JP2006279190A - 携帯電話端末および電力増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率を低下させることなく、かつ降圧DC−DCコンバータを用いることなく、比較的高い電池電圧と比較的低い電池電圧のいずれにも柔軟に対応する。
【解決手段】携帯電話端末は、電池で動作する、無線信号を送信するための送信装置と、この送信装置の動作を制御する制御手段とを備える。送信装置は、送信信号を増幅する電力増幅装置100を含む。この電力増幅装置100は、送信対象の信号を増幅する増幅器102と、この増幅器102の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路130とを有する。携帯電話端末の制御部112は、電池の電圧を監視し、この電池電圧が所定の閾値以上のときは前記第1のインピーダンスを選択し、所定の閾値より低下したときは前記第2のインピーダンスを選択するよう可変インピーダンス負荷回路130を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話端末、特にその送信装置に用いて好適な電力増幅装置、特に電力増幅装置に関する。
第3世代と呼ばれる携帯電話サービスがほぼ普及しつつある現在、これに更に高速通信を可能とするサービスが付加されつつある。無線送信部に使用される電力増幅装置に課せられた課題がますますクローズアップされ、従来にはない多くの性能を要求されるようになっている。
新しい携帯電話の普及により、高速通信を利用した多くのアプリケーション機能が商用化されつつある。ここでは、端末からの送信データが高速になっている。高速通信では、通常コード多重が行われ、その結果、ピークファクタが増加し、隣接歪みすなわち隣接チャネル漏洩電力比(ACPR:Adjacent Channel Power Ratio)を悪化させる。
一方、高容量の電池が必要で、従来の炭素電極系電池に代わる合金電極電池が注目されている。この両者の特性の違いを図5に示す。炭素電極電池は放電電圧がほぼ3.5Vの一定値を保持し、使いやすいが、現状ではその容量は理論限界に達しており、増加は困難である。
一方、合金電極電池では、その容量は最大50%もの増加が見込まれ有望であるが、放電電圧が徐々に低下し、約2.7Vにまで低下する。現在、携帯電話端末に使用する電力増幅装置(PA)は、電源電圧3.5Vを要するので、図5の合金電極電池は使えない。2.7Vで動作できる電力増幅装置を使用する場合、電池電圧の低いところで特性を満足するような設計を行う必要があるため、電圧の高いところでは効率が大きく低下する。そこで、降圧DC−DCコンバータを使う必要が生じる。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、効率を低下させることなく、かつ降圧DC−DCコンバータを用いることなく、比較的高い電池電圧と比較的低い電池電圧のいずれにも柔軟に対応できる携帯電話端末および電力増幅装置を提供することにある。
本発明は、電池で動作する、無線信号を送信するための送信装置と、この送信装置の動作を制御する制御手段とを備えた携帯電話端末であって、前記送信装置は、送信信号を増幅する電力増幅装置を含み、この電力増幅装置は、送信対象の信号を増幅する増幅器と、この増幅器の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路とを有し、前記制御手段は、前記電池の電圧を監視し、この電池電圧が所定の閾値以上のときは前記第1のインピーダンスを選択し、所定の閾値より低下したときは前記第2のインピーダンスを選択するよう前記可変インピーダンス負荷回路を制御する。
前記増幅器の負荷として前記制御手段によりインピーダンスを切り替えることができる前記可変インピーダンス負荷回路を用いることにより、効率を低下させることなく、かつ降圧DC−DCコンバータを用いることなく、比較的高い電池電圧と比較的低い電池電圧のいずれにも柔軟に対応することが可能となる。
好ましくは、前記第1インピーダンスは所定の高電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであり、前記第2インピーダンスは所定の低電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスである。
電池電圧が前記所定の高電池電圧レベルに対応する電圧範囲内にあっても、前記送信装置の動作モードが所定の動作モードにあるとき、前記可変インピーダンス負荷回路を前記第2インピーダンスに切り替えるようにしてもよい。これにより、所定の動作モードに対してのみ動作条件を変えて、当該動作モードに適した電力増幅動作を行わせることができる。
前記増幅器は、例えば、入力信号を第1の整合回路を介してゲート端子に受ける第1のソース接地FETと、この第1のソース接地FETのドレイン端子に出力される信号を第2の整合回路を介してゲート端子に受ける第2のソース接地FETとを有し、前記第1および第2のソース接地FETのドレイン端子は各々コイルまたは所定長の伝送線路を介して前記電池に接続される構成である。
本発明による他の携帯電話端末は、選択的に第1の動作モードおよび第2の動作モードで動作する、無線信号を送信するための送信装置と、この送信装置の動作を制御する制御手段とを備えた携帯電話端末であって、前記送信装置は、送信信号を増幅する電力増幅装置を含み、この電力増幅装置は、送信対象の信号を増幅する増幅器と、この増幅器の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路とを有し、前記制御手段は、前記動作モードに応じて前記第1のインピーダンスまたは前記第2のインピーダンスを選択するよう前記可変インピーダンス負荷回路を制御する。前記制御手段は、動作モードに応じて前記第1のインピーダンスまたは前記第2のインピーダンスを選択することにより、個々の動作モードに適した電力増幅動作を行わせることができる。
本発明による電力増幅装置は、信号を増幅する増幅器と、この増幅器の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路とを有し、前記第1インピーダンスは所定の高電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであり、前記第2インピーダンスは所定の低電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであり、外部からの切替信号に基づいて前記可変インピーダンス負荷回路の第1および第2のインピーダンスの切替を行うことを特徴とする。
本発明の携帯電話端末は、負荷回路のインピーダンスを切り替えることにより、降圧DC−DCコンバータを用いることなく、例えば合金電極電池のような電池において、電池電圧が高い場合と低い場合の両方に対して高効率で対応することができる。その結果、装置コストを増加させることなく、電池の1回の充電で電力増幅装置を使用できる時間を延ばすことができる。
また、所定の動作モードにあるときには、電池電圧が高電池電圧レベルに対応する電圧範囲内にあっても可変インピーダンス負荷回路を低電圧レベル用の第2インピーダンスに切り替えることにより、例えばHSDPAのような動作モードに適した電力増幅動作を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明による電力増幅装置の概略構成を、その制御部とともに示した図である。電力増幅装置100は、通常、変調処理部(図示せず)につながる入力端子INに接続された増幅器102、この増幅器102の出力を受けるインピーダンス可変負荷回路130を有し、このインピーダンス可変負荷回路130の出力が出力端子OUTとなる。出力端子OUTは通常、アンテナ共用器(図示せず)に接続される。増幅器102には電池108からの電圧Vddが印加される。インピーダンス可変負荷回路130は、制御部112からの切替制御信号112aに従って、そのインピーダンスが第1インピーダンスと第2インピーダンスの間で切り替えられる。制御部112は、電池108の電圧Vddを閾値判定する電圧監視部112a、通信モード等の送信装置の動作モードを判定するモード判定部112b、ならびに、電圧監視部112aおよびモード判定部112bの出力に応じて所定のレベルを有する切替信号112dを生成する切替信号生成部112cを含む。モード判定部112bは本実施の形態ではユーザによる操作部の操作に応じて選択された通信モードがHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)であるか否かを判定する。制御部112の具体的な動作については後述する。
図2に、図1の電力増幅装置100の第1の構成例を示す。図1に示したと同様の構成要素には同じ参照番号を付してある。
まず、構成を説明する。増幅器102は、入力端子INからの入力信号を受ける整合回路101、この整合回路101の出力をゲート端子に受けるソース接地の第1のFET103、このFET103のドレイン端子に一端が接続された整合回路104、この整合回路104の他端がゲート端子に接続された第2のソース接地FET105、第1および第2のFET103,105のドレイン端子と電池108との間にそれぞれ接続されたコイル106,107とにより構成される。コイルの代わりに所定長(信号の1/4波長)の伝送線路を用いてもよい。
インピーダンス可変負荷回路130は、一端が第2のFET105のドレイン端子に接続された第1の負荷回路109(ML11)と、この第1の負荷回路109の他端に接続された第2の負荷回路110(ML12)と、両負荷回路の接続点と第2の負荷回路110の他端にそれぞれ入力端子111a,111bが接続された2入力1出力のスイッチ回路111とにより構成され、スイッチ回路111の出力端子111cがこの増幅装置100の出力端子OUTとなる。
図3に、インピーダンス可変負荷回路130の具体的な回路構成例を示す。この例では、負荷回路109は、インピーダンス可変負荷回路130の入力端子に一端を接続されたコイル109aと、この他端に一端が接続され他端が接地されたキャパシタ109bからなるLC回路で構成される。負荷回路110についても同様にコイル110aとキャパシタ110bからなるLC回路で構成される。
この電力増幅装置は、前記スイッチ回路111により第2のFET105の負荷インピーダンスが第1インピーダンス(ML11)の場合と第2インピーダンス(ML11+ML12)の場合の2通りに分かれる。この両方の場合について、FET2のドレイン端から見えるインピーダンスを図4のスミスチャート上に示す。
第1インピーダンス(ML11)および第2インピーダンス(ML11+ML12)の好ましい数値例は、それぞれ次のとおりである。
ML11: (13±5)+j(11±4)
ML11+ML12: (5±2)+j(2±2)
この2通りの負荷について、電池電圧Vdd=2.7VとVdd=3.5Vの場合を考え、次の3つの状態を定義する。
状態A:負荷ML11+ML12、Vdd=2.7V
状態B:負荷ML11、Vdd=3.5V
状態C:負荷ML11+ML12、Vdd=3.5V
これらの各状態は次のような特性を示す。状態Aは、Vdd=2.7Vでの出力、効率共に最大となる、即ちVdd=2.7Vでの最適状態である。
状態Bは、Vdd=3.5Vで出力、効率共に最大となる、即ちVdd=3.5Vでの最適状態である。
状態CはVdd=2.7Vでの最適状態でVdd=3.5Vにした状態である。
図6に、これら3つの状態での入力電力と出力電力との関係を表す入出力特性を示す。状態AとBとはほぼ同じ特性を示している。図示していないが、両者の効率も同じである。これは、Vdd=3.5VとVdd=2.7Vとで、効率を保ったまま電源電圧の低下を可能としていることを示す。状態Cは、Vdd=2.7Vでの最適負荷のまま、Vdd=3.5Vで動作させており、当然効率は劣化するが、飽和出力が増加している。
使用する携帯電話端末の条件により、制御部112で以上の3つの状態を選択して、電力増幅装置100を適正に動作させることができる。
より具体的には、まず、いわゆるFOMA端末でのHSDPA対応端末の場合を考える。電源を供給する電池は終止電圧3.5Vのものを使用する。通常のHSDPAでない動作では、状態Bを用いる。これは、Vdd=3.5Vで最大効率で動作させ電流消費を節約するためである。HSDPAのモードで送信する場合は、スイッチ回路111を切り替え、状態Cにする。HSDPAではピークファクタが大きいので、歪みの仕様を満足するために、飽和出力の高い状態で動作させるためである。なお、HSDPAでのVdd=2.7V動作はここでは考慮しない。
次に、長寿命型電池を使用する場合を考える。既に述べたが図5に示すような合金電極電池を用いる場合、容量増加の代償として終止電圧が2.7V程度まで低下する。このような用途では電力増幅装置もVdd=2.7V動作が必要になる。図5の合金電極電池では、充電初期はVdd=4.2Vと高いので、ここでは状態Bで動作させる。電池電圧が低下してVdd<3.5Vとなったら、スイッチ回路111を切り替えて状態Aとし、低電圧で出力、効率共に最適な条件となるように設定する。
以上の動作に対して、CDMA2000およびW−CDMA(FOMA)のHSDPA変調信号を適用した場合の隣接歪みの実測値を表1に示す。いずれも規格値を十分満足している。
Figure 2006279190
次に、図7に図1の電力増幅装置100の第2の構成例を示す。図2に示したと同様の構成要素には同じ参照番号を付し、重複した説明は省略する。図2と異なる点は、負荷回路の内部構成である。図2の負荷回路130に対して図7の負荷回路130aは類似しているが、スイッチ回路111の入力端子111bに対して別のスイッチ回路114を追加している。このスイッチ回路114の一端114aはスイッチ回路111の入力端子111bに接続され、他端114bは接地される。スイッチ回路111とスイッチ回路114とは、制御部112からの切替制御信号112dに応じて連動して切替制御される。この例では、スイッチ回路111の可動接点が入力端子111aに接続されるとき、第2の負荷回路110の出力端子を接地するようにスイッチ回路114がオンする(導通する)ように、制御される。これにより、負荷回路110の一方の端子が開放されたときに、負荷回路130aのインピーダンスの不安定を生じることを防いでいる。状態Aと状態Bとは、図2の場合と同じである。
図8に、図1の電力増幅装置100の第3の構成例を示す。図7に示したと同様の構成要素には同じ参照番号を付し、重複した説明は省略する。図7と異なる点は、負荷回路の内部構成である。図7の負荷回路130aに対して図8の負荷回路130bは類似しているが、第2の負荷回路110の出力端をそのまま増幅装置100の出力端子OUTとし、第1の負荷回路(ML31)および第2の負荷回路110(ML32)の接続点をスイッチ回路114の一端114aに接続し、スイッチ回路114の他端114bを第3の負荷回路115(ML33)を介して接地している。状態Aと状態Bとは、スイッチ回路114を切り替えることで実現する。この第3の構成例では、第1、第2の構成例に比べて、第2のFET105と出力端子OUTとの間にスイッチ回路が直接的に挿入されることがないので、信号損失が少ないという効果が得られる。
図9は、本発明の電力増幅装置を用いることができる携帯電話端末900のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。この携帯電話端末900は、携帯電話端末に特有の要素として、アンテナ901、アンテナ共用器902、送受信処理部903、変復調処理部905、データ処理部907、音声入出力処理部909、スピーカ910、およびマイク912を備える。携帯電話端末900は、また、これらの各要素を制御するCPU,ROM等を含む制御部925(図1の制御部112に対応)、この制御部925により作業領域やデータの一時記憶領域として利用されるメモリ927、ユーザインタフェースとして機能する表示部920、上記各種操作キーに対応する操作部923を備える。本発明の電力増幅装置100は送受信処理部903内に位置する。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
本発明による電力増幅装置の概略構成を、その制御部とともに示した図である。 図1の電力増幅装置の第1の構成例を示す図である。 図1、図2内に示したインピーダンス可変負荷回路の具体的な回路構成例を示す図である。 図3内に示した負荷回路のインピーダンス特性を示すスミスチャートである。 炭素電極系電池と合金電極電池の特性の違いを表すグラフである。 本発明の実施の形態にける3つの状態での入力電力と出力電力との関係を表す入出力特性を示すグラフである。 図1の電力増幅装置の第2の構成例を示す図である。 図1の電力増幅装置の第3の構成例を示す図である。 本発明の電力増幅装置を用いることができる携帯電話端末のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。
符号の説明
100…電力増幅装置、101…整合回路、102…増幅器、103…ソース接地FET、104…整合回路、106,107…コイル、108…電池、109…負荷回路、110…負荷回路、111…スイッチ回路、112…制御部、112a…電圧監視部、112b…モード判定部、112c…切替信号生成部、112d…切替制御信号、114…スイッチ回路、115…負荷回路、130…インピーダンス可変負荷回路、130a,130b…負荷回路、900…携帯電話端末

Claims (9)

  1. 電池で動作する、無線信号を送信するための送信装置と、この送信装置の動作を制御する制御手段とを備えた携帯電話端末であって、
    前記送信装置は、送信信号を増幅する電力増幅装置を含み、この電力増幅装置は、送信対象の信号を増幅する増幅器と、この増幅器の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路とを有し、
    前記制御手段は、前記電池の電圧を監視し、この電池電圧が所定の閾値以上のときは前記第1のインピーダンスを選択し、所定の閾値より低下したときは前記第2のインピーダンスを選択するよう前記可変インピーダンス負荷回路を制御する
    ことを特徴とする携帯電話端末。
  2. 前記第1インピーダンスは所定の高電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであり、前記第2インピーダンスは所定の低電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末。
  3. 前記可変インピーダンス負荷回路は、前記増幅器の出力端子に一端が接続された第1の負荷回路と、この第1の負荷回路の他端に接続された第2の負荷回路と、前記第1および第2の負荷回路の接続点と前記第2の負荷回路の他端とを2入力とし前記制御手段により切替制御される2入力1出力のスイッチ回路とを備え、このスイッチ回路の出力端から前記電力増幅装置の出力を得ることを特徴とする請求項1または2記載の携帯電話端末。
  4. 前記可変インピーダンス負荷回路は、前記スイッチ回路が前記第1および第2の負荷回路の接続点を選択しているとき、前記第2の負荷回路の他端を接地する第2のスイッチ回路を有することを特徴とする請求項3記載の携帯電話端末。
  5. 前記可変インピーダンス負荷回路は、前記増幅器の出力端子に一端が接続された第1の負荷回路と、この第1の負荷回路の他端に接続された第2の負荷回路と、前記第1および第2の負荷回路の接続点に接続され前記制御手段により第3の負荷回路を介して接地するスイッチ回路を備え、前記第2の負荷回路の他端から前記電力増幅装置の出力を得ることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話端末。
  6. 電池電圧が前記所定の高電池電圧レベルに対応する電圧範囲内にあっても、前記送信装置の動作モードが所定の動作モードにあるとき、前記可変インピーダンス負荷回路を前記第2インピーダンスに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末。
  7. 前記増幅器は、入力信号を第1の整合回路を介してゲート端子に受ける第1のソース接地FETと、この第1のソース接地FETのドレイン端子に出力される信号を第2の整合回路を介してゲート端子に受ける第2のソース接地FETとを有し、前記第1および第2のソース接地FETのドレイン端子は各々コイルまたは所定長の伝送線路を介して前記電池に接続されることを特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
  8. 選択的に第1の動作モードおよび第2の動作モードで動作する、無線信号を送信するための送信装置と、この送信装置の動作を制御する制御手段とを備えた携帯電話端末であって、
    前記送信装置は、送信信号を増幅する電力増幅装置を含み、この電力増幅装置は、送信対象の信号を増幅する増幅器と、この増幅器の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路とを有し、
    前記制御手段は、前記動作モードに応じて前記第1のインピーダンスまたは前記第2のインピーダンスを選択するよう前記可変インピーダンス負荷回路を制御する
    ことを特徴とする携帯電話端末。
  9. 信号を増幅する増幅器と、この増幅器の負荷として第1インピーダンスおよび第2インピーダンスを切り替える可変インピーダンス負荷回路とを有し、前記第1インピーダンスは所定の高電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであり、前記第2インピーダンスは所定の低電池電圧レベルで出力および効率が共に最大となるようなインピーダンスであり、外部からの切替信号に基づいて前記可変インピーダンス負荷回路の第1および第2のインピーダンスの切替を行うことを特徴とする電力増幅装置。
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