JP2001298759A - コンピュータテレフォニー構成の通信装置 - Google Patents

コンピュータテレフォニー構成の通信装置

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JP2001298759A
JP2001298759A JP2000108780A JP2000108780A JP2001298759A JP 2001298759 A JP2001298759 A JP 2001298759A JP 2000108780 A JP2000108780 A JP 2000108780A JP 2000108780 A JP2000108780 A JP 2000108780A JP 2001298759 A JP2001298759 A JP 2001298759A
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communication
incoming call
unit
service
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JP2000108780A
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English (en)
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Wataru Inoue
渉 井上
Ryozo Nunokawa
亮造 布川
Hiroyuki Matsui
弘行 松井
Yoshiori Narahara
佳織 楢原
Shinya Uegaki
伸哉 植垣
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信網に接続される回線終端装置から内線端
末や情報処理装置に通信路を形成するのでは、内線端末
と情報処理装置との間の通信路や、情報処理装置内での
通信路を形成できない。 【解決手段】 インタフェース部507、502を通し
て通信網401や内線端末201および情報処理部50
8、509との間の通信路を通話路交換部で形成し、通
信網や内線端末および情報処理部からの着信に付加され
た情報から着信先番号を番号管理部510と決定部50
6で決定し、制御部503は着信時に決定したサービス
番号に対応して情報処理部または内線端末に着信通知を
行うと共に、通話路交換部の通信路制御を行うことで通
信網と情報処理部と内線端末との間の通信を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網と接続さ
れ、電話端末機能と情報処理機能を融合させたコンピュ
ータテレフォニー構成の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータテレフォニーは、情報処理
手段になるパソコンやLANと電話端末を連携させた通
信システム環境になる。このシステム環境では、通信網
と接続される回線終端装置と、この回線終端装置と接続
される情報処理装置とを組み合わせた通信装置が知られ
ている。図5は、このような従来の通信装置の構成を示
すブロック図である。
【0003】図5に示す従来の通信装置は、回線終端装
置1が外線着信を検出して情報処理装置3に着信させる
ことができる。また、回線終端装置1は、収容されてい
る内線端末2と外線端末の接続交換を行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信装置では、回線終端装置1に収容されている内線端
末2と情報処理装置3との間で通信路を形成することが
できないという問題点があった。
【0005】また、情報処理装置3内で複数の情報処理
サービスを提供している場合、回線終端装置1を介して
サービスからサービスへの転送ができなかった。例え
ば、自動受付サービスと音声情報提供サービス等を個別
に提供していた場合、自動受付サービスで応対した後に
音声情報提供サービスに転送することができず、この機
能を実現するためには、自動受付と音声情報提供の機能
を有する1つのサービスとして開発しなければならない
という問題点があった。
【0006】また、情報処理装置3内の情報処理サービ
スは、外線や内線等の複数回線を対象としてサービスを
提供する場合には、対象とする回線全てをそれぞれ監視
しなければならないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
のものであり、回線終端装置に収容されている内線端末
からも情報処理装置内の情報処理サービスを利用できる
通信装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、情報処理装置内で複数の
情報処理サービスを提供する場合、回線終端装置を介し
てサービスからサービスへの転送ができるようにし、サ
ービスを個別に開発した場合にもサービス間の連携を可
能とする通信装置を提供することを目的としている。
【0009】また、サービス提供の対象とする回線全て
を監視することなく、外線または内線の複数回線を対象
としてサービス提供を可能とする通信装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の通信装置は、通信網と接続するため
の回線インタフェース手段と、内線端末と接続するため
の内線インタフェース手段と、音声・FAXなどの情報
を処理する少なくとも一つの情報処理手段と、前記回線
インタフェース手段を通した通信網との通信路形成と、
前記内線インタフェース手段を通した前記内線端末との
通信路形成および前記情報処理手段との間の通信路形成
ができる通話路交換手段と、前記回線インタフェース手
段を介した通信網からの着信、前記内線インタフェース
手段を介した内線端末からの着信、または前記情報処理
手段からの着信に付加された情報から着信先番号を決定
するサービス番号管理・決定手段と、着信時に前記サー
ビス番号管理・決定手段が決定したサービス番号に対応
して前記情報処理手段または内線端末に着信通知を行う
と共に、前記通話路交換手段の通信路制御を行うことで
通信網と前記情報処理手段と内線端末との間の通信を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、通信網と内線端末および情報処理装
置と接続される回線終端装置は、通信網と接続するため
の回線インタフェース手段と、内線端末と接続するため
の内線インタフェース手段と、情報処理装置と接続する
ための通信インタフェース手段と、前記回線インタフェ
ース手段を通した通信網との通信路形成と、前記内線イ
ンタフェース手段を通した前記内線端末との通信路形成
および前記通信インタフェース手段を通した前記情報処
理装置との間の通信路形成ができる通話路交換手段と、
前記回線インタフェース手段を介した通信網からの着
信、前記内線インタフェース手段を介した内線端末から
の着信、または前記情報処理装置からの着信に付加され
た情報から着信先番号を決定する番号決定手段と、着信
時に前記番号決定手段が決定したサービス番号に対応し
て前記情報処理装置または内線端末に着信通知を行うと
共に、前記通話路交換手段の通信路制御を行うことで通
信網と前記情報処理手段と内線端末との間の通信を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、前記情報処理装置は、前記回線終端
装置と接続するための通信インタフェース手段と、音声
・FAXなどの情報を処理する複数の情報処理手段と、
前記回線インタフェース手段を介した前記回線終端装置
からの着信に付加された情報から前記複数の情報処理手
段の着信先番号を決定する番号管理手段と、着信時に前
記番号管理手段が決定したサービス番号に対応して前記
情報処理手段に着信通知を行うと共に、前記通信インタ
フェース手段の通信路制御を行うことで該情報処理手段
と前記回線終端装置との間の通信を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】また、前記情報処理装置は、前記回線終端
装置と接続するための通信インタフェース手段と、情報
を蓄積するための情報蓄積手段と、着信を外線、内線、
あるいは自情報処理装置内の他のサービスへ振り分けて
転送を行う振分けサービス手段と、前記着信に応答して
通信相手の音声信号を前記情報蓄積手段へ蓄積を行う録
音サービス手段と、前記着信に応答して通信相手からの
指示に従って前記情報蓄積手段に蓄積されている情報を
再生して情報提供を行う情報提供サービス手段と、前記
着信の着番号から前記内線端末に対応する内線番号、ま
たは前記録音または情報提供サービス手段に対応するサ
ービス番号を決定する番号管理手段と、前記着信時に前
記番号管理手段が決定したサービス番号に対応して内線
端末またはサービス手段に着信通知を行うと共に、前記
サービス手段を介して前記回線終端装置との間の通信を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態である通信装置の構成を示すブロック図である。同図
において、通信装置501は、自装置が収容している内
線端末201と接続するための内線インタフェース手段
である内線I/F部502と、通信装置全体を制御する
制御手段である制御部503と、自装置内において任意
の通信路を形成する交換手段である通話路交換部505
と、自装置への着信または着信に付加された情報から着
信先番号を決定する番号決定手段である番号決定部50
6と、通信網401と接続するための回線インタフェー
ス手段である回線I/F部507と、通信相手との情報
を処理する情報処理手段である第1の情報処理部508
と、通信相手との情報を処理する情報処理手段である第
2の情報処理部509と、情報処理手段に対応するサー
ビス番号を管理する番号管理手段である番号管理部51
0とから構成される。
【0015】回線I/F部507を介した通信網401
からの着信、または内線I/F部502を介した内線端
末201からの着信、または自装置内の情報処理手段か
らの着信があった場合、通信装置501の制御部503
は、番号決定部506に着信または着信に付加された情
報を入力する。ここで、着信は、転送による着信であっ
てもよい。
【0016】番号決定部506は、入力された情報から
着信先番号を決定し、着信先番号を制御部503に出力
する。ここで、着信先番号は、情報処理装置の情報処理
手段になる第1、第2の情報処理部508、509に対
応するサービス番号、または内線端末201に対応する
内線番号、または外線の番号等がある。
【0017】制御部503は、番号決定部506におい
て決定した着信先番号を番号管理部510に入力する。
番号管理部510は、着信先番号が情報処理手段に対応
するサービス番号の場合、対応する情報処理手段を決定
し、制御部503に出力する。ここでは、第1の情報処
理部508に決定したものとする。
【0018】制御部503は、番号管理部510におい
て決定された第1の情報処理部508に対して着信通知
を行う。第1の情報処理部508は、着信に対して応答
する場合、制御部503に着信に対して応答するように
要求する。
【0019】制御部503は、第1の情報処理部508
からの応答の要求に従って通話路交換部505を制御し
て、通信網401と第1の情報処理部508との通信路
を形成することで、第1の情報処理部508による通信
サービスが開始される。
【0020】同様に、制御部503は、サービス番号の
決定によって、内線端末201と第1の情報処理部50
8との通信路、あるいは第2の情報処理手段509と第
1の情報処理部508との通信路を形成することで、そ
れらによる通信サービスが開始される。
【0021】図2は、本発明の第2の実施の形態である
通信装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、回線終端装置101は、自装置が収容している内線
端末201と接続するための内線インタフェース手段で
ある内線I/F部102と、回線終端装置全体を制御す
る制御手段である制御部103と、情報処理装置301
と接続するための通信インタフェース手段である通信I
/F部104と、自装置内において任意の通信路を形成
する交換手段である通話路交換部105と、自装置への
着信または着信に付加された情報から着信先番号を決定
する番号決定手段である番号決定部106と、通信網4
01と接続するための回線インタフェース手段である回
線I/F部107とから構成され、情報処理装置301
とは独立した動作が可能である。
【0022】また、情報処理装置301は、回線終端装
置101と接続するための通信インタフェース手段であ
る通信I/F部302と、情報処理装置全体を制御する
制御手段である制御部303と、通信相手との情報を処
理する第1の情報処理部304と、通信相手との情報を
処理する第2の情報処理部305と、情報処理手段に対
応するサービス番号を管理する番号管理手段である番号
管理部306から構成される。
【0023】回線I/F部107を介した通信網401
からの着信または内線I/F部102を介した内線端末
201からの着信または情報処理装置301からの着信
があった場合、回線終端装置101の制御部103は、
番号決定部106に着信または着信に付加された情報を
入力する。ここで、着信は、転送による着信であっても
よい。
【0024】番号決定部106は、入力された情報から
着信先番号を決定し、着信先番号を制御部103に出力
する。ここで、着信先番号は、情報処理装置301の情
報処理手段に対応するサービス番号、または内線端末2
01に対応する内線番号、または外線の番号等がある。
また、発信者番号、着番号、あるいは着サブアドレス
等、着信または着信に付加された情報から着信先番号を
決定することができる。
【0025】制御部103は、番号決定部106におい
て決定した着信先番号を含めた着信情報を、通信I/F
部104を介して情報処理装置301へ送信する。
【0026】情報処理装置301の制御部303は、受
信した着信先番号を番号管理部306に入力する。
【0027】番号管理部306は、着信先番号が情報処
理装置301の情報処理手段に対応するサービス番号の
場合、対応する情報処理手段を決定し、制御部303に
出力する。ここでは、第1の情報処理部304に決定し
たものとする。
【0028】制御部303は、番号管理部306におい
て決定された第1の情報処理部304に対して着信通知
を行う。
【0029】第1の情報処理部304は、着信に対して
応答する場合、通信I/F部302を介して、回線終端
装置101に着信に対して応答するように要求する。
【0030】回線終端装置101の制御部103は、情
報処理装置301からの応答の要求に従って通話路交換
部105を制御して、通信網401と情報処理装置30
1との通信路、内線端末201と情報処理装置301と
の通信路、あるいは通信網401と内線端末201との
通信路を形成し、第1の情報処理部304による通信サ
ービスが開始される。
【0031】図3は、本発明の第3の実施の形態となる
通信装置の構成を示すブロック図であり、図2と同様の
構成には、同一の符号を付してある。図3において、回
線終端装置101は、図2と同様に、通信I/F部10
4と、制御部103と、通信I/F部104と、通話路
交換部105と、番号決定部106と、回線I/F部1
07とから構成される。また、回線終端装置101の内
線I/F部102には、内線端末201が接続される。
【0032】情報処理装置301は、通信I/F部30
2と、装置全体を制御する制御手段である制御部303
と、情報を蓄積するための情報蓄積部307と、着信を
外線、内線、あるいは情報処理装置301内の他のサー
ビスへ振り分けて転送を行う第1の情報処理手段である
振分けサービス部308と、着信に応答して通信相手の
音声を情報蓄積部307へ蓄積を行う第2の情報処理手
段である録音サービス部309と、着信に応答して通信
相手からの指示に従って情報蓄積部307に蓄積されて
いる情報を再生して情報提供を行う第3の情報処理手段
である情報提供サービス部310と、番号管理部306
から構成される。
【0033】ここで、回線終端装置101の番号決定部
106は、以下の表1に示すテーブルに従って、着番号
から着信先番号を決定するものとする。
【0034】
【表1】
【0035】また、着信先番号は、内線端末201に対
応する内線番号、または情報処理装置301の情報処理
手段に対応するサービス番号等であり、ここでは、着信
先番号と内線番号またはサービス番号との対応は、以下
の表2に示す内容とする。
【0036】
【表2】
【0037】回線I/F部107を介した通信網401
から着番号“03−1234−1000”に着信があっ
た場合、回線終端装置101の制御部103は、番号決
定部106に着番号を入力する。番号決定部106は、
着番号“03−1234−1000”から着信先番号と
して“111”を決定し、着信先番号を制御部103に
出力する。制御部103は、番号決定部106において
決定した着信先番号“111”を含めた着信情報を、通
信I/F部104を介して情報処理装置301へ送信す
る。
【0038】情報処理装置301の制御部303は、受
信した着信先番号“111”を番号管理部306に入力
する。番号管理部306は、着信先番号“111”に対
応する情報処理手段として振分けサービス部308を決
定し、制御部303に出力する。制御部303は、番号
管理部306において決定された振分けサービス部30
8に対して着信通知を行う。
【0039】振分けサービス部308は、着信に対して
応答する場合、通信I/F部302を介して、回線終端
装置101に着信に対して応答するように要求する。回
線終端装置101の制御部103は、情報処理装置30
1からの応答の要求に従って通話路交換部105を制御
して、通信網401と情報処理装置301との通信路を
形成し、振分けサービス部308による通信サービスが
開始される。振分けサービス部308は、通信相手から
のPB信号入力等により、所望の内線端末、または他の
サービスへの転送先の決定を行う。また、発信者番号、
着番号、あるいは着サブアドレス等、着信または着信に
付加された情報から転送先を決定することもできる。
【0040】振分けサービス部308は、通信I/F部
302を介して、回線終端装置101に決定した転送先
への転送を行うように要求する。ここで、転送先の番号
は、内線番号、サービス番号、または外線番号で指定す
ることができる。
【0041】情報処理装置301からの転送先番号が内
線番号または外線番号の場合、回線終端装置101の制
御部103は、内線または外線へ転送する。
【0042】また、情報処理装置301からの転送先番
号がサービス番号の場合、着信先番号として転送先のサ
ービス番号を含めた着信情報を、通信I/F部104を
介しで特報処理装置201へ送信する。
【0043】情報処理装置301の振分けサービス部3
08によって決定された転送先のサービス番号が“22
2”の場合、情報処理装置301の制御部303は、受
信した着信先番号“222”を番号管理部306に入力
する。番号管理部306は、着信先番号“222”に対
応する情報処理手段として録音サービス部309を決定
し、制御部303に出力する。制御部303は、番号管
理部306において決定された録音サービス部309に
対して着信通知を行う。
【0044】録音サービス部309は、着信に対して応
答する場合、通信I/F部302を介して、回線終端装
置101に着信に対して応答するように要求する。回線
終端装置101の制御部103は、情報処理装置301
からの応答の要求に従って通話路交換部105を制御し
て、通信網401と情報処理装置301との通信路を形
成し、録音サービス部309による通信サービスが開始
される。録音サービス部309は、通信相手からの音声
を情報処理装置301の情報蓄積部307に蓄積する。
【0045】また、情報処理装置301の振分けサービ
ス部308によって決定された転送先のサービス番号が
“333”の場合、情報処理装置301の制御部303
は、受信した着信先番号“333”を番号管理部306
に入力する。番号管理部306は、着信先番号“33
3”に対応する情報処理手段として情報提供サービス部
310を決定し、制御部303に出力する。制御部30
3は、番号管理部306において決定された特報提供サ
ービス部310に対して着信通知を行う。
【0046】情報提供サービス部310は、着信に対し
て応答する場合、通信I/F部302を介して、回線終
端装置101に着信に対して応答するように要求する。
回線終端装置101の制御部103は、情報処理装置3
01からの応答の要求に従って通話路交換部105を制
御して、通信網401と情報処理装置301との通信路
を形成し、情報提供サービス部310による通信サービ
スが開始される。情報提供サービス部310は、通信相
手からのPB信号入特等により、情報蓄積部307に蓄
積されている情報を再生して特報提供を行う。
【0047】次に、内線端末201から情報処理装置3
01の情報処理手段を利用する場合について説明する。
【0048】内線端末201から情報処理装置301の
情報処理手段に対応するサービス番号をダイヤルする。
ここでは、情報処理装置301の録音サービス部309
を利用することとし、録音サービス部309に対応する
サービス番号“222”を内線端末201からダイヤル
する。
【0049】回線終端装置101の制御部103は、着
信先番号として“222”を含めた着信情報を、通信I
/F部104を介して情報処理装置301へ送信する。
【0050】情報処理装置301の制御部303は、受
信した着信先番号“222”を番号管理部306に入力
する。番号管理部306は、着信先番号“222”に対
応する情報処理手段として録音サービス部309を決定
し、制御部303に出力する。制御部303は、番号管
理部306において決定された録音サービス部309に
対して着信通知を行う。
【0051】録音サービス部309は、着信に対して応
答する場合、通信I/F部302を介して、回線終端装
置101に着信に対して応答するように要求する。回線
終端装置101の制御部103は、情報処理装置301
からの応答の要求に従って通話路交換部105を制御し
て、内線端末201と情報処理装置301との通信路を
形成し、録音サービス部309による通信サービスが開
始される。
【0052】図4は、図3の通信装置の動作例を示すシ
ーケンス図であり、ステップS101〜S117として
以下に説明する。
【0053】(S101)通信網401から着番号“0
3−1234−1000”で回線終端装置101に着信
する。
【0054】(S102)回線終端装置101の制御部
103は、番号決定部106に着番号を入力する。番号
決定部106は、着番号“03−1234−1000”
から着信先番号として“111”を決定し、着信先番号
を制御部103に出力する。
【0055】(S103)制御部103は、番号決定部
106において決定した着信先番号“111”を含めた
着信情報を、通信I/F部104を介して情報処理装置
301へ送信する。
【0056】(S104)情報処理装置301の制御部
303は、受信した着信先番号“111”を番号管理部
306に入力する。番号管理部306は、着信先番号
“111”に対応する情報処理手段として振分けサービ
ス部308を決定し、制御部303に出力する。
【0057】(S105)制御部303は、番号管理部
306において決定された振分けサービス部308に対
して着信通知を行う。
【0058】(S106)振分けサービス部308は、
着信に対して応答する場合は、S107の処理に移行
し、着信に対して応答しない場合は、切断の要求を回線
終端装置101に送信し、通信網401との通信を終了
する。
【0059】(S107)通信I/F部302を介し
て、回線終端装置101に着信に対して応答するように
要求する。
【0060】(S108)回線終端装置101の制御部
103は、情報処理装置301からの応答の要求に従っ
て通話路交換部105を制御して、通信網401と情報
処理装置301との通信路を形成し、振分けサービス部
308による通信サービスが開始される。
【0061】(S109)振分けサービス部308は、
通信相手からのPB信号入力等により、所望の内線端
末、または他のサービスへの転送先の決定を行う。
【0062】(S110)振分けサービス部308は、
通信I/F部302を介して、回線終端装置101に決
定した転送先への転送を行うように要求する。ここで
は、転送先番号として、録音サービス部309のサービ
ス番号“222”を指定して転送の要求を行うこととす
る。
【0063】(S111)回線終端装置101の制御部
103は、情報処理装置301からの転送先番号がサー
ビス番号の場合は、S112の処理に移行し、情報処理
装置301からの転送先番号が内線番号または外線番号
の場合は、回線終端装置101の制御部103は、内線
または外線へ転送する。
【0064】(S112)回線終端装置101の制御部
103は、着信先番号として転送先のサービス番号“2
22”を含めた着信情報を、通信I/F部104を介し
て情報処理装置301へ送信し、着信通知を行う。
【0065】(S113)情報処理装置301の振分け
サービス部308によって決定された転送先のサービス
番号が“222”の場合、情報処理装置301の制御部
303は、受信した着信先番号“222”を番号管理部
306に入力する。番号管理部306は、着信先番号
“222”に対応する情報処理手段として録音サービス
部309を決定し、制御部303に出力する。
【0066】(S114)制御部303は、番号管理部
306において決定された録音サービス部309に対し
て着信通知を行う。
【0067】(S115)録音サービス部309は、着
信に対して応答する場合は、S116の処理に移行し、
着信に対して応答しない場合は、切断の要求を回線終端
装置101に送信する。
【0068】(S116)録音サービス部309は、通
信I/F部302を介して、回線終端装置101に着信
に対して応答するように要求する。
【0069】(S117)回線終端装置101の制御部
103は、情報処理装置301からの応答の要求に従っ
て通話路交換部105を制御して、通信網401と情報
処理装置301との通信路を形成し、録音サービス部3
09による通信サービスが開始される。。
【0070】なお、本実施形態では、着番号から着信先
番号を決定するとしたが、着信に付加された情報とし
て、発番号、発サブアドレス、着番号、着サブアドレ
ス、UUI(ユーザ・ユーザ情報)、iナンバー(今の
電話番号に加えた2つ目の電話番号)、伝達能力、高位
レイヤ整合性、低位レイヤ整合性等があり、これらを利
用して着信先番号の決定、または着信通知を行うことが
できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回線終
端装置に収容されている内線端末から情報処理手段のサ
ービス番号をダイヤルして発信した場合に、回線終端装
置がダイヤルしたサービス番号を着信先番号として情報
処理装置へ着信情報を送信し、サービス番号に対応する
情報処理手段へ着信通知を行うことにより、内線端末か
らも情報処理装置内で提供されている任意の情報処理サ
ービスを利用することができる。
【0072】また、情報処理装置内で複数の情報処理サ
ービスを提供している場合、第1の情報処理手段から転
送を行う際に、内線や外線への転送と同様に任意の情報
処理手段のサービス番号を指定して回線終端装置へ転送
の要求を行い、回線終端装置が指定したサービス番号を
着信先番号として情報処理装置へ着信情報を送信し、サ
ービス番号に対応する情報処理手段へ着信通知を行うこ
とにより、回線終端装置を介したサービスからサービス
へ転送でき、サービスを個別に開発した場合にもサービ
ス間の連携ができる。
【0073】また、情報処理手段が内線、外線、または
他の情報処理手段に対してサービスを提供する場合、回
線終端装置は自装置へ着信した際に、決定した着信先番
号を含めて情報処理装置に着信通知を行い、情報処理装
置は着信先番号に対応する情報処理手段に対して着信通
知を行うことにより、情報処理手段は自サービス番号へ
の着信のみを監視すればよく、サービスの対象とする全
ての回線への着信を監視することなしに、内線、外線ま
たは他の情報処理手段の複数回線を対象としたサービス
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態となる通信装置の構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態となる通信装置の構
成を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態となる通信装置の構
成を示すブロック図。
【図4】第3の実施の形態となる通信装置の動作例を示
すシーケンス図。
【図5】従来の通信装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101…回線終端装置 102…内線I/F部 103…制御部 104…通信I/F部 105…通話路交換部 106…番号決定部 107…回線I/F部 201…内線端末 301…情報処理装置 302…通信I/F部 303…制御部 304…第1の情報処理部 305…第2の情報処理部 306…番号管理部 307…情報蓄積部 308…振分けサービス部 309…録音サービス部 310…情報提供サービス部 401…通信網 501…通信装置 502…内線I/F部 503…制御部 505…通話路交換部 506…番号決定部 507…回線I/F部 508…第1の情報処理部 509…第2の情報処理部 510…番号管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 弘行 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 楢原 佳織 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 植垣 伸哉 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AA00 AA01 AA04 AB00 AF08 GA01 GA07 HA01 5K024 AA45 AA72 BB00 BB05 BB09 CC01 CC09 DD01 DD05 EE01 FF06 GG01 GG03 GG12 5K030 GA04 GA16 HA02 HB01 HB04 HC13 JA13 JT01 JT05 KA13 LB02 LD13 5K049 AA02 AA18 BB02 BB04 BB10 BB19 CC01 CC04 CC05 CC06 CC08 CC11 EE04 EE15 FF01 FF12 FF32 FF36 GG00 GG07 GG12 HH01 9A001 BB01 BB04 CC04 CC08 DD10 JJ13 JJ14 KK53 KK56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網と接続され、電話端末機能と情報
    処理機能を融合させたコンピュータテレフォニー構成の
    通信装置であって、 通信網と接続するための回線インタフェース手段と、 内線端末と接続するための内線インタフェース手段と、 音声・FAXなどの情報を処理する少なくとも一つの情
    報処理手段と、 前記回線インタフェース手段を通した通信網との通信路
    形成と、前記内線インタフェース手段を通した前記内線
    端末との通信路形成および前記情報処理手段との間の通
    信路形成ができる通話路交換手段と、 前記回線インタフェース手段を介した通信網からの着
    信、前記内線インタフェース手段を介した内線端末から
    の着信、または前記情報処理手段からの着信に付加され
    た情報から着信先番号を決定するサービス番号管理・決
    定手段と、 着信時に前記サービス番号管理・決定手段が決定したサ
    ービス番号に対応して前記情報処理手段または内線端末
    に着信通知を行うと共に、前記通話路交換手段の通信路
    制御を行うことで通信網と前記情報処理手段と内線端末
    との間の通信を制御する制御手段と、を備えたことを特
    徴とするコンピュータテレフォニー構成の通信装置。
  2. 【請求項2】 通信網と接続され、電話端末機能と情報
    処理機能を融合させたコンピュータテレフォニー構成の
    通信装置であって、 通信網と内線端末および情報処理装置と接続される回線
    終端装置は、 通信網と接続するための回線インタフェース手段と、 内線端末と接続するための内線インタフェース手段と、 情報処理装置と接続するための通信インタフェース手段
    と、 前記回線インタフェース手段を通した通信網との通信路
    形成と、前記内線インタフェース手段を通した前記内線
    端末との通信路形成および前記通信インタフェース手段
    を通した前記情報処理装置との間の通信路形成ができる
    通話路交換手段と、 前記回線インタフェース手段を介した通信網からの着
    信、前記内線インタフェース手段を介した内線端末から
    の着信、または前記情報処理装置からの着信に付加され
    た情報から着信先番号を決定する番号決定手段と、 着信時に前記番号決定手段が決定したサービス番号に対
    応して前記情報処理装置または内線端末に着信通知を行
    うと共に、前記通話路交換手段の通信路制御を行うこと
    で通信網と前記情報処理手段と内線端末との間の通信を
    制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするコンピ
    ュータテレフォニー構成の通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンピュータテレフォ
    ニー構成の通信装置において、 前記情報処理装置は、 前記回線終端装置と接続するための通信インタフェース
    手段と、 音声・FAXなどの情報を処理する複数の情報処理手段
    と、 前記回線インタフェース手段を介した前記回線終端装置
    からの着信に付加された情報から前記複数の情報処理手
    段の着信先番号を決定する番号管理手段と、 着信時に前記番号管理手段が決定したサービス番号に対
    応して前記情報処理手段に着信通知を行うと共に、前記
    通信インタフェース手段の通信路制御を行うことで該情
    報処理手段と前記回線終端装置との間の通信を制御する
    制御手段と、を備えたことを特徴とするコンピュータテ
    レフォニー構成の通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のコンピュータテレフォ
    ニー構成の通信装置において、 前記情報処理装置は、 前記回線終端装置と接続するための通信インタフェース
    手段と、 情報を蓄積するための情報蓄積手段と、 着信を外線、内線、あるいは自情報処理装置内の他のサ
    ービスへ振り分けて転送を行う振分けサービス手段と、 前記着信に応答して通信相手の音声信号を前記情報蓄積
    手段へ蓄積を行う録音サービス手段と、 前記着信に応答して通信相手からの指示に従って前記情
    報蓄積手段に蓄積されている情報を再生して情報提供を
    行う情報提供サービス手段と、 前記着信の着番号から前記内線端末に対応する内線番
    号、または前記録音または情報提供サービス手段に対応
    するサービス番号を決定する番号管理手段と、 前記着信時に前記番号管理手段が決定したサービス番号
    に対応して内線端末またはサービス手段に着信通知を行
    うと共に、前記サービス手段を介して前記回線終端装置
    との間の通信を制御する制御手段と、を備えたことを特
    徴とするコンピュータテレフォニー構成の通信装置。
JP2000108780A 2000-04-11 2000-04-11 コンピュータテレフォニー構成の通信装置 Pending JP2001298759A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002171542A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Hitachi Telecom Technol Ltd 構内交換システム

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