JP2001292067A - 無線通信装置の送信電力制御装置とその送信電力制御方法 - Google Patents

無線通信装置の送信電力制御装置とその送信電力制御方法

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JP2001292067A
JP2001292067A JP2000105056A JP2000105056A JP2001292067A JP 2001292067 A JP2001292067 A JP 2001292067A JP 2000105056 A JP2000105056 A JP 2000105056A JP 2000105056 A JP2000105056 A JP 2000105056A JP 2001292067 A JP2001292067 A JP 2001292067A
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Japan
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wireless communication
transmission power
power
power control
communication device
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JP2000105056A
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Toshio Obara
敏男 小原
Manabu Yamaguchi
山口  学
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の使用形態に関わらず省電力化や信号
の低歪み化を図り、通信状態を良好に保つ。 【解決手段】 移動体通信機器等の無線通信装置の送信
電力制御装置において、電力制御部6と使用形態検出部
7とを設ける。使用形態検出部7は、利用者が当該無線
通信装置を普通の音声通話端末として使用する使用形態
か、高速大容量のデータ通信端末として使用する使用形
態か等を、各使用形態で用いる接続端子の使用有無で検
出する。電力制御部6は、検出された使用形態に応じ
て、スイッチ4−i(i=1〜n)及び5を切換制御
し、電力増幅器3−i(i=1〜n)の使用数を制御す
る。これにより、使用形態に応じて適切な効率となるよ
う送信電力が増減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等によ
って移動体通信を行う移動体通信システムなどに使用さ
れる無線通信装置に関し、特に、送信機に使用される無
線通信装置の送信電力制御装置とその送信電力制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】単一の周波数帯を多数の利用者が共有す
る携帯電話機等を用いた移動体通信システムでは、基地
局と各移動局との間の距離が固定ではないため、基地局
あるいは各移動局がそれぞれの送信電力を固定にして送
信を行うと、基地局と各移動局との間の距離に応じてそ
れぞれの受信信号レベルが変動してしまい、大出力の信
号が他局の小さな信号をマスクしたり、複数の通信回線
が相互に干渉してしまうという問題が生じる。
【0003】そこで従来は、例えば特開平6−3031
54号公報に記載されているように、送信機の送信電力
を可変にし、情報伝送の際に種々の方法により基地局と
移動局との間の距離に応じて送信電力を調整するように
している。複数の通信チャネルを多重化する多元接続型
の通信方式では、通信チャネル間の干渉を低減して周波
数利用効率を向上させるために、基地局に到達する信号
の電力を一定にする送信電力制御は必須のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機等の移動体
通信機器の普及に伴って、利用者による移動体通信機器
の使用形態が様々になってきている。例えば、手で携帯
電話機等を耳に当て普通に音声通話を行う通常の使用形
態の他に、パソコンに接続して高速大容量のデータ通信
を行う使用形態、携帯電話機にヘッドホンを接続して音
声通話を行う使用形態、自動車運転中のハンズフリーに
よる音声通話を行う使用形態などが一般的になってきて
いる。
【0005】利用者がいずれの使用形態で移動体通信機
器を使用するかによって、必要となる信号レベルが異な
ってくる。高速大容量のデータ通信を行う場合には送信
電力のレベルを高くする必要がある。また、利用者がヘ
ッドホンを使用している場合には手で携帯電話機などを
耳に当てて通話するときとは送信電力の必要レベルも異
なってくる。
【0006】しかし、従来は、利用者の使用形態別に送
信電力を調整することはしておらず、単に基地局と移動
局との間の距離によって送信電力の調整をしているに過
ぎない。このため、本来は小さな送信電力で済むのにデ
ータ通信用の大電力で送信してしまうことがあり、信号
を歪ませたりバッテリの消耗を早めたりするなどの問題
が発生するおそれがある。また、移動体通信機器のアン
テナから発せられる電磁波のうち人体に吸収される電力
量を表す指標となるSAR(Specific Absorption Rat
e:比吸収率)が、機器の使用形態によって良好に保て
ないことも予想される。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、利用者の使用形態に関わらず省電力化や信号の
低歪み化を図ることができ、通信状態を良好に保つこと
が可能な無線通信装置の送信電力制御装置とその送信電
力制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による送信電力制
御装置は、通信相手局に送信する電力を制御する無線通
信装置の送信電力制御装置であって、利用者による無線
通信装置の使用形態を検出する使用形態検出手段と、該
使用形態に応じて送信電力を制御する電力制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】また、好ましくは、前記使用形態検出手段
は、無線通信装置の使用形態を、該無線通信装置に設け
られている各種接続端子の使用の有無により検出するこ
ととする。
【0010】また、好ましくは、前記電力制御手段は、
無線通信装置に複数設けられている電力増幅器の使用数
を変えることにより送信電力を制御することとする。或
いは、前記電力制御手段は、無線通信装置に設けられて
いる能力の異なる複数の電力増幅器のいずれかを選択す
ることにより送信電力を制御することとする。
【0011】また、好ましくは、当該無線通信装置の電
力増幅部の利得を調整する利得制御手段を備えることと
する。
【0012】本発明による送信電力制御方法は、通信相
手局に送信する電力を制御する無線通信装置の送信電力
制御方法であって、利用者による無線通信装置の使用形
態を検出する使用形態検出ステップと、該使用形態に応
じて送信電力を制御する電力制御ステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0013】また、好ましくは、前記使用形態検出ステ
ップにおいて、無線通信装置の使用形態を、該無線通信
装置に設けられている各種接続端子の使用の有無により
検出することとする。
【0014】また、好ましくは、前記電力制御ステップ
において、無線通信装置に複数設けられている電力増幅
器の使用数を変えることにより送信電力を制御すること
とする。或いは、前記電力制御ステップにおいて、無線
通信装置に設けられている能力の異なる複数の電力増幅
器のいずれかを選択することにより送信電力を制御する
こととする。
【0015】また、好ましくは、当該無線通信装置の電
力増幅部の利得を調整する利得制御ステップを有するこ
ととする。
【0016】上記送信電力制御装置及び方法により、利
用者による無線通信装置の使用形態を検出し、該使用形
態に応じて送信電力を制御する。このとき、例えば、無
線通信装置に複数の電力増幅器を設け、これらを直列に
接続したり並列に接続して電力増幅器の入力部や出力部
にスイッチを配設し、各電力増幅器を能動/非能動に設
定できるように回路をパイパスしたりオープンにするよ
う構成する。そして、例えば無線通信装置に設けられて
いる各種接続端子の使用の有無により使用形態を検出
し、その使用形態に応じて、電力増幅器の使用数を変え
たり、能力の異なる複数の電力増幅器のいずれかを選択
したりして、送信電力を制御する。また、電力増幅器の
切り換えと共に、当該電力増幅部の利得制御を行うよう
にするとより好ましい。この場合、例えば、送信電力に
応じて最適な効率となるように電力増幅器の使用数や使
用する電力増幅器の能力を決定し、利得の大小を調整す
る。すなわち、送信電力を大きくする場合には、電力増
幅器の数を多くしたりして電力増幅器の能力を大きく
し、利得を増加させるように設定する。
【0017】これにより、無線通信装置、特に、携帯電
話機などの移動体通信機器において、その使用形態に応
じて、大電力送信が必要な使用形態では大電力送信が可
能となり、小電力送信が必要な使用形態では小電力送信
が可能となる。よって、使用形態に関わらず無駄な送信
電力を消費しないため、省電力化が図れる。また、使用
形態に応じた送信電力とすることで送信信号の低歪み化
が図れる。さらに、大電力が必要ない普通の音声通話の
使用形態のときは必ず小電力送信となるため、SARが
良好に保たれる。また、使用形態に応じて送信電力を小
さくするときは利得も小さくするので、大電力送信時や
低電力送信時の動作効率が改善される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】[第1実施形態]図1は本発明の第1実施
形態に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図で
ある。この実施形態に係る送信電力制御装置1は、例え
ば携帯電話機を用いたセルラー通信システムの基地局或
いは移動局を構成する移動体通信機器等に設けられ、伝
送情報を含む信号を電力増幅して通信相手に対して送信
を行うものである。本実施形態では移動体通信システム
の移動局側の装置を具体的に採り上げ、該移動局におけ
る無線通信装置の送信電力制御について説明するが、こ
れに限定されることなく、例えば基地局に適用すること
も可能である。
【0020】送信電力制御装置1は、送信データが入力
される変調器(MOD)2と、この変調器2の出力を増
幅するn個の直列に設けられた電力増幅器3−1〜3−
nと、各電力増幅器3−1〜3−nの入力段に挿入され
たn個のSPDT型のスイッチ(Single-Pole Double-T
hrowスイッチ:単極双投スイッチ)4−1〜4−nと、
スイッチ4−1〜4−nにより設定された所定数の電力
増幅器3−1〜3−nの出力を選択する1対(n+1)
のセレクタ型のスイッチ5と、前記各スイッチ4−i
(i=1〜n)及び5の切換えを制御する電力制御部6
と、この電力制御部6に使用形態の検出信号を出力する
使用形態検出部7とを備えている。スイッチ5の共通端
子(可動接点)側の出力端は、アンテナ10に接続され
る。
【0021】変調器2の出力端はスイッチ4−1の可動
接点に接続され、電力増幅器3−1の入力端にスイッチ
4−1の第1固定接点が接続され、スイッチ4−1の第
2固定接点が、スイッチ5の(n+1)個ある固定接点
の一つに接続される。電力増幅器3−1の出力端はスイ
ッチ4−2の可動接点に接続され、次段の電力増幅器3
−2の入力端にスイッチ4−2の第1固定接点が接続さ
れ、スイッチ4−2の第2固定接点が、スイッチ5の
(n+1)個ある固定接点の一つに接続される。
【0022】以下同様にして、電力増幅器3−iとスイ
ッチ4−i(i=1〜n)とスイッチ5とが接続され、
最終段の電力増幅器3−nの出力端が、スイッチ5の残
った1つの固定接点に接続される。スイッチ5の(n+
1)個の固定接点の1つに選択的に接続される1つの可
動接点が、アンテナ10に接続されるようになってい
る。
【0023】なお、説明の都合上、各スイッチの接点は
「可動接点」及び「固定接点」として機械的な用語を用
いて説明したが、実際は各スイッチには電子スイッチが
用いられることが多く、この場合、機械的な「可動」部
分がある訳ではなく、この実施形態でも他の実施形態で
も、可動接点と固定接点とは電子的に接続/遮断がなさ
れる。
【0024】この送信電力制御装置1を有する移動体通
信機器(例えば携帯電話機)には、図示しないが、パー
ソナルコンピュータやPDA等の外部制御装置にケーブ
ル等を用いて接続するインターフェース接続端子(直接
外部制御装置のスロットに挿入するカード一体型のもの
はそのカード端子)や、ヘッドホン等を接続する音声出
力接続端子、ハンズフリーで使用するときにマイクロホ
ン等を接続する音声入力接続端子、その他の利用者の使
用形態に応じて機構的に利用される各種接続端子が設け
られている。そして、使用形態検出部7には、各種接続
端子に接続される信号線8が接続されている。使用形態
検出部7は、各信号線8から取り込んだ各種接続端子の
使用状態信号に基づいて、利用者による現在の移動体通
信機器の使用形態を検出する。
【0025】電力制御部6は、使用形態検出部7からの
検出信号を受信し、この検出信号に応じた制御信号を各
スイッチ4−i及び5に出力して各スイッチの可動接点
と固定接点との接続/遮断を制御する。これにより、変
調器2から出力される送信信号を増幅する電力増幅器3
−iの使用数を選択し、該使用数の直列接続された電力
増幅器3−iで増幅された送信信号を、アンテナ10か
ら出力するように構成されている。
【0026】図2は電力制御部6で行われる制御手順を
示すフローチャートである。このフローチャートに従っ
て、図1に示す本実施形態の送信電力制御装置の動作を
説明する。
【0027】電力制御部6は、先ず、使用形態検出部7
の検出信号を取り込む(ステップS1)。例えば、移動
局の移動体通信機器(以下、携帯電話機という。)に設
けられている各種接続端子に何も接続されていない場合
には、電力制御部6は、使用形態検出部7からの検出信
号に基づき、その使用形態として、通常の音声通話とし
て携帯電話機が使用されると判断できる。また、パーソ
ナルコンピュータ等の外部制御装置と接続されるインタ
ーフェース接続端子にケーブル等が接続されている場合
には、高速大容量のデータ通信端末として携帯電話機が
使用されると判断できる。
【0028】次のステップS2では、携帯電話機の使用
形態に応じた電力増幅器の使用数を決定する。例えば、
音声通話であれば、1個の電力増幅器を使用し、高速大
容量データ通信であれば、n個の電力増幅器を使用する
と決定する。そして、次のステップS3で、各スイッチ
4−iの接続/遮断の状態を決定すると共に、スイッチ
5の可動接点をいずれの固定接点に接続するかを決定
し、次のステップS4で、それぞれのスイッチ4−i及
び5に指令信号として切換制御信号を出力して各スイッ
チの切換えを行い、この送信電力制御手順を終了する。
【0029】これにより、例えば音声通話の場合には、
図1のスイッチ4−1の可動接点が第1固定接点に接続
されて変調器2の出力が電力増幅器3−1に入力され、
スイッチ4−2の可動接点がスイッチ5に接続された第
2固定接点側に切換接続されると共に、スイッチ5の可
動接点が電力増幅器3−1の出力端に接続された固定接
点に接続されるため、送信データは1個の電力増幅器3
−1で増幅されただけでアンテナ10から通信相手局に
出力される。
【0030】また、高速大容量のデータ通信の場合に
は、各スイッチ4−1〜4−nのすべての可動接点が第
1固定接点に接続され、スイッチ5の可動接点が電力増
幅器3−nの出力端が接続されている固定接点に接続さ
れるため、送信データはn個の直列接続された電力増幅
器3−iで順に増幅されて大電力の送信データとしてア
ンテナ10から通信相手局に出力される。
【0031】携帯電話機が他の使用形態で使用される場
合には、その使用形態に応じた電力増幅器の使用数を決
定し、それに対応してスイッチ4−i及び5を切換制御
することで、その使用形態に最適な送信電力に調整さ
れ、増幅された送信データがアンテナ10から通信相手
局に出力される。
【0032】このように、本実施形態によれば、利用者
の使用形態に応じて最適な効率となるよう電力増幅器の
使用数を決定し、送信電力の制御を行うため、使用しな
い電力増幅器のバイアス電流供給を遮断でき、省電力化
を図れる。また、送信データに最適な送信電力に調整し
てアンテナから出力するため、信号の低歪み化も達成で
きる。しかも、携帯電話機を耳に当てて行う普通の音声
通話時には、高速大容量データ通信時に要求される大電
力出力になることはなく、低電力出力で通話ができるた
め、SARを良好に保つこともできる。よって、状況に
応じて常に適切な動作状態とすることができ、通信状態
を良好に保ちつつ効率の良い無線通信を行うことが可能
となる。
【0033】なお、この実施形態の説明では、利用者の
携帯電話機の使用形態だけで電力増幅器の使用数を決定
したが、この使用数を、基地局と移動局との間の距離に
対応して増減するのが好ましい。例えば、普通の音声通
話という使用形態のときは使用数の範囲を“0〜3”に
設定し、また高速大容量データ通信という使用形態のと
きは使用数の範囲を“7〜10”に設定し、音声通話時
に使用数を“0”とするか“2”とするかは、あるいは
高速大容量データ通信時に使用数を“7”とするか“1
0”とするかは、従来のように基地局と移動局との間の
距離や、予め設定された送信電力指定信号,基地局から
指定された送信電力指定信号,受信状態から決定した送
信電力制御信号などによって決めることで、より最適な
送信電力での通信が可能となる。
【0034】[第2実施形態]図3は本発明の第2実施
形態に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図で
ある。この実施形態に係る送信電力制御装置20も、第
1実施形態と同様に携帯電話機のような移動体通信シス
テムにおける移動局側の無線通信装置等に用いられるも
のである。送信電力制御装置20は、送信データが入力
される変調器(MOD)21と、この変調器21の出力
信号を入力とし利得を可変制御できる可変利得制御器2
2と、n個の固定接点と1つの可動接点を持ち可変利得
制御器22の出力端が可動接点に接続される1対nのセ
レクタ型のスイッチ23と、n個の固定接点と1つの可
動接点を持ちアンテナ10に可動接点が接続される1対
nのセレクタ型のスイッチ25とを備えている。
【0035】さらに、各スイッチ23,25の対応する
第1固定接点間には電力増幅器26−1が接続され、第
2固定接点間には電力増幅器26−2が接続され、以下
同様に、第n固定接点間には電力増幅器26−nが接続
される。これらn個の電力増幅器26−i(i=1〜
n)は、少しずつその増幅能力が順に高くなるように構
成されている。そして、この送信電力制御装置20は、
第1実施形態と同様の使用形態検出部27及び電力制御
部28を備えている。使用形態検出部27は、携帯電話
機に設けられている各種接続端子に接続された信号線8
から各接続端子の使用状態信号を取り込み、検出結果を
電力制御部28に出力する。電力制御部28は、利用者
の携帯電話機の使用形態に応じて、可変利得制御器22
の利得制御と、各スイッチ23,25の選択切換制御と
を行うようになっている。
【0036】図4は電力制御部28で行われる制御手順
を示すフローチャートである。このフローチャートに従
って、図3に示す本実施形態の送信電力制御装置の動作
を説明する。
【0037】電力制御部28は、先ず、使用形態検出部
27から検出信号を取り込み(ステップS10)、利用
者の使用形態を判断する。次のステップS11では、そ
の使用形態に最適な増幅能力を持つ電力増幅器26−i
を決定する。そして、次のステップS12で、当該電力
増幅能力に最適な値となる可変利得制御器22の利得量
を決定する。そして最後に、その電力増幅器26−iを
選択するようにスイッチ23,25に選択指令信号とし
て切換制御信号を出力すると共に、可変利得制御器22
に利得量の制御指令信号を出力して(ステップS1
3)、各スイッチの切換えと利得量の制御を行い、この
送信電力制御手順を終了する。
【0038】この第2実施形態では、利用者の使用形態
に応じて、最適な効率となるように使用する電力増幅器
の能力を決定し、送信電力の制御を行うため、第1実施
形態と同様に、携帯電話機を高速大容量データ通信端末
として使用するときは大電力による送信を行うことがで
き、また、普通の音声通話を行うときは使用しない電力
増幅器をオフにして小電力での通話ができるので、省電
力化及び信号の低歪み化が達成でき、また良好なSAR
を維持できるという効果を奏する。
【0039】さらに、本実施形態では、使用する電力増
幅器の増幅能力が高くなるほど利得を高く(増幅能力が
低くなるほど利得を小さく)制御するため、高出力下で
良好な隣接チャネル漏洩電力特性を得ることができる。
低送信電力での動作効率を改善した通信端末では、高い
電力で送信するときに隣接チャネル間の漏洩電力が問題
となるが、本実施形態ではこのような問題は起きない。
【0040】なお、第2実施形態でも第1実施形態と同
様に、基地局と移動局との間の距離なども考慮して送信
電力を増減することで、さらに一層最適な送信電力の制
御が可能になるのはいうまでもない。
【0041】[第3実施形態]図5は本発明の第3実施
形態に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図で
ある。この実施形態に係る送信電力制御装置30も、第
1実施形態と同様に携帯電話機のような移動体通信シス
テムにおける移動局側の無線通信装置等に用いられるも
のである。送信電力制御装置30は、送信データが入力
される変調器(MOD)31と、この変調器31の出力
信号を入力とし利得を可変制御できる可変利得制御器3
2と、可変利得制御器32の出力を2系統に分けたり切
り換える分波/切換スイッチ33と、並列に設けられた
2つの電力増幅器34,35とを備えている。また、第
1実施形態と同様の使用形態検出部36及び電力制御部
37を備えている。
【0042】そして、並列に設けられた2つの電力増幅
器34,35の出力側が共にアンテナ10に接続され、
各電力増幅器34,35の入力側がそれぞれ分波/切換
スイッチ33の第1固定接点bと第2固定接点cに接続
されている。また、分波/切換スイッチ33の共通接点
aに可変利得制御器32の出力側が接続されている。こ
の分波/切換スイッチ33は、指令信号を受けて、共通
接点aを第1固定接点b及び第2固定接点cの両方に接
続して2つの電力増幅器34,35に分波した送信デー
タ信号を入力させたり、共通接点aを一方の第1固定接
点bにのみ接続したり、他方の第2固定接点cにのみ接
続して信号経路を切り換える構成になっている。
【0043】使用形態検出部36は、第1及び第2実施
形態のものと同様に、信号線8から取り込んだ使用状態
信号から利用者の携帯電話機の使用形態を検出し、検出
信号を電力制御部37に出力する。電力制御部37は、
検出信号で示される使用形態に応じて、可変利得制御器
32に指令信号を出力してその利得量を制御すると共
に、分波/切換スイッチ33を分波器として機能させる
か、それとも切換スイッチとして機能させるかの指令を
出力し、さらに、電力増幅器34,35に指令信号を出
力して電力増幅器34,35を共にアクティブ状態にし
たり、分波/切換スイッチ33で選択された側の電力増
幅器のみをアクティブ状態にする指令信号を出力するよ
うになっている。
【0044】図6は電力制御部37で行われる制御手順
を示すフローチャートである。このフローチャートに従
って、図5に示す本実施形態の送信電力制御装置の動作
を説明する。
【0045】電力制御部37は、先ず、使用形態検出部
36から検出信号を取り込み(ステップS20)、利用
者の使用形態を判断する。次のステップS21では、使
用形態に応じて2つの電力増幅器を並列で動作させる
か、それとも一方のみを動作させるか決定する。例え
ば、高速大容量データ通信の場合には、電力増幅器3
4,35を並列に動作させ、音声通話の場合には、電力
増幅器34のみを動作させ、電力増幅器35はオフにす
ると決定する。
【0046】次のステップS22では、電力増幅器3
4,35を並列動作させるときは利得量を増加させる決
定を行い、電力増幅器を一方のみを動作させるときは利
得量を低下させる決定を行う。そして、最後のステップ
S23で、可変利得制御器32,分波/切換スイッチ3
3,電力増幅器34,35に指令信号を出力して、スイ
ッチの切換えと利得量の制御を行い、この送信電力制御
手順を終了する。
【0047】この第3実施形態では、利用者の使用形態
に応じて、最適な効率となるように使用する電力増幅器
の数や能力を決定し、送信電力の制御を行うため、第1
及び第2実施形態と同様に、携帯電話機を高速大容量デ
ータ通信端末として使用するときは並列動作する2つの
電力増幅器による大電力送信を行うことができ、また、
普通の音声通話を行うときは一方の電力増幅器だけの小
電力通話ができるので、省電力化及び信号の低歪み化を
図ることができ、また良好なSARを維持できる。さら
に、増幅能力に応じて利得制御も行うため、高出力下で
良好な隣接チャネル漏洩電力特性を得ることも可能であ
る。
【0048】なお、上述した各実施形態では、移動局の
利用者による使用形態を、移動局に設けられている接続
端子の使用状態を信号線によって電気的に検出する構成
としたが、電気的な信号ではなく、接続端子の機構的な
状態変化を直接検出する構成としてもよく、また、利用
者による指示入力による方法で使用形態を検出する構成
としてもよい。
【0049】以上のように、本実施形態では、利用者に
よる通信端末の使用形態に応じてその送信電力を可変制
御することにより、大電力送信が必要な使用形態では大
電力送信が可能となり、小電力送信が必要な使用形態で
は小電力送信が可能となるので、使用形態に関わらず省
電力化を図れてバッテリの持続時間を延ばすことができ
ると共に、信号の低歪み化を図ることができる。また、
普通の音声通話の使用形態のときは必ず小電力送信とな
るため、SARを良好に保つことができる。また、送信
電力を使用形態に応じて増減するときに利得も同様に増
減するため、低電力送信動作時の効率を改善でき、この
改善を行ったときの大電力送信時の隣接チャネル間の漏
洩を回避することができる。したがって、状況に応じて
送信電力制御を常に適切な動作状態とすることができ、
通信状態を良好に保ちつつ効率の良い無線通信を行うこ
とが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、利
用者による通信端末の使用形態に応じてその送信電力を
可変制御することにより、使用形態に関わらず省電力化
や信号の低歪み化を図ることができ、通信状態を良好に
保つことが可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電力制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す電力制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第3実施形態に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す電力制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】 1,20,30 送信電力制御装置 2,21,31 変調器(MOD) 3−i(i=1〜n) スイッチ(SPDT型) 4−i(i=1〜n),34,35 電力増幅器 5 スイッチ(1対(n+1)のセレクタ型) 6,28,37 電力制御部 7,27,36 使用形態検出部 10 アンテナ 23,25 スイッチ(1対nのセレクタ型) 26−i(i=1〜n) 増幅能力の異なる電力増幅器 33 分波/切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03G 3/10 H03G 3/10 A 5K067 H04B 7/26 102 H04B 7/26 102 Fターム(参考) 5J069 AA04 AA21 AA41 AA51 CA21 CA36 FA18 HA40 KA49 KA68 KC06 KC07 MA08 SA14 TA01 TA07 5J090 AA04 AA21 AA41 AA51 CA21 CA36 FA18 GN01 HA40 HN15 KA49 KA68 MA08 SA14 TA01 TA07 5J092 AA04 AA21 AA41 AA51 CA21 CA36 FA18 GR06 GR07 HA40 KA49 KA68 MA08 SA14 TA01 TA07 VL03 5J100 AA03 AA14 AA26 BA01 BB15 BC06 CA11 DA06 EA02 FA01 5K060 BB00 BB07 CC04 DD04 HH06 HH39 LL01 5K067 AA23 AA43 BB04 EE02 EE10 GG08 GG09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手局に送信する電力を制御する無
    線通信装置の送信電力制御装置であって、 利用者による無線通信装置の使用形態を検出する使用形
    態検出手段と、該使用形態に応じて送信電力を制御する
    電力制御手段とを備えることを特徴とする無線通信装置
    の送信電力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記使用形態検出手段は、無線通信装置
    の使用形態を、該無線通信装置に設けられている各種接
    続端子の使用の有無により検出することを特徴とする請
    求項1記載の無線通信装置の送信電力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電力制御手段は、無線通信装置に複
    数設けられている電力増幅器の使用数を変えることによ
    り送信電力を制御することを特徴とする請求項1記載の
    無線通信装置の送信電力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電力制御手段は、無線通信装置に設
    けられている能力の異なる複数の電力増幅器のいずれか
    を選択することにより送信電力を制御することを特徴と
    する請求項1記載の無線通信装置の送信電力制御装置。
  5. 【請求項5】 当該無線通信装置の電力増幅部の利得を
    調整する利得制御手段を備えることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の無線通信装置の送信電力制御
    装置。
  6. 【請求項6】 通信相手局に送信する電力を制御する無
    線通信装置の送信電力制御方法であって、 利用者による無線通信装置の使用形態を検出する使用形
    態検出ステップと、該使用形態に応じて送信電力を制御
    する電力制御ステップとを有することを特徴とする無線
    通信装置の送信電力制御方法。
  7. 【請求項7】 前記使用形態検出ステップにおいて、無
    線通信装置の使用形態を、該無線通信装置に設けられて
    いる各種接続端子の使用の有無により検出することを特
    徴とする請求項6記載の無線通信装置の送信電力制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記電力制御ステップにおいて、無線通
    信装置に複数設けられている電力増幅器の使用数を変え
    ることにより送信電力を制御することを特徴とする請求
    項6記載の無線通信装置の送信電力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記電力制御ステップにおいて、無線通
    信装置に設けられている能力の異なる複数の電力増幅器
    のいずれかを選択することにより送信電力を制御するこ
    とを特徴とする請求項6記載の無線通信装置の送信電力
    制御方法。
  10. 【請求項10】 当該無線通信装置の電力増幅部の利得
    を調整する利得制御ステップを有することを特徴とする
    請求項6〜9のいずれかに記載の無線通信装置の送信電
    力制御方法。
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