JP2001292117A - 音楽等の番組送出装置 - Google Patents

音楽等の番組送出装置

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JP2001292117A JP2000107081A JP2000107081A JP2001292117A JP 2001292117 A JP2001292117 A JP 2001292117A JP 2000107081 A JP2000107081 A JP 2000107081A JP 2000107081 A JP2000107081 A JP 2000107081A JP 2001292117 A JP2001292117 A JP 2001292117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フェーダ操作ミスによる番組送出ミスを回避す
る。 【解決手段】音源サーバより抽出した音楽等の番組送出
スケジュールデータが格納されると共に、ミキサーから
の制御情報に基づいて、送出スケジュールに載っている
音楽等の送出順序と、送出内容を制御するコンピュータ
で構成された出力制御部と、ミキサーとを有する。ミキ
サーからのフェーダ制御情報が送出制御部に供給されて
音楽等の送出状態が制御される。あるフェーダが操作さ
れると、スタンバイリストの音楽等が放送される。どの
フェーダが操作されたかは重要ではない。このフェーダ
をストップ位置に戻し、次の送出タイミングになったと
き、どの位置にあるフェーダを操作しても、そのフェー
ダに拘わらず番組送出スケジュールにしたがってスタン
バイリストにある次候補の音楽等を放送する。これによ
ってフェーダが操作されれば、必ず次候補の音楽等が放
送されることになるので、フェーダ操作ミスによる番組
送出ミスが回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は音楽等の番組送出
装置に関する。詳しくは、ミキサーのフェーダ位置の操
作と、送出する音楽との相関性を排除することで、フェ
ーダが操作されたときには必ず、予め決められた送出順
序で音楽等を送出できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】デスクジョッキー(DJ)スタジオなど
では、放送する番組に使用する音楽、効果音、ナレーシ
ョンなど(以下単に音楽等という)を、送出順番にした
がった番組送出スケジュールを予め作成する場合が多
い。実際の放送にあっては、DJスタジオ内のディレク
タがこの番組送出スケジュールにしたがってアシスタン
トディレクターなどに指示をしながら、放送番組を構成
している。
【0003】図5は番組送出スケジュールの一例であ
る。この例では、番組のオープニングに始まり、途中に
音楽やニュースなどを放送したり、あるいは途中にコマ
ーシャルを挟んだりして番組が進行する。ナレータのナ
レーションや効果音などを挿入する場合もある。
【0004】番組送出スケジュールを作成する場合、そ
の番組に必要な音楽、効果音、ナレーションなど(以下
音楽等という)を選別する。これらの音楽等を納めた媒
体は、そのジャンルによって相違する。つまり、音楽は
CDやMDであったり、効果音はDATやMDであった
り、ナレーションはテープであったりする。そのため、
ディレクターやアシスタントディレクターはその音楽等
がどのソースに収録されているかを記憶しておき、ある
いは予めスケジュール表に書き込んで、そのスケジュー
ル表を見ながら、放送の途中に音楽等を挿入している。
【0005】図6はDJスタジオを概念図である。この
DJスタジオ10は、司会者などが入るDJブース1
2、音楽等などを保存してあるライブラリー室16そし
て副調整室14で構成される場合が多い。副調整室14
には音楽等の送出、停止などをコントロールするミキサ
ー20の他に、スケジュール表に掲載された音楽等を再
生できるように予め対応する媒体をセットした複数のプ
レーヤ22がある。プレーヤ22として代表的なもの
は、図示するようにCDプレーヤ24、DATプレーヤ
26、テープデッキ28およびMDプレーヤ30であ
る。
【0006】ミキサー20には複数のフェーダFDが設
けられている。図では8個のフェーダFD1〜FD8が
設けられた場合であるが、実際にはもっと沢山用意され
ている。
【0007】これらフェーダFDによってコントロール
されるプレーヤ22とは1対1の関係にあり、例えば図
示するようにフェーダFD1とFD2とでそれぞれ2台
のMDプレーヤ30がコントロールされ、フェーダFD
3とFD4によって2台のテープデッキ28がコントロ
ールされる。以下同様に残りのフェーダFD5〜FD8
によってCDプレーヤ24とDATプレーヤ26がそれ
ぞれコントロールされることになる。
【0008】副調整室14にはさらに番組の送出制御部
32が備えられている。送出制御部32は通常パーソナ
ルコンピュータが使用され、ここには上述した番組送出
スケジュールデータがストアされているので、この番組
送出スケジュール表にしたがって送出処理が行われて番
組が進行する。
【0009】そして、ディレクターは音楽等の挿入を行
う場合、放送送出制御部32のモニタ(図示はしない)
に表示された番組送出スケジュールを見ながら、アシス
タントディレクターにキュー(指示のためのアクショ
ン)を出し、アシスタントディレクターはこのキューに
応じて対応するプレーヤ22の中から、次に送出すべき
音楽等が収録された媒体をセットしたプレーヤ22に接
続されたフェーダFDを操作する。
【0010】つまり、キューがでてから、送出タイミン
グとなったとき、フェーダFDをストップモード(オフ
モード)からスタートモード(オンモード)側にスライ
ドさせる。スタートモードになると、そのフェーダFD
例えばフェーダFD1によってコントロールされるプレ
ーヤ(2台のうち一方のMDプレーヤ)30が再生モー
ドとなる。再生された音楽等の信号(デジタル信号若し
くはアナログ信号)はフェーダFD1を介して送出制御
部32に供給される。
【0011】フェーダFD1のスライド位置は、そのま
ま音量調整位置となるので、フェーダFD1のスライド
位置に対応した音量でその音楽等が送出される。副調整
室14にはDJブース12のマイク13で集音した音や
音楽等の再生音を視聴できるスピーカ34が設けられて
いるので、音楽等の送出タイミングや音量などはこのス
ピーカ34からの再生音を視聴することで把握できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、進行中の放
送の中で音楽等を挿入するのは、上述したようにディレ
クターからのキューによって行われるが、この操作はデ
ィレクター本人ではなくアシスタントディレクターが行
う場合が多い。アシスタントディレクターも挿入すべき
音楽等がどのプレーヤ22にセットされているか、予め
把握しているはずであるが、極まれにアシスタントディ
レクターが間違ったフェーダFDを操作してしまうこと
がある。例えば本来ならCDプレーヤ24を再生モード
にしなければならないのを、別のフェーダFDを操作し
て別の音楽等を再生してしまうことがある。これによっ
て番組送出スケジュールが狂ってしまい、後のカバーは
ディレクターや司会進行役の才能次第となる。
【0013】このような操作ミスによる番組送出ミス
は、フェーダFDと再生すべきプレーヤ22とが、常に
1対1の関係にあるからに他ならない。これでは予め番
組送出スケジュールを作成し、音楽等の送出順序を前も
って正確に決めておいても、これが十分生かされないか
らである。
【0014】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特に個々のフェーダと再生音
楽等との相関性を排除し、どのフェーダを操作しても番
組送出スケジュールにしたがって、音楽等を放送できる
ようにした音楽等の番組送出装置を提案するものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る音楽等の番組送
出装置では、音源サーバと、この音源サーバより抽出し
た音楽等の番組送出スケジュールデータが格納されると
共に、ミキサーからの制御情報に基づいて、番組送出ス
ケジュールに載っている音楽等の送出順序と、送出内容
を制御するコンピュータで構成された出力制御部と、複
数のフェーダを有するミキサーとで構成され、上記ミキ
サーからのフェーダ制御情報が上記送出制御部に供給さ
れて、上記音楽等の送出状態が制御されると共に、上記
フェーダと送出すべき音楽等の関連性と排除すると共
に、動作状態にない何れかのフェーダが操作されたとき
には、操作したフェーダの位置に拘わらず、送出スタン
バイ状態にある音楽等が送出されるようになされたこと
を特徴とする。
【0016】この発明では、個々のフェーダと再生音楽
等との相関性を排除する。あるフェーダが操作されたと
きには、番組送出スケジュールにしたがった音楽等の送
出順番にしたがって音楽等を挿入する。次に、このフェ
ーダをストップ位置に戻し、次の送出タイミングになっ
たとき、どの位置にあるフェーダを操作しても、そのフ
ェーダに拘わらず番組送出スケジュールにしたがって次
候補の音楽等を挿入する。これによってフェーダが操作
されれば、必ず次候補の音楽等が放送されることになる
ので、フェーダ操作ミスによる番組送出ミスが回避され
る。
【0017】またフェーダがストップモードになってい
ないか、送出時間が経過するまではその音楽等を再生し
続ける。そして、このフェーダがストップモード以外の
位置にあるときで、これとは別のフェーダが操作された
ときにも番組送出スケジュールにしたがって次の送出候
補である音楽等を挿入する。これによって2つのフェー
ダからの再生音がミックスされて放送される。
【0018】こうすることによって、どのフェーダを操
作しても番組送出スケジュールにしたがって、音楽等が
挿入されるようになるし、ミキサー本来の機能(チャネ
ルのミックス処理)も実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る音楽等の
番組送出装置の一実施形態を、音楽番組送出システムに
適用した場合について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1はこの音楽番組送出システム40の一
実施の形態を示す要部の概念図であって、音楽番組送出
スケジュールを作成する作成手段42を有する。この作
成手段42では音源サーバ44に蓄積された音楽等のデ
ータを利用して作成する。音源サーバ44には大容量の
記録装置(ハードデスク装置など)が用意され、この記
録装置に、音楽であるならば数万曲が収納されている。
この他に、その音楽の波形情報も併せて収納されてい
る。波形情報も収納したのは、複数チャネルの音楽等の
編集を行うときの編集作業を簡略化するためである。こ
こに、波形情報とは、エンベロープ情報のうち適当に間
引きされた情報を、バー表示したものである。音源サー
バ44にはこの他に、波の音や、飛行機の音など様々な
効果音が格納されている。場合によっては、複数のナレ
ータのナレーションなども収録することができる。この
ナレーションは番組の送出が終了した段階で削除しても
よい。
【0021】音源サーバ44に対して、この音楽番組送
出システムではそのバックアップサーバ46が設けられ
ている。バックアップサーバ46としてはDVD−RO
Mなどを利用することができる。
【0022】作成された音楽番組送出スケジュールはこ
の作成手段42にストアされる他、放送スタジオである
この例ではDJスタジオ10に、バスや外部通信ネット
ワーク回線などを経由して配信される。
【0023】DJスタジオ10は従来と同様に、DJブ
ース12、副調整室14およびライブラリー16で構成
されるが、この実施の形態ではライブラリー16には音
源サーバ50が用意され、ここには音源サーバ44の一
部の音楽等が収録されているものとする。したがって通
常のCDライブラリーではない。音源サーバ44には1
日分や数日分の放送に必要な波形情報を含む音楽等を格
納しておけばよい。その必要な情報は上述した送出番組
スケジュールで指定された音楽等を予め音源サーバ44
から配信すればよい。これによって、簡易DJスタジオ
10を構築できる。
【0024】副調整室14には従来と同じく複数のフェ
ーダFDを持ったミキサー20が用意されると共に、こ
のミキサー20からはフェーダFDの操作情報が操作信
号CTLとして送出される。この操作信号CTLは副調
整室14に備えられた音楽等出力制御部52に供給され
る。
【0025】この音楽等出力制御部52はパーソナルコ
ンピュータなどを使用することができ、ここに設けられ
た内部蓄積手段(図示はしない)には、音楽番組送出ス
ケジュール作成手段42で作成された番組送出スケジュ
ールのデータが、内部の配線ケーブルや通信ネットワー
ク回線などを経由して取り込まれる。
【0026】ミキサー20からはフェーダFDの操作に
応じた操作信号CTLが出力され、これによって出力制
御部52では音楽等の送出制御が行われる。操作信号C
TLとは上述したように、少なくともそのフェーダFD
を識別するためのフェーダ固有の識別信号IDを始めと
して、フェーダFDが操作されたことを示すスタート信
号およびストップ信号さらに、フェーダFDのスライド
位置つまり音量調整位置を示す信号である。
【0027】音楽等出力制御部52には以下に示すフェ
ーダからの操作信号に基づいて番組送出スケジュールに
したがって音楽等の送出順番を制御する制御プログラム
が対応するメモリ手段に格納され、該当する音楽等が指
定されたときには音源サーバ50からその情報の読み出
しが行われ、出力制御部52を経て番組送出手段54に
供給されて端子56よりオンエアーされることになる。
【0028】さて、この発明ではこの制御プログラムを
使用することで、個々のフェーダと再生音楽等との相関
性を排除し、どのフェーダを操作しても番組送出スケジ
ュールにしたがった順序で音楽等が挿入される。
【0029】つまり、あるフェーダが操作されたときに
は、番組送出スケジュールにしたがった音楽等の送出順
番のうち1番目にランクされた音楽等を挿入する。した
がって図2にその概念を示すように、送出リストの最初
の曲1がスタンバイリストに登録され、登録されたこの
曲1がフェーダの操作に同期して放送される。
【0030】次に、このフェーダをストップ位置に戻
し、次の送出タイミングになったとき、どの位置にある
フェーダを操作しても、そのフェーダに拘わらず番組送
出スケジュールにしたがって次候補つまり2番目の音楽
等を挿入する。そのため、送出リストの2番目の曲2が
スタンバイリストに移され、これがフェーダの操作に同
期して出力される。この処理を最後の曲m(mは任意の
整数)まで行う。
【0031】これによってフェーダが操作されれば、必
ず次候補の音楽等が放送されることになるので、放送さ
れる順番とフェーダとの相関性が排除され、フェーダ操
作ミスによる番組送出ミスが回避される。例えば、フェ
ーダFD1を最初に操作し、曲1が放送され、所定時間
経過後にこのフェーダFD1を絞り、ニュースなどが放
送される。次に、ディレクターのキューによって再びこ
の第1のフェーダFD1を操作したとする。この場合で
もスタンバイリストには次候補である曲2がスタックさ
れるので、この曲2を放送できる。もちろん、第1のフ
ェーダFD1に代えて第4のフェーダFD4を操作した
としても、次候補は曲2であるので、第4のフェーダF
D4を操作すると曲2が放送されることになる。
【0032】またフェーダがストップモードになってい
ないか、送出時間が経過するまではその音楽等を再生し
続ける。そして、このフェーダがストップモード以外の
位置にあるときで、これとは別のフェーダが操作された
ときにも番組送出スケジュールにしたがって次の送出候
補である音楽等を挿入する。これによって2つのフェー
ダからの再生音がミックスされて放送される。したがっ
て図2の例では4つのフェーダFD1〜FD4がそれぞ
れ能動状態にあれば、4つのチャネルの音楽等曲1〜曲
4を同時にあるいは時間的にずらしてミックスしながら
放送することが可能になり、ミキサー20としての機能
を十分発揮することになる。
【0033】図3はこのようなフェーダ制御処理の一例
を示すフローチャートであって、音楽番組スケジュール
がスタートすると、フェーダFDの状態が監視される
(ステップ61〜64)。例えば図2のように4つのフ
ェーダFD1〜FD4がミキサー20に設けられている
ときには、これら4つのフェーダFD1〜FD4のスラ
イド状態が監視される。
【0034】ディレクターのキューによってアシスタン
トディレクターが第1のフェーダFD1から第4のフェ
ーダFD4の何れかを操作したとすると、操作したフェ
ーダFD1〜FD4を示すIDが判別され、対応するフ
ェーダ処理が実行される(ステップ65〜68)。
【0035】フェーダ処理の一例を図4に示す。まず、
フェーダスタートかどうかがチェックされ、フェーダス
タート信号が検出されたときには、スタンバイリストの
曲の演奏が開始される(ステップ72)。次にモニタ画
面に表示された番組スケジュール表の中で、放送された
この曲を示す項目のカラーが、背景色とは異なったカラ
ーで表示される(ステップ73))。
【0036】図5は最初の候補曲(これはオープニング
テーマ曲)の欄の表示カラーを他とは変えた場合であ
る。図は網点で表示されている。これでディレクターや
副調整室14にいる人は、放送番組のうち現在どの項目
が進行中であるかを視覚的にも把握できる。表示カラー
を変更すると同時に、今操作されたフェーダが何番目の
フェーダであるかを示す情報が操作信号CTLに含まれ
る場合には、そのフェーダ番号を画面上に表示すること
もできる。これによってアシスタントディレクターが操
作したフェーダ番号をディレクターが簡単に確認するこ
とができる。
【0037】次に、フェーダのスライド位置がどの位置
にあるかを判別し、その位置に応じた音量調整が行われ
る(ステップ74,75)。これでフェーダFDの指示
にしたがった音量で音楽等を放送できる。
【0038】また、フェーダFDが操作されて受信した
信号がストップ信号であるときには(ステップ71,7
6)、放送している曲の演奏を停止して、操作信号CT
Lの受信待機モードに遷移する。番組送出スケジュール
で決められた時間だけ放送したときも、その曲は自動停
止する。
【0039】図3において、それぞれのフェーダIDチ
ェックステップで同じフェーダ処理を設けているのは、
どのフェーダFDが操作されたとしても、次候補の音楽
等が放送されるようにするためと、ミックス処理を実現
するためである。それは、どのフェーダが操作されて
も、フェーダが操作されたことを検出でき、フェーダ操
作が検出されることによって次候補の放送を実現できる
からである。そして、例えば第1のフェーダFD1が操
作されているときに、第3のフェーダFD3が操作され
たときにはステップ67のフェーダ処理も起動されるこ
とになるから、このフェーダ処理によって次候補の音楽
等がチャネル3として、放送中であるチャネル1からの
音楽等にミックスして流すことができる。
【0040】なお、上述した実施の形態では、図2に示
すようにミキサー20からは操作信号CTLのみが出力
制御部52に供給され、ミキサー20を介して音楽等が
出力されないように構成されているが、このミキサー2
0内のフェーダFDに関連したボリューム(図示はしな
い)を介して、出力制御部52からの音楽等が出力され
るように構成することができる。この場合には、ミキサ
ー20によって音楽等のレベルが調整されることにな
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では個々の
フェーダと再生音楽等との相関性を排除し、あるフェー
ダが操作されたときには、番組送出スケジュールにした
がった音楽等の送出順番にしたがって音楽等を放送する
ようにしたものである。
【0042】これによれば、あるフェーダが操作される
と、スタンバイリストの音楽等が放送される。どのフェ
ーダが操作されたかは重要ではない。このフェーダをス
トップ位置に戻し、次の送出タイミングになったとき、
どの位置にあるフェーダを操作しても、そのフェーダに
拘わらず番組送出スケジュールにしたがってスタンバイ
リストにある次候補の音楽等を放送する。これによって
フェーダが操作されれば、必ず次候補の音楽等が放送さ
れることになるので、フェーダ操作ミスによる番組送出
ミスが回避される。
【0043】またフェーダがストップモード以外の位置
にあるときで、これとは別のフェーダが操作されたとき
にも番組送出スケジュールにしたがって次の送出候補で
ある音楽等が放送されることになるので、これによって
2つ以上のフェーダからの再生音をミックスして放送す
ることができる。
【0044】こうすることによって、どのフェーダを操
作しても番組送出スケジュールにしたがって、音楽等が
挿入されるようになるし、ミキサー本来の機能つまりチ
ャネルのミックス処理も実現できる。
【0045】したがってこの発明に係る番組送出装置
は、DJスタジオなどのミニ放送局などに適用して極め
て好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る番組送出装置を番組送出システ
ムに適用した場合の一実施の形態を示す要部の系統図で
ある。
【図2】フェーダと出力制御部との関係を示す図であ
る。
【図3】フェーダ制御処理の全体を示すフローチャート
である。
【図4】特定のフェーダ処理例を示すフローチャートで
ある。
【図5】番組送出スケジュールの一例を示す説明図であ
る。
【図6】従来のDJスタジオの説明図である。
【符号の説明】
10 DJスタジオ 14 ミキサー 42 番組送出スケジュール作成手段 44,50 音源サーバ 52 出力制御部 54 番組送出部 CTL 操作信号 FD フェーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源サーバと、 この音源サーバより抽出した音楽等の番組送出スケジュ
    ールデータが格納されると共に、ミキサーからの制御情
    報に基づいて、番組送出スケジュールに載っている音楽
    等の送出順序と、送出内容を制御するコンピュータで構
    成された出力制御部と、 複数のフェーダを有するミキサーとで構成され、 上記ミキサーからのフェーダ制御情報が上記送出制御部
    に供給されて、上記音楽等の送出状態が制御されると共
    に、 上記フェーダと送出すべき音楽等の関連性を排除すると
    共に、動作状態にない何れかのフェーダが操作されたと
    きには、操作したフェーダの位置に拘わらず、送出スタ
    ンバイ状態にある音楽等が送出されるようになされたこ
    とを特徴とする音楽等の番組送出装置。
  2. 【請求項2】 動作状態にあるフェーダに対し、動作状
    態にない別のフェーダが操作されたときには、上記スタ
    ンバイ状態にある音楽等が選択されて放送されることに
    よって、現在放送中の音楽等にミックスされて送出され
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の音楽等の
    番組送出装置。
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