JP2001301577A - 自動車用盗難検知器 - Google Patents
自動車用盗難検知器Info
- Publication number
- JP2001301577A JP2001301577A JP2000119212A JP2000119212A JP2001301577A JP 2001301577 A JP2001301577 A JP 2001301577A JP 2000119212 A JP2000119212 A JP 2000119212A JP 2000119212 A JP2000119212 A JP 2000119212A JP 2001301577 A JP2001301577 A JP 2001301577A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- lever
- contact surface
- tire
- contact
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車の車外に設置することができ、自動車の
盗難を確実に検出する検知器を実現すること。 【解決手段】自動車のタイヤの地面との接地点に押し込
む形で設置する形状を採用し、設置状態でスイッチを作
動させるレバー1を、タイヤとの接触面S上に設け、そ
のレバー1の動きに連動して作動するリミットスイッチ
4の接点信号を、ワイヤレス発信機により無線にて発信
させるようにした。
盗難を確実に検出する検知器を実現すること。 【解決手段】自動車のタイヤの地面との接地点に押し込
む形で設置する形状を採用し、設置状態でスイッチを作
動させるレバー1を、タイヤとの接触面S上に設け、そ
のレバー1の動きに連動して作動するリミットスイッチ
4の接点信号を、ワイヤレス発信機により無線にて発信
させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用盗難検知
器に関するものであり、扱いやすく確実な自動車の盗難
検出を実現する技術に関する。
器に関するものであり、扱いやすく確実な自動車の盗難
検出を実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、いろいろなタイプの自動車用
盗難検知器が存在していたが、いずれも自動車内に設置
するものであり、作動させるために電源等の配線工事を
要するもの、適切な感度を得るために設置場所や固定方
法が指定されているもの等各種の制約が定められたもの
が多く、扱いにくいものであった。
盗難検知器が存在していたが、いずれも自動車内に設置
するものであり、作動させるために電源等の配線工事を
要するもの、適切な感度を得るために設置場所や固定方
法が指定されているもの等各種の制約が定められたもの
が多く、扱いにくいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の自動
車用盗難検知器が抱えていた課題、すなわち、車内に設
置しなくてもよくすること、自動車の盗難を、確実に誤
動作することなく検知するようにすること、設置する際
に配線工事を不要とすること、複雑な設置条件を設けな
くてもよくすること等、を解決するものである。
車用盗難検知器が抱えていた課題、すなわち、車内に設
置しなくてもよくすること、自動車の盗難を、確実に誤
動作することなく検知するようにすること、設置する際
に配線工事を不要とすること、複雑な設置条件を設けな
くてもよくすること等、を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用盗難検
知器は、自動車のタイヤの地面との接地点付近に押し込
む形で設置するだけで自動車の停止状態を検出するスイ
ッチを備え、そのスイッチの状態を無線にて送信するワ
イヤレス発信機を内蔵したものである。車外に設置する
ものであるので防水型とし、自動車の重量に耐えられる
様、充分な強度を有するケースに収納した。
知器は、自動車のタイヤの地面との接地点付近に押し込
む形で設置するだけで自動車の停止状態を検出するスイ
ッチを備え、そのスイッチの状態を無線にて送信するワ
イヤレス発信機を内蔵したものである。車外に設置する
ものであるので防水型とし、自動車の重量に耐えられる
様、充分な強度を有するケースに収納した。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の自動車用盗難検
知器の外観を示す斜視図である。底面との角度θを有す
る接触面Sを有しており、接触面Sがタイヤと接触す
る。その接触面Sの中央に、スイッチを作動させるため
のレバー1を備えている。接触面Sをはさむ形で、両側
に固定部2を備えており、この固定部にボルト等を通し
て、地面に固定することができる構造としてある。
知器の外観を示す斜視図である。底面との角度θを有す
る接触面Sを有しており、接触面Sがタイヤと接触す
る。その接触面Sの中央に、スイッチを作動させるため
のレバー1を備えている。接触面Sをはさむ形で、両側
に固定部2を備えており、この固定部にボルト等を通し
て、地面に固定することができる構造としてある。
【0006】図2は、本発明の自動車用盗難検知器の中
央断面図であり、図1のA方向より見た断面を示してい
る。レバー1は、バネ5により図に示した位置に押し出
される状態で維持されている。レバー1にタイヤが接触
し、このレバー1が検知器内部方向に押し戻されるのに
ともない、リミットスイッチ4のアクチュエータが押さ
れ、リミットスイッチ4の接点状態が反転するようにな
っている。このリミットスイッチ4の状態変化信号は、
ワイヤレス発信機3へ送られ、ここから電波により受信
機(図示省略)へ送信される。この状態が、本発明の自
動車用盗難検知器の自動車へのセット状態となる。
央断面図であり、図1のA方向より見た断面を示してい
る。レバー1は、バネ5により図に示した位置に押し出
される状態で維持されている。レバー1にタイヤが接触
し、このレバー1が検知器内部方向に押し戻されるのに
ともない、リミットスイッチ4のアクチュエータが押さ
れ、リミットスイッチ4の接点状態が反転するようにな
っている。このリミットスイッチ4の状態変化信号は、
ワイヤレス発信機3へ送られ、ここから電波により受信
機(図示省略)へ送信される。この状態が、本発明の自
動車用盗難検知器の自動車へのセット状態となる。
【0007】この状態から、自動車が少しでも動かさ
れ、レバー1を押さえていたタイヤが離れると、リミッ
トスイッチ4のアクチュエータがリミットスイッチ4の
内部のバネ性により戻され、リミットスイッチ4の接点
がもとに戻る。この接点信号をワイヤレス発信機3が受
信機へ無線にて送信し、受信機側で警報音を鳴らすこと
等により、自動車の盗難信号として報知するようにす
る。ワイヤレス発信機は、内蔵した電池によって作動し
ており、外部からの電源供給を不要とした。
れ、レバー1を押さえていたタイヤが離れると、リミッ
トスイッチ4のアクチュエータがリミットスイッチ4の
内部のバネ性により戻され、リミットスイッチ4の接点
がもとに戻る。この接点信号をワイヤレス発信機3が受
信機へ無線にて送信し、受信機側で警報音を鳴らすこと
等により、自動車の盗難信号として報知するようにす
る。ワイヤレス発信機は、内蔵した電池によって作動し
ており、外部からの電源供給を不要とした。
【0008】この自動車用盗難検知器の高さHは、約1
00mmとした。検知面Sと底面のなす角度θの範囲
と、レバー1の力点(タイヤとの接触点)の位置X(底
面と接触面Sとが交わる線と力点との距離)の範囲は、
それぞれ次に示す値のときが最も適していることが、各
種実験により導き出された。 30゜≦θ≦40゜ 70mm≦X≦110mm
00mmとした。検知面Sと底面のなす角度θの範囲
と、レバー1の力点(タイヤとの接触点)の位置X(底
面と接触面Sとが交わる線と力点との距離)の範囲は、
それぞれ次に示す値のときが最も適していることが、各
種実験により導き出された。 30゜≦θ≦40゜ 70mm≦X≦110mm
【0009】また、接触面Sはゴム系の材料で作り、タ
イヤとの接触状態における異物の差し込みを阻止するよ
うにした。つまり、外部から針金のようなものでレバー
1を押さえてしまうことができれば、その状態を維持し
ながらこの種の自動車用盗難検知器をタイヤ面から取り
除くことができてしまうことになり、本来の検知機能が
そこなわれてしまうことになる。本発明では、設置状態
におけるこの種の妨害を阻止することができるよう検討
した結果、前述した形状を採用するとともに、接触面の
材料として、ゴム系の材料を用いれば、タイヤ面と接触
した状態において、間にはさまれた異物の移動を阻止す
る摩擦力が大きくなるので、妨害阻止の効果が高まるこ
とを見い出した。接触面Sの形を水平方向に直線状に谷
と山が形成されるような波形とすることで、さらに、こ
の種の妨害行為を不可能とすることができた。
イヤとの接触状態における異物の差し込みを阻止するよ
うにした。つまり、外部から針金のようなものでレバー
1を押さえてしまうことができれば、その状態を維持し
ながらこの種の自動車用盗難検知器をタイヤ面から取り
除くことができてしまうことになり、本来の検知機能が
そこなわれてしまうことになる。本発明では、設置状態
におけるこの種の妨害を阻止することができるよう検討
した結果、前述した形状を採用するとともに、接触面の
材料として、ゴム系の材料を用いれば、タイヤ面と接触
した状態において、間にはさまれた異物の移動を阻止す
る摩擦力が大きくなるので、妨害阻止の効果が高まるこ
とを見い出した。接触面Sの形を水平方向に直線状に谷
と山が形成されるような波形とすることで、さらに、こ
の種の妨害行為を不可能とすることができた。
【0010】ゴム系の材料を用いなくても、異物を差し
込んだ状態でのその異物の移動を阻止することのできる
材料及び表面形状であればよく、本実施形態に限定され
るものではない。使用するリミットスイッチ4として
は、防水型のものを採用し、構成部品として、雨水等に
よって機能がそこなわれないよう、金属部分にはステン
レス等の錆が発生しない材料を選択した。また、ワイヤ
レス発信機は、防水用のパッキン等を備えた容器により
密閉して収納するようにした。
込んだ状態でのその異物の移動を阻止することのできる
材料及び表面形状であればよく、本実施形態に限定され
るものではない。使用するリミットスイッチ4として
は、防水型のものを採用し、構成部品として、雨水等に
よって機能がそこなわれないよう、金属部分にはステン
レス等の錆が発生しない材料を選択した。また、ワイヤ
レス発信機は、防水用のパッキン等を備えた容器により
密閉して収納するようにした。
【0011】
【発明の効果】本発明の自動車用盗難検知器は、自動車
のタイヤの地面との接地点付近に押し込むだけで、自動
車の停止状態を検出できるので、特別な配線工事が不要
となり、設置上の制約をなくすことができ、扱いやすく
することができた。タイヤ面により押されるレバーの動
きを直接スイッチに伝えるという単純な構成であるた
め、検知動作が確実であり、誤動作することがなく安定
した動作が保証されるようになった。また、車内に設置
する必要がないため、車載用機器に要求される高温多湿
環境下での使用に耐えうるような材料や電子部品を採用
する必要がなくなり、その分の材料や部品のコストを低
減することができた。車外に設置するため、電波の到達
性能の面でも車内に設置するものより格段に有利であ
る。さらに、本検知器は、地面に固定するための固定部
を備えているので、あらかじめ決められた駐車スペース
に本発明の自動車用盗難検知器を設置しておけば、その
駐車スペースの自動車の有無を自動検出することができ
るようになり、駐車場の管理用のセンサーとしての応用
も可能となる。
のタイヤの地面との接地点付近に押し込むだけで、自動
車の停止状態を検出できるので、特別な配線工事が不要
となり、設置上の制約をなくすことができ、扱いやすく
することができた。タイヤ面により押されるレバーの動
きを直接スイッチに伝えるという単純な構成であるた
め、検知動作が確実であり、誤動作することがなく安定
した動作が保証されるようになった。また、車内に設置
する必要がないため、車載用機器に要求される高温多湿
環境下での使用に耐えうるような材料や電子部品を採用
する必要がなくなり、その分の材料や部品のコストを低
減することができた。車外に設置するため、電波の到達
性能の面でも車内に設置するものより格段に有利であ
る。さらに、本検知器は、地面に固定するための固定部
を備えているので、あらかじめ決められた駐車スペース
に本発明の自動車用盗難検知器を設置しておけば、その
駐車スペースの自動車の有無を自動検出することができ
るようになり、駐車場の管理用のセンサーとしての応用
も可能となる。
【図1】本発明の自動車用盗難検知器の外観を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の自動車用盗難検知器の中央断面図であ
る。
る。
1…レバー 2…固定部 3…ワイヤレス発信機 4…リミットスイッチ 5…バネ S…接触面 10…自動車用盗難検知器
Claims (4)
- 【請求項1】底面とのなす角度θ(30゜≦θ≦40゜)
を有する接触面Sを備え、前記接触面S上に沿った底面
からの距離X(70mm≦X≦110mm)の位置に力
点を有するレバーと、そのレバーの動きに連動して作動
するスイッチと、前記スイッチの作動状態を無線にて発
信するワイヤレス発信機とを備えたことを特徴とする自
動車用盗難検知器。 - 【請求項2】前記接触面Sは、ゴム系の材料で形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用盗難検知
器。 - 【請求項3】前記接触面Sは、水平方向に直線状に形成
される山と谷を有するような波形の表面形状であること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車用
盗難検知器。 - 【請求項4】地面に固定するための、ボルト取り付け用
の固定部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3
に記載の自動車用盗難検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000119212A JP2001301577A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 自動車用盗難検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000119212A JP2001301577A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 自動車用盗難検知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001301577A true JP2001301577A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18630234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000119212A Pending JP2001301577A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 自動車用盗難検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001301577A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257487A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Secom Co Ltd | 車両監視装置 |
FR2932162A1 (fr) * | 2008-06-10 | 2009-12-11 | Blue Green Technology | Support de fixation pour installer un equipement sur un train d'atterrissage d'aeronef, utilisation d'un tel support de fixation et ensemble comprenant un dispositif de surveillance et un tel support de fixation |
-
2000
- 2000-04-20 JP JP2000119212A patent/JP2001301577A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257487A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Secom Co Ltd | 車両監視装置 |
FR2932162A1 (fr) * | 2008-06-10 | 2009-12-11 | Blue Green Technology | Support de fixation pour installer un equipement sur un train d'atterrissage d'aeronef, utilisation d'un tel support de fixation et ensemble comprenant un dispositif de surveillance et un tel support de fixation |
WO2010000575A1 (fr) * | 2008-06-10 | 2010-01-07 | Blue Green Technology | Support de fixation pour installer un équipement sur un train d'atterrissage d'aéronef, utilisation d'un tel support de fixation et ensemble comprenant un dispositif de surveillance et un tel support de fixation |
CN102056777A (zh) * | 2008-06-10 | 2011-05-11 | 蓝绿科技公司 | 在飞行器起落架上安装设备的固定支架、该固定支架的用途以及包括监视设备和该固定支架的组件 |
US8807291B2 (en) | 2008-06-10 | 2014-08-19 | Blue Green Technology | Attachment support for installing equipment on aircraft landing gear, use of such an attachment support and assembly comprising a monitoring device and one such attachment support |
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