JP2001296536A - 液晶装置の製造方法 - Google Patents

液晶装置の製造方法

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JP2001296536A
JP2001296536A JP2000114650A JP2000114650A JP2001296536A JP 2001296536 A JP2001296536 A JP 2001296536A JP 2000114650 A JP2000114650 A JP 2000114650A JP 2000114650 A JP2000114650 A JP 2000114650A JP 2001296536 A JP2001296536 A JP 2001296536A
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Takashi Sugiyama
貴 杉山
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で、かつ歩留まり良く液晶装置の製造
方法を提供する。 【解決手段】 複数の画素領域Pxが画定される一対の
基板1,31を準備し、いずれか一方上に画素領域を複
数含む領域の外周を囲み第1の液晶注入口11を有する
第1のシールパターン7を形成し、一対の基板いずれか
一方上に画素領域Pxの外周を囲み第2の液晶注入口1
2を有する第2のシールパターン8を複数の第2の液晶
注入口12が直線上に沿って並ぶように形成し、一対の
基板1.31を張り合わせ仮の大型パネルP1を形成
し、その中に第1の液晶注入口11から液晶Eを注入し
た後、第1の液晶注入口11を封じて仮の大型液晶パネ
ルP2を形成して少なくとも直線に沿って切断し、第2
の液晶注入口12を露出させ、第2の液晶注入口12を
封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶装置の製造方
法に関し、特に小型の液晶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小型の液晶装置を製造する場合、作業効
率を上げ製造コストを低減するため、大型基板を用いて
複数の液晶装置を製造する、いわゆる多面取り法を用い
る。
【0003】まず、大型の第1基板及び第2基板の一対
の基板を準備する。
【0004】大型の第1ガラス基板上に画定される多数
の画素領域に対して、各々画素電極を形成する。各画素
電極の外周を取り囲むようにシールパターンを形成す
る。スクリーン印刷法又はディスペンサを用いる方法に
より、シールパターンを描画する。
【0005】シールパターンは、略長方形の4辺に沿う
帯状の形状を有しており、4辺のうち1辺の一部から外
側に向けて突出し、液晶をシールパターンの内側へと案
内する液晶注入口が形成されている。
【0006】シールパターンを形成するシール材中、或
いは第1基板と第2基板との一対の基板間に両基板間の
ギャップを規定するギャップコントロール剤(以下「G
C剤」と称す。)を散布する。
【0007】第2基板はガラス基板を用いることができ
る。第2基板上に共通電極が形成される。
【0008】第2基板上に、第1基板との導通をとるた
めの導通材、例えば銀ペーストなどが、スクリーン印
刷、ディスペンサによるシールパターン描画によって形
成される。
【0009】第1基板と第2基板との一対の基板を、画
素電極と共通電極とが対向するように配置し、所定のギ
ャップを有するように圧力をかけながらシールパターン
を硬化させる。シールパターンは、熱処理または紫外線
照射により硬化させる。
【0010】以上の工程により、第1基板と第2基板と
シールパターンとにより画定される複数の空セル(液晶
剤を入れる前の液晶セル)を含むパネルが形成される。
【0011】スクライビング装置を用いて、第1基板、
第2基板の表面上に、スクライブラインを形成する。個
々の空セルごとに切断することもできる。複数の空セル
を含む短冊状パネルごとに配置しておく。
【0012】短冊状パネルに切断する場合には、複数の
空セルの液晶注入口の先端部が一直線上に並ぶように切
断する。
【0013】液晶注入口から、個々の空セル内又は短冊
状パネル中の複数の空セル内に液晶を注入する。液晶を
注入する方法としては、一般的には、真空注入法が用い
られる。真空注入法は、真空チャンバ内に空のセルと、
液晶が充填された容器とを入れておき、空セルと液晶と
を離した状態で真空チャンバ内を減圧し、その後に空セ
ルの液晶注入口を液晶の中に浸す。真空チャンバ内を大
気圧に戻すと、空セル内に液晶が注入される。
【0014】次に、液晶注入口の周りに付着している余
分の液晶をふき取り、液晶注入口を封止材により封止す
る。封止材としては、紫外線硬化型の樹脂系接着剤又は
熱硬化型の樹脂系接着剤が用いられる。
【0015】短冊状に切断した場合には、この段階でセ
ルごとに切断する。
【0016】最後に液晶剤を完全に除去するための洗浄
工程を行う。
【0017】尚、必要に応じて、液晶再配向のために熱
処理を行う。
【0018】以上の工程により、液晶が充填された多数
の液晶セル(液晶装置)を形成することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の液晶
装置の製造方法には、以下のような問題点があった。
【0020】1)個々の空セル又は複数の空セルを含む
短冊状のセルのサイズが小さく、特に個々の空セルまで
分断した場合にはセル数が非常に多くなる。
【0021】液晶を注入するための工程が煩雑になる。
複数の空セルの液晶注入口を揃える必要があるため、多
数の空セルをチャンバ内にセッティングする工程が難し
くなる。
【0022】2)液晶注入口を封止する前の液晶のふき
取り作業が繁雑になる。
【0023】液晶のふき取りが不十分な場合には、封止
不良が生じやすく、製造歩留まりを下げる原因ともな
る。短冊状のパネル(空セルが複数個形成されている)
を用いた場合には、液晶注入工程より前の工程で個々の
空セルごとに切断するためのスクライブラインが形成さ
れているため、液晶注入工程において個々のセルごとに
分断されてしまう恐れもある。特に短冊状のパネルの幅
が小さくなると、個々のセルごとに分断される危険性が
高くなる。
【0024】本発明の目的は、短時間で、かつ歩留まり
良く液晶装置を製造することができる方法を提供するこ
とである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、a)複数の画素領域が画定される一対の基板を準備
する工程と、(b)前記一対の基板のいずれか一方上に
第1のシール材を配し、前記画素領域を複数含む領域の
外周を囲み第1の液晶注入口を有する第1のシールパタ
ーンを形成する工程と、(c)前記一対の基板いずれか
一方上に第2のシール材を配し、前記各画素領域の外周
を囲み第2の液晶注入口を有する第2のシールパターン
を、複数の前記第2の液晶注入口が直線上に沿って並ぶ
ように形成する工程と、(d)前記一対の基板間に前記
第1のシールパターンが介装される向きに前記一対の基
板同士を重ねて張り合わせ、液晶が充填されていない仮
の大型パネルを形成する工程と、(e)前記仮の大型パ
ネル内に前記第1の液晶注入口から液晶を注入した後、
前記第1の液晶注入口を封じて仮の大型液晶パネルを形
成する工程と、(f)前記仮の大型液晶パネルを、少な
くとも前記直線に沿って切断し、前記第2の液晶注入口
を露出させる工程と、(g)前記第2の液晶注入口を封
止する工程とを含む液晶装置の製造方法が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】本明細書中において、ほぼ一画素
分を囲む第1のシールパターンと一対の基板とにより形
成されているセルを第1の空セルと称する。第2のシー
ルパターンにより画定される空セルを第2の空セルと称
する。第1の空セル内に液晶が充填されたセルを液晶セ
ルと称する。第1の空セルと液晶セルとを総称してセル
と称する。
【0027】本発明の実施の形態について説明する前
に、発明者の行った考察について説明する。
【0028】大型の基板を出発基板として用い、まずそ
の大型基板のままで液晶注入工程まで進め、個々のセル
に設けられている液晶注入口に沿って分断すれば、液晶
を個々のセルごとにふき取る工程を省略できる。
【0029】大型の第1基板と大型の第2基板との一対
の基板を重ね合わせて形成する1枚の大型のパネルに、
複数の画素領域を囲む第1のシールパターンを形成す
る。第1のシールパターンには、第1の液晶注入口を形
成しておく。第1のシールパターンを硬化させることに
より、第1基板と第2基板と第1のシールパターンとに
より囲まれ液晶を収容することができる液晶収容空間が
形成された仮の大型パネルが形成される。
【0030】第1のシールパターンを形成する際に、第
1のシールパターンに囲まれた領域内に、個々の画素領
域の外周を囲む第2のシールパターンも形成する。第2
のシールパターンにも、第2の液晶注入口を形成する。
【0031】第1の液晶注入口から液晶収容空間内に液
晶を注入すると、第2のシールパターン内にも液晶が充
填される。第1の液晶注入口を含む領域を封止し、仮の
大型液晶パネルが形成される。
【0032】仮の大型液晶パネルが形成された状態で一
対の基板上にスクライブラインを形成し、仮の大型液晶
パネルを切断する。スクライブラインは、少なくとも第
2の液晶注入口に沿って形成される。個々のセルごとに
分断できるようにスクライブラインを形成しても良い。
【0033】実際の切断工程においては、個々のセルご
とに切断しても良いし、複数のセルを含む短冊状のパネ
ル状に切断しても良い。第2の液晶注入口に沿って切断
されるため、切断工程によりセルの端面が規定され、第
2の液晶注入口付近に付着する液晶の量は少なくなる。
液晶のふき取り工程が簡単になる。液晶のふき取り工程
が不要なケースも出てくるであろう。
【0034】上記の考察に基づいて、以下に、第1の実
施の形態による液晶表示装置の製造方法について図面を
参照して説明する。
【0035】実施例1 図1から図7までは、本発明の第1実施例による液晶装
置の製造方法を示す図である。
【0036】まず、1辺の長さが350mmの略正方形
の形状をした大型の第1基板1と第2基板31との一対
の基板を準備する。第1基板1と第2基板31とを洗浄
する。
【0037】図1(a)に示すように、第1基板1上の
画素領域Px内に画素電極3を形成する。第2基板31
上の画素領域Pxに共通電極33を形成する。
【0038】図1(b)に示すように、両基板1、3上
に、配向膜5、35を形成する。配向膜5、35は、日
立化成工業株式会社製のHL−1100を、フレキソ印
刷法により形成した。HL−1100を塗布した後に、
150℃において1時間熱処理を行った。配向膜5、3
5の膜厚は50nmである。
【0039】大型の第1基板1と第2基板31と配向の
方向が直交するように、第1基板1と第2基板31とを
レーヨン製の布を用いてラビングする。
【0040】図1(c)に示すように、第1基板1上に
シール材を配して、第1シールパターン7と第2のシー
ルパターン8とを形成した。第1及び第2のシールパタ
ーン7、8は、三井化学株式会社製のシール材XN−2
1を用い、スクリーン印刷法で第1基板1上に塗布す
る。シールパターンを形成するシール材の中には、GC
剤10として粒径5.0μmのグラスファイバーと、第
1基板1と第2基板31とを導通させるための積水ファ
インケミカル株式会社製の金ボールAu−20525
(直径5.25μm)とを、シール材に対して1.0w
t%ずつの割合で混ぜてある。
【0041】塗布後に、90℃で30分間の熱処理を行
った。
【0042】図2に示すように、第1シールパターン7
は、第1基板1の周辺部に、ほぼ正方形の4辺に沿うよ
うに形成されている。4辺のうち1辺の中央部近傍に、
正方形の1辺から外方に飛び出すように形成され、液晶
を案内するための液晶注入口11が設けられている。
【0043】第2のシールパターン8は、第1基板1の
第1シールパターン7内の領域に、画素電極3の外周を
囲むほぼ正方形の4辺に沿うように形成されている。正
方形の4辺のうち1辺の中央部近傍に、正方形の1辺か
ら突出するように形成され、液晶を第2シールパターン
8内に案内するための第2の液晶注入口12が形成され
ている。
【0044】尚、第2シールパターンの形状として正方
形と記載したのは単なる例示であり、形状を限定する趣
旨ではない。もちろん、横長又は縦長の長方形でも良
い。
【0045】第2基板31上に、ギャップコントロール
剤(GC剤)15として積水ファインケミカル株式会社
製のプラスチックボールPF−205を、GC剤散布装
置を用いて約50個/mm2の面密度になるようにスプ
レイ法により散布した。
【0046】図3に示すように、第1基板1と第2基板
31との一対の基板を、画素電極3と共通電極33とが
向き合うように重ね合わせ、600kgの荷重を印加し
つつ150℃で2時間の熱処理を行った。液晶が充填さ
れていない第2の空セルEC1を多数含み、第1のシー
ルパターン7により画定される大型の第1の空セルEC
とを含む仮の大型パネルP1が形成される。
【0047】図2に示すように、第1液晶注入口11と
切断面とが揃うように、スクライブラインSLを形成し
た。スクライブラインSLに沿って複数の空セルを含む
仮の大型パネルP1を切断する。
【0048】図4(a)に示すように、真空チャンバV
C内に、仮の大型パネルP1と、液晶Eが満たされた容
器17とを設置し、所定の真空度まで減圧する。
【0049】図4(b)に示すように、減圧下において
仮の大型パネルP1を移動し、第1の液晶注入口11が
容器17中の液晶E中に浸るようにする。この状態にお
いて、真空チャンバVCを大気圧まで戻すと、液晶E
が、仮の大型パネルP1内に入っていく。液晶剤Eは、
第2の液晶注入口12を通って第2のシールパターン8
に囲まれた領域内にも入っていく。
【0050】液晶Eは、メルク株式会社製のネマティッ
ク液晶を用いた。液晶Eの複屈折率(Δn=ne−n0
は0.096である。カイラル材としてチッソ株式会社
製のC−15を、0.7wt%混ぜた。液晶が第1及び
第2のシールパターン7、8内にも充填された仮の大型
液晶パネルが形成される。
【0051】図5(a)に示すように、仮の大型液晶パ
ネルP2のセル厚を正確かつ均一にするために、プレス
機22を用いて400kgの荷重でプレスした。プレス
開始後1時間待つ。
【0052】仮の大型液晶パネルP2の第1の液晶注入
口11付近に付着している液晶を布によりふき取る。
【0053】図5(b)に示すように、紫外線硬化型の
封止材Fとして、積水ファインケミカル株式会社製のフ
ォトレックA−704を用いて第1の液晶注入口11を
封止した。
【0054】仮の大型液晶パネルP2に、第2のシール
パターン8の外周を囲むようにスクライブラインSL
2、SL3を形成する。
【0055】図5(b)において横方向(行方向)に延
びるスクライブラインSL2は、第2の液晶注入口12
に沿って形成される。縦方向(列方向)に延びるスクラ
イブラインSL3は、1の画素領域とそれに隣接する他
の画素領域との境界に形成される。
【0056】スクライブラインSL2に沿って仮の大型
液晶パネルP2を切断する。
【0057】図6(a)に示すように、短冊状のパネル
T1が形成される。第2シールパターン8の第2の液晶
注入口12は、パネルT1の一端面に沿って並ぶ。
【0058】図6(b)に示すように、第2の液晶注入
口12を、積水ファインケミカル株式会社製のフォトレ
ックA−704(封止材F2)を用いて封止した。
【0059】短冊状のパネルT1をスクライブラインS
L3に沿って列方向に分断し、液晶装置LCが完成す
る。
【0060】各液晶セルを洗浄した後、100℃で30
分間熱処理を行った。液晶装置が完成する。
【0061】仮の大型液晶パネルP2、短冊状のパネル
T1内に存在した余分の液晶剤Eは、パネルP1、T1
を切断した後に回収することができる。
【0062】短冊状のパネルT1に切断した際、第2の
液晶注入口12に、余分な液晶剤の付着がみられなけれ
ば、液晶をふき取る工程は省略することができる。
【0063】図7に、実際に用いたより具体的な仮の大
型パネルの構造を示す。各液晶装置のサイズは、例え
ば、縦10mm、横16mmである。1つの大型パネル
から、縦方向に33、横方向に20の合計660個の液
晶装置を得ることができる。
【0064】次に、比較例による液晶装置の製造方法に
ついて図面を参照して説明する。
【0065】比較例 図8(a)に示すように、大型の第1基板101と第2
基板131との一対の基板を洗浄した後、第1基板10
1の表面に複数の画素領域Pxに対応する複数の画素電
極103を形成する。第2基板131の表面に画素領域
Pxに対応する共通電極133を形成する。
【0066】図8(b)に示すように、日立化成工業株
式会社製のHL−1100をフレキソ印刷法により第1
基板101上及び第2基板131上に塗布した。塗布
後、150℃で1時間の熱処理を行い、配向膜105,
135を形成した。配向膜105、135の厚さは50
nmである。第1基板101と第2基板131とが、直
交する配向方向を有するようにレーヨン製の布を用いて
ラビングした。
【0067】図8(c)及び図10に示すように、第1
基板101上に、画素電極103の外周を囲むようにシ
ール材を配し、複数のシールパターン107を形成す
る。シールパターンの形状は、長方形の4辺に沿う帯状
の形状である。シールパターン107の4辺のうち1辺
の一部から長方形の外側に向けてその1辺にほぼ垂直に
突出する液晶注入部111が形成されている。
【0068】三井化学株式会社製のシール材XN−21
を用い、スクリーン印刷法により基板表面に塗布した。
塗布後に、90℃で30分間の仮の熱処理を行うことに
よりシールパターン107を硬化した。
【0069】尚、シール材中には、GC剤として5.0
μmの厚みを有するグラスファイバーと、第1基板10
1と第2基板131とを導通するための積水ファインケ
ミカル株式会社製の金ボールAu−20525を、それ
ぞれシール材に対して1.0wt%ずつ混ぜた。金ボー
ル109は、直径5.25μmである。
【0070】第2基板131に、スプレイ法によりGC
剤として直径5.0μmの積水ファインケミカル株式会
社製のプラスチックボールPF−205を散布した。散
布するプラスチックボール120の面密度は、例えば5
0個/mm2である。
【0071】図9に示すように、第1の基板101と第
2の基板131との一対の基板を、画素電極103と共
通電極133とが向き合うように重ね合わせる。GC剤
が落ちないように、第2基板131上に第1基板109
1を重ねる。
【0072】600kgの荷重を印加しながら、150
℃で2時間の熱処理を行った。多数のシールパターン1
07が形成されている仮の大型パネルP3が形成され
る。
【0073】図10(a)に示すように、スクライブ装
置を用いて、仮の大型パネルP3をセルごとに切断する
ことができるように、複数のスクライブラインSLを形
成した。
【0074】図10(a)において横方向(液晶注入口
がその方向に沿って揃えられる方向)に、形成されたス
クライブラインSLに沿って仮の大型パネルP3を切断
する。
【0075】図10(b)に示すように、複数のセルが
並んでいる短冊状パネルT2が形成される。
【0076】図11(a)、(b)に示すように、短冊
状パネルT2を、セルの液晶注入口111が下向きにな
るように把持具にセットする。真空注入法により液晶E
をセルのシールパターン107内に注入する。用いた液
晶Eは、メルク株式会社製のネマティック液晶(複屈折
率0.096)に、カイラル材としてチッソ株式会社製
のC−15を0.7wt%混ぜたものである。
【0077】図12(a)に示すように、液晶Eを各セ
ル内に注入した後、液晶注入口111付近の液晶剤Eを
布で拭き取る。図12(b)の状態となる。
【0078】図12(c)に示すように、紫外線硬化型
の封止材F(積水ファインケミカル株式会社製のフォト
レックA−704)を用いて液晶注入口111を封止し
た。液晶セルLCが形成される。短冊状パネルT2を各
液晶セルに切断する。
【0079】図13に示すように、各液晶セルLCを洗
浄した後、100℃で30分間熱処理を行った。液晶装
置が完成する。
【0080】図14、図15に、実際に用いたパターン
と実際の液晶注入工程とをより具体的に示す。
【0081】図14に示すように、各液晶装置のサイズ
は、例えば、縦10mm、横16mmである。1枚の大
型基板から、縦方向に33、横方向に20の合計660
個の液晶装置を形成することができる。
【0082】図15に示すように、短冊状パネルT2を
把持するための治具Jは、複数枚の短冊状パネルT2を
把持することができるように、各短冊状パネルに対応す
る切り込みKが入っている。
【0083】実施例1の液晶装置の製造方法と比較例1
の液晶装置の製造方法とを比較した。
【0084】実施例1の液晶装置の製造方法によれば、
大型の仮パネルの液晶注入口を封止する工程を除いて、
余分な液晶をふき取る工程が簡単になる。余分な液晶を
ふき取る工程が不要になる場合もある。従って、液晶装
置の製造工程が簡単になる。
【0085】さらに、比較例1の液晶装置の製造方法を
用いた場合と比べて、実施例1の液晶装置の製造方法を
用いると、個々のセルに余分な液晶が付着しないため、
回収可能な液晶剤の量も増加する。従来法に比べて液晶
剤は、30%から40%の節約となる。
【0086】変形例1 図16に、第1基板1上に形成される第1シールパター
ン7と第2シールパターン8との配置を示す。
【0087】変形例1による第1シールパターン7は、
実施例1による第1シールパターンと同様に、複数の画
素領域Pxを含む広い領域の外周を囲んでいる。
【0088】第1シールパターン7が大型の第1基板1
上に複数形成されている。図に示す例では、第1基板1
上に第1シールパターン7が4個形成されている。各第
1シールパターン7は、それぞれ、ほぼ正方形の4辺に
沿うように形成されている。1辺の中央部に、正方形の
外方に飛び出し、液晶をシールパターン内に案内するた
めの液晶注入口11が形成されている。
【0089】第2のシールパターン8は、画素領域Px
の外周を囲む。第2の液晶注入口12が形成されてい
る。
【0090】仮の大型パネルを製造するまでの工程は、
第1実施例による液晶装置の製造方法と同じである。
【0091】仮の大型液晶パネルP4を、行方向に形成
されているスクライブラインSL4に沿って仮の中型液
晶パネルP5に切断する。この際、仮の大型液晶パネル
P4内のセルの第1の液晶注入口11と切断後の仮の中
型パネルP5の端面とが揃うように、スクライブライン
SL4を形成する。
【0092】スクライブラインSL4に沿って仮の大型
パネルP4を切断する。
【0093】切断方法としては、列方向に延びるスクラ
イブラインSL5に沿って切断し、4つの中型液晶パネ
ルP5に切断しても良いし、行方向にのみ切断し、左右
2つの中型液晶パネルP5は繋がっているように切断し
ても良い。
【0094】切断後の2つ又は4つの中型液晶パネルP
5に形成されている液晶を収容するための空間内に真空
注入法を用いて液晶を注入した。
【0095】液晶注入工程、プレス工程、液晶注入口の
封止工程、スクライブライン形成工程、切断工程は、第
1実施例と同様である。
【0096】以上に説明したように、第1変形例による
液晶装置の製造方法によれば、出発基板の大きさが非常
に大きい場合に、出発基板を適当な大きさの中型パネル
に切断した後に、液晶の注入工程を行うことができる。
【0097】例えば、液晶注入用の容器や真空チャンバ
の大きさに制約がある場合に有効である。また、実施例
1の方法では、液晶収容空間が大きすぎて液晶注入工程
に時間がかかりすぎる場合にも有効である。
【0098】以上、第1実施例及びその変形例による液
晶装置の製造方法について具体的に説明した。
【0099】使用するシール材は、熱硬化型、もしくは
光硬化型のシール材であることが好ましい。
【0100】第1及び第2のシール材中に混ぜられたG
C剤の形状は、球形、円柱形、角柱形、楕円球形、無定
型などでも良く、2枚のガラス基板間に所定のギャップ
を確保できれば良い。但し、強度上の問題から、実施例
でも用いられた円柱形のグラスファイバを用いると良
い。スペーサの寸法は、実際の液晶セル厚に依存する
が、一般的には、1μmから20μm程度である。
【0101】第1シールパターンの形状は一般的には断
面が四角形の形状である。用途に応じて、断面が円形の
形状、三角形の形状、多角形の形状のものを用いても良
い。
【0102】液晶剤の注入方法としては、加圧減圧法、
真空注入法の他に、毛細管現象を利用した方法を用いて
も良い。
【0103】第1ガラス基板と第2ガラス基板とをプレ
スする手段としては、プレス治具やプレス機自体(それ
らの表面は、精度良く仕上げたAlやセラミックスによ
り形成されている。)を用いる方法の他に、ガラスと治
具の表面との間にウレタンゴムなどのクッションを用い
る方法でも良い。
【0104】その他、少なくとも片方の面は、空気や窒
素などの気体、水などの液体の圧力により、非接触的に
ガラス基板に圧力を印加する方法も適用可能である。真
空パックなどを用いて圧力をかけても良い。
【0105】具体的には、真空パック中に第1ガラス基
板と第2ガラス基板とにより形成されている液晶パネル
を入れ、真空容器などの中で真空パック内を排気する。
排気後に真空パックの開口を封止し、大気圧に戻す。大
気圧が液晶パネルの第1ガラス基板と第2ガラス基板と
の間に印加されプレスされる。
【0106】また、基板をカットして実際の液晶セルを
切り出す方法として、ダイヤモンドカッターによるスク
ライブ法を用いることができるが、その代わりに、ピエ
ゾ等によりダイヤモンドカッターに超音波振動を与えて
ガラスを切断する方法、高出力レーザーにより基板を切
断する方法を用いても良い。レーザーによる切断方法を
用いれば、カット時の切り子が発生しにくい、カット停
止のための工程が不要である等の利点がある。
【0107】以上、本発明の実施例について例示した
が、その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能な
ことは当業者には自明であろう。
【0108】
【発明の効果】液晶装置の製造工程において、液晶装置
を短時間で製造することができる。液晶の回収率が良
く、製造コストが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)から(c)は、本発明の第1実施例に
よる液晶装置の製造方法の一工程を示す図である。
【図2】 本発明の第1実施例による液晶装置の製造方
法の一工程を示す図である。図1(c)に続く工程を示
す図である。
【図3】 本発明の第1実施例による液晶装置の製造方
法の一工程を示す平面図である。
【図4】 本発明の第1の実施例による液晶装置の製造
方法の一工程を示す図であり、図2、図3に続く工程を
示す図である。図4(a)は、仮の大型パネルを真空チ
ャンバ内にセットした状態を示す図である。図4(b)
は、仮の大型パネルを真空チャンバ内の液晶剤に浸した
状態を示す図である。
【図5】 本発明の第1実施例による液晶装置の製造方
法の一工程を示す図であり、図5(a)は仮の大型液晶
パネルを両側からプレスした状態を示す図である。図5
(b)は、仮の液晶パネルの液晶注入口を封止した状態
を示す図である。
【図6】 本発明の第1実施例による液晶装置の製造工
程を示す図である。図6(a)は、短冊状のセルを形成
した状態を示す図であり、図6(b)は、短冊状のセル
の液晶注入口を封止した状態を示す図である。
【図7】 本発明の第1実施例による液晶装置の製造方
法を、より具体的に説明するための図であり、基板上に
第1及び第2のシールパターンを形成した状態を示す平
面図である。
【図8】 比較例による液晶装置の製造方法の一工程を
示す図であり、図8(a)は、第1基板上に画素電極
を、第2基板上に共通電極を形成した状態を示す。図8
(b)は、第1及び第2基板上に配向膜を形成した状態
を示す。図8(c)は、第1基板に各画素領域を囲むシ
ールパターンを形成した状態を示す。
【図9】 比較例による液晶装置の製造方法の一工程を
示す図で、図8(c)に続く工程を示す図である。
【図10】 比較例による液晶装置の製造工程を示す図
であり、図10(a)は、第1基板上に、整列配置され
たシールパターンを形成した様子を示す平面図であり、
図10(b)は、複数のセルを含む短冊状のパネルを形
成した状態を示す平面図である。
【図11】 比較例による液晶装置の製造工程を示す図
であり、図11(a)は、短冊状のパネルを真空チャン
バ内に入れた状態を示す図である。図11(b)は、短
冊状のパネルを液晶剤中に浸した状態を示す図である。
【図12】 比較例による液晶装置の製造工程を示す図
である。図12(a)は、短冊状のパネルに液晶剤を充
填した状態を示す図である。図12(b)は、液晶注入
口から溢れた液晶剤を除去した状態を示す図である。図
12(c)は、液晶注入口を封止した状態を示す図であ
る。
【図13】 比較例による液晶装置の構造を示す図であ
る。
【図14】 比較例による液晶装置の製造工程を示すよ
り具体的な平面図である。
【図15】 比較例による液晶装置の製造工程を示すよ
り具体的な斜視図であり、液晶注入工程を示す図であ
る。
【図16】 本発明の第1実施例の第1変形例による液
晶装置の製造方法を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 第1基板 3 画素電極 5、35 配向膜 7 第1シールパターン 8 第2シールパターン 10、15 キャップコントロール剤(GC剤) 11 第1液晶注入口 12 第2液晶注入口 17 容器 22 プレス機 31 第2基板 33 共通電極 E 液晶 EC 空セル LC 液晶セル Px 画素領域 P1 仮の大型パネル P2 仮の大型液晶パネル P3 仮の大型パネル P4 仮の大型パネル P5 仮の中型パネル SL スクライブライン VC 真空チャンバ T1、T2 短冊状パネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数の画素領域が画定される一対
    の基板を準備する工程と、 (b)前記一対の基板のいずれか一方上に第1のシール
    材を配し、前記各画素領域を複数含む領域の外周を囲み
    第1の液晶注入口を有する第1のシールパターンを形成
    する工程と、 (c)前記一対の基板いずれか一方上に第2のシール材
    を配し、前記画素領域の外周を囲み第2の液晶注入口を
    有する第2のシールパターンを、複数の前記第2の液晶
    注入口が直線上に沿って並ぶように形成する工程と、 (d)前記一対の基板間に前記第1のシールパターンが
    介装される向きに前記一対の基板同士を重ねて張り合わ
    せ、液晶が充填されていない仮の大型パネルを形成する
    工程と、 (e)前記仮の大型パネル内に前記第1の液晶注入口か
    ら液晶を注入した後、前記第1の液晶注入口を封じて仮
    の大型液晶パネルを形成する工程と、 (f)前記仮の大型液晶パネルを、少なくとも前記直線
    に沿って切断し、前記第2の液晶注入口を露出させる工
    程と、 (g)前記第2の液晶注入口を封止する工程とを含む液
    晶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記(f)工程は、複数の前記第2のシ
    ールパターンが前記直線上に並ぶように前記仮の大型液
    晶パネルを複数の短冊状のパネルに切断する工程を含む
    請求項1に記載の液晶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記(f)工程は、前記仮の大型液晶パ
    ネルを個々の液晶セルに切断する工程を含む請求項1に
    記載の液晶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 さらに (h)前記短冊状のパネルを、個々の液晶セルに切断す
    る工程を含む請求項2に記載の液晶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記(a)工程と前記(b)工程との間
    に、前記一対の基板のうちいずれか一方上に、前記画素
    領域に対応させて画素電極を形成する工程と、 前記一対の基板のうち他方上に、前記画素領域に対応さ
    せて共通電極を形成する工程とを含む請求項1に記載の
    液晶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記(b)工程は、前記一対の基板のう
    ちいずれか一方上に各々が複数の画素領域を囲む複数の
    第1シールパターンを形成する工程を含む請求項1に記
    載の液晶装置の製造方法。
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