JP2001296311A - 3軸加速度センサ - Google Patents

3軸加速度センサ

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JP2001296311A
JP2001296311A JP2000115631A JP2000115631A JP2001296311A JP 2001296311 A JP2001296311 A JP 2001296311A JP 2000115631 A JP2000115631 A JP 2000115631A JP 2000115631 A JP2000115631 A JP 2000115631A JP 2001296311 A JP2001296311 A JP 2001296311A
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axis
electrode
acceleration
capacitance
fixed
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JP2000115631A
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Yoshinobu Matsumoto
佳宣 松本
Fumihiko Nishida
史彦 西田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/084Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass the mass being suspended at more than one of its sides, e.g. membrane-type suspension, so as to permit multi-axis movement of the mass

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X軸出力及びY軸出力のそれぞれのZ軸依存
性を小さくすることができる静電容量型の3軸加速度セ
ンサを提供する。 【解決手段】 印加される加速度により可動する重錘体
11を取り付けた台座13に対向配置された可撓基板1
7と台座との間に固定基板15a、15bを配置し、固
定基板15aの表面に可動電極20a〜22を形成し、
固定基板15bの表面に可動電極24a〜26を形成
し、台座13の可動電極20a〜22に対向する位置に
固定電極19を形成し、可撓基板17の可動電極24a
〜26に対向する位置に固定電極23を形成し、可動電
極20a〜22及び固定電極19間の容量値と可動電極
24a〜26及び固定電極26間の容量値とによる容量
変化に基づいて、3軸方向の加速度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3軸方向の加速度
を検出する3軸加速度センサに関し、特にX軸出力及び
Y軸出力のそれぞれのZ軸依存性を小さくすることがで
きる静電容量型の3軸加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に従来のこの種の3軸加速度セン
サの一例を示す。図10に示す3軸加速度センサは、外
部から加速度が印加される重錘体101と、この重錘体
101に印加された加速度により撓む可撓基板103
と、この可撓基板103に対向して配置された固定基板
105と、可撓基板103の固定基板105に対する対
向面に形成された5つの可動電極107a〜109と、
固定基板105の可撓基板103に対する対向面に形成
された固定電極110とを備えている。
【0003】5つの可動電極は、図11の上面図に示す
ように、互いにX軸方向に沿って配置され且つX軸方向
の加速度を検出するための可動電極107a,107b
と、互いにY軸方向に沿って配置され且つY軸方向の加
速度を検出するための可動電極108a,108bと、
Z軸方向の加速度を検出するための可動電極109とか
らなる。
【0004】固定電極110は、図12の上面図に示す
ように正方形をなした共通電極である。この3軸加速度
センサは、5つの可動電極107a〜109と固定電極
110との間に発生する静電容量の変化に基づいて、重
錘体101に印加される加速度を検出している。
【0005】次に、3軸加速度センサの各軸に印加され
た加速度の検出を説明する。まず、加速度センサが図1
0に示す状態にあるときに、下方向(−Z軸方向)に加
速度が印加されると、慣性力が加わって、図13に示す
ような状態になる。
【0006】すなわち、図13に示す状態では、図10
に示す状態に対して、固定電極110と可動電極107
a〜109との電極間ギャップが大きくなる。このた
め、図10に示す初期状態よりも静電容量が小さくな
る。逆に、上方向(+Z軸方向)に加速度が印加される
と、慣性力により電極間ギャップが小さくなるため、図
10に示す初期状態よりも静電容量が大きくなる。
【0007】従って、電極109の初期容量に対する容
量値の増減により、Z軸方向に印加された加速度の方向
を知ることができ、また、加速度が印加されたときの初
期容量値に対する変化容量の大きさにより、印加された
加速度の大きさを知ることができる。
【0008】また、加速度センサが図10に示す状態に
あるときに、左方向(−X軸方向)に加速度が印加され
ると、慣性力が加わって、図14に示すような状態にな
る。すなわち、図14に示す状態では、初期容量に対し
て可動電極107b及び固定電極105間の容量値Cx
2は大きくなり、一方、可動電極107a及び固定電極
105間の容量値Cx1は小さくなる。
【0009】その結果、(Cx1−Cx2)の容量値が
‘+’であるか、あるいは‘−’であるかによって、X
軸方向に印加された加速度の方向を知ることができ、ま
た、Cx1とCx2との差の大きさによって、X軸方向
に印加された加速度の大きさを知ることができる。ま
た、Y軸に関しても、X軸の加速度の検出と同様に、印
加された加速度の方向及び大きさを知ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
3軸加速度センサにあっては、X軸方向の出力及びY軸
方向の出力は、Z軸方向の電極位置に依存するという問
題があった。例えば、X軸方向に1Gが印加されたとき
の出力値は、常に一定値ではなく、Z軸方向の電極位置
(Z軸方向に印加される加速度)によって、X軸方向に
印加された加速度が同じでも変化容量が異なっている。
すなわち、X軸出力、Y軸出力のそれぞれはZ軸依存性
を持つという問題があった。
【0011】本発明は、X軸出力及びY軸出力のそれぞ
れのZ軸依存性を小さくすることができる静電容量型の
3軸加速度センサを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成とした。請求項1の発明は、印加
される加速度により可動する重錘体が取り付けられた台
座と、この台座に対向して配置された可撓基板と、この
可撓基板と前記台座とに挟まれて配置された固定基板
と、この固定基板の一方の面に形成され且つX軸加速度
検出用の第1X軸電極,Y軸加速度検出用の第1Y軸電
極及びZ軸加速度検出用の第1Z軸電極からなる第1可
動電極と、固定基板の他方の面に形成され且つ第1X軸
電極,第1Y軸電極及び第1Z軸電極に対向して配置さ
れた第2X軸電極,第2Y軸電極及び第2Z軸電極から
なる第2可動電極と、台座の第1可動電極に対向する位
置に形成された第1固定電極と、可撓基板の第2可動電
極に対向する位置に形成された第2固定電極と、第1可
動電極及び第1固定電極間の容量値と第2可動電極及び
第2固定電極間の容量値とによる容量変化に基づいて、
3軸方向の加速度を検出する加速度検出手段とを備える
ことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明によれば、加速度がZ軸方
向に印加されると、慣性力によって、重錘体、台座、及
び可撓基板が可動し、例えば、第1可動電極及び第1固
定電極間の距離は、加速度が印加されていない初期状態
の距離よりも大きくなり、第2可動電極及び第2固定電
極間の距離は、前記初期状態の距離よりも小さくなる。
このとき、Z軸方向に加速度が印加されたときの第1X
軸電極及び第1固定電極間の容量値と第2X軸電極及び
第2固定電極間の容量値との和は、初期状態における第
1X軸電極及び第1固定電極間の容量値と第2X軸電極
及び第2固定電極間の容量値との和と同じになる。すな
わち、第1X軸電極及び第1固定電極間の容量値と第2
X軸電極及び第2固定電極間の容量値との和は、初期状
態とZ軸方向に加速度が印加された状態とで、同じとみ
なせるので、このような状態でX軸に加速度が印加され
たときのX軸出力はZ軸の加速度に依存しない出力とな
る。また、Y軸出力もX軸出力と同様にZ軸の加速度に
依存しない出力となる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、第1可動電極は、第1Z軸電極を挟んでX軸方向
に沿って一対の第1X軸電極が配置され、且つ第1Z軸
電極を挟んでY軸方向に沿って一対の第1Y軸電極が配
置され、第2可動電極は、第2Z軸電極を挟んでX軸方
向に沿って一対の第2X軸電極が配置され、第2Z軸電
極を挟んでY軸方向に沿って一対の第2Y軸電極が配置
されることを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、第1Z軸電極を
挟んでX軸方向に沿って配置された一対の第1X軸電極
と第2Z軸電極を挟んでX軸方向に沿って配置された一
対の第2X軸電極とを用いて、X軸方向の加速度を検出
でき、第1Z軸電極を挟んでY軸方向に沿って配置され
た一対の第1Y軸電極と第2Z軸電極を挟んでY軸方向
に沿って配置された一対の第2Y軸電極とを用いて、Y
軸方向の加速度を検出できる。
【0016】請求項3の発明の加速度検出手段は、請求
項2の発明において、一方の第1X軸電極及び第1固定
電極間の容量値と一方の第1X軸電極に対向した一方の
第2X軸電極及び第2固定電極間の容量値との和を第1
合計値として求め、他方の第1X軸電極及び第1固定電
極間の容量値と他方の第1X軸電極に対向した他方の第
2X軸電極及び第2固定電極間の容量値との和を第2合
計値として求め、第1合計値と第2合計値との差による
容量変化に基づいて、X軸方向の加速度を検出すること
を特徴とする。
【0017】請求項3の発明によれば、一方の第1X軸
電極及び第1固定電極間の容量値と一方の第1X軸電極
に対向した一方の第2X軸電極及び第2固定電極間の容
量値との和を第1合計値として求め、他方の第1X軸電
極及び第1固定電極間の容量値と他方の第1X軸電極に
対向した他方の第2X軸電極及び第2固定電極間の容量
値との和を第2合計値として求め、第1合計値と第2合
計値との差による容量変化に基づいて、X軸方向の加速
度を検出することができるため、X軸に加速度が印加さ
れたときのX軸出力はZ軸の加速度に依存しない出力と
なる。
【0018】請求項4の発明の加速度検出手段は、請求
項2の発明において、一方の第1Y軸電極及び第1固定
電極間の容量値と一方の第1Y軸電極に対向した一方の
第2Y軸電極及び第2固定電極間の容量値との和を第1
合計値として求め、他方の第1Y軸電極及び第1固定電
極間の容量値と他方の第1Y軸電極に対向した他方の第
2Y軸電極及び第2固定電極間の容量値との和を第2合
計値として求め、第1合計値と第2合計値との差による
容量変化に基づいて、Y軸方向の加速度を検出すること
を特徴とする。
【0019】請求項4の発明によれば、一方の第1Y軸
電極及び第1固定電極間の容量値と一方の第1Y軸電極
に対向した一方の第2Y軸電極及び第2固定電極間の容
量値との和を第1合計値として求め、他方の第1Y軸電
極及び第1固定電極間の容量値と他方の第1Y軸電極に
対向した他方の第2Y軸電極及び第2固定電極間の容量
値との和を第2合計値として求め、第1合計値と第2合
計値との差による容量変化に基づいて、Y軸方向の加速
度を検出することができるため、Y軸に加速度が印加さ
れたときのY軸出力はZ軸の加速度に依存しない出力と
なる。
【0020】請求項5の発明の加速度検出手段は、請求
項2の発明において、第1Z軸電極及び第1固定電極間
の容量値と第1Z軸電極に対向した第2Z軸電極及び第
2固定電極間の容量値との差による容量変化に基づい
て、Z軸方向の加速度を検出することを特徴とする。
【0021】請求項5の発明によれば、加速度検出手段
は、第1Z軸電極及び第1固定電極間の容量値と第1Z
軸電極に対向した第2Z軸電極及び第2固定電極間の容
量値との差による容量変化に基づいて、Z軸方向の加速
度を検出するので、それぞれの容量値に外来ノイズが重
畳されても外来ノイズがほぼ同等のノイズレベルであれ
ば、差分をとることで外来ノイズがキャンセルされるか
ら、従来の加速度センサよりも耐ノイズが良くなる。ま
た、Z軸出力は、差動出力となっているため、従来の加
速度センサの出力の約2倍の出力が得られる。さらに、
温度ドリフトがキャンセルされ、温度特性が良くなる。
【0022】請求項6の発明の加速度検出手段は、請求
項3乃至請求項5のいずれか1項の発明において、前記
容量変化を、対応する軸方向の加速度に応じた電圧に変
換する容量電圧変換手段を有することを特徴とする。
【0023】請求項6の発明によれば、容量電圧変換手
段は、容量変化を、対応する軸方向の加速度に応じた電
圧に変換するので、各軸方向の加速度を各軸方向の電圧
値として検出することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の3軸加速度センサ
の実施の形態を図面を参照して説明する。図1に本発明
の3軸加速度センサの実施の形態の構成図を示す。図2
に可動電極及び固定電極の上面図を示す。図3に各軸方
向の加速度の検出の説明図を示す。ここでは、加速度方
向の3軸方向については、左右方向がX軸方向であり、
紙面に対して垂直方向がY軸方向であり、上下方向がZ
軸方向と定義する。
【0025】図1において、3軸加速度センサは、印加
される加速度により可動する重錘体11と、この重錘体
11が取り付けられた台座13と、この台座13に対向
して配置された可撓基板17と、この可撓基板17と台
座13とに挟まれて配置され且つ互いに接合された固定
基板15a,15bとを有している。重錘体11、台座
13、及び可撓基板17は、例えば、シリコンからな
り、固定基板15a、15bは、例えば、ガラスからな
る。
【0026】また、固定基板15aの表面には、X軸加
速度検出用の第1X軸電極としての可動電極20a,2
0bと、Y軸加速度検出用の第1Y軸電極としての可動
電極21a,21bと、Z軸加速度検出用の第1Z軸電
極としての可動電極22と、が形成されている。固定基
板15bの表面には、可動電極20a,20bと対向し
て配置された第2X軸電極としての可動電極24a,2
4bと、可動電極21a,21bと対向して配置された
第2Y軸電極としての可動電極25a,25bと、可動
電極22と対向して配置された第2Z軸電極としての可
動電極26と、が形成されている。
【0027】可動電極22は、図2(a)に示すよう
に、十字状をなして中央部に配置される。なお、可動電
極22の形状は、自由であり、中心に位置すればよい。
可動電極20a,20bは、可動電極22を挟んでX軸
方向に沿って配置され、可動電極21a,21bは、可
動電極22を挟んでY軸方向に沿って配置されている。
可動電極26も、可動電極22と略同一に構成され、可
動電極24a,24bも、可動電極20a,20bと略
同一に構成され、可動電極25a,25bも、可動電極
21a,21bと略同一に構成されている。
【0028】また、台座13の可動電極20a,20
b,21a,21b,22に対向する位置には、固定電
極19が形成されており、可撓基板17の可動電極24
a,24b,25a,25b,26に対向する位置に
は、固定電極23が形成されている。この固定電極1
9,23は、図2(b)に示すように、略正方形状をな
している。前記可動電極及び固定電極は、例えば、アル
ミニウムからなる。
【0029】固定電極19,23、及び可動電極20a
〜22,24a〜26は、図示しない回路基板に接続さ
れており、この回路基板には後述する加速度検出回路が
設けられている。
【0030】可動電極20a〜22と固定電極19との
間で複数の可変容量素子を構成し、且つ可動電極24a
〜26と固定電極23との間で複数の可変容量素子を構
成し、これらの複数の可変容量素子の容量変化に基づき
3軸方向の加速度成分を検出するようになっている。
【0031】X軸方向の加速度検出において、図3に示
すように、可変容量素子CX+1は、可動電極20aと固
定電極19とで構成され、可変容量素子CX+2は、可動
電極20bと固定電極19とで構成される。可変容量素
子CX-2は、可動電極24aと固定電極23とで構成さ
れ、可変容量素子CX-1は、可動電極24bと固定電極
23とで構成される。なお、Y軸方向の加速度検出にお
ける各可変容量素子は、X軸方向の加速度検出における
各可変容量素子と同様に構成されるので、ここではその
説明は省略する。
【0032】Z軸方向の加速度検出において、可変容量
素子Cz+は、可動電極22と固定電極19とで構成さ
れ、可変容量素子Cz-は、可動電極26と固定電極2
3とで構成される。なお、固定電極19,23は大地
(GND)に接続される。
【0033】次に、このように構成された実施の形態の
3軸加速度センサの動作を説明する。ここでは、Z軸方
向に加速度が印加された状態で、さらに、X軸方向に加
速度が印加された場合について説明する。図3(a)で
は、加速度が印加されない初期状態を示し、図3(b)
では、Z軸方向に加速度が印加された状態を示す。
【0034】また、図3(a)に示すように、加速度が
印加されていない初期状態では、固定電極19及び可動
電極20a〜22間の距離はdであり、且つ固定電極
23及び可動電極24a〜26間の距離もdである。
また、固定基板15aの厚みと固定基板15bの厚みと
の合計厚みdは、dよりも非常に大きくなってい
る。このため、例えば、可動電極20aと可動電極24
aとで形成される容量値(固定基板15a及び固定基板
15b間の容量値)は、非常に小さくなるため、ここで
は、無視するものとする。
【0035】まず、図3(a)において、Z軸方向の加
速度が加わると、重錘体11は慣性力により図3(b)
に示すように上方向に移動する。すると、重錘体11に
移動に伴って、台座13、固定基板15a,15b、及
び可撓基板17も上方向に移動するとともに、台座13
が伸び、逆に可撓基板17が縮む。
【0036】このとき、固定電極19及び可動電極20
a〜22間の距離はdとなり、また、固定電極23及
び可動電極24a〜26間の距離はdとなり、d
よりも大きくなる。
【0037】次に、図4に示すように、Z軸方向に加速
度が印加された状態で、X軸方向(あるいはY軸方向)
の加速度が加わると、重錘体11は慣性力により例え
ば、左方向または右方向に移動する。このとき、Z軸方
向に加速度が印加された状態で、さらにX軸方向に加速
度が印加されたときのX軸出力(X軸方向の容量値出
力)は、(CX+1+CX-2)−(CX+2+CX-1)を演算す
ることにより、求められる。
【0038】Z軸方向に加速度が印加されたときの可動
電極20a及び固定電極19間のギャップdと、Z軸
方向に加速度が印加されたときの可動電極24a及び固
定電極23間のギャップdとの和(d+d)は、
初期状態における、可動電極20a及び固定電極19間
のギャップdと、可動電極24a及び固定電極23間
のギャップdとの和(d+d)と同じである。
【0039】すなわち、(d−d)の絶対値と(d
−d)の絶対値とは微小変位においては同じとみな
せる。このため、容量と電極間ギャップは、反比例の関
係にあるが、加速度が印加されることによる微小変位に
おいては、可動電極20aと固定電極19との容量値と
可動電極24aと固定電極23との容量値との和は、図
3(a)に示す初期状態と図3(b)に示す加速度印加
状態とにおいて、同じとみなせる。すなわち、出力(C
X+1+CX-2)はZ軸依存性を持たなくなる。このような
状態で、X軸に加速度が印加されたときのX軸出力(C
X+1+CX-2)−(CX+2+CX-1)は、Z軸の加速度に依
存しない出力となる。
【0040】なお、Y軸出力もX軸出力と同様なやり方
で求められ、また、得られたY軸出力もX軸出力と同様
にZ軸の加速度に依存しない出力となる。
【0041】一方、Z軸方向に加速度が印加された状態
において、Z軸出力は、次のようにして求められる。可
動電極22及び固定電極19間の容量値Cz+と、可動
電極26及び固定電極23間の容量値Cz-との差を検
出することにより、Z軸方向の加速度を検出することが
できる。
【0042】このとき、容量値Cz+と容量値Cz-との
それぞれに外来ノイズが乗っていても、同等に近い外来
ノイズであれば、容量値Cz+と容量値Cz-との差をと
ることにより、外来ノイズをキャンセルすることができ
るので、従来の加速度センサよりも耐ノイズ性が良くな
る。
【0043】また、容量値Cz+と容量値Cz-との温度
ドリフトはほぼ同じであるため、温度ドリフトがキャン
セルされ、温度特性が良くなる。
【0044】また、従来の加速度センサのZ軸出力は、
リファレンス容量(固定容量)との比較で加速度による
変化容量を検出していたが、実施の形態の加速度センサ
のZ軸出力は、差動出力となっているため、従来の加速
度センサに比較して略2倍の感度が得られる。
【0045】次に、可変容量素子の変動分に基づき各軸
方向の加速度成分に応じた電圧値を検出する加速度検出
回路について説明する。図5に実施の形態の加速度検出
回路を示す。
【0046】図5に示す加速度検出回路は、X軸用の可
変容量C11,C21と、X軸用のアナログスイッチS
W11,SW21,SW31,SW41,SW61と、
Y軸用の可変容量C12,C22と、X軸用のローパス
フィルター321と、Y軸用のアナログスイッチSW1
2,SW22,SW32,SW42,SW62と、Y軸
用のローパスフィルター322と、Z軸用の可変容量C
13,C23と、Z軸用のアナログスイッチSW13,
SW23,SW33,SW43,SW63と、Z軸用の
ローパスフィルター323と、各軸共通の差動増幅器3
1とを備えて構成されている。各軸用の可変容量同士の
接続点Pは、差動増幅器31の反転入力端子(−)に接
続されている。
【0047】ここで、C11は、CX+1とCX-2との総和
であり、C21は、CX+2とCX-1との総和である。C1
2は、CY+1とCY-2との総和であり、C22は、CY+2
とCY-1との総和である。C13は、CZ+であり、C2
3は、CZ-である。
【0048】図6に示すようにクロック発生器Rckか
ら論理レベル「H」と論理レベル「L」とのデューティ
比を1:5としたクロック信号CLK’がシフトレジス
ターSRにより1/6周期ずつシフトされて、クロック
パルスφ11,φ21,φ12,φ22,φ13,φ2
3の順にシフトレジスターSRから出力される。
【0049】そして、図5に示すように、クロックパル
スφ11がアナログスイッチSW11,SW21,SW
61に各々入力され、クロックパルスφ21がアナログ
スイッチSW31,SW41に各々入力される。
【0050】すると、X軸用の可変容量C11とX軸用
の可変容量C21との容量比に対応した電圧が差動増幅
器31により増幅されて、アナログスイッチSW61を
介してローパルスフィルター321の出力側にX軸用の
容量比に対応した電圧出力が得られる。すなわち、X軸
方向の加速度が検出される。
【0051】次に、クロックパルスφ12がアナログス
イッチSW12,SW22,SW62に各々入力され、
クロックパルスφ22がアナログスイッチSW32,S
W42に各々入力される。
【0052】すると、Y軸用の可変容量C12とY軸用
の可変容量C22との容量比に対応した電圧が差動増幅
器31により増幅されて、アナログスイッチSW62を
介してローパルスフィルター322の出力側にY軸用の
容量比に対応した電圧出力が得られる。すなわち、Y軸
方向の加速度が検出される。
【0053】さらに、クロックパルスφ13がアナログ
スイッチSW13,SW23,SW63に各々入力さ
れ、クロックパルスφ23がアナログスイッチSW3
3,SW43に各々入力される。
【0054】すると、Z軸用の可変容量C13とZ軸用
の可変容量C23との容量比に対応した電圧が差動増幅
器31により増幅されて、アナログスイッチSW63を
介してローパルスフィルター323の出力側にZ軸用の
容量比に対応した電圧出力が得られる。すなわち、Z軸
方向の加速度が検出される。
【0055】また、加速度検出回路では、図7に示すよ
うに、シフトレジスターSRからの3つのクロックパル
スφ21,φ22,φ23が論理和回路ORにより合成
されて、リセットパルスφRとしてアナログスイッチS
W5に入力される。
【0056】なお、各クロックパルスφ11,φ21,
φ12,φ22,φ13,φ23とリセットパルスφR
との時系列の関係を、図8のタイミングチャートに示
す。
【0057】このように、実施の形態の3軸加速度セン
サによれば、3軸方向の加速度を検出することができる
とともに、X軸出力及びY軸出力のZ軸依存性を小さく
することができる静電容量型の3軸加速度センサを提供
することができる。
【0058】また、外来ノイズが乗っていても、容量値
Cz+と容量値Cz-との差をとることにより、外来ノイ
ズをキャンセルすることができるので、従来の加速度セ
ンサよりも耐ノイズ性が良くなる。
【0059】また、容量値Cz+と容量値Cz-との温度
ドリフトはほぼ同じであるため、温度ドリフトがキャン
セルされ、温度特性が良くなる。さらに、加速度センサ
のZ軸出力は、差動出力となっているため、従来の加速
度センサに比較して略2倍の感度が得られる。
【0060】なお、本発明は前述した実施の形態の3軸
加速度センサに限定されるものではない。実施の形態で
は、図2(a)に示すように、正方形状をなす可動電極
20a,20b,21a,21bを用いたが、可動電極
の形状は図2(a)に示すような形状に限定されること
なく、例えば、図9に示すように、三角形状をなす可動
電極20a,20b,21a,21bを用いても良く、
基本的には、電極は点対称な電極形状であればよい。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、加速度がZ軸
方向に印加されると、慣性力によって、重錘体、台座、
及び可撓基板が可動し、例えば、第1可動電極及び第1
固定電極間の距離は、加速度が印加されていない初期状
態の距離よりも大きくなり、第2可動電極及び第2固定
電極間の距離は、前記初期状態の距離よりも小さくな
る。このとき、Z軸方向に加速度が印加されたときの第
1X軸電極及び第1固定電極間の容量値と第2X軸電極
及び第2固定電極間の容量値との和は、初期状態におけ
る第1X軸電極及び第1固定電極間の容量値と第2X軸
電極及び第2固定電極間の容量値との和と同じになる。
すなわち、第1X軸電極及び第1固定電極間の容量値と
第2X軸電極及び第2固定電極間の容量値との和は、初
期状態とZ軸方向に加速度が印加された状態とで、同じ
とみなせるので、このような状態でX軸に加速度が印加
されたときのX軸出力はZ軸の加速度に依存しない出力
となる。また、Y軸出力もX軸出力と同様にZ軸の加速
度に依存しない出力となる。
【0062】請求項2の発明によれば、第1Z軸電極を
挟んでX軸方向に沿って配置された一対の第1X軸電極
と第2Z軸電極を挟んでX軸方向に沿って配置された一
対の第2X軸電極とを用いて、X軸方向の加速度を検出
でき、第1Z軸電極を挟んでY軸方向に沿って配置され
た一対の第1Y軸電極と第2Z軸電極を挟んでY軸方向
に沿って配置された一対の第2Y軸電極とを用いてY軸
方向の加速度を検出できる。
【0063】請求項3の発明によれば、一方の第1X軸
電極及び第1固定電極間の容量値と一方の第1X軸電極
に対向した一方の第2X軸電極及び第2固定電極間の容
量値との和を第1合計値として求め、他方の第1X軸電
極及び第1固定電極間の容量値と他方の第1X軸電極に
対向した他方の第2X軸電極及び第2固定電極間の容量
値との和を第2合計値として求め、第1合計値と第2合
計値との差による容量変化に基づいて、X軸方向の加速
度を検出することができるため、X軸に加速度が印加さ
れたときのX軸出力はZ軸の加速度に依存しない出力と
なる。
【0064】請求項4の発明によれば、一方の第1Y軸
電極及び第1固定電極間の容量値と一方の第1Y軸電極
に対向した一方の第2Y軸電極及び第2固定電極間の容
量値との和を第1合計値として求め、他方の第1Y軸電
極及び第1固定電極間の容量値と他方の第1Y軸電極に
対向した他方の第2Y軸電極及び第2固定電極間の容量
値との和を第2合計値として求め、第1合計値と第2合
計値との差による容量変化に基づいて、Y軸方向の加速
度を検出することができるため、Y軸に加速度が印加さ
れたときのY軸出力はZ軸の加速度に依存しない出力と
なる。
【0065】請求項5の発明によれば、加速度検出手段
は、第1Z軸電極及び第1固定電極間の容量値と第1Z
軸電極に対向した第2Z軸電極及び第2固定電極間の容
量値との差による容量変化に基づいて、Z軸方向の加速
度を検出するので、それぞれの容量値に外来ノイズが重
畳されても外来ノイズがほぼ同等のノイズレベルであれ
ば、差分をとることで外来ノイズがキャンセルされるか
ら、従来の加速度センサよりも耐ノイズが良くなる。ま
た、Z軸出力は、差動出力となっているため、従来の加
速度センサの出力の約2倍の出力が得られる。さらに、
温度ドリフトがキャンセルされ、温度特性が良くなる。
【0066】請求項6の発明によれば、容量電圧変換手
段は、容量変化を、対応する軸方向の加速度に応じた電
圧に変換するので、各軸方向の加速度を各軸方向の電圧
値として検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3軸加速度センサの実施の形態の構成
図である。
【図2】可動電極及び固定電極の上面図である。
【図3】各軸方向の加速度の検出の説明図である。
【図4】X軸方向及びZ軸方向に加速度が加わったとき
の加速度検出の説明図である。
【図5】実施の形態の加速度検出回路を示す図である。
【図6】シフトレジスタから順次出力される各クロック
パルスを示す図である。
【図7】クロックパルスを合成する論理和回路を示す図
である。
【図8】各クロックパルスとリセットパルスとの時系列
の関係を示すタイミングチャートである。
【図9】可動電極の他の構成例を示す図である。
【図10】従来の3軸加速度センサの構成図である。
【図11】従来の3軸加速度センサに設けられた可動電
極の上面図である。
【図12】従来の3軸加速度センサに設けられた固定電
極の上面図である。
【図13】従来の3軸加速度センサのZ軸方向の加速度
の検出の説明図である。
【図14】従来の3軸加速度センサのX軸及びY軸方向
の加速度の検出の説明図である。
【符号の説明】
11 重錘体 13 台座 15a、15b 固定基板 17 可撓基板 19,23 固定電極 20a〜22,24a〜26 可動電極 31 差動増幅回路 SW11〜SW13 アナログスイッチ 321〜323 ローパスフィルター SR シフトレジスタ OR 論理和回路
フロントページの続き Fターム(参考) 4M112 AA02 BA07 CA03 CA06 CA11 EA02 EA13 GA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加される加速度により可動する重錘体
    が取り付けられた台座と、 この台座に対向して配置された可撓基板と、 この可撓基板と前記台座とに挟まれて配置された固定基
    板と、 この固定基板の一方の面に形成され且つX軸加速度検出
    用の第1X軸電極,Y軸加速度検出用の第1Y軸電極及
    びZ軸加速度検出用の第1Z軸電極からなる第1可動電
    極と、 前記固定基板の他方の面に形成され且つ前記第1X軸電
    極,第1Y軸電極及び第1Z軸電極に対向して配置され
    た第2X軸電極,第2Y軸電極及び第2Z軸電極からな
    る第2可動電極と、 前記台座の前記第1可動電極に対向する位置に形成され
    た第1固定電極と、 前記可撓基板の前記第2可動電極に対向する位置に形成
    された第2固定電極と、 前記第1可動電極及び前記第1固定電極間の容量値と前
    記第2可動電極及び前記第2固定電極間の容量値とによ
    る容量変化に基づいて、3軸方向の加速度を検出する加
    速度検出手段と、を備えることを特徴とする3軸加速度
    センサ。
  2. 【請求項2】 前記第1可動電極は、前記第1Z軸電極
    を挟んで前記X軸方向に沿って一対の前記第1X軸電極
    が配置され、且つ前記第1Z軸電極を挟んで前記Y軸方
    向に沿って一対の前記第1Y軸電極が配置され、前記第
    2可動電極は、前記第2Z軸電極を挟んで前記X軸方向
    に沿って一対の前記第2X軸電極が配置され、前記第2
    Z軸電極を挟んで前記Y軸方向に沿って一対の前記第2
    Y軸電極が配置されることを特徴とする請求項1記載の
    3軸加速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記加速度検出手段は、一方の第1X軸
    電極及び前記第1固定電極間の容量値と前記一方の第1
    X軸電極に対向した一方の第2X軸電極及び前記第2固
    定電極間の容量値との和を第1合計値として求め、他方
    の第1X軸電極及び前記第1固定電極間の容量値と前記
    他方の第1X軸電極に対向した他方の第2X軸電極及び
    前記第2固定電極間の容量値との和を第2合計値として
    求め、前記第1合計値と前記第2合計値との差による容
    量変化に基づいて、X軸方向の加速度を検出することを
    特徴とする請求項2記載の3軸加速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記加速度検出手段は、一方の第1Y軸
    電極及び前記第1固定電極間の容量値と前記一方の第1
    Y軸電極に対向した一方の第2Y軸電極及び前記第2固
    定電極間の容量値との和を第1合計値として求め、他方
    の第1Y軸電極及び前記第1固定電極間の容量値と前記
    他方の第1Y軸電極に対向した他方の第2Y軸電極及び
    前記第2固定電極間の容量値との和を第2合計値として
    求め、前記第1合計値と前記第2合計値との差による容
    量変化に基づいて、Y軸方向の加速度を検出することを
    特徴とする請求項2記載の3軸加速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記加速度検出手段は、第1Z軸電極及
    び前記第1固定電極間の容量値と前記第1Z軸電極に対
    向した第2Z軸電極及び前記第2固定電極間の容量値と
    の差による容量変化に基づいて、Z軸方向の加速度を検
    出することを特徴とする請求項2記載の3軸加速度セン
    サ。
  6. 【請求項6】 前記加速度検出手段は、前記容量変化
    を、対応する軸方向の加速度に応じた電圧に変換する容
    量電圧変換手段を有することを特徴とする請求項3乃至
    請求項5のいずれか1項記載の3軸加速度センサ。
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