JP7108815B2 - 電解促進錠剤投入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電解促進錠剤を投入する電解促進錠剤投入装置に関する。
従来、この種の電解促進錠剤投入装置では、カートリッジ部に電解促進錠剤を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その電解促進錠剤投入装置について図14を参照しながら説明する。
図14に示すように、水槽102に電解促進錠剤103を投入する投入機構部104を有していた。投入機構部104は、電解促進錠剤103を内包したケース部105と、可動案内部材部106と、可動部材107とを備えている。ケース部105から電解促進錠剤103が、可動案内部材部106の空洞部108に供給され、この空洞部108に供給された電解促進錠剤103は、空洞部108を摺動する可動部材107によって、水槽102へ押し出される。
特開2013-52355号公報
このような従来の電解促進錠剤投入装置においては、電解促進錠剤が、湿度の変化によって潮解した後に再び固まると、電解促進錠剤と電解促進錠剤を内包するケース部とが固着したり、隣り合った電解促進錠剤が固着した状態となり、電解促進錠剤投入装置から落下し難いという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、電解促進錠剤が、湿度の変化によって潮解した後に再び固まり、電解促進錠剤と電解促進錠剤を内包するケース部とが固着したり、隣り合った電解促進錠剤が固着した場合にも、電解促進錠剤投入装置から電解促進錠剤をスムーズに落下できる電解促進錠剤投入装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、深皿形状のケースと、前記ケース内に設けた回転体と、前記回転体を水平方向に回転するモータ部と、前記回転体の上面に多数の電解促進錠剤を配置した状態で、前記モータ部によって前記回転体を回転させ、前記回転体が所定の位置まで回転すると前記電解促進錠剤が落下する落下機構と、前記回転体が回転すると一部の前記電解促進錠剤を移動させる移動部材と、前記モータ部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、所定のタイミングで前記電解促進錠剤を落下させずに前記回転体を回転させることを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、深皿形状のケースと、前記ケース内に設けた回転体と、前記回転体を水平方向に回転するモータ部と、前記回転体の上面に多数の電解促進錠剤を配置した状態で、前記モータ部によって前記回転体を回転させ、前記回転体が所定の位置まで回転すると前記電解促進錠剤が落下する落下機構と、前記回転体が回転すると一部の前記電解促進錠剤を移動させる移動部材と、前記モータ部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、所定のタイミングで前記電解促進錠剤を落下させずに前記回転体を回転させる。電解促進錠剤は、湿度の変化によって潮解した後に再び固まると、電解促進錠剤と電解促進錠剤を内包するケース部とが固着したり、隣り合った電解促進錠剤が固着した状態となる。この状態で、制御部が、所定のタイミングで前記電解促進錠剤を落下させずに前記回転体を回転させると、移動部材によって一部の電解促進錠剤が移動し、固着した電解促進錠剤が外れるので、電解促進錠剤は、落下機構で詰まることなく、落下させることができる。
本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置を示す斜視図 同電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置を示す斜視図 同電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置を示す展開図 同電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置を示す展開図 同電解促進錠剤投入装置の斜視図 同電解促進錠剤投入装置の分解斜視図 同電解促進錠剤投入装置のケース内を示す斜視図 同電解促進錠剤投入装置のケースの底面を示す斜視図 同電解促進錠剤投入装置のケースの孔と回転体の切欠きの拡大斜視図 同電解促進錠剤投入装置のケースの孔と回転体の切欠きの拡大斜視図 同電解促進錠剤投入装置のケース内の回転体を示す斜視図 同電解促進錠剤投入装置のケース内の回転体を示す斜視図 同電解促進錠剤投入装置の機能構成を示す図 従来の電解促進錠剤投入装置を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置の斜視図であり、空気浄化装置を前面側から見た図である。図2は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置の斜視図であり、パネルを開いて空気浄化装置を前面側から見た図である。
図1、2に示すように、本実施形態の空気浄化装置においては、略箱形状の本体ケース1を備え、本体ケース1の両側面には略四角形状の吸気口2を有している。本体ケース1の前面側から見て、右側の側面(本体ケース1の一方側の側面)である第1の本体側面1Aには、開閉可能なパネル3を備えている。パネル3を開くと、縦長四角形状の開口4が現れる。開口4から後述する本体ケース1内の空気浄化部5を取り出すことが出来る。本体ケース1の一方側の側面の吸気口2は、パネル3に設けられている。本体ケース1の天面には、開閉式の吹出口6を備えている。図1、2では、吹出口6は、閉じた状態である。
図3は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置の断面図であり、空気浄化装置を右側から見た図である。図4は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置を備えた空気浄化装置の断面図であり、空気浄化装置における右側から見た図である。
図2、図3、図4に示すように、本体ケース1内には、送風機7と、空気浄化部5と、風路8と、を備えている。
送風機7は、本体ケース1の中央部に設けられ、モータ部9と、モータ部9により回転するファン部10と、それらを囲むスクロール形状のケーシング部11とを備えている。モータ部9は、ケーシング部11に固定されている。
ファン部10は、シロッコファンで、モータ部9から水平方向に延びた回転軸9aに固定され、モータ部9は、ケーシング部11に固定されている。モータ部9の回転軸9aは、本体ケース1の前面側から背面側に延びている。ケーシング部11は、ケーシング部11の本体ケース1における上面側に吐出口12を備え、ケーシング部11の本体ケース1における背面側に吸込口13を有している。
空気浄化部5は、貯水容器14と、タンク部材15と、フィルター部分16と、電解ユニット17と、電解促進錠剤投入装置18とを備えている。
貯水容器14は、天面を開口した箱形状をしており、水を貯水できる構造となっており、本体ケース1の下部に配置され、本体ケース1から水平方向にスライドして着脱可能となっている。貯水容器14は、タンク部材15から供給される水を貯水する。
タンク部材15は、本体ケース1内部の一方側の側面に設置され貯水容器14から着脱可能な構造となっている。タンク部材15は、貯水容器14の底面に設けられたタンク保持部14aに装着されている。タンク部材15は、水を貯水するタンク15aと、タンクの開口(図示せず)に設けられた蓋15bとを備えている。蓋15bの中央には、開閉手段(図示せず)が設けられており、この開閉手段が開くと、タンク15a内の水が、貯水容器14へ供給される。具体的には、タンク15aの開口を下向きにして、タンク部材15を貯水容器14のタンク保持部14aに取り付けると、タンク保持部14aによって開閉手段が開く。つまり、タンク部材15に水を入れてタンク保持部14aに取り付けると、開閉手段が開いて貯水容器14に給水され、貯水容器14内に水が溜まる。貯水容器14内の水位が上昇して蓋のところまで到達するとタンク部材15の開口が水封されるので給水が停止し、タンク部材15の内部には水が残り、貯水容器14内の水位が下がった場合に都度、タンク15a内部の水が貯水容器14に給水される。即ち、貯水容器14内の水位は一定に保たれる。
フィルター部分16は、貯水容器14に貯水された水と、送風機7によって本体ケース1内に吸込まれた室内空気とを接触させる部材である。円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔を備えたフィルター16aを配置し、その一端が貯水容器14の水に浸漬するように、フィルター16aの中心軸を回転中心として貯水容器14に回転自在に内蔵されている。そして、駆動部(図示しない)による回転され、水と室内空気を連続的に接触させる構造となっている。
電解ユニット17、水槽水に第1の電極、第2の電極(図示せず)を浸らせ、これら第1の電極と第2の電極とに電圧を印加し、電解促進錠剤投入装置18によって投入される電解促進錠剤20が入った貯水容器14内の水を電気化学的に処理するものである。
風路8は、吸気口2と吹出口6とを連通し、この風路8には、吸気口2から順に、空気浄化部5(貯水容器14、フィルター部分16)、送風機7、吹出口6を備えている。モータ部9によってファン部10が回転すると、吸気口2から風路8内に入った外部の空気は、順に、フィルター16a、送風機7、吹出口6を介して、吹き出される。
図5は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置の斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置の分解斜視図であり、ケースの内部が見えるようにケースの一部を切り欠いた図である。図7は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケース内を示す斜視図であり、回転体を外した状態である。図8は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケースの底面を示す斜視図であり、電解促進錠剤投入装置における下方から見た斜視図である。
図5と図6と図7と図8に示すように、電解促進錠剤投入装置18は、ケース21と、ケースカバー22と、回転体23と、モータ部24と、を有している。
ケース21は、上方が開口した円形の深皿形状であり、上端部には、下方が開口した椀形状のケースカバー22が着脱可能である。ケース21内には、回転体23を備え、ケースの下方には、モータ部24を備えている。モータ部24は、鉛直方向を回転軸方向として、ケース21内で回転体23を回転させる。ケース21の底面には、軸受孔25と、孔26とを有している。軸受孔25は、後述する回転体23の回転軸29が入る孔であり、孔26は、電解促進錠剤20が通過する孔である。孔26には、孔26の開口縁から下方に延びたガイド筒27を設けている。
回転体23は、中央部が上方に凸形状の円板である凸面部28と、凸面部28の中央下面から下方に延びた円筒形状の回転軸29とを有している。凸面部28と回転軸29とは、樹脂材料によって一体に形成されている。凸面部28の大きさは、ケースより一回り小さい大きさであり、凸面部28の外周とケース21の内面との間には僅かに隙間を有している。凸面部28の周縁部には、切欠き30を有している。切欠き30は、孔26と対向し、電解促進錠剤20が通過する。回転軸29は、ケース21の底面の軸受孔25を介して、ケース21の下方に突出している。なお、ケースの底面における周縁部に設けた孔と、回転体に設けた孔と対向する切欠きとが、落下機構である。
モータ部24は、モータ部24の上面から上方に延びた円柱形状のモータ回転軸31を有している。モータ回転軸31の表面は、ギザ状にローレット加工されている。回転体23の回転軸29の内面も、モータ回転軸が31嵌るようにギザ状に加工されている。回転体23の回転軸29にモータ回転軸31を嵌め、モータ回転軸31を回転させると、回転体23も回転する。モータ部24は、ケース21の底面から下方に延びた筒形状のモータカバー32によって覆われている。
図9は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケースの孔と回転体の切欠きの拡大斜視図であり、電解促進錠剤が回転体の切欠きに入った図である。図10は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケースの孔と回転体の切欠きの拡大斜視図であり、電解促進錠剤が回転体の切欠きとケースの孔とを介して落ちる図である。
以上の構成において、電解促進錠剤投入装置18における電解促進錠剤20の投入動作を説明する。ケース21からケースカバー22を外し、ケース21内に電解促進錠剤20を入れると、回転体23における凸面部28の上面に、電解促進錠剤20が配置される。凸面部28は、中央部が上方に凸形状の曲面形状の円板であるので、多数の電解促進錠剤20は、凸面部28の上面に沿って積み重なった状態となる。電解促進錠剤20を投入する場合には、モータ部24によって回転体23を回転させる。これにより、電解促進錠剤20が一つ、切欠き30に入り込む。(図9参照)更に回転体23を回転させると、切欠き30に入り込んだ電解促進錠剤20は、切欠き30と孔26とが対向したときに、切欠き30と、孔26と、ガイド筒27とを介して、貯水容器14に落下する(図10参照)。
一方、次に電解促進錠剤20を投入するまでの間に、湿度が高くなった後に、湿度が低くなると、電解促進錠剤20は塩を有しており、電解促進錠剤20が潮解した後に再び固まり、電解促進錠剤20と電解促進錠剤20を内包するケース21とが固着したり、隣り合った電解促進錠剤20が固着した状態となる場合がある。
図11は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケース内の回転体を示す斜視図であり、第1の突起によって電解促進錠剤の移動が抑制された図である。図12は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケース内の回転体を示す斜視図であり、第1の突起によって電解促進錠剤の移動が抑制され、第2の突起によって電解促進錠剤が上方に移動した図である。
図11に示すように、電解促進錠剤投入装置18は、ケース21内で、回転体23が回転するときに、一部の電解促進錠剤20を上方に移動させる移動部材33を備えている。この移動部材33によって、一部の電解促進錠剤20を上方に移動させると、これらの移動する電解促進錠剤20の上方に積み重なった電解促進錠剤20も上方へ移動する。これにより、湿度の変化によって潮解した後に再び固まり、電解促進錠剤20を内包するケース21や、隣り合った電解促進錠剤20に固着した電解促進錠剤20が外れるので、電解促進錠剤20を、孔26と切欠き30とで詰まることなく、落下させることができる。
具体的には、移動部材33は、一部の電解促進錠剤20の回転体23の回転方向(矢印の方向)への移動を抑制する第1の突起34と、第1の突起34によって移動を抑制された電解促進錠剤20を上方へ移動させる第2の突起35である。第1の突起34は、ケース21内から回転体23の上面に沿うように突出し、第2の突起35は、回転体23の上面から上方に突出している。
これにより、多数の電解促進錠剤20が、凸面部28の上面に沿って積み重なった状態で、回転体23が回転すると電解促進錠剤20も回転するが、第1の突起34を備えているので、第1の突起34に当たった電解促進錠剤20や、この電解促進錠剤20の近傍の一部の電解促進錠剤20は、移動が抑制される(図11参照)。この状態で、回転体23が更に回転すると、第1の突起34によって移動を抑制された電解促進錠剤20の一部の下を第2の突起35が移動する。このときに、第1の突起34によって移動を抑制された電解促進錠剤20の一部は、第2の突起35によって直接押し上げられ、上方へ移動する(図12参照)。そして、第2の突起35によって直接押し上げられる電解促進錠剤20の上方に積み重なった電解促進錠剤20も上方へ移動する。
図11、12に示すように、第1の突起34は、ケース21内から、孔26と切欠き30の上方に突出し、第2の突起35は、回転体23の周縁部から上方に突出している。第1の突起34は、ケース21の側面から内方に突出している。
これにより、第1の突起34と第2の突起35とは、回転体23における周縁部に配置されているので、電解促進錠剤20の一部が第2の突起35と接触し、電解促進錠剤20の一部が第2の突起35によって直接押し上げられ、上方へ移動する電解促進錠剤20の上方に積み重なった電解促進錠剤20の数が多くなる。結果として、上方へ移動する電解促進錠剤20の数も多くなり、固着した電解促進錠剤20がより外れ易くなる。
また、凸面部28は、下方が開放した椀形状である椀部分37と、椀部分37の外周縁から外方に延びた環状の平面部分36とを有している。回転体23の凸面部28の周縁部である平面部分36には、切欠き30と第2の突起35とを備えている。電解促進錠剤20は円盤形状であり、平面部分36の幅は、電解促進錠剤20の厚みより僅かに大きい。椀部分37の高さ寸法は、電解促進錠剤20の直径より大きい。
これにより、電解促進錠剤20は、平面部分36に並び易くなる。電解促進錠剤20は、平面部分36の上面に、凸面部28の椀部分37とケース21側面との間に厚み方向が挟まれるように並ぶ。すなわち、電解促進錠剤20は、同じ向きに並ぶので、回転体23の周縁部に環状に隙間無く並び易くなる。回転体23が回転しても、これらの環状に並んだ電解促進錠剤20の一つが、第1の突起34によって移動を抑制されると、その他の環状に並んでいる電解促進錠剤20も移動を抑制される。なお、第1の突起34は、ケース21側面から、孔26と切欠き30の上方に突出し、平面部分36上の電解促進錠剤20は、第1の突起34と、電解促進錠剤20の直径方向における中央部で接触する。この状態で、回転体23が回転すると、第2の突起35が、移動を抑制され環状に隙間無く並んだ電解促進錠剤20の下を移動するので、第2の突起35によって上方へ移動する電解促進錠剤20が増える。また、この環状に並んだ電解促進錠剤20は、回転体23における凸面部28の上面に配置された多数の電解促進錠剤20の最も下方に配置されることになる。結果として、これらの電解促進錠剤20の上方に積み重なった電解促進錠剤20の数が多くなるので、上方へ移動する電解促進錠剤20の数も多くなり、固着した電解促進錠剤20がより外れ易くなる。
図13は、本発明の実施の形態1の電解促進錠剤投入装置のケース内の回転体を示す斜視図であり、第1の突起によって電解促進錠剤の移動が抑制された図である。
本実施形態における特徴は、電解促進錠剤投入装置18のモータ部24を制御する制御部38を備え、制御部38は、所定のタイミングで電解促進錠剤20を落下させずに回転体23を回転させる、つまり孔26と切欠き30を対向させないで回転体23を回転させる点である。具体的には、制御部38は、時間を測定するタイマー部39を有している。制御部38は、タイマー部39の測定時間によって、回転体23を所定のタイミングで時計回りと反時計回りとに回転させる。これにより、回転体23が回転するときに一部の電解促進錠剤20を上方に移動させると、固着した電解促進錠剤20が外れるので、電解促進錠剤20を孔26と切欠き30とで詰まることなく、落下させることができる。
また、制御部38は、タイマー部39の測定時間によって、回転体23を一定時間毎に回転させる。これにより、一定時間毎に、一部の電解促進錠剤20を上方に移動させることができ、固着した電解促進錠剤20が更に外れ易くなる。
また、本体ケース1には、湿度を測定する湿度測定部40を備えている。電解促進錠剤20は塩を有しており、電解促進錠剤20が臨界湿度以上の湿度空間にさらされると、電解促進錠剤20が潮解する場合がある。そこで、制御部38は、湿度測定部40が臨界湿度以上の湿度を検知した場合には回転体を回転させない。なお、臨界湿度は、一例として、相対湿度70~80%である。
これにより、電解促進錠剤20が、湿度の変化によって潮解しているときに回転体は回転しないので、電解促進錠剤が細かく砕けることを抑制できる。
また、制御部38は、湿度測定部40が測定した湿度が電解促進錠剤20の臨界湿度以上を検知した後に、電解促進錠剤20の臨界湿度未満になった場合に回転体23を回転させる。
これにより、電解促進錠剤20が湿度の変化によって潮解しているときには、回転体23は回転せず、電解促進錠剤20が湿度の変化によって潮解し再び固まった後に、回転体23が回転する。電解促進錠剤20が、より固まった状態で回転体23が回転するので、電解促進錠剤20が細かく砕けることを抑制できる。
また、制御部38は、湿度測定部40が測定した湿度が電解促進錠剤20の臨界湿度以上を検知した後に、電解促進錠剤20の臨界湿度未満になり、タイマー部39の測定時間によって所定時間経過後、に回転体23を回転させる。なお、所定時間とは、60~180分である。更に良い所定時間は、約120分である。
これにより、電解促進錠剤20が湿度の変化によって潮解しているときには、回転体23は回転せず、電解促進錠剤20が湿度の変化によって潮解し再び固まった後に、回転体23が回転する。電解促進錠剤20が、より固まった状態で回転体が回転するので、電解促進錠剤20が細かく砕けることを抑制できる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における電解促進錠剤投入装置について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態1と相違する点は、制御部38は、湿度測定部40が測定した湿度が電解促進錠剤20の臨界湿度以上を検知した後に、電解促進錠剤20の臨界湿度より低い所定湿度未満になった場合に回転体23を回転させることである。なお、所定湿度とは、相対湿度60~70%である。
これにより、電解促進錠剤20が湿度の変化によって潮解しているときには、回転体23は回転せず、電解促進錠剤20が湿度の変化によって潮解し再び固まった後に、回転体23が回転する。電解促進錠剤20が、より固まった状態で回転体が回転するので、電解促進錠剤20が細かく砕けることを抑制できる。
本発明にかかる電解促進錠剤投入装置は、家庭用や事務所用などに使用される空気浄化装置等に有用である。
1 本体ケース
2 吸気口
1A 第1の本体側面
3 パネル
4 開口
5 空気浄化部
6 吹出口
7 送風機
8 風路
9 モータ部
9a 回転軸
10 ファン部
11 ケーシング部
12 吐出口
13 吸込口
14 貯水容器
14a タンク保持部
15 タンク部材
15a タンク
15b 蓋
16 フィルター部分
16a フィルター
17 電解ユニット
18 電解促進錠剤投入装置
20 電解促進錠剤
21 ケース
22 ケースカバー
23 回転体
24 モータ部
25 軸受孔
26 孔
27 ガイド筒
28 凸面部
29 回転軸
30 切欠き
31 モータ回転軸
32 モータカバー
33 移動部材
34 第1の突起
35 第2の突起
36 平面部分
37 椀部分
38 制御部
39 タイマー部
40 湿度測定部

Claims (9)

  1. 深皿形状のケースと、
    前記ケース内に設けた回転体と、
    前記回転体を水平方向に回転するモータ部と、
    前記回転体の上面に多数の電解促進錠剤を配置した状態で、前記モータ部によって前記回転体を回転させ、前記回転体が所定の位置まで回転すると前記電解促進錠剤が落下する落下機構と、
    前記回転体が回転すると一部の前記電解促進錠剤を移動させる移動部材と、
    前記モータ部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、所定のタイミングで前記電解促進錠剤を落下させずに前記回転体を回転させることを特徴とする電解促進錠剤投入装置。
  2. 前記制御部は、前記回転体を時計回りと反時計回りとに回転させることを特徴とする請求項1に記載の電解促進錠剤投入装置。
  3. 前記制御部は、前記回転体を一定時間毎に回転させることを特徴とする請求項1または2に記載の電解促進錠剤投入装置。
  4. 湿度を測定する湿度測定部を備え、
    前記電解促進錠剤は塩を有し、
    前記制御部は、前記湿度測定部が前記臨界湿度以上の湿度を検知した場合には前記回転体を回転させないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電解促進錠剤投入装置。
  5. 湿度を測定する湿度測定部を備え、
    前記電解促進錠剤は塩を有し、
    前記制御部は、前記湿度測定部が測定した湿度が前記電解促進錠剤の臨界湿度以上を検知した後に、前記電解促進錠剤の前記臨界湿度未満になった場合に前記回転体を回転させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電解促進錠剤投入装置。
  6. 湿度を測定する湿度測定部を備え、
    前記電解促進錠剤は塩を有し、
    前記制御部は、前記湿度測定部が測定した湿度が前記電解促進錠剤の臨界湿度以上を検知した後に、前記電解促進錠剤の前記臨界湿度未満になり、所定時間経過後に前記回転体を回転させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電解促進錠剤投入装置。
  7. 湿度を測定する湿度測定部を備え、
    前記電解促進錠剤は塩を有し、
    前記制御部は、前記湿度測定部が測定した湿度が前記電解促進錠剤の臨界湿度以上を検知した後に、前記電解促進錠剤の前記臨界湿度より低い所定湿度未満になった場合に前記回転体を回転させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電解促進錠剤投入装置。
  8. 前記落下機構は、
    前記ケースの底面における周縁部に設けた孔と、
    前記回転体に設けた前記孔と対向する切欠きとを備え、
    前記回転体の上面に多数の前記電解促進錠剤を置き前記モータ部によって前記回転体を回転させると、前記孔と前記切欠きとが対向したときに前記電解促進錠剤が、前記孔と前記切欠きとを介して落下することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電解促進錠剤投入装置。
  9. 前記移動部材は、一部の前記電解促進錠剤の前記回転体の回転方向への移動を抑制する第1の突起と、前記第1の突起によって移動を抑制された前記電解促進錠剤の一部を上方へ移動させる第2の突起であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の電解促進錠剤投入装置。
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