JP2001301582A - ウオッシャ液噴射制御装置 - Google Patents

ウオッシャ液噴射制御装置

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JP2001301582A
JP2001301582A JP2000123629A JP2000123629A JP2001301582A JP 2001301582 A JP2001301582 A JP 2001301582A JP 2000123629 A JP2000123629 A JP 2000123629A JP 2000123629 A JP2000123629 A JP 2000123629A JP 2001301582 A JP2001301582 A JP 2001301582A
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vehicle
washer
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control device
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Yasuo Morita
泰生 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなワイパ機構を追加することなく、車速
等の車両状況に応じてウオッシャ液の噴射出力値を設定
するウオッシャ液噴射制御装置及び記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 ステップS20では、制御禁止条件が成
立したか否かが判断される。そして、制御禁止条件成立
した場合は、ステップS30に移行し、ウオッシャア液
の噴射量乃至噴射圧の出力が最小になるようにウオッシ
ャ液の噴射出力値が設定される。ステップS50では、
車速検出センサ15によって検出される車速が、どの車
速範囲に該当するか否かを判断する。車速が規定値N以
上の時(規定値N≦車速)はステップS60に移行し
て、ウオッシャ液の噴射量乃至噴射圧の出力が最大にな
るようにウオッシャ液の噴射出力値が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の状況に応じてウ
オッシャ液の噴射出力値を設定するウオッシャ液噴射制
御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ボンネット上に配設したウオッシャ
ノズルからウィンドシールドガラスにウオッシャ液を噴
射させるウィンドウオッシャ装置が知られている。
【0003】このウィンドウオッシャ装置は、車両が高
速で走行している時は、ウオッシャ液の付着位置が低速
走行時に比べて低くなるために効率的な洗浄が行えない
との問題から、実開平6−1051号公報に開示されて
いる考案では、高速時にはウオッシャノズルの噴射角度
を高くするようにしたウィンドウオッシャ装置が提案さ
れている。
【0004】また、実用新案登録第2599272号公
報に開示されている考案のように、ウオッシャノズルを
ガラス面に近いワイパアームやワイパブレードに取り付
け、ウオッシャ液を噴射させながらワイパによる払拭を
行うことにより洗浄性を高めるワイパ装置が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平6−1051号公報に開示された考案においては、
高速走行時では風圧によりウオッシャ液が飛沫し易くな
るため、ウィンドシールドガラスに対して適切な量のウ
オッシャ液を、適切な位置に付着させることができない
という問題がある。
【0006】また、実用新案登録第2599272号公
報に記載されている考案では、ウオッシャノズルをワイ
パアームやワイパブレードに取り付ける等の新たなワイ
パ機構の追加が必要となりコスト的に高くなるという問
題がある。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされ
たものであり、新たなワイパ機構の追加を行うことな
く、車両状況に応じて適切な量のウオッシャ液を適切な
位置に噴射するウオッシャ液噴射制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明によれば、車両状況検
出手段にて車両の状況を検出し、噴射出力値設定手段に
て車両の状況に応じてウオッシャ液の噴射出力値を設定
する。
【0009】この結果、車両の状況に応じて適切な量の
ウオッシャ液を適切な位置へ噴射することが可能とな
る。
【0010】また、請求項2に記載の発明によれば、車
両状況検出手段にて、ウオッシャ液が車両の車室外から
車室内へ侵入し得る状態にあるか否かを判断する。この
時、ウオッシャ液が車両の車室外から車室内へ侵入し得
る状態にあるか否かの判断は、請求項3に記載の発明の
ように、車両のドア、窓、幌、スライドルーフの少なく
とも1つが開いている状態であるか否かにより判断して
もよい。そして、ウオッシャ液が車両の車室外から車室
内へ侵入し得る状態にあると判断された場合は、噴射出
力値設定手段は、ウオッシャ液が車両の車室外から車室
内へ侵入し得る状態にないと判断された場合に比べてウ
オッシャ液の噴射出力値を小さく設定する。
【0011】この結果、車両のドア、窓、幌、スライド
ルーフの少なくとも1つが開いている状態において、ウ
オッシャ液の噴射出力値を小さく設定することにより、
ウオッシャ液が車室内に入ってくるのを極力防ぐことが
できる。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
開度検出手段にて車両のドア、窓、幌、スライドルーフ
の少なくとも1つの開度を検出し、この開度検出手段に
より検出された車両のドア、窓、幌、スライドルーフの
少なくとも1つの開度に応じて、噴射出力値設定手段
は、ウオッシャ液の噴射出力値を設定する。
【0013】この結果、例えば、窓の開き度合いが小さ
い場合には、窓の開き度合いが大きい場合に比べてウオ
ッシャ液の噴射出力値を大きく設定することができ、車
室内へのウオッシャ液の侵入を防ぎながら、適切な量の
ウオッシャ液を噴射することができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明によれば、車
両状況検出手段にて自車両の車速を検出し、噴射出力値
設定手段にて車両状況検出手段により検出される車速に
応じて、ウオッシャ液の噴射出力値を設定する。この
時、例えば、ウオッシャ液の噴射出力値を車速に応じて
リニアに又は指数関数的に又は段階的に大きくしてもよ
い。
【0015】この結果、車速の速い状況においては、ウ
オッシャ液の噴射出力値を大きく設定することにより、
適切な量のウオッシャ液をウィンドシールドガラスの適
切な位置に付着させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。
【0017】[第一の実施形態]図1は、本発明が適用さ
れたウオッシャ液噴射制御装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【0018】図1に示すようにウオッシャ液噴射制御装
置1は、車両状況検出部2と噴射出力設定部3とから構
成されている。
【0019】車両状況検出部2は、ウオッシャスイッチ
9、ワイパスイッチ10、ドア開閉検出スイッチ11、
窓開閉検出スイッチ12、幌開閉検出スイッチ13、ス
ライドルーフ開閉検出スイッチ14、車速を検出する車
速検出センサ15から構成されている。ここで、上記各
種スイッチのオン、オフによる、オン、オフ信号や、車
速検出センサ15により検出される車速信号を後述の入
力回路4に出力する。このドア、窓、幌、スライドルー
フの各スイッチのオンは、それぞれドア、窓、幌、スラ
イドルーフの少なくとも一つが開いている状態に対応す
るものである。
【0020】なお、本実施形態では、スイッチのオン、
オフによりドア、窓、幌、スライドルーフの開閉状態を
検出しているが、これに限定されるものではなく、セン
サ等のようなもので、ドア、窓、幌、スライドルーフの
開閉状態を検出するものであってもよい。
【0021】噴射出力設定部3は、車両状況検出部2か
ら出力されるオン、オフ信号や車速信号が入力される入
力回路4と、入力回路4から出力される車両状況信号3
0に応じて、後述のウオッシャアクチュエータ17を駆
動させるためのウオッシャアクチュエータ駆動信号50
や、ワイパアクチュエータ16を駆動させるためのワイ
パアクチュエータ駆動信号40を演算する中央演算処理
部(以下、CPUと称する)5と、車両に搭載された図示
しないバッテリーからの電圧を、CPU5を適切に作動
させる電圧に変換してCPU5に電源60として供給す
る電源回路8と、CPU5により演算されたワイパアク
チュエータ駆動信号40をワイパアクチュエータ駆動電
圧(電流)に変換するワイパアクチュエータ駆動回路6
と、CPU5により演算されたワイパアクチュエータ駆
動信号40をウオッシャアクチュエータ駆動電圧(電
流)80に変換するウオッシャアクチュエータ駆動回路
7から構成されている。
【0022】なお、CPU5にて演算されるウオッシャ
アクチュエータ駆動信号50とは、ウオッシャアクチュ
エータ17から出力されるウオッシャ液90の噴射量又
は噴射圧を調節する制御信号(本発明の噴射出力値に相
当する)をいう。この制御はPWM制御により行っても
よいし、ウオッシャアクチュエータ17にアナログ信号
を出力して制御してもよい。
【0023】また、ワイパアクチュエータ16は、ワイ
パアクチュエータ駆動回路6から出力されるワイパアク
チュエータ駆動電圧(電流)70により、図示しないワ
イパを駆動する。
【0024】さらに、ウオッシャアクチュエータ17
は、ウオッシャアクチュエータ駆動回路7から出力され
るウオッシャアクチュエータ駆動電圧(電流)80によ
り、ウオッシャタンク18に蓄積されているウオッシャ
液90をウオッシャ液噴射口19を通して図示しない車
両のウィンドシールドガラスシールドガラスにを噴射す
る。
【0025】次に、以上のように構成されたウオッシャ
液噴射制御装置1によるウオッシャ液の噴射制御につい
て図2乃至図4を用いて説明する。
【0026】図2、図3は、ウオッシャ液の噴射制御を
示すフローチャートである。
【0027】まず、図2の最初のステップS10におい
て、ウオッシャスイッチ9がオン状態か否かを判断す
る。ここで、否定判断されれば、ウオッシャアクチュエ
ータ17を駆動せずに、再度ステップS10において肯
定判断されるまで同様の判断が繰り返される。一方、ス
テップS10で肯定判断された場合は、ステップS20
に移行する。
【0028】続くステップS20では、制御禁止条件が
成立したか否を判断する。ここで、制御禁止条件とは、
ウオッシャ液90が車室内へ侵入可能な状況を想定した
ものであり、例えば、車両状況検出部3のドア開閉検出
スイッチ11、窓開閉検出スイッチ12、幌開閉検出ス
イッチ3、スライド開閉検出スイッチ14の少なくとも
1つがオンになっている(ドア、窓、幌、スライドルー
フの少なくとも一つが開いている状態)か否かを判断す
る。
【0029】そして、上記スイッチがオンになっている
と判断された場合、即ち制御禁止条件が成立すると判断
された場合は、ステップS30に移行し、ウオッシャア
クチュエータ17から出力されるウオッシャ液90の噴
射量又は噴射圧が最小になるようにウオッシャ液の噴射
出力値が設定される。
【0030】具体的には、ウオッシャアクチュエータ1
7から出力されるウオッシャ液90の噴射量又は噴射圧
が最小となるようにウオッシャアクチュエータ駆動信号
50がCPU5にて演算され、ウオッシャアクチュエー
タ駆動回路7に出力される。そして、ウオッシャアクチ
ュエータ駆動電圧(電流)80に変換された後にウオッ
シャアクチュエータ17に入力され、ウオッシャアクチ
ュエータ17が駆動されることにより、ウオッシャ液9
0がウオッシャ液噴射口19を通してウィンドシールド
ガラスに対して噴射され、ステップS10に戻る。
【0031】一方、ステップS20において制御禁止条
件が成立しなかった場合は、ステップS50に移行す
る。
【0032】ステップS50では、車速検出センサ15
によって検出される車速が、どの車速範囲に該当するか
否かを判断する。具体的には、車速が規定値N以上の時
(規定値N≦車速)はステップS60に移行して、ウオ
ッシャ液90の噴射量又は噴射圧が最大になるようにウ
オッシャ液の噴射出力値が設定される。また、車速が規
定値N−1以上で規定値Nより小さい時(規定値N−1
≦車速<規定値N)はステップS70に移行して、ウオ
ッシャ液の噴射出力値(N−1)が設定される。以下同
様に、規定値2≦車速<規定値3の時はステップS80
に移行して、ウオッシャ液の噴射出力値(2)が設定さ
れ、規定値1≦車速<規定値2の時はステップS90に
移行してウオッシャ液の噴射出力値(1)が設定され、
車速<規定値1の時はステップS100に移行して、ウ
オッシャ液90の噴射量又は噴射圧が最小になるように
ウオッシャ液の噴射出力値が設定される。即ち、図4
(a)に示すように、車速に応じて段階的にウオッシャ
液の噴射出力値が設定されることとなる。
【0033】なお、この車速に応じてウオッシャ液の噴
射出力値を設定する場合は、図4(a)に示すような車
速に応じて段階的に設定する場合に限られず、図4
(b)に示すように車速に応じて直線的に又は、指数関
数的に設定してもよい。
【0034】そして、ステップS60乃至ステップS1
00のいずれかにおいて設定されたウオッシャ液の噴射
出力値に基づいてウオッシャアクチュエータ17が駆動
されウオッシャ液が噴射された後にステップS10に戻
り、同様の処理が繰り返される。
【0035】なお、ステップS20、ステップS50の
処理は、本発明の車両状況検出手段に相当する。また、
ステップS30、ステップS60乃至ステップS100
は、本発明の噴射出力値設定手段に相当する。
【0036】以上のように、本実施形態によれば、次の
ような効果を有することとなる。
【0037】即ち、車両のドア、窓、幌、スライドルー
フの少なくとも1つが開いている状態であるか否かを判
断し、開いていると判断された場合には、ウオッシャ液
の噴射出力値が最小になるように設定される。
【0038】この結果、ウオッシャ液の噴射量又は噴射
圧が最小となり、車両のドア、窓、幌、スライドルーフ
の少なくとも1つが開いている状態において、ウオッシ
ャ液90をウィンドシールドガラスに噴射する場合で
も、ウオッシャ液90が車室内に入ってくるのを防ぐこ
とができる。
【0039】また、車速を検出し、検出された車速に応
じて段階的又は直線的又は指数関数的にウオッシャ液の
噴射出力値を設定する。
【0040】この結果、車速に応じて適切な量のウオッ
シャ液90をウィンドシールドガラスの適切な位置に噴
射させることが可能となる。
【0041】[第二の実施形態]次に、第二の実施形態に
ついて図5乃至図7を用いて説明する。
【0042】図5は、本実施形態の全体構成を示す説明
図である。
【0043】本実施形態は、第一の実施形態の全体構成
とほぼ同一であるが、ドア開閉検出スイッチ11、窓開
閉検出スイッチ12、幌開閉検出スイッチ3、スライド
開閉検出スイッチ14が開度検出センサ20に置き換わ
っている。これは、単に車両のドア、窓、幌、スライド
ルーフの少なくとも1つが開いているか否かを判断する
だけでなく、どれくらいの割合で車両のドア、窓、幌、
スライドルーフが開いているかを検出することができ
る。
【0044】なお、開度検出センサ20は、本発明の開
度検出手段に相当する。
【0045】次に、以上のように構成されたウオッシャ
液噴射制御装置によるウオッシャ液の噴射制御について
図6、図7を用いて説明する。
【0046】図6は、第二の実施形態におけるウオッシ
ャ液の噴射制御を示すフローチャートである。
【0047】まず、図6の最初のステップS200にお
いて、ウオッシャスイッチ9がオン状態か否かを判断す
る。ここで、否定判断された場合は、ウオッシャアクチ
ュエータ17を起動せずに、肯定判断されるまで同様の
判断が繰り返される。一方、ステップS200で肯定判
断された場合は、ステップS210に移行する。
【0048】続くステップS210では、車両状況検出
部3にて車両状況が検出される。具体的には、開度検出
センサ20によって、ドアの開度、窓の開度、幌の開
度、スライドルーフの開度が検出され、車速センサ15
によって、自車両の車速が検出される。こうして車両状
況が検出された後はステップS220に移行する。
【0049】なお、ここでいうドア、窓、幌、スライド
ルーフの開度とは、それぞれの全開状態に対する現状の
開き度合い(%)を示すものである。
【0050】続くステップS220においては、マップ
関数が参照される。即ち、ステップS210にて検出さ
れたドア、窓、幌、スライドルーフの開度や車速に応じ
てウオッシャ液の噴射出力値を設定するために、図7に
示すマップ関数が参照される。このマップ関数は、ド
ア、窓、幌、スライドルーフごとに図示しないメモリ内
に記憶されているものである。
【0051】このマップ関数の参照方法は、ステップS
210で車速センサ15により検出される車速(V1
2、V3、V4、V5)と、開度検出センサ3によって検
出される車両のドア、窓、幌、スライドルーフの少なく
とも一つの開度(O1、O2、O3、O4)とに応じて、予
め記憶されているウオッシャ液の噴射出力値が参照され
る。例えば、検出された車速がV3で、検出された窓の
開度がO3である場合は、マップ関数上の一致点となる
ウオッシャ液の噴射出力値N33が設定されることとな
る。
【0052】このウオッシャ液の噴射出力値は、開度が
大きく、車速が遅いほど小さい値に設定され、また、開
度が小さく、車速が速いほど大きい値に設定される。
【0053】こうしてウオッシャ液の噴射出力値が設定
された後は、ステップS230に移行し、設定されたウ
オッシャ液の噴射出力値に基づいて、ウオッシャアクチ
ュエータ17が駆動され、ウオッシャ液噴射口19を通
してウオッシャ液90が噴射され、ステップS200に
戻り同様な処理が繰り返し行われる。
【0054】以上のように、本実施形態によれば、以下
の効果を有することとなる。
【0055】即ち、第一の実施形態によれば、車両のド
ア、窓、幌、スライドルーフの少なくとも一つが開いて
いれば、その開度に関係なく、ウオッシャ液90の噴射
量又は噴射圧が最小になるようにウオッシャ液の噴射出
力値が設定されていたが、本実施形態においては、車両
のドア、窓、幌、スライドルーフの少なくとも一つの開
度に応じてウオッシャ液の噴射出力値を設定する。
【0056】従って、例えば、車両のドア、窓、幌、ス
ライドルーフの開度が小さい場合には、車両のドア、
窓、幌、スライドルーフの開度が大きい場合に比べてウ
オッシャ液の噴射出力値を大きく設定するため、車室内
へのウオッシャ液90の侵入を防ぎながら、適切な量の
ウオッシャ液90をウィンドシールドガラスに噴射する
ことができる。さらに、車速をも考慮するため、最適な
量のウオッシャ液90をウィンドシールドガラスに噴射
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態のウオッシャ液噴射制御装置の
全体構成図である。
【図2】第一の実施形態のウオッシャ液の噴射制御を示
すフローチャートである。
【図3】第一の実施形態のウオッシャ液の噴射制御を示
すフローチャートである。
【図4】(a)、(b)は車速に応じて設定するウオッ
シャ液の噴射出力値を示す説明図である。
【図5】第二の実施形態のウオッシャ液噴射制御装置の
全体構成図である。
【図6】第二の実施形態のウオッシャ液の噴射制御を示
すフローチャートである。
【図7】ウオッシャ液の噴射量を設定するためのマップ
関数を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ウオッシャ液噴射制御装置、2…車両状況検出部、
3…噴射量設定部、5…CPU、11…ドア開閉検出ス
イッチ、12…窓開閉検出スイッチ、13…幌開閉検出
スイッチ、14…スライドルーフ開閉検出スイッチ、1
5…車速検出センサ、20…開度検出セサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の状況を検出する車両状況検出手段
    と、 前記車両状況検出手段により検出された車両の状況に応
    じてウオッシャ液の噴射出力値を設定する噴射出力値設
    定手段と、 を備えることを特徴とするウオッシャ液噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウオッシャ液噴射制御
    装置において、 前記車両状況検出手段は、前記ウオッシャ液が前記車両
    の車室外から車室内へ侵入し得る状態にあるか否かを判
    断し、 前記車両状況検出手段により前記ウオッシャ液が前記車
    両の車室外から車室内へ侵入し得る状態にあると判断さ
    れた場合には、前記噴射出力値設定手段は、前記ウオッ
    シャ液が前記車両の車室外から車室内へ侵入し得る状態
    にないと判断された場合に比べて前記噴射出力値を小さ
    く設定することを特徴とするウオッシャ液噴射制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のウオッシャ液噴射制御
    装置において、 前記車両状況検出手段による前記ウオッシャ液が前記車
    両の車室外から車室内へ侵入し得る状態にあるか否かの
    判断は、前記車両のドア、窓、幌、スライドルーフの少
    なくとも1つが開いているか否かを判断することを特徴
    とするウオッシャ液噴射制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のウオッシャ液噴
    射制御装置において、 さらに、前記車両のドア、窓、幌、スライドルーフの少
    なくとも1つの開度を検出する開度検出手段とを備え、 この開度検出手段により検出された開度に応じて、前記
    噴射出力値設定手段は、前記噴射出力値を設定すること
    を特徴とするウオッシャ液噴射制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか記載のウオッ
    シャ液噴射制御装置において、 前記車両状況検出手段は前記車両の車速を検出し、前記
    噴射出力値設定手段は、前記車両状況検出手段にて検出
    される車速に応じて前記噴射出力値を設定することを特
    徴とするウオッシャ液噴射制御装置。
JP2000123629A 2000-04-25 2000-04-25 ウオッシャ液噴射制御装置 Withdrawn JP2001301582A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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