JP2001296932A - 太陽光発電装置用電路遮断装置 - Google Patents

太陽光発電装置用電路遮断装置

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JP2001296932A
JP2001296932A JP2000114479A JP2000114479A JP2001296932A JP 2001296932 A JP2001296932 A JP 2001296932A JP 2000114479 A JP2000114479 A JP 2000114479A JP 2000114479 A JP2000114479 A JP 2000114479A JP 2001296932 A JP2001296932 A JP 2001296932A
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JP
Japan
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power generation
interrupting
photovoltaic power
shut
generation device
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JP2000114479A
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English (en)
Inventor
Masao Imamoto
正夫 今本
Junichi Yamamoto
淳一 山本
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Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】太陽光発電出力電路を遮断する装置において、
太陽光発電装置の発電状態により遮断装置を確実に動作
させ損傷することがない遮断装置を得る。 【構成】太陽光発電装置の出力電路を遮断する装置にお
いて、該装置は遮断信号により、太陽光発電装置の発電
電力を用いて電路を遮断する遮断手段と、太陽光発電装
置の発電状態を検出する状態検出手段と、太陽光発電装
置の発電状態及び外部信号から遮断判定を行なった結果
に基づいて遮断手段を制御する制御手段から構成され、
該制御手段は、太陽光発電の発電量が遮断手段の正常動
作する範囲内であるときに遮断信号が発生した場合は遮
断手段を制御して電路を遮断し、太陽光発電装置の発電
量が遮断手段の正常遮断動作範囲外であるときに遮断信
号が発生した場合は、記憶素子に遮断信号が発生したこ
とを記憶又は保持させて発電量が遮断手段の動作範囲内
なるまで遮断手段を動作させず、発電量が、動作範囲ま
で回復したときに、記憶素子に記憶があれば、遮断手段
を動作させるように制御するにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽光発電装置の発電
電力を使用して発電装置の負荷側の電路を遮断する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリー等の畜電池を用いた直流電源
システムでは、地震や絶縁劣化等により送電線や付加機
器等で発生した地絡によって引き起こされる災害の防止
や、感電事故による被害を防ぐ目的で、電路を遮断する
直流遮断器が備え付けられている。
【0003】直流電路を遮断する直流遮断器には、遮断
する直流電路の電源から供給される電力を用いて遮断動
作する遮断装置が考えられる。従来のバッテリー等の蓄
電池を用いた直流電源では、電源電圧の変動範囲がほと
んどないために、遮断装置がいつ遮断指令を受けても、
遮断動作可能である。
【0004】
【課題】太陽光発電装置は太陽光をエネルギーとして直
流発電を行う太陽電池を用いるが、太陽電池の発電量は
太陽電池に照射される太陽光の量によって決まるため、
昼間でも天候や太陽の位置による影の発生等で発電量が
変動し、また夜間は発電しない。
【0005】したがって、従来の直流電路から供給され
る電力を用いて遮断する直流遮断器を太陽発電システム
に使用した場合、遮断装置に遮断動作を行わせるには不
十分な発電量で遮断を行わなければならないことがあ
り、その場合正常な遮断動作が行われないだけでなく、
遮断装置自身に損傷が発生することがありうる。
【0006】すなわち、遮断装置に接点開閉機構引き外
し装置付回路遮断器を使用した場合、接点開閉機構引き
外し装置は遮断器の大きさを小型にするために一時的に
大電力を加えて大きな力で遮断器の機構を引き外すこと
が出来るような小型のものを用い、遮断器が遮断動作し
た際は、引き外し装置への電力供給は停止されるように
なっている。
【0007】したがって、引き外し装置に機構を引き外
すのに不足する電力が供給された場合、機構を引き外せ
ないばかりでなく、引き外し装置に長時間に渡り、電力
が供給されるが、その場合、供給電力によってはその損
失に引き外し装置が耐えられない、すなわち焼損するこ
とが想定される。
【0008】
【目的】本装置はこのような問題を解決するために発明
されたもので、その目的は太陽光発電のように環境によ
って発電量が変動するような直流発電装置に使用し、外
部指令により前記装置の発電電力で回路を遮断する装置
において、発電量が変化しても損傷することなく、確実
に作動する電路遮断装置を得ることである。
【0009】
【実施例】図1は,本発明の一実施例による遮断装置の
ブロック構成図である。図において太陽光発電装置1は
太陽電池による発電を使用した直流電源装置であり、2
は直流電路遮断装置である。発電状態検出手段3は太陽
光発電装置の発電電圧を測定して前記電圧が遮断手段の
正常動作範囲である場合、制御手段5にその旨遮断動作
可能の信号を送る。遮断手段4は機構引き外し装置付き
回路遮断器で、制御手段5からの遮断用電力の供給を受
けて電路の遮断を行う。制御手段5は、遮断信号及び発
電状態検出手段3からの2つの信号から、遮断手段4と
記憶素子6の記憶を制御している。遮断信号7は、外部
の装置から送られてくる信号である。
【0010】次に、本実施例の動作について説明する。
例えば、遮断信号7が、震度5の地震で作動する地震検
出装置から送付されるものであり、震度5の地震が発生
し、地震検出装置から遮断信号7が送られてきたと仮定
する。まず最初に、太陽光発電装置の発電量が十分あ
り、遮断手段4の正常動作可能電圧範囲内である場合を
考える。制御手段5は、発電状態検出手段3より送られ
てくる遮断動作可能という信号と地震検出装置から送ら
れてくる遮断信号7から電路遮断を行うと判断し、遮断
手段4の接点開閉引き外し装置に遮断用電力を太陽光発
電装置1から供給して電路を遮断する。
【0011】次に天候が悪く太陽電池の発電が少ないた
め、太陽光発電装置1の発電電圧が遮断手段4の正常遮
断動作電圧範囲外にある場合を考える。発電状態検出手
段3は発電状態が遮断手段4の正常遮断動作電圧範囲外
にあるため、遮断可能信号を制御手段5に出さない。そ
の状態で、制御手段5は、遮断信号7を受けると、遮断
信号7が発生したことを記憶素子6に記憶する。その
後、天候の回復等により太陽電池の発電量が増加して、
太陽光発電装置の出力電圧が遮断手段4の正常遮断動作
電圧範囲内になると、発電状態検出手段3が正常遮断可
能という信号を制御手段5に送る。該信号を受けた時点
で制御手段5は、記憶素子6の記憶状態を確認し、遮断
信号7の記憶があれば、遮断手段4の接点機構引き外し
装置に太陽光発電装置1から遮断用電力を送り電路の遮
断を行う。このように、太陽光発電装置の出力電圧が遮
断手段の正常遮断動作範囲にあるのみ電路遮断するの
で、遮断手段は確実に動作し、損傷することがない。
【0012】なお、上記実施例の遮断手段は、正常遮断
動作範囲が異なる遮断手段を複数組み合せている場合も
あり、その場合は太陽光発電装置の発電状態に応じて遮
断手段を選び、電路を遮断する。
【0013】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲で応用可
能であり、これらを本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本件の発明により、発電量
が変動する太陽光発電の電路遮断に用いる遮断装置にお
いて、発電量が変動しても遮断装置を安全に動作させ、
電路を遮断できる装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の1実施例のブロック図
【符号の説明】
1・・・太陽光発電装置 2・・・直流電路遮断装置 3・・・発電状態検出手段 4・・・遮断手段 5・・・制御手段 6・・・記憶素子 7・・・遮断信号 8・・・負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽光発電装置の出力電路を遮断する装置
    において、該装置は遮断信号により、太陽光発電装置の
    発電電力を用いて電路を遮断する遮断手段と、太陽光発
    電装置の発電状態を検出する状態検出手段と、太陽光発
    電装置の発電状態及び外部信号から遮断判定を行なった
    結果に基づいて遮断手段を制御する制御手段から構成さ
    れ、該制御手段は、太陽光発電の発電量が遮断手段の正
    常動作する範囲内であるときに遮断信号が発生した場合
    は遮断手段を制御して電路を遮断し、太陽光発電装置の
    発電量が遮断手段の正常遮断動作範囲外であるときに遮
    断信号が発生した場合は、記憶素子に遮断信号が発生し
    たことを記憶又は保持させて発電量が遮断手段の動作範
    囲内なるまで遮断手段を動作させず、発電量が、動作範
    囲まで回復したときに、記憶素子に記憶があれば、遮断
    手段を動作させるように制御することを特徴とした太陽
    光発電装置用電路遮断装置
JP2000114479A 2000-04-17 2000-04-17 太陽光発電装置用電路遮断装置 Pending JP2001296932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013236543A (ja) * 2013-08-26 2013-11-21 Mitsubishi Motors Corp 家屋の電源装置
US11271268B2 (en) 2017-10-10 2022-03-08 Honda Motor Co., Ltd. Cell holder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013236543A (ja) * 2013-08-26 2013-11-21 Mitsubishi Motors Corp 家屋の電源装置
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