JP2001300388A - 粘性材料塗布方法及び装置 - Google Patents

粘性材料塗布方法及び装置

Info

Publication number
JP2001300388A
JP2001300388A JP2000123182A JP2000123182A JP2001300388A JP 2001300388 A JP2001300388 A JP 2001300388A JP 2000123182 A JP2000123182 A JP 2000123182A JP 2000123182 A JP2000123182 A JP 2000123182A JP 2001300388 A JP2001300388 A JP 2001300388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscous material
storage chamber
screen mask
coating
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000123182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3824470B2 (ja
Inventor
Toshinori Mimura
敏則 三村
Masaru Yamauchi
大 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000123182A priority Critical patent/JP3824470B2/ja
Priority to US09/840,073 priority patent/US6772937B2/en
Publication of JP2001300388A publication Critical patent/JP2001300388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3824470B2 publication Critical patent/JP3824470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Screen Printers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘性材料が常時空気に触れるのを防止して安
定して塗布することができ、また動作時に粘性材料がは
み出すことなく、かつ塗布ユニットをスクリーンマスク
から離間させる際に粘性材料がスクリーンマスクに残ら
ない粘性材料塗布方法及び装置を提供する。 【解決手段】 粘性材料の貯留室を有し、貯留室に連通
して粘性材料の吐出口が設けられた塗布ユニットを用
い、スクリーンマスク又は被塗布物と塗布ユニットの吐
出口を接触させて塗布ユニットとスクリーンマスク又は
塗布ユニットと被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘
性材料を塗布する粘性材料塗布方法及び装置において、
塗布ユニット3をスクリーンマスク53又は被塗布物か
ら離間させる際にチャンバ3a内の空間を拡張して塗布
材料4をチャンバ3aに収容するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤やクリーム
半田や導電ペーストなどの粘性材料を回路基板等の被塗
布物上にスクリーンマスクを介して所定パターンで塗布
する粘性材料塗布方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の粘性材料塗布装置として、図10
(a)〜(e)に示すように、接着剤やクリーム半田な
どの粘性材料4をスクリーンマスク53を介して被塗布
物50である回路基板等のランド51上に塗布するスク
リーン印刷装置が一般的に知られている。
【0003】スクリーンマスク53は被塗布物50のラ
ンド51に対応する所定パターンで配置された貫通穴か
らなる開口52を有しており、(a)、(b)に示すよ
うに、このスクリーンマスク53に対して図示しないテ
ーブル部により被塗布物50を位置決めして接触させ
る。次に、(c)に示すように、スクリーンマスク53
の一端に供給した粘性材料4をスキージ54により所定
方向に移動させることにより、開口52内に粘性材料4
を充填する。次に、(d)に示すように、被塗布物50
をスクリーンマスク53から離すことにより、(e)に
示すように、開口52内の粘性材料4を被塗布物50の
ランド51上に転写させ、粘性材料4を被塗布物50の
ランド51上に塗布している。
【0004】また、特開平4−284249号公報にお
いては、粘性材料を大気から遮断した状態で収容する閉
鎖容器と、閉鎖容器と連通するとともにスクリーンマス
クに実質的に密着する吐出口と、吐出口近傍で粘性材料
の粘度を調整する攪拌ローラと、閉鎖容器内の粘性材料
上に配置されたピストン上に気体圧を供給して粘性材料
を押圧し、吐出口から粘性材料を吐出させる吐出圧供給
手段とを備えた密閉スキージが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
粘性材料塗布装置では、スクリーンマスク53上をスキ
ージ54を移動させて粘性材料4を開口52に充填する
方式であるため、また粘性材料4が常時空気に触れてい
るため、粘性材料4の状態が変化し易く、安定した塗布
ができなくなる恐れがあるという問題があり、またスキ
ージ54からはみ出した粘性材料4をスキージ54内に
掻き寄せなくてはならないという問題があった。
【0006】特に、一連の塗布動作が終了した時に、ス
キージ54をスクリーンマスク53から離間させた後、
スクリーンマスク53上に粘性材料4が残るため、その
清掃に手間がかかるとともに、スクリーンマスク53上
に残った粘性材料4が無駄になるという問題があった。
【0007】一方、上記特開平4−284249号公報
に開示された技術手段では、粘性材料を掻き寄せる必要
がなく、また粘性材料4が空気に触れず状態が変化する
ことも抑制でき、また一連の塗布動作が終了した時も、
密閉スキージをスクリーンマスクから離間させると、殆
どの粘性材料は吐出口内に収容された状態のまま回収さ
れるが、スクリーンマスクに付着している粘性材料がス
クリーンマスク側に残ってしまい、その清掃に手間がか
かるという問題がある。そこで、この公報には、密閉ス
キージをスクリーンマスクから離間させる際に、スクリ
ーンに平行な方向と直角な方向の成分をもって移動させ
る技術が開示されている。しかしながら、吐出口を構成
するスキージ部材は、従来のスキージと同じ機能を持つ
ように、スクリーンマスク側に向かって先広がりのハ字
状に配設されているため、密閉スキージを上記のように
移動させても、密閉スキージがスクリーンマスクから離
間する直前にスクリーンマスクに付着していた粘性材料
は、スキージ部材で充分にすくい取ることができず、や
はりスクリーンマスク側に残ってしまうのは避けられ
ず、その清掃に手間がかかるという問題がある。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、粘性
材料が常時空気に触れるのを防止して安定して塗布する
ことができ、また動作時に粘性材料がはみ出すことな
く、かつ塗布ユニットをスクリーンマスクから離間させ
る際に粘性材料がスクリーンマスクに殆ど残らず、スク
リーンマスクの清掃の手間を不要にできて自動交換も実
現可能となる粘性材料塗布方法及び装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の粘性材料塗布方
法は、粘性材料の貯留室を有し、貯留室に連通して粘性
材料の吐出口が設けられ、貯留室に粘性材料を供給する
粘性材料供給手段が連結され、貯留室内の粘性材料に吐
出圧を付与する吐出圧調整手段が設けられた塗布ユニッ
トを用い、被塗布物に対応した開口を有するスクリーン
マスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐出口とを接
触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与しながら塗布
ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニットと被塗布
物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布する粘性
材料塗布方法であって、塗布ユニットをスクリーンマス
ク又は被塗布物から離間させる際に、塗布材料を貯留室
内に収容するものであり、塗布材料を積極的に収容する
ので粘性材料がスクリーンマスク又は被塗布物に殆ど残
らず、スクリーンマスクや被塗布物の清掃の手間を不要
にできて自動交換を実現することも可能になる。
【0010】特に、貯留室内の空間を拡張させて粘性材
料を貯留室内に収容すると、吐出口部分の粘性材料が貯
留室内に引き込まれることで、簡単かつ確実に収容する
ことができる。
【0011】また、塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物に接触した状態でスクリーンマスク又は被塗
布物に沿って移動させ、吐出口のスクリーンマスク又は
被塗布物に接触する端縁で粘性材料を掻き取りながら、
塗布ユニットをスクリーンマスク又は被塗布物から離間
させても、粘性材料がスクリーンマスク又は被塗布物に
殆ど残らず、スクリーンマスクや被塗布物の清掃の手間
を不要にできて自動交換を実現することも可能になる。
【0012】また、上記両方法を併用し、塗布ユニット
をスクリーンマスク又は被塗布物から離間させる際に、
塗布材料を貯留室に収容しながら、かつ塗布ユニットを
スクリーンマスク又は被塗布物に接触した状態でスクリ
ーンマスク又は被塗布物に沿って移動させ、吐出口のス
クリーンマスク又は被塗布物に接触する端縁で粘性材料
を掻き取りながら塗布ユニットをスクリーンマスク又は
被塗布物から離間させると、さらに確実に粘性材料がス
クリーンマスクや被塗布物に残らないようにできる。
【0013】また、塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物から離間させた後、粘性材料を貯留室内に収
容した状態をそのまま維持することにより、塗布ユニッ
トの待機中に粘性材料が吐出口から垂れ落ちるのを効果
的に防止できる。
【0014】また、塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物から離間させた後、塗布ユニットの吐出口を
閉鎖しておくことにより、粘性材料が吐出口で空気に触
れて状態が変化するのを抑制できる。
【0015】また、本発明の粘性材料塗布装置は、粘性
材料の貯留室と、貯留室に連通して設けられた粘性材料
の吐出口と、貯留室内の粘性材料に吐出圧を付与する吐
出圧調整手段とが設けられ、貯留室に粘性材料を供給す
る粘性材料供給手段が連結された塗布ユニットを備え、
被塗布物に対応した開口を有するスクリーンマスク又は
被塗布物自体と塗布ユニットの吐出口とを接触させ、貯
留室の粘性材料に吐出圧を付与しながら塗布ユニットと
スクリーンマスク又は塗布ユニットと被塗布物を相対移
動させ、被塗布物に粘性材料を塗布する粘性材料塗布装
置であって、塗布ユニットをスクリーンマスク又は被塗
布物から離間させる際に、塗布材料を貯留室に収容する
手段を設けたものであり、上記のように粘性材料がスク
リーンマスクや被塗布物に殆ど残らず、スクリーンマス
クや被塗布物の清掃の手間を不要にできて自動交換を実
現することも可能になる。
【0016】また、塗布材料を貯留室に収容する手段
が、貯留室内の空間を拡張させる拡張手段から成ると、
吐出口部分の粘性材料を貯留室内に引き込むことがで
き、簡単かつ確実に収容することができる。
【0017】また、拡張手段を、貯留室内の粘性材料に
吐出圧を付与する吐出圧調整手段を兼用すると、別途に
拡張手段を設ける必要がなく、安価に構成でき、さらに
吐出圧調整手段及び拡張手段が、貯留室に少なくとも一
部が臨んだ状態で貯留室の長手方向に延設されるととも
に内部空間が伸縮可能な袋体から成ると、吐出口の全体
にわたって確実に粘性材料を収容することができる。
【0018】また、スクリーンマスク又は被塗布物に向
かって互いに接近するように配設された2枚のブレード
の先端間に吐出口を形成し、塗布ユニットをスクリーン
マスク又は被塗布物に沿って移動させながらスクリーン
マスク又は被塗布物から離間させる方向に移動させる手
段を設けると、粘性材料をブレードで掻き取りながら塗
布ユニットをスクリーンマスク又は被塗布物から離間さ
せることができ、粘性材料がスクリーンマスクや被塗布
物に殆ど残らず、スクリーンマスクや被塗布物の清掃の
手間を不要にできて自動交換を実現することも可能にな
る。
【0019】また、スクリーンマスク又は被塗布物に向
かって互いに接近するように配設された2枚のブレード
の先端間に吐出口を形成し、塗布ユニットをスクリーン
マスク又は被塗布物から離間させる際に塗布材料を貯留
室に収容する手段と塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物に沿って移動させながらスクリーンマスク又
は被塗布物から離間させる方向に移動させる手段とを設
けると、上記両手段の併用によりさらに確実に粘性材料
がスクリーンマスクや被塗布物に残らないようにでき
る。
【0020】また、塗布ユニットがスクリーンマスク又
は被塗布物から離間して待機している間に、吐出口を覆
うカバーを設けると、塗布ユニットの吐出口が閉鎖さ
れ、粘性材料が吐出口で空気に触れて状態が変化するの
を抑制できる。
【0021】また、塗布ユニットがスクリーンマスク又
は被塗布物から離間して待機している間に、吐出口を密
着状態で接触させて塗布ユニットを配置する上面が平坦
な受け台を設けると、塗布ユニットの吐出口が閉鎖さ
れ、粘性材料が吐出口で空気に触れて状態が変化するの
を抑制でき、かつ再使用時に塗布ユニットを受け台の上
面に沿って移動させることにより、受け台の上面に粘性
材料が残らずかつ塗布ユニットにおいてはその吐出口ま
で粘性材料が満たされた状態となっているため、直ちに
塗布を開始することができ、生産性を向上できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の粘性
材料塗布装置について、図1〜図8を参照して説明す
る。
【0023】粘性材料塗布装置の塗布ヘッドの全体構成
を図1に示す。図1において、塗布ヘッドは、材料供給
部1、エア供給部2、塗布ユニット3から主構成されて
いる。材料供給部1は、接着剤やクリーム半田等の粘性
材料4がシリンジ状の収納タンク1bに収容されてお
り、材料供給用の圧縮エアによってプランジャ1aが作
動して粘性材料4が加圧され、塗布ユニット3における
粘性材料4の貯留室であるチャンバ3a内に粘性材料4
が充満するように圧送される。
【0024】塗布ユニット3のチャンバ3aと材料供給
部1とはジョイント5によって連結されており、ジョイ
ント5に設けられた供給通路5aを通過して粘性材料4
がチャンバ3a内に供給される。
【0025】チャンバ3aの下部両側には、弾性を有す
る薄板からなる2枚のブレード6が、下方に向けて互い
に接近してその先端間に10mm程度の間隔があくよう
にブレード押え7によって取付けられており、2枚のブ
レード6間の開口により、粘性材料4を吐出する吐出口
8が形成されている。ブレード6は、例えば0.1〜
0.5mm程度の銅やステンレスや樹脂などの薄板にて
構成されるが、特にポリイミドやポリアミド・イミド等
の樹脂材料が好適である。
【0026】2枚のブレード6の両端にはストッパ9が
配置されており、粘性材料4がチャンバ3aから漏れる
のを防いでおり、粘性材料4にかかる圧力によりストッ
パ9が外れないようにジョイント5により押さえられて
いる。
【0027】チャンバ3aの吐出口8とは反対側、即ち
チャンバ3aの上部には、吐出口8と対向させて、チャ
ンバ3a内に一部が臨むように、くぼみを有したシート
からなる袋10がチャンバ3aの長手方向に沿ってほぼ
全長にわたって配設されており、チャンバ3aとその上
部を閉鎖するプレート3bとにより挟み込まれて固定さ
れている。袋10はエア供給部2からエアポート2aを
介してエアが供給及び排出されることにより、内部容積
が増減するように構成されている。袋10は、厚みが
0.03から1mm程度のウレタンエラストマーやポリ
エチレンやナイロン等の樹脂材にて構成され、より好ま
しい厚みは0.3から0.5mm程度である。ここで、
袋10の厚みは、供給されるエアの圧力にもよるが、薄
すぎると破れる恐れがあり、また厚すぎると膨張収縮の
応答性が悪くなる恐れがある。
【0028】チャンバ3a内に粘性材料を供給した後、
袋10にエアを供給すると、粘性材料4を所定の圧力で
押すことができ、粘性材料4の塗布時の吐出圧を付与す
ることができ、袋10からエアを排出すると、瞬時に吐
出圧を解除することができる。
【0029】袋10のチャンバ3aとプレート3bとで
挟まれて固定されている部分において、袋10の下面に
エアを抜くためのエア抜きシート11が配置されてお
り、材料供給部1からチャンバ3a内に最初に粘性材料
4が供給される際に、チャンバ3a内のエアがエア抜き
シート11から抜けるようになっている。
【0030】チャンバ3aの中央は、袋10が配設され
ず、この部分にチャンバ3a内の粘性材料4の圧力を検
出するために圧力検出手段12が設けられている。
【0031】次に、以上の構成の塗布ヘッドによりスク
リーンマスク53を介して被塗布物50に粘性材料4を
塗布する動作を所要回数繰り返した後、塗布ヘッドをス
クリーンマスク53から離間させて待機させる際に、粘
性材料4をスクリーンマスク53上に残さないように塗
布ユニット3のチャンバ3a内に回収する方法につい
て、図2〜図4を参照して説明する。
【0032】図2において、塗布工程が終了した状態
で、図2(a)に示すように、塗布ユニット3のチャン
バ3a内には粘性材料4が満たされており、吐出口8で
粘性材料4はスクリーンマスク53と接触している。こ
の状態のまま塗布ユット3を上昇させると、スクリーン
マスク53上には粘性材料4が多く残ってしまう。な
お、従来のスキージ54を用いて塗布している場合は、
全ての粘性材料4がスクリーンマスク53上に残ること
になる。
【0033】そこで、図2(b)に示すように、袋10
をしぼませることにより、チャンバ3a内の粘性材料4
の収容空間を吐出口8から離れる方向に拡張させ、吐出
口8部分の粘性材料4をチャンバ3a内に移動・回収さ
せる。その後、図2(c)に示すように、塗布ユニット
3をスクリーンマスク53から離間するように上昇させ
る。なお、上記粘性材料4の回収速度、すなわちチャン
バ3a内の粘性材料4の収容空間の拡張速度や、回収後
の塗布ユニット3の上昇速度は、吐出口8の開口の大き
さや塗布材料4の性状に応じて選定するのが好ましく、
好適に設定することによりスクリーンマクス53上への
粘性材料4の残りを殆どなくすことができる。
【0034】このようにスクリーンマスク53上の粘性
材料4をチャンバ3a内に回収することにより、スクリ
ーンマスク53上に粘性材料4を殆ど残すことなく、塗
布ユニット3をスクリーンマスク53から離間させて待
機させることができる。また、チャンバ3a内の収容空
間を拡張する手段として、吐出圧調整手段である袋10
を兼用しているので、安価に構成でき、またチャンバ3
aに臨んだ状態でその長手方向に延設された袋10を用
いているので、吐出口8の全体にわたって確実に粘性材
料4を収容することができる。
【0035】また、図2においては、チャンバ3a内の
収容空間の拡張手段として、袋10を用いた例を示した
が、図3に示すように、チャンバ3a内に対して侵入・
退出可能に配設された出退部材20をシリンダ等の押引
手段13にてチャンバ3a内に押し込んで粘性材料4を
加圧し、吐出口8から吐出させて塗布するようにした塗
布ユニット3においても、同様に押引手段13にて出退
部材20を退出させることにより、図3(a)の状態か
ら図3(b)に示すように、吐出口8の粘性材料4をチ
ャンバ3a内に移動させて回収することができ、その
後、図3(c)に示すように、塗布ユニット3をスクリ
ーンマスク53から離間させても、粘性材料4をスクリ
ーンマスク53上に殆ど残すことはない。
【0036】また、図4に示すように、チャンバ3aの
上部に粘性材料4を収納した容器14を設けて、貫通穴
14aを介してチャンバ3a内と連通させ、容器14の
粘性材料4上に配置したプランジャ21をシリンダ等の
押引手段15で押圧してチャンバ3a内に粘性材料4を
供給するとともに吐出口8から吐出させて塗布するよう
にした塗布ユニット3においても、同様に押引手段15
にてプランジャ21を引き込むことにより、図4(a)
の状態から図4(b)に示すように、吐出口8の粘性材
料4をチャンバ3a内に移動させて回収することがで
き、その後、図4(c)に示すように、塗布ユニット3
をスクリーンマスク53から離間させても、粘性材料4
をスクリーンマスク53上に殆ど残すことはない。この
例においては、チャンバ3a内と容器14内が貫通穴1
4aが連通しており、それらの粘性材料4の収容空間を
拡張して粘性材料4を回収するので、本例では本発明の
貯留室はチャンバ3a及び容器14にて構成されている
ものとする。
【0037】次に、塗布ユニット3をスクリーンマスク
53から離間させる際に、チャンバ3a内の粘性材料4
を収容可能な空間を拡張することなく粘性材料4を回収
し、スクリーンマスク53上に粘性材料4を残さない方
法を、図5を参照して説明する。
【0038】図5(a)において、図2(a)と同様に
塗布ユニット3のチャンバ3aの中には粘性材料4が満
たされ、吐出口8で粘性材料4がスクリーンマスク53
と接している。ここで、袋10を加圧しないままで、塗
布ユニット3をスクリーンマスク53に沿って水平方向
に移動させると、吐出口8でスクリーンマスク53に接
している粘性材料4はスクリーンマスク53に押さえつ
けられていないのでスクリーンマスク53上をすべりな
がらブレード6で掻き取られ、この移動を行いつつ塗布
ユニット3をスクリーンマスク53から離間するように
上昇させることにより、粘性材料4はスクリーンマスク
53上に残すことなくチャンバ3a内に回収される。
【0039】なお、図3、図4の構成の塗布ユニット3
においても、同様に粘性材料4をスクリーンマスク53
上に殆ど残すことなく回収することができる。
【0040】また、図6(a)、(b)、(c)に示す
ように上記2つの回収方法を併用することもできる。す
なわち、図2〜図4で説明したように、チャンバ3a内
の空間を拡張することによって吐出口8の粘性材料4を
チャンバ3a内に回収した後、または回収しつつ、図5
で説明したように、塗布ユニット3をスクリーンマスク
53に沿って水平方向に移動させると、粘性材料4をス
クリーンマスク53上により確実に残すことなく、回収
することができる。
【0041】ここで、塗布ユニット3をスクリーンマス
ク53に沿って水平方向に移動させる粘性材料4の回収
方法において、移動させる前に塗布ユニット3をスクリ
ーンマスク53に対して押し付けると、ブレード6の掻
き取り効果が増し、粘性材料4をより確実にチャンバ3
a内に回収することができる。また、図示しない被塗布
物を搬送し、スクリーンマスク53に位置決めするテー
ブル部を、スクリーンマスク53の下面に当接させてお
くと、上記回収動作によりスクリーンマスク53が撓ま
ないので好適である。
【0042】また、以上のようにして粘性材料4をチャ
ンバ3a内に回収した塗布ユニット3がスクリーンマス
ク53から上昇して待機している状態において、チャン
バ3a内の粘性材料4を収容する空間を拡張したままに
しておくと、長時間放置しておいても、粘性材料4が吐
出口8から垂れるのを防ぐことができる。
【0043】また、粘性材料4の粘度が低い場合には、
図7に示すように、塗布ユニット3のチャンバ3a内に
回収した後、塗布ユニット3に吐出口8を覆うようにカ
バー16を装着することによって、粘性材料4が吐出口
8から垂れるのを防ぐことができる。
【0044】また、図8に示すように、粘性材料塗布装
置のスクリーンマスク53の側方上部に、塗布ユニット
3をその吐出口8を密着状態で接触させて待機させてお
く、上面が平坦な受け台17を設けてもよい。このよう
な受け台17を設けておくと、塗布ユニット3の吐出口
8が完全に閉鎖され、粘性材料4が吐出口8で空気に触
れて状態が変化するのを抑制でき、かつ再使用時には、
塗布ユニット3を受け台17の上面に沿って移動させる
ことにより、受け台17の上面に粘性材料4が残らず、
かつ塗布ユニット3においてはその吐出口8まで粘性材
料4が満たされた状態となっているため、直ちに塗布を
開始することができ、生産性を向上できる。
【0045】また、以上の実施形態では、スクリーンマ
スク53は移動させずに塗布ユニット3側を移動させる
例についてのみ説明したが、逆に塗布ユニット3は移動
させずに、スクリーンマスク53や被塗布物50を移動
させるように構成しても、同様に作用してその効果を奏
することができる。
【0046】また、以上の実施形態では、図9(a)に
示すように、スクリーンマスク53の下面に被塗布物5
0を配置し、塗布ユニット3から吐出した粘性材料4を
スクリーンマスク53の開口52を通して被塗布物50
のランド51上に塗布して印刷する例を示したが、本発
明は、図9(b)に示すように、被塗布物50に形成さ
れている凹部又は貫通穴内に粘性材料4を充填塗布する
場合にも適用でき、この場合も同様の効果を奏すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の粘性材料塗布方法及び装置によ
れば、以上の説明から明らかなように、塗布ユニットを
スクリーンマスク又は被塗布物から離間させる際に、塗
布材料を貯留室内に収容するようにしているので、塗布
材料を積極的に収容するので粘性材料がスクリーンマス
クや被塗布物に残らず、スクリーンマスクや被塗布物の
清掃の手間を不要にできて自動交換を実現することも可
能になる。
【0048】特に、貯留室内の空間を吐出口から離れる
方向に拡張させて粘性材料を貯留室内に収容すると、吐
出口部分の粘性材料が貯留室内に引き込まれることで、
簡単かつ確実に収容することができる。
【0049】また、塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物に接触した状態でスクリーンマスク又は被塗
布物に沿って移動させ、吐出口のスクリーンマスク又は
被塗布物に接触する端縁で粘性材料を掻き取りながら、
塗布ユニットをスクリーンマスク又は被塗布物から離間
させるようにしても、粘性材料がスクリーンマスクや被
塗布物に残らず、スクリーンマスクや被塗布物の清掃の
手間を不要にできて自動交換を実現することも可能にな
る。
【0050】また、上記両方法を併用すると、さらに確
実に粘性材料がスクリーンマスクや被塗布物に残らない
ようにできる。
【0051】また、塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物から離間させた後、粘性材料を貯留室内に収
容した状態をそのまま維持すると、塗布ユニットの待機
中に粘性材料が吐出口から垂れ落ちるのを効果的に防止
できる。
【0052】また、塗布ユニットをスクリーンマスク又
は被塗布物から離間させた後、塗布ユニットの吐出口を
閉鎖するようにすると、粘性材料が吐出口で空気に触れ
て状態が変化するのを抑制できる。
【0053】また、塗布ユニットがスクリーンマスク又
は被塗布物から離間して待機している間に、吐出口を密
着状態で接触させて塗布ユニットを配置する上面が平坦
な受け台を設けると、塗布ユニットの吐出口が閉鎖さ
れ、粘性材料が吐出口で空気に触れて状態が変化するの
を抑制でき、かつ再使用時に塗布ユニットを受け台の上
面に沿って移動させることにより、受け台の上面に粘性
材料が残らずかつ塗布ユニットにおいてはその吐出口ま
で粘性材料が満たされた状態となっているため、直ちに
塗布を開始することができ、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘性材料塗布装置の一実施形態の全体
構成を示す正面図である。
【図2】同実施形態における塗布ユニットのスクリーン
マスクからの離間工程の第1の工程例の説明図である。
【図3】同実施形態における第1の離間工程の変形例の
説明図である。
【図4】同実施形態における第1の離間工程の他の変形
例の説明図である。
【図5】同実施形態における塗布ユニットのスクリーン
マスクからの離間工程の第2の工程例の説明図である。
【図6】同実施形態における塗布ユニットのスクリーン
マスクからの離間工程の第3の工程例の説明図である。
【図7】同実施形態における塗布ユニットの待機時の構
成例を示す縦断面図である。
【図8】同実施形態における塗布ユニットの待機時の他
の構成例を示す縦断面図である。
【図9】本発明の各実施形態の他の適用例の説明図であ
る。
【図10】従来例のスクリーン印刷方式の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 材料供給部(粘性材料供給手段) 2 エア供給部(吐出圧調整手段) 3 塗布ユニット 3a チャンバ(貯留室) 4 粘性材料 6 ブレード 8 吐出口 10 袋(吐出圧調整手段兼拡張手段) 16 カバー 17 受け台 20 出退部材(吐出圧調整手段兼拡張手段) 21 プランジャ(吐出圧調整手段兼拡張手段) 53 スクリーンマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41F 15/40 B41F 15/40 B Fターム(参考) 2C035 AA06 FD01 FD15 FD27 FD32 FD34 FD35 FD37 FD43 FD44 4D075 AC04 AC84 AC93 AC94 CA48 DA06 DB14 DC22 EA05 4F041 AA06 AB01 BA05 BA12 BA31 BA36 BA56 4F042 AA07 BA02 BA06 CB03 CB08 CB10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性材料の貯留室を有し、貯留室に連通
    して粘性材料の吐出口が設けられ、貯留室に粘性材料を
    供給する粘性材料供給手段が連結され、貯留室内の粘性
    材料に吐出圧を付与する吐出圧調整手段が設けられた塗
    布ユニットを用い、被塗布物に対応した開口を有するス
    クリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐出
    口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与しな
    がら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニット
    と被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布
    する粘性材料塗布方法であって、塗布ユニットをスクリ
    ーンマスク又は被塗布物から離間させる際に、塗布材料
    を貯留室内に収容することを特徴とする粘性材料塗布方
    法。
  2. 【請求項2】 貯留室内の空間を拡張させて粘性材料を
    貯留室内に収容することを特徴とする請求項1記載の粘
    性材料塗布方法。
  3. 【請求項3】 粘性材料の貯留室を有し、貯留室に連通
    して粘性材料の吐出口が設けられ、貯留室に粘性材料を
    供給する粘性材料供給手段が連結され、貯留室内の粘性
    材料に吐出圧を付与する吐出圧調整手段が設けられた塗
    布ユニットを用い、被塗布物に対応した開口を有するス
    クリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐出
    口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与しな
    がら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニット
    と被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布
    する粘性材料塗布方法であって、塗布ユニットをスクリ
    ーンマスク又は被塗布物に接触した状態でスクリーンマ
    スク又は被塗布物に沿って移動させ、吐出口のスクリー
    ンマスク又は被塗布物に接触する端縁で粘性材料を掻き
    取りながら、塗布ユニットをスクリーンマスク又は被塗
    布物から離間させることを特徴とする粘性材料塗布方
    法。
  4. 【請求項4】 粘性材料の貯留室を有し、貯留室に連通
    して粘性材料の吐出口が設けられ、貯留室に粘性材料を
    供給する粘性材料供給手段が連結され、貯留室内の粘性
    材料に吐出圧を付与する吐出圧調整手段が設けられた塗
    布ユニットを用い、被塗布物に対応した開口を有するス
    クリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐出
    口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与しな
    がら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニット
    と被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布
    する粘性材料塗布方法であって、塗布ユニットをスクリ
    ーンマスク又は被塗布物から離間させる際に、塗布材料
    を貯留室に収容しながら、かつ塗布ユニットをスクリー
    ンマスク又は被塗布物に接触した状態でスクリーンマス
    ク又は被塗布物に沿って移動させ、吐出口のスクリーン
    マスク又は被塗布物に接触する端縁で粘性材料を掻き取
    りながら塗布ユニットをスクリーンマスク又は被塗布物
    から離間させることを特徴とする粘性材料塗布方法。
  5. 【請求項5】 塗布ユニットをスクリーンマスク又は被
    塗布物から離間させた後、粘性材料を貯留室内に収容し
    た状態をそのまま維持することを特徴とする請求項1、
    2又は4記載の粘性材料塗布方法。
  6. 【請求項6】 塗布ユニットをスクリーンマスク又は被
    塗布物から離間させた後、塗布ユニットの吐出口を閉鎖
    しておくことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の粘性材料塗布方法。
  7. 【請求項7】 粘性材料の貯留室と、貯留室に連通して
    設けられた粘性材料の吐出口と、貯留室内の粘性材料に
    吐出圧を付与する吐出圧調整手段とが設けられ、貯留室
    に粘性材料を供給する粘性材料供給手段が連結された塗
    布ユニットを備え、被塗布物に対応した開口を有するス
    クリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐出
    口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与しな
    がら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニット
    と被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布
    する粘性材料塗布装置であって、塗布ユニットをスクリ
    ーンマスク又は被塗布物から離間させる際に、塗布材料
    を貯留室に収容する手段を設けたことを特徴とする粘性
    材料塗布装置。
  8. 【請求項8】 塗布材料を貯留室に収容する手段は、貯
    留室内の空間を拡張させる拡張手段から成ることを特徴
    とする請求項7記載の粘性材料塗布装置。
  9. 【請求項9】 拡張手段は、貯留室内の粘性材料に吐出
    圧を付与する吐出圧調整手段を兼用したことを特徴とす
    る請求項8記載の粘性材料塗布装置。
  10. 【請求項10】 吐出圧調整手段及び拡張手段は、貯留
    室に少なくとも一部が臨んだ状態で貯留室の長手方向に
    延設されるとともに内部空間が伸縮可能な袋体から成る
    ことを特徴とする請求項9記載の粘性材料塗布装置。
  11. 【請求項11】 粘性材料の貯留室と、貯留室に連通し
    て設けられた粘性材料の吐出口と、貯留室内の粘性材料
    に吐出圧を付与する吐出圧調整手段とが設けられ、貯留
    室に粘性材料を供給する粘性材料供給手段が連結された
    塗布ユニットを備え、被塗布物に対応した開口を有する
    スクリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐
    出口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与し
    ながら塗布ユニットとスクリーンマスク又塗布ユニット
    と被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布
    する粘性材料塗布装置であって、スクリーンマスク又は
    被塗布物に向かって互いに接近するように配設された2
    枚のブレードの先端間に吐出口を形成し、塗布ユニット
    をスクリーンマスク又は被塗布物に沿って移動させなが
    らスクリーンマスク又は被塗布物から離間させる方向に
    移動させる手段を設けたことを特徴とする粘性材料塗布
    装置。
  12. 【請求項12】 粘性材料の貯留室と、貯留室に連通し
    て設けられた粘性材料の吐出口と、貯留室内の粘性材料
    に吐出圧を付与する吐出圧調整手段とが設けられ、貯留
    室に粘性材料を供給する粘性材料供給手段が連結された
    塗布ユニットを備え、被塗布物に対応した開口を有する
    スクリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐
    出口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与し
    ながら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニッ
    トと被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗
    布する粘性材料塗布装置であって、スクリーンマスク又
    は被塗布物に向かって互いに接近するように配設された
    2枚のブレードの先端間に吐出口を形成し、塗布ユニッ
    トをスクリーンマスク又は被塗布物から離間させる際に
    塗布材料を貯留室に収容する手段と塗布ユニットをスク
    リーンマスク又は被塗布物に沿って移動させながらスク
    リーンマスク又は被塗布物から離間させる方向に移動さ
    せる手段とを設けたことを特徴とする粘性材料塗布装
    置。
  13. 【請求項13】 粘性材料の貯留室と、貯留室に連通し
    て設けられた粘性材料の吐出口と、貯留室内の粘性材料
    に吐出圧を付与する吐出圧調整手段とが設けられ、貯留
    室に粘性材料を供給する粘性材料供給手段が連結された
    塗布ユニットを備え、被塗布物に対応した開口を有する
    スクリーンマスク又は被塗布物自体と塗布ユニットの吐
    出口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与し
    ながら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニッ
    トと被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗
    布する粘性材料塗布装置であって、塗布ユニットがスク
    リーンマスク又は被塗布物から離間して待機している間
    に、吐出口を覆うカバーを設けたことを特徴とする粘性
    材料塗布装置。
  14. 【請求項14】 粘性材料の貯留室と、貯留室に連通し
    て設けられた粘性材料の吐出口と、貯留室内の粘性材料
    に吐出圧を付与する吐出圧調整手段とが設けられ、貯留
    室に粘性材料を供給する粘性材料供給手段が連結された
    塗布ユニットを備え、被塗布物に対応した開口を有する
    スクリーンマスク又は被塗物自体と塗布ユニットの吐出
    口とを接触させ、貯留室の粘性材料に吐出圧を付与しな
    がら塗布ユニットとスクリーンマスク又は塗布ユニット
    と被塗布物を相対移動させ、被塗布物に粘性材料を塗布
    する粘性材料塗布装置であって、塗布ユニットがスクリ
    ーンマスク又は被塗布物から離間して待機している間
    に、吐出口を密着状態で接触させて塗布ユニットを配置
    する上面が平坦な受け台を設けたことを特徴とする粘性
    材料塗布装置。
JP2000123182A 2000-04-24 2000-04-24 粘性材料回収方法 Expired - Fee Related JP3824470B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123182A JP3824470B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 粘性材料回収方法
US09/840,073 US6772937B2 (en) 2000-04-24 2001-04-24 Method and apparatus for applying viscous material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123182A JP3824470B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 粘性材料回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001300388A true JP2001300388A (ja) 2001-10-30
JP3824470B2 JP3824470B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=18633531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000123182A Expired - Fee Related JP3824470B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 粘性材料回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3824470B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022531967A (ja) * 2019-05-13 2022-07-12 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 材料射出のための材料の滴下の防止

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022531967A (ja) * 2019-05-13 2022-07-12 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 材料射出のための材料の滴下の防止
JP7455145B2 (ja) 2019-05-13 2024-03-25 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 材料射出のための材料の滴下の防止
US11969828B2 (en) 2019-05-13 2024-04-30 International Business Machines Corporation Prevention of dripping of material for material injection

Also Published As

Publication number Publication date
JP3824470B2 (ja) 2006-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615715B2 (en) Screen printing apparatus, screen printing method, and paste storage container for screen printing apparatus
US7028391B2 (en) Method and apparatus for supporting a substrate
US6736291B1 (en) Viscous material application apparatus
US20070295231A1 (en) Apparatus and method for cleaning stencils employed in a screen printing apparatus
JP2001300388A (ja) 粘性材料塗布方法及び装置
KR100924068B1 (ko) 전자부품의 외부전극 형성방법 및 장치
US6588335B1 (en) Capillary surface injection squeegee for the screen printing of liquid products and a working process for said squeegee
JP2002316401A (ja) 粘性材料塗布方法及び装置
JP4221378B2 (ja) スクリーン印刷装置
US20040238003A1 (en) Stencil cleaner for use in the solder paste print operation
JP3828713B2 (ja) 粘性材料塗布方法及び装置
JP3914311B2 (ja) ダイコータのリップ部における塗布液除去方法およびその装置
JP3806280B2 (ja) 粘性材料塗布装置
JP2000189875A (ja) 粘性材料塗布装置
JP2006175692A (ja) スクリーン印刷装置
JP2004058299A (ja) スクリーン印刷装置
JP3980115B2 (ja) 電子部品接着用ボンドの塗布装置
JP2000107670A (ja) コーティングヘッド先端拭き取り装置
JP3811592B2 (ja) 粘性材料供給方法
JP2001347636A (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JP4221380B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP3470265B2 (ja) 樹脂印刷用孔版及びこれを用いた樹脂印刷方法
JP7113164B2 (ja) 印刷装置
KR200362895Y1 (ko) 공기 튜브를 구비한 독터 블레이드 홀더
JP2001068489A (ja) ディスペンス方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees