JP2001297288A - インターネットにおけるプリペイドカード決済システムおよびその方法、ならびにそれらに使用する装置と方法 - Google Patents

インターネットにおけるプリペイドカード決済システムおよびその方法、ならびにそれらに使用する装置と方法

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JP2001297288A
JP2001297288A JP2000363642A JP2000363642A JP2001297288A JP 2001297288 A JP2001297288 A JP 2001297288A JP 2000363642 A JP2000363642 A JP 2000363642A JP 2000363642 A JP2000363642 A JP 2000363642A JP 2001297288 A JP2001297288 A JP 2001297288A
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JP
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card
prepaid card
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internet
payment
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JP2000363642A
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English (en)
Inventor
Koichi Awano
好一 粟野
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Tokyo Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Mechatronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デビットカードやクレジットカードが盗難カ
ードか否かをプリペイドカードの購入時に暗証番号を利
用してデビットカード所有者或はクレジットカード所有
者が指定する決済銀行やクレジットカード発行会社側で
インターネット利用前に予め照合確認することで不正使
用を未然に防止することができるインターネットにおけ
るプリペイドカード決済システムを提供する。 【解決手段】 インターネット上における決済は、使い
捨てタイプのプリペイドカードとし、このプリペイドカ
ードをデビットカードやクレジットカードで購入し、コ
ンピュータ端末機や携帯電話で決済するシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デビットカード
(キャッシュカードともいう。以下、同じ)やクレジッ
トカードでプリペイドカードを購入し、該購入されたプ
リペイドカードを利用して、インターネットに接続され
たコンピュータ端末機や携帯電話等の携帯電子機器で、
上記インターネットを利用して商取引をしたときの代金
を決済するシステムに係り、特に、デビットカードやク
レジットカードに記録されている個人情報や暗証番号が
インターネット上に漏出する虞れがなく、電子商取引に
おける高度なセキュリティを実現することができるイン
ターネットにおけるプリペイドカード決済システムに関
する。
【0002】
【従来技術】近年、インターネットによる商用利用が広
く普及し、ネットワークを利用した様々なサービスが提
供されている。
【0003】例えば、インターネット上にホームページ
やFTPサイトを設け、プログラムや画像データのダウン
ロードによる販売や、証券・経済情報等を有料で提供す
る有料サイト、或は、インターネット上の仮想店舗を通
じて商品を個人で購買するシステム等が出現している。
【0004】ところで、このような様々な形態の商品の
売買において問題となるのは、その支払方法である。即
ち、インターネットは、周知のように、ネットワークの
ネットワークと言われるように、無数のLANと無数の
サーバとで構築されており、その中をデータがバケット
に分割され、不特定多数のサーバを経由して目的のホス
トへと送られるため、通信経路ではデータの機密性が保
証されていないのが一般的である。しかも、その支払い
態様としては、従来、クレジットカードを利用した決済
が一般的であるため、購買情報やクレジットカードのセ
キュリティ情報(氏名、クレジットカード番号、暗証番
号等)が通信経路途中で第三者に流出する事故が頻繁に
生じている。この漏出したクレジットカード情報を第三
者が偽造または悪用して高額の物品を購入するという被
害が増大している。かかる不正行為を防止できる決定的
なシステムが現在のところ未だ構築されていないのが現
状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、かかる現
状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ
ろは、以下の点を実現することができるインターネット
におけるプリペイドカード決済システムを提供しようと
するものである。
【0006】その第1は、デビットカードやクレジット
カードは、それ自体をインターネット上における決済カ
ードとして用いるのではなくて、インターネット上にお
ける決済カードとして用いることができるプリペイドカ
ードを購入するのに用いることができるようにする。こ
のプリペイドカードは、デビットカードまたはクレジッ
トカードを所有する者に容易に発行され得ると共に、偽
造・変造が困難でかつ使い捨てが可能なものである。デ
ビットカード又はクレジットカードが盗難カードか否か
は、プリペイドカードが購入される時に、デビットカー
ド所有者或はクレジットカード所有者が指定する決済銀
行やクレジットカード発行会社が暗証番号を利用して照
合することによって確認される。これにより、デビット
カードやクレジットカードの不正使用が未然に防止され
る。
【0007】第2に、郵便局や銀行のATMのような現
金引き落としができる場所においてのみ、デビットカー
ドやクレジットカードを利用してプリペイドカードを購
入することができるように限定することによって、デビ
ットカードやクレジットカードの暗証番号がインターネ
ット端末から漏洩しまたは盗用されることを確実に防止
することができる。これにより、プリペイドカード購入
者は、インターネット上で暗証番号を入力する必要がな
くなり、物品購入に対する個人情報の漏洩も防止するこ
とができる。
【0008】第3に、プリペイドカードは、それ自体現
金としての機能はなく、利用可能な金額が設定額情報と
して記録される。現実の決済は、デビットカード所有者
或はクレジットカード所有者が指定する決済銀行または
クレジットカード発行会社とインターネット上における
被決済業者との間でプリペイドカード情報データのみを
用いて実行されるので、デビットカード情報及びクレジ
ットカード情報がインターネット上を経由することがな
く、電子商取引における高度なセキュリティを容易に実
現する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインター
ネットにおけるプリペイドカード決済システムにあって
は、予め、デビットカード或はクレジットカードの利用
可能な決済銀行のATM端末に、デビットカード或はク
レジットカードをセットして所定の暗証番号を入力す
る。プリペイドカード発行のための承認が得られた後
に、所望金額の範囲で利用可能なプリペイドカードが販
売される。この販売されたプリペイドカードに記録され
る情報は、デビットカード又はクレジットカードのID
情報以外の情報であって、少なくともプリペイドカード
のカード番号および利用可能な金額の設定額情報と本人
の認証番号とを含む識別番号である。電子商取引をイン
ターネット利用可能状態にセッティングされた携帯型電
子機器やコンピュータ端末機を介して行う場合、その電
子商取引により発生する代金の決済は、当該プリペイド
カードのカード番号と識別番号を通じて、該プリペイド
カードの利用可能金額の範囲内でオンライン処理により
実行される。
【0010】この場合、上記携帯型電子機器は、携帯電
話、PHS、ボード等と称されている携帯型コンピュー
タを用いることができる。また、会社や家庭等に設置さ
れているコンピュータ端末機は、プリペイドカード用の
リーダライター装置が組み込まれ、或は、接続可能に構
成するのが望ましい。
【0011】しかし、この発明に係るプリペイドカード
決済システムにあっては、プリペイドカードには、デビ
ットカード或はクレジットカードの暗証番号や決済口座
等のカード情報が記録されていないため、原則として、
リーダライター装置でプリペイドカードの情報を読み取
る必要はなく、例えば、このプリペイドカードのカード
番号や当該プリペイドカード専用の暗証番号を、携帯電
話のダイヤルボタンやコンピュータ端末機のテンキーで
手入力することによって、決済を行うことができる。
【0012】そして、この発明において最も重要な点
は、電子商取引決済における高度なセキュリティを実現
するため、上記プリペイドカードには、現金としての機
能を有する金額が記録されるのではなく、利用可能な金
額情報である設定額情報を記録することできる。
【0013】即ち、上記インターネットによる取引代金
の決済においては、プリペイドカードによる代金清算デ
ータは、インターネット会社及び/又はインターネット
上の被決済業者から前記プリペイドカードを購入した決
済銀行又はクレジットカード発行会社へ送られる。該決
済銀行及び/又はクレジットカード発行会社は、上記プ
リペイドカードによる代金清算データに基づき、上記代
金を上記インターネット会社及び/又はインターネット
上の被決済業者が指定する口座へ振り込む。
【0014】また、上記設定額情報が記録されたプリペ
イドカードを利用した代金の決済処理は、同カード設定
額情報から利用金額に相当する金額情報を前記プリペイ
ドカードのリーダライタ専用機により差し引いた金額情
報を当該プリペイドカードに記録する減算処理を行う。
その減算処理中に該プリペイドカードの残高がなくなっ
た時は、その時点で、前記コンピュータ端末機及び/又
はインターネット接続業者側は、インターネット接続不
能処理を行う。
【0015】さらに、プリペイドカードに記録された金
額情報、即ち設定額情報は、デビットカード決済銀行或
はクレジットカード所有予定者が指定するクレジットカ
ード決済銀行で承認された限度額の範囲内であって、デ
ビットカード或はクレジットカード所有者がATM端末
機に入力した指定金額の範囲内でる。この設定額情報の
金額が決済に利用することがきる。
【0016】またさらに、上記クレジットカード発行会
社は、前記クレジットカード所有予定者からの申告に基
き、クレジットカード所有予定者が指定するクレジット
カード決済銀行の口座に希望プリペイドカード利用限度
額に相当する預金の有無を確認し、その限度額に相当す
る預金が存在するときに、その預金は上記希望プリペイ
ドカード利用限度額に相当する金額を引出不能な状態に
固定される手続を実行した上で、プリペイドカード発行
可能なクレジットカードを発行する。
【0017】この発明において用いられるプリペイドカ
ードは、偽造・変造される危険性が最も少ない、所謂
「ヒューズカード」を用いるのが望ましい。このヒュー
ズカードは、予め上記設定額情報に相当する所定の金額
を記憶させ、支払に係る金額に応じてヒューズを切断す
ることによって減算する第一の記憶領域と、その支払い
金額を減算した残額を記憶自在な第二の磁気記憶領域
と、を備えている。プリペイドカードを前記ATM端末
機で購入するときに、上記第一の記憶領域が当該プリペ
イドカード専用のカード識別情報(上記設定額情報を含
む)に対応させてヒューズ部分が切断された状態にされ
た後に、プリペイドカードが発行される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
づき、この発明を詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明のインターネットにおけ
るプリペイドカード決済システムのフロー図である。同
図において、符号1はサーバー装置、2はユーザープロ
フィール用データベース、3は仮想店舗のホームページ
等が収容されている閲覧ファイル用データベース、4は
リンク用データベース、5はユーザ端末、6はユーザ端
末5に組み込まれ或は接続されたプリペイドカード用リ
ーダライタ装置、7はインターネット上での商取引の代
金の受け取りを必要とする被決済業者の有料サイト、符
号Bは、デビットカード或はクレジットカードCで現金
を引き出すことができる決済郵便局或は決済銀行又はク
レジットカード発行会社(以下、決済銀行Bという。)
である。該決済銀行BにはATM等の現金引出機能及び
プリペイドカード発行機能を有するATM端末機Dが設
置されている。勿論、そのようなATM端末機は他の場
所に設置されてもよい。プリペイドカードPは、デビッ
トカード或は後記する承認手続が終了したクレジットカ
ードCを利用して、上記決済銀行Bを利用することがで
きるATM端末機から発行を受けることが可能である。
【0020】上記デビットカードは、決済銀行Bに所定
の口座と預金を有している者よって保持されものであ
り、また、クレジットカードCは、決済銀行Bからクレ
ジットカード所有予定者の申請を待って発行されるもの
である。このクレジットカードは、通常のクレジットカ
ード番号等のカードの識別に必要な情報及び暗証番号を
記録することができ、さらに、このクレジットカードを
利用して発行されるプリペイドカードの利用限度額をも
記録することができる。
【0021】クレジットカード所有予定者は、自ら指定
するカード決済銀行Bにプリペイドカードの利用限度額
を予め申告する。決済銀行Bは、その申告に基づいて上
記プリペイドカードPを発行することができるクレジッ
トカードCを発行する。デビットカードの場合には、決
済銀行Bのカード所有者口座に預金されている金額の範
囲内でカード所有者自ら限度額を決定する。
【0022】尚、上記クレジットカードCを発行する前
に、上記決済銀行Bは、クレジットカード所有予定者か
らの前記申告に基づき、クレジットカード所有予定者が
指定する決済銀行Bの口座に希望プリペイドカード利用
限度額に相当する預金が存在するか否かを確認する。該
預金が存在するときは、上記希望プリペイドカード利用
限度額に相当する金額を引出不能な状態に固定する手続
を、クレジットカード所有予定者と決済銀行Bとの間で
承認し実行した上で、上記クレジットカードCが発行さ
れる。
【0023】このように運用することで、預金口座の残
高不足による利用金額の引き落としが不能となるのを未
然に防止することができ、この種のクレジットカードC
による代金引き落とし手続上のトラブルを確実に防止す
ることができる。デビットカードの場合は、予めカード
所有者の口座において指定されたプリペイドカード利用
限度額は預金金額の範囲内であり、かつ、この利用限度
額は、それを指定した後は解除手続を採らない限り口座
から現金として引き出すことができない。
【0024】この発明において、特筆すべき特徴は、通
常のデビットカード及びクレジットカードの偽造・変造
を防止する既存のセキュリティプログラムに加えて、デ
ビットカード所有者及びクレジットカード所有予定者が
自ら定めた利用限度額という新たな情報がセキュリティ
プログラムとし機能する点にある。
【0025】即ち、上記デビットカードまたはクレジッ
トカードCでプリペイドカードPをATM端末機Dで購
入するときには、デビットカード所有者或はクレジット
カード所有者は、上記利用限度額の範囲内で自らの選択
で利用可能な金額を表す設定額情報をATM端末機Dに
入力する。この設定額情報は、決済銀行Bとデビットカ
ード所有者またはクレジットカード所有者のみしか知る
ことができないセキュリティ情報として機能することが
できるため、この設定額情報を暗証番号に組み込んだプ
リペイドカードを電子商取引の決済に利用すれば、当該
デビットカード、クレジットカードC及びプリペイドカ
ードPの偽造・変造が非常に困難になるばかりでなく、
非常に安全性が高い電子決済を実現でき、セキュリティ
性能を向上させることができる。なお、プリペイドカー
ドが後記するヒューズカードで形成されている場合に
は、カード番号や設定額情報或は当該プリペイドカード
専用の暗証番号に対応させて複数個のヒューズを予め切
断した後に、当該プリペイドカードを発行するようにす
れば、より高度のセキュリティを実現することができ
る。また、プリペイドカードPはATM端末機自体から
発行されるようにしてもよいが、ATM端末機に隣接し
て設置されこれに連動して動作するプリペイドカード発
券機から発行されるようにしてもよい。
【0026】次に、ATM端末機で行われるプリペイド
カードPの発行およびそのキャンセルについて、図3を
参照して説明する。
【0027】図3において、ATM端末機のプログラム
がスタートすると、ステップ31で先ず取引メニューが
表示される。このメニューは、通常のATM端末機の取
引項目である「預け入れ」、「引出し」、「振込み」等の
他にこの発明に係わる「プリペイドカード発行・キャン
セル」と称する取引項目を含んでいる。ステップ32に
おいて、利用者が「プリペイドカード発行・キャンセ
ル」の取引項目を選択するとプリペイドカードの発行と
キャンセルに関する取引に必要な表示に切り替わる。ス
テップ33で案内表示に従ってデビットカードをATM
端末機のスロットに挿入し、それから暗証番号を入力す
る。ステップ34において、プリペイドカードの「発
行」か「キャンセル」かの選択表示がされ、ここで「発
行」を選択すると、ステップ35に進み、その利用者の
預金口座の残高が表示される。利用者は、ステップ36
において、その残高の範囲内で発行されるべきプリペイ
ドカードの利用限度額である設定額と利用者本人の認証
番号を入力する。その結果、ステップ37において表示
部に利用者の口座、名前、設定額等の情報が表示される
ので、利用者はステップ38でその表示を確認してプリ
ペイドカードを発行するか否かを決定する。ここで「発
行しない」を選択したときはステップ31へ戻り再び始
めからやり直すことになるが、「発行」が選択だれたと
きは、ステップ39において預金口座の残高の内、設定
額が引き出し不能な状態に固定され、次いで、ステップ
40で、プリペイドカードが発行されると共に、利用者
の要求に応じて上記ステップ37で表示された情報がプ
リントアウトされ、このプログラムを終了する。
【0028】以上はデビットカードを利用してプリペイ
ドカードを発行する場合について説明したが、クレジッ
トカードを利用してプリペイドカードを発行するとき
は、既にクレジットカードを発行するときに利用限度額
に相当する金額が預金口座から引出し不能に固定されて
いるので、図3に点線で示すようにステップ39がスキ
ップされる。なお、クレジットカード発行時に固定処理
された利用限度額以内であれば、複数枚のプリペイドカ
ードを発行することができる。
【0029】発行済のプリペイドカードをキャンセルす
るときは、ステップ34で、プリペイドカードのキャン
セルが選択される。そして、ステップ41でキャンセル
されるべきプリペイドカードを所定のスロットに挿入す
ると、ステップ42で表示部にそのカード番号、設定
額、残高等が表示される。利用者はステップ43でその
表示を確認してプリペイドカードをキャンセルするか否
かを決定する。ここでキャンセルに決定されると、ステ
ップ44で、カードはATM端末機内に取り込まれ、利
用者の口座における設定額の固定状態が解除されて、そ
の口座の残額の引出しが自由な状態にされこのプログラ
ムを終了する。一方、ステップ43でキャンセルしない
と決定されたときはステップ45においてステップ41
で挿入されたプリペイドカードが返却されこのプログラ
ムを終了する。
【0030】このようにして発行されるプリペイドカー
ドPには、銀行番号、支店番号、ATM端末機番号、プ
リペイドカードシーケンシャル番号等が記録され、これ
以外のカード所有者に関連するカード暗証番号や決済銀
行口座などの個人情報は一切記録されない。
【0031】図3のステップ33において、暗証番号及
びデビットカード又はクレジットカードの識別番号等が
正規のものであることを承認するのに必要な承認情報
が、決済銀行BのATM端末機D或は他の利用可能なA
TM端末機から、当該決済銀行Bへ送信されるので、決
済銀行Bはこの承認情報を確認した後、上記ATM端末
機D或は他の利用可能なATM端末機に入力された設定
額が預金口座から引き落としできる範囲内であるか否か
を確認した後、範囲内である場合には、前記の手順でプ
リペイドカードPを上記利用ATM端末機から発行す
る。
【0032】このようにして発行されたプリペイドカー
ドPは、ユーザ端末5のプリペイドカード用リーダライ
タ装置6で電子決済に用いることができる。勿論、上記
したように、プリペイドカードには、デビットカード或
はクレジットカードの暗証番号や決済口座等のカード情
報が転記されない構造であるため、原則としては、リー
ダライター装置でプリペイドカードの情報を読み取る必
要はなく、例えば、このプリペイドカードのカード番号
や当該プリペイドカード専用の暗証番号を、コンピュー
タ端末機のテンキーで手入力することによって、決済を
行うように構成することもできる。また、携帯電話等の
ダイヤルキーで手入力して決済することも可能である。
【0033】ところで、図1に示すコンピュータネット
ワークは、本発明を説明するために用いた一例である
が、本ネットワークにおいて、サーバーコンピュータ装
置(以下、サーバという)1は、インターネットに常時
接続されている。
【0034】そして、このサーバ1は、ユーザプロフィ
ール用データベース2、閲覧ファイル用データベース3
及び前記リンク用データベース4を備えている。
【0035】ユーザプロフィール用データベース2は、
複数のユーザ名とパスワードを記憶しており、このユー
ザ名及びパスワードと関連付けてユーザ毎の閲覧ファイ
ルへのアクセス回数、即ち、アクセスログも記憶する。
【0036】閲覧ファイル用データベース3は、複数の
企業や仮想店舗の広告や商品カタログ等を閲覧用ファイ
ルとして記憶させておくためのものである。このファイ
ルはテキスト形式でもよいが、ハイパーテキスト形式で
記述したものにすることにより、各ファイルが、画像や
動画或は音声などをリンクして扱うことができるので望
ましい。
【0037】リンク用データベース4は、予めサーバ1
の管理者と決済を行うことができる有料リンク先を記憶
させておくためのものである。このため、サーバ1は、
このリンク用データベース4からリンク先を検索するた
めの検索エンジンとリンク先との決済をサーバ1上で行
うための決済プログラムを有している。
【0038】この決済プログラムは、ネットワーク上か
ら閲覧ファイルに対するアクセスがあると、アクセス度
数を加算してこれを記憶する機能、その加算処理が完了
すると有料リンク先への検索を許可する機能、閲覧ファ
イル上で商品購入したときの電子決済をする機能、およ
び前記アクセスに見合った度数を減算して記憶するなど
の処理を実行する機能を有し、サーバ1はそれらの機能
を実行してリンク先及びユーザ端末5との電子決済が行
えるように構成されている。
【0039】次に、上記ネットワークで商品を購入する
場合の電子決済方法を説明する。先ず、予め、ユーザ端
末(会社や家庭等に設置されているコンピュータ端末機
或は携帯電話等の携帯電子機器)5を利用する者は、前
記した手続に従ってATM端末機でプリペイドカードP
を購入し、該プリペイドカードPを前記プリペイドカー
ド用のリーダライタ装置6にセットするか、プリペイド
カードPのカード番号等の前記プリペイドカード専用の
情報をコンピュータ端末機のテンキー或は携帯電話等の
ダイヤルキーで手入力する。
【0040】このようなプリペイドカードを使った電子
商取引の一実施例を、図1と図4を参照して以下に説明
する。先ず、利用者がユーザ端末5からインターネット
を介してサーバ1にアクセスすると、サーバ1は、ユー
ザ端末5にファイルを返信し、ユーザ端末5のWWWプ
ラウザに新規登録用のホームページを表示させる。この
ページは、新規登録と閲覧ページへのリンクを行うため
のページであり、登録ユーザ名とパスワードの入力を行
うためのものである。
【0041】そして、上記新規登録を行う場合には、
「ユーザ登録」をクリックすると、登録ページへと進む
ことができ、該登録ページでは、住所、氏名、プリペイ
ドカード番号データ等を入力すると共に、必要なアンケ
ートに答えると(ステップ50)、サーバ1は該入力さ
れたデータをユーザプロフィール用データベース2に登
録し、適当なログイン用のユーザプロフィール用データ
ベース名とパスワードを付与する。そして、閲覧ファイ
ルページへと進むことができる。尚、以上の操作は、新
たなプリペイドカードPが購入され使用される毎に行わ
れる。
【0042】一方、すでに登録を行ったユーザの場合に
は、付与されたログインユーザ名とパスワードを前記ホ
ームページに入力して夫々OKをクリックすると、該デ
ータがサーバ1に送信され、該ユーザ名とパスワードが
確認され、これが正しいと確認されると、上記閲覧ファ
イルページへと進むことができる。
【0043】このようにして閲覧ファイルページを見た
後、有料リンク先への検索へと進む。即ち、プラウザ上
の「有料サイトへ」をクリックすると、検索ページに進
むことができ、この検索ページには、例えば、ジャンル
別のボタンが設けられており、このボタンで好みのリン
ク先を検索することができる。従って、ユーザが興味の
あるボタンをクリックすると、そのジャンルのリンク先
がリンク用データベース4から検索され、リンク先リス
トの一覧が表示される。
【0044】このリンク先リストには、リンク先の名称
とURL、それと商品の料金が表示されている。
【0045】従って、例えば、これらのリンク先データ
を見てアクセスしようとするリンク先の名称欄及び商品
名をクリックし、商品を購入することを決定するための
クリックをすると、それがサーバ1へと送信され(ステ
ップ51)、サーバ1は購入した商品名と価格をユーザ
用データベース2にユーザ毎に記憶する。
【0046】このようにしてユーザによって商品の購入
の申込があると、ステップ52で、ユーザプロファイル
2および閲覧ファイル3からユーザ情報、購入した商品
コード、商品名、価格、数量等の購入商品情報、被決済
業者の振込み口座情報等のデータが集約される。ステッ
プ53で電子商取引に必要なすべてのデータが集約され
た否かをチェックし、ここでNOであればさらにステッ
プ52へ戻るが、ここでYESと判断されれば、ステッ
プ54で、その購入代金データを決済銀行Bと有料サイ
ト及びユーザ端末5へと送信する。
【0047】ユーザ端末5では、サーバ1から送信され
た指令情報に従って、プリペイドカードの設定額の残高
が購入代金に相当する金額を超えているか否かを、有料
サイト7を通して確認した(ステップ56)後、設定額
の与信残高から購入代金に相当する額を減算処理する
(ステップ57)。この減算処理情報はサーバ1及び決
済銀行Bへ電子商取引の承認処理のために送られる。
【0048】サーバ1は、ユーザ端末5から送信された
減算処理情報を受信し、ステップ52で承認情報として
データ集約する。そして、この承認情報をユーザ名やプ
リペイドカード番号等と共に集約情報として処理銀行B
へ送信する。
【0049】一方、決済銀行Bは、ステップ60でサー
バ1から送信された集約データを受信し、次いで、ステ
ップ61で個人情報ファイル62を参照して予め保存され
ている当該ユーザのカード番号、利用銀行名、その支店
名、口座番号、設定額、残高等を集約データと照合す
る。ステップ63において、その照合が不適合であると
判断されれば、ステップ64で決済不能情報を作成し、
これをサーバ1へ送信する。その結果、サーバ1は取引
不成立の処理を実行する(ステップ65)。
【0050】ステップ63において、照合結果が適合と
判断されれば、ステップ66で振込みファイルを作成
し、次いでステップ67で集約データに含まれている有
料サイト(商店)の振込み情報や承認情報等を参照し
て、振込口座等の振り込み条件をチェックする。そのチ
ェックの結果、ステップ68で振込処理が否認されたと
きは、ステップ64へ進み決済不能処理を実行する。一
方、ステップ68で振込処理が承認されれば、ステップ
69へ進み振込処理が実行される。そして、ステップ7
0で、振込終了を表す決済情報をサーバ1へ送信する。
サーバ1はステップ71でその決済情報を受信して当該
有料サイトに購入された商品の出荷を指示する。有料サ
イト(商店)では、サーバ1から決済情報と共に商品発
送情報が入力されると、当該購入された商品の発送処理
を開始する。
【0051】以上説明したように、決済銀行Bは、サー
バ1からの決済データに基づいて、これを正規な利用か
否かを確認した後、これが正当であれば、当該決済口座
のプリペイドカード利用限度額の範囲内で決済処理を行
い、購入代金(決済銀行やインターネット上の被決済業
者の手数料等も加算される場合もある)を有料サイトの
被決済業者が指定する銀行口座へと現金を振り込むこと
により、一連の決済処理は完了する。
【0052】この形態例に係るインターットにおけるプ
リペイドカード決済システムは、以上のように組構され
ているので、インターネット上では、デビットカードや
クレジットカードCの暗証番号やカード番号等の個人情
報が流出する心配が全くなく、その結果、通信経路の機
密性が保証されていないインターネット上においても、
デビットカードやクレジットカードが不正に偽造・変造
されて使用される心配がないので、安全な電子取引を実
現することができる。これは本発明によって初めて達成
することができる画期的な効果である。
【0053】尚、上記実施例では、設定限度額を、クレ
ジットカードの場合においては、カード所有予定者の申
告により設定する場合を例にとり説明したが、この発明
にあってはこれに限定されるものではなく、プリペイド
カードの上記設定額情報を、クレジットカード発行会社
が、クレジットカード発行時の申告内容を検査した上
で、クレジットカード発行会社が指定する利用金額或は
与信金額の範囲を設定するようにしても構わない。
【0054】ところで、この発明において使用すること
ができるプリペイドカードPとしては、従来の磁気カー
ド方式のものやICカード方式のものを使用することが
可能であるが、偽造・変造を確実に防止するためには、
図2に示すヒューズカードを用いるのが望ましい。
【0055】このヒューズカードは、支払に係る金額に
応じてヒューズを切断し、端数の金額を記憶するもので
ある。即ち、本ヒューズカードは、予め所定の金額(例
えば、五千円)を記憶させておくとともに、このヒュー
ズカードを用いて支払った金額の残高を記憶自在な第一
の記憶領域と、上記端数を記憶自在な第二の記憶領域
と、を備えて構成されている。
【0056】そして、本ヒューズカードでは、上記第一
の記憶領域24として、ヒューズカードP内部に設けら
れたヒューズの断接状態によってデータを記憶するキャ
パシティブ記憶領域を採用している。上記キャパシティ
ブ記憶領域の構成は、その一面側に、読取装置の入出力
部の電極配置に一致するように一列に配設した複数個の
第一電極を配置させるとともに、この第一電極の列と平
行に配置させた長尺な第二電極を配置させる。各第一電
極と第二電極とは、ヒューズで接続する。このヒューズ
が無傷の場合は、第一電極と第二電極との間を自由に電
流が流れ、非常に抵抗の小さい状態にある。上記ヒュー
ズが溶断した場合は、電流の流れを減少させるのに充分
な抵抗増加を生じる。
【0057】このようにして形成させた回路では、ヒュ
ーズに最適な電圧(12〜16V)で電流を流すことに
より焼き切ると、使用済みとなり、焼き切っていない状
態が未使用のビットとなり、1つの閉回路で1ビットの
信号が与えられる。このため、任意個数の閉回路を形成
させることにより、必要な桁数を有する信号を記憶する
ことができる。
【0058】なお、第一の記憶領域24は、上記キャパ
シティブ記憶領域の他にも、ヒューズカードの内部に設
けられた集積回路で構成された電気的にデータを記憶す
るIC記憶領域、または、ヒューズカードP内部若しく
は外部に設けられた磁気記憶トラックを用いた磁気記憶
領域等、従来から知られた記憶手段を採用することがで
きる。ヒューズカードの偽造・変造を防止する観点から
は、上記キャパシティブ記憶領域を採用するのが好まし
い。
【0059】一方、上記第二の記憶領域22は、記憶量
に応じた磁気トラックを設けたものである。本形態例に
おいては、この第二の記憶領域22を構成する磁気記憶
領域としてプラスチックのような熱可塑性材料を塗布し
た記憶材料を採用している。
【0060】但し、本ヒューズカードにあっては、上記
端数の他に、例えば、ヒューズカードPの所有者が用い
た暗証番号や個人情報等、デビットカードDの出所等に
係るデータは一切記憶させないものとする。
【0061】上記実施例では、プリペイドカードには、
利用可能な設定額情報を記録させて利用する場合を例に
とり説明したが、この発明にあってはこれに限定される
ものではなく、現金金額をそのまま記録する従来のプリ
ペイドカードと同様に構成して適用しても構わない。
【0062】また、この発明に係るプリペイドカードの
場合は、既に述べたように、これを現金化することがで
きる。残高がある状態で、当該プリペイドカードを、該
プリペイドカードを購入した銀行(クレジットカードの
決済銀行も含む。)のATM端末機にデビットカード又
はクレジットカードと共に挿入し、暗証番号を入力して
これが適合した場合に、当該口座のプリペイド利用限度
額の残高範囲で現金として引出すことが可能である。勿
論、現金化された後のプリペイドカードの記録は、使用
不能な状態に処理されると共に、該情報はクレジットカ
ードCの場合、その発行会社へも送られ、所定の利用不
能処理が行われる。これにより、プリペイドカード自体
のセキュリティが大幅に向上することは勿論、デビット
カード或はクレジットカードとしての利用上の簡便性及
び安全性が大幅に向上する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、インターネットを利用して発生する代金決済を、コ
ンピュータ端末機や携帯電話等の携帯電子機器で行うこ
とができるように構成されていると共に、デビットカー
ドやクレジットカードをインターネット上における決済
カードとして用いるのではなく、インターネット上にお
ける決済は、デビットカードやクレジットカードで購入
した使い捨てタイプのプリペイドカードを用いて行う。
こうすることによって、該デビットカードやクレジット
カードが盗難カードか否かをプリペイドカードの購入時
に、デビットカード所有者或はクレジットカード所有者
が指定する決済銀行やクレジットカード発行会社側で記
録されている暗証番号と照合確認することで、このカー
ドの不正使用を未然に防止することができる。
【0064】また、この発明にあっては、プリペイドカ
ードの購入場所を、デビットカードやクレジットカード
の利用を郵便局や銀行のATMのような現金引き落とし
ができる場所に限定することで、インターネット端末か
らのデビットカードやクレジットカードの暗証番号盗難
を確実に防止することができると共に、プリペイドカー
ド購入者は、インターネット上で暗証番号入力を行う必
要がなくなり、物品購入に対する個人情報の不正漏出も
防止することができる。
【0065】さらに、この発明にあっては、プリペイド
カード自体には、利用できる金額を記録するのではな
く、利用可能な金額の範囲を設定額情報として入力した
場合には、現実の決済は、デビットカード所有者或はク
レジットカード所有者が指定する決済銀行とクレジット
カード発行会社及びインターネット上における被決済業
者間のプリペイドカード情報データのみで決済処理する
ことができるので、デビットカード情報及びクレジット
カード情報がインターネット上を伝送されることがな
く、電子取引における高度なセキュリティを容易に実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るインターネットにお
けるプリペイドカード決済システムの決済概念を示す構
成図である。
【図2】同システムに好適なプリペイドカードの一例を
示す構成説明図である。
【図3】プリペイドカードの発行およびキャンセルの動
作を示すフロー図である。
【図4】この発明に係るプリペイドカードによる決済の
手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
B 決済銀行 C デビットカード又はクレジットカード D ATM端末機 P プリペイドカード 1 サーバ 2 ユーザプロフィール用データベース 3 閲覧ファイル用データベース 4 リンク用データベース 5 ユーザ端末 6 プリペイドカード用のリーダライタ装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを利用して発生する代金
    決済を、インターネット利用可能状態にセッティングさ
    れた端末電子機器を介して行うインターネットにおける
    プリペイドカード決済システムであって、該システム
    は、デビットカードまたはクレジットカードの利用可能
    な銀行または会社のATM端末であって、該デビットカ
    ードまたはクレジットカードがセットされかつ所定の暗
    証番号が入力されて該ATM端末の利用を承認した後
    に、デビットカード又はクレジットカードのID情報以
    外の情報であって利用可能な金額に係る設定額情報とプ
    リペイドカード識別番号情報とを保持するプリペイドカ
    ードを発行する前記ATM端末と、前記インターネット
    を利用して発生する代金の支払いを前記プリペイドカー
    ドにより行うことを指示する、インターネット利用可能
    状態にセッテイングされた端末電子機器と、前記インタ
    ーネットを利用して発生する代金の決済は、前記プリペ
    イドカード識別番号情報を通じて、前記設定額情報で定
    まる利用可能金額の範囲内でオンライン処理する代金決
    済処理システムと、を備えた、前記インターネットにお
    けるプリペイドカード決済システム。
  2. 【請求項2】 前記端末電子機器は、携帯電話、PHS
    および携帯型コンピュータの内のいずれか1つの携帯型
    電子機器である請求項1に記載のインターネットにおけ
    るプリペイドカード決済システム。
  3. 【請求項3】 前記端末電子機器は、コンピュータ端末
    機に組み込まれまたは接続されたプリペイドカードのリ
    ーダライタ専用機である請求項1に記載のインターネッ
    トにおけるプリペイドカード決済システム。
  4. 【請求項4】 前記端末電子機器は、前記プリペイドカ
    ード識別番号情報を該端末電子機器の入力キーで手入力
    することにより電子決済を指示することを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインターネ
    ットにおけるプリペイドカード決済システム。
  5. 【請求項5】 前記入力キーはダイヤルキーまたはテン
    キーである請求項4に記載のインターネットにおけるプ
    リペイドカード決済システム。
  6. 【請求項6】 前記プリペイドカード識別番号情報はカ
    ード番号及び/又は当該プリペイドカード専用の暗証番
    号である請求項1に記載のインターネットにおけるプリ
    ペイドカード決済システム。
  7. 【請求項7】 前記代金決済処理システムは、 前記端末電子機器からのプリペイドカード利用指示に基
    づき利用代金清算データを生成するインターネット会社
    または被決済業者に備えられた第1の電子機器と、 該第1の電子機器から前記利用代金清算データを受信
    し、該利用代金清算データに基づきその購入代金を被決
    済業者が指定する口座へ振り込む、前記銀行または会社
    に備えられた第2の電子機器と、 を備えた、請求項1に記載のインターネットにおけるプ
    リペイドカード決済システム。
  8. 【請求項8】 前記第2の電子機器は、前記プリペイド
    カードの前記設定額情報から前記利用代金に相当する金
    額情報を逐次差し引いて減算処理すると共に、該プリペ
    イドカードの残高がなくなった時点で、前記プリペイド
    カードを利用した利用代金決済を不能にする処理を行
    う、請求項7に記載のインターネットにおけるプリペイ
    ドカード決済システム。
  9. 【請求項9】 前記プリペイドカードに保持されている
    前記設定額情報は、前記銀行または会社で承認された限
    度額以内であって、前記デビットカード或はクレジット
    カード所有者が前記ATM端末機に入力した指定金額の
    範囲内で決済に利用可能な金額情報であることを特徴と
    する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のイン
    ターネットにおけるプリペイドカード決済システム。
  10. 【請求項10】 前記銀行または会社は、クレジットカ
    ード所有予定者が指定するクレジットカード決済銀行で
    ある請求項9に記載のインターネットにおけるプリペイ
    ドカード決済システム。
  11. 【請求項11】 前記第2の電子機器は、前記クレジッ
    トカード所有予定者からの申告に基づき、該クレジット
    カード所有予定者が指定するクレジットカード決済銀行
    の口座に希望プリペイドカード利用限度額に相当する預
    金の有無を確認する手段と、該預金が存在するときに、
    前記希望プリペイドカード利用限度額に相当する金額を
    引出不能な状態に固定する手続を実行した上で、プリペ
    イドカード発行可能なクレジットカードを発行する手段
    とを有する請求項10に記載のインターネットにおける
    プリペイドカード決済システム。
  12. 【請求項12】 前記プリペイドカードは、予め所定の
    金額を記憶させ、支払に係る金額に応じてヒューズを切
    断し支払った金額の残高を記憶自在な第一の記憶領域
    と、上記端数を記憶自在な第二の磁気記憶領域と、を備
    えており、上記第一の記憶領域は、前記ATM端末機で
    購入したときに、当該プリペイドカード識別情報に対応
    させてヒューズ部分が切断された後に発行されることを
    特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記
    載のインターネットにおけるプリペイドカード決済シス
    テム。
  13. 【請求項13】 代金の支払いをインターネット利用可
    能状態にセッティングされた端末電子機器を介して行う
    ためのプリペイドカードであって、デビットカードまた
    はクレジットカードの利用可能な銀行または会社のAT
    M端末にデビットカードまたはクレジットカードがセッ
    トされかつ所定の暗証番号が入力されてユーザ認証がさ
    れた後に該ATM端末によって発行され、前記銀行また
    は会社の個人情報ファイル中の当該ユーザの個人情報記
    憶領域を特定するためのカード番号と、該プリペイドカ
    ードを利用して代金の支払いが可能な金額に係る設定額
    情報と、デビットカード又はクレジットカードのID情
    報以外の情報であって本人確認をするための確認番号
    と、を保持した、プリペイドカード。
  14. 【請求項14】 前記設定額情報と前記確認番号とを組
    み合わせて本人確認情報としたことを特徴とする請求項
    13に記載のプリペイドカード。
  15. 【請求項15】 代金の支払いをインターネット利用可
    能状態にセッティングされた端末電子機器を介して行う
    ためのプリペイドカードを発行する装置であって、 該プリペイドカード発行装置はデビットカードまたはク
    レジットカードの利用可能な銀行または会社によって管
    理されており、該デビットカードまたはクレジットカー
    ドをセットする手段と、利用可能金額に係る設定情報
    と、前記デビットカード又はクレジットカードのID情
    報を含む所要の情報を入力する手段と、該デビットカー
    ドまたはクレジットカードがセットされかつ前記設定額
    情報と前記ID情報が入力されたことを確認する手段
    と、前記設定額情報が前記銀行または会社に係る当該ユ
    ーザの口座の残高の範囲内にあることを確認しプリペイ
    ドカードの発行を承認する手段と、該承認手段で承認し
    た後に、前記デビットカード又はクレジットカードのI
    D情報以外の情報であって利用可能な金額に係る設定額
    情報とプリペイドカード識別番号情報とを保持するプリ
    ペイドカードを発行する手段と、を備えた、プリペイド
    カード発行装置。
  16. 【請求項16】 代金の支払いをインターネット利用可
    能状態にセッティングされた端末電子機器を介して行う
    ためのプリペイドカードを発行する方法であって、 該デビットカードまたはクレジットカードをセットし、
    利用可能金額に係る設定情報と、前記デビットカード又
    はクレジットカードのID情報を含む所要の情報を入力
    し、該デビットカードまたはクレジットカードがセット
    されかつ前記設定額情報と前記ID情報が入力されたこ
    とを確認し、前記設定額情報が前記銀行または会社に係
    る当該ユーザの口座の残高の範囲内にあることを確認し
    プリペイドカードの発行を承認し、その承認をした後
    に、前記デビットカード又はクレジットカードのID情
    報以外の情報であって利用可能な金額に係る設定額情報
    とプリペイドカード識別番号情報とを保持するプリペイ
    ドカードを発行する、ステップを備えた、プリペイドカ
    ード発行方法。
  17. 【請求項17】 インターネットを利用して発生する代
    金決済を、インターネット利用可能状態にセッティング
    された端末電子機器を介してプリペイドカードを利用し
    て行う決済処理装置であって、該処理装置は、 当該プリペイドカードが保持するカード番号とプリペイ
    ドカード識別番号情報とからなるカード情報と、被決済
    代金に係るデータと、を受信する手段と、 前記プリペイドカード識別番号に基づき当該ユーザの個
    人情報ファイルを検索し所要の照合を実行する手段と、 該照合が不適合であれば決済不能の処理を行う手段と、 該照合が適合であれば、前記被決済代金を前記プリペイ
    ドカードにより支払うことの当該ユーザの承認を受けた
    後、被決済業者への振込条件を確認して被決済代金の振
    込処理を実行する手段と、 を備えた、決済処理装置。
  18. 【請求項18】 インターネットを利用して発生する代
    金決済を、インターネット利用可能状態にセッティング
    された端末電子機器を介してプリペイドカードを利用し
    て行う決済処理方法であって、 当該プリペイドカードが保持するカード番号とプリペイ
    ドカード識別番号情報とからなるカード情報と、被決済
    代金に係るデータと、を受信し、 前記プリペイドカード識別番号に基づき当該ユーザの個
    人情報ファイルを検索し所要の照合を実行し、 該照合が不適合であれば決済不能の処理を行い、 該照合が適合であれば、前記被決済代金を前記プリペイ
    ドカードにより支払うことの当該ユーザの承認を受けた
    後、被決済業者への振込条件を確認して被決済代金の振
    込処理を実行する、 ステップを備えた、決済処理方法。
  19. 【請求項19】 インターネットを利用して発生する代
    金決済を、インターネット利用可能状態にセッティング
    された端末電子機器を介して行うインターネットにおけ
    るプリペイドカード決済方法であって、 デビットカードまたはクレジットカードの利用可能な銀
    行または会社のATM端末に該デビットカードまたはク
    レジットカードがセットされかつ所定の暗証番号が入力
    されてユーザ認証がされた後に、デビットカード又はク
    レジットカードのID情報以外の情報であって利用可能
    な金額に係る設定額情報とプリペイドカード識別番号情
    報とを保持するプリペイドカードを発行し、前記インタ
    ーネットを利用して発生する代金の支払いを前記プリペ
    イドカードにより行うことをインターネット利用可能状
    態にセッテイングされた端末電子機器を介して指示さ
    れ、前記インターネットを利用して発生する代金の決済
    は、前記プリペイドカード識別番号情報を通じて、前記
    設定額情報で定まる利用可能金額の範囲内でオンライン
    処理する、ステップを備えた、前記インターネットにお
    けるプリペイドカード決済方法。
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