JP2001292000A - 部品装着装置用制御装置及び方法、並びに部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置用制御装置及び方法、並びに部品装着装置

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JP2001292000A
JP2001292000A JP2000106394A JP2000106394A JP2001292000A JP 2001292000 A JP2001292000 A JP 2001292000A JP 2000106394 A JP2000106394 A JP 2000106394A JP 2000106394 A JP2000106394 A JP 2000106394A JP 2001292000 A JP2001292000 A JP 2001292000A
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Hideo Sakon
英雄 左近
Kenji Okamoto
健二 岡本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べて長寿命で低コストである、部品
装着装置用制御装置及び方法並びに部品装着装置を提供
する。 【解決手段】 部品実装装置500の可動部503と
分離した非可動部504から上記可動部の制御を行う部
品装着装置用制御装置510において、可動部を制御す
る制御信号を非可動部側装置120から可動部側装置1
50へ光信号にて送出する。このように無線通信にて制
御信号を送信することから、短寿命で、かつ高価なロー
タリーコネクタを使用する必要がなくなり、長寿命で低
コストな部品装着装置を提供することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や電子
部品等の部品を他の部品や基板等に装着する部品装着装
置用の制御装置及び制御方法、並びに上記部品装着装置
用制御装置を備えた部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子や電子部品などを他の
部品や基板等に装着する部品装着装置においては、AC
サーボモータを始めとして、リニアモータ、ステッピン
グモータなどの多種類、かつ複数のモータが1台の部品
装着装置に搭載されている。最近では、より高機能、高
精度、高速度を実現するため、部品装着装置に搭載され
るモータの台数、種類が増加する傾向がある。これらの
モータを制御する従来の技術としては、例えば、特開平
11−149308号公報に記載のものが知られてい
る。これは、目標位置を単位時間毎に数値演算する数値
制御装置(以下、NC装置と記す)と、モータを動作さ
せるために、モータの種類に合った駆動制御装置(以
下、サーボドライバと記す)とを独立した筐体もしくは
ボードで構成し、上記NC装置と上記サーボドライバと
の間の通信をシリアルケーブルでデイジーチェーン接続
するとともに、モータに取り付けられ移動量、方向を検
出するエンコーダーを上記サーボドライバに、信号伝送
ケーブルで接続する構成を採っている。
【0003】図4に部品装着装置のモータ制御装置の一
例を示す。NC装置1は、バスラインで接続されたメイ
ンCPU2と、NC部3と、通信部4とを有する。通信
部4の出力端は、サーボドライバ6の通信部7の入力端
へ接続されている。通信部4の入力端は、通信部22の
出力端と接続されている。サーボドライバ6の通信部7
の出力端は、サーボドライバ21の通信部14の入力端
に接続されている。サーボドライバ21の通信部14の
出力端は、サーボドライバ29の通信部22の入力端に
接続されている。それぞれのサーボドライバ6,21,
29の通信部7,14,22は、それぞれコマンドデコ
ーダ9,16,24と接続されている。コマンドデコー
ダ9,16,24の出力は、それぞれ、サーボ演算部1
0,17,25へ、サーボ演算部10,17,25の出
力はモータ駆動部11,18,26へ、モータ駆動部1
1,18,26の出力は、ACサーボモータ12,1
9,27へ接続されている。各ACサーボモータ12,
19,27に備わるモータエンコーダの出力13,2
0,28は、それぞれサーボ演算部10,17,25へ
接続されている。
【0004】上記構成において、まず、メインCPU2
からNC部3へ、メインCPU2で付加されたサーボド
ライバ6,21,29を指定するアドレス情報と、各A
Cサーボモータ12,19,27の移動距離、移動速
度、移動加速度の情報とが転送される。NC部3では、
単位時間あたりの各ACサーボモータ12,19,27
の移動速度を表わす移動速度パターンが演算され、該移
動速度パターンを指令値に変換し、動作させたいサーボ
ドライバ6,21,29のアドレスを付加して通信デー
タとして構成する。通信部4は、予め設定された時間間
隔で上記通信データを、例えばサーボドライバ6に転送
する。上記通信データは、サーボドライバ6のコマンド
デコード部9でデコードされ、予め設定された当該サー
ボドライバ6のアドレスと一致すると、データを取り込
み、一致しない場合は、通信部4の出力より、通信部7
の出力5Aへ通信データを出力する。以下同様に各サー
ボドライバ21,29でデコード処理を行い、アドレス
が一致すれば上記通信データを取り込み、異なれば通信
部出力5B,5Cより、通信データを送信する。
【0005】各サーボドライバ6,21,29は、上記
通信データを受信すると、デコードしたデータをサーボ
演算部10,17,25へ指令値として入力し、エンコ
ーダフィードバック信号13,20,28と比較し、予
め設定された制御演算則に基づいて、モータ駆動部1
1,18,26への指令値を計算し出力する。モータ駆
動部11,18,26は、指令値に応じた電流値をAC
サーボモータ12,19,27へ供給する。又、サーボ
ドライバ6,21,29は、NC装置1に対し、エラー
ステータスなどの情報を返送する。上記構成を採ること
で、NC装置1とサーボドライバ6,21,29との間
の通信は、シリアルケーブル1対で済む構成となり、配
線削減が実現されてきた。又、可動部分にサーボドライ
バ6,21,29を、固定部分にNC装置1を搭載する
場合、NC装置1とサーボドライバ6,21,29とを
接続するシリアルケーブルの途中に、ロータリーコネク
タ30を用いて対応してきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、上記ロータリーコネクタ30は
機械的な接点を用いているために、寿命が上記可動部分
にドライバを搭載した場合と比較すると劣る。又、ロー
タリーコネクタ30のコストが高価である、という問題
点を有していた。本発明はこのような問題点を解決する
ためになされたもので、部品装着装置において駆動部分
を可動部に有し上記駆動部分の制御部を非可動部に有す
るとき、従来に比べて長寿命で低コストである、部品装
着装置用制御装置及び方法、並びに上記部品装着装置用
制御装置を備えた部品装着装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下のように構成している。即ち、本発明の
第1態様の部品装着装置用制御装置は、部品装着装置の
可動部と分離した非可動部から上記可動部の制御を行う
部品装着装置用制御装置において、上記非可動部に設け
られ、上記可動部を制御する制御信号を送出する非可動
部側装置と、上記可動部に設けられ、上記非可動部側装
置から送出された上記制御信号を上記非可動部側装置と
は非接触な状態にて受信する可動部側装置と、を備えた
ことを特徴とする。
【0008】又、上記非可動部側装置は上記制御信号を
光信号にて送出する第1通信部を有し、上記可動部側装
置は上記光信号を受信する第2通信部を有するように構
成することができる。
【0009】又、上記非可動部側装置は、さらに、上記
可動部を目標位置へ移動させる指令値を演算し、該指令
値をシリアル信号に変換する演算部を有し、上記第1通
信部は、発光素子を有し、上記シリアル信号を上記光信
号に変換し、上記発光素子は変換された上記光信号に応
じて発光し、上記第2通信部は上記発光素子から送出さ
れた上記光信号を受光する受光素子を有するように構成
することができる。
【0010】又、上記可動部が部品装着動作用の複数種
の駆動源を有するとき、上記演算部は、さらに、上記指
令値に上記駆動源制御方法の種別情報を付加して上記シ
リアル信号に変換し、上記可動部側装置は、さらに、上
記第2通信部にて受信した信号から上記駆動源制御方法
の上記種別情報を取り出し解読するデコード部と、解読
された上記駆動源制御方法に基づいて駆動源指令値を送
出するサーボ演算部と、上記駆動源指令値に基づいて上
記駆動源を駆動する駆動源駆動部とを有するように構成
することができる。
【0011】又、上記発光素子及び上記受光素子は、赤
外線発光素子及び赤外線受光素子であり、互いに対向し
てかつ同軸上に配置することができる。
【0012】又、本発明の第2態様の部品装着装置は、
上記第1態様の部品装着装置用制御装置を備えたことを
特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第3態様の部品装着装置
用制御方法は、部品装着装置可動部と分離した非可動部
から上記可動部の制御を行う部品装着装置用の制御方法
において、上記可動部を制御する制御信号を光信号にて
上記非可動部から上記可動部へ送出することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態における部品装
着装置用制御装置、及び該部品装着装置用制御装置にて
実行される部品装着装置用制御方法、並びに上記部品装
着装置用制御装置を備えた部品装着装置について、図を
参照しながら以下に説明する。尚、各図において同じ構
成部分については同じ符号を付している。又、部品装着
装置の機能を果たす一例として、本実施形態では図3に
示すように、電子部品を基板に実装する電子部品実装装
置であって、電子部品の保持及び実装を行う部品保持部
材501を円筒体の周囲に沿って配置し、該円筒体を回
転中心軸502の軸周り方向へ回転させて部品実装を行
う、ロータリータイプの電子部品実装装置500を例に
採る。しかしながら、部品装着装置としては上述のロー
タリータイプの電子部品実装装置に限定されるものでは
なく、他のタイプの電子部品実装装置や、さらには一方
の電子部品や部品に他方の電子部品等を装着する部品実
装装置に本発明は適用可能であり、要するに、部品装着
装置の可動部と分離した非可動部に上記可動部の制御を
行う制御部分を有した部品装着装置に本発明は適用可能
である。
【0015】上記電子部品実装装置500において、上
記中心軸502の軸周り方向へ回転する可動部503に
は、図1に示すように、上記部品保持部材501を回転
させるモータ等の複数の駆動源161−1〜161−3
が設けられるとともに、上記駆動源161−1〜161
−3を制御しながら駆動させるドライバに相当する駆動
部141−1〜141−3、さらには第2通信部131
が設けられる。尚、上記駆動源は少なくとも一つ設けら
れていれば良く、上述の3つに限定されるものではな
い。又、上記駆動部141−1〜141−3と、第2通
信部131とで可動部側装置150を構成している。一
方、上記可動部503とは分離し、非可動である非可動
部504には、演算部101及び第1通信部111を有
する非可動部側装置120が設けられている。上記非可
動部側装置120と可動部側装置150とによって、当
該電子部品実装装置500の制御装置510を構成して
いる。
【0016】まず、上記非可動部側装置120について
説明する。上記演算部101には、メインCPU102
とNC部103とがバス接続されており、可動部分の移
動目標位置を単位時間毎に数値演算する数値制御装置に
相当するNC部103は、パラレルシリアル変換回路1
04とも接続された構成となっている。第1通信部11
1は、上記パラレルシリアル変換回路104と接続され
ているプロトコル変換回路112、該プロトコル変換回
路112に接続されている光素子駆動回路113、前記
光素子駆動回路113に接続されている発光素子114
及び受光素子115を有する。
【0017】本実施形態では、発光素子114及び受光
素子115は、赤外線領域での波長の光を検出するもの
を使用する。又、図2に示すように、第1通信部111
における発光素子114と受光素子115とを遮光板1
16で遮蔽し、かつ発光素子114と受光素子115と
を隣接させた配置とする。このような構成とすること
で、第1通信部111と、以下に説明する第2通信部1
31とが回転軸117の同軸上で該回転軸117の軸周
り方向にそれぞれ回転する状態でも、第1通信部111
と第2通信部131との間で通信が可能となる。よっ
て、可動部503に駆動部141−1〜141−3を搭
載することが可能となる。
【0018】上記可動部側装置150の第2通信部13
1は、プロトコル変換回路134が発光素子133及び
受光素子132と接続された構成となっている。本実施
形態では、発光素子133及び受光素子132は、赤外
線領域での波長の光を検出するものを使用し、受光素子
132は、上記第1通信部111の発光素子114から
発した赤外線を受信し、発光素子133は、上記第1通
信部111の受光素子115へ赤外線を発する。又、図
2に示すように、第2通信部111においても、発光素
子133と受光素子132とは遮光板116にて遮蔽さ
れ、かつ発光素子133と受光素子132とを隣接させ
た配置とする。このような構成とすることで、上述した
ように、第1通信部111と、第2通信部131とが回
転軸117の同軸上で該回転軸117の軸周り方向にそ
れぞれ回転する状態でも、第1通信部111と第2通信
部131との間で通信が可能となる。よって、可動部5
03に駆動部141−1〜141−3を搭載することが
可能となる。又、第1通信部111と、第2通信部13
1とを回転軸117の同軸上に配置することで、第1通
信部111及び第2通信部131は、送受信が妨害され
ることなく、又、確実に行うことができる。
【0019】上記駆動部141−1〜141−3は、そ
れぞれ同じ構成を有し、通信部142−1〜142−
3、サーボ装置143−1〜143−3、及び駆動源駆
動部144−1〜144−3を有する。サーボ装置14
3−1〜143−3は、それぞれ同じ構成を有し、コマ
ンドデコード部14311,14321,14331
と、サーボ演算部14312,14322,14332
とを有する。上記通信部142−1〜142−3は、そ
れぞれコマンドデコード部14311,14321,1
4331と接続され、コマンドデコード部14311,
14321,14331は、それぞれサーボ演算部14
312,14322,14332に接続されている。
又、サーボ演算部14312,14322,14332
には、各駆動源161−1〜161−3からのフィード
バック信号が供給される。
【0020】第2通信部131のプロトコル変換回路1
34は、駆動部141−1の通信部142−1に接続さ
れ、該通信部142−1の出力は駆動部141−2の通
信部142−2にも接続され、該通信部142−2の出
力は駆動部141−3の通信部142−3にも接続さ
れ、該通信部142−3の出力は第2通信部131のプ
ロトコル変換回路134に接続されている。
【0021】以上のように構成された電子部品実装装置
500の制御装置510にて実行される制御方法を以下
に説明する。上記構成において、まず、非可動部側装置
120の演算部101に備わるメインCPU102から
NC部103に、メインCPU102で付加されたサー
ボ装置143−1〜143−3のいずれかを指定するア
ドレス情報と、指定したサーボ装置に関する駆動源の移
動距離、移動速度、及び移動加速度の情報とが転送され
る。NC部103は、上記指定したサーボ装置に関する
駆動源における単位時間当たりの移動速度を表わす移動
速度パターンを演算し、さらに、この移動速度パターン
を指令値に変換する。そしてNC部103は、動作させ
たい駆動源の上記アドレス情報を、上記指令値に付加し
て通信データとして構成する。
【0022】演算部101に備わるパラレルシリアル変
換回路104では、上記通信データをシリアル伝送可能
なように、シリアルのビット列へと変換する。シリアル
変換された通信データは、第1通信部111に備わるプ
ロトコル変換回路112で無線通信フォーマットに変換
された後、光素子駆動回路113へ送られ発光素子11
4を駆動するための信号に変換される。よって、第1通
信部111の発光素子114は、一定のビットレートで
駆動され、上記通信データを赤外線にて送信する。上記
パラレルシリアル変換動作から発光素子114による通
信までの処理は、予め設定された周期で繰り返される。
【0023】第2通信部131は、上記発光素子114
から送信される上記通信データを、受光素子132で受
信した後、プロトコル変換回路134にて無線通信フォ
ーマットから従来の通信データフォーマットへ変換し、
駆動部141−1の通信部142−1へ送出する。通信
部142−1へ供給された通信データは、コマンドデコ
ード部14311でデコードされ、予め設定されたアド
レスと一致すると、上記通信データを取り込み、一致し
ない場合は、通信部142−1から駆動部141−2の
通信部142−2へ光ファイバーケーブル182を通し
て上記通信データを送出する。上記通信データが駆動部
141−2に供給された場合、駆動部141−2でも駆
動部141−1と同様にサーボ装置143−2でデコー
ド処理を行い、上記アドレスが一致すれば上記通信デー
タを取り込み、異なれば通信部142−2から次段の駆
動部141−3の通信部142−3へ光ファイバーケー
ブル183を通して上記通信データを送出する。上記通
信データが駆動部141−3に供給された場合も上述と
同様の動作が行われ、一方、上記アドレスが異なれば通
信部142−3から第2通信部131のプロトコル変換
回路134へ光ファイバーケーブル184を通して上記
通信データを送出する。
【0024】各駆動部141−1〜141−3は、上記
通信データを受信すると、デコードしたデータをサーボ
演算部14312,14322,14332へ指令値と
して送出する。サーボ演算部14312,14322,
14332は、各駆動源161−1〜161−3から供
給されるエンコーダフィードバック情報171−1〜1
71−3と、コマンドデコード部14311,1432
1,14331からの上記指令値情報とを比較し、予め
設定された制御演算則に基づいて、駆動源駆動部144
−1〜144−3への指令値を計算し送出する。駆動源
駆動部144−1〜144−3は、上記サーボ演算部1
4312,14322,14332から供給された指令
値に応じた電流値を、例えばACサーボモータにてなる
駆動源161−1〜161−3へ供給する。
【0025】又、駆動部141−1〜141−3は、非
可動側装置120の演算部101に対してエラーステー
タスなどの情報を返送する。該返送データは、第2通信
部131のプロトコル変換回路134で無線通信フォー
マットへ変換され、第2通信部131の発光素子133
で第1通信部111の受光素子115へ返信される。受
光素子115で受信した返信データは、光素子駆動回路
113で電気信号へ変換後、プロトコル変換回路112
で無線通信フォーマットから従来の通信フォーマットへ
変化され、演算部101へと返信される。
【0026】上述したように、本実施形態の制御装置5
10によれば、非可動部側装置120と、可動部側装置
150との間の通信について、従来、有線のシリアルケ
ーブル1対が必要であったのを該シリアルケーブルを削
除し、無線通信で通信することが可能となる。よって、
従来の、寿命が短く、かつ高価なロータリーコネクタ3
0を使用する必要がなくなり、長寿命で低コストな部品
装着装置を提供することが可能となる。
【0027】又、上述の実施形態では、第1通信部11
1における発光素子114及び受光素子115、並びに
第2通信部131における発光素子133及び受光素子
132は、赤外線領域での波長の光を検出するものを使
用しているが、これに限定されるものではなく、無線形
態にてデータ通信可能な手段であれば公知の方法を採用
することができる。
【0028】又、上述の実施形態では、第1通信部11
1及び第2通信部131の両者に発光素子及び受光素子
を備えているが、可動部503に駆動源141−1〜1
41−3が備わることから、最低限、第1通信部111
には発光素子を、第2通信部131には受光素子132
を備えていれば良い。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品装着装置用制御装置、第2態様の部品装着装置、及
び第3態様の部品装着装置用制御方法によれば、非可動
部側装置と可動部側装置とを備え、可動部を制御する制
御信号を上記非可動部側装置から上記可動部側装置へ送
出し、上記可動部側装置では上記制御信号を上記非可動
部側装置とは非接触な状態にて受信することから、従
来、上記制御信号を伝達するために有線のシリアルケー
ブル1対が必要であったが、無線通信で通信することが
可能となる。これにより、短寿命で、かつ高価なロータ
リーコネクタを使用する必要がなくなり、長寿命で低コ
ストな部品装着装置を提供することが可能となる。
【0030】又、上記制御信号を光信号にて通信するこ
とで以下の効果がある。即ち、電波にて通信した場合、
本来必要としない空間への電波漏洩があり、又、モータ
等のノイズ発生源からのノイズの影響を受けることから
シールドを要する。一方、光は指向性が強く、不要な空
間への放出がなく、さらに外乱光に対するシールドも容
易に行うことができる。
【0031】又、指令値をシリアル信号に変換して通信
することで以下の効果がある。即ち、光にてパラレル通
信を行うと、転送時間そのものは短くできるが、混信を
防止するためパラレルで送信するビット数分の波長、及
び受発光素子が必要となる。又、データ転送速度を高速
化した場合、各ビット間での時間的な同期をとるのが困
難になる。一方、シリアル送信する場合には、受発光素
子が一つですみ、同期ずれを考慮する必要がなく、高速
通信が可能である。
【0032】又、上記指令値に種別情報を付加すること
で以下の効果がある。即ち、一般に上位の制御部分から
複数の駆動源を監視しタイミングをとって指令を与える
ことは、上記制御部分の処理負荷が増し通信速度も非常
な高速が要求される。そこで、上記制御部分からのデー
タに該データの種別を示す情報を付加し、上記駆動源の
コントローラ側にて上記種別情報に基づいて例えばリア
ルタイム性を要求される処理や、指令波形の生成を行う
ようにすることで、上記上位の制御部分の処理負荷、通
信速度の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による部品装着装置用制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す第1通信部及び第2通信部の構成
を示す詳細な図である。
【図3】 図1に示す部品装着装置用制御装置を有する
部品実装装置の一部分を示す図である。
【図4】 従来のロータリーコネクタを使用した部品装
着装置のモータ制御装置を示す。
【符号の説明】
101…演算部、111…第1通信部、114…発光素
子、120…非可動部側装置、131…第2通信部、1
32…受光素子、144−1〜144−3…駆動源駆動
部、150…可動部側装置、161−1〜161−3…
駆動源、500…電子部品実装装置、503…可動部、
504…非可動部、510…部品装着装置用制御装置、
14311,14321,14331…コマンドデコー
ド部、14312,14322,14332…サーボ演
算部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品装着装置(500)の可動部(50
    3)と分離した非可動部(504)から上記可動部の制
    御を行う部品装着装置用制御装置(510)において、 上記非可動部に設けられ、上記可動部を制御する制御信
    号を送出する非可動部側装置(120)と、 上記可動部に設けられ、上記非可動部側装置から送出さ
    れた上記制御信号を上記非可動部側装置とは非接触な状
    態にて受信する可動部側装置(150)と、を備えたこ
    とを特徴とする部品装着装置用制御装置。
  2. 【請求項2】 上記非可動部側装置は上記制御信号を光
    信号にて送出する第1通信部(111)を有し、上記可
    動部側装置は上記光信号を受信する第2通信部(13
    1)を有する、請求項1記載の部品装着装置用制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記非可動部側装置は、さらに、上記可
    動部を目標位置へ移動させる指令値を演算し、該指令値
    をシリアル信号に変換する演算部(101)を有し、上
    記第1通信部は、発光素子(114)を有し、上記シリ
    アル信号を上記光信号に変換し、上記発光素子は変換さ
    れた上記光信号に応じて発光し、上記第2通信部は上記
    発光素子から送出された上記光信号を受光する受光素子
    (132)を有する、請求項2記載の部品装着装置用制
    御装置。
  4. 【請求項4】 上記可動部が部品装着動作用の複数種の
    駆動源(161−1〜161−3)を有するとき、上記
    演算部は、さらに、上記指令値に上記駆動源制御方法の
    種別情報を付加して上記シリアル信号に変換し、上記可
    動部側装置は、さらに、上記第2通信部にて受信した信
    号から上記駆動源制御方法の上記種別情報を取り出し解
    読するデコード部(14311,14321,1433
    1)と、解読された上記駆動源制御方法に基づいて駆動
    源指令値を送出するサーボ演算部(14312,143
    22,14332)と、上記駆動源指令値に基づいて上
    記駆動源を駆動する駆動源駆動部(144−1〜144
    −3)とを有する、請求項3記載の部品装着装置用制御
    装置。
  5. 【請求項5】 上記発光素子及び上記受光素子は、赤外
    線発光素子及び赤外線受光素子であり、互いに対向して
    かつ同軸上に配置される、請求項3又は4記載の部品装
    着装置用制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の部品
    装着装置用制御装置を備えたことを特徴とする部品装着
    装置。
  7. 【請求項7】 部品装着装置(500)の可動部(50
    3)と分離した非可動部(504)から上記可動部の制
    御を行う部品装着装置用の制御方法において、 上記可動部を制御する制御信号を光信号にて上記非可動
    部から上記可動部へ送出することを特徴とする部品装着
    装置用制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004252527A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Fanuc Ltd サーボモータ制御システム
WO2021240961A1 (ja) * 2020-05-29 2021-12-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置

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