JP2001298477A - パケット交換装置およびパケット交換方法 - Google Patents
パケット交換装置およびパケット交換方法Info
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Abstract
るパケット交換装置およびパケット交換方法を得る。 【解決手段】 入力バッファ部1−1〜1−Nは、入力
回線1〜Nに対応し、同一出力方路宛の優先度の高いパ
ケットから順にブロックを形成し組み立てたデータを送
出する。この送出されたデータの競合調停をスケジュー
ラ部6が行い、競合調整に基づきN×Nスイッチ部4が
データの出力回線1〜Nへの接続を切り替える。これに
より、QoSを保証しつつQoSのクラス別のスケジュ
ーラが不要となり、スケジューラの規模においての縮小
化が図れ、スケジューラではクラスを意識しない構成が
可能となる。さらに、入力バッファ、スケジューラの処
理時間を長くとることができ、入力バッファ、スケジュ
ーラの処理が容易となり、トラヒックにおいて高いスル
ープットを得ることができる。
Description
に関し、例えば、パケット通信技術を用いて特定の入力
ポートと出力ポートの間でスイッチングするATM(As
ynchronous Transfer Mode;非同期転送モード)、イン
ターネット等へ適用されるパケット交換装置およびパケ
ット交換方法に関する。
ターネットの普及に伴い、需要が高まっている。また、
この需要の高まりと共に、大容量で、かつQoS(Qual
ity ofService)を保証できるような交換機が必要とさ
れている。この大容量の交換機を実現する手段として
は、メモリアクセス速度、所要バッファ量を抑えられる
入力バッファ型の交換機が有力視されている。
ッファの先頭に達する位値のパケットが転送されるま
で、後続のパケットは目的の出力方路が空の状態であっ
ても転送することができないHOL(Head of Line)ブ
ロッキングが発生し、スループットが低下するという問
題点がある。
ァ側で出力方路別、QoSのクラス別のFIFO(Firs
t In Firt Out)を有する考え方が提案されている。こ
の提案を実現するにあたり、入力バッファから送出され
るデータが出力方路間で衝突しないために、スケジュー
リングを行うスケジューラが必要となる。ここで、Qo
Sを保証するために、図5に示すようなQoSのクラス
別にスケジューラを有する構成が提案されている。本従
来例では、優先度の高低により二つのスケジューラ部3
0、31を有し、優先度のより高いFIFOからの転送
要求信号を一方のスケジューラ部30で、優先度のより
低いFIFOからの転送要求信号を他方のスケジューラ
部31で、それぞれ処理する。
ケジューリングを行う。そのスケジューリングの結果に
より、優先度の低いFIFOからの転送要求信号に関し
て、既にスケジューラ部30で転送許可信号を出した方
路については、この信号をマスクする。
に対して、他方のスケジューラ部31にてスケジューリ
ングを行う。これにより、高優先側で許可が得られた方
路に関しては、低優先側で許可が得られることはなく、
QoSが保証される。
来のパケット交換装置およびパケット交換方法は、以下
の問題点を伴う。この第1の問題点は、QoSのクラス
別にスケジューラ部が必要となり、スケジューラ部の規
模が大きくなることである。
線のRateを増加すると共に方路数を増加する傾向に
ある。この増加により、スケジューラ部では非常に複雑
な処理を高速で実現することが求められており、この結
果、スケジューラ部の規模は大きくならざるを得ない。
ここで、クラス別にスケジューラ部を持つことは、かな
りの規模を要することとなり実現が困難となる。
が必要となるということである。上述したように、Qo
Sを保証するためには、優先度の高いスケジューラ部3
0から処理を開始し、このスケジューリング結果を、優
先度の低いスケジューラ部31の処理に反映させる必要
がある。このため、クラス別のスケジューラ部間の制御
を行う必要がでてくる。1クラスに1スケジューラの構
成をとる場合、サポートするクラス数分のスケジューラ
部間の制御が必要となり、更に処理が複雑化し、規模の
面でも増大化する。
oSを保証するパケット交換装置およびパケット交換方
法を提供することを目的とする。
る先願発明の特願平11−034409号に示されてい
る複数のパケットからブロックを構成し、このブロック
をデータ送出の単位とする考え方を用いて、上記に掲げ
た従来の方法での問題点を解決するパケット交換装置お
よびパケット交換方法を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明のパケット交換装置は、入力回
線に対応し、同一出力方路宛の優先度の高いパケットか
ら順にブロックを形成し、この形成されたブロックを組
み立てたデータを送出する入力バッファ部と、送出され
たデータの競合調停を行うスケジューラ部と、競合調整
に基づきデータの出力回線への接続を切り替えるスイッ
チ部とを有し、QoSを保証した転送を可能としたこと
を特徴としている。
ファ部からの転送要求信号を基にスケジューリングを行
い、このスケジューリングの結果を転送許可信号として
入力バッファ部に送出し、同時に接続アドレス信号をス
イッチ部に送出し、入力回線および出力回線はN(但
し、Nは2以上の正の整数)回線であり、スイッチ部は
N個の入力回線および出力回線に対応したN×N回線の
切替器とするとよい。
よびQoSクラス別のFIFO(First In Firt Out)
とパケット分配部と入力バッファ制御部とブロック生成
部とを具備して構成され、パケット分配部は、入力回線
から入力されたパケットを付随するヘッダの情報を基に
該当するFIFOに分配し、入力バッファ制御部は、各
FIFOの蓄積パケット数を管理し、スケジューラ部に
対して転送要求信号を送出し、このスケジューラ部から
転送許可信号を受け取った際には、ブロック生成許可信
号をブロック生成部に送出し、ブロック生成部は、ブロ
ック生成許可信号を受け取るとデータを構築して送出す
るとよい。
は、入力回線に対応し、同一出力方路宛の優先度の高い
パケットから順にブロックを形成し、この形成されたブ
ロックを組み立てたデータを送出する入力バッファ工程
と、送出されたデータの競合調停を行うスケジューラ工
程と、競合調整に基づきデータの出力回線への接続を切
り替えるスイッチ工程とを有し、QoSを保証した転送
を可能とするとよい。
ッファ工程からの転送要求信号を基にスケジューリング
を行い、このスケジューリングの結果を転送許可信号と
して入力バッファ工程に送出し、同時に接続アドレス信
号をスイッチ工程に送出し、入力回線および出力回線は
N(但し、Nは2以上の正の整数)回線であり、スイッ
チ工程はN個の入力回線および出力回線に対応したN×
N回線の切替とするとよい。
方路別およびQoSクラス別のFIFO(First In Fir
t Out)とパケット分配部と入力バッファ制御部とブロ
ック生成工程とを具備しており、パケット分配工程は、
入力回線から入力されたパケットを付随するヘッダの情
報を基に該当するFIFOに分配し、入力バッファ制御
工程は、各FIFOの蓄積パケット数を管理し、スケジ
ューラ工程に対して転送要求信号を送出し、このスケジ
ューラ工程から転送許可信号を受け取った際には、ブロ
ック生成許可信号をブロック生成工程に送出し、ブロッ
ク生成工程は、ブロック生成許可信号を受け取るとデー
タを構築して送出するとよい。
によるパケット交換装置およびパケット交換方法の実施
の形態を詳細に説明する。図1から図4を参照すると、
本発明のパケット交換装置およびパケット交換方法の一
実施形態が示されている。図1は、本発明のパケット交
換装置およびパケット交換方法の全体の構成を説明する
ための図である。図2は、入力バッファ部のより詳細な
構成例を示す図である。図3はブロック生成部のブロッ
ク構成例を示し、また図4はこのブロック生成部から出
力されるデータのブロックフォーマット例を示す図であ
る。
置およびパケット交換方法の原理的な構成図を示す。本
実施形態のパケット交換装置およびパケット交換方法
は、入力バッファ型の交換装置であり、各入力回線に対
応した入力バッファ部1−1〜1−N、および競合調停
を行うスケジューラ部6を有する。スケジューラ部6
は、入力バッファ部1−1〜1−Nからの転送要求信号
2−1〜2−Nを基にスケジューリングを行い、そのス
ケジューリング結果を転送許可信号3−1〜3−Nとし
て入力バッファ部1−1〜1−Nに送出し、同時に接続
アドレス信号5−1〜5−NをN×Nスイッチ部4に送
出する。
構成例を表す図2を用いて、入力バッファ部1−1〜1
−Nの詳細な構成について説明する。なお、入力バッフ
ァ部1−2〜1−Nも入力バッファ部1−1〜1−Nと
同様の構成をとる。入力バッファ部1−1は、出力方路
別、QoSクラス別のFIFO(First In Firt Out)
1−11H〜1−1NL、パケット分配部10、入力バ
ッファ制御部12、ブロック生成部15から構成され
る。
力されたパケットをそのヘッダの情報を基に、該当する
FIFO1−11H〜1−1NLに分配する。入力バッ
ファ制御部12は、各FIFOの蓄積パケット数を管理
し、スケジューラ部6に対して転送要求信号2−1を送
出する。スケジューラ部6から転送許可信号3−1を受
け取った際には、ブロック生成許可信号14をブロック
生成部15に送出する。ブロック生成部15は、ブロッ
ク生成許可信号14を受け取ると、図4に示すブロック
を組み立てたデータを構築し、この構築したデータを送
出する。
の構成を表す。ブロックは同一出力方路宛のQoSの異
なるパケットから構成される。但し、QoSを保証する
ために優先度の高いパケットから順にブロックを形成す
るものとする。
換方法は、複数パケットをまとめたブロックをデータ送
出の単位とし、同一出力方路宛でQoS(Quality of S
ervice)の異なるパケットを1つのブロックとして送出
することで、規模の小さいスケジューラでQoSを保証
する構成を取っている。
ット交換方法の各入力バッファ部1−1〜1−Nからス
ケジューラ部6に対して、転送要求信号2−1〜2−N
が送出される。スケジューラ部6でスケジューリングを
行い、その結果、入力バッファ部1−1〜1−Nに転送
許可信号3−1〜3−Nを、N×Nスイッチ部4に接続
アドレス信号5−1〜5−Nを、それぞれ送出する。転
送許可を得た入力バッファ部1−1〜1−Nは、図3の
ブロック生成部15により図4に示すブロックを生成
し、データとして送出する。この内容を以下に詳述す
る。
ら図4を参照して説明する。初めに、図1の入力バッフ
ァ部1−1の構成を表した図2を例として、入力バッフ
ァ部の動作を示す。入力回線1から入力されたパケット
は、そのヘッダの情報を基に、パケット分配部10によ
り出力方路別、QoSクラス別のFIFO1−11H〜
1−1NLの該当するFIFOに蓄積される。ここでパ
ケット分配部10は、入力バッファ制御部12に対し、
パケットが新たに蓄積されたことを表すパケット管理信
号11を送出する。
対応したマップを有し、蓄積されたパケット数を記憶し
ておく。各FIFOにおける蓄積パケット数が、ブロッ
クの先頭に達するタイミングを転送要求条件とし、同一
方路宛の高/低優先FIFOのいずれかがこの条件を満
たした場合に、図1のスケジューラ部6に対して出力方
路毎の転送要求信号2−1を送出する。この「ブロック
の先頭に達するタイミング」とは、例えば、1ブロック
の単位パケット数を“K”とした場合に、1、K+1、
2×K+1、……、とする。
対応した入力バッファ部1−1〜1−Nから転送要求信
号2−1〜2−Nを受け取り、各入力バッファ部1−1
〜1−Nから送出されるデータが衝突しないように、ス
ケジューリングを行う。このスケジューリングの結果、
転送許可信号3−1〜3−Nを入力バッファ部1−1〜
1−Nに送出する。同時に、図1のN×Nスイッチ部4
に対しても接続アドレス信号5−1〜5−Nを送出す
る。
ータの送出先である出力方路アドレスを表したものであ
り、接続アドレス信号5−1〜5−Nは各出力方路にお
ける受信先である入力方路アドレスを表したものであ
る。N×Nスイッチ部4は、接続アドレス信号5−1〜
5−Nを基に入力バッファ部1−1〜1−Nから送出さ
れたデータをスイッチングし、該当する出力回線にデー
タを送出する。
許可信号3−1を受け取った入力バッファ制御部12
は、許可が得られた場合にブロック生成部15に対して
ブロック生成許可信号14を送出する。
例に挙げて、高優先FIFO1−11H、低優先FIF
O1−11L、ブロック生成部15の詳細図を示す。ま
た、図4に生成されるデータブロックの構成図を表す。
を受け取ったブロック生成部15は、高優先FIFO1
−11H、低優先FIFO1−11Lに蓄積されたパケ
ットからデータブロックを形成する。ブロックの先頭に
は、データの宛先となる出力方路のアドレス等の情報を
付加する。ブロックを形成する場合、QoSを保証する
ために、高優先FIFO1−11Hに蓄積されたパケッ
トH1〜H3から順番に組み立てる。高優先FIFO1
−11Hのパケット数が、ブロック単位パケット数
“K”に満たない場合、低優先FIFO1−11Lに蓄
積されたパケットで補ってブロックを形成する。この
時、ブロックを形成したパケット数を、高優先FIFO
1−11H、低優先FIFO1−11Lのそれぞれにつ
いてブロック構成信号13として、図2の入力バッファ
制御部12に送出する。入力バッファ制御部12は、こ
の信号に基づき蓄積されたパケット数を管理していたマ
ップの値を更新する。
は、QoSのクラス別のスケジューラが不要であるとい
うことである。このため、スケジューラの規模において
かなりの縮小が図れる。その理由は、QoSの異なるパ
ケットを同一のデータとして処理することにより、スケ
ジューラではクラスを意識しない構成が可能となってい
るからである。
ラの処理時間を長くとることができるということであ
る。このため、入力バッファ、スケジューラの処理が容
易となり、規模の縮小が図れる。その理由は、複数のパ
ケットから構成されたブロックをデータ送出の単位とし
て処理するため、入力バッファでのデータの送出、スケ
ジューラでのスケジューリングをブロック送出にかかる
時間で処理すればよく、パケットをデータ送出の単位と
して処理するものに比べ、かなりの時間の余裕が生じる
からである。
ループットを得ることができることである。その理由と
して次の点が挙げられる。ブロックを単一のQoSのク
ラスから形成することを考えた場合、QoSを保証する
ために、高優先FIFOのパケット数がブロック単位の
パケット数に満たない場合でも次々に送出しなければな
らない。この場合、ブロックに満たない部分へは空のパ
ケットを詰めるなどしてデータを送出することになり、
交換機からの出力平均遅延が増大する。これらに対し、
本実施例では、QoSの異なるパケットを1つのブロッ
クとして形成することで、ブロックを形成するパケット
数を単位パケット数に近づけることができ、上記に挙げ
たブロック単位故の欠点を補い、高いスループットを得
ることができる。
て説明する。図2において、スケジューラ部6に対する
転送要求信号2−1は、同一出力方路宛の高優先FIF
O1−11H、低優先FIFO1−11Lのいずれかの
パケット数が条件を満たした場合に送出するものとし
た。ここで、転送要求信号2−1を送出する条件を、高
優先FIFO1−11Hに蓄積されたパケット数が条件
を満たした場合のみとする例が考えられる。但し、この
場合、出力方路1宛の高優先FIFO1−11Hにパケ
ットが蓄積されない時には、スケジューラ部6に対して
転送要求信号2−1が送出されることがなく、低優先F
IFO1−11Lに蓄積されたパケットが送出されない
ことが考えられる。この問題点を回避するため、高優先
FIFO1−11Hにパケットが蓄積されていない場合
に、低優先FIFO1−11Lに蓄積されたパケット数
があるしきい値を越えた場合には、転送要求信号2−1
を送出するような処理が必要となる。
明では、実施例において2クラスのQoSについて具体
的に述べてきた。ここで、Z(Z>2)クラスのQoS
を保証する場合を考える。1つのスケジューラ部におい
て、2クラスにまたがった転送要求信号を基準にスケジ
ューリングを行うとし、Z/2のスケジューラ部を用い
て、優先度の高い順にスケジューリング処理を進めてい
くものとする。この場合、Z/2のスケジューラ部間の
制御が必要になるが、1つのクラスに対し1つのスケジ
ューラ部を用いる場合に比べて、半分の数のスケジュー
ラ部で構成することが可能となる。この様に、スケジュ
ーラ部で処理する転送要求信号を複数クラス(クラス数
は任意)にまたがるものとすることで、更なるスケジュ
ーラ部の規模の縮小化が期待できる。
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
のパケット交換装置およびパケット交換方法は、入力回
線に対応し、同一出力方路宛の優先度の高いパケットか
ら順にブロックを形成したブロックを組み立てたデータ
を送出し、送出されたデータの競合調停を行い、この競
合調整に基づきデータの出力回線への接続を切り替え
る。これにより、QoSを保証しつつQoSのクラス別
のスケジューラが不要となり、スケジューラの規模にお
いての縮小化が図れ、スケジューラではクラスを意識し
ない構成が可能となる。さらに、入力バッファ、スケジ
ューラの処理時間を長くとることができ、入力バッフ
ァ、スケジューラの処理が容易となり、トラヒックにお
いて高いスループットを得ることができる。
方法の実施形態を示すブロック構成図である。
である。
である。
る。
ク図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 入力回線に対応し、同一出力方路宛の優
先度の高いパケットから順にブロックを形成し、該形成
されたブロックを組み立てたデータを送出する入力バッ
ファ部と、 前記送出されたデータの競合調停を行うスケジューラ部
と、 前記競合調整に基づき前記データの出力回線への接続を
切り替えるスイッチ部とを有し、 QoSを保証した転送を可能としたことを特徴とするパ
ケット交換装置。 - 【請求項2】 前記スケジューラ部は、前記入力バッフ
ァ部からの転送要求信号を基にスケジューリングを行
い、該スケジューリングの結果を転送許可信号として前
記入力バッファ部に送出し、同時に接続アドレス信号を
前記スイッチ部に送出することを特徴とする請求項1記
載のパケット交換装置。 - 【請求項3】 前記入力回線および出力回線はN(但
し、Nは2以上の正の整数)回線であり、前記スイッチ
部は前記N個の入力回線および出力回線に対応したN×
N回線の切替器であることを特徴とする請求項1または
2に記載のパケット交換装置。 - 【請求項4】 前記入力バッファ部は、出力方路別およ
びQoSクラス別のFIFO(First In Firt Out)と
パケット分配部と入力バッファ制御部とブロック生成部
とを具備して構成され、 前記パケット分配部は、前記入力回線から入力されたパ
ケットを付随するヘッダの情報を基に該当する前記FI
FOに分配し、 前記入力バッファ制御部は、各FIFOの蓄積パケット
数を管理し、前記スケジューラ部に対して転送要求信号
を送出し、該スケジューラ部から転送許可信号を受け取
った際には、ブロック生成許可信号を前記ブロック生成
部に送出し、 前記ブロック生成部は、前記ブロック生成許可信号を受
け取ると前記データを構築して送出することを特徴とす
る請求項1から3のいずれかに記載のパケット交換装
置。 - 【請求項5】 入力回線に対応し、同一出力方路宛の優
先度の高いパケットから順にブロックを形成し、該形成
されたブロックを組み立てたデータを送出する入力バッ
ファ工程と、 前記送出されたデータの競合調停を行うスケジューラ工
程と、 前記競合調整に基づき前記データの出力回線への接続を
切り替えるスイッチ工程とを有し、 QoSを保証した転送を可能としたことを特徴とするパ
ケット交換方法。 - 【請求項6】 前記スケジューラ工程は、前記入力バッ
ファ工程からの転送要求信号を基にスケジューリングを
行い、該スケジューリングの結果を転送許可信号として
前記入力バッファ工程に送出し、同時に接続アドレス信
号を前記スイッチ工程に送出することを特徴とする請求
項5記載のパケット交換方法。 - 【請求項7】 前記入力回線および出力回線はN(但
し、Nは2以上の正の整数)回線であり、前記スイッチ
工程は前記N個の入力回線および出力回線に対応したN
×N回線の切替であることを特徴とする請求項5または
6に記載のパケット交換方法。 - 【請求項8】 前記入力バッファ工程は、出力方路別お
よびQoSクラス別のFIFO(First In Firt Out)
とパケット分配部と入力バッファ制御部とブロック生成
工程とを具備しており、 前記パケット分配工程は、前記入力回線から入力された
パケットを付随するヘッダの情報を基に該当する前記F
IFOに分配し、 前記入力バッファ制御工程は、各FIFOの蓄積パケッ
ト数を管理し、前記スケジューラ工程に対して転送要求
信号を送出し、該スケジューラ工程から転送許可信号を
受け取った際には、ブロック生成許可信号を前記ブロッ
ク生成工程に送出し、 前記ブロック生成工程は、前記ブロック生成許可信号を
受け取ると前記データを構築して送出することを特徴と
する請求項5から7のいずれかに記載のパケット交換方
法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000115810A JP3543725B2 (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | パケット交換装置およびパケット交換方法 |
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