JP2001299894A - 透明吸い上げ芯及びそれを用いた液体揮散装置 - Google Patents

透明吸い上げ芯及びそれを用いた液体揮散装置

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JP2001299894A
JP2001299894A JP2000122289A JP2000122289A JP2001299894A JP 2001299894 A JP2001299894 A JP 2001299894A JP 2000122289 A JP2000122289 A JP 2000122289A JP 2000122289 A JP2000122289 A JP 2000122289A JP 2001299894 A JP2001299894 A JP 2001299894A
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JP
Japan
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transparent
core
wick
liquid
suction core
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JP2000122289A
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Inventor
Rihachi Kitamura
利八 北村
Hiromi Nakagawa
宏美 中川
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T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香剤などの透明容器用に、工業的に有利な
製造方法で製造した透明吸い上げ芯を提供する。 【解決手段】 表面が平滑または表面に微細凹凸部を有
する非吸水性の透明シートを重ね合わせて積層した後、
打ち抜き金型などによりフラップウィンドウ形状の半開
状開口部をシートの周辺及び/又は中央部に打ち抜いた
透明吸い上げ芯を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の美観を損な
うことなく、あるいはさらに美麗なものとすると共に液
体芳香剤、消臭剤等を適量づつ揮散し得る吸い上げ芯及
びそれを具備した液体揮散装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本願出
願人は、初めて芳香剤等液体揮散容器用の透明吸い上げ
芯を開発し、それに係わる液体揮散装置を特許出願した
(特開平11−206450号公報、特開平11−20
6866号公報)。それにより、透明な芳香剤容器であ
っても吸い上げ芯が目立つことはなく、置物としての芳
香剤の価値を高めることができるようになった。ただ、
透明吸い上げ芯を、その機能及び美観を損なうことなく
工業的に有利な方法により製造することを求められてい
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく鋭
意改良検討を重ねた結果、表面が平滑または表面に微細
凹凸部を有する非吸水性の透明シートを重ね合わせて積
層した後、例えば、打ち抜き金型などによりフラップウ
ィンドウ形状の半開状開口部をシートの周辺及び/又は
中央部に打ち抜くことにより、従来、上記特許公報に記
載の吸い上げ芯が、周辺を点付け或いは挟み込み等によ
り積層したシートを固着する製法であったのに対して、
金型で積層シートを打ち抜くことによって、積層された
シートを固着する効果があり、製造工程及びコスト的に
も改善されることを見出し、本発明を完成した。
【0004】即ち、本発明は、表面が平滑または表面に
微細凹凸部を有する非吸水性の透明シートを折り畳み或
いは2枚以上重ね合わせて積層された吸い上げ部材の周
辺部等を、金型などにより窓の形態の一つであるフラッ
プウィンドウ様に打ち抜いてあることを特徴とする透明
吸い上げ芯、及び、該吸い上げ芯を具備したことを特徴
とする液体揮散装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を示す図面
に基づいて説明する。図1は、容器1の容器開口部に設
置したパット2に本発明の吸い上げ芯3を連結した液体
揮散装置を示す説明図である。本発明の透明吸い上げ芯
3の周辺にフラップウィンドウ形状の半開状開口部4が
設けられている。
【0006】本発明で用いられる吸い上げ芯の透明シー
トとしては、吸水性を有さない薄膜・可撓性であるが、
有る程度、剛性も併せ持つプラスチックフィルムが最適
である。この透明シートに、図2又は図3で示すように
フラップウィンドウ形状の半開状開口部4を打ち抜き金
型などを用いて打ち抜いてある。
【0007】本発明は、上記のように、金型などによる
打ち抜き工程でフラップウィンドウ形状の半開状開口部
をシートに設けたこと、そしてそれにより、周辺を点付
け等することなくシートの積層を維持するとともに積層
間の微少間隙を維持し、その結果、毛管現象の発現を確
実にして吸い上げ芯としての機能を更に向上させたこ
と、が特徴である。
【0008】また、図示はしていないが、上記半開状開
口部を簡単な文字や図柄に打ち抜き、透明な中にあって
ファジーな美的感覚を生起させる効果も期待できる。
【0009】更にまた、製造工程としても、単に、打ち
抜き工程だけであり、コストの削減につながり、工業的
に有利であることは言うまでもない。
【0010】また、パット2は、吸い上げ芯3により吸
い上げられた液体の揮散面として作用する。パットの材
質としては、紙、パルプ、レーヨンあるいはスフ等の各
種繊維を材料とする不織布、フェルト、スポンジ等の多
孔性材料であり、かつ液体保持能力を有するものであれ
ばよく、特に限定されない。
【0011】容器1中の液体は、吸い上げ芯3により吸
い上げられてパット2に到達し、パット2から揮散され
る。液体としては、芳香成分、消臭成分、殺虫剤等を適
量含有したものが使用される。必要に応じ、吸い上げ芯
3を容器開口部あるいは容器開口部に設けた蓋に貼着
し、該吸い上げ芯から液体を揮散させることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、透明容器であっても外
部からほとんど見えることのない芳香剤等の吸い上げ芯
を工業的に有利に製造することができ、且つ、該吸い上
げ芯が容器の装飾をも兼ね合わせることのできる液体揮
散装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体揮散装置を示した説明図である。
【図2】本発明の透明吸い上げ芯に設けられたフラップ
ウィンドウ形状の半開状開口部を示す説明図である。
【図3】本発明の透明吸い上げ芯に設けられた図2とは
異なるフラップウィンドウ形状の半開状開口部を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 容器 2 パット 3 吸い上げ芯 4 フラップウィンドウ形状の半開状開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が平滑または表面に微細凹凸部を有
    する非吸水性透明シートを重ね合わせて積層された吸い
    上げ芯であって、該吸い上げ芯が、フラップウィンドウ
    形状の半開状開口部を有することを特徴とする透明吸い
    上げ芯。
  2. 【請求項2】 吸い上げ芯の周辺及び/又は中央部に半
    開状開口部を有する、請求項1記載の透明吸い上げ芯。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載の透明吸い上げ芯を
    具備した液体揮散装置。
JP2000122289A 2000-04-24 2000-04-24 透明吸い上げ芯及びそれを用いた液体揮散装置 Pending JP2001299894A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271866A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 薬液吸上部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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