JP2001296151A - 光ファイバ洗掘センサ及びこれを用いた洗掘検知システム - Google Patents

光ファイバ洗掘センサ及びこれを用いた洗掘検知システム

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JP2001296151A
JP2001296151A JP2000118530A JP2000118530A JP2001296151A JP 2001296151 A JP2001296151 A JP 2001296151A JP 2000118530 A JP2000118530 A JP 2000118530A JP 2000118530 A JP2000118530 A JP 2000118530A JP 2001296151 A JP2001296151 A JP 2001296151A
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Shuji Unno
修司 海野
Keisuke Fukuchi
圭介 福地
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの人手やカメラを用いることなく、河川
全体を一括監視することができる光ファイバ洗掘センサ
及びこれを用いた洗掘検知システムを提供する。 【解決手段】 おもり3−1〜3−3が一定間隔に取り
付けられた光ファイバケーブル4−1〜4−3を河川1
1の高水敷1に配置することにより、光ファイバケーブ
ル4−1〜4−3内の光ファイバに加わる温度変化、湿
度変化、ひずみ等の物理量情報を正確に分布的に検知す
ることができる。この結果、多大な人手やカメラを用い
る必要がなくなる。すなわち、堤体12の表法面、表法
尻近傍に埋設される根固めブロック17上の盛り土18
や高水敷1に、堤体12の長手方向に沿って光ファイバ
洗掘センサ10を配置することにより、洗掘によって光
ファイバ洗掘センサ10に生じるひずみが検知され、堤
体2の長手方向に沿った洗掘現象の検知を分布的に行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川堤体の洗掘現
象を検知するための光ファイバ洗掘センサ及びこれを用
いた洗掘検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】河川堤体の洗掘現象を検知する技術は現
在見当たらず、河川の増水時等、堤体の洗掘等による堤
防崩壊が懸念されるときには、もっぱら目視による巡視
が行われている。
【0003】また、遠隔で洗掘現象を監視する他の方法
としては、洗掘が予想される危険箇所に予めカメラを取
り付け、その画像により監視を行う方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、目視等
の監視方法の場合、河川全体を一括監視することは不可
能であり、また複数箇所の監視を行う場合、かなりの人
手を要する。さらに、河川の洗掘等が予想される場合
は、集中豪雨、台風等の悪天候時が多く、道路の寸断等
による交通混乱のため監視人員が監視箇所まで移動でき
ない場合が多く、従って監視が不可能な場合が多い。
【0005】カメラによる監視は無人での監視を可能に
するが、河川の洗掘等が予想される悪天候時等、特に雨
天や霧等の場合視界が不良となる可能性が非常に高く、
監視が不可能な場合が多い。また悪天候時には特にカメ
ラの電源等が故障する確率が高くなり、故障するとその
後の監視が全く不可能になる。多点での監視には危険予
想箇所に逐一カメラを設置しなければならないため、費
用が膨大になり、かつ一括集中監視という観点ではシス
テムが複雑になる。さらに、カメラの映像が多くなる
と、そのカメラをモニターする人員にも多大な負担がか
かってしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、多くの人手やカメラを用いることなく、河川全体を
一括監視することができる光ファイバ洗掘センサ及びこ
れを用いた洗掘検知システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光ファイバ洗掘センサは、河川の高水敷に配
置され、河川の高水敷の洗掘現象を検知するための光フ
ァイバケーブルと、光ファイバケーブルに一定の間隔で
取付けられたおもりとを備えたものである。
【0008】本発明の光ファイバ洗掘センサは、河川の
高水敷に平行に配置され、河川の高水敷の洗掘現象の進
展を検知するための複数の光ファイバケーブルと、各光
ファイバケーブルに一定の間隔で取付けられたおもりと
を備えたものである。
【0009】本発明の光ファイバ洗掘センサは、堤体の
表法面に配置され、堤体の洗掘現象を検知する光ファイ
バケーブルと、各光ファイバケーブルに一定の間隔で取
付けられたおもりとを備えたものである。
【0010】本発明の光ファイバ洗掘センサは、堤体の
表法面に平行に配置され、堤体の洗掘現象の進展を検知
するための複数の光ファイバケーブルと、各光ファイバ
ケーブルに一定の間隔で取付けられたおもりとを備えた
ものである。
【0011】本発明の光ファイバ洗掘センサは、堤体の
表法尻近傍に埋設される根固めブロックの近傍に少なく
とも1本配置され、堤体の表法尻周辺の洗掘現象を検知
するための光ファイバケーブルと、光ファイバケーブル
に一定の間隔で取付けられたおもりとを備えたものであ
る。
【0012】本発明の洗掘検知システムは、上記構成の
光ファイバ洗掘センサの一端にひずみ分布測定装置を接
続し、遠隔で多点、かつ分布的に洗掘検知を行うように
したものである。
【0013】本発明によれば、おもりが一定間隔に取り
付けられた光ファイバケーブルを河川の高水敷に配置す
ることにより、光ファイバケーブル内の光ファイバに加
わる温度変化、湿度変化、ひずみ等の物理量情報を正確
に分布的に検知することができる。この結果、多大な人
手やカメラを用いる必要がなくなる。
【0014】すなわち、堤体の表法面、表法尻近傍に埋
設される根固めブロック上の盛り土や高水敷に、堤体長
手方向に沿って光ファイバ洗掘センサを配置することに
より、洗掘によって光ファイバ洗掘センサに生じるひず
みが検知され、堤体の長手方向に沿った洗掘現象の検知
を分布的に行うことができる。
【0015】光ファイバ洗掘センサは、光ファイバケー
ブルに一定間隔におもりを取り付けることにより、洗掘
によって光ファイバケーブルの配置付近の土砂が流出す
ると、光ファイバケーブルにひずみが加わる。光ファイ
バ洗掘センサの一端に接続されたひずみ分布測定器でこ
のひずみを検知することにより河川の状態が把握でき
る。
【0016】おもりの重量、形状、材質等は任意でよい
が、施工性や単価を考慮すると、重量は10kg/1
個、形状は単純な直方体や円柱、材質は鉄が実用的であ
る。おもりを地中に直接埋設する場合には腐食のおそれ
があるのでおもりの表面に防食塗装を施すのが好まし
い。おもりの光ファイバケーブルへの取り付け方法は特
に規定しないが、簡単に、しかも確実に光ファイバケー
ブル把持する機構を持たせるため、おもりの一部を半割
りにし、光ファイバケーブルを挟み込んで固定できる構
造等が好ましい。
【0017】光ファイバ洗掘センサの近端側には光ファ
イバのひずみを分布的に測定できる「光ファイバひずみ
分布測定器(BOTDR:Brillouin Opt
ical Time Domain Reflecto
meter)」等を接続し、光ファイバケーブルに加わ
ったひずみを長手方向に対して分布的に測定する方法を
用いるのが好ましい。
【0018】光ファイバ洗掘センサは、通常の河川流水
部分から堤体表法尻部にわたって、河川と平行に複数本
を距離を隔てて埋設することにより、洗掘の進展や進捗
状況を検知することができる。
【0019】光ファイバ洗掘センサの埋設深さについて
は特に制限はしないが、車両の通過による光ファイバの
断線やいたずらを防止するためには20cm以上深くし
た方が好ましい。
【0020】一方、洗掘現象の早期検知の観点から、無
制限に深く埋設してよいものではなく、あまり深すぎる
と検知困難になるので、埋設深さは20cmから100
cmの範囲内が好ましい。
【0021】光ファイバケーブルの構造については、内
部に単心、あるいは複数心の光ファイバ心線を有するも
のであれば良く、内在の光ファイバ心線にひずみが加わ
りやすいようにケーブル構造を適宜変更したものが好ま
しい。
【0022】光ファイバ洗掘センサの敷設時にたるみ等
が存在すると、おもりの移動量に対するひずみ感度が劣
化する。この劣化を防止するため、光ファイバ洗掘セン
サの敷設時には光ファイバケーブルに9.8〜98N
(1〜10kgf)程度の一定の張力を付加しながら敷
設するのが好ましい。張力は使用する光ファイバケーブ
ルによって最適値が変わるが、例えばスペーサ型光ファ
イバケーブルでテンションメンバ径:1.2mmφ、ス
ペーサ径:4mmφ、ケーブル外径:8mmφで、ケー
ブルヤング率断面積:約78,400N(8,000k
gf)程度のものを用いた場合、29.4N(3kg
f)程度が最も好ましい。
【0023】また、おもりの光ファイバケーブルへの取
り付け間隔は、洗掘センサとして洗掘現象を検知する距
離分解能を決定する。光ファイバ洗掘センサを配置する
場所で検知したい距離分解能は異なるが、おもりの取り
付け間隔は約1〜20m程度が実用的であると思われ
る。この場合、洗掘センサの距離分解能はおもり取り付
け間隔の2倍となる。
【0024】図7は本発明の光ファイバ洗掘センサによ
る洗掘現象の検知原理図である。
【0025】洗掘現象により高水敷1の一部の土砂が崩
壊した場合、崩壊部(もしくはその近傍)2に配置され
たおもり3bは、自重により光ファイバケーブル4を引
っ張る形で下方へずれる。下方へずれたおもり3bの周
囲のおもり3a、3cは初期の埋設位置を維持している
ため、3点のおもり3a〜3cの間で光ファイバケーブ
ル4に引っ張りひずみが加わり、光ファイバケーブル4
の一端に接続されたBOTDR(図示せず。)で測定す
ることにより、洗掘現象の発生および発生の位置を検知
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0027】図1は本発明の光ファイバ洗掘センサの一
実施の形態を示す断面図である。図2は図1に示した光
ファイバ洗掘センサを用いた洗掘検知システムの一実施
の形態を示す概念図である。
【0028】図1において、光ファイバ洗掘センサ10
(10−1、10−2、10−3)は、河川11の高水
敷1か、あるいは堤体12に配置され、高水敷1あるい
は堤体12の洗掘現象を検知するための複数(図では3
本であるが、1本でも4本以上でもよい。)の光ファイ
バケーブル4(4−1、4−2、4−3)と、光ファイ
バケーブル4に一定の間隔で取付けられた複数のおもり
3(3−1、3−2、3−3)とで構成されたものであ
る。光ファイバ洗掘センサ10−1〜10−3は、堤体
12もしくは河川11と平行になるように堤体12の長
手方向に沿って配置されている。
【0029】図2において、複数の光ファイバ洗掘セン
サ10−1〜10−3は直列接続されており、高水敷1
に一筆書き状態で埋設されており、光ファイバケーブル
4の一端がひずみ分布測定器(例えばBOTDR)13
に接続されている。このような一筆書き状態の場合には
ひずみ分布測定器からの光ファイバケーブルの本数は1
本となる。
【0030】本洗掘検知システムは、このように構成し
たことで、高水敷1あるいは堤体12で発生した土砂崩
れによるひずみや温度変化、湿度変化等の物理量情報を
正確に分布的に検知することができる。この結果、多大
な人手やカメラを用いる必要がなくなる。
【0031】図3は本発明の洗掘検知システムの他の実
施の形態を示す断面図である。
【0032】図2に示した実施の形態との相違点は、複
数の光ファイバ洗掘センサが並列接続されており、高水
敷に平行に埋設されている点である。
【0033】このような光ファイバ洗掘センサの並列敷
設の場合には、ひずみ分布測定器13までの光ファイバ
ケーブルの本数は埋設本数分必要となるが、それぞれの
光ファイバ洗掘センサでの測定は、ひずみ分布測定器1
3と光ファイバ洗掘センサ10との間に設けられた光ス
イッチ14で測定系統を切り換えることにより、1台の
ひずみ分布測定器13で異なる測定系統の測定を行うこ
とができる。尚、15はGP−IB接続であるが、SC
SI接続でもUSB接続でもRS232C接続でもよ
い。
【0034】図4は本発明の光ファイバ洗掘センサによ
る洗掘現象の検知の説明図である。
【0035】河川11の流量が増加して流速が速くなる
と、流れが土砂を洗い流し、局所的な深みをつくる(洗
掘現象)。このような洗掘現象によって高水敷1の端部
から土砂の崩壊が始まる。その土砂の崩壊が進んで光フ
ァイバ洗掘センサ10の光ファイバケーブル4が埋設し
てある地点の土砂が流水によって流出すると、光ファイ
バケーブル4に一体化して取付けられたおもり3zが自
重もしくは流水によって下方、あるいは下流方向に移動
する。おもり3zの重さが光ファイバケーブル4の剛性
より十分重い場合、光ファイバケーブル4はおもり3z
の移動方向に引きずられる。また、洗掘が起こっていな
い場所の光ファイバケーブル4及びおもり3はそのまま
現状の位置を維持するため、光ファイバケーブル4が引
きずられた崩壊部16との間で光ファイバケーブル4に
内蔵された光ファイバにひずみが生じる。この光ファイ
バに生じたひずみをひずみ分布測定器13で測定するこ
とにより、洗掘の発生及び発生の場所を検知することが
できる。
【0036】図5は本発明の光ファイバ洗掘センサで洗
掘を検知したときのひずみ分布データを示す図であり、
横軸がセンサ測定距離軸を示し、縦軸が検出ひずみ軸を
示している。
【0037】同図より、ひずみ分布データの各地点での
初期値からのひずみ発生量について、しきい値(例えば
BOTDR測定精度の2倍程度のひずみ量0.04%)
を設定し、各測定毎にしきい値判定を行う。ある測定結
果でしきい値を超えるひずみ量が発生した場合、その発
生位置及びひずみ発生量を警報によって管理者に知ら
せ、保全対策等を促すことができる。
【0038】本洗掘検知システムにより、従来は不可能
であった遠隔による河川の洗掘現象の監視を多点、分布
的に一括で行うことができる。
【0039】図6は本発明の洗掘検知システムの他の実
施の形態を示す概略図である。
【0040】図1に示した実施の形態との相違点は、高
水敷1の幅が狭い河川11において、堤体12の表法面
に2本の光ファイバ洗掘センサ10−1、10−2を配
置し、根固めブロック17の上部の盛り土18に1本の
光ファイバ洗掘センサ10−3を配置した点である。
【0041】この洗掘検知システムは、堤体12の表法
面(堤外側の表面)に配置された光ファイバ洗掘センサ
10−1と光ファイバ洗掘センサ10−2とを一筆書き
状に接続して1系統とし、盛り土18に配置された光フ
ァイバ洗掘センサ10−3を他の1系統として、これら
2系統分を光スイッチ14で切替え1台のひずみ分布測
定器13で随時測定するようになっている。
【0042】2本の光ファイバ洗掘センサ10−1、1
0−2は、直列接続されているが、直列接続せずに遠端
側の光ファイバ洗掘センサ10−2を光スイッチ14に
予備として並列接続(点線La表示)してもよい。
【0043】この洗掘検知システムは、通常は矢印19
方向で示す方向に2本の光ファイバ洗掘センサ10−
1、10−2の全長の測定を一括で行うが、仮に地点2
0で洗掘進展等により光ファイバ洗掘センサ10−2の
光ファイバの断線が生じた場合、予備として接続した側
(破線La側)から矢印21方向で示す方向に測定を行
うことにより、欠落のない光ファイバ洗掘センサ10−
1、10−2の全長の測定を行うことができる。
【0044】また、盛り土18内に埋設した光ファイバ
洗掘センサ10−3の遠端部分を別ルート、例えば堤体
12の天場部分2aもしくは裏法尻部分等、洗掘検知に
関係のない場所に埋設もしくは敷設した光ファイバケー
ブル(図示せず。)と接続し、折り返す構成にして光ス
イッチで切替え測定することにより、図1に示した光フ
ァイバ洗掘センサと同様に断線等による測定部分欠落の
防止を目的とした洗掘検知システムを構築することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0046】多くの人手やカメラを用いることなく、河
川全体を一括監視することができる光ファイバ洗掘セン
サ及びこれを用いた洗掘検知システムの提供を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ洗掘センサの一実施の形態
を示す断面図である。
【図2】図1に示した光ファイバ洗掘センサを用いた洗
掘検知システムの一実施の形態を示す概念図である。
【図3】本発明の洗掘検知システムの他の実施の形態を
示す断面図である。
【図4】本発明の光ファイバ洗掘センサによる洗掘現象
の検知の説明図である。
【図5】本発明の光ファイバ洗掘センサで洗掘を検知し
たときのひずみ分布データを示す図である。
【図6】本発明の洗掘検知システムの他の実施の形態を
示す概略図である。
【図7】本発明の光ファイバ洗掘センサによる洗掘現象
の検知原理図である。
【符号の説明】
1 高水敷 3、3−1、3−2、3−3 おもり 4、4−1、4−2、4−3 光ファイバケーブル 10、10−1、10−2、10−3 光ファイバ洗掘
センサ 11 河川 12 堤体 13 ひずみ分布測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福地 圭介 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 Fターム(参考) 2D018 AA03 2F076 BB09 BB12 BD02 BD06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川の高水敷に配置され、該河川の高水
    敷の洗掘現象を検知するための光ファイバケーブルと、
    該光ファイバケーブルに一定の間隔で取付けられたおも
    りとを備えたことを特徴とする光ファイバ洗掘センサ。
  2. 【請求項2】 河川の高水敷に平行に配置され、該河川
    の高水敷の洗掘現象の進展を検知するための複数の光フ
    ァイバケーブルと、各光ファイバケーブルに一定の間隔
    で取付けられたおもりとを備えたことを特徴とする光フ
    ァイバ洗掘センサ。
  3. 【請求項3】 堤体の表法面に配置され、該堤体の洗掘
    現象を検知する光ファイバケーブルと、各光ファイバケ
    ーブルに一定の間隔で取付けられたおもりとを備えたこ
    とを特徴とする光ファイバ洗掘センサ。
  4. 【請求項4】 堤体の表法面に平行に配置され、該堤体
    の洗掘現象の進展を検知するための複数の光ファイバケ
    ーブルと、各光ファイバケーブルに一定の間隔で取付け
    られたおもりとを備えたことを特徴とする光ファイバ洗
    掘センサ。
  5. 【請求項5】 堤体の表法尻近傍に埋設される根固めブ
    ロックの近傍に少なくとも1本配置され、上記堤体の表
    法尻周辺の洗掘現象を検知するための光ファイバケーブ
    ルと、該光ファイバケーブルに一定の間隔で取付けられ
    たおもりとを備えたことを特徴とする光ファイバ洗掘セ
    ンサ。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の光フ
    ァイバ洗掘センサの一端にひずみ分布測定装置を接続
    し、遠隔で多点、かつ分布的に洗掘検知を行うようにし
    たことを特徴とする洗掘検知システム。
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