JP2001299501A - 椅子におけるフレーム構造の背もたれ又は座体 - Google Patents

椅子におけるフレーム構造の背もたれ又は座体

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JP2001299501A JP2000128150A JP2000128150A JP2001299501A JP 2001299501 A JP2001299501 A JP 2001299501A JP 2000128150 A JP2000128150 A JP 2000128150A JP 2000128150 A JP2000128150 A JP 2000128150A JP 2001299501 A JP2001299501 A JP 2001299501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】背もたれのランバーサポートを簡単に前後調節
できるようにする。 【手段】メインフレームに支持シートを張ったフレーム
構造の背もたれにおいて、支持シート4の後方に位置す
る左右一対のサブフレーム3bを設ける。左右サブフレ
ーム3bの間隔は下方に向けて徐々に小さくなってい
る。左右サブフレーム3bには、平面視前向き凸状の変
形許容部8aを備えた支持ベース8が取付けられてお
り、この支持ベース8でランバーサポート6を支持して
いる。支持ベース8を下方に移動させると、左右サブフ
レーム3bの間隔が狭まることによって変形許容部8a
は前方に突き出るように変形し、これによってランバー
サポート6が前進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子におけるフレ
ーム構造の背もたれ又は座体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】背もたれ又は座体をフレーム構造とした
椅子は、フレームを金属パイプ(スチールパイプ)で構
成したものと、フレームを合成樹脂で構成したものとに
大別される。
【0003】金属パイプ製の椅子の場合は、座体の四隅
に棒状の脚を設けて、積み重ねできる構造(スタッキン
グ構造)にしていることが多い。他方、フレームを合成
樹脂製としたものの例は例えば特表平8−507935
号公報に記載されており、このものは、通常の事務用椅
子と同様に、座体及び背もたれは、放射状に延びる脚杆
を備えた脚体で支持されている。
【0004】そして、フレーム構造の椅子では、フレー
ムの素材とは関係なく、着座した人の身体を受けるた
め、フレームにネット状等の支持シートを張っている。
支持シートとしてネット(網地)を使用すると、通気性
に優れていると共に、クッション性も長期にわたって維
持できる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレーム構造の
背もたれ又は座体は、着座による荷重で支持シートが伸
び変形するのを許容するため、フレームを単なるループ
状に形成しているに過ぎない場合が殆どである。
【0006】しかし、このようにフレームを単なるルー
プ状に形成したに過ぎない構成では、フレームの強度
(剛性)を向上し難いという問題があった。
【0007】他方、事務用等の椅子において、腰椎を支
えるランバーサポートを背もたれに設けることが提案さ
れており、その一例として前記特表平8−507935
号公報では、支持シートの裏側にランバーサポートを配
置し、このランバーサポートの左右端部をフレームの左
右側部に固定することが開示されている。
【0008】しかし、この特表平8−507935号公
報の構造では、ランバーサポートはその左右両端をフレ
ームに固定できる形状でなければならないため、ランバ
ーサポートの形状の自由性がなく、また、人の身体に応
じてランバーサポートの前後位置を調節することも困難
であるという問題があった。
【0009】本発明は、これらの現状を改善することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は椅子の
背もたれ又は座体に関するもので、この発明では、椅子
の背もたれ又は座体の外形を構成するメインフレーム
と、人の身体を受けるために前記メインフレームに張っ
たネット状等の支持シートと、前記支持シートの裏側に
おいてメインフレームに連設されたサブフレームとを備
えており、前記サブフレームと支持シートとの間に、着
座した人の荷重によって支持シートが伸び変形してもサ
ブフレームに当たらない程度の間隔を空けている。
【0011】請求項2の発明では、請求項1に記載した
背もたれにおいて、前記支持シートの裏側に、着座した
人の腰(腰椎)を支持するランバーサポートを配置し、
このランバーサポートを前記サブフレームで後方から支
持している。
【0012】請求項3の発明では、請求項2の背もたれ
において、前記ランバーサポートを、前後移動調節可能
な状態にサブフレームで支持している。なお、請求項3
の場合、ランバーサポートのうち人の腰に当たる部分が
前進すれば足り、全体として前進することは必要ない。
【0013】
【発明の作用・効果】請求項1の構成によると、サブフ
レームがリブ効果を発揮してフレーム全体の強度(剛
性)を向上でき、しかも、着座した人の荷重によって支
持シートが伸び変形しても、サブフレームに当たること
はない。
【0014】したがって、請求項1の構成によると、シ
ートの伸び変形によるクッション性を損なうことなく、
背もたれ又は座体を頑丈な構造にすることができる。
【0015】また、サブフレームは支持シートの裏側に
突出しているため、背もたれのサブフレームは、椅子を
移動させるに際しての把持部として利用したり、背支柱
への取付け部として利用したり、或いは、裏カバーの取
付け部として利用するなど、様々の用途に利用すること
も可能になる。
【0016】請求項2のように構成すると、ランバーサ
ポートはサブフレームで裏側から支持されるため、ラン
バーサポートの正面形状や断面形状には制約がなくな
り、このため、ランバーサポートの形状のデザインの自
由性を向上できる。
【0017】更に、請求項3のように構成すると、ラン
バーサポートの前後位置を調節できるため、着座する人
の体格や好みの違いに応じて、的確な支持状態を確保す
ることができる。この場合、支持シートは伸び変形し得
るため、ランバーサポートの前進動を阻害することはな
く、ランバーサポートで人の腰を的確に支えることがで
きる。
【0018】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0019】(1).第1実施形態(図1〜図10) 図1〜図10では第1実施形態を示しており、このうち
図1は、椅子の構成要素である座体1と背もたれ2だけ
の一部破断概略斜視図である。
【0020】座体1及び背もたれ2とも、合成樹脂製の
フレーム3とこれに張ったネット状の支持シート4とを
備えている。本実施形態では、座体1と背もたれ2との
フレーム3は別体に構成しており、背もたれ2のフレー
ム3を座体1又は座受け部材(図示せず)に固定するよ
うに構成しているが、両者を一体成形することも可能で
ある。
【0021】脚体は図面では表示してないが、様々の形
態を採用できる。例えば、脚体を、座体1の四隅箇所又
は左右量側部から斜め下向きに延びる形態とすることに
より、椅子を積み重ねできる形態としても良いし、或い
は、放射状の脚杆を備えると共にガスシリンダを内蔵し
た形態としても良い。
【0022】本実施形態では、本発明を背もたれ2に適
用している。以下、図2以下の図面に基づいて背もたれ
2を詳細を説明する。
【0023】≪フレーム≫図2(A)は背もたれ2の一
部破断正面図、図2(B)は同じく右側面図、図3は平
面図、図4のうち(A)は図2(A)の IVA-IVA視部分
断面図、(B)は部材を分離した状態での側面図であ
る。
【0024】背もたれ2のフレーム3は、逆台形状のル
ープ状に形成されたメインフレーム3aと、メインフレ
ーム3aの上辺と下辺とに連設した上下長手の2本のサ
ブフレーム3bとから成っており、メインフレーム3a
の下辺には取付け部3cを下向き突設している。
【0025】図2(B)に示すように、メインフレーム
3aは側面視で後ろ向き凹状に緩く環曲しており、ま
た、平面視で前向き凹状に緩く湾曲している。
【0026】図4(A)に示すように、メインフレーム
3aには、支持シート4を固定するための溝条4が全周
にわたって延びるように形成されている。この溝条4
は、メインフレーム3aの左右側部と上辺部とでは後ろ
向きに開口しており、下辺部では下向きに開口してい
る。
【0027】支持シート4は例えば合成樹脂製の紐状繊
維を素材として織り上げたもので、縦横の繊維は互いに
重合する箇所で溶着されている。そして、この支持シー
ト4の周縁をメインフレーム3aの溝状の底面に溶着
し、かつ、溝錠4にはシール剤を充填している。なお、
支持シート4は他の手段でメインフレーム3aに固定し
ても良い。
【0028】サブフレーム3bはメインフレーム3aの
中心線を挟んだ両側に対称状に配置されており、正面視
で外向き凹状に緩く湾曲している。そして、下部の曲率
が大きく、上部の曲率が小さくなるように湾曲してお
り、かつ、上端から下方に向けて間隔が徐々に小さくな
るように傾斜しており、更に、下端からやや上方の部位
で最も間隔が小さくなるようにくびれた状態になってい
る。
【0029】着座した人が背もたれ2にもたれ掛かる
と、支持シート4は人の背で押されて伸び変形するが、
サブフレーム3bは、支持シート4が伸び変形しても当
たらないように、支持シート4よりも後方に位置してい
る。
【0030】換言すると、支持シート4とサブフレーム
3bとの間には大きな空間が空いており、この空間を利
用してランバーサポート機構を設けている。次に、この
点を図5〜図7も参照して説明する。
【0031】≪ランバーサポート機構≫図5のうち
(A)は図4(B)のVA−VA視図、(B)(C)はそれ
ぞれ(A)のB−B視、C−C視断面図、図6は図2
(A)のVI−VI視断面図、図7は図2(A)の VII-VII
視断面図である。
【0032】図2(A)や図4(B)に示すように、ラ
ンバーサポート機構は、支持シート4に近いものから順
に、側面視で前向き凸状に緩く湾曲したランバーサポー
ト6と、上下幅の小さい中間支持体7と、左右のサブフ
レーム3bに取付けられた支持ベース8とを備えてい
る。
【0033】ランバーサポート6はポリプロピレン等の
合成樹脂製であり、撓み変形し得る。また、ランバーサ
ポート6の下端には、落下防止のため、メインフレーム
3aの下辺に当たる足部6aを設けている。なお、ラン
バーサポート6は人の腰にフィットするように、平面視
においても緩く湾曲させた形態としても良い。また、ラ
ンバーサポート6は支持シート4の裏面に接着しておい
ても良い。
【0034】中間支持体7はゴム等の弾性体から成って
おり、ランバーサポート6の上下略中間部に接着等によ
って固定している。また、中間支持体7の後面には硬質
の板7aを張っている。
【0035】例えば図5〜図7に示すように、支持ベー
ス8は合成樹脂板や金属板(板ばね)のような部材から
成っており、平面視で前向き凸状に湾曲した変形許容部
8aと、その左右両端に一体に連設した内向き部8bと
を備えており、内向き板部8bに、左右のサブフレーム
3bに内側から嵌合する鉤状ガイド部8cを折曲げ形成
している。
【0036】鉤状ガイド部8cと左右外側に張り出して
おり、鉤状ガイド部8cをねじ9で締め付けることによ
り、支持ベース8を移動不能の状態に保持できる。符号
10で示す部材は、硬質ゴム製等のスペーサである。
【0037】内向き板部8bは、リブ等によって撓み変
形しないように構成されている。また、支持ベース8に
おいて、内向き板部8bは上下全長にわたって延びてい
る。他方、鉤状ガイド部8cは内向き板部8bの上部の
みに形成されている。これは、鉤状ガイド部8cがサブ
フレーム3bに沿ってスムースに上下動することを可能
ならしめるためである(鉤状ガイド部8cの長さが長す
ぎると、サブフレーム3bの湾曲部でつかえて上下動で
きない)。
【0038】≪作用≫図8は支持ベース8を下向き移動
させた状態での一部破断正面図、図9は図8のIX−IX視
断面図、図10は図9の X-X視断面図である。
【0039】これらの図に示すように、支持ベース8を
サブフレーム3bに沿って下向きにずらすと、左右内向
き板部8bの間隔が狭まるために変形許容部8aの曲率
が大きくなり、このため、変形許容部8aが前向きに突
き出され、その結果、中間支持体7を介してランバーサ
ポート6が前進する。
【0040】この場合、支持シート4は伸び変形し得る
ため、ランバーサポート6は、支持シート4を伸び変形
させながら前進動する。このため、着座した人の腰にフ
ィットする部位にランバーサポート6を位置させること
ができる。また、サブフレーム3bをランバーサポート
機構に兼用しているため、簡単な構造でランバーサポー
ト6を前後移動調節することができる。
【0041】なお、支持ベース8は、人の身体の押圧力
が作用しても後方に倒れることなく、ランバーサポート
6を安定した状態に保持できる強度に設定されている。
【0042】図示のように、弾性体からなる中間支持体
7を介してランバーサポート6を押すと、クッション機
能を向上できると共に、ランバーサポート6の一部だけ
に押圧力が集中的に掛かることによる突っ張り感をなく
すことができる利点である。
【0043】また、本実施形態のように、サブフレーム
3bの間隔を徐々に異ならせて、この間隔の変化と支持
ベース8の弾性変形とを利用してランバーサポート6を
前進動させる構成にすると、構造がより簡単化になる利
点がある。また、ランバーサポート機構を背もたれ自体
に設けているため、背もたれ2の後傾姿勢とは関係なく
ランバーサポート6は調節した位置に一定に保持され
る。したがって、ロッキング式の椅子であっても、腰を
適切な状態で支持し続けることができる。
【0044】ランバーサポート6は図示のような板状に
形成することには限らず、ゴムでブロック状に形成する
など、素材及び形状(正面形状、平面形状、断面形状)
とも様々に設定できる。ランバーサポート6を板状に形
成する場合、その厚さを上下方向又は左右方向に若しく
は両方向に向けて変化させて、場所によって弾性係数を
変化させても良い。
【0045】図では簡略化のためメインフレーム3a及
びサブフレーム3bとも断面円形に形成しているが、メ
インフレーム3a及びサブフレーム3bは、楕円形や角
形、涙滴形などの様々の断面形状とすることができる。
【0046】(2).第2実施形態(図11) 図11では第2実施形態を示しており、(A)は一部破
断正面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は
ランバーサポート機構を構成する部材の分離側面図、
(D)は(A)のD−D視断面図である。
【0047】この実施形態では、左右サブフレーム3b
の上下中途部は鉛直状に延びるように形成されており、
このため、左右のサブフレーム3bはその中途部におい
て平行に延びている。
【0048】他方、ランバーサポート6は撓み変形可能
な板状に形成されており、側面視で前向き凸状に緩く湾
曲している。ランバーサポート6の下端には、メインフ
レーム3aの下辺に設けた係合部(突起)11に嵌まる
係止部(凹部)6bが形成されており、このため、ラン
バーサポート6の下部は後ろ向きずれ不能に保持されて
いる。
【0049】また、ランバーサポート6の上部には、左
右サブフレーム3bにおける平行部の間に嵌まり込む平
面視凸形でブロック状のガイド部6cを後ろ向きに突設
している一方、サブフレーム3bに当て板13を後方か
ら重ね合わせ、当て板13に貫通したねじ14をガイド
部6cにねじ込むことにより、ガイド部6cと当て板1
2とでサブフレーム3bを挟み固定している。
【0050】この場合、サブフレーム3bの後面に側面
視で細かいピッチの凹凸14を形成する一方、当て板1
2のうちサブフレーム3bと重なる面にも凹凸15に形
成し、これらの凹凸14,15を噛み合わせることによ
り、当て板12及びガイド部6cのずれを防止してい
る。なお、凹凸14,15は鋸歯状でも良い。また、凹
凸以外のずれ防止手段を採用しても良い。
【0051】この実施形態では、当て板12及びガイド
部6cの位置を下方にずらすと、(B)に一点差線で示
すように、ランバーサポート6はその曲率が小さくなっ
て前向きに突き出る(人の腰に当たる部分が前進す
る)。
【0052】この実施形態の場合、着座した人の腰の押
圧力によってランバーサポート6は多少は撓み変形する
ため、ランバーサポート6自体によってもクッション性
を得ることができる。
【0053】(3).第3実施形態(図12〜図13) 図12〜図13では第3実施形態を示しており、図12
は一部破断正面図、図13のうち(A)は図12のA−
A視部分断面図、(B)は図12のB−B視部分断面図
である。
【0054】この実施形態では、ランバーサポート6は
板材で側面視前向き凸状に形成されており、その上下中
間部の後面に、ブロック状のガイド部6cを一体成形又
は固着によって設けている。ガイド部6cの後面は側面
視で前傾状の傾斜面になっている。
【0055】他方、左右のサブフレーム3bは全体とし
て平行に延びるように形成されており、この左右サブフ
レーム3bを、手前側に位置した支持ベース8と後ろ側
に位置した当て板12とで挟み付けている。支持ベース
8の左右中間部に前向き突出部8aを設け、この前向き
突出部8dの前面を、前記ランバーサポート6における
ガイド部6cの後面と密着する傾斜面としている。
【0056】この実施形態では、ねじ13を緩めて支持
ベース8及び当て板12を下方にずらすと、支持ベース
8の前向き突出部8dとランバーサポート6のガイド部
6cとの傾斜面のくさび作用により、ランバーサポート
6は前方に押し出される。
【0057】この第3実施形態の場合も、第2実施形態
と同様に、支持ベース8をずれ不能に保持するため、凹
凸等のずれ防止手段を設けるのが好ましい。
【0058】(4).第4実施形態(図14〜図15) 図14〜図15では第4実施形態を示しており、図14
は一部破断正面図、図15は図13のXV−XV視断面図で
ある。
【0059】この実施形態では、左右サブフレーム3b
の平行部に前方から支持ベース8を重ね合わせ、この支
持ベース8に形成したナット部16に後方から調節ボル
ト17をねじ込み、調節ボルト17でランバーサポート
6を押圧している。
【0060】ランバーサポート6には、調節ボルト17
に嵌まる筒部7bを有する中間支持体7を固着してお
り、このため、ランバーサポート6は調節ボルト17に
よって落下不能に保持されている。
【0061】他方、支持ベース8はサブフレーム3bに
前方から嵌るように形成されており、このため、左右に
ずれることなく安定した状態に保持される。また、支持
ベース8は上下動させることができるため、シートの腰
の高さに合わせてランバーサポート6を上下動させるこ
とができる。
【0062】調節ボルト17の後端には円板状の摘まみ
17aを設けており、この摘まみ17aを摘んで調節ボ
ルト17を支持ベース8にねじ込むことにより、ランバ
ーサポート6の前後位置を調節することができる。この
ようにねじ式の調節機構を採用すると、ランバーサポー
ト6の前後位置を簡単に調節できると共に、ランバーサ
ポート6を後退不能の安定した状態に保持できる利点が
ある。
【0063】(5).第5実施形態(図16〜図17) 図16〜図17では第5実施形態を示しており、図16
は一部破断正面図、図17は図16のXVII−XVII視断面
図である。
【0064】この第5実施形態では、サブフレーム3b
の前面に板状の支持ベース8が固定されおり、この支持
ベース8で、平面視前向き凹状のランバーサポート6の
左右端部が支持されている。更に、支持ベース8の裏面
中央部には、前後方向に延びる軸心回りに回転するリン
グ19を取り付け、このリング19の上端とランバーサ
ポート6の一端部、リング19の下端とランバーサポー
ト6の他端部とをそれぞれワイヤー20で接続してい
る。
【0065】支持ベース8には、ワイヤー20の端部が
左右移動することを許容するための横長スリット21が
形成されている。また、リング19にはレバー22を設
けている。図面では詳細は表示してないが、リング19
は、当該リング19を回転した位置に保持するラチェッ
ト機構等のロック手段と、ボタン等のロックの解除手段
を備えている。
【0066】この実施形態では、レバー22を操作して
リング19を回転させると、ワイヤー20の引っ張りに
よってランバーサポート6の左右端部の間隔が縮まり、
これにより、ランバーサポート6は図17に一点鎖線で
示すように曲率が小さくなって前向きに突き出る。支持
ベース8の高さを変えることにより、ランバーサポート
6の高さを調節することも可能である。
【0067】レバー22を背もたれ2の側部近傍まで延
ばすと、人が着座したままでレバー22を操作すること
が可能となる。
【0068】(6).第6実施形態(図18〜図19) 図18〜図19では、背もたれ2の後傾動によってラン
バーサポート6の位置を自動的に前進させるようにした
第6実施形態を示しており、図18は側面図、図19は
図18の XIX-XIX視背面図である。
【0069】この実施形態では、背もたれ2のフレーム
3と座体1のフレーム3とは一体に連接しており、連接
部23の弾性変形により、背もたれ2の後傾動が許容さ
れる(両フレームは別体に製造してもよい)。
【0070】座体1は金属板で上向き開口コ字状に形成
した座受け体24に取り付けられており、座受け体24
の左右両側板で軸25を回転自在に支持し、この軸25
に固着したアーム26の上端を背もたれ2の裏面に当て
ている。軸25の左右中間部には大径部25aを一体に
設けており、この大径部25aに、連動手段の一例とし
てのメインワイヤー27の一端を固定している。
【0071】背もたれは前記した第5実施形態と同じ構
造であり、リング19に設けたレバー22に、前記メイ
ンワイヤー27の他端を固定している。メインワイヤー
27は、軸25の大径部25aに下方から巻かれてい
る。また、背もたれ2のサブフレーム3bには、アーム
26の上端が当たる板28を固着している。なお、板2
8や支持ベース8はサブフレーム3bに一体成形するこ
とも可能である。
【0072】図18の実線と一点鎖線との対比から容易
に理解できるように、背もたれ2は連接部23を中心に
して後傾するため、背もたれ2の下端と軸25との間隔
はあまり変化しないが(僅かながら狭まる)、アーム2
6は大きく回動する。
【0073】このため、背もたれ2が後傾すると、軸2
5が回転することによってメインワイヤー27が下向き
に引っ張られ、これにより、リング19が回転してラン
バーサポート6が前向きに突出する。本実施形態では、
ロック手段は備えておらず、背もたれ2を元の姿勢に戻
すと、ランバーサポート6は自身の弾性復元力によって
元の状態に戻る。
【0074】初期状態でのランバーサポート6の位置
は、メインワイヤー27の長さを加減することによって
調節できる。
【0075】背もたれ2がある程度後傾するとランバー
サポート6が所定量だけ前進してその位置がロック手段
でロックされ、後は背もたれ2が後傾してもランバーサ
ポート6の前進位置は不変となり、背もたれ2が元の姿
勢に戻るとロックが解除されるように構成することも可
能である。このように構成すると、ランバーサポート6
が過度に前進して着座者の腰を突き上げ過ぎるのを防止
できる。
【0076】本実施形態では、第5実施形態の背もたれ
2を使用したが、第4実施形態(図14〜図15)の背
もたれ2を使用してもよく、この場合は、調節ボルト1
7にレバー22を設けて、レバー22にメインワイヤー
20を固定したら良い。また、調節ボルト17を元の状
態に戻すためのばね手段を設ける必要がある。
【0077】連動手段はメインワイヤー27には限ら
ず、ラックとピニオンなど、各種のものを使用できる。
また、調節ボルト17に代えてカムを使用しても良い。
更に、背もたれ2と座体1とのメインフレーム3aを別
体に構成して、ばね手段に抗して後傾動する背支持体に
背もたれ2を取付けても良い。
【0078】(7).第7〜8実施形態(図20〜図21) 図20では第7実施形態を示しており、(A)は一部破
断正面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。
【0079】この実施形態では、左右方向に延びる2本
のサブフレーム3bを平行に配置しており、これらサブ
フレーム3bに、座受け部材の後端から延出した背支柱
29を固定し、背支柱29にねじ込んだ調節ボルト17
でランバーサポート6を支持している。このように、サ
ブフレーム3bを背支柱29への取付け部に利用するこ
ともできる。
【0080】図21では第8実施形態を示しており、
(A)は部分的な背面図、(B)は(A)のB−B視断
面図である。この実施形態では、メインフレーム3aの
上部に水平状に延びるサブフレーム3bを連設してい
る。このサブフレーム3bは、タオル30や傘等の物品
を掛けるハンガー部として利用したり、椅子を移動させ
るに際してのグリップ部として利用したりすることがで
きる。
【0081】(8).第9実施形態(図22〜図23) 図22〜図23では第9実施形態を示しており、図22
は背面図、図23は図22の XXIII-XXIII視断面図であ
る。
【0082】この実施形態では、サブフレーム3bはX
字状に交叉した状態に形成されており、その交叉部に設
けた穴31にブッシュ型ナット32を後退不能でかつ回
転不能に嵌め込み、このナット32にハンドル付きの調
節ボルト17をねじ込んでいる。
【0083】ランバーサポート6には、調節ボルト17
が回転自在に嵌まる筒部6dが一体成形されており、調
節ボルト17に設けたフランジ33とランバーサポート
6の間にばね34を介在させている。また、ランバーサ
ポート6の前面にはクッション材35を張っている。
【0084】この例では、調節ボルト17は回転するこ
とによってランバーサポート6の前後位置を変更でき
る。また、人の腰部は、ばね34とクッション材35と
の両方によって緩衝されるので、クッション性がより向
上する。
【0085】なお、ブッシュ型ナット32を使用するこ
となく、穴31に直接に雌ねじを形成してこれに調節ボ
ルト17をねじ込むことも可能であり、この場合は、構
造がいっそう簡単になる。
【0086】(9).その他 本発明は上記以外にも様々の態様に具体化できる。例え
ば座体に適用することもできる。座体に適用する場合、
支持シートの下面側に、人の臀部や太股にフィットする
受け部を設け、これをサブフレームで支持するなどして
も良い。
【0087】座体及び背もたれとも、サブフレームと支
持シートとの間にばねやクッション等の弾性体を配置
し、支持シートに作用した荷重を、弾性体を介してサブ
フレームで支持しても良い。
【0088】また、支持シートは図示のようなネット状
のものには限らず、布や強靱な不織布など、様々の素材
や構造のものを使用できる。支持シートの上面にクッシ
ョン材を張ることも可能である。
【0089】更に、サブフレームの本数や姿勢、正面形
状及び断面形状などは、必要に応じて自由に設定するこ
とができる。また、ランバーサポートを支持シートの前
面に固定しておくことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の概略斜視図である。
【図2】(A)は正面図、(B)は右側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】(A)は図2(A)の IVA-IVA視断面図、
(B)は分離側面図である。
【図5】(A)は図4(A)のVA−VA視図、(B)は
(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視断
面図である。
【図6】図2(A)のVI−VI視断面図である。
【図7】図2(A)の VII-VII視断面図である。
【図8】作用を示す一部破断部分正面図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】図9の X-X視断面図である。
【図11】第2実施形態を示す図である。
【図12】第3実施形態の一部破断正面図である。
【図13】図12の断面図である。
【図14】第4実施形態の一部破断正面図である。
【図15】図14のXV−XV視断面図である。
【図16】第5実施形態の一部破断正面図である。
【図17】図16のXVII−XVII視断面図である。
【図18】第6実施形態の右側面図である。
【図19】図18の XIX-XIX視背面図である。
【図20】第7実施形態を示す図である。
【図21】第8実施形態を示す図である。
【図22】第9実施形態の背面図である。
【図23】図22の XXIII-XXIII視断面図である。
【符号の説明】
2 背もたれ 3 フレーム 3a メインフレーム 3b サブフレーム 4 支持シート 6 ランバーサポート 7 中間支持体 8 支持ベース 13 当て板 17 調節ボルト 19 リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子の背もたれ又は座体の外形を構成する
    メインフレームと、人の身体を受けるために前記メイン
    フレームに張ったネット状等の支持シートと、前記支持
    シートの裏側においてメインフレームに連設されたサブ
    フレームとを備えており、 前記サブフレームと支持シートとの間に、着座した人の
    荷重によって支持シートが伸び変形してもサブフレーム
    に当たらない程度の間隔を空けている、椅子におけるフ
    レーム構造の背もたれ又は座体。
  2. 【請求項2】前記支持シートの裏側に、着座した人の腰
    (腰椎)を支持するランバーサポートを配置し、このラ
    ンバーサポートを前記サブフレームで後方から支持して
    いる、請求項2に記載した椅子におけるフレーム構造の
    背もたれ。
  3. 【請求項3】前記ランバーサポートを、前後移動調節可
    能な状態にサブフレームで支持している、請求項2に記
    載した椅子におけるフレーム構造の背もたれ。
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