JP2001292106A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JP2001292106A JP2000107515A JP2000107515A JP2001292106A JP 2001292106 A JP2001292106 A JP 2001292106A JP 2000107515 A JP2000107515 A JP 2000107515A JP 2000107515 A JP2000107515 A JP 2000107515A JP 2001292106 A JP2001292106 A JP 2001292106A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 伝送帯域とは別の周波数帯に一定振幅の基準
信号を周波数多重して伝送し、受信側で受信信号の再現
性の向上を図る。 【解決手段】 合波部23dで周波数多重されたCAT
V信号とは異なった帯域の周波数の信号を合成する。こ
れらの信号は光信号に変換され、送光レンズ群26によ
り空間に送出され受光レンズ群31により受光素子33
に集光し電気信号に変換される。変換された信号は可変
利得増幅器34において定振幅にされ、信号出力端子3
6に出力される。バンドパスフィルタ35は光送信部2
0で重畳した基準信号を抽出する。更に検波部37で基
準信号の振幅を検出し、この振幅の変動が伝送路で付加
された変動に相当する。制御電圧発生部38で先の可変
利得増幅部34を制御する電圧を発生し、フィードバッ
クを掛け、基準信号の出力振幅を一定に制御し、信号が
伝送路で受けた振幅変動を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に対して光
無線でCATV等の情報伝達を行う光空間伝送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光空間伝送装置は送信側において
送信信号を光信号に変調し、この光信号を受信側に向け
て大気空間中を伝送し、受信側において送信側からの光
信号を復調することにより、情報信号の伝達を大気空間
を介して行っている。
【0003】光信号に変換された情報信号は、空間を伝
送される際に大気の揺らぎつまりシンチレーションによ
る振幅方向の変動が加えられるために、振幅方向に情報
を持たない方式、例えば周波数変調等の予変調が行われ
た後に、光信号に変換されて伝送されることが多い。
【0004】また、予変調が振幅変調の場合であっても
搬送波が抑圧されていない場合には、情報信号の変化に
よる電力の変化が比較的少ないために、伝送路による信
号強度の変化に対しては、通常ではAGC(自動利得制
御)回路等でこの変動を吸収している。例えば、電波を
使用した場合には、問題となる振幅変調波(AM波)の
フェーディングに対する対応は、このAGC回路によっ
て行われている。
【0005】また、光空間通信の特徴として光送出信号
のビームの狭さがあるが、一般に光送出素子として使用
される発光ダイオードやレーザーダイオード等は、電波
の送信素子に比べて出力電力がはるかに小さく制限され
ている。また、光搬送波は波長が非常に短いために、電
波のアンテナに相当する送光レンズ径が小さくとも鋭い
ビームで送出することができ、小さな電力でも遠方に情
報を伝達することが可能である。
【0006】しかし、鋭いビームにすることにより装置
自体の僅かな揺れによって、受信側に向けられているビ
ームが外れる虞れがあるために、或る程度の揺れがあっ
てもビームが外れることのないようにビームを広げ気味
にするか、光空間通信装置間で互いに送光ビームを相手
に合わせるための自動追尾機能を持たせることが一般的
に行われている。
【0007】図5は自動追尾機能を持たせた従来の双方
向光空間伝送装置の構成図を示す。送信側において主信
号入力部1から入力した対向装置への伝送主信号に、位
置ずれ情報を検出するために相手側に伝送するパイロッ
ト信号をパイロット信号発生器2で発生し、合波部3に
おいて重畳し、電気−光変換部4において光信号に変換
してレンズ5により平行光とし、ビームスプリッタ6、
送信ビーム角度可変部7を介して、レンズ群8から相手
装置に向けて送信する。
【0008】受信側の装置も送信側の装置と同様の構成
であり、相手側装置からの光信号がレンズ群8に伝送さ
れ、送信ビーム角度可変部7を介してビームスプリッタ
6で反射され、更にビームスプリッタ9において主信号
とパイロット信号が分離される。主信号はビームスプリ
ッタ9を透過して、受信部10において電気信号に変換
され、主信号出力部11から出力される。
【0009】一方、パイロット信号はビームスプリッタ
9で反射され、送信ビーム角度誤差検出部12で検波さ
れ、その情報を基にして光軸角度調整駆動制御部13に
より送信ビーム角度可変部7が駆動されて、運転開始時
や運転中の角度補正が行われる。
【0010】このように従来例においては、予め自装置
内において送信部と受信部の光軸を一致させておき、自
装置の受信部の光軸と相手側装置から伝送されてくる受
信光の光軸との角度誤差を検出して補正を行う。このよ
うな操作を対向するそれぞれの装置において行うことに
よって、相手側装置から伝送される受信光と同一光軸で
送信光を投光することができ、常に安定した双方向光空
間伝送を行うことができる。
【0011】このような送光部の光ビーム角度を補正す
る機能を備えた双方向光空間伝送装置では、送信側で主
信号にパイロット信号を重畳して送信するのが一般的で
ある。
【0012】光通信においては、情報の伝送媒体として
光信号を使用するために、その光信号が有する広帯域性
を活かし、数10チャンネルにも及ぶCATV信号の伝
送に使用することが可能である。CATVの信号は90
〜450MHzの間に58チャンネルの映像信号が多重
されて同軸ケーブルによって伝送されている。この信号
形式は放送波と同じVSB−AMで変調されており、1
波当りの帯域はベースバンドのそれとほぼ同じとなって
いる。
【0013】このような広帯域の信号に対しても、光信
号に変換し伝送することは十分可能であり、光ファイバ
ケーブルによる伝送も実用化されている。光信号に変換
して伝送する利点は伝送路の周波数特性が同軸ケーブル
に比べて全く問題にならず、周波数特性の補正をする等
化を行う必要がない。また、光ファイバケーブルを伝送
路とした場合には、損失が非常に少なく長距離の伝送に
適しており、更に伝送路の状態も安定しているという利
点がある。
【0014】このように、光信号に変換されたCATV
信号をファイバケーブルを使用せず、自由空間を伝送路
とすることも可能であり、先に述べた周波数特性の補正
を必要としないという利点が生かされる。また、空間を
伝送路とするためにケーブル等の設置が必要なく、比較
的自由に回線を設置することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、空間を伝送路として光信号を伝送する
場合に、光ファイバケーブルの場合と比較して安定した
伝送路とは云えず、天候に依存して伝送路損失が変化し
たり、シンチレーションによる信号の変動を避けること
はできない。しかも、伝送距離が長くなるに従ってこの
様子は顕著に現れ、通信装置の振動によっても受信信号
の変動が生ずる。
【0016】このような外的要因によって起こる信号の
変化を吸収するために、従来では受信側で出力信号振幅
を一定にするAGC回路が設けられているが、周波数変
調のように変調する信号の振幅に被変調波の振幅が依存
しない変調方式の場合は、単に振幅を一定にする回路で
この変動分を除去できるが、CATVで使用されている
VSB−AMのような振幅変調の場合には、被変調波の
振幅も信号の振幅の変化に応じて変動するためAGC回
路の応答速度には制限がある。
【0017】例えば、映像信号の場合には信号周波数の
下限値が60Hzとなっており、それ以上の周波数の情
報が含まれているために、AGC回路の応答特性はそれ
以下にする必要がある。即ち、伝送路及び設置場所の振
動等の外的要因によってもたらされる信号振幅の変動の
除去は、伝送される信号が有する周波数以下に対しての
み行われる。
【0018】AGC回路がこの映像信号成分に応答しな
いようにするためには、回路の応答特性をその半分くら
いの30Hz程度にする必要があるが、伝送路で発生す
るシンチレーションによる信号振幅の変動はそれ以上の
周波数成分を含むために、完全な振幅変動を吸収できな
いという問題点がある。
【0019】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
伝送すべき信号の存在している帯域とは別の周波数帯に
一定振幅の基準信号を周波数分割多重して伝送し、受信
側ではその基準信号周波数の帯域フィルタ回路により基
準信号のみを抽出し、検波することで振幅変動情報を得
て、受信信号の振幅を制御して受信信号の再現性の向上
を図る光空間伝送装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光空間伝送装置は、所定の距離を隔てて
対向配置して光無線で情報伝送を行う光空間伝送装置に
おいて、伝送する主信号とは別に対向装置での受信状態
を確認するための補助信号を発生する補助信号発生手段
及び前記主信号に前記補助信号を合波する合波手段を有
する送信部と、前記対向装置から送信された光信号の内
の前記補助信号の受信レベルを検出する検出手段を有す
る受信部と、該受信部における前記受信補助信号により
前記受信主信号の出力振幅を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0021】また、本発明に係る光空間伝送装置は、所
定の距離を隔てて対向配置して光無線で双方向の情報伝
送を行う光空間伝送装置において、伝送する主信号とは
別に対向装置での受信状態を確認するための補助信号を
発生する補助信号発生手段及び前記主信号に前記補助信
号を合波する合波手段を有する送信部と、対向装置から
送信された光信号の内の前記補助信号の受信レベルを検
出する検出手段を有する受信部と、前記補助信号により
前記対向装置間での光信号送出角度の調整及び前記受信
主信号の出力振幅の制御を行う制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0022】本発明に係る光空間伝送装置は、所定の距
離を隔てて対向配置して光無線で情報伝送を行う光空間
伝送装置において、伝送する主信号とは別に相対する伝
送装置側に対して定振幅変調方式により副情報を変調す
る変調手段及び前記主信号に前記副情報信号を合波する
合波手段を有する送信部と、前記対向装置から送信され
た光信号の内の前記副情報信号の受信レベルを検出する
検出手段を有する受信部と、該受信部における前記受信
副情報信号の振幅により前記受信主信号の出力振幅を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の構
成図を示し、光送信部20において伝送するCATV信
号の入力端子21の出力は基準信号発生部22の出力と
共に合波部23に接続されている。合波部23の出力は
E/O(電気−光)変換部24に接続され、E/O変換
部24に設けられたレーザーダイオード等の発生素子2
5が発する光信号の光路上に送光レンズ群26が配置さ
れている。
【0024】また、光受信部30においては、光信号が
入射する光路上に受光レンズ群31、O/E(光−電
気)変換部32のアバランシェフォトダイオードやPI
Nフォトダイオードなどの受光素子33が配列されてい
る。O/E変換部32の出力は可変利得増幅器34に接
続され、可変利得増幅器34の出力はバンドパスフィル
タ35及びCATV信号出力端子36に接続されてい
る。バンドパスフィルタ35の出力は検波部37、制御
電圧発生部38を介して可変利得増幅器34にフィード
バックされている。
【0025】本実施例では伝送するCATV信号の存在
する帯域外に、基準信号である単一正弦波を周波数多重
し伝送する。光送信部20において、入力端子21から
は伝送するCATV信号である周波数多重された信号が
入力される。基準信号発生部22から伝送すべきCAT
V信号とは異なった帯域の周波数の信号を発生させ、発
生された基準信号は合波部23dで入力端子21から入
力されたCATV信号と合成される。図2はこのときの
実際のCATV信号の配列を示し、58チャンネルシス
テムでは90MHz以下及び450MHz以上の帯域に
基準信号を挿入する。なお、図2の例はCATV帯域の
下方に基準信号を配置したが、CATV帯域の上方に配
置しても支障はない。
【0026】このように、周波数多重されたCATV信
号と基準信号はE/O変換部24において光信号に変換
され、発光素子25から送出される。発光素子25から
の光信号は送光レンズ群26によりビームの状態で空間
に送出される。
【0027】送光レンズ群26から送出された光信号は
自由空間を伝播し光受信部30に到達するが、この間で
シンチレーションの影響を受けて信号振幅の変動が発生
する。光受信部30に到達した光信号は、受光レンズ群
31により受光素子33に集光する。受光素子33に集
光した光信号はO/E変換部32において電気信号に変
換される。電気信号に変換された信号は可変利得増幅器
34において定振幅にされ、CATV信号出力端子36
に出力される。ただし、定振幅にするために参照する信
号は、送信側で多重された基準信号である。
【0028】バンドパスフィルタ35は可変利得増幅器
34の出力から、光送信部20において重畳した基準信
号を抽出し、目的外の信号除去及び雑音の軽減を図る。
フィルタリングされた基準信号は検波部37で基準信号
の振幅が検出され、この振幅の変動が伝送路で付加され
た変動に相当する。従って、制御電圧発生部38におい
て先の可変利得増幅部34を制御する電圧を発生し、フ
ィードバックを掛けることによって基準信号の出力振幅
を一定にするように動作させる。
【0029】空間の伝送路では周波数特性の変動が起こ
らないので、基準信号の振幅をこのように制御すること
によって、CATV信号が伝送路で受けた振幅変動も結
果的に除去される。このようにして、振幅方向に情報を
持つCATV信号のような振幅変調信号に対しても空間
伝送路で受けた速い変動を除去することができる。
【0030】図3は第2の実施例の構成図を示し、双方
向光伝送装置において互いの送出ビームを相手に合わせ
るような自動追尾機能を有するシステムである。主信号
入力部40の出力は位置ずれ情報を検出するために相手
側に伝送するパイロット信号を発するパイロット信号発
生器41の出力と共に合波部42に接続されている。合
波部42の出力はE/O変換部43に接続され、E/O
変換部43の発光素子の光路上にレンズ44、ビームス
プリッタ45、送信ビーム角度可変部46、レンズ群4
7が順次に配列されている。ビームスプリッタ45の反
射方向の光路上には、ビームスプリッタ48、受光素子
を有するO/E変換部49が配列され、O/E変換部4
9の出力は可変利得増幅器50を介して主信号出力部5
1に接続されている。また、ビームスプリッタ48の反
射方向の光路上には、送信ビーム角度誤差検出部52が
配置され、送信ビーム角度誤差検出部52の出力は光軸
角度調整駆動制御部53を介して送信ビーム角度可変部
46に接続され、また制御電圧発生部54を介して可変
利得増幅器50に接続されている。
【0031】送信側において、主信号入力部40から入
力した伝送主信号に、パイロット信号発生器41からの
位置ずれ情報検出のためのパイロット信号を、合波部4
2において重畳し、E/O変換部43において光信号に
変換してレンズ44により平行光とし、ビームスプリッ
タ45、送信ビーム角度可変部46を通してレンズ群4
7から相手装置に向けて送信する。
【0032】受信側においては、相手側装置からの光信
号がレンズ群47に入射し、送信ビーム角度可変部46
を介してビームスプリッタ45で反射され、更にビーム
スプリッタ48において主信号とパイロット信号が分離
される。主信号はビームスプリッタ48を透過してO/
E変換部49において受信後に電気信号に変換され、可
変利得増幅器50を介して主信号出力部51に出力され
る。
【0033】一方、パイロット信号はビームスプリッタ
48で反射され、送信ビーム角度誤差検出部52におい
て検出され、その情報を基に光軸角度調整駆動制御部5
3により送信ビーム角度可変部46が駆動されて角度補
正が行われる。
【0034】このパイロット信号は定振幅にて送出され
るために、受信側においてこの振幅の変化を検出する
と、伝送路で付加された変動を知ることができる。自動
追尾機能を有した双方向光伝送装置においては、このパ
イロット信号の振幅を送信ビーム角度誤差検出部52に
おいて検出しているので、制御電圧発生部54により可
変利得増幅部50を制御する電圧を発生し、伝送路で受
けた変動を可変利得増幅部50で除去するように制御す
る。伝送路での変動が除去された主信号は、主信号出力
部51から出力される。
【0035】図4に第3の実施例の構成図を示し、光空
間伝送装置が相対する伝送装置側に対して定振幅変調方
式、例えばFMやPSK等の予備変調を行った情報を多
重して伝送している場合に、この信号振幅を検出して第
1及び第2の実施例と同様に、受信出力信号の振幅を制
御する方式である。この定振幅で変調する情報として
は、装置の識別信号、音声のFM変調波、自己装置の運
用情報等の種々の相手側に対して伝送する必要のある情
報である。なお、伝送路で受けた振幅変動を検出するた
めには、基準信号は単一正弦波である必要はなく、この
ような定振幅変調波であっても支障はない。
【0036】送信装置60においては、主信号入力端子
61の出力は相手側装置に伝送する情報の変調した信号
を発する情報変調部62の出力と共に合波部63に接続
され、合波部63の出力はE/O変換部64に接続され
ている。E/O変換部64の発光素子65の光路上に
は、レンズ群66が配置されている。
【0037】受信装置70においては、相手側装置が発
した光信号の光路上にレンズ群71、受光素子72を有
するO/E変換部73が配列されており、O/E変換部
73の出力は可変利得増幅部74に接続されている。可
変利得増幅部74の出力はバンドパスフィルタ75及び
主信号出力端子76に接続され、バンドパスフィルタ7
5の出力は検波部77、制御電圧発生部78を介して可
変利得増幅部74に接続されており、またバンドパスフ
ィルタ75の出力は情報検波部79を介して情報出力端
子80に接続されている。
【0038】入力端子61からの主信号は、変調部62
において定振幅変調がなされた相手装置に伝送すべき情
報と合波部63において合波され、E/O変換部64で
光信号に変換されてレンズ群66から相手側装置に伝送
される。受信部70において受光素子72で受光した光
信号はO/E変換部73で電気信号に変換され、主信号
は出力端子76へ出力される。このとき、送信側で付加
された情報変調波はバンドパスフィルタ75で濾波さ
れ、情報検波部79において情報の復調が行われる。一
方、バンドパスフィルタ75で濾波された信号は検波部
77にも渡され、振幅の検出が行われる。このとき検出
した振幅の変動が伝送路で受けた変動であるので、制御
電圧発生部78において可変利得増幅部74の制御電圧
を発生し、主信号出力部76への出力信号から伝送路で
受けた変動を除去するようにフィードバック制御が行わ
れる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光空間
伝送装置は、伝送すべき信号が振幅方向に情報を持つ場
合でも、その情報の持つ情報周波数の下限値よりも高い
周波数成分を持つ伝送路等の外的要因によって受ける振
幅変動に対して変動分を除去することができ、伝送信号
の再現性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】周波数配列の波形図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】第3の実施例の構成図である。
【図5】従来例の構成図である。
【符号の説明】
21、61 入力端子 22、43 基準信号発生部 23、42、63 合波部 24、64 E/O変換部 25、65 発光素子 32、73 O/E変換部 33、72 受光素子 34、50、74 可変利得増幅器 35、75 バンドパスフィルタ 36 出力端子 37、77 検波部 38、78 制御電圧発生部 40 主信号入力部 41 パイロット信号発生器 45、48 ビームスプリッタ 46 送信ビーム角度可変部 49 受信部 51 主信号出力部 52 送信ビーム角度誤差検出部 53 光軸角度調整駆動制御部 54 制御電圧発生部 62 情報変調部 79 情報検波部 80 情報出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/08 H04B 9/00 K 10/14 S 10/06 10/04 H04N 7/173 620 7/22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の距離を隔てて対向配置して光無線
    で情報伝送を行う光空間伝送装置において、伝送する主
    信号とは別に対向装置での受信状態を確認するための補
    助信号を発生する補助信号発生手段及び前記主信号に前
    記補助信号を合波する合波手段を有する送信部と、前記
    対向装置から送信された光信号の内の前記補助信号の受
    信レベルを検出する検出手段を有する受信部と、該受信
    部における前記受信補助信号により前記受信主信号の出
    力振幅を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    光空間伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記主信号はCATV映像信号とした請
    求項1に記載の光空間伝送装置。
  3. 【請求項3】 所定の距離を隔てて対向配置して光無線
    で双方向の情報伝送を行う光空間伝送装置において、伝
    送する主信号とは別に対向装置での受信状態を確認する
    ための補助信号を発生する補助信号発生手段及び前記主
    信号に前記補助信号を合波する合波手段を有する送信部
    と、対向装置から送信された光信号の内の前記補助信号
    の受信レベルを検出する検出手段を有する受信部と、前
    記補助信号により前記対向装置間での光信号送出角度の
    調整及び前記受信主信号の出力振幅の制御を行う制御手
    段とを備えたことを特徴とする光空間伝送装置
  4. 【請求項4】 前記主信号はCATV映像信号とした請
    求項3に記載の光空間伝送装置。
  5. 【請求項5】 所定の距離を隔てて対向配置して光無線
    で情報伝送を行う光空間伝送装置において、伝送する主
    信号とは別に相対する伝送装置側に対して定振幅変調方
    式により副情報を変調する変調手段及び前記主信号に前
    記副情報信号を合波する合波手段を有する送信部と、前
    記対向装置から送信された光信号の内の前記副情報信号
    の受信レベルを検出する検出手段を有する受信部と、該
    受信部における前記受信副情報信号の振幅により前記受
    信主信号の出力振幅を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする光空間伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記主信号はCATV映像信号とした請
    求項5に記載の光空間伝送装置。
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