸41と、第2軸41の回りに回動可能に配設されてい
るブーツ形のカッタレバー42と、カッタレバー42を
元の非作動位置に戻す方向に付勢する第2ばね47とか
ら成る。即ち、案内経路13に沿った後流側の位置には
第2軸41が配設されており、カッタレバー42は、結
束用テープTが巻き付けられた被結束体Bが当接するこ
とで第2軸41回りに回動される。カッタレバー42に
は、結束用テープTを切断する切断刃43が一方側の先
端部44aに適宜の固着手段によって取り付けられてい
る。従って、被結束体Bが案内経路13の主案内経路3
2を通過するとき、結束用テープTをリング駒17から
繰り出しつつ移動する被結束体Bでもって、カッタレバ
ー42の案内経路13上に位置する他方側の先端部44
bを当接させて押すと、カッタレバー42は被結束体B
に押されて第2ばね47の付勢力に抗して図で時計方向
に回動し、切断刃43で結束用テープTを切断する。切
断刃43は、リング駒17から繰り出された結束用テー
プTをリング駒17と被結束体Bとの間で切断する。結
束用テープTのこの切断により、結束用テープTの後端
側部分T2が形成されると共に、次の結束体Bの結束に
備えて、テープ係止機構20のテープ係止面23に係止
された状態の先端側部分T1が形成される。
第2ばね47が引張り状態に掛け渡されている。即ち、
カッタレバー42に設けられているばね支持部45とフ
レームに設けられているばね支持部46との間には第2
ばね47が引張り状態で配設されている。切断動作で回
動したカッタレバー42は、第2ばね47の引張り力で
もって第2軸41の回りに反時計方向に回動付勢され、
一端側44aに設けられている切断刃43が主案内経路
32から(従って、結束用テープTから)後退する方向
に付勢される。テープ切断機構40が非作動状態では、
ばね支持部45がフレーム側のばね支持部46と第2軸
41とを結ぶ線上に近い位置にもたらされるので、第2
ばね47によるカッタレバー42に与えるモーメントは
小さく、被結束体Bが第2ばね47によるモーメントに
抗してカッタレバー42を回動させるときの力が小さく
て済む。
き、切断刃43と回動レバー22の先端部24とは丁
度、鋏の各刃の関係になり、結束用テープTは両者の間
で生じる鋏作用により切断される。カッタレバー42
は、被結束体Bの移動によって受動的に駆動されるの
で、専用のカッタ駆動機構は要しない。カッタレバー4
2の他端側44bにはしごき面48が形成されており、
しごき面48は後述するしごきレバー52のしごき面5
4と共働して結束用テープTの両端部を係合させる。
端部T3を係合させるため、テープ切断機構40に関連
してテープ端部係合機構50が配設されている。テープ
端部係合機構50は、フレームに設けられた第3軸51
と、第3軸51に回動自在に設けられたしごきレバー5
2と、しごきレバー52を前記テープ切断機構40に向
かって付勢させる第3ばね57とから成る。しごきレバ
ー52は、取出し孔14を挟んで第2軸41と反対側に
設けられた第3軸51の回りに回動可能に配設されてい
る。しごきレバー52は、先端部54に、カッタレバー
42に備わるしごき面48と対向するしごき面58を備
えている。第3ばね57は、両しごき面48,58間に
結束用テープTの両端部T3を挟む方向に付勢する。被
結束体Bとその周囲に巻き付けられた結束用テープT
は、両端部T3がカッタレバー42に備わるしごき面4
8としごきレバー52のしごき面58との間に挟まれた
状態で、被結束体Bを取出し孔14側に引き抜かれると
きに、両端部T3が両しごき面54,58間で生じるし
ごき作用により係合される。特に、結束用テープTが片
面粘着テープであるときには、両端部T3は、両しごき
面48,58間で軽くしごかれることによっても確実に
粘着される。
必要な力は、特に、片面粘着テープである場合には、僅
かで良い。しごきレバー52が第3ばね57で付勢され
て両しごき面48,58間で結束用テープTをしごく状
態のとき、ばね支持部55がフレーム側のばね支持部5
6と第3軸51とを結ぶ線上に近い位置にもたらされる
ので、第3ばね57によってしごきレバー52に与えら
れるモーメントは小さくなる。また、しごき面48,5
8間で両端部T3に作用する摩擦力に抗して被結束体B
を移動させるときの力も小さくて済む。
によれば、被結束体Bとして、例えば、包装物を袋に包
装した袋包装体の絞り成形された袋首部とすることがで
きる。袋包装体の別途に絞り成形された袋首部に結束用
テープ(好ましくは、片面粘着テープ)Tが巻き付けら
れる。図4に示すように、先ず、リング駒17に巻き掛
けられている結束用テープTは、テープ係止機構20の
回動レバー22のテープ係止面23に引き渡されて係止
される。結束用テープTは、案内経路13に一部が突出
しているリング駒17に巻き掛けられている。この状態
で、被結束体Bが案内経路13の開口30からテーパ状
導入路31を経て更に主案内経路32を移動されること
に応じて、被結束体Bはリング駒17に巻き掛けられて
いる結束用テープTと係合する。
係合軸16の周りで自由に振れ回り可能であるので、被
結束体Bがリング駒17に衝突しても、リング駒17は
被結束体Bの移動に対して大きな抵抗となることなく後
退する。このとき、リング駒17は、被結束体Bの移動
に伴い結束用テープTを介して接触しつつ回転するの
で、結束用テープTの繰出しを助ける働きをする。ま
た、リング駒17は自由に回転するので被結束体Bが衝
突する部分が平均的に移り変わり、リング駒17の特定
の箇所だけが偏った摩耗をすることがない。更に、被結
束体Bには、リング駒17との衝突時にも大きな力が作
用しないので、損傷が生じることもない。
ることによって、回動レバー22に係止されていた結束
用テープTの先端側T1を引き戻すと共に、結束用テー
プTの後端側T2をリング駒17から更に繰り出させ
る。このとき、図5及び図8に示すように、結束用テー
プTの先端側部分T1と後端側部分T2とは、被結束体
Bの移動方向前側に係合したU字状に巻き付けられる。
回動レバー22は、第1ばね27のばね力で、その先端
部24でリング駒17から繰り出された結束用テープT
の粘着側に当接するまで回動する。
被結束体Bは、更に主案内経路32を移動することによ
って、テープ切断機構40のカッタレバー42に当接
し、カッタレバー42を図で時計方向に回動する。図6
に示すように、カッタレバー42に設けられている切断
刃43が、回動レバー22の先端部24との間で鋏作用
により、リング駒17から繰り出されている結束用テー
プTを、リング駒17と被結束体Bとの間で切断して結
束用テープTの後端側部分T2を形成する。
被結束体Bが、更に移動するとき、カッタレバー42と
しごきレバー52との間に割り込む状態で進むことによ
り、カッタレバー42は更に回動し、しごきレバー52
は第3ばね57のばね力に抗して僅かに回動する。被結
束体Bがカッタレバー42としごきレバー52との間を
通過すると、カッタレバー42としごきレバー52と
は、それぞれ第2ばね47及び第3ばね57のばね力に
よって元の位置に戻り、カッタレバー42に備わるしご
き面48としごきレバー52に備わるしごき面58との
間で結束用テープTの端部T3を押圧し、被結束体Bの
更なる移動に伴って結束用テープTの端部T3をしごく
ことになる。このときの押圧力は僅かであり、片面粘着
テープであるときには、被結束体Bに巻き付けた結束用
テープTの両端部T3同士が互いに接着係合される。結
束用テープTで結束された被結束体Bは、取出し孔14
にまで進むときに、テープ結束装置1から取り出すこと
ができる。
装置によれば、結束用テープは、係合軸に遊嵌されて前
記係合軸の周りで自由に振れ回り可能なリング駒に巻き
掛けられた状態で案内され、リング駒によって案内され
た結束用テープの先端側は、リング駒から回動可能に支
持されたテープ係止機構に引き渡され、リング駒からテ
ープ係止機構に引き渡されて張り渡された状態にある結
束用テープに対して、被結束体を案内経路を通じて移動
させると、テープ係止機構から引き戻された結束用テー
プとリング駒から繰り出される結束用テープとが被結束
体の周りに巻き付けられ、被結束体に巻き付けられた結
束用テープは、被結束体の周囲から余された両端部同士
が互いに係合されることで、結束が完了する。リング駒
は、係合軸に遊嵌されて前記係合軸の周りで自由に振れ
回り可能であるので、被結束体が案内経路を移動すると
きにリング駒に衝突しても、リング駒は被結束体の移動
に対して大きな抵抗となることなく後退することができ
る。このとき、リング駒は、被結束体の移動に伴い結束
用テープを介して接触しつつ回転して、結束用テープの
繰出しを助ける働きをする。また、リング駒は自由に回
転するので被結束体が衝突する部分が平均的に移り変わ
り、リング駒の特定の箇所が偏って摩耗をすることがな
い。従って、被結束体は、大きな力を必要とすることな
く案内経路に沿って押し込むのみでテープによる結束を
施すことができ、被結束体を傷付けたり包装の密封を破
ることも、リング駒を摩耗させることもなく、長期に渡
って確実な結束包装体を得ることができる。
例を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
に結束用テープが巻き付いた状態を示す平面図である。
す被結束体への結束行程が結束用テープの切断行程まで
進んだ状態を示す平面図である。
す被結束体への結束行程が結束用テープのしごき行程ま
で進んだ状態を示す平面図である。
状態を更に拡大して示す一部拡大図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 係合軸に遊嵌状態に係合されて前記係合
軸の回りに振れ回り自在なリング駒の外周面に巻き掛け
て結束用テープを案内し、前記リング駒によって案内さ
れた前記結束用テープの先端側部分を前記リング駒の前
記外周面に対して径方向に接離可能なテープ係止機構に
引き渡して係止し、被結束体を前記リング駒の前記外周
面に略接する経路に沿って移動し、前記被結束体の移動
によって前記テープ係止機構から引き戻された前記結束
用テープの前記先端側部分と前記リング駒から繰り出さ
れる前記結束用テープの後端側部分とを前記被結束体に
巻き付け、前記被結束体に巻き付けた前記結束用テープ
の前記先端側部分と前記後端側部分との端部同士を互い
に係合させることから成るテープ結束方法。 - 【請求項2】 前記結束用テープは粘着面を外側に向け
て前記リング駒の前記外周面を案内される片面粘着テー
プであり、前記結束用テープの前記先端側部分は前記テ
ープ係止機構に対して剥離可能な付着状態で係止される
ことから成る請求項1に記載のテープ結束方法。 - 【請求項3】 前記テープ係止機構は、第1ばねによっ
て前記リング駒の前記外周面に押し当てられる方向に付
勢されている回動レバーを備えていることから成る請求
項1又は2に記載のテープ結束方法。 - 【請求項4】 前記結束用テープが巻き付けられた前記
被結束体は、切断刃を備え且つリターンスプリングとし
ての第2ばねによって復帰方向に付勢されたカッタレバ
ーに当接し、前記カッタレバーを前記第2ばねの付勢力
に抗して回動させることにより前記リング駒から繰り出
された前記結束用テープを前記切断刃で切断することか
ら成る請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープ結束
方法。 - 【請求項5】 前記結束用テープは前記切断刃と前記回
動レバーの先端部との間で生じる鋏作用により切断され
ることから成る請求項4に記載のテープ結束方法。 - 【請求項6】 前記結束用テープの前記先端側部分と前
記後端側部分との端部同士は、前記カッタレバーに備わ
るしごき面と前記カッタレバーに当接する方向に第3ば
ねによって付勢されたしごきレバーのしごき面との間で
生じるしごき作用により係合されることから成る請求項
4又は5に記載のテープ結束方法。 - 【請求項7】 前記被結束体は包装物を袋に包装した袋
包装体であり、前記袋の絞り成形された首部が前記結束
用テープで結束されることから成る請求項1〜6のいず
れか1項に記載のテープ結束方法。 - 【請求項8】 フレームに取り付けられた係合軸に遊嵌
状態に係合されて前記係合軸の回りに振れ回り自在であ
り且つ結束用テープを外周面に巻き掛けて案内するリン
グ駒、前記リング駒の前記外周面に対して径方向に接離
可能に配設されており且つ前記リング駒によって案内さ
れた前記結束用テープの先端側部分が前記リング駒から
引き渡されて係止されるテープ係止機構、及び前記リン
グ駒の前記外周面に略接する状態に被結束体が相対的に
移動可能に前記フレームに形成された案内経路を備え、
前記被結束体が前記案内経路を移動することにより前記
テープ係止機構から引き戻された前記結束用テープの前
記先端側部分と前記リング駒から繰り出される前記結束
用テープの後端側部分とを前記被結束体に巻き付け、前
記被結束体に巻き付けた前記先端側部分と前記後端側部
分との端部同士を互いに係合させることから成るテープ
結束装置。 - 【請求項9】 前記係合軸の周面と、前記案内経路の前
記係合軸側の壁面との間の距離は、前記リング駒のリン
グ厚よりも僅かに狭く設定されていることから成る請求
項8に記載のテープ結束装置。 - 【請求項10】 前記案内経路は、前記係合軸に対する
最接近位置から延び且つ前記被結束体が前記結束テープ
を引き出しつつ移動するのを案内する主案内経路と、前
記主案内経路の上流側に接続して形成され且つ前記係合
軸側の前記壁面が前記係合軸側に接近する側に傾斜して
入口側が開いたテーパ状導入案内経路とから構成されて
いることから成る請求項9に記載のテープ結束装置。 - 【請求項11】 前記結束用テープは粘着面を外側に向
けて前記リング駒の前記外周面を案内される片面粘着テ
ープであり、前記結束用テープの前記先端側部分は前記
テープ係止機構に対して剥離可能な付着状態で係止され
ることから成る請求項8〜10のいずれか1項に記載の
テープ結束装置。 - 【請求項12】 前記テープ係止機構は、前記フレーム
に配設された第1軸、前記第1軸の回りに回動自在に支
持された回動レバー、及び前記回動レバーを前記第1軸
の回りに前記リング駒の前記外周面に押し当てられる方
向に付勢する第1ばねから構成されることから成る請求
項8〜11のいずれか1項に記載のテープ結束装置。 - 【請求項13】 前記フレームには、前記リング駒から
繰り出された前記結束用テープを切断するテープ切断機
構、及び前記テープ切断機構で切断された前記結束用テ
ープの前記先端側部分と前記後端側部分との端部同士を
係合させるテープ端部係合機構が配設されていることか
ら成る請求項8〜12のいずれか1項に記載のテープ結
束装置。 - 【請求項14】 前記テープ切断機構は、前記フレーム
に配設された第2軸、前記第2軸の回りに回動自在に支
持されていると共に切断刃を備えたカッタレバー、及び
前記カッタレバーを前記第2軸の回りに復帰方向に付勢
するリターンスプリングとしての第2ばねから構成さ
れ、前記カッタレバーは、前記結束用テープが巻き付け
られた前記被結束体が当接して前記第2ばねに抗して前
記第2軸回りに回動されることにより前記リング駒から
繰り出された前記結束用テープを前記切断刃によって切
断することから成る請求項13に記載のテープ結束装
置。 - 【請求項15】 前記結束用テープは、前記切断刃と前
記回動レバーの先端部との間で生じる鋏作用により切断
されることから成る請求項14に記載のテープ結束装
置。 - 【請求項16】 前記テープ端部係合機構は、前記フレ
ームに配設された第3軸、前記第3軸の回りに回動自在
に支持されていると共に前記カッタレバーに備わるしご
き面と対向するしごき面を備えたしごきレバー、及び前
記しごきレバーを前記両しごき面が互いに押しつけられ
る方向に付勢する第3ばねから構成され、前記結束用テ
ープの前記先端側部分と前記後端側部分との両端部は、
前記両しごき面間に前記両端部が挟まれた状態で前記被
結束体が前記両しごき面から遠ざかる方向に移動するこ
とにより、係合のためのしごき作用が与えられることか
ら成る請求項14又は15に記載のテープ結束装置。 - 【請求項17】 前記案内経路は、前記カッタレバーと
前記しごきレバーとが、前記結束体と当接していない待
機状態で当接している位置にまで延びていることから成
る請求項16に記載のテープ結束装置。 - 【請求項18】 前記被結束体は包装物を袋に包装した
袋包装体であり、前記袋の絞り成形された首部が前記結
束用テープで結束されることから成る請求項8〜17の
いずれか1項に記載のテープ結束装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000121656A JP4537532B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | テープ結束方法及びその装置 |
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JP2000121656A JP4537532B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | テープ結束方法及びその装置 |
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JP2001301716A true JP2001301716A (ja) | 2001-10-31 |
JP2001301716A5 JP2001301716A5 (ja) | 2007-06-14 |
JP4537532B2 JP4537532B2 (ja) | 2010-09-01 |
Family
ID=18632274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000121656A Expired - Lifetime JP4537532B2 (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | テープ結束方法及びその装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5432588U (ja) * | 1977-08-05 | 1979-03-03 | ||
JPH079707U (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-10 | 株式会社トーヨー商事 | 包装袋の結束装置 |
JPH1191730A (ja) * | 1997-09-16 | 1999-04-06 | Nichiban Co Ltd | 結束シール装置 |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000121656A patent/JP4537532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1191730A (ja) * | 1997-09-16 | 1999-04-06 | Nichiban Co Ltd | 結束シール装置 |
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