JP2001293915A - 印刷装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

印刷装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2001293915A
JP2001293915A JP2000114180A JP2000114180A JP2001293915A JP 2001293915 A JP2001293915 A JP 2001293915A JP 2000114180 A JP2000114180 A JP 2000114180A JP 2000114180 A JP2000114180 A JP 2000114180A JP 2001293915 A JP2001293915 A JP 2001293915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理に関わるパラメータの設定を効果的
に制御し、画品質を良好に維持しながら効果的にかつ効
率良く印刷することができる印刷装置及びその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 画像入力部1より、画像データと、その
画像データを構成する各領域の属性情報を取得する。取
得された属性情報に基づいて、領域指定部11は、画像
データの指定領域に対する圧縮パラメータを決定する。
その圧縮パラメータを用いて、エントロピ符号化部4は
画像データを圧縮する。そして、圧縮された画像データ
を伸長して、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像デ
ータに基づいて画像を記録媒体上に印刷する印刷装置及
びその制御方法、コンピュータ可読メモリに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、入力された描画命令に基づいてビ
ットマップ画像を描画すると共に、その描画命令と描画
命令の属性情報を用いて、ビットマップ画像に対する属
性情報を生成し、更に、ビットマップ画像の圧縮/伸長
を行い、ビットマップ画像を出力することが可能な印刷
装置では、ビットマップ画像全体に対して単一の圧縮伸
長パラメータを設定している。
【0003】また、ビットマップ画像の一部に対して圧
縮伸長パラメータを設定できる場合でも、ユーザからの
設定対象の領域の指示に従って圧縮伸長パラメータを切
り替えているだけであり、描画命令と描画命令の属性情
報を用いて生成されたビットマップ画像に対する属性情
報は利用していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像の
高画質化、高精細化等の要求により、ビットマップ画像
内の所定部分に対する圧縮伸長パラメータを可変にした
り、属性情報を利用した効率的な圧縮伸長パラメータの
制御を行っていなかった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像処理に関わるパラメータの設定を効果的
に制御し、画品質を良好に維持しながら効果的にかつ効
率良く印刷することができる印刷装置及びその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による印刷装置は以下の構成を備える。即
ち、入力された画像データに基づいて画像を記録媒体上
に印刷する印刷装置であって、画像データを入力する入
力手段と、前記入力手段で入力された画像データを構成
する各領域の属性情報を取得する取得手段と、前記取得
手段で取得された属性情報に基づいて、前記画像データ
の指定領域に対する圧縮パラメータを決定する決定手段
と、前記圧縮パラメータを用いて、前記画像データを圧
縮する圧縮手段と、前記圧縮手段で圧縮された画像デー
タを伸長して、出力する出力手段とを備える。
【0007】また、好ましくは、前記画像データが描画
命令で構成される場合、前記取得手段は、前記描画命令
の内容を解析し、その解析結果に基づいて、前記属性情
報を取得する。
【0008】また、好ましくは、前記画像データがビッ
トマップ画像データである場合、前記取得手段は、前記
ビットマップイメージ画像データに対し、像域分離を行
い、その像域分離結果に基づいて、前記属性情報を取得
する。
【0009】また、好ましくは、前記画像データがビッ
トマップ画像データと該ビットマップビットマップイメ
ージ画像データに対する像域分離結果である場合、前記
取得手段は、前記像域分離結果に基づいて、前記属性情
報を取得する。
【0010】また、好ましくは、前記属性情報は、少な
くとも文字領域、図形領域、イメージ領域のいずれかを
示す情報である。
【0011】また、好ましくは、前記属性情報は、少な
くとも前記高品位出力領域あるいは低品位出力領域のど
ちらかを示す情報である。
【0012】上記の目的を達成するための本発明による
印刷装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、入力
された画像データに基づいて画像を記録媒体上に印刷す
る印刷装置の制御方法であって、画像データを入力する
入力工程と、前記入力工程で入力された画像データを構
成する各領域の属性情報を取得する取得工程と、前記取
得工程で取得された属性情報に基づいて、前記画像デー
タの指定領域に対する圧縮パラメータを決定する決定工
程と、前記圧縮パラメータを用いて、前記画像データを
圧縮する圧縮工程と、前記圧縮工程で圧縮された画像デ
ータを伸長して、出力する出力工程とを備える。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
入力された画像データに基づいて画像を記録媒体上に印
刷する印刷装置の制御のプログラムコードが格納された
コンピュータ可読メモリであって、画像データを入力す
る入力工程のプログラムコードと、前記入力工程で入力
された画像データを構成する各領域の属性情報を取得す
る取得工程のプログラムコードと、前記取得工程で取得
された属性情報に基づいて、前記画像データの指定領域
に対する圧縮パラメータを決定する決定工程のプログラ
ムコードと、前記圧縮パラメータを用いて、前記画像デ
ータを圧縮する圧縮工程のプログラムコードと、前記圧
縮工程で圧縮された画像データを伸長して、出力する出
力工程のプログラムコードとを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施形態を詳細に説明する。 [実施形態1]以下、本発明をカラーレーザ・ビーム・
プリンタ(以下、LBPと略す)に適用した実施形態に
ついて説明する。尚、実施形態1では、印刷装置の一例
として、カラーレーザプリンタで説明しているが、カラ
ーインクジェットプリンタ、カラー熱転写プリンタ等の
他のカラープリンタであっても良い。
【0015】まず、LBPの構成について、図1を参照
して説明する。
【0016】図1は実施形態1のLBPの内部構造を示
す断面図である。
【0017】図1において、100はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(図2の
201)から供給される文字印刷命令、各種図形描画命
令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従って対応す
る文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体
である記録用紙上に像を形成する。
【0018】151は操作パネルであり、操作のための
スイッチ及びLBP100の状態を表示するLED表示
器やLCD表示器等が配置されている。101はプリン
タ制御ユニットであり、LBP100全体の制御及びホ
ストコンピュータから供給される文字印刷命令等を解析
する。尚、実施形態1におけるLBPは、RGBの色情
報をM(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)K(ク
ロ)に変換し、それらを並列で像形成・現像するため、
MCYKそれぞれが像形成・現像機構を有している。プ
リンタ制御ユニット101はMCYKそれぞれの印刷イ
メージを生成し、ビデオ信号に変換してMCYKそれぞ
れのレーザ・ドライバに出力する。
【0019】M(マゼンタ)用のレーザ・ドライバ11
0は、半導体レーザ111の駆動回路であり、入力され
たビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射され
るレーザ光112のオン・オフ切替を制御する。レーザ
光112は、回転多面鏡113で左右方向に振られて静
電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム
114上には、文字や図形のパターンの静電潜像が形成
される。この静電潜像は、静電ドラム114周囲の現像
ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像さ
れた後、記録用紙に転写される。
【0020】C(シアン),Y(イエロー),K(ク
ロ)に関してもM(マゼンタ)用と同様の像形成・現像
機構を有し、120,121,122,123,12
4,125はC(シアン)用の像形成・現像機構、13
0,131,132,133,134,135はY(イ
エロー)用の像形成・現像機構、140,141,14
2,143,144,145はK(クロ)用の像形成・
現像機構である。個々の機能はM(マゼンタ)の像形成
・現像機構であり、その構成については、同様であるの
で説明は省略する。
【0021】記録用紙には、カット・シート記録紙を用
い、カット・シート記録紙はLBP100に装着した給
紙カセット102に収納され、バネ103で一定の高さ
に保たれている。そして、給紙ローラ104及び搬送ロ
ーラ105と106とにより装置内に取り込まれ、用紙
搬送ベルト107に乗せられてMCYKの各像形成・現
像機構を通過する。
【0022】記録用紙に転写されたMCYKの各トナー
(粉末インク)は、定着器108で熱と圧力により記録
用紙に固着され、記録用紙は搬送ローラ109と150
によってLBP100本体上部に出力される。
【0023】図2は実施形態1の図1のLBPの制御系
の概略構成を示すブロック図である。
【0024】このLBPの制御系101は、印刷情報の
発生源である、ホストコンピュータ201より送られて
きた文字、図形、イメージの各描画命令及び色情報等か
らなるデータ218を入力し、その入力されたデータを
CPU208が処理してページ単位で文書情報等を印刷
するようにしている。
【0025】202はホストコンピュータ201と各種
情報をやりとりする入出力インタフェース部、203は
入出力インタフェース部202を介して入力された各種
情報を一時記憶する入力バッファメモリである。
【0026】204は文字パターン発生器であり、文字
の幅や高さ等の属性や実際の文字パターンのアドレスが
格納されているフォント情報部222、文字パターン自
身が格納されている文字パターン部223、及びその読
出を行う制御プログラム(不図示)から成る。制御プロ
グラムは、ROM219に含まれ、文字コードを入力す
るとそのコードに対応する文字パターンのアドレスを算
出するコードコンバート機能をも有している。
【0027】205はRAMであり、文字パターン発生
器204より出力された文字パターンを記憶するフォン
ト・キャッシュ領域207、ホストコンピュータ201
より送られてきた外字フォントやフォーム情報及び現在
の印刷環境等を記憶する記憶領域206を含んでいる。
【0028】このように、一旦文字パターンに展開した
パターン情報をフォント・キャッシュとしてフォント・
キャッシュ領域207に記憶しておくことにより、同じ
文字を印刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展
開する必要がなくなるため、文字パターンへの展開が速
くなる。
【0029】208はCPUであり、LBPの制御系全
体を制御し、ROM219に記憶されたCPU208用
の制御プログラム(不図示)により装置全体の制御を行
なっている。209は中間バッファであり、入力された
データ218を元に生成される内部的な中間データ群を
一時記憶する。
【0030】1ページ分のデータの受信が完了し、それ
らがよりシンプルな中間データに変換されて中間バッフ
ァ209に記憶された後、その中間データはレンダラ2
10により数ライン単位でレンダリングされ、印刷イメ
ージとしてバンドバッファ211に出力される。
【0031】尚、レンダラ210は、数ライン単位にR
GB各色8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメー
ジを生成し、同時に各ピクセルが文字か図形かイメージ
かを示す2ビット/ピクセルの属性ビットマップイメー
ジを生成することができる。
【0032】また、バンドバッファ211には、少なく
とも8ライン分のRGB描画ビットマップイメージ、属
性ビットマップイメージを記憶することができる記憶領
域を有している。この時、描画ビットマップイメージと
属性ビットマップイメージは圧縮部212により別々に
圧縮される。また、RGB描画ビットマップイメージを
圧縮する際、圧縮パラメータとして、属性ビットマップ
イメージを入力する。
【0033】バンドバッファ211に出力されたイメー
ジは、圧縮部211によりスキャンライン単位に圧縮さ
れた後、ページメモリ213に格納される。1ページ分
の中間データのレンダリング、圧縮が終了し、それらが
ページメモリ213に格納された後、伸長部214にお
いて数ライン単位で圧縮データが読み出され伸長され
る。この時、描画ビットマップイメージと属性ビットマ
ップイメージは別々に読み出され、伸長される。
【0034】次に、伸長されたデータは、色変換部21
5でRGB各色8ビット/ピクセルのビットマップイメ
ージをYMCK各色4ビット/ピクセルのビットマップ
イメージに変換される。このとき、描画ビットマップイ
メージの各ピクセルを色変換する際に、対応する属性ビ
ットマップピクセルの種類によって、色変換方法を切り
替える。次に、YMCK各色用の出力インタフェースブ
部を有する出力インタフェース部216で、YMCK各
色4ビット/ピクセルのビットマップイメージはビデオ
信号に変換されてプリンタ部217に出力される。プリ
ンタ部217は、出力インタフェース部216からのビ
デオ信号に基づいた画像情報を印刷するページ・プリン
タの印刷機構部分である。
【0035】先に図1を用いて説明したように、実施形
態1におけるLBPではMCYKの像形成・現像を並列
で行うため、出力インタフェース部216はM出力イン
タフェース部、C出力インタフェース部、Y出力インタ
フェース部、K出力インタフェース部の4つの出力イン
タフェース部で構成され、それぞれが独立に色変換部2
15からドットデータを獲得し、ビデオ信号に変換して
各プレーンのレーザ・ドライバ110,120,13
0,140へ出力する。
【0036】220は一般のEEPROM等で構成する
不揮発性メモリであり、以下、NVRAM(Non Volatil
e RAM)と称する。NVRAM220には、操作パネル1
51で指定されるパネル設定値などが記憶される。22
1はLBP100からホストコンピュータ201に送信
されるデータである。
【0037】尚、ROM215には、ホストコンピュー
タ201から入力されるデータ(描画命令)の解析、中
間データの生成、印刷機構本体部213の制御プログラ
ム、及びRGB色空間からMCYK色空間への色変換テ
ーブル等も含まれる。
【0038】次に、レンダラ210で生成される属性ビ
ットマップイメージについて、図3を用いて説明する。
【0039】図3は実施形態1の属性ビットマップイメ
ージの詳細構成を示す図である。
【0040】図3(a)はレンダラ210で生成される
描画ビットマップイメージ、図3(b)は中間バッファ
209に格納される中間データ、図3(c)はレンダラ
210で生成される属性ビットマップイメージを示して
いる。
【0041】まず、入力コマンドが文字コマンドか、図
形コマンドか、イメージコマンドかを判定し、中間バッ
ファ209に格納する中間データにそれぞれのフラグを
備える(図3(b))。
【0042】具体例を説明すれば、図3(a)の描画ビ
ットマップイメージには、文字100a、図形(円)1
00b、イメージ100cが存在する。これに対し、中
間データは、文字100aに対応するObject1として、
属性(type):文字(char)、印刷位置(x,y)、フ
ォント名(fontname)、サイズ(size)、文字コード
(code=a,b,c)、色(color)を備え、図形100bに
対応するObject2として、属性(type):図形(graphi
c)、印刷位置(x,y)、半径(r)、形状(circl
e)、色を備え、イメージ100cに対応するObject3
として、属性(type):イメージ(image)、印刷位置
(x,y)、イメージの幅(w)、高さ(h)、イメージ
の実体へのポインタ(pointer)を備える。
【0043】このように、中間データは、それぞれの描
画オブジェクトの形、色、印刷位置の情報を含んでい
る。
【0044】そして、この中間データをレンダラ210
により描画すると、描画ビットマップイメージ(図3
(a))と共に、属性ビットマップイメージ(図3
(c))が得られる。
【0045】属性ビットマップイメージは、文字情報領
域は0x1、図形情報領域は0x2、イメージ情報領域
は0x3、その他の領域は0x0の各ピクセル2ビット
の情報で表現されている。
【0046】次に、圧縮部212(エンコーダ)と、伸
長部214(デコーダ)の構成について、図4を用いて
説明する。
【0047】尚、以下の圧縮部212のROIのマスク
領域として、属性ビットマップイメージの図形情報領域
を使用する。 [エンコーダ]図4は実施形態1の圧縮部212の概略
構成を示すブロック図である。
【0048】図4において、1は画像入力部、2は離散
ウェーブレット変換部、3は量子化部、4はエントロピ
符号化部、5は符号出力部、11は領域指定部である。
【0049】まず、画像入力部1に対して符号化対象と
なる画像を構成する画素信号がラスタースキャン順に入
力され、その出力は離散ウェーブレット変換部2に入力
される。また、画像入力部1は、領域指定部11に対
し、属性ビットマップイメージを入力する。以降の説明
では、画像信号はモノクロの多値画像を表現している
が、カラー画像等、複数の色成分を符号化するならば、
RGB各色成分、あるいは輝度、R−Y、B−Y等の色
度成分を上記単色成分として圧縮すればよい。
【0050】離散ウェーブレット変換部2は、入力した
画像信号に対して2次元の離散ウェーブレット変換処理
を行い、変換係数を計算して出力する。ここで、離散ウ
ェーブレット変換部2の基本構成について、図5を用い
て説明する。
【0051】図5は実施形態1の離散ウェーブレット変
換部の基本構成を示す図である。
【0052】図5において、入力された画像信号はメモ
リ201に記憶され、処理部202により順次読み出さ
れて変換処理が行われ、再びメモリ201に書きこまれ
る。
【0053】次に、処理部202の詳細構成について、
図6を用いて説明する。
【0054】図6は実施形態1の処理部の詳細構成を示
す図である。
【0055】図6において、入力された画像信号xは、
遅延素子およびダウンサンプラの組み合わせにより、偶
数アドレスおよび奇数アドレスの信号に分離され、2つ
のフィルタpおよびuによりフィルタ処理が施される。
図中、sおよびdは、各々1次元の画像信号に対して1
レベルの分解を行った際のローパス係数およびハイパス
係数を表しており、次式により計算される。
【0056】 d(n)=x(2*n+1)-floor((x(2*n)+x(2*n+2))/2) (1) s(n)=x(2*n)+floor((d(n-1)+d(n))/4) (2) 但し、x(n)は、変換対象となる画像信号である。ま
た、floor(x)は、x未満の整数の中で最も大きい整数値
を表す。
【0057】以上の処理により、画像信号に対する1次
元の離散ウェーブレット変換処理が行われる。
【0058】2次元の離散ウェーブレット変換は、1次
元の変換を画像の水平・垂直方向に対して順次行うもの
であり、その詳細は公知であるので、ここでは説明を省
略する。
【0059】次に、2次元の離散ウェーブレット変換に
より得られる2レベルの変換係数群について、図7を用
いて説明する。
【0060】図7は実施形態1の2レベルの変換係数群
の構成例を示す図である。
【0061】画像信号は、異なる周波数帯域の係数列H
H1,HL1,LH1,…,LLに分解される。尚、以
降の説明ではこれらの係数列をサブバンドと呼ぶ。各サ
ブバンドの係数は、後続の量子化部3に出力される。
【0062】再び、図4の説明に戻る。
【0063】領域指定部11は、符号化対象となる画像
内で、周囲部分と比較して高画質で復号化されるべき領
域(ROI:region of interesting)を指定し、対象
画像を離散ウェーブレット変換した際にどの係数が指定
領域に属しているかを示すマスク情報を生成する。尚、
実施形態1の場合は、画像入力部1から入力される属性
ビットマップイメージによって、ROIが指定される。
【0064】ここで、マスク情報の一例について、図8
を用いて説明する。
【0065】図8は実施形態1のマスク情報の一例を示
す図である。
【0066】図8において、所定の指示入力により、左
側に示す入力画像内の星型の領域が指定された場合に、
領域指定部11は、この指定領域を含む画像を離散ウェ
ーブレット変換した際の該指定領域が各サブバンドに占
める部分を計算する。また、マスク情報の示す領域は、
指定領域境界上の画像信号を復元する際に必要な周囲の
係数を含む範囲となっている。
【0067】このようにして計算されたマスク情報の例
が、図8の右側に示される。この例においては、同図左
側の画像に対し2レベルの離散ウェーブレット変換を施
した際のマスク情報が図のように計算される。図中にお
いて、星型の部分が指定領域であり、この領域内のマス
ク情報のビットは1、それ以外のマスク情報のビットは
0となっている。これらマスク情報全体は2次元離散ウ
ェーブレット変換による係数の構成と同じであるため、
マスク情報内のビットを検査することで対応する位置の
係数が指定領域内に属しているかどうかを識別すること
ができる。このようにして生成されたマスク情報が、量
子化部3に出力される。
【0068】さらに、領域指定部11は、指定領域に対
する画質を指定する圧縮パラメータを入力する。圧縮パ
ラメータは指定領域に割り当てる圧縮率を表現する数
値、あるいは画質を表す数値でもよい。特に、実施形態
1の場合、圧縮パラメータは、ROIのマスク領域とし
て指定される属性ビットマップイメージ毎に用意されて
おり、文字情報領域用、図形情報領域用、イメージ情報
領域用、その他の領域用の圧縮パラメータが存在する。
そして、領域指定部11は、画像入力部1から入力され
た属性ビットマップイメージに対応する圧縮パラメータ
を取得し、この取得した圧縮パラメータから、指定領域
における係数に対するビットシフト量Bを計算し、マス
クと共に量子化部3に出力する。
【0069】量子化部3は、入力された係数を所定の量
子化係数により量子化し、その量子化値に対する量子化
インデックスを出力する。ここで、量子化は次式により
行われる。
【0070】 q=sign(c) floor(abs(c)/Δ) (3) sign(c)=1 ;c>=0 (4) sign(c)=-1 ;c<0 (5) ここで、cは量子化対象となる係数である。また、Δの
値として1を選択することも可能である。この場合、実
際に量子化は行われず、量子化部3に入力されたサブバ
ンドは、そのまま、後続のエントロピ符号化部4に出力
される。
【0071】次に、量子化部3は、領域指定部6から入
力されたマスク情報およびビットシフト量Bに基づき、
次式により量子化インデックスを変更する。
【0072】q'=q*2B;m=1 (6) q'=q ;m=0 (7) ここで、mは当該量子化インデックスの位置におけるマ
スク情報の値である。以上の処理により、領域指定部1
1において指定された空間領域に属する量子化インデッ
クスのみがビットシフト量Bのビット数上方にシフトア
ップされる。ここで、シフトアップによる量子化インデ
ックスの変化例について、図9を用いて説明する。
【0073】図9は実施形態1のシフトアップによる量
子化インデックスの変化例を示す図である。
【0074】図9の上段において、3つのサブバンドに
各々3個の量子化インデックスが存在しており、網がけ
された量子化インデックスにおけるマスク情報の値が1
で、ビットシフト量Bが2の場合、シフト後の量子化イ
ンデックスは同図の下段のようになる。このようにし
て、変更された量子化インデックスは、後続のエントロ
ピ符号化部4に出力される。
【0075】エントロピ符号化部4は、入力された量子
化インデックスをビットプレーンに分解し、ビットプレ
ーンを単位に2値算術符号化を行ってコードストリーム
を出力する。ここで、エントロピ符号化部4の動作につ
いて、図10を用いて説明する。
【0076】図10は実施形態1のエントロピ符号化部
の動作を説明する図である。
【0077】この例においては、4×4の大きさを持つ
サブバンド内の領域において非0の量子化インデックス
が3個存在しており、それぞれ+13,−6,+3の値
を持っている。エントロピ符号化部4は、このサブバン
ド内の領域を走査して最大値Mを求め、次式により最大
の量子化インデックスを表現するための必要なビット数
Sを計算する。
【0078】 S=ceil(log2(abs(M))) (8) ここで、ceil(x)は、x以上の整数の中で最も小さい整
数値を表す。
【0079】図10においては、最大値は13であるの
で、上式(8)によってSは4となる。そのため、シー
ケンス中の16個の量子化インデックスは、同図(b)
に示すように4つのビットプレーンを単位として処理が
行われる。最初に、エントロピ符号化部4は最上位ビッ
トプレーン(同図MSBで表す)の各ビットを2値算術
符号化し、ビットストリームとして出力する。
【0080】次に、ビットプレーンを1レベル下げ、以
下同様に対象ビットプレーンが最下位ビットプレーン
(同図LSBで表す)に至るまで、ビットプレーン内の
各ビットを符号化し符号出力部5に出力する。この時、
各量子化インデックスの符号は、ビットプレーン走査に
おいて最初の非0ビットが検出されるとそのすぐ後に当
該量子化インデックスの符号がエントロピ符号化され
る。
【0081】次に、符号出力部5に出力される符号配列
の構成について、図11を用いて説明する。
【0082】図11は実施形態1の符号出力部に出力さ
れる符号列の構成を示す図である。
【0083】図11(a)は符号列の全体の構成を示す
図あり、MHはメインヘッダ、THはタイルヘッダ、B
Sはビットストリームである。図11(b)はメインヘ
ッダMHの構成を示す図であり、符号化対象となる画像
のサイズ(水平および垂直方向の画素数)、画像を複数
の矩形領域であるタイルに分割した際のサイズ、各色成
分数を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット
精度を表すコンポーネント情報から構成されている。
尚、画像をタイルに分割しない場合は、タイルサイズと
画像サイズは同じ値を取り、対象画像がモノクロの多値
画像の場合コンポーネント数は1である。
【0084】また、図11(c)はタイルヘッダTHの
構成を示す図であり、当該タイルのビットストリーム長
とヘッダ長を含めたタイル長および当該タイルに対する
符号化パラメータから構成される。符号化パラメータに
は、離散ウェーブレット変換のレベル、フィルタの種別
等が含まれている。
【0085】また、図11(d)はビットストリームB
Sの構成を示す図であり、ビットストリームは各サブバ
ンド毎にまとめられ、解像度の小さいサブバンドを先頭
として順次解像度が高くなる順番に配置されている。さ
らに、各サブバンド内は上位ビットプレーンから下位ビ
ットプレーンに向かい、ビットプレーンを単位として符
号が配列されている。
【0086】上記のような符号配列とすることにより、
後述する図17に示すような階層的復号化を行うことが
可能となる。
【0087】また、符号配列は、図12のようにしても
良い。
【0088】図12は実施形態1の符号出力部に出力さ
れる符号列の他の構成を示す図である。
【0089】図12(a)は符号列の全体の構成を示す
図であり、MHはメインヘッダ、THはタイルヘッダ、
BSはビットストリームである。図12(b)はメイン
ヘッダMHの構成を示す図であり、符号化対象となる画
像のサイズ(水平および垂直方向の画素数)、画像を複
数の矩形領域であるタイルに分割した際のサイズ、各色
成分数を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビッ
ト精度を表すコンポーネント情報から構成されている。
尚、画像をタイルに分割しない場合は、タイルサイズと
画像サイズは同じ値を取り、対象画像がモノクロの多値
画像の場合コンポーネント数は1である。
【0090】また、図12(c)はタイルヘッダTHの
構成を示す図であり、当該タイルのビットストリーム長
とヘッダ長を含めたタイル長および当該タイルに対する
符号化パラメータから構成される。符号化パラメータに
は、離散ウェーブレット変換のレベル、フィルタの種別
等が含まれている。また、図12(d)はビットストリ
ームBSの構成を示す図であり、ビットストリームはビ
ットプレーンを単位としてまとめられ、上位ビットプレ
ーンから下位ビットプレーンに向かう形で配置されてい
る。各ビットプレーンには、各サブバンドにおける量子
化インデックスの当該ビットプレーンを符号化した結果
が順次サブバンド単位で配置されている。図において、
Sは最大の量子化インデックスを表現するために必要な
ビット数である。このようにして生成された符号列は、
符号出力部5に出力される。
【0091】上記のような符号配列とすることにより、
後述する図18に示すような階層的復号化を行うことが
可能となる。
【0092】上述した処理において、符号化対象となる
画像全体の圧縮率は、量子化ステップΔを変更すること
により制御することが可能である。
【0093】また、エントロピ符号化部704において
符号化するビットプレーンの下位ビットを必要な圧縮率
に応じて制限(廃棄)することも可能である。この場合
には、全てのビットプレーンは符号化されず上位ビット
プレーンから所望の圧縮率に応じた数のビットプレーン
までが符号化され、最終的な符号列に含まれる。
【0094】上記下位ビットプレーンを制限する機能を
利用すると、図9に示した指定領域に相当するビットの
みが多く符号列に合まれることになる。即ち、上記指定
領域のみ低圧縮率で符号化され高画質な画像として圧縮
することが可能となる。 [デコーダ]次に、以上述べた圧縮部212から出力さ
れる符号列のビットストリームを復号化する伸長部21
4の構成について、図13を用いて説明する。
【0095】図13は実施形態1の伸長部の構成を示す
ブロック図である。
【0096】図13において、6は符号入力部、7はエ
ントロピ復号化部、8は逆量子化部、9は逆離散ウェー
ブレット変換部、10は画像出力部である。
【0097】符号入力部6は、符号列を入力し、それに
含まれるヘッダを解析して後続の処理に必要なパラメー
タを抽出し、必要な場合は処理の流れを制御し、あるい
は後続の処理ユニットに対して該当するパラメータを送
出する。また、符号列に含まれるビットストリームは、
エントロピ復号化部7に出力される。
【0098】エントロピ復号化部7は、ビットストリー
ムをビットプレーン単位で復号化し、出力する。ここ
で、エントロピ復号化部7の動作について、図14を用
いて説明する。
【0099】図14は実施形態1のエントロピ復号化部
の動作を説明するための図である。
【0100】図14(a)は、復号対象となるサブバン
ドの一領域をビットプレーン単位で順次復号化し、最終
的に量子化インデックスを復元する流れを示しており、
同図の矢印の順にビットプレーンが復号化される。この
場合、図14(b)のようになる。そして、復元された
量子化インデックスは、逆量子化部8に出力される。
【0101】逆量子化部8は、入力した量子化インデッ
クスから、次式に基づいて離散ウェーブレット変換係数
を復元する。
【0102】 c'=Δ*q/2U ;q≠0 (9) c'=0 ;q=0 (10) U=B ;m=1 (11) U=0 ;m=0 (12) ここで、qは量子化インデックス、Δは量子化ステップ
であり、Δは符号化時に用いられたものと同じ値であ
る。また、Bはタイルヘッダから読み出されたビットシ
フト数、mは当該量子化インデックスの位置におけるマ
スクの値である。c’は復元された係数であり、符号化
時では、sまたはdで表される係数を復元したものであ
る。係数c’は、後続の逆離散ウェーブレット変換部9
に出力される。ここで、逆離散ウェーブレット変換部9
の基本構成について、図15を用いて説明する。
【0103】図15は実施形態1の逆離散ウェーブレッ
ト変換部の基本構成を示す図である。
【0104】図15において、入力されたサブバンド
は、メモリ901に記憶される。メモリ901に記憶さ
れたサブバンドに対し、処理部902は、1次元の逆離
散ウェーブレット変換を行い、メモリ901から順次変
換係数を読み出して処理を行うことで、2次元の逆離散
ウェーブレット変換を実行する。2次元の逆離散ウェー
ブレット変換は、順変換と逆の手順により実行される
が、詳細は公知であるので説明を省略する。
【0105】次に、処理部902の詳細構成について、
図16を用いて説明する。
【0106】図16は実施形態1の処理部の詳細構成を
示す図である。
【0107】図16において、s’およびd’は各々1
次元の画像信号に対して1レベルの分解を行った際のロ
ーパス係数およびハイパス係数を表しており、それぞれ
偶数アドレスおよび奇数アドレスに対応する。そして、
それぞれのサブバンドは、2つのフィルタuおよびpに
よりフィルタ処理を施される。そして、フィルタ処理さ
れたサブバンドは、アップサンプラにより重ね合わされ
て画像信号x’が出力される。これらの処理は、次式に
より行われる。
【0108】 x'(2*n)=s'(n)-floor((d'(n-1)+d'(n))/4) (13) x'(2*n+1)=d'(n)+floor((x'(2*n)+x'(2*n+2))/2) (14) ここで、(1)、(2)、および(13)、(14)式
による順方向および逆方向の離散ウェーブレット変換
は、完全再構成条件を満たしているため、量子化ステッ
プΔが1であり、ビットプレーン復号化において全ての
ビットプレーンが復号されていれば、復元された画像信
号x’は原画像信号xと一致する。
【0109】以上の処理により、画像信号が復元されて
画像出力部10に出力される。画像出力部10は、モニ
タ等の画像表示装置であってもよいし、あるいは磁気デ
ィスク等の記憶装置であってもよい。
【0110】以上説明した手順により、画像を復元表示
した際の画像の表示形態について、図17を用いて説明
する。
【0111】図17は実施形態1の画像を復元表示した
際の画像の表示形態を示す図である。
【0112】図17(a)は、符号列の例を示したもの
であり、基本的な構成は、図11に基づいている。画像
全体をタイルと設定した場合、符号列中には唯1つのタ
イルヘッダおよびビットストリームが含まれていること
となる。ビットストリームBS0には、図に示すよう
に、最も低い解像度に対応するサブバンドであるLLか
ら順次解像度が高くなる順に符号が配置されている。ま
た、各サブバンド内は上位ビットプレーンから下位ビッ
トプレーンに向かって、符号が配置されている。
【0113】伸長部214は、このビットストリームを
順次読みこみ、各サブバンドに対応する符号を復号した
時点で画像を表示する。図17(b)は、各サブバンド
と表示される画像の大きさの対応を示したものである。
この例では、LLに相当する符号列が順次読み出され、
各サブバンドの復号処理が進むに従って画質が徐々に改
善されている。この時、符号化時に指定領域となった星
型の部分はその他の部分よりもより高画質に復元され
る。
【0114】これは、符号化時に量子化部3において、
指定領域に属する量子化インデックスをシフトアップし
ており、そのためビットプレーン復号化の際に当該量子
化インデックスがその他の部分に対し、より早い時点で
復号化されるためである。このように指定領域部分が高
画質に複号化されるのは、その他の解像度についても同
様である。
【0115】さらに、全てのビットプレーンを復号化し
た時点では、指定領域とその他の部分は画質的に同一で
あるが、途中段階で復号化を打ち切った場合は指定領域
部分がその他の領域よりも高画質に復元された画像が得
られる。
【0116】また、画像を復元表示した際の画像の他の
表示形態について、図18を用いて説明する。
【0117】図18は実施形態1の画像を復元表示した
際の画像の他の表示形態を示す図である。
【0118】図18(a)は、符号列の例を示したもの
であり、基本的な構成は図12に基づいている。画像全
体をタイルと設定した場合、符号列中には唯1つのタイ
ルヘッダおよびビットストリームが含まれていることと
なる。ビットストリームBS0には、図に示すように、
最も上位のビットプレーンから、下位のビットプレーン
に向かって符号が配置されている。
【0119】伸長部214は、このビットストリームを
順次読みこみ、各ビットプレーンの符号を復号した時点
で画像を表示する。図18(b)は、上位のビットプレ
ーンから順次復号が行われたとき、表示される画像の画
質変化の例を示したものである。この例では、上位のビ
ットプレーンのみが復号されている状態では、画像の全
体的な特徴のみが表示されるが、下位のビットプレーン
が復号されるに従って、段階的に画質が改善されてい
る。また、符号化時に指定領域となった星型の部分はそ
の他の部分よりもより高画質に復元される。量子化にお
いて量子化ステップΔが1の場合、全てのビットプレー
ンが復号された段階で表示される画像は原画像と全く同
じとなる。
【0120】これは、符号化時に量子化部3において、
指定領域に属する量子化インデックスをシフトアップし
ており、そのためビットプレーン復号化の際に当該量子
化インデックスがその他の部分に対し、より早い時点で
復号化されるためである。
【0121】さらに、全てのビットプレーンを復号化し
た時点では、指定領域とその他の部分は画質的に同一で
あるが、途中段階で復号化を打ち切った場合は指定領域
部分がその他の領域よりも高画質に復元された画像が得
られる。
【0122】上述した例において、エントロピ復号化部
7において、復号する下位ビットプレーンを制限(無
視)することで、受信あるいは処理する符号化データ量
を減少させ、結果的に圧縮率を制御することが可能であ
る。このようにすることにより、必要なデータ量の符号
化データのみから所望の画質の復号画像を得ることが可
能である。また、符号化時の量子化ステップΔが1であ
り、復号時に全てのビットプレーンが復号された場合
は、復元された画像が原画像と一致する可逆符号化・復
号化を実現することもできる。
【0123】上記下位ビットプレーンを制限する機能を
利用すると、図9に示した指定領域に相当するビットの
みが多く符号列に合まれることになる。即ち、上記指定
領域のみ低圧縮率で符号化され高画質な画像として符号
化されたデータを復号したことと同様の効果を奏する。
【0124】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、入力されたデータの属性ビットマップイメージデー
タに基づいて、ROIが決定され、圧縮パラメータが自
動的に設定されるので、画品質を良好に維持しながら効
果的にかつ効率良く印刷することができる。 [実施形態2]レンダラ210で作成される属性ビット
マップイメージの内容は、文字、図形、イメージといっ
たオブジェクトの種類であっても良い。 [実施形態3]実施形態1において、レンダラ210で
作成される属性ビットマップイメージの内容は、高品位
出力を行う高品位領域であるかあるいは低品位出力を行
う低品位領域のいずれかを示す領域の出力品位を示す種
類であっても良い。 [実施形態4]実施形態1において、圧縮部212(エ
ンコーダ)において、エンコーダのROIのマスク領域
として、属性ビットマップイメージの文字情報のビット
と図形情報のビットとの論理和値を使用してもよい。 [実施形態5]実施形態1において、圧縮部212(エ
ンコーダ)は、ROIのマスク領域として、属性ビット
マップイメージの高品位オブジェクト情報を使用しても
よい。 [実施形態6]ROM215には、ホストコンピュータ
201から入力されるデータの解析、中間データの生
成、印刷機構本体部213の制御プログラム、及びRG
B色空間からMCYK色空間への色変換テーブル等が含
まれているとした。特に、実施形態1では、データの解
析として、ホストコンピュータ201から入力される、
文字印刷命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及
び色指定命令等の描画命令形式のデータを解析していた
が、このデータの解析に、更に、像域分離を加えること
も可能である。この像域分離を加えることで、ホストコ
ンピュータ201からビットマップイメージデータが入
力された場合にも、本発明を適用することができる。つ
まり、入力されたビットマップイメージデータに対し像
域分離を行い、像域分離されたビットマップイメージデ
ータから属性ビットマップイメージを決定することもで
きる。あるいは、ホストコンピュータ201で生成され
たビットマップイメージデータをホストコンピュータ2
01上で像域分離し、その像域分離結果とビットマップ
イメージデータを入力するような構成にしても良い。 [実施形態7]実施形態1では、ROIのマスク領域を
所定の属性ビットマップイメージと固定にしていたが、
例えば、操作パネル151を用いて、所望の属性ビット
マップイメージをROIのマスク領域に選択できるよう
に構成しても良い。
【0125】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0126】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0127】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0128】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0129】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0130】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理に関わるパラメータの設定を効果的に制御し、
画品質を良好に維持しながら効果的にかつ効率良く印刷
することができる印刷装置及びその制御方法、コンピュ
ータ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のLBPの内部構造を示す断面図で
ある。
【図2】実施形態1の図1のLBPの制御系の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】実施形態1の属性ビットマップイメージの詳細
構成を示す図である。
【図4】実施形態1の圧縮部212の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図5】実施形態1の離散ウェーブレット変換部の基本
構成を示す図である。
【図6】実施形態1の処理部の詳細構成を示す図であ
る。
【図7】実施形態1の2レベルの変換係数群の構成例を
示す図である。
【図8】実施形態1のマスク情報の一例を示す図であ
る。
【図9】実施形態1のシフトアップによる量子化インデ
ックスの変化例を示す図である。
【図10】実施形態1のエントロピ符号化部の動作を説
明する図である。
【図11】実施形態1の符号出力部に出力される符号列
の構成を示す図である。
【図12】実施形態1の符号出力部に出力される符号列
の他の構成を示す図である。
【図13】実施形態1の伸長部の構成を示すブロック図
である。
【図14】実施形態1のエントロピ復号化部の動作を説
明するための図である。
【図15】実施形態1の逆離散ウェーブレット変換部の
基本構成を示す図である。
【図16】実施形態1の処理部の詳細構成を示す図であ
る。
【図17】実施形態1の画像を復元表示した際の画像の
表示形態を示す図である。
【図18】実施形態1の画像を復元表示した際の画像の
他の表示形態を示す図である。
【符号の説明】
100 プリンタ本体 101 プリンタ制御ユニット 102 給紙カセット 103 バネ 104 給紙ローラ 105、106、109 搬送ローラ 107 用紙搬送ベルト 108 定着器 110 レーザ・ドライバ(マゼンタ用) 111 半導体レーザ(マゼンタ用) 112 レーザ光(マゼンタ用) 113 回転多面鏡(マゼンタ用) 114 静電ドラム(マゼンタ用) 115 トナーカートリッジ(マゼンタ用) 120 レーザ・ドライバ(シアン用) 121 半導体レーザ(シアン用) 122 レーザ光(シアン用) 123 回転多面鏡(シアン用) 124 静電ドラム(シアン用) 125 トナーカートリッジ(シアン用) 130 レーザ・ドライバ(イエロー用) 131 半導体レーザ(イエロー用) 132 レーザ光(イエロー用) 133 回転多面鏡(イエロー用) 134 静電ドラム(イエロー用) 135 トナーカートリッジ(イエロー用) 140 レーザ・ドライバ(クロ用) 141 半導体レーザ(クロ用) 142 レーザ光(クロ用) 143 回転多面鏡(クロ用) 144 静電ドラム(クロ用) 145 トナーカートリッジ(クロ用) 150 用紙搬送ローラ 151 操作パネル 201 ホストコンピュータ 202 入出力インタフェース部 203 入力バッファメモリ 204 文字パターン発生器 205 RAM 206 記憶領域 207 フォントキャッシュ領域 208 CPU 209 中間バッファ 210 レンダラ 211 バンドバッファ 212 圧縮部 213 ページメモリ 214 伸長部 215 色変換部 216 出力インタフェース部 217 プリンタ部 219 ROM 220 NVRAM 222 フォント情報部 223 文字パターン部 1 画像入力部 2 離散ウェーブレット変換部 3 量子化部 4 エントロピ符号化部 5 符号出力部 6 符号入力部 7 エントロピ復号化部 8 逆量子化部 9 逆離散ウェーブレット変換部 10 画像出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AB05 AC08 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA09 BA14 BC01 BC05 BD05 BD40 5C077 MP05 MP06 MP08 PP27 PP28 PP33 PQ08 RR21 TT02 5C078 AA09 BA53 CA02 CA03 CA27 DA01 DA02 EA08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに基づいて画像を
    記録媒体上に印刷する印刷装置であって、 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された画像データを構成する各領域
    の属性情報を取得する取得手段と、 前記取得手段で取得された属性情報に基づいて、前記画
    像データの指定領域に対する圧縮パラメータを決定する
    決定手段と、 前記圧縮パラメータを用いて、前記画像データを圧縮す
    る圧縮手段と、 前記圧縮手段で圧縮された画像データを伸長して、出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データが描画命令で構成される
    場合、前記取得手段は、前記描画命令の内容を解析し、
    その解析結果に基づいて、前記属性情報を取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データがビットマップ画像デー
    タである場合、前記取得手段は、前記ビットマップイメ
    ージ画像データに対し、像域分離を行い、その像域分離
    結果に基づいて、前記属性情報を取得することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データがビットマップ画像デー
    タと該ビットマップビットマップイメージ画像データに
    対する像域分離結果である場合、前記取得手段は、前記
    像域分離結果に基づいて、前記属性情報を取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記属性情報は、少なくとも文字領域、
    図形領域、イメージ領域のいずれかを示す情報であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記属性情報は、少なくとも前記高品位
    出力領域あるいは低品位出力領域のどちらかを示す情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 入力された画像データに基づいて画像を
    記録媒体上に印刷する印刷装置の制御方法であって、 画像データを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力された画像データを構成する各領域
    の属性情報を取得する取得工程と、 前記取得工程で取得された属性情報に基づいて、前記画
    像データの指定領域に対する圧縮パラメータを決定する
    決定工程と、 前記圧縮パラメータを用いて、前記画像データを圧縮す
    る圧縮工程と、 前記圧縮工程で圧縮された画像データを伸長して、出力
    する出力工程とを備えることを特徴とする印刷装置の制
    御方法。
  8. 【請求項8】 前記画像データが描画命令で構成される
    場合、前記取得工程は、前記描画命令の内容を解析し、
    その解析結果に基づいて、前記属性情報を取得すること
    を特徴とする請求項7に記載の印刷装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記画像データがビットマップ画像デー
    タである場合、前記取得工程は、前記ビットマップイメ
    ージ画像データに対し、像域分離を行い、その像域分離
    結果に基づいて、前記属性情報を取得することを特徴と
    する請求項7に記載の印刷装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記画像データがビットマップ画像デ
    ータと該ビットマップビットマップイメージ画像データ
    に対する像域分離結果である場合、前記取得工程は、前
    記像域分離結果に基づいて、前記属性情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記属性情報は、少なくとも文字領
    域、図形領域、イメージ領域のいずれかを示す情報であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記属性情報は、少なくとも前記高品
    位出力領域あるいは低品位出力領域のどちらかを示す情
    報であることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の
    制御方法。
  13. 【請求項13】 入力された画像データに基づいて画像
    を記録媒体上に印刷する印刷装置の制御のプログラムコ
    ードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 画像データを入力する入力工程のプログラムコードと、 前記入力工程で入力された画像データを構成する各領域
    の属性情報を取得する取得工程のプログラムコードと、 前記取得工程で取得された属性情報に基づいて、前記画
    像データの指定領域に対する圧縮パラメータを決定する
    決定工程のプログラムコードと、 前記圧縮パラメータを用いて、前記画像データを圧縮す
    る圧縮工程のプログラムコードと、 前記圧縮工程で圧縮された画像データを伸長して、出力
    する出力工程のプログラムコードとを備えることを特徴
    とするコンピュータ可読メモリ。
JP2000114180A 1999-11-24 2000-04-14 印刷装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ Pending JP2001293915A (ja)

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