JP2001301410A - タイヤ安全支持体として、加硫状態で使用できるゴム組成物およびこのような支持体 - Google Patents

タイヤ安全支持体として、加硫状態で使用できるゴム組成物およびこのような支持体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ内側のホイールリム上に装着すべき安
全支持体として、加硫状態で使用できるゴム組成物を提
供することを目的とする。 【解決手段】 (ジエンエラストマー100部当たりの質量
(重量)部phrで表して)60phr以上の量の天然ゴムまたは
合成ポリイソプレンと、60phrを超える量の強化白色フィ
ラーと、3〜8phrなる量の硫黄を含むことを特徴とするゴ
ム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ内のホイー
ルリムに装着するための安全支持体として、加硫された
状態で使用できるゴム組成物、タイヤ圧に降下が見られ
た際に、該タイヤのトレッドを支持することができる、こ
のような支持体およびこの支持体を含む装着アセンブリ
ーに関するものである。
【0002】
【技術的背景】公知の如く、自動車タイヤ用の安全支持
体は、タイヤ圧が失われた際に、該タイヤのトレッドを支
持することができるように、該タイヤ内のリム上に装着
される。これら支持体は、特に該リムと合致させるための
ベースと、上記のような事象が発生した際に、該トレッ
ドと接触することになり、かつ公称圧力下における該ト
レッドに相対的なクリアランスを残すためのクラウンを
含む。 日本国特許明細書JP-A-3/82601は、このような支持体を
提案しており、そのベースおよびクラウンは、実質的に円
筒状であり、また該支持体は更に、該ベースと該クラウン
とを接続する環状体をも含む。 この環状体は、周辺部において連続な支持エレメントを
含み、該支持エレメントは、該周辺部中央面の各側部にお
いて、軸方向に伸び、かつ該支持体の周辺部近傍に分配さ
れた、複数の隔壁、および実質的に周方向に伸びた結合エ
レメントを含み、各結合エレメントは、該支持体の同一の
側部上に配置された2つの隣接する隔壁の各端部を接続
しており、該結合エレメントは、該隔壁の各側部上に連続
的に交互に配置されている。
【0003】ここで、該隔壁および結合エレメントは、実
質的に直線状であり、アジマス関数としての、該支持エレ
メントの軸方向断面面積の、同一の面積の和に対する、最
大値と最小値との間の差は、好ましくは0.3未満である。
その結果、該アジマス関数として、該支持エレメントの軸
方向断面面積は、大きくてもファクタ2だけ変動し、負荷
容量の良好な均一性を保証し、かつ該支持体上を走行す
る際の振動を制限する。 この支持体は、本質的に硬質のポリマー材料を使用して
製造され、また該支持エレメント全体は、圧縮性の負荷に
対して耐え得るように設計される。 このような支持体は、公知の方法、例えば射出成型により
製造できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、タイ
ヤ内側のホイールリム上に装着すべき安全支持体とし
て、加硫状態で使用できるゴム組成物を提供することに
あり、この組成物は、比較に適した平坦部走行時点の有効
寿命において、該支持体の重量減少性能を、更に改善する
ようなものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の組
成物は、(ジエンエラストマー100部当たりの質量(重量)
部phrで表して)60phr以上の量の天然ゴムまたは合成ポ
リイソプレンと、60phrを超える量の強化白色フィラー
と、3〜8phrなる量の硫黄を含むことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、非-加硫状態および加硫
状態両者の状態にある、ゴム組成物に関連するものであ
ることに気付くであろう。 該エラストマーに関連して、ジエンエラストマーは、少な
くとも部分的にジエンモノマー(2つの炭素-炭素二重結
合を持つ、共役または非-共役モノマー)から得られるエ
ラストマー(即ち、ホモポリマーまたはコポリマー)を意
味すべく使用される。 好ましくは、該エラストマーは、少なくとも1種の本質的
に不飽和のジエンモノマーによって構成されることに気
付くであろう。 本質的に不飽和のジエンエラストマーとは、15%(モル%)
を超える、ジエン(共役ジエン)起源の部分または単位の
含有率を有する、少なくとも部分的に共役ジエンモノマ
ーから得られる、ジエンエラストマーを意味するものと
解釈され、例えば: a) 共役ジエンモノマー、例えば1,3-ブタジエン、2-メ
チル-1,3-ブタジエン(またはイソプレン)、2,3-ジ(C1〜C
5アルキル)-1,3-ブタジエン、例えば2,3-ジメチル-1,3-
ブタジエン、2,3-ジエチル-1,3-ブタジエン、2-メチル-3-
エチル-1,3-ブタジエン、2-メチル-3-イソプロピル-1,3-
ブタジエン、フェニル-1,3-ブタジエンの重合により得ら
れる任意のホモポリマー、 b) 1種以上の共役ジエン相互の共重合、または1種以上
の共役ジエンと、1種以上のビニル芳香族化合物、例えば
スチレン、o-、p-またはm-メチルスチレンとの共重合によ
り得られる、任意のコポリマーである。ブタジエン-スチ
レンコポリマー、またはブタジエン-イソプレンコポリマ
ーを例示することができる。
【0007】本発明の一態様によれば、該組成物はまた4
〜12個の炭素原子を持つ共役ジエンモノマーの重合によ
り得られるホモポリマーまたは1種以上の共役ジエン相
互の共重合、または1種以上の共役ジエンと、8〜20個の炭
素原子を含む1種以上のビニル芳香族化合物との共重合
により得られるコポリマーを、40phr以下の量で含む。 従って、該組成物は、例えば天然ゴムとポリブタジエンと
のブレンドを含む。 本発明のもう一つの態様によれば、該組成物は、完全に天
然ゴムまたは合成ポリイソプレンからなる単一のジエン
エラストマーを含む。 強化白色フィラーは、白色フィラー/エラストマー結合剤
以外の如何なる中間的な手段をも使用することなしに、
それ自体でタイヤ製造用のゴム組成物を強化できる白色
フィラーを意味するものと解釈され、換言すれば該白色
フィラーは、タイヤグレードのカーボンブラックを含む
従来の強化フィラーに取って代わり得る、強化作用をも
つものである。
【0008】このような強化白色フィラーは、例えばシ
リカからなるものであり得、また有利には該組成物中に、
60〜80phrなる範囲、より一層有利には65〜75phrなる範
囲の量で存在する。 使用可能な適当なシリカは、両者共に50〜200m2/gなる範
囲の、BETまたはCTAB表面積値をもつ、当業者には公知の
任意の沈降シリカまたは熱分解シリカであるが、高度に
分散性の沈降シリカが好ましい。「 高度に分散性のシリカ」とは、極めて高い抗凝集能力を
もち、かつエラストマーマトリックス中への分散能をも
つ任意のシリカを意味するものと理解され、これらは、電
子顕微鏡または光学顕微鏡による公知の方法によって、
薄い断面上で観察できる。例示でき、本発明で使用可能
な、このような高度に分散性のシリカの、非-限定的な例
は、デグッサ社(Degussa)から入手できるシリカBV3370お
よびBV3380、ロディア社(Rhodia)から入手できるシリカ
ゼオシル(Zeosil)1165MPおよび1115MP、PPG社から入手で
きるシリカBXR160またはフーバー社(Huber)から入手で
きるシリカゼオポル(Zeopol)8745Mである。 好ましくは、110〜200m2/gなる範囲、更に一層好ましくは
140〜195 m2/gなる範囲の、BETまたはCTAB表面積値をも
つシリカを使用する。 このシリカの物理的状態は重要ではなく、粉末、マイクロ
ビーズ、顆粒、ボール等の状態であり得る。
【0009】また、シリカとは、勿論異なるシリカのブレ
ンドをも意味するものと解釈される。このシリカは、単独
でまたは他の白色フィラーの存在下で使用できる。該CTA
B比表面積値は、1987年11月の標準規格NFT45007の方法に
従って測定される。該BET比表面積値は、J. Am. Chem. So
c. 1938, 60:309に記載され、1987年11月の標準規格NFT4
5007に対応する、ブルナウアー、エメットおよびテラーの
方法に従って測定される。 以下に記載するものは、同様に使用できる強化白色フィ
ラーの非-限定的な例である:(式:Al2O3で示される)ア
ルミナ、例えば欧州特許明細書EP-A-810,258に記載され
ている、高分散性アルミナ、あるいはまた水酸化アルミニ
ウム、例えば国際特許出願明細書WO-A-99/28376に記載さ
れているようなもの。
【0010】本発明の組成物は、該強化白色フィラー以
外に、例えばカーボン/シリカブレンドとして、カーボン
ブラックを含むことができることに気付くであろう。 更に有利には、本発明のゴム組成物は、強化白色フィラー
/エラストマー結合剤(カップリング剤としても知られ
る)を含み、その目的は該白色フィラーと該エラストマー
との間に十分な化学的および/または物理的な結合(カッ
プリング)を与え、しかも後者に対するこの白色フィラー
の分散を容易にすることにある。 少なくとも2官能性のこのような結合剤は、例えば簡略化
された一般式:Y-T-Xを有する。ここで、Yは該白色フィラ
ーと物理的および/または化学的に結合できる官能基
(「Y」官能基)を表し、このような結合は、例えば該カップ
リング剤の珪素原子と該フィラーのヒドロキシル(OH)表
面基(例えば、シリカの場合には表面シラノール)との間
に確立できる。Xは、例えば硫黄原子によって、該エラスト
マーと物理的および/または化学的に結合できる官能基
(「X」官能基)を表し、TはYとXとの結合を可能とする炭化
水素基を表す。
【0011】これら結合剤は、特に、問題とする該フィラ
ーを被覆するための単純な薬剤と混同してはならず、後
者は公知の如く、該フィラーに対して活性な該Y官能基を
含むが、該エラストマーに対して活性な該X官能基を含ま
ないものである。 種々の有効性をもつこのような結合剤は、極めて多くの
文献に記載されており、かつ当業者には周知である。事
実、タイヤ製造のために利用できる該ジエンゴム組成物
中で、該シリカとジエンエラストマーとの間の有効な結
合を保証することが知られている、またはこのような結
合を形成する傾向のある任意の結合剤、例えばオルガノ
シラン、特に多硫化アルコキシシランまたはメルカプト
シランを使用することができる。 特に多硫化アルコキシシランが使用され、その例は例え
ば特許明細書US-A-3,842,111、US-A-3,873,489、US-A-3,9
78,103、US-A-3,997,581、US-A-4,002,594、またはより最
近のUS-A-5,580,919、US-A-5,583,245、US-A-5,663,396、U
S-A-5,684,171、US-A-5,684,172およびUS-A-5,696,197に
記載されているものである。これら特許明細書は、このよ
うな公知の化合物を詳細に記載している。 本発明の組成物にとって特に適したものは、以下の一般
式(I)を満足する、所謂「対称性」多硫化アルコキシシラン
であるが、これらに限定されない: (I) Z - A - Sn - A - Z ここで、nは2〜8(好ましくは2〜5)の整数であり、Aは二価
の炭化水素ラジカル(好ましくは、C1-C18アルキレン基ま
たはC6-C12アリーレン基、より好ましくはC1-C10アルキ
レン基、特にC2-C4アルキレン基、とりわけプロピレン基)
であり、Zは以下の式の何れかに相当し:
【0012】-Si(R1)2-R2; -Si(R2)2-R1; -Si(R2)3 ここで、置換されていてもいなくてもよく、同一または異
なっていてもよい、該基R 1は、C1-C18アルキル基、C5-C18
シクロアルキル基、またはC6-C18アリール基(好ましくは
C1-C6アルキル基、シクロヘキシル基またはフェニル基、
特にC1-C4アルキル基、より好ましくはメチルおよび/ま
たはエチル基)を表し、置換されていてもいなくてもよ
く、同一または異なっていてもよい、該基R2は、C1-C18
ルコキシ基またはC5-C18シクロアルコキシ基(好ましく
は、C1-C8アルコキシ基またはC5-C8シクロアルコキシ基、
より具体的にはメトキシおよび/またはエトキシ基)をあ
らわす。 上記式(I)に相当する多硫化アルコキシシラン混合物、特
に従来の市販品として入手できる混合物の場合、「n」の平
均値は、好ましくは2〜5の範囲内で変動する分数である
ことが理解されよう。 より具体的に述べることができる、多硫化アルコキシシ
ランは、ビス(アルコキシ(C1-C4)シリルプロピル)、特に
ビス(トリアルコキシ(C1-C4)シリルプロピル)のポリス
ルフィド、特にビス(3-トリメトキシシリルプロピル)ま
たはビス(3-トリエトキシシリルプロピル) のポリスル
フィドである。これら化合物の中で、式:[(C2H5O)3Si(CH
2)3S2]2で示され、TESPTと略称されるビス(3-トリエトキ
シシリルプロピル)テトラスルフィドを使用することが
好ましく、これは例えばデグッサ社により、商品名Si69
(またはカーボンブラック上に50質量%(重量%)なる含有
率で担持されている場合には、X50S)として市販されてお
り、あるいはまたウイトコ社(Witco)により商品名シルケ
スト(Silquest)A1289として市販されている。
【0013】当業者は、意図する用途、使用したエラスト
マーおよび使用した強化白色フィラーの量に従って、本
発明の組成物におけるカップリング剤の含有率を調節で
きる。本発明のゴム組成物において、カップリング剤の質
量基準の含有率は、強化白色フィラーの質量に対して、2
〜15%の範囲内、および好ましくは5~12%の範囲内であり
得る。 本発明の組成物における硫黄含有率については、好まし
くは4〜6phrの範囲内で変えることができることに気付
くであろう。 本発明のゴム組成物は、該エラストマー、該強化フィラ
ー、硫黄および1種以上の強化白色フィラー/エラストマ
ー結合剤の他に、ゴム混合物において通常使用される、全
てのまたは一部の他の成分および添加剤、例えば可塑剤、
顔料、酸化防止剤、加硫促進剤、エキステンダー油、該強化
白色フィラーを被覆するための、1種以上の試薬、例えば
アルコキシシラン、ポリオール、アミン等を含む。 本発明のもう一つの特徴によれば、該ゴム組成物は、10MP
aを超える、および有利には12MPaを超える、および好まし
くは13〜20MPaなる範囲の、10%変形におけるM10弾性率を
もつ。
【0014】この本発明による加硫ゴム組成物は、当業
者には馴染みの深い手順に従って、連続する3つの製造段
階を利用して、製造する:高温度、即ち130℃〜200℃、好
ましくは145〜185℃なる範囲の最大温度までの高温度に
おける、第一の熱機械加工または混練段階(しばしば「非-
生産」段階としても知られる):この段階中に、本発明に
よる該カップリング系、あらゆる随意のフィラー被覆剤
または補足的な処理剤および種々の他の添加剤を含む
が、該加硫剤系を除く、全ての必要な成分を、例えば公知
の密閉式ミキサー等の適当なミキサーに導入する;低
温、典型的には120℃以下、例えば60〜100℃で行われる、
第二の熱機械加工段階(しばしば「製造」段階としても知
られる):その最終段階中に、該架橋または加硫系を導入
するが、このような段階は、例えば特許明細書EP-A-0,50
1,227に記載されている;および該第二段階の完了時点
で得られた混合物を加硫する、第三の加硫段階。本発明に
よる安全支持体は、本発明の上記ゴム組成物からなるよ
うなものである。 本発明によるこの支持体は、例えばタイヤ用の支持体で
あって、該リムと合致させるための、実質的に円筒状のベ
ースと、圧力降下が見られた際に該タイヤトレッドと接
触させ、かつ公称圧力下における該トレッドに相対的な
クリアランスを残すための、実質的に円筒状のクラウン
と、該ベースと該クラウンとを一緒に接続している、環状
体とを含む型のものであり、該環状体は、周辺部中央面を
もつ周辺部で連続する支持エレメントを含み、該支持エ
レメントが、該周辺部中央面の各側部において、軸方向に
伸び、かつ該支持体の周辺部近傍に分配された、複数の隔
壁を含んでいる。
【0015】この例の、本発明による支持体の第一の態
様によれば、該環状体は、また該支持体の該側部の一方上
で実質的に周辺部に伸びた結合エレメントを含み、各結
合エレメントは、該支持体の該側部上に配置された2つの
隣接する隔壁の各端部を接続しており、該結合エレメン
トは、該隔壁の各側部上に連続的に交互に配置されてい
る。 この第一の態様において、該結合エレメントは、2つの隣
接する隔壁の間において、該支持体の該クラウンから該
ベースまで伸びたリブによって、相互に支持されており、
かくして該結合エレメントは、該支持体の該側部全てに
沿って、ガセット形状にある連続的な結合壁を形成する。 より正確には、この結合壁は、複数のセルを含み、該セル
各々の境界は、2つの隣接するリブによって定められてお
り、各セルの底部は実質的に二面形状を呈し、その稜は該
隔壁の一つにより形成され、またその面は夫々該交互に
配置された結合エレメントによって形成される。 本発明の支持体の、この例に関する第二の態様によれば、
該環状体は、また該支持体の両側に、実質的に周方向に伸
びた結合エレメントを含み、各結合エレメントは、該支持
体の同一の側に配置された2つの隣接する隔壁の各端部
を接続しており、該結合エレメントは、該隔壁の各側部に
順次交互に配置されている。 この第二の態様において、該隔壁は、動径方向の負荷を受
けた状態にある該環状体の座屈抵抗を高めるように、そ
の横方向の端部に相対的に、その中央部において改良さ
れている。
【0016】事実、該支持エレメントの中央部分は、該結
合エレメントから離れて、該支持体上を走行中に、反復的
な座屈変形によって、破壊される恐れがある。本質的にエ
ラストマー材料によって製造された支持体の場合には、
走行中のこのような反復性の座屈変形は、伸ばされる該
壁の側部における、亀裂の発生およびその伝播をもたら
す。他方、本質的に可塑性材料で製造された支持体の場合
には、座屈変形は、可塑性変形をもたらす。このような不
可逆性の変形は、該構造の負荷容量および剛性を著しく
減じ、段階的にその機能の達成を不可能にする。 該隔壁の中央部分およびその横方向の端部における、該
隔壁の厚みの比は、1.1を越え、好ましくは1.5を越える。
この厚みにおける変動は、該隔壁中央部分の座屈抵抗を
実質的に増大させる。このことは、与えられた動径方向の
負荷に対して、該結合エレメントの厚みが制限されてお
り、かつ該支持体の全重量が減じられることを意味する。 一方の横方向端部から他方の横方向端部に向かい、これ
ら隔壁は、少なくとも一つの、好ましくは3つの、該隔壁の
曲率方向における反転を示す。 これら隔壁は、例えば2つの横方向の部分間で、実質的に
軸方向に伸びた中央部分を持ち、これら横方向の部分は、
該結合エレメントと交わり、かつ20〜40度なる範囲の、周
方向に対する角度γをなす。 もう一つの態様によれば、これら隔壁は、その中央帯域に
おいて、実質的に軸方向に伸び、かつ相互に関して周方向
に分岐した2つの部分を、第三の結合部分と共に有する。
この第三の結合部分と、該2つの実質的に軸方向に配向し
た部分との間の、配向における平均の変化αは、好ましく
は20度を越える。
【0017】各結合エレメントは、該環状体の外側に向
かって実質的に軸方向に伸びた少なくとも一つの壁によ
って、該支持エレメント側部の一方のみまたは両方に支
持させることができる。 これら軸方向の壁は、該支持エレメントと一体化され、か
つ比較的短いので、座屈に対してはかなり鈍感である。該
支持体の与えられた一定の幅において、これら軸方向の
壁は、該支持エレメントの幅を減じ、かつ結果として該エ
レメントの座屈抵抗の増大を可能とする。 好ましい態様において、各結合エレメントは、支持用軸方
向の壁および該2つの隣接する隔壁の横方向の端部と共
に、3つに分岐した星型の構造を形成する。また、一つの軸
方向の壁に関する該軸方向の幅は、該支持エレメントの
該2つの隣接する隔壁の、軸方向の幅の1/2以下である。 本発明の支持エレメントは、また実質的に円筒状で、該支
持体と同軸状にあるウエブを含み、このウエブは、例えば
該支持エレメントの1/2の高さにおいて、放射状に配置さ
れている。 このウエブは、該環状体の残部と同一の材料で作成され
る。1/2の高さに配置した場合、該ウエブは該隔壁の高さ
を2分して、限界座屈負荷を、ほぼ4分することを可能とす
る。 本発明の支持体の製造を簡略化するために、該支持エレ
メントの幾何形状を種々調節して、該支持体の軸方向に
おける取り出しを妨害する、アンダーカット部分を含ま
ないようにする。
【0018】好ましくは、本発明による自動車用の装着
アセンブリーは、ホイールリム、該リムに装着されたタイ
ヤおよび本発明の該支持体を含む型のものであり、該リ
ムはその周辺端部各々に、該タイヤのビードを受け取る
ためのリムシートを含み、該リムはその2つのシート間
に、一方ではベアリング表面を、および他方では該ベアリ
ング表面と該シートの一方、または第一のシートの軸方
向内側リップとを接続する、装着溝を含む。 該ベアリング表面によって該リムに与えられたこの平坦
な構造は、平坦部走行中に該支持体の全幅が、「中空」タイ
ヤのリムとは違って、負荷を支持している如きものであ
ることに気付くであろう。 本発明の上記特徴並びにその他の特徴は、本発明に従う
態様の幾つかの例に関する、以下の説明を読むことによ
って、より一層よく理解できるであろう。これら例は、本
発明以外の例との、比較のために例示されるのであり、本
発明を限定するものではない。 本発明による支持体の構造例に関連する上記3つの態様
を、添付図を参照しつつ以下において更に説明する。 これら例において、平坦部の走行テストを、本発明の支持
体および一方で製造に使用したゴム組成について異なっ
ており、他方においてはこれら支持体の選択された構造
において異なる「コントロール」支持体について行った。
【0019】図1および2を参照すると、テストされた
各支持体1は、本質的に以下に記載する3つの部分を含
む:一般に環状の形状を持つベース2、実質的に環状であ
って、放射状の外部壁上に長手方向の溝5を有するクラウ
ン3、および該ベース2とクラウン3とを接続する環状体4。 図2は、特に支持体1の機能、即ちタイヤ空気圧が著しく低
下した場合に、タイヤトレッドを支持する機能を説明す
るものである。 これらテストされた支持体各々は、「プジョー(PEUGEOT)8
06」なる名称の下で市販されている自動車に装着するた
めの、装着アセンブリーに組み込まれる。この装着アセン
ブリーで使用する該リムは、図2に示したような、本発明
の好ましい装着アセンブリーを参照しつつ上で説明した
ものであった(このリムは、またフランス特許明細書FR-A
-2,720,977にも詳しく記載されている)。 より正確に言えば、テストされた各装着アセンブリーの
特徴的な寸法(夫々タイヤ幅、タイヤ径、リム径)は、mm単
位で表して、205-650-440である。 テストされた各支持体のmm単位で表した特徴的な寸法
(夫々幅、内径、高さ)は、135-440- 50である。 平坦部走行テスト(コントロールテストおよび本発明に
よるテスト)各々に対して、動径方向における該支持体
の、同一の相対的圧潰を達成するように注意した(この一
定の相対的な圧潰は、該支持体の高さに対する撓みの比
として定義される)。
【0020】該テスト各々の走行条件は、以下の通りで
あった:ホイール上の負荷:530kg;走行速度:100km/
h;走行温度:20〜25℃;および高速自動車道型のサー
キット上での走行。コントロール実験 1) コントロール実験1 この平坦部走行テスト用の上記装着アセンブリーに組み
込んだ、第一のコントロール支持体は、以下に定義する加
硫ゴム組成物からなる。 エラストマー: 天然ゴム 100phr; 強化フィラー: 「ゼオシル(ZEOSIL)1165MP」シリカ 54phr (このシリカは、ロディア(Rhodia)により市販されているもので、少なくとも150〜 160 m2/gなるBETおよびCTAB表面積値を持つ)。 カップリング剤: Si69/カーボンブラックN330 8.5phr (ここで、Si69が4.25phr、およびカーボンブラックN330が4.25phr) 「6PPD」: 2phr ZnO: 4phr ステアリン酸: 1phr 加硫促進剤:「CBS」 3phr 硫黄: 4.5phr ここで、「6PPD」は、N-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニ
ル-p-フェニレンジアミンであり、また「CBS」は、N-シクロ
ヘキシルベンゾチアジルスルフェンアミドである。
【0021】この第一のコントロール支持体は、実質的
に9MPaに等しいM10弾性率によって特徴付けられる(M10
は、標準規格ISO37-1977による、約10%の変形および室温
において、第三の負荷サイクルについて得られた、割線伸
び率に関する標準的な略号である)。 この支持体は公知の構成を持つものであり、図1および2
との関連で、図13に示されている。 図2の断面は、環状体4の第一の中実部分4aを、該環状
体4の実質上半分を超えて軸方向に伸びた、かつ実質的
に軸方向に外側に開放する溝(図1をも参照)からなる、
第二の部分4bと共に示している。これらの溝4bは、該環状
体4の周辺全体に渡り規則的に配置され、かつ隔壁6を画
成しており、該隔壁は、該支持体1の該クラウン3およびベ
ース2同士の、直接的な動径方向の接続を与える。 この幾何形状は、該隔壁が破壊された際に、圧縮荷重では
なく、寧ろ曲げ荷重を該隔壁6に及ぼすという利点を持
つ。該溝4bおよび結果として該隔壁6は、該支持体上を走
行中に、規則的な支持を保証するのに十分な数で存在す
る。 より正確には、テストされたこの第一のコントロール支
持体1は、その周辺部に、38個の隔壁6を含み、その各々は
厚み18mmを有し、38mmの間隔で2つ毎に間隔をおいて配置
されている。 更に、ベース2およびクラウン3は、夫々厚み7mmおよび8mm
をもつ。この第一のコントロール支持体1の環状体は、(軸
方向の)厚み35mmを持つ。 この第一のコントロール支持体の質量は、8kgである。 この第一のコントロール支持体を含む該装着アセンブリ
ーに関する、上記条件下での該走行テストの結果は、200k
mを越える実用寿命を示した。
【0022】2) コントロール実験2 平坦部走行テスト用の、上記装着アセンブリーに組み込
まれた第二のコントロール支持体は、該第一のコントロ
ール支持体で使用した加硫ゴム組成物とは、天然ゴム(60
phr)とポリブタジエン(40phr)とのブレンドを含む点に
おいてのみ異なる、加硫ゴム組成物からなり、この支持体
の構造、寸法および質量は、該第一コントロール支持体の
値と同一である。 この第二のコントロール支持体は、該第一のコントロー
ル支持体と実質的に同一のM10モジュラスによって特徴
付けられる。 この第二のコントロール支持体を含む、この装着アセン
ブリーに関する、上記条件下での走行テストの結果は、同
様に200kmを越える実用寿命を示した。 また、上記コントロール実験1または2に準ずるコントロ
ール組成物からなるが、図3〜12を参照して以下に記載さ
れるような構造をもつ、他のコントロール支持体につい
ても、テストを行った。この場合には、上記条件下での走
行テストの結果は、100km未満の実用寿命を示した。
【0023】本発明による支持体に関する実験 本発明による一連の支持体をテストした。これら支持体
全ては、同一の加硫ゴム組成物からなり、また夫々は図3
〜12に示された構成を持つ。本説明における明確化の目
的で、これらテストした支持体の構造は、この説明の終わ
りに示されるであろう。 本発明による各支持体は、以下の成分からなる加硫ゴム
組成物によって特徴付けられる:
【0024】
【表1】
【0025】有利なことに、本発明の各支持体は、質量5k
gを有し、これは該コントロール支持体各々の8kgという
質量に対して、実質的に1/3だけ軽量化される。結局、本発
明によるこのような支持体は、該「コントロール」支持体
に比して、低減された質量をもつことに気付くであろう。 更に、夫々本発明の支持体を含む、装着アセンブリーに
関する、上記条件下での走行テスト結果は、同様に200km
を越える実用寿命を示した。 また、本発明による各支持体は、16MPaなるM10モジュラス
によって特徴付けられ、この値は該「コントロール」支持
体よりも高いものである。 本発明による各支持体のゴム組成物中で使用される、シ
リカ等の該強化白色フィラーは、この組成物に、上記の剛
性に加えて、一方では改善された未硬化加工特性を付与
し、かつ他方では凝集性等の改善された硬化後の特性を
付与する。
【0026】本発明による支持体に関する、各場合にお
いてテストされた構造 本発明による支持体の、好ましい第一の構造設計を、図3
に示す。図1および2に関連して、上位概念で述べたよう
に、図3の安全支持体1は、該ベース2、該クラウン3および
該環状体4を含む型のものである。 図3は、周辺部において連続的なこの好ましい支持体1の
支持エレメント7を示し、この支持エレメントは、該支持
体1の該周辺中央面P各側部上に軸方向に伸び、かつ該支
持体1の周辺近傍に分配された、複数の隔壁6を含む。 図3において、この支持エレメント7は、該支持体1の側部
の一方において、実質的に周辺部に伸びた結合エレメン
ト8を含む。各結合エレメント8は、該支持体1の該側部
上に配置された、隣接する2つの隔壁6の各端部6aを接続
する。また、該結合エレメント8は、該隔壁6の各側部上
に交互に連続的に配置されている。 より正確には、該結合エレメント8は、2つの隣接する隔
壁6間で、該支持体1の該クラウン3から該ベース2まで伸
びたリブ8aによって相互に支持されており、結果として
該結合エレメント8は、該支持体1の該側部全体に沿った
ガセットとして、連続的な結合壁9を形成する。
【0027】より正確に言えば、該結合壁9は複数のセ
ル9aを含み、その各々の境界は2つの隣接するリブ8aによ
って定められている。各セル9aの底部は、実質的に二面形
状を有し、その稜部は該隔壁6の1端部6aにより形成さ
れ、かつその面は、それぞれ該交互に配置された結合エレ
メント8により形成される。 この好ましいテストされた構造例においては、該支持体1
の周辺近傍に、該支持体1の、40個の隔壁6がある。その各
隔壁は、厚み8mmを有し、またその間隔は40mmである。上記
のように、テストされた各支持体1は、幅135mm、径440mm
および高さ50mmをもつ。 更に、該支持体1のベース2およびクラウン3は、夫々6mmお
よび7mmの厚みをもつ。その上、該結合エレメント8に対す
る軸方向のメジアンである面P'と、該リブ8aの各自由末
端との間の、軸方向における距離は、この好ましい例にお
いて、20mmである。 本発明の支持体1に関する構造の第二の設計は、図4に示
されており、図5〜12はこの第二の設計の変形を示すもの
である(図4と同様な構造エレメントは、以下図5から始め
て、各図に対して10づつ増大させた参照番号により示さ
れる)。 上記第一の設計におけるように、これらの図4〜12に関連
する該支持体1は、全てベース2、クラウン3および環状体
10を含む型のものである。
【0028】図4はこのような環状体10を示す。この環状
体は、周辺において連続な支持エレメント11からなり、該
支持エレメント11は、2つづつ結合エレメント13によって
接続された、一組の隔壁12を含む。 これら隔壁12は、該支持体1の周辺中央面Pの各側におい
て横方向に伸びており、またこれらは該支持体1の周辺近
傍に規則的に分配されている。これらは、周方向に対して
傾斜角Δを有し、該傾斜角は90度に近づく。その厚みHは
一定である。更に、2つの隣接する隔壁12は、該軸方向に対
する対向する傾斜角をもつ。これら結合エレメント13は、
厚みeを有し、これらは周方向に配向しており、かつ各々
は、該支持体1の同一の側に配置された、2つの隣接する隔
壁12の各端部を接続する(これら2つの端部は、相互に最
も近接したものである)。 従って、該結合エレメント13は、該隔壁12の各側に、交互
に連続的に配置される。軸方向に取り出される該支持体1
の製造を簡単化するために、該支持エレメント11がアン
ダーカットエレメントを含まないことに気付くであろ
う。図5は、図4の支持エレメント11に対する、別の態様に
係る支持エレメント21を示す。 この支持エレメント21の隔壁22は、その中央部分におい
て厚みHをもち、これは該隔壁の横方向端部におけるその
厚みhよりも大きい。この例において、Hはhの大きさの約2
倍である。
【0029】この厚みにおける変化は、該隔壁22の中央
部分に、極めて良好な座屈抵抗を与える。該横方向の端部
は、連続的な様式で、結合エレメント23と接続しており、
これは該エレメントに良好な座屈抵抗を与える。 10%程度の低い厚みにおける変化は、過負荷座屈の発生を
遅らせる上で、かなりの効果を持つ可能性がある。 図6は、もう一つの異なる態様に係る、支持エレメント31
を示す。 前と同様に、この支持エレメントは、結合エレメント33に
よって接続された、隔壁32を有する。これら隔壁32は、周
方向に対して同一の傾斜角Δをもつ2つの横方向の部分3
4を含み、これらは周方向に分岐しており、かつ実質的に
周方向に配向した第三の部分35によって、該支持エレメ
ント31の中央部分において接続されている。 横方向の部分34と該中央部分35との間の配向における平
均の変化αは、この場合には80度程度である。該部分35は
周方向に配向しているので、該角度αとΔとは互いに等
しい。 該2つの横方向部分の平均配向とは大幅に異なる平均配
向を持つ、この第三の中央部分35の存在は、該隔壁22の中
央部分の座屈抵抗を増大する。
【0030】効果的であるためには、この変化αは、20度
を越える必要がある。 この態様において、該隔壁32は、一つの横方向の端部か
ら他方の端部までに、その曲率における方向の1回の反転
を含む。 図7は、支持エレメント41をもつ、もう一つの別の態様を
示す。 この場合、該支持エレメント41の一方の側部に配置され
た該結合エレメント43は、該結合エレメント44の長さよ
りも小さな長さをもち、該結合エレメント44は、該支持エ
レメント41のもう一方の側に配置されている。 実質的に二倍の長さをもつ該結合エレメント44は、該支
持体1のこの側の該支持エレメント41の圧縮剛性を高め
ることに気付くであろう。この後者の側は、自動車の内側
に向かって配置されるべきであり、その側で、該支持体1
により負荷が生じ、運転中に最大となる。 図8は、支持エレメント51を含む、更に別の態様を示す。 この場合、結合エレメント53は、隔壁52の円の弧として、
該2つの横方向端部54間の接触表面まで減じられる。 該隔壁52は、また中央接続部55をも含む。
【0031】該2つの横方向部分56と該中央部分55との
間の平均配向における変動αは、90度よりも大きく、また
110度程度であり、これは該支持エレメント51の中央部分
におけるその平均支持密度を増大させることに気付くで
あろう。 一方の横方向端部から他方の端部までに、これら隔壁52
は、その曲率の方向において、3つの反転部分を含む。 図9は、更に別の態様に係る支持エレメント61を示し、以
下のような変更を施した、図8の態様に類似する変形を示
す。 隔壁62は、直線状のセグメントを含み、かつその曲率の方
向において、3つの反転部を含む。これら隔壁は、2つの軸
方向に配向した横部分64を含み、該横部分は一方で中央
部分65によって接続され、他方では周方向に対して30度
近傍の平均配向γを持つ、横端部66によって結合エレメ
ント63に接続されている。 該隔壁62の2つの軸方向に配向した部分64と、中央結合部
分65との間の配向における平均の変動αは、40度程度で
ある。 これら結合エレメント63は、この場合、2つの隣接する横
端部66間に配置された、実質的に三角形の断面を持つエ
レメントとして定義できる。
【0032】該支持エレメント61の両側において、環状
体60は一組の実質的に軸方向に配向した壁67を含み、該
壁から各結合エレメント63が、該支持体1の外側に向かっ
て伸びている。図9から理解されるように、該隣接横端部6
6および該軸方向の壁67の、各結合エレメント63との会合
は、結果として3方に分岐した星型を形成し、これは座屈
に対して高い抵抗性をもつ。 図10は、更に別の態様に係る支持エレメント70および結
果としての支持エレメント71を示す。 この後者のエレメントは、軸方向に配向した中央部分74
をもつ隔壁72を含み、該中央部分は横端部75によって各
側に伸び、周方向に対して、30度近傍の配向γをもつ。 環状体70の一方の側において、結合エレメント73は、該2
つの隣接する横端部75間の接触表面まで減じられる。他
方の側において、該環状体70は横壁76を含み、該壁はこの
側において結合エレメント77を支持し、該結合エレメン
トは実質的に三角形状のものである。 この後者の側において、該支持エレメントの圧縮剛性は
より大きいことに気付くであろう。 該横壁76の長さは、特に該隔壁72の、中央部分74の長さの
1/2未満であり、従ってこれらは座屈する傾向をもたな
い。
【0033】最大の動径方向の圧縮剛性を持つ、該支持
エレメント71の側は、好ましくは自動車の内側に配置す
べきである。事実、自動車のこの内側において、負荷は最
大であることが観測されている。 該隔壁72は、その中央部分74において厚みHを有し、この
厚みはその横部分75の厚みhよりも大きく、そのためにこ
の中央部分74の座屈抵抗が高められる。図11は、更に別の
態様に係る、図10の該環状体70に極めて類似する変形で
ある、支持エレメント80を示す。 この環状体80は、軸方向の横壁86および87を含み、これら
は両側において支持エレメント81を支持しており、該支
持エレメントは、また該支持エレメント71と、構造上極め
て類似している。 該環状体80の与えられた幅に対して、これら横壁86およ
び87は、該連続支持エレメント81の、該隔壁82の持つ軸方
向の幅を減じ、および結果としてこの全体的な構造の座
屈抵抗を改善するという利点を持つ。該横壁86および87
の軸方向の長さは、図11に示すように異なっていても良
い。
【0034】図12は、図11に示したように、支持エレメン
ト91を含む支持体1の軸方向の図であるが、付随的に該環
状体90の半分の高さ位置に配置された、周辺ウエブ94を
含む。この周辺ウエブ94は、円筒形状を持ち、ファクタ4程
度の、該支持体1の構造の、限界座屈負荷を極めて実質的
に増大するという、利点を持つ。 図4〜12を参照しつつ説明した、該支持体1各々は、以下の
ような寸法上の特徴を持つ。 各支持体1の周辺部近傍には、40個の隔壁12、・…、92が存
在し、各隔壁は厚み8mmを有し、かつこれらは40mmの間隔
を持つ。上記のように、テストされた各支持体1は、幅135m
m、径440mmおよび高さ50mmをもつ。 更に、この支持体1のベース2およびクラウン3は、夫々厚
み6mmおよび7mmを有する。
【0035】上記全ての該支持エレメント7、11、・…、91
および該環状体4、10、・…、90は成形技術によって製造で
きる。軸方向の取り出しを容易にするために、これらはア
ンダーカット部分を含まないことが好ましい。 同様に、本発明の支持構造として、該支持体の軸方向にお
いて一緒に接続された、2以上のリングからなる支持体を
使用し、その全体としての構造をそのままにすることも
可能である。 例えば、支持体に実質的に矩形の軸方向の断面を与え、1
以上の環状エレメントが、実質的に軸方向に、その全幅を
横切って伸び、かつその周辺部近傍に実質的に規則的に
分配された、複数の溝を含むようにすることも可能であ
る。 タイヤの種々の環状エレメントが低い曲げ剛性をもつた
めに、このようなリング型の支持体を、タイヤに組み込む
ことは容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本図は、本発明の一態様による安全支持体の側
面図である。
【図2】本発明の装着されたアセンブリーの軸方向の断
面であり、ここでは図1の支持体が、ホイールリム上に装
着されており、またタイヤに対する支持位置にある。
【図3】本発明の第一の態様による、支持エレメントの、
図1のラインAAに沿った断面図である。
【図4】交互の周辺結合エレメントによって、一緒に接
続された隔壁を含む、本発明の第二の態様に従う、支持エ
レメントの図1のラインAAに沿った断面図である。
【図5】図4と同様な、支持エレメントの、図1のライン
AAに沿った断面図であり、その隔壁は変更可能な厚みを
持つ。
【図6】図4と同様な、支持エレメントの、図1のライン
AAに沿った断面図であり、その隔壁は、周方向に配向し
た、中央接続部分を含む。
【図7】図4と同様な、支持エレメントの、図1のライン
AAに沿った断面図であり、その周方向の結合エレメント
は、変更可能な長さをもつものである。
【図8】図4と同様な、支持エレメントの、図1のライン
AAに沿った断面図であり、その隔壁は、その幅を横切る曲
率において、3つの反転部分を持つ。
【図9】図4と同様な、他の態様に係る支持エレメント
を含む環状体の、図1のラインAAに沿った断面図であり、
その隔壁は、その幅を横切る曲率において、3つの反転部
分を持つ。
【図10】図4と同様な、支持エレメントを含む本発明
による環状体の、図1のラインAAに沿った断面図であり、
その隔壁は、変更可能な厚みを有し、かつ軸方向の支持壁
を持つ。
【図11】図4と同様な、支持エレメントを含む本発明
による環状体の、図1のラインAAに沿った断面図であり、
その隔壁は、変更可能な厚みを有し、かつ軸方向の支持壁
を持つ。
【図12】本発明による第二の態様に従う支持体の、側
面図であり、その環状体は中央ウエブを含む。
【図13】公知の支持構造を示す斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 21/00 C08L 21/00 (72)発明者 フランスワーズ マソン アメリカ合衆国 サウスカロライナ州 29607 グリーンビル ハルトン ロード 660−#8エフ (72)発明者 フランソワーズ バタイユ フランス 63450 サンタマン タランド ランドール (番地なし) (72)発明者 セルジュ テセイル フランス 63100 クレルモン フェラン プラス デ ラ ロデイド 12

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ内側のホイールリムに取り付けら
    れる安全支持体(1)として、加硫状態で使用できるゴム組
    成物であって、該組成物が、(ジエンエラストマー100部当
    たりの重量部phrであらわして)60phr以上の量の天然ゴ
    ムまたは合成ポリイソプレンと、60phrを超える量の強化
    白色フィラーと、3〜8phrなる量の硫黄を含むことを特徴
    とする、上記ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 該強化白色フィラーが、60〜80phrなる範
    囲の量のシリカからなる、請求項1記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 該シリカが、両者共に50〜200m2/gなる範
    囲の、BETまたはCTAB表面積値をもつ、請求項1または2記
    載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 該シリカが、両者共に110〜200m2/gなる
    範囲の、BETまたはCTAB表面積値をもつ、請求項3記載のゴ
    ム組成物。
  5. 【請求項5】 該組成物が、ポリ硫化アルコキシシラン
    型のものである、強化白色フィラー/エラストマー結合剤
    を含む、上記請求項の何れか1項に記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】 該組成物が、更に40phr以下の量で、炭素
    原子数4〜12の共役ジエンモノマーを重合することによ
    って得られるホモポリマーまたは1種以上の共役ジエン
    相互の、または該共役ジエンと、1種以上の炭素原子数8〜
    20のビニル芳香族化合物との共重合により得られるコポ
    リマーを含む、上記請求項の何れか1項に記載のゴム組成
    物。
  7. 【請求項7】 該組成物が、天然ゴムとポリブタジエン
    とのブレンドを含む、請求項6記載のゴム組成物。
  8. 【請求項8】 該組成物が、天然ゴムまたはポリイソプ
    レンからなる単一のジエンエラストマーを含む、請求項1
    〜5の何れか1項に記載のゴム組成物。
  9. 【請求項9】 該組成物が、10MPaを超える、10%変形にお
    けるM10弾性率を示す、上記請求項の何れか1項に記載の
    ゴム組成物。
  10. 【請求項10】 タイヤ圧が降下した際に、該タイヤト
    レッドの支持を可能とするように、自動車タイヤ内側の
    ホイールリムに取り付けられる、安全支持体(1)であっ
    て、該支持体(1)が、上記請求項の何れか1項記載の加硫ゴ
    ム組成物からなることを特徴とする、上記支持体(1)。
  11. 【請求項11】 該リムと合致させるための、実質的に
    円筒状のベース(2)と、圧力降下が見られた際に該タイヤ
    トレッドと接触させ、かつ公称圧力下における該トレッ
    ドに相対的なクリアランスを残すための、実質的に円筒
    状のクラウン(3)と、該ベース(2)と該クラウン(3)とを一
    緒に接続している、環状体(4)とを含む型のものであり、
    該環状体(4)は、周辺部中央面(P)をもつ周辺部で連続す
    る支持エレメント(7)を含み、該支持エレメント(7)が、該
    周辺部中央面(P)の各側部において、軸方向に伸び、かつ
    該支持体(1)の周辺部近傍に分配された、複数の隔壁(6)
    および該支持体(1)の該側部の一方上で実質的に周辺部
    に伸びた結合エレメント(8)を含み、各結合エレメント
    は、該支持体(1)の該側部上に配置された2つの隣接する
    隔壁(6)の各端部(6a)を接続しており、該結合エレメント
    (8)は、該隔壁(6)の各側部上に連続的に交互に配置され
    ており、2つの隣接する隔壁(6)の間において、該結合エレ
    メント(8)は、該支持体(1)の該クラウン(3)から該ベース
    (2)まで伸びたリブ(8a)によって、相互に支持され、かく
    して該結合エレメント(8)は、該支持体(1)の該側部全て
    に沿って、ガセット形状にある連続的な結合壁(9)を形成
    することを特徴とする、請求項10記載の安全支持体(1)。
  12. 【請求項12】 該連続壁(9)が、複数のセル(9a)を含
    み、その各々の境界は、2つの隣接するリブ(8a)によって
    定められており、各セル(9a)各々の底部は、実質的に二面
    形状を示し、その稜は該隔壁(6)の一つにより形成され、
    かつその面は夫々該交互の結合エレメント(8)によって
    形成されされる、請求項11記載の安全支持体(1)。
  13. 【請求項13】 該リムと合致させるための、実質的に
    円筒状のベース(2)と、圧力降下が見られた際に該タイヤ
    トレッドと接触させ、かつ公称圧力下における該トレッ
    ドに相対的なクリアランスを残すための、実質的に円筒
    状のクラウン(3)と、該ベース(2)と該クラウン(3)とを一
    緒に接続している、環状体(10)とを含む型のものであ
    り、該環状体(10)は、周辺部中央面(P)をもつ周辺部で連
    続する支持エレメント(11、・…、91)を含み、該支持エレメ
    ント(11、・…、91)が、該周辺中央面(P)の各側部において
    軸方向に伸びかつ該支持体(1)の周辺部近傍に分配され
    た、複数の隔壁(12、・…、92)および実質的に周方向に伸び
    た結合エレメント(13、・…、93)を含み、各結合エレメント
    (13、・…、93)は、該支持体(1)の該同一の側部上に配置さ
    れた2つの隣接する隔壁(12、・…、92)の各端部を接続して
    おり、該結合エレメント(13、・…、93)は、該隔壁(12、・…、9
    2)の各側部上に連続的に交互に配置されており、動径方
    向の負荷の下で、該環状体(10)の座屈抵抗を増すように、
    該隔壁(12、・…、92)が、その横方向の端部と相対的に、そ
    の中央部分において改善された、請求項10記載の安全支
    持体(1)。
  14. 【請求項14】 該隔壁(22、72)の中央部分およびその
    横方向端部における、これらの厚みの比が、1.1を越える、
    請求項13記載の安全支持体(1)。
  15. 【請求項15】 一方の横方向端部から他方の横方向端
    部までにおいて、該隔壁(32)が、その曲率の方向におけ
    る、少なくとも1回の反転を示す、請求項13または14記載
    の安全支持体(1)。
  16. 【請求項16】 該隔壁(62)が、2つの横方向の部分(64)
    間で、実質的に軸方向に伸びた中央部分(65)をもち、該横
    方向の部分が、該結合エレメント(63)と交わり、かつ20〜
    40度の範囲の、該周方向との角度γをなす、請求項15記載
    の安全支持体(1)。
  17. 【請求項17】 該隔壁(52)が、一方の横方向端部から
    他方の横方向端部までにおいて、少なくとも3回の、その
    曲率の方向における反転を示す、請求項13〜16の何れか1
    項に記載の安全支持体(1)。
  18. 【請求項18】 該隔壁(32)が、その中央帯域において、
    第三の結合部分(35)と共に、実質的に軸方向に伸び、かつ
    相互に関して周方向に分岐している2つの部分(34)をも
    つ、請求項15〜17の何れか1項に記載の安全支持体(1)。
  19. 【請求項19】 該支持エレメント(61、81、91)の少なく
    とも一方の側部において、各結合エレメントが、実質的に
    軸方向に該環状体の外側に向かって伸びた、少なくとも
    一つの壁(67、87)によって支持されている、請求項13〜1
    8の何れか1項に記載の安全支持体(1)。
  20. 【請求項20】 各結合エレメント(63)が、軸方向の支
    持壁(67)および該2つの隣接する隔壁(62)の横方向端部
    (66)と共に、3方に分岐した星状の構造を形成する、請求
    項19記載の安全支持体(1)。
  21. 【請求項21】 該支持エレメント(91)が、更に実質的
    に円筒状であり、かつ該支持体(1)と同軸状にあるウエブ
    (94)を含み、該ウエブが該支持エレメント(91)の1/2の高
    さにおいて、放射状に配列されている、請求項13〜20の何
    れか1項に記載の安全支持体(1)。
  22. 【請求項22】 該支持エレメント(11)が、該支持体(1)
    の軸方向における取り出しを妨害する、アンダーカット
    部分を含まないように調節される、請求項13〜21の何れ
    か1項に記載の安全支持体(1)。
  23. 【請求項23】 ホイールリム、該リム上に装着された
    タイヤおよびタイヤ圧に降下が見られた際に、該タイヤ
    トレッドを支持できるように、該タイヤ内側の該リム上
    に装着された安全支持体(1)を含み、該リムが、その周辺
    端部各々上に、該タイヤのビードを受け取るためのリム
    シートを含み、該リムが、その2つのシート間に、一方にお
    いてはベアリング表面を、および他方では該シートの一
    方、または第一シートの軸方向に関して内側のリップに、
    該ベアリング表面を接続する装着用溝を含み、該支持体
    (1)が、請求項10〜22の何れかに記載のものであることを
    特徴とする、自動車用の装着アセンブリー。
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