JP2001297805A - 圧着端子付ねじおよびその製造方法 - Google Patents
圧着端子付ねじおよびその製造方法Info
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- JP2001297805A JP2001297805A JP2000108619A JP2000108619A JP2001297805A JP 2001297805 A JP2001297805 A JP 2001297805A JP 2000108619 A JP2000108619 A JP 2000108619A JP 2000108619 A JP2000108619 A JP 2000108619A JP 2001297805 A JP2001297805 A JP 2001297805A
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- diameter
- crimp terminal
- circumferential groove
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- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、取り落とすことを防止できる端子
ねじを得ること、および、その端子ねじの製造方法を得
ることを目的とする。 【解決手段】 端子ねじであって、頭部とねじ部との間
に円周溝を設け、該円周溝に波形座金と、取り付け穴の
内径をねじ山の径より小径とした圧着端子を装着させ
た。この端子ねじの製造方法として、頭部を形成したね
じ体に、円周溝を形成し、該円周溝に波形座金と、取り
付け穴の内径を、形成するねじ山の径より小径とした圧
着端子をはめ込み、そのあと転造加工によりねじを形成
するようにした。
ねじを得ること、および、その端子ねじの製造方法を得
ることを目的とする。 【解決手段】 端子ねじであって、頭部とねじ部との間
に円周溝を設け、該円周溝に波形座金と、取り付け穴の
内径をねじ山の径より小径とした圧着端子を装着させ
た。この端子ねじの製造方法として、頭部を形成したね
じ体に、円周溝を形成し、該円周溝に波形座金と、取り
付け穴の内径を、形成するねじ山の径より小径とした圧
着端子をはめ込み、そのあと転造加工によりねじを形成
するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子台にケーブル
線を接続するための端子ねじおよびその製造方法に関す
る。
線を接続するための端子ねじおよびその製造方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】端子台にケーブル線を接続する場合、ケ
ーブル線に圧着端子を取り付け、圧着端子を端子台に端
子ねじで止めている。まず、従来の取り付け方を説明す
ると、図６に示すごとく、ケーブル線４を圧着端子３に
取り付け、図５に示すごとく、端子台２の端子ねじ１を
戻して抜き取り、これをケーブル線４を取り付けた圧着
端子３の取り付け穴に差し込み、再び端子台２に締め付
けて取り付けている。
ーブル線に圧着端子を取り付け、圧着端子を端子台に端
子ねじで止めている。まず、従来の取り付け方を説明す
ると、図６に示すごとく、ケーブル線４を圧着端子３に
取り付け、図５に示すごとく、端子台２の端子ねじ１を
戻して抜き取り、これをケーブル線４を取り付けた圧着
端子３の取り付け穴に差し込み、再び端子台２に締め付
けて取り付けている。
【０００３】この取り付け方においては、端子ねじ１は
小さな単体であるため、端子ねじ１を端子台２から抜き
取ったとき、および再び端子台２に差し込むとき等に、
端子ねじ１を取り落とす危険性があった。端子ねじ１を
機器の中に落としたりすると、場合によっては電気回線
がショートする等の重大事故を発生する恐れがあった。
小さな単体であるため、端子ねじ１を端子台２から抜き
取ったとき、および再び端子台２に差し込むとき等に、
端子ねじ１を取り落とす危険性があった。端子ねじ１を
機器の中に落としたりすると、場合によっては電気回線
がショートする等の重大事故を発生する恐れがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、取り落とす
ことを防止できる端子ねじを得ること、および、その端
子ねじの製造方法を得ることを目的とする。
ことを防止できる端子ねじを得ること、および、その端
子ねじの製造方法を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】端子ねじであって、頭部
とねじ部との間に円周溝を設け、該円周溝に波形座金
と、取り付け穴の内径をねじ山の径より小径とした圧着
端子を装着させた。この端子ねじの製造方法として、頭
部を形成したねじ体に、円周溝を形成し、該円周溝に波
形座金と、取り付け穴の内径を、形成するねじ山の径よ
り小径とした圧着端子をはめ込み、そのあと転造により
ねじを形成するようにした。また、円周溝の底の径を、
ねじの谷底径と同径以下としたことも特徴とする。
とねじ部との間に円周溝を設け、該円周溝に波形座金
と、取り付け穴の内径をねじ山の径より小径とした圧着
端子を装着させた。この端子ねじの製造方法として、頭
部を形成したねじ体に、円周溝を形成し、該円周溝に波
形座金と、取り付け穴の内径を、形成するねじ山の径よ
り小径とした圧着端子をはめ込み、そのあと転造により
ねじを形成するようにした。また、円周溝の底の径を、
ねじの谷底径と同径以下としたことも特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施の
形態について説明する。なお、従来のものと同一の部品
については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。図
１は本発明による圧着端子付ねじの全体図、図２は同ね
じの圧着端子にケーブルを取り付けた状態を示す図、図
３は同ねじを端子台にねじ止めした状態を示す図、図４
は円周溝を設けたねじ体を示す図である。
形態について説明する。なお、従来のものと同一の部品
については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。図
１は本発明による圧着端子付ねじの全体図、図２は同ね
じの圧着端子にケーブルを取り付けた状態を示す図、図
３は同ねじを端子台にねじ止めした状態を示す図、図４
は円周溝を設けたねじ体を示す図である。
【０００７】５は、頭部とねじ部との間に円周溝を設け
たねじであり、該円周溝に波形座金６と圧着端子３を挿
入して有している。圧着端子３の取り付け穴の内径は、
ねじ山の径より小径にしてあり、圧着端子３がねじ５か
ら抜け落ちないようになっている。また、波形座金６は
圧着端子３で受けられるから、該波形座金６もねじ５か
ら抜け落ちないようになっている。
たねじであり、該円周溝に波形座金６と圧着端子３を挿
入して有している。圧着端子３の取り付け穴の内径は、
ねじ山の径より小径にしてあり、圧着端子３がねじ５か
ら抜け落ちないようになっている。また、波形座金６は
圧着端子３で受けられるから、該波形座金６もねじ５か
ら抜け落ちないようになっている。
【０００８】この圧着端子付ねじ５によってケーブル線
４を端子台２に接続する際は、まず、圧着端子付ねじ５
にケーブル線４を取り付ける。そして、このケーブル線
４を取り付けた圧着端子付ねじ５を端子台２に締め付け
ればよい。締め付けにあたって、仮に、圧着端子付ねじ
５を落としたとしても、圧着端子付ねじ５にはケーブル
線４が付いているので、すぐに引き上げることができ
る。
４を端子台２に接続する際は、まず、圧着端子付ねじ５
にケーブル線４を取り付ける。そして、このケーブル線
４を取り付けた圧着端子付ねじ５を端子台２に締め付け
ればよい。締め付けにあたって、仮に、圧着端子付ねじ
５を落としたとしても、圧着端子付ねじ５にはケーブル
線４が付いているので、すぐに引き上げることができ
る。
【０００９】図４において、７は、ねじ加工前のねじ体
である。このねじ体７の頭部とねじ部との間に、ねじの
谷底径と同径になる円周溝８を形成する。そして、この
円周溝８に波形座金６と、取り付け穴の内径を、形成さ
れるねじ山の径より小径とした圧着端子３を挿入する。
そのあと転造加工によりねじを形成する。
である。このねじ体７の頭部とねじ部との間に、ねじの
谷底径と同径になる円周溝８を形成する。そして、この
円周溝８に波形座金６と、取り付け穴の内径を、形成さ
れるねじ山の径より小径とした圧着端子３を挿入する。
そのあと転造加工によりねじを形成する。
【００１０】転造加工によりねじを形成すると、ねじ山
が盛り上がって形成される。圧着端子３は、その取り付
け穴の内径を、ねじ山の径より小径としているので、ね
じから抜け落ちない。そして、波形座金６は圧着端子３
で受けられているから、波形座金６もねじから抜け落ち
ない。
が盛り上がって形成される。圧着端子３は、その取り付
け穴の内径を、ねじ山の径より小径としているので、ね
じから抜け落ちない。そして、波形座金６は圧着端子３
で受けられているから、波形座金６もねじから抜け落ち
ない。
【００１１】また、ねじの谷底径と同径になる円周溝８
を設けて転造加工を行なうので、ねじ加工の始まりが完
全ねじ山として形成される。このことは、ねじを締め込
んだとき、波形座金６が平らになるまで締め付けること
ができ、ねじの緩み止め効果が得られる。
を設けて転造加工を行なうので、ねじ加工の始まりが完
全ねじ山として形成される。このことは、ねじを締め込
んだとき、波形座金６が平らになるまで締め付けること
ができ、ねじの緩み止め効果が得られる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、端子ねじにおいて、頭部とね
じ部との間に円周溝を設け、該円周溝に波形座金と、取
り付け穴の内径をねじ山の径より小径とした圧着端子を
装着させたので、ケーブル線を端子台に接続する際、ね
じを端子台から抜き取る必要がなくなり、したがって、
作業中にねじを取り落とすと云う危険性がなくなった。
じ部との間に円周溝を設け、該円周溝に波形座金と、取
り付け穴の内径をねじ山の径より小径とした圧着端子を
装着させたので、ケーブル線を端子台に接続する際、ね
じを端子台から抜き取る必要がなくなり、したがって、
作業中にねじを取り落とすと云う危険性がなくなった。
【００１３】また、頭部を形成したねじ体に、円周溝を
形成し、該円周溝に波形座金と、取り付け穴の内径を、
形成するねじ山の径より小径とした圧着端子をはめ込
み、そのあと転造加工によりねじを形成するようにした
ので、波形座金と圧着端子が抜け落ちないように装着さ
れた端子ねじを容易に製作できる。
形成し、該円周溝に波形座金と、取り付け穴の内径を、
形成するねじ山の径より小径とした圧着端子をはめ込
み、そのあと転造加工によりねじを形成するようにした
ので、波形座金と圧着端子が抜け落ちないように装着さ
れた端子ねじを容易に製作できる。
【００１４】さらに、円周溝の底の径を、ねじの谷底径
と同径以下としたので、ねじ加工の始まりが完全ねじ山
として形成され、ねじを締め込んだとき、波形座金が平
らになるまで締め付けることができ、ねじの緩み止め効
果も得られる。
と同径以下としたので、ねじ加工の始まりが完全ねじ山
として形成され、ねじを締め込んだとき、波形座金が平
らになるまで締め付けることができ、ねじの緩み止め効
果も得られる。
【図１】本発明による圧着端子付ねじの全体図。
【図２】同ねじの圧着端子にケーブルを取り付けた状態
を示す図。
を示す図。
【図３】同ねじを端子台にねじ止めした状態を示す図。
【図４】溝を設けたねじ体を示す図。
【図５】従来の端子ねじを端子台にねじ止めした状態を
示す図。
示す図。
【図６】従来の圧着端子にケーブルを取り付けた状態を
示す図。
示す図。
１ 端子ねじ ２ 端子台 ３ 圧着端子 ４ ケーブル ５ 圧着端子付ねじ ６ 波形座金 ７ ねじ体 ８ 円周溝
Claims (4)
- 【請求項１】頭部とねじ部との間に円周溝を設け、該円
周溝に波形座金と、取り付け穴の内径をねじ山の径より
小径とした圧着端子を装着したことを特徴とする圧着端
子付ねじ。 - 【請求項２】円周溝の底の径を、ねじの谷底径と同径以
下としたことを特徴とする請求項１記載の圧着端子付ね
じ。 - 【請求項３】頭部を形成したねじ体の頭部とねじ部との
間に円周溝を形成し、該円周溝に波形座金と、取り付け
穴の内径を、形成するねじ山の径より小径とした圧着端
子をはめ込み、そのあと転造によりねじを形成するよう
にしたことを特徴とする圧着端子付ねじの製造方法。 - 【請求項４】形成するねじの谷底径と同径以下となる底
径の円周溝を形成することを特徴とする請求項３記載の
圧着端子付ねじの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000108619A JP2001297805A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 圧着端子付ねじおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000108619A JP2001297805A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 圧着端子付ねじおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001297805A true JP2001297805A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18621424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000108619A Pending JP2001297805A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 圧着端子付ねじおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001297805A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008205545A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Audio Technica Corp | マイクロホン用出力コネクタおよびコンデンサマイクロホン |
| CN108518402A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-11 | 杨聪辉 | 一种防松螺母 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000108619A patent/JP2001297805A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008205545A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Audio Technica Corp | マイクロホン用出力コネクタおよびコンデンサマイクロホン |
| CN108518402A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-11 | 杨聪辉 | 一种防松螺母 |
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