JP2001293623A - セル式生産システム及びセル式生産方法 - Google Patents

セル式生産システム及びセル式生産方法

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JP2001293623A
JP2001293623A JP2000113755A JP2000113755A JP2001293623A JP 2001293623 A JP2001293623 A JP 2001293623A JP 2000113755 A JP2000113755 A JP 2000113755A JP 2000113755 A JP2000113755 A JP 2000113755A JP 2001293623 A JP2001293623 A JP 2001293623A
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Japan
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conveyor
height
production system
conveyors
belt conveyor
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JP2000113755A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hisatomi
敏 久冨
Nagatoshi Noda
長敏 野田
Yoshinori Hirata
恵教 平田
Kazuhiko Fukuno
和彦 福野
Tetsuya Sakamoto
哲也 坂本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産に適したセル式生産システム
において、より生産効率に優れたシステムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 環状ベルトコンベア1の内周側に直線状
ベルトコンベア2を配置し、さらに環状ベルトコンベア
1の周囲に複数の加工セルを配置した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製造及び組み立ての
ための方法及び装置に関するものであり、詳細には、多
品種少量生産に有効なセル式生産システム及びセル式生
産方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、大量生産のために、直線状の
コンベアラインを組んで製造を行ってきたが、近年は特
に多品種少量生産に向くセル式生産方法が多くの企業で
採用されている。
【0003】このセル式生産システムは、数部品を供給
する部品供給システムと、これらの部品を組み付ける工
員とから構成されることが多い。部品供給システムは、
部品を整列して載せられた部品毎のパレットを用いてい
る。
【0004】このセル式生産システムについては、例え
ば、特開平2−292141号、特開平4−15903
8号に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】セル生産システムによ
る組立ては、1ステーションで複数の部品を人手によっ
て組付けるものであり、複数の部品が組付けられた製品
は、人手によりAGVなどに搭載されて次工程へ運搬さ
れる。
【0006】この人手による作業において、さらに効率
のよい生産設備の配置などが要望されている。本発明
は、この要望に鑑みてなされたものであり、より生産効
率に優れたセル式生産システム及びセル式生産方法を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、環状に形成された第1のコンベアの内周
側に略直線状に形成された第2のコンベアを配置し、前
記第1のコンベアの周囲に複数の加工セルを配置した.
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、環状に形成された第1のコンベアの内周側に略直線
状に形成された第2のコンベアを配置し、第1のコンベ
アの周囲に複数の加工セルを配置したものであり、加工
前の材料を第1のコンベア上を流し、この第1のコンベ
アより材料を取り出して加工を加え、加工後の材料を第
2のコンベアにより移送することができる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、環状に
形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成さ
れた第2のコンベアを配置した複合コンベアを複数備
え、夫々の複合コンベアの第2のコンベアの搬送方向下
流側が互いに対向するように配置したものであり、生産
量に応じて上記複合コンベアを増減することができる。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、環状に
形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成さ
れた第2のコンベアを配置した複合コンベアを複数備
え、夫々の複合コンベアの第2のコンベアの搬送方向下
流側が互いに対向するように配置し、夫々の第1のコン
ベアの周囲に複数の加工セルを配置したものであり、加
工前の材料を第1のコンベア上を流し、この第1のコン
ベアより材料を取り出して加工を加え、加工後の材料を
第2のコンベアにより移送することができると共に、生
産量に応じて上記複合コンベアを増減することができ
る。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、第1の
コンベアの搬送面の高さと略同じ高さの作業台を加工セ
ルを配置したものであり、作業者による第1のコンベア
から作業台への被加工物の移載が容易に行える。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、第2の
コンベアのフレームに、この第2のコンベアの搬送面の
高さと略面一となるテーブルを配置したものであり、加
工後の被加工物を第2のコンベアへ移動させる際に、こ
のテーブルに一旦被加工物を置き、その後、その被加工
物を押すことで第2のコンベアへの移載が容易に行え
る。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、第1の
コンベアの搬送面の高さが、第2のコンベアの搬送面の
高さより低くしたものであり、このようにしたことによ
り、加工後の被加工物を第1のコンベアをまたいで第2
のコンベアへ容易に移載することができる。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、第1の
コンベアの搬送面の高さが、第2のコンベアの搬送面の
高さより、被搬送物の高さ以上に低くしたことにより、
第1のコンベア上を流れている被加工物が第1のコンベ
アのフレームに取り付けられたテーブルに対して干渉す
ることがない。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、前工程
から第1のコンベアへ被加工物の移載するための移載エ
リアに近接して第2のコンベアの搬送方向下流端が位置
するようにしたものであり、第1のコンベアへの被加工
物の移載作業ならびに、第2のコンベアからの加工後の
被加工物の取り出しが同一の作業領域で行える。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、周囲に
自動機が配置された第3のコンベアの起点を移載エリア
に近接して配置したものであり、第2のコンベアから第
3のコンベアへの被加工物の移載作業が容易に行える。
【0017】本発明の請求項10に記載の発明は、環状
に形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成
された第2のコンベアを配置し、第1のコンベアの周囲
に複数の加工セルを配置し、第1のコンベアに加工前の
材料を流し、第2のコンベアに加工後の材料を流すよう
にしたセル式生産方法であり、夫々の加工セル内に、同
一の作業を担う工員を配置することで、夫々の工員の作
業能力に応じて、加工を行い、また、被加工物は第1の
コンベアより工員によって取り出され、加工後、第2の
コンベア上へ移載されるため、第1のコンベア上には加
工前の被加工物が巡回されるようになり、工員への被加
工物の供給がスムースに行われることとなる。
【0018】(実施の形態1)以下、本発明の一実施の
形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明のセル式生産設備の一実施
の形態を示す図であり、図において、1は環状に構成さ
れた環状ベルトコンベア、2は環状ベルトコンベア1の
内側に配置された直線状ベルトコンベアである。この直
線状ベルトコンベア2は、その搬送物載置面(搬送面)
が前記環状ベルトコンベア1の搬送物載置面(搬送面)
より高くなるようにその高さが決められている。
【0020】この環状ベルトコンベア1及び直線状ベル
トコンベア2は、本実施の形態においては、対向して一
対(図1の紙面上においては左右に一対)配置されてい
る。
【0021】3は、環状ベルトコンベア1の周囲に配置
された工員であり、夫々の工員3を中心に加工セル15
が形成される。また、夫々の工員の近傍には組み立て作
業台4が配置されている。これら、工員の夫々には、約
5分間で終了するだけの組み立て作業が任されている。
【0022】5はAGV(無人搬送車)であり、前工程
での組み立てが完了した材料を搬送用コンテナ内に収容
して、材料置き場13より環状ベルトコンベア1の近く
の移載エリア16まで搬送してくる。
【0023】6は材料移載の為の工員であり、AGV5
にて運ばれてきた前工程での組み立てが完了した材料
を、AGV5より取り出し、前記環状ベルトコンベア1
に移載すると共に、直線状ベルトコンベア2上を搬送さ
れてきた組み立て完了品を、この直線状ベルトコンベア
2と直行するように配置された直線状コンベア7に移載
する作業を行う。この直線状ベルトコンベア7の搬送の
起点7aは前記移載エリア16内に位置している。
【0024】この直線状コンベア7の移動経路上には、
ビス止め等の作業を行う自動機8が配置されている。
【0025】9は、直線状コンベア7に直行するように
配置された直線状コンベアであり、この直線状コンベア
9の移動経路上には、不要輻射の測定を行う測定器10
等が配置されている。さらに、この測定器10により測
定が行われた後の組み立て品は、工員11により検査が
行われ、検査済みの組み立て品はAGV12により次工
程へ搬送される。
【0026】以上のように構成された本実施の形態のセ
ル式生産設について以下説明する。
【0027】前工程での組み立て作業が完了した材料
は、材料置き場13から、自動機によってAGV5上の
コンテナ内へ移載される。このコンテナに所定数の材料
が収容された後、搬送路に沿ってAGV5は移動し、工
員6の居る場所で停止する。
【0028】工員6は、環状ベルトコンベア1上を流れ
ている作業前材料の個数を見て、不足しているようであ
れば、AGV5のコンテナより作業前材料を取り出し、
環状ベルトコンベア1上に移載する。
【0029】環状ベルトコンベア1の周囲に配置された
工員3は、環状ベルトコンベア1上を流れている作業前
材料を夫々の作業台4上に移載し、この作業台4上で、
夫々の工員3に課せられている所定の作業を行う。この
作業は、作業の熟練度や、年齢等のファクタを元に、増
減されるが、一般的には前述したように約5分間で一通
りの作業が完了するくらいの作業量が与えられている。
なお、環状ベルトコンベア1の周囲に配置された複数の
工員3の夫々の作業量は、まったく同じである。
【0030】作業台4はその上面(作業面)4aが図2
に示しているように、環状ベルトコンベア1の上面1a
と同じ高さになるように、即ち略面一になるように予め
調整されていれば、環状ベルトコンベア1から作業台4
への材料の移載がスムースに行える。
【0031】ここで、環状ベルトコンベア1と直線状ベ
ルトコンベア2の配置関係について説明する。
【0032】両ベルトコンベアは図3に示すように、環
状ベルトコンベア1の上面1aの高さが、直線状ベルト
コンベア2の上面2aの高さより、Hの分だけ低く形成
されている。そして、この差分Hは、この両ベルトコン
ベア上を流れる材料の高さに後述するテーブル14の厚
みを加えた値より、十分大きくなるように調整されてい
る。
【0033】また、工員3による作業台4から直線状ベ
ルトコンベア2への材料の移載作業が容易となるよう、
環状ベルトコンベア1のベルト幅Wは調整されている。
【0034】各工員3による所定の組み立て作業が完了
すると、組み立て完了後の材料を直線状ベルトコンベア
2上へ移載するのであるが、この移載作業を容易にする
ために、図4に示すようなテーブル14を直線状ベルト
コンベア2のフレーム2aに取り付けておくと良い。
【0035】組み立て作業が終わり、直線状ベルトコン
ベア2へ材料を移載した後、工員3は環状ベルトコンベ
ア1上を流れている作業前の材料を再び自分の作業台4
上へ運び、一連の組立作業を行うのである。
【0036】組み立てが完了し、直線状ベルトコンベア
2上を搬送されてきた材料は、移載エリア16内の工員
6により直線状コンベア7へ移載される。この直線状コ
ンベア7の移動経路中には板金のビス止め等の作業を行
う自動機や、工員3によって挿入された部品の確実なる
挿入を確保するために、その挿入部品を押し込むプッシ
ャなどの自動機が配置されている。
【0037】自動機によるビス止めや部品の押し込みが
完了した材料は、自動或いは人手により直線状コンベア
9へ移載される。
【0038】なお、本実施の形態においては、環状ベル
トコンベア1と直線状ベルトコンベア2を対向して1対
ずつ、即ち図1の紙面上においては左右に一対ずつ配置
した構成としたが、生産量の増減に応じて、この環状ベ
ルトコンベアと直線状ベルトコンベアとよりなる複合コ
ンベアの数を、例えば左右に2対ずつ、或いは、左右何
れかのみに1対配置するなどすることも可能である。な
お、ベルトコンベアの複数本配置の際には、工員6を中
心に放射状の配置することが、作業効率ならびにスペー
ス効率の面から考えて好ましい。
【0039】次に本実施の形態の効果について説明す
る。
【0040】(1)環状ベルトコンベア1と直線状ベル
トコンベア2とを組み合わせた、作業前の材料を環状ベ
ルトコンベア1上に流し、作業後の材料を直線状ベルト
コンベア2上に流すようにしたため、工員への材料の供
給ならびに作業後の材料の搬出作業が効率的に行える。
【0041】(2)環状ベルトコンベア1の内周側に直
線状ベルトコンベア2を配置したので、スペース効率も
向上する。
【0042】(3)環状ベルトコンベア1の上面の高さ
を直線状ベルトコンベア2の上面の高さより低く設定し
たため、作業台4への作業前材料の移載ならびに、作業
後の材料の直線状ベルトコンベア2への移載が容易に行
える。
【0043】(4)環状ベルトコンベア1の上面の高さ
を工員の作業台の高さとほぼ同じ高さに設定したため、
環状ベルトコンベア1から作業台4への材料の移載が容
易に行える。
【0044】(5)直線状ベルトコンベア2のフレーム
に、その上面の高さが直線状ベルトコンベアの上面とほ
ぼ同じ高さになるように設計されたテーブル14を取り
付けたことにより、作業後の材料を直線状ベルトコンベ
ア2上へ移載する作業が容易に行える。
【0045】(6)線状ベルトコンベア2の搬送面と環
状ベルトコンベア1の搬送面との間の高さの差を、被搬
送物である材料の高さより高く設定したことにより、直
線状ベルトコンベア2のフレームにテーブル14を取り
付けた場合において環状ベルトコンベア1上を材料が循
環しても、この材料とテーブル14とが干渉することは
ない。
【0046】(7)前工程からAGVにより運ばれてき
た材料のコンテナからの取り出し、環状ベルトコンベア
1上への材料の供給、直線状ベルトコンベア2からの材
料の移載の為の作業を、移載エリア16内の同一の工員
6が担当するため、作業効率が良い。なぜなら、図1に
示しているように、環状ベルトコンベア1の周囲に組み
立ての為の5人の工員を配置し、夫々の工員の作業量が
1台の組み立てに対して5分とすると、直線状ベルトコ
ンベア2上へは、平均して1台/分の流通量しかなく、
また、環状ベルトコンベア1への材料供給も平均して1
台/分の流通量しかなく、両作業をあわせても平均して
2台/分の作業となり、工員6はこの両方の作業を十分
に処理することができるからである。
【0047】(8)図1に示したように、直線状ベルト
コンベアを2本向かい合わせて配置し、それに伴って環
状ベルトコンベアも2本配置し、しかもこの2本の直線
状ベルトコンベアの搬送方向が向かい合うようにするこ
とで、直線状コンベア7への材料の移送が近接した場所
で行える。
【0048】(9)上記(8)において、2つの直線状
ベルトコンベア2の搬送方向下流端2cが、移載エリア
16内に、或いは、移載エリア16に近接して位置する
ことで材料の移載作業の効率化が図れる。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明は、環状
に形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成
された第2のコンベアを配置し、前記第1のコンベアの
周囲に複数の加工セルを配置したため、加工前の材料を
第1のコンベア上を流し、この第1のコンベアより材料
を取り出して加工を加え、加工後の材料を第2のコンベ
アにより移送することができ、セル式生産システムを効
率よく実施することができるという効果がある。
【0050】本発明の請求項2に記載の発明は、環状に
形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成さ
れた第2のコンベアを配置した複合コンベアを複数備
え、夫々の複合コンベアの前記第2のコンベアの搬送方
向下流側が互いに対向するように配置したため、生産量
に応じて上記複合コンベアを増減することができ、生産
に対し、フレキシブルに対応することができるという効
果がある。
【0051】本発明の請求項3に記載の発明は、環状に
形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成さ
れた第2のコンベアを配置した複合コンベアを複数備
え、夫々の複合コンベアの前記第2のコンベアの搬送方
向下流側が互いに対向するように配置し、夫々の第1の
コンベアの周囲に複数の加工セルを配置したため、加工
前の材料を第1のコンベア上を流し、この第1のコンベ
アより材料を取り出して加工を加え、加工後の材料を第
2のコンベアにより移送することができ、セル式生産シ
ステムを効率よく実施することができるると共に、生産
量に応じて上記複合コンベアを増減することができ、生
産に対し、フレキシブルに対応することができるという
効果がある。
【0052】本発明の請求項4に記載の発明は、第1の
コンベアの搬送面の高さと略同じ高さの作業台を前記加
工セルを配置したため、作業者による第1のコンベアか
ら作業台への被加工物の移載が容易に行えるという効果
がある。
【0053】本発明の請求項5に記載の発明は、第2の
コンベアのフレームに、この第2のコンベアの搬送面の
高さと略面一となるテーブルを配置したため、加工後の
被加工物を第2のコンベアへ移動させる際に、このテー
ブルに一旦被加工物を置き、その後、その被加工物を押
すことで第2のコンベアへの移載が容易に行えるという
効果がある。
【0054】本発明の請求項6に記載の発明は、第1の
コンベアの搬送面の高さが、第2のコンベアの搬送面の
高さより低くしたため、加工後の被加工物を第1のコン
ベアをまたいで第2のコンベアへ容易に移載することが
できるという効果がある。
【0055】本発明の請求項7に記載の発明は、第1の
コンベアの搬送面の高さが、第2のコンベアの搬送面の
高さより、被搬送物の高さ以上に低くしたことにより、
第1のコンベア上を流れている被加工物が第1のコンベ
アのフレームに取り付けられたテーブルに対して干渉す
ることがない。
【0056】本発明の請求項8に記載の発明は、前工程
から第1のコンベアへ被加工物の移載するための移載エ
リアに近接して第2のコンベアの搬送方向下流端が位置
するようにしたため、第1のコンベアへの被加工物の移
載作業ならびに、第2のコンベアからの加工後の被加工
物の取り出しが同一の作業領域で行え、作業者による作
業効率の向上が図れるという効果がある。
【0057】本発明の請求項9に記載の発明は、周囲に
自動機が配置された第3のコンベアの起点を移載エリア
に近接して配置したため、第2のコンベアから第3のコ
ンベアへの被加工物の移載作業が容易に行え作業効率の
向上が図れるという効果がある。
【0058】本発明の請求項10に記載の発明は、環状
に形成された第1のコンベアの内周側に略直線状に形成
された第2のコンベアを配置し、前記第1のコンベアの
周囲に複数の加工セルを配置し、第1のコンベアに加工
前の材料を流し、第2のコンベアに加工後の材料を流す
ようにしたセル式生産方法であり、夫々の加工セル内
に、同一の作業を担う工員を配置することで、夫々の工
員の作業能力に応じて、加工を行い、また、被加工物は
第1のコンベアより工員によって取り出され、加工後、
第2のコンベア上へ移載されるため、第1のコンベア上
には加工前の被加工物が巡回されるようになり、工員へ
の被加工物の供給がスムースに行われ、生産性の向上が
図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセル式生産設備の一実施の形態を示す
【図2】本発明のセル式生産設備の一実施の形態におい
て、作業台と環状ベルトコンベアとの関係を示す図
【図3】本発明のセル式生産設備の一実施の形態におい
て、環状ベルトコンベアと直線状ベルトコンベアの高さ
関係を示す図
【図4】本発明のセル式生産設備の一実施の形態におい
て、直線状ベルトコンベアのフレームとテーブルとの関
係を示す図
【符号の説明】
1 環状ベルトコンベア 2 直線状ベルトコンベア 3 工員 4 作業台 5 AGV(無人搬送車) 6 工員 7 直線状コンベア 8 自動機 9 直線状コンベア 10 測定器 11 工員 12 AGV 13 材料置き場 14 テーブル 15 加工セル 16 移載エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 恵教 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福野 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂本 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3C030 DA16 DA17 DA18 DA23 DA25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状に形成された第1のコンベアの内周側
    に略直線状に形成された第2のコンベアを配置し、前記
    第1のコンベアの周囲に複数の加工セルを配置したこと
    を特徴とするセル式生産システム。
  2. 【請求項2】環状に形成された第1のコンベアの内周側
    に略直線状に形成された第2のコンベアを配置した複合
    コンベアを複数備え、夫々の複合コンベアの前記第2の
    コンベアの搬送方向下流側が互いに対向するように配置
    したことを特徴とするセル式生産システム。
  3. 【請求項3】環状に形成された第1のコンベアの内周側
    に略直線状に形成された第2のコンベアを配置した複合
    コンベアを複数備え、夫々の複合コンベアの前記第2の
    コンベアの搬送方向下流側が互いに対向するように配置
    し、夫々の第1のコンベアの周囲に複数の加工セルを配
    置したことを特徴とするセル式生産システム。
  4. 【請求項4】第1のコンベアの搬送面の高さと略同じ高
    さの作業台を前記加工セルに配置したことを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか一に記載のセル式生産シ
    ステム。
  5. 【請求項5】第2のコンベアのフレームに、この第2の
    コンベアの搬送面の高さと略面一となるテーブルを配置
    したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一
    に記載のセル式生産システム。
  6. 【請求項6】第1のコンベアの搬送面の高さが、第2の
    コンベアの搬送面の高さより低いことを特徴とする請求
    項1から請求項3の何れか一に記載のセル式生産システ
    ム。
  7. 【請求項7】第1のコンベアの搬送面の高さが、第2の
    コンベアの搬送面の高さより、被搬送物の高さ以上に低
    いことを特徴とする請求項6に記載のセル式生産システ
    ム。
  8. 【請求項8】前工程から第1のコンベアへ被加工物の移
    載するための移載エリアに近接して第2のコンベアの搬
    送方向下流端が位置することを特徴とする請求項1から
    請求項3の何れか一に記載のセル式生産システム。
  9. 【請求項9】周囲に自動機が配置された第3のコンベア
    の起点を前記移載エリアに近接して配置したことを特徴
    とする請求項8に記載のセル式生産システム。
  10. 【請求項10】環状に形成された第1のコンベアの内周
    側に略直線状に形成された第2のコンベアを配置し、前
    記第1のコンベアの周囲に複数の加工セルを配置し、第
    1のコンベアに加工前の材料を流し、第2のコンベアに
    加工後の材料を流すようにしたことを特徴とするセル式
    生産方法。
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