JP2001299136A - 自動給餌装置 - Google Patents

自動給餌装置

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JP2001299136A
JP2001299136A JP2000119502A JP2000119502A JP2001299136A JP 2001299136 A JP2001299136 A JP 2001299136A JP 2000119502 A JP2000119502 A JP 2000119502A JP 2000119502 A JP2000119502 A JP 2000119502A JP 2001299136 A JP2001299136 A JP 2001299136A
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bait
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Hiroshi Kuroda
寛 黒田
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 少量の給餌量にも対応することができる
自動給餌装置を提供する。 【解決手段】 自動給餌装置(2)は、餌貯蔵室(1
1)の底部に回転可能に取り付けられるトレイ(12)
と、トレイの下面中央部に形成されているスリーブ用嵌
合穴(51)と、餌落下口(13)の上方に位置した際
に嵌まり込んでいる餌を餌落下口に落下させるトレイの
餌取出用貫通孔(15)と、トレイの上方に配置され餌
落下口を覆う餌排出抑制部材(32)と、スリーブ用嵌
合穴に嵌まり込みトレイと一体に回転するスリーブ(4
1)と、スリーブを回転駆動する回転駆動手段(26)
と、スリーブのフランジ(42)の下面に形成されてい
る凹部(43)と、凹部を検知する検知手段(27)
と、検知手段からの検知信号に基づいてトレイの回転位
置を制御している制御装置(61)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養魚場などの魚槽
に設置され、適宜餌を供給することができる自動給餌装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動給餌装置は、たとえば特許2
602534号公報などに記載されている。この従来の
自動給餌装置を図10ないし図13を用いて説明する。
図10は従来の自動給餌装置の概略の斜視図である。図
11はブレードを取り外した状態の自動給餌装置の組み
立て分解斜視図である。図12は餌貯蔵室ケースを取り
外した状態の自動給餌装置の組み立て分解斜視図であ
る。図13は自動給餌装置が設置されている魚槽の斜視
図である。なお、図11および図12において、餌貯蔵
室ケース7は透過した状態で図示されている。
【0003】魚槽1の上側には、自動給餌装置2がボル
ト3で固定されている。この自動給餌装置2は下側がモ
ータケース6で、上側が餌貯蔵室ケース7となってお
り、餌貯蔵室ケース7は下方が開口しているとともに、
ロック(いわゆるパチン錠)8でモータケース6に着脱
自在に固定されている。そして、自動給餌装置2で給餌
する際には、餌貯蔵室ケース7の蓋14を取り外して、
餌貯蔵室ケース7の餌貯蔵室11には餌を収納する。こ
の餌は、餌貯蔵室11の底部に回転可能に配置されてい
るトレイ12の餌取出用貫通孔15に嵌まり込み、トレ
イ12が適宜時刻に回転すると、餌が嵌まり込んでいる
餌取出用貫通孔15が移動する。この餌取出用貫通孔1
5が、モータケース6内の餌落下口としてのガイドパイ
プ13(図12参照)の上方に来た際に、餌取出用貫通
孔15内の餌は、ガイドパイプ13を通って下方に適宜
排出され、魚槽1に落下する。トレイ12の回転開始か
ら停止までの時間は、タイマーで管理されている。ま
た、トレイ12には、ブレード17がネジ16で着脱自
在に取り付けられ、このブレード17はトレイ12とと
もに回転し、餌貯蔵室11内の餌を攪拌している。さら
に、餌貯蔵室ケース7の下部に設けられている覆い板3
2が、餌貯蔵室11内の餌が直接ガイドパイプ13に落
下しないようにしている。したがって、餌は一旦トレイ
12の餌取出用貫通孔15に嵌まり込み、トレイ12と
ともに回転してからガイドパイプ13に落下している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トレイ12
の回転がタイマーで管理されていると、少量給餌が難し
くなる。すなわち、少量給餌を行うためには、トレイ1
2の回転量を少なくして、給餌の量を減少させることに
なるが、ガイドパイプ13の上方に移動してくる餌取出
用貫通孔15の数量にバラツキが発生し、一回に給餌さ
れる量が、給餌の度毎に大きく変動することになる。こ
の様にして、魚槽1の魚に供給される餌の量にバラツキ
が生じると、魚の飼育の管理に悪影響を与える。したが
って、研究用の魚槽1などに求められる少量給餌には対
応することが難しかった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、少量の給餌量にも対応することができる自
動給餌装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動給餌装置
(2)は、餌貯蔵室(11)に収納されている餌が、餌
貯蔵室の下方に位置する餌落下口(13)から排出され
る。そして、自動給餌装置は、餌貯蔵室の底部に回転可
能に取り付けられるトレイ(12)と、このトレイの下
面中央部に形成されているスリーブ用嵌合穴(51)
と、トレイを貫通して形成されているとともに餌落下口
の上方に位置した際に嵌まり込んでいる餌を餌落下口に
落下すべく形成されている複数の餌取出用貫通孔(1
5)と、トレイの上方に配置されるとともに餌落下口を
覆う餌排出抑制部材(32)と、スリーブ用嵌合穴に着
脱可能に嵌まり込みトレイと一体に回転するスリーブ
(41)と、このスリーブを回転駆動する回転駆動手段
(26)と、スリーブの下部に設けられているとともに
外側に突出しているフランジ(42)と、このフランジ
の下面に形成されているとともに同一回転軌跡上に略等
間隔に配置されている複数の凹部(43)と、この同一
回転軌跡上を移動する凹部を検知する検知手段(27)
と、この検知手段からの検知信号に基づいて回転駆動手
段を稼働させてトレイの回転位置を制御している制御装
置(61)とを備えている。
【0007】また、前記検知手段が、マイクロスイッチ
で構成されている場合がある。
【0008】さらに、前記回転駆動手段およびマイクロ
スイッチはモータケース内に設置され、かつ、マイクロ
スイッチは前記凹部の回転軌跡の下方に位置するととも
に、マイクロスイッチの検知シャフト(29)がスリー
ブのフランジの下面に向かって付勢されており、この検
知シャフトの先端が、フランジの下面に接しているボー
ル(44)に当接している場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明における自動給餌装
置の実施の一形態を説明する。図1は本発明の実施の形
態の自動給餌装置の概略の斜視図である。図2は図1の
自動給餌装置の断面図である。図3は図1の自動給餌装
置の平断面図で、図2の III-III断面図である。図4は
餌貯蔵室ケースの餌収納筒体および覆い板の一部切欠き
斜視図である。図5は図1の自動給餌装置の要部分解断
面図である。図6は餌貯蔵室ケースをモータケースから
取り外した状態での要部断面図である。図7はスリーブ
の説明図で、(a)が断面図、(b)が底面図である。
図8はモータの制御回路図である。図9はモータの回転
制御のフローチャートである。なお、この実施の形態の
説明において、前記図10ないし図13に図示する従来
例の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して
ある。
【0010】自動給餌装置2は従来と同様に魚槽1にボ
ルト3で固定されている。自動給餌装置2のモータケー
ス6は、側面が断面略円形の筒状の筒部21で構成され
ており、この筒部21の底部に、略矩形の底板22が設
けられている。この底板22の四隅は筒部21から外側
に突出しており、この四隅の突出部にボルト3が挿入さ
れるボルト用孔23が各々形成されている。また、筒部
21の上部に上板24が設けられている。モータケース
6は、これら筒部21、底板22および上板24で構成
され、その内部に回転駆動手段である直流モータ26お
よび検出手段であるマイクロスイッチ27が設けられて
いる。モータ26の駆動軸28は上板24を貫通して上
方に突出している。また、マイクロスイッチ27の検知
シャフト29は、上板24の貫通孔に嵌め込まれてい
る。この検知シャフト29が上側に変位している際に、
マイクロスイッチ27はONとなり、一方、検知シャフ
ト29が下側に変位している際には、マイクロスイッチ
27はOFFとなる。さらに、モータケース6の内部に
は、断面円形の筒状のガイドパイプ13が配設されてお
り、この餌落下口としてのガイドパイプ13を通って、
モータケース6の上方から下方へ餌が落下することがで
きる。そして、モータケース6の上部には、餌貯蔵室ケ
ース7の取付位置を位置決めする位置決め部30が設け
られている。また、モータケース6の上部に、ロック8
の本体8aが取り付けられている。
【0011】自動給餌装置2の餌貯蔵室ケース7は、断
面略円形の筒状の餌収納筒体31と、この餌収納筒体3
1の内面の下部から内側に略水平に突出している餌排出
抑制部材としての覆い板32と、餌収納筒体31から下
方に延在している取付用筒体33とからなっており、餌
収納筒体31の上面開口を蓋14が着脱自在に覆ってい
る。そして、餌収納筒体31の下面は、覆い板32で約
四分の一覆われているが、他の部分は開放している。ま
た、取付用筒体33には、ピン挿入孔34が3個設けら
れているとともに、モータケース6の位置決め部30に
係合する位置決め係合部36が形成されている。さら
に、取付用筒体33の下部に、ロック8の係止部8bが
取り付けられ、この係止部8bに本体8aの係合ワイヤ
8cが着脱自在に係合する。
【0012】そして、前述のように、モータ26の駆動
軸28は、モータケース6の上板24から上方に突出し
ているが、この駆動軸28には、スリーブ41が嵌めら
れ、ピン40で回り止めされている。スリーブ41の本
体41aは断面略正方形をしているとともに、その下端
部には円板状のフランジ42が外側に突出して一体に設
けられている。このフランジ42の下面には丸い凹部4
3が、同一回転軌跡上に、略等間隔に複数(この実施の
形態では4個)形成されている。また、マイクロスイッ
チ27の検知シャフト29は図示しないバネで上方に付
勢されており、その検知シャフト29の先端は、フラン
ジ42の下面に接しているボール44に当接している。
この様にして、検知シャフト29は、ボール44を介し
てフランジ42の下面に摺動可能に当接している。そし
て、フランジ42が回転して、フランジ42の下面の凹
部43がボール44の位置に来ると、ボール44および
検知シャフト29が上方に変位し、凹部43がボール4
4から遠ざかると、ボール44および検知シャフト29
が下方に変位する。この検知シャフト29の上下動によ
りマイクロスイッチ27がON−OFFする。
【0013】そして、スリーブ41のフランジ42の外
側には、リング状のスペーサ46が設けられている。こ
のスペーサ46には、ガイドパイプ13に対応する位置
に、餌落下孔47が形成されている。また、スペーサ4
6の外周面には、係合孔としてのピン孔48が複数個
(この実施の形態では3個)形成されている。自動給餌
装置2が組み立てられた状態では、スペーサ46は自動
給餌装置2の取付用筒体33の内部に嵌まり込んでい
る。そして、止めピンとしてのピン49が外側から取付
用筒体33のピン挿入孔34およびスペーサ46のピン
孔48に挿入されて、スペーサ46が位置決めされてい
るとともに、スペーサ46の落下が阻止されている。
【0014】スリーブ41およびスペーサ46の上側
に、トレイ12が回転可能に配置されている。このトレ
イ12の下面の中央部には、略正方形のスリーブ用嵌合
穴51が形成されている。自動給餌装置2が組み立てら
れた状態では、スリーブ用嵌合穴51に、スリーブ41
が嵌まり込み、モータ26が稼働した際に、スリーブ4
1とトレイ12とが一体に回転する。また、トレイ12
には、複数の餌取出用貫通孔15が同一回転軌跡上に略
等間隔に配置されている。この餌取出用貫通孔15の個
数は、凹部43の個数と同じである。さらに、トレイ1
2の中央部のボス部53の上面にはビス孔54が形成さ
れている。このボス部53に取り付けられるブレード1
7には、ネジ挿通孔56が貫通して形成されている。そ
して、ネジ16の先端をブレード17のネジ挿通孔56
に挿入して、ボス部53のビス孔54にねじ込むことに
より、ブレード17がボス部53に固定されている。ブ
レード17はボス部53から径方向に延在しているとと
もに、覆い板32よりも上方に位置し、餌貯蔵室11内
に配置されている。そして、ブレード17はトレイ12
と一体に回転し、餌貯蔵室11内の餌を攪拌している。
ところで、トレイ12の餌取出用貫通孔15がガイドパ
イプ13の上方に位置した際には、餌取出用貫通孔15
内の餌は、スペーサ46の餌落下孔47やガイドパイプ
13などを通って排出され魚槽1に落下する。そして、
前述の覆い板32は、ガイドパイプ13の上方を覆って
おり、トレイ12の餌取出用貫通孔15がガイドパイプ
13の上方に位置した際に、餌貯蔵室11内の餌が直
接、餌取出用貫通孔15、餌落下孔47およびガイドパ
イプ13を通って魚槽1に落ちることを防止している。
この様に、餌貯蔵室11内の餌は、一旦トレイ12の餌
取出用貫通孔15に嵌まり込み、ついで、トレイ12と
ともに回転してガイドパイプ13上に位置したときに、
魚槽1に落下する。
【0015】ついで、モータ26の回転を制御するマイ
コンなどの制御装置61を図8を用いて説明する。マイ
クロスイッチ27のON/OFF信号は、制御装置61
のOFF−ON判別手段62に入力される。このOFF
−ON判別手段62は、マイクロスイッチ27の出力が
OFFからにONに変わった際に、カウンタ63にカウ
ント信号を出力する。カウンタ63はOFF−ON判別
手段62からカウント信号を受けると、カウント数nを
1増加させ、そのカウント数nを回数判別手段64に出
力する。回数判別手段64には、テンキーやダイヤルな
どの回数設定手段66により回数が設定されており、カ
ウント数nがこの設定回数Nになると、モータ26の駆
動用リレーなどにOFF信号を出力して、モータ26に
供給されている電気を遮断してOFFする。また、制御
装置61のタイマ68には、テンキーやダイヤルなどの
給餌開始時刻設定手段69により給餌開始時期である給
餌開始時刻が設定されており、給餌開始時刻になると、
カウンタ63およびモータ26の駆動用リレーなどにO
N信号を出力し、カウンタ63をリセットしてカウント
数nを0とするとともに、モータ26に電気を供給して
ONとして稼働させる。
【0016】モータ26の稼働のフローを図9のフロー
チャートに基づいて説明する。まず初めに、ステップ0
において、自動給餌装置2に電源を入れ、回数設定手段
66で設定回数Nを、また、給餌開始時刻設定手段69
で給餌開始時刻を設定する。ついで、ステップ1に行
く。ステップ1において、タイマ68は給餌開始時刻に
なったか否かを判断し、給餌開始時刻になると、ステッ
プ2に行く。ステップ2において、モータ26が稼働
し、トレイ12が回転し、餌取出用貫通孔15がガイド
パイプ13の位置に来ると、餌取出用貫通孔15に嵌ま
っている餌が魚槽1に落下する。ついで、ステップ3に
行く。ステップ3において、OFF−ON判別手段62
で、マイクロスイッチ27がOFFからONになったか
否かを判断し、OFFからONになると、ステップ4に
行く。ステップ4において、カウンタ63がカウント数
nを1増加させ、ステップ5に行く。ステップ5におい
て、回数判別手段64は、カウント数nが設定回数Nに
なったか否かを判断し、設定回数Nに達していない場合
には、ステップ3に戻る。一方、設定回数Nに達した場
合には、ステップ6に行き、モータ26を停止させ、ス
テップ7に行く。ステップ7において、カウンタ63の
カウント数nをリセットして0とし、ステップ1に戻
る。そして、次の給餌開始時刻まで待機する。
【0017】この様に構成されている自動給餌装置2
は、魚槽1にボルト3で固定されており、魚槽1の魚に
給餌する際には、蓋14を外して、餌貯蔵室11内にペ
レットや粉体状の餌を収納し、収納後蓋14を閉じる。
そして、自動給餌装置2を図示しない電源に接続する
と、制御装置61によりモータ26が制御され、設定さ
れた時刻にモータ26が回転する。このモータ26の回
転角度すなわちOFFからONになる回数も設定されて
おり、一回に回転する角度は、たとえば45°や90°
などに設定されている。そして、モータ26が回転する
と、スリーブ41、トレイ12およびブレード17が回
転する。スリーブ41のフランジ42の下面には、前述
の様に、凹部43が形成されており、この凹部43の移
動にともなって、ボール44および検知シャフト29が
上下動し、マイクロスイッチ27がON−OFFする。
OFFからONになった回数(すなわち、凹部43が検
知シャフト29の位置にきた回数)が設定回数Nに達し
た際に、制御装置がモータ26を停止させる。たとえ
ば、設定回数が1であると回転角度は45°で、また、
設定回数が2であると回転角度は90°となる。この様
にして、一回の給餌時に、ガイドパイプ13の位置に来
る餌取出用貫通孔15の数が決定され、それにともなっ
て、供給される餌の量が決定されている。
【0018】さらに、トレイ12およびブレード17の
回転により、餌貯蔵室11内の餌は攪拌されるととも
に、トレイ12の餌取出用貫通孔15内に嵌まり込む。
餌取出用貫通孔15に嵌まり込んだ餌は、トレイ12と
ともに回転し、ガイドパイプ13の上方に来た際に、ス
ペーサ46の餌落下孔47およびガイドパイプ13を通
って魚槽1に落下し給餌される。
【0019】また、メンテナンスやトレイ12の交換な
どの際には、ロック8を解除し、餌貯蔵室ケース7を持
ち上げ、モータケース6から取り外す。すると、図6に
図示するように、スペーサ46がピン49で取付用筒体
33に係止されているので、餌貯蔵室ケース7ととも
に、ブレード17、トレイ12およびスペーサ46が一
体に、スリーブ41やモータケース6から取り外され
る。そして、トレイ12の餌取出用貫通孔15は覆い板
32またはスペーサ46で覆われているので、餌貯蔵室
ケース7とともにブレード17、トレイ12およびスペ
ーサ46を一体に取り外した際に、餌貯蔵室11の餌が
落下することはない。したがって、餌貯蔵室11内に残
っている餌が不用意に落下することを防止することがで
きる。さらに分解する際には、ピン49を抜いて、餌貯
蔵室ケース7からスペーサ46を取り外すとともに、ネ
ジ16を取り外すと、ブレード17やトレイ12なども
分離することができる。
【0020】そして、餌貯蔵室ケース7をモータケース
6に取り付ける際には、餌貯蔵室ケース7の係合部36
が、モータケース6の位置決め部30に係合するように
して載置し、ついで、ロック8で固定する。
【0021】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)前記実施の形態においては、スリーブ41の凹部
43がマイクロスイッチ27の位置に来た際に、マイク
ロスイッチ27はONしているが、OFFとすることも
可能である。 (2)スリーブ41をモータ26以外の回転駆動手段で
駆動することも可能である。 (3)トレイ12の餌取出用貫通孔15の数量や配置は
適宜変更可能である。 (4)モータ26が回転し始める時期(給餌開始時期)
は、時刻(たとえば午前7時)や一定時間毎などでもよ
いし、他の要因で決定することも可能である。 (5)実施の形態では設定回数Nは一個設定されている
が、設定回数Nを複数設定し、モータ26の回転量を給
餌開始時刻毎に変化させることも可能である。たとえ
ば、午前7時には設定回数Nを4にし、午後6時には設
定回数Nを2にすることも可能である。 (6)モータケース6や餌貯蔵室ケース7などの材質、
材料や色調などは適宜選択可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、スリーブの下部に設け
られているフランジの下面に形成されている凹部を検知
手段が検知し、この検知手段からの検知信号に基づいて
回転駆動手段を稼働させてトレイの回転位置を制御して
いるので、給餌時に、餌落下口の上方に来る餌取出用貫
通孔の数量を確定することができる。したがって、餌を
略確実に一定量供給することができる。その結果、少量
の給餌量にも対応することができる。また、凹部がスリ
ーブのフランジの下面に形成されているので、トレイな
どを外した際にも、凹部や検知手段が露出することを防
止することができる。その結果、トレイなどが外されて
いる時に、凹部や検知手段などが汚損したり、損傷した
りすることを極力防止することができる。
【0023】また、前記回転駆動手段およびマイクロス
イッチはモータケース内に設置され、かつ、マイクロス
イッチは前記凹部の回転軌跡の下方に位置するととも
に、マイクロスイッチの検知シャフトがスリーブのフラ
ンジの下面に向かって付勢されており、この検知シャフ
トの先端が、フランジの下面に接しているボールに当接
している場合がある。この様な場合には、検知シャフト
の先端は、凹部に嵌まり込むことがなく、ボールに当接
することになる。したがって、トレイの回転時に検知シ
ャフトの先端が凹部に嵌まって引っ掛かることがなくな
る。その結果、検知シャフトの先端などが損傷すること
を極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の自動給餌装置の概
略の斜視図である。
【図2】図2は図1の自動給餌装置の断面図である。
【図3】図3は図1の自動給餌装置の平断面図で、図2
の III-III断面図である。
【図4】図4は餌貯蔵室ケースの餌収納筒体および覆い
板の一部切欠き斜視図である。
【図5】図5は図1の自動給餌装置の要部分解断面図で
ある。
【図6】図6は餌貯蔵室ケースをモータケースから取り
外した状態での要部断面図である。
【図7】図7はスリーブの説明図で、(a)が断面図、
(b)が底面図である。
【図8】図8はモータの制御回路図である。
【図9】図9はモータの回転制御のフローチャートであ
る。
【図10】図10は従来の自動給餌装置の概略の斜視図
である。
【図11】図11はブレードを取り外した状態の自動給
餌装置の組み立て分解斜視図である。
【図12】図12は餌貯蔵室ケースを取り外した状態の
自動給餌装置の組み立て分解斜視図である。
【図13】図13は自動給餌装置が設置されている魚槽
の斜視図である。
【符号の説明】
2 自動給餌装置 11 餌貯蔵室 12 トレイ 13 ガイドパイプ(餌落下口) 15 餌取出用貫通孔 26 モータ(回転駆動手段) 27 マイクロスイッチ(検知手段) 29 マイクロスイッチの検知シャフト 32 覆い板(餌排出抑制部材) 41 スリーブ 42 スリーブのフランジ 43 凹部 44 ボール 51 スリーブ用嵌合穴 61 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餌貯蔵室に収納されている餌が、餌貯蔵
    室の下方に位置する餌落下口から排出される自動給餌装
    置において、 前記餌貯蔵室の底部に回転可能に取り付けられるトレイ
    と、 このトレイの下面中央部に形成されているスリーブ用嵌
    合穴と、 前記トレイを貫通して形成されているとともに、前記餌
    落下口の上方に位置した際に、嵌まり込んでいる餌を餌
    落下口に落下すべく形成されている複数の餌取出用貫通
    孔と、 前記トレイの上方に配置されるとともに、前記餌落下口
    を覆う餌排出抑制部材と、 前記スリーブ用嵌合穴に着脱可能に嵌まり込みトレイと
    一体に回転するスリーブと、 このスリーブを回転駆動する回転駆動手段と、 前記スリーブの下部に設けられているとともに外側に突
    出しているフランジと、 このフランジの下面に形成されているとともに、同一回
    転軌跡上に略等間隔に配置されている複数の凹部と、 この同一回転軌跡上を移動する凹部を検知する検知手段
    と、 この検知手段からの検知信号に基づいて回転駆動手段を
    稼働させて、トレイの回転位置を制御している制御装置
    とを備えていることを特徴とする自動給餌装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、マイクロスイッチで構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の自動給餌
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段およびマイクロスイッ
    チはモータケース内に設置され、かつ、マイクロスイッ
    チは前記凹部の回転軌跡の下方に位置するとともに、マ
    イクロスイッチの検知シャフトがスリーブのフランジの
    下面に向かって付勢されており、この検知シャフトの先
    端が、フランジの下面に接しているボールに当接してい
    ることを特徴とする請求項2記載の自動給餌装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115812654A (zh) * 2023-01-06 2023-03-21 山东智得环境工程有限公司 一种水产养殖用饲料投喂装置
CN117256545A (zh) * 2023-11-21 2023-12-22 安徽农业大学 智能饲养监测装置及其监测系统

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