JP2001295735A - 締結部品の取付構造 - Google Patents

締結部品の取付構造

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JP2001295735A
JP2001295735A JP2000116555A JP2000116555A JP2001295735A JP 2001295735 A JP2001295735 A JP 2001295735A JP 2000116555 A JP2000116555 A JP 2000116555A JP 2000116555 A JP2000116555 A JP 2000116555A JP 2001295735 A JP2001295735 A JP 2001295735A
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pump housing
mounting hole
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fastening
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Shinya Furusawa
真也 古澤
Kazuhiro Asayama
和博 浅山
Tomoji Ishikawa
友二 石川
Hiroshi Inoue
宏史 井上
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1部品の取付孔に第2部品を挿入して、両
部品を締結する際に、切粉等の異物が両部品内の流体の
流路に混入するのを防止することができる締結部品の取
付構造を提供する。 【解決手段】ポンプハウジング12の取付孔23に逆止
弁19を挿入し、ポンプハウジング12の外壁面とポン
プハウジング12の取付孔23に逆止弁19の挿入部末
端の外周縁との間に溶接を施すことにより、両部品1
2,19を締結する。これにより、ポンプハウジング1
2内部の流体の第1流路18と、逆止弁19内部の流体
の第2流路30とを接続する。必要に応じて、ポンプハ
ウジング12の取付孔23内で壁面23bと逆止弁19
の壁面24bとの間に、流路18,30からの流体の漏
れを防止するためのシール部材31を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高圧燃料
ポンプのポンプハウジングに対して逆止弁を取り付ける
構造のように、一方の部品の取付孔に他方の部品を挿入
して、両部品を締結固定するようにした締結部品の取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高圧燃料ポンプのポンプ
ハウジングに対する逆止弁の取付構造としては、例えば
特開平11−153069号公報(第1従来構成)及び
特開平11−82239号公報(第2従来構成)に開示
されるような構成のものが知られている。
【0003】第1従来構成においては、ポンプハウジン
グの取付孔の内周面に雌ネジ部が形成されるとともに、
逆止弁の外周面には雄ネジ部が形成されている。そし
て、ポンプハウジングの取付孔に逆止弁を挿入して、雌
ネジ部に雄ネジ部を螺合させることにより、ポンプハウ
ジングに逆止弁が締結されて、ポンプハウジングの内部
に設けられた燃料の流路と、逆止弁の内部に設けられた
燃料の流路とが接続されるようになっている。また、ポ
ンプハウジングの取付孔の内底面と逆止弁の先端部との
間にはガスケットが介在され、このガスケットにより雌
ネジ部と雄ネジ部とのネジ締結部がシールされるように
なっている。
【0004】一方、第2従来構成においても、第1従来
構成と同様に、ポンプハウジングの取付孔内周の雌ネジ
部に逆止弁の外周の雄ネジ部を挿入螺合させることによ
り、ポンプハウジングに逆止弁が締結されて、ポンプハ
ウジング内の燃料の流路と、逆止弁内の燃料の流路とが
接続されるようになっている。また、この第2従来構成
では、ポンプハウジングの取付孔の開口端周縁と逆止弁
の雄ネジ部の基端外周との間にガスケットが介在され、
このガスケットにより雌ネジ部と雄ネジ部とのネジ締結
部がシールされるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の従来
構成においては、次のような問題点があった。すなわ
ち、第1及び第2従来構成では、ポンプハウジングの雌
ネジ部に逆止弁の雄ネジ部を螺合させて、それらの部品
をネジ締結する際に、そのネジ締結部で発生する切粉等
の異物が、ポンプハウジング及び逆止弁内の燃料の流路
に混入する。そのため、その後の高圧燃料ポンプの作動
時に、前記異物がポンプ側又は燃料噴射弁側に運ばれて
摺動部位に挟まったり、流路を閉塞したりして作動不良
や焼き付き等を招くおそれがあった。
【0006】このような不具合を防止するため、第1及
び第2従来構成では、ポンプハウジングに対する逆止弁
のネジ締結に先立って、雌ネジ部及び雄ネジ部に対して
バリ取り作業を施すとともに、両部品のネジ締結後に、
流路内への異物混入の有無を検査したり、ポンプハウジ
ングと逆止弁との間に異物混入防止用の部品を取り付け
る必要があった。このため、両ネジ部のバリ取り作業や
ネジ締結後の検査に多大な工数を必要として、生産性が
悪くなるという問題や、部品増加によるコスト増、組付
性悪化の問題があった。
【0007】また、この第1及び第2従来構成では、ポ
ンプハウジングの取付孔の内周面に雌ネジ部を加工形成
するとともに、逆止弁の外周面に雄ネジ部及び逆止弁の
螺合操作用のスパナかけ部を加工形成する必要がある。
このため、各部品の加工が繁雑になって、加工コストの
高騰を招くという問題があった。さらに、これらの構成
では、雌ネジ部に対して雄ネジ部を確実にネジ締結する
ために、ポンプハウジング及び逆止弁上に所定のネジ代
を確保する必要がある。このため、高圧燃料ポンプが大
型になるという問題もあった。
【0008】しかも、第1従来構成では、ポンプハウジ
ングの取付孔の内底面と逆止弁の先端部との間にガスケ
ットが介在されて、雌ネジ部と雄ネジ部とのネジ締結部
が内端部側でシールされている。このため、ポンプハウ
ジングの雌ネジ部に逆止弁の雄ネジ部を螺合させて、そ
れらの部品をネジ締結する際に、そのネジ締結力がガス
ケットを介して取付孔の内底面にかかり、その内側に配
置されたシリンダ壁に歪みを発生させるおそれがあっ
た。よって、この第1従来構成においては、ポンプハウ
ジングを大径にして前記ネジ締結力に耐え得るように構
成する必要があって、高圧燃料ポンプが一層大型になる
という問題もあった。
【0009】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、第1部品の取付孔に第2部品を挿入して、両部品を
締結する際に、切粉等の異物が両部品内の流体の流路に
混入するのを防止することができる締結部品の取付構造
を提供することにある。
【0010】この発明のその他の目的は、第1部品の取
付孔の内周面に雌ネジ部を加工したり、第2部品の外周
面に雄ネジ部及びスパナかけ部を加工したりする必要が
なくて、加工コストを低減することができるとともに、
両部品に雌ネジ部及び雄ネジ部のための所定のネジ代を
設ける必要がなくて、製品を小型化することができる締
結部品の取付構造を提供することにある。
【0011】この発明のその他の目的は、高圧燃料ポン
プにおいて、ポンプハウジングに逆止弁を締結する際
に、シリンダ壁に歪みが発生するのを防止することがで
きるとともに、ポンプハウジングを小径にして、高圧燃
料ポンプ全体を小型にすることができる締結部品の取付
構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明は、第1部品の取付孔に第2部品を挿
入して、両部品を締結することで、第1部品の内部に設
けられた流体の第1流路と、第2部品の内部に設けられ
た流体の第2流路とを接続するようにした締結部品の取
付構造において、前記第1部品の外壁面と第2部品の挿
入部末端の外周縁との間に溶接を施すことにより、両部
品を締結したことを特徴とするものである。
【0013】従って、請求項1に記載の発明によれば、
第1部品の雌ネジ部に第2部品の雄ネジ部を螺合させ
て、両部品をネジ締結するようにした従来構成のよう
に、そのネジ締結部で切粉等の異物が発生することはな
く、両部品内の流体の流路に切粉等の異物が混入するの
を確実に抑制することができる。よって、従来構成のよ
うに第1部品に対する第2部品の締結に先立って、雌ネ
ジ部及び雄ネジ部にバリ取り作業を施したり、両部品の
締結後に流路内への異物混入の有無を検査したりする必
要がなく、工数を削減して生産性の向上を図ることがで
きるとともに、異物混入防止用部品をなくすことがで
き、部品増加によるコスト増及びその組付性悪化を抑制
することができる。
【0014】また、従来構成とは異なって、第1部品の
取付孔の内周面に雌ネジ部を加工したり、第2部品の外
周面に雄ネジ部及びスパナかけ部を加工したりする必要
がないため、加工コストを低減することができる。さら
に、両部品に雌ネジ部及び雄ネジ部のための所定のネジ
代を設ける必要がないので、製品の外形を小型化するこ
とができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1部品の取付孔内で第2部品の
挿入方向と交差する方向に延びる壁面と、第2部品の先
端部でその挿入方向と交差する方向に延びる壁面との間
に、前記流路からの流体の漏れを防止するためのシール
部材を介在させたことを特徴とするものである。
【0016】従って、請求項2に記載の発明によれば、
第1部材の取付孔の内周面と第2部材の挿入部の外周面
との間の間隙を、取付孔の途中においてシール部材によ
りシールすることができて、内部の流路から間隙を通し
て流体が漏れ出すのを確実に防止することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1部品の外壁面と第2部品の挿
入部末端の外周縁との間の溶接を、外周全体に亘って連
続的に施すことにより、前記流路からの流体の漏れを防
止するようにしたことを特徴とするものである。
【0018】従って、請求項3に記載の発明によれば、
シール部材を設けなくても、第1部材の取付孔の内周面
と第2部材の挿入部の外周面との間の間隙を、取付孔の
外端縁において溶接部によりシールすることができて、
内部の流路から間隙を通して流体が漏れ出すのを確実に
防止することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、第1部品の取付
孔に第2部品を挿入して、両部品を締結することで、第
1部品の内部に設けられた流体の第1流路と、第2部品
の内部に設けられた流体の第2流路とを接続するように
した締結部品の取付構造において、前記第1部品の取付
孔に第2部品を圧入することにより、両部品を締結した
ことを特徴とするものである。
【0020】従って、請求項4に記載の発明によれば、
前記請求項1に記載の作用効果と同様の作用効果を得る
ことができる。また、第1部材の取付孔の内周面に対し
て第2部材の挿入部の外周面が圧入密着されて、それら
の周面間に間隙が存在しなくなるため、シール部材を設
けなくても、両周面間をシールすることができて、内部
の流路から流体が漏れ出すのを確実に防止することがで
きる。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記第2部
品が逆止弁機能を有することを特徴とするものである。
従って、請求項5に記載の発明によれば、逆止弁機能を
有する第2部品をハウジング等の第1部品に締結する取
付構造において、従来構成のようにネジ締結部で発生す
る切粉等の異物が両部品内の流体の流路に混入するのを
有効に防止することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項5のいずれか一項に記載の発明において、前記第1部
品が高圧燃料ポンプのポンプハウジングであり、前記第
2部品がポンプハウジング内の加圧室から燃料噴射弁へ
の高圧燃料通路の途中に設けられる逆止弁であることを
特徴とするものである。
【0023】従って、請求項6に記載の発明によれば、
高圧燃料ポンプにおいて、ポンプハウジングに逆止弁を
締結する際に、従来構成のようにネジ締結部で切粉等の
異物が発生することはなく、ポンプハウジング及び逆止
弁内の燃料の流路に切粉等の異物が混入するのを確実に
抑制することができる。よって、流路内への異物の混入
に起因して、高圧燃料ポンプの作動時に、作動不良や焼
き付き等が発生するおそれを防止することができる。ま
た、ポンプハウジングに逆止弁を締結する際に、取付孔
の内底面に締結力がかからないため、シリンダ壁に歪み
が発生するのを防止することもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
を高圧燃料ポンプのポンプハウジングに対する逆止弁の
取付構造に具体化した第1実施形態を、図1に基づいて
説明する。
【0025】図1に示すように、この高圧燃料ポンプ1
1においては、ポンプハウジング12内にシリンダ13
が配置され、その先端側の内部には加圧室14が形成さ
れている。シリンダ13内にはプランジャ15が軸線方
向へ往復摺動可能に嵌入支持されている。プランジャ1
5は、図示しないカムシャフトの回転に伴い、そのカム
シャフト上に設けられた図示しない駆動カムのカム面形
状に応じて往復移動されるようになっている。
【0026】前記加圧室14と連通するように、ポンプ
ハウジング12には燃料供給通路16が形成されてい
る。燃料供給通路16には電磁スピル弁17が配設さ
れ、図示しない電子制御装置の制御に基づいて開閉され
るようになっている。そして、この電磁スピル弁17が
開弁された状態で、プランジャ15が下降されるとき、
流体としての低圧燃料が図示しない燃料タンクから図示
しない燃料ポンプ及び燃料供給通路16を介して加圧室
14内に吸入される。また、プランジャ15が上昇され
るとき、電磁スピル弁17が閉弁されると、加圧室14
の容積が縮小変化されて、その内部の燃料が加圧される
ようになっている。
【0027】前記加圧室14と連通するように、シリン
ダ13及びポンプハウジング12には流体としての高圧
燃料を圧送するための高圧燃料通路を構成する第1流路
18が形成され、この第1流路18には逆止弁19が接
続されている。そして、加圧室14内から第1流路18
を介して圧送される高圧燃料の圧力により弁体26を下
流側に向かって押す力が、スプリング27の弾性力と弁
下流の燃料の圧力により、弁体26を上流側に向かって
押す力を上回った時、この逆止弁19が開かれる。これ
により、高圧燃料が第1流路18から逆止弁19内を通
って図示しない燃料分配管に供給されて、エンジンのシ
リンダヘッドに取り付けられた各燃料噴射弁に分配され
るようになっている。
【0028】次に、前記ポンプハウジング12に対する
逆止弁19の取付構造について説明する。図1に示すよ
うに、第1部品としてのポンプハウジング12の側面に
は、第2部品としての逆止弁19を挿入するための取付
孔23が形成され、この取付孔23の内底面23aの中
心には前記第1流路18の端部が開口されている。取付
孔23の内周面のほぼ中間部には、取付孔23に対する
逆止弁19の挿入方向と交差(ほぼ直交)する方向に延
びる段差状の壁面23bが形成されている。
【0029】前記逆止弁19は、弁ケーシング24と、
その弁ケーシング24内に嵌着されたシート体25と、
そのシート体25に接離移動可能に対向配置された弁体
26と、その弁体26をシート体25に対する圧接位置
に向かって付勢するスプリング27とを備えている。そ
して、この逆止弁19は、弁ケーシング24内にスプリ
ング27、弁体26及びシート体25を順に挿入した状
態で、弁ケーシング24の端縁をかしめて、かしめ部2
8を形成することにより、一体的に組み付けられてい
る。
【0030】前記逆止弁19の弁ケーシング24の外周
面にはフランジ部24aが突出形成され、このフランジ
部24aがポンプハウジング12の外壁面12aに当接
することにより、取付孔23内への逆止弁19の挿入位
置が規制されるようになっている。弁ケーシング24の
挿入部の外周面には、取付孔23に対する逆止弁19の
挿入方向と交差(ほぼ直交)する方向に延びる段差状の
壁面24bが形成されている。
【0031】そして、ポンプハウジング12の取付孔2
3に逆止弁19が挿入された状態で、ポンプハウジング
12の外壁面12aと、弁ケーシング24の挿入部末端
のフランジ部24aの外周縁との間に溶接が施されてい
る。なお、この溶接部29は、フランジ部24aの外周
に沿って所定間隔おきで複数箇所設けられている。これ
により、ポンプハウジング12の取付孔23に逆止弁1
9が締結されて、逆止弁19のシート体25の中心に設
けられた高圧燃料のための第2流路30が、ポンプハウ
ジング12の第1流路18に接続されている。
【0032】前記ポンプハウジング12の取付孔23内
の壁面23bと、逆止弁19の弁ケーシング24上の壁
面24bとの間には、円環状のシール部材31が介在さ
れている。そして、このシール部材31により、ポンプ
ハウジング12の取付孔23の内周面と弁ケーシング2
4の挿入部の外周面との間の間隙がシールされて、内部
の流路18,30から間隙を通して燃料が漏れ出すのが
防止されるようになっている。
【0033】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1) この締結部品の取付構造においては、ポンプハ
ウジング12の取付孔23に逆止弁19が挿入されてい
る。そして、ポンプハウジング12の外壁面12aと逆
止弁19の挿入部末端のフランジ部24aの外周縁との
間に溶接部29が施されることで、両部品12,19が
締結されている。これにより、ポンプハウジング12の
内部に設けられた燃料の第1流路18が、逆止弁19の
内部に設けられた燃料の第2流路30に接続されるよう
になっている。
【0034】このため、ポンプハウジング12の雌ネジ
部に逆止弁19の雄ネジ部を螺合させて、両部品12,
19をネジ締結するようにした従来構成のように、その
ネジ締結部で切粉等の異物が発生することはない。よっ
て、ポンプハウジング12及び逆止弁19内の燃料の流
路18,30に切粉等の異物が混入するのを抑制するこ
とができ、流路18,30への異物の混入に起因して、
高圧燃料ポンプ11の作動時に、作動不良や焼き付き等
を発生するおそれを防止することができる。
【0035】また、従来構成のようにポンプハウジング
12に対する逆止弁19の締結に先立って、雌ネジ部及
び雄ネジ部に対してバリ取り作業を施したり、両部品1
2,19の締結後に流路18,30内への異物混入の有
無を検査したりする必要がなく、工数を削減して生産性
の向上を図ることができるとともに、ポンプハウジング
12及び逆止弁19間に異物混入防止用部品を設けずに
済み、部品増加によるコスト増及びその組付性悪化を抑
制することができる。さらに、ポンプハウジング12に
逆止弁19を締結する際に、逆止弁19の先端部が取付
孔23の内底面23aに圧接しないため、その取付孔2
3の内底面23aに締結力がかかることがなく、シリン
ダ13の内壁に歪みが発生するのを防止することができ
る。
【0036】(2) この締結部品の取付構造において
は、ポンプハウジング12の取付孔23に逆止弁19が
挿入されて、それらの部品12,19が締結されてい
る。このため、従来構成とは異なって、ポンプハウジン
グ12の取付孔23の内周面に雌ネジ部を加工したり、
逆止弁19の外周面に雄ネジ部及びスパナかけ部を加工
したりする必要がなく、加工コストを低減することがで
きる。また、ポンプハウジング12及び逆止弁19上に
雌ネジ部及び雄ネジ部のための所定のネジ代を設ける必
要がないので、高圧燃料ポンプ11を小型化することも
できる。
【0037】(3) この締結部品の取付構造において
は、前記ポンプハウジング12の取付孔23内で逆止弁
19の挿入方向と交差する方向に延びる壁面23bと、
逆止弁19の先端部でその挿入方向と交差する方向に延
びる壁面24bとの間に、流路18,30からの燃料の
漏れを防止するためのシール部材31が介在されてい
る。このため、ポンプハウジング12の取付孔23の内
周面と逆止弁19の挿入部の外周面との間の間隙を、取
付孔23の途中においてシール部材31によりシールす
ることができて、内部の流路18,30から間隙を通し
て燃料が漏れ出すのを確実に防止することができる。
【0038】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態を図2に基づいて説明する。なお、この第2実施
形態及び後述する第3及び第4実施形態において、前記
第1実施形態と同一または近似する構成については、重
複説明を避けるために、第1実施形態と同じ参照符号を
付して、それらの詳細な説明は省略する。
【0039】さて、この第2実施形態においては、前記
第1実施形態におけるポンプハウジング12の取付孔2
3内の段差状壁面23b、逆止弁19の弁ケーシング2
4上の段差状壁面24b、及び両壁面23b,24b間
のシール部材31が省略されている。
【0040】そして、ポンプハウジング12の取付孔2
3に逆止弁19の挿入部が挿入された状態で、ポンプハ
ウジング12の外壁面12aと、弁ケーシング24の挿
入部末端のフランジ部24aの外周縁との間に、そのフ
ランジ部24aの外周全体に亘って連続的するように溶
接部29が施されている。これにより、ポンプハウジン
グ12に対して逆止弁19が締結されるとともに、ポン
プハウジング12の外壁面12aと逆止弁19上のフラ
ンジ部24aの外周縁との間がシールされている。
【0041】従って、この第2実施形態によれば、前記
第1実施形態における(1)及び(2)に記載の効果に
加えて、以下のような効果を得ることができる。 (4) この締結部品の取付構造においては、ポンプハ
ウジング12の外壁面12aと逆止弁19の挿入部末端
のフランジ部24aの外周縁との間の溶接部29が、外
周全体に亘って連続的に施されている。このため、シー
ル部材を設けなくても、ポンプハウジング12の取付孔
23の内周面と逆止弁19の挿入部の外周面との間の間
隙を、取付孔23の外端縁において溶接部29によりシ
ールすることができて、内部の流路18,30から間隙
を通して燃料が漏れ出すのを確実に防止することができ
る。
【0042】(第3実施形態)次に、この発明の第3実
施形態を図3に基づいて説明する。さて、この第3実施
形態においても、前記第2実施形態と同様に、第1実施
形態におけるポンプハウジング12の取付孔23内の段
差状壁面23b、逆止弁19の弁ケーシング24上の段
差状壁面24b、及び両壁面23b,24b間のシール
部材31が省略されている。
【0043】そして、ポンプハウジング12の取付孔2
3に逆止弁19の挿入部が圧入されることにより、ポン
プハウジング12に対して逆止弁19が締結されるとと
もに、ポンプハウジング12の取付孔23と逆止弁19
の挿入部との間がシールされている。
【0044】従って、この第3実施形態によれば、前記
各実施形態における(1)及び(2)に記載の効果に加
えて、以下のような効果を得ることができる。 (5) この締結部品の取付構造においては、ポンプハ
ウジング12の取付孔23に逆止弁19が圧入されるこ
とで、両部品12,19が締結されて、ポンプハウジン
グ12内の燃料の第1流路18と、逆止弁19内の燃料
の第2流路30とが接続されるようになっている。この
ため、ポンプハウジング12の取付孔23の内周面に対
して逆止弁19の挿入部の外周面が圧入密着されて、そ
れらの周面間に間隙が存在しなくなる。よって、シール
部材を設けなくても、両周面間をシールすることができ
て、内部の流路18,30から燃料が漏れ出すのを確実
に防止することができる。
【0045】(第4実施形態)次に、この発明の第4実
施形態を図4に基づいて説明する。さて、この第4実施
形態においては、ポンプハウジング12の取付孔23に
逆止弁19が直接挿入されることなく、取付部材35を
介して挿入されるようになっている。すなわち、取付部
材35は円筒状に形成され、その内周面には雌ネジ部3
6が形成されている。取付部材35の一端外周にはフラ
ンジ部35aが形成され、このフランジ部35aがポン
プハウジング12の外壁面12aに当接することによ
り、取付孔23内への取付部材35の挿入位置が規制さ
れるようになっている。
【0046】一方、逆止弁19の弁ケーシング24の外
周面には雄ネジ部37及びスパナかけ部38が形成され
ている。そして、スパナかけ部38にスパナを係合させ
て、逆止弁19の雄ネジ部37を取付部材35の雌ネジ
部36に螺合させることにより、逆止弁19の先端部外
周に取付部材35が予め取り付けられる。このとき、雌
ネジ部36と雄ネジ部37とのネジ締結部で発生した切
粉等の異物は逆止弁19の先端部等に付着するが、エア
の吹き付け等により逆止弁19上から簡単に飛散除去す
ることができる。
【0047】なお、前記逆止弁19に対する取付部材3
5の取り付け時には、逆止弁19の雄ネジ部37の基端
外周に円環状のガスケット39が嵌挿されて、取付部材
35の外端面と逆止弁19のスパナかけ部38との間に
介在される。そして、このガスケット39によって、雌
ネジ部36と雄ネジ部37とのネジ締結部が、外端部側
にてシールされるようになっている。
【0048】その後、逆止弁19が取付部材35ととも
にポンプハウジング12の取付孔23に挿入され、この
状態でポンプハウジング12の外壁面12aと、取付部
材35のフランジ部35aの外周縁との間に、そのフラ
ンジ部35aの外周全体に亘って連続するように溶接部
29が施されている。これにより、ポンプハウジング1
2に取付部材35を介して逆止弁19が締結されるとと
もに、ポンプハウジング12の外壁面12aと取付部材
35のフランジ部35aの外周縁との間がシールされ
る。
【0049】従って、この第4実施形態によれば、前記
各実施形態における(1)及び(4)に記載の効果に加
えて、以下のような効果を得ることができる。 (6) この締結部品の取付構造においては、外周に雄
ネジ部37を有する逆止弁19が、円筒状の取付部材3
5の雌ネジ部36に予め螺着された状態で、その取付部
材35を介してポンプハウジング12の取付孔23に挿
入締結されるようになっている。このため、外周に雄ネ
ジ部37及びスパナかけ部38を備えた既存の逆止弁1
9をそのまま使用しても、雌ネジ部36と雄ネジ部37
とのネジ締結部で発生する切粉等の異物が内部の流路1
8,30に混入するおそれがなく、ポンプハウジング1
2と逆止弁19とを締結させることがてきる。
【0050】(変更例)なお、この実施形態は上記の構
成に限定されるものではなく、次のように変更してもよ
い。このように構成した場合でも、前記各実施形態と同
様の作用及び効果を得ることができる。
【0051】・ 前記第4実施形態では、ポンプハウジ
ング12の取付孔23に取付部材35を挿入した状態
で、取付部材35のフランジ部35aとポンプハウジン
グ12の外壁面12aとの間に溶接部29を施している
が、ポンプハウジング12の取付孔23に取付部材35
を圧入するようにしてもよい。
【0052】・ 前記各実施形態では、逆止弁19にお
ける弁ケーシング24の端縁をシート体25に対して、
かしめることにより抜け止め固定しているが、これを溶
接等の他の方法で抜け止め固定してもよい。
【0053】・ 前記各実施形態では、高圧燃料ポンプ
11のポンプハウジング12に対する逆止弁19の取付
構成に具体化しているが、これを高圧燃料ポンプ11と
は異なった製品における締結部品の取付構造に具体化し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した高圧燃料ポンプのポンプ
ハウジングに対する逆止弁の取付構造の第1実施形態を
示す断面図。
【図2】ポンプハウジングに対する逆止弁の取付構造の
第2実施形態を示す断面図。
【図3】ポンプハウジングに対する逆止弁の取付構造の
第3実施形態を示す断面図。
【図4】ポンプハウジングに対する逆止弁の取付構造の
第4実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
11…高圧燃料ポンプ、12…第1部品としてのポンプ
ハウジング、12a…外壁面、13…シリンダ、14…
加圧室、15…プランジャ、18…高圧燃料通路として
の第1流路、19…第2部品としての逆止弁、23…取
付孔、23b…壁面、24…弁ケーシング、24a…フ
ランジ部、24b…壁面、25…シート体、26…弁
体、27…スプリング、29…溶接部、30…第2流
路、31…シール部材。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 59/44 F02M 59/44 S F16B 11/00 F16B 11/00 D F16J 15/06 F16J 15/06 C F16K 15/06 F16K 15/06 27/00 27/00 B (72)発明者 浅山 和博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 石川 友二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 井上 宏史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G066 AD02 BA29 BA54 CA22S CD11 CE02 3H051 AA01 BB10 CC14 CC15 CC16 CC17 EE06 FF15 3H058 AA05 BB28 BB29 BB40 CC11 EE15 3J023 EA02 FA03 GA01 3J040 AA02 AA11 BA02 HA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部品の取付孔に第2部品を挿入して、
    両部品を締結することで、第1部品の内部に設けられた
    流体の第1流路と、第2部品の内部に設けられた流体の
    第2流路とを接続するようにした締結部品の取付構造に
    おいて、 前記第1部品の外壁面と第2部品の挿入部末端の外周縁
    との間に溶接を施すことにより、両部品を締結したこと
    を特徴とする締結部品の取付構造。
  2. 【請求項2】前記第1部品の取付孔内で第2部品の挿入
    方向と交差する方向に延びる壁面と、第2部品の先端部
    でその挿入方向と交差する方向に延びる壁面との間に、
    前記流路からの流体の漏れを防止するためのシール部材
    を介在させたことを特徴とする請求項1に記載の締結部
    品の取付構造。
  3. 【請求項3】前記第1部品の外壁面と第2部品の挿入部
    末端の外周縁との間の溶接を、外周全体に亘って連続的
    に施すことにより、前記流路からの流体の漏れを防止す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の締結部
    品の取付構造。
  4. 【請求項4】第1部品の取付孔に第2部品を挿入して、
    両部品を締結することで、第1部品の内部に設けられた
    流体の第1流路と、第2部品の内部に設けられた流体の
    第2流路とを接続するようにした締結部品の取付構造に
    おいて、 前記第1部品の取付孔に第2部品を圧入することによ
    り、両部品を締結したことを特徴とする締結部品の取付
    構造。
  5. 【請求項5】前記第2部品は逆止弁機能を有することを
    特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の
    締結部品の取付構造。
  6. 【請求項6】前記第1部品は高圧燃料ポンプのポンプハ
    ウジングであり、前記第2部品はポンプハウジング内の
    加圧室から燃料噴射弁への高圧燃料通路の途中に設けら
    れる逆止弁であることを特徴とする請求項1〜請求項5
    のいずれか一項に記載の締結部品の取付構造。
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