JP2001291828A - 静電気保護用半導体装置 - Google Patents

静電気保護用半導体装置

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JP2001291828A
JP2001291828A JP2000109201A JP2000109201A JP2001291828A JP 2001291828 A JP2001291828 A JP 2001291828A JP 2000109201 A JP2000109201 A JP 2000109201A JP 2000109201 A JP2000109201 A JP 2000109201A JP 2001291828 A JP2001291828 A JP 2001291828A
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impurity diffusion
diffusion layer
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semiconductor device
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JP2000109201A
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Kazuhiko Okawa
和彦 大川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高速な動作が可能となる静電気保護用半
導体装置を提供する。 【解決手段】 本発明の静電気保護用半導体装置は、P
型不純物拡散層90およびN型不純物拡散層20を含む
P型ウエル11と、P型ウエル11に形成され、P型不
純物拡散層30およびN型不純物拡散層40を含むN型
ウエル13とを含む。さらに、P型不純物拡散層30、
N型ウエル13、およびP型ウエル11から第1バイポ
ーラトランジスタ210が構成され、N型不純物拡散層
20、P型ウエル11、およびN型ウエル13から第2
バイポーラトランジスタ220が構成され、N型不純物
拡散層50とP型不純物拡散層60とからツェナーダイ
オード230が構成される。さらに、P型不純物拡散層
70がN型不純物拡散層50の上面に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電気保護用半導
体装置に関し、特に、静電破壊耐性に優れた静電気保護
用半導体装置に関する。
【0002】
【背景技術】半導体装置、例えば相補型MOS(CMO
S)半導体装置においては、信号入力端子、信号出力端
子、あるいは信号入出力端子に静電気等のサージが印加
されて、内部回路が静電破壊されることがある。かかる
静電破壊を防止するために、前述した端子には一般に保
護回路が接続されている。このような保護回路の一例が
特開平9−293881号公報に開示されている。この
公報にて開示された保護回路の構成を図9に示す。
【0003】図9を参照すると、保護回路900および
内部回路800は、ともに入出力パッド801に並列に
接続している。保護回路900は、P型領域943、N
型ウエル領域921、およびP型ウエル領域911から
構成されるPNP型バイポーラトランジスタと、N型ウ
エル領域921、P型ウエル領域911、およびN型領
域945から構成されるNPN型バイポーラトランジス
タと、N型不純物をドープされた領域939およびP型
不純物をドープされた領域942から構成されるツェナ
ーダイオードとを有する。
【0004】この保護回路900において、入出力パッ
ド801に正極性の高電圧のパルスが印加された場合、
まず、入出力パッド801からN型領域944およびN
型ウエル領域921を経由して領域939へと電流が流
れることにより、領域939と領域942とのPN接合
により構成されるツェナーダイオードがブレークダウン
するとともに、前記PNP型トランジスタおよびNPN
型トランジスタから構成されるサイリスタのラッチアッ
プが起動する。かかるラッチアップが起動することによ
り、入出力パッド801から保護回路900を経て、V
ss端子へと放電が行なわれる。保護回路900では、
以上に示した経路にて放電させることにより内部回路8
00を保護している。
【0005】保護回路900の動作についてさらに詳述
すると、保護回路900において、入出力パッド801
に正極性の高電圧のパルスが印加された場合、領域93
9と領域942とのPN接合により構成されるツェナー
ダイオードがブレークダウンした後、NPN型トランジ
スタが起動する。かかるNPN型トランジスタの動作開
始時においては、入出力パッド801からN型領域94
4、N型ウエル領域921、領域939、および領域9
42を経てP型ウエル領域911へと電流が流れる。さ
らに、P型ウエル領域911からN型領域945へと電
流が流れることにより、NPN型トランジスタが起動す
る。したがって、NPN型トランジスタの動作開始時に
おいては、P型ウエル領域911とともに領域942が
NPN型トランジスタのベース領域となる。一方、PN
P型トランジスタの動作開始時においては、N型ウエル
領域921とともに領域939がPNP型トランジスタ
のベース領域となる。すなわち、NPN型トランジスタ
およびPNP型トランジスタの動作開始時において、こ
れらのトランジスタのベース領域には、P型不純物およ
びN型不純物をそれぞれドープされた領域942および
領域939が含まれる。
【0006】一方、バイポーラトランジスタにおいて
は、一般に、ベース領域の濃度が小さいほど増幅率が上
がる。しかしながら、図9に示す保護回路900におい
ては、前述したように、PNP型トランジスタおよびN
PN型トランジスタの動作開始時において、PNP型ト
ランジスタおよびNPN型トランジスタのどちらも、不
純物がドープされ、ウエル領域より高い不純物濃度を有
する層(領域939および領域942)がベース領域を
構成する。このため、各トランジスタの増幅率が低下
し、トランジスタの能力が十分に発揮されないというこ
とがあった。
【0007】ところで、近年、半導体装置の微細化に伴
い、特にMOSトランジスタにおいては、ソース/ドレ
インを構成する不純物拡散層の抵抗が上昇し、前記不純
物拡散層の抵抗上昇に起因した配線遅延が顕在化してき
ている。かかる配線遅延を解決するために、例えばトラ
ンジスタを構成する不純物拡散層(ソース/ドレイン領
域)上に金属シリサイドを形成する方法、いわゆるシリ
サイドプロセスが用いられている。かかるシリサイドプ
ロセスにより不純物拡散層上に金属シリサイド層を形成
することにより、不純物拡散層の低抵抗化を図ることが
できる。一方、保護回路は一般に、内部回路と同一工程
で形成されるため、内部回路を構成する素子がシリサイ
ドプロセスによって形成される場合、保護回路を構成す
る素子もシリサイドプロセスによって形成されることが
多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
安定した動作が得られる静電気保護用半導体装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の静電気保護用半
導体装置は、第1導電型の第1不純物拡散層と、該第1
不純物拡散層と電気的に分離される第2導電型の第2不
純物拡散層とを含む第1導電型の第1領域と、第1導電
型の第3不純物拡散層と、該第3不純物拡散層と電気的
に分離される第2導電型の第4不純物拡散層とを含む第
2導電型の第2領域と、前記第3不純物拡散層をエミッ
タ領域とし、前記第2領域をベース領域とし、前記第1
領域をコレクタ領域とする第1バイポーラトランジスタ
と、前記第2不純物拡散層をエミッタ領域とし、前記第
1領域をベース領域とし、前記第2領域をコレクタ領域
とする第2バイポーラトランジスタと、前記第2領域と
連続する第2導電型の第5不純物拡散層と、前記第1領
域と連続し、かつ前記第5不純物拡散層に接合する第1
導電型の第6不純物拡散層とよって構成されるツェナー
ダイオードと、を含み、第1導電型の第7不純物拡散層
が、前記第5不純物拡散層の上面に形成されている。
【0010】また、上記の静電気保護用半導体装置にお
いては、前記第1不純物拡散層および前記第2不純物拡
散層を基準電源電圧に接続し、前記第3不純物拡散層お
よび前記第4不純物拡散層を、所定の信号入力端子、信
号出力端子、または信号入出力端子に接続されることが
できる。
【0011】前記のように接続された静電気保護用半導
体装置は、以下のように動作する。
【0012】前記信号入力端子、信号出力端子、または
信号入出力端子に正極性の高電圧パルスが印加された場
合に、まず、前記端子から前記第4不純物拡散層および
前記第2領域を経由して前記第5不純物拡散層に流れる
電流により、前記ツェナーダイオードがブレークダウン
する。これにより、前記第2バイポーラトランジスタが
起動し、続いて前記第1バイポーラトランジスタも起動
することにより、前記第1および第2バイポーラトラン
ジスタから構成されるサイリスタのラッチアップが起動
する。ラッチアップが保持されている間、前記端子から
前記基準電源電圧へと放電が行なわれる。
【0013】上記静電気保護用半導体装置の作用効果に
ついては、本発明の実施の形態の欄で詳述する。
【0014】本発明の静電気保護用半導体装置として
は、以下の態様を挙げることができる。
【0015】(1)前記第1領域と前記第2領域との境
界面を中心にして前記第2および第3不純物拡散層をそ
れぞれ前記第1および第4不純物拡散層の内側に形成
し、前記第3不純物拡散層を中心にして前記第2不純物
拡散層が形成されている側と反対側に、前記第4不純物
拡散層を形成し、前記第2不純物拡散層と前記第3不純
物拡散層との間に、前記第5不純物拡散層を形成するこ
とができる。
【0016】この場合、前記第3不純物拡散層と前記第
5不純物拡散層とを、ポリシリコン層によって分離する
ことができる。この構成によれば、ポリシリコン層は基
板上に形成されるため、前記端子に正極性の高電圧パル
スが印加された場合に、前記第3不純物拡散層から前記
第5不純物拡散層へと流れる電流の経路を確保すること
ができる。その結果、電流が前記第5不純物拡散層へと
流れやすくなり、前記ツェナーダイオードを素早くブレ
ークダウンさせることができるため、より確実に内部回
路を静電気から保護することができる。
【0017】(2)前記第6不純物拡散層は、前記第5
不純物拡散層の下面に形成することができる。
【0018】(3)前記第5、前記第6、および前記第
7不純物拡散層は、それぞれ前記第1領域から前記第2
領域にかけて連続するように形成することができる。
【0019】(4)前記第6不純物絶縁層は、その不純
物濃度が前記第7不純物絶縁層の不純物濃度よりも低く
なるよう形成することができる。
【0020】(5)前記第5不純物絶縁層は、その不純
物濃度が前記第2および第4不純物絶縁層の不純物濃度
よりも低くなるよう形成することができる。
【0021】(3)〜(5)については、詳しくは本発
明の実施の形態の欄で述べる。
【0022】(6)前記第2導電型の第2領域はさら
に、前記第4不純物拡散層に隣接し、かつ該第4不純物
拡散層と電気的に分離される第1導電型の第8不純物拡
散層を含み、前記第8不純物拡散層と前記第2領域との
接合により構成されるダイオードを含むことができる。
【0023】この場合、前記第8不純物拡散層を基準電
源電圧に接続させることができる。
【0024】前記のように接続された静電気保護用半導
体装置によれば、前記端子に負極性の高電圧パルスが印
加された場合、前記第8不純物拡散層と前記第2領域と
の接合により構成されるダイオードによって、前記基準
電源電圧から前記端子へと放電させることができる。こ
の結果、内部回路を静電破壊から確実に保護することが
できる。
【0025】また、この場合、前記第8不純物拡散層
を、前記第4不純物拡散層を中心として前記第3不純物
拡散層が形成されている側と反対側に形成させることが
できる。
【0026】(7)前記第1領域および前記第2領域が
ウエル構造を有することができる。
【0027】(8)前記不純物拡散層のうち少なくとも
1つが基板表面に形成され、該基板表面に形成された該
不純物拡散層の上にシリサイド層を形成することができ
る。
【0028】(9)前記基準電源電圧をアースにするこ
とができる。
【0029】(10)CMOSトランジスタを含む内部
回路に接続し、保護回路として用いることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明にかかる静電気保護用半導
体装置の一実施の形態について説明する。
【0031】図1は、本実施の形態にかかる静電気保護
用半導体装置を模式的に示す断面図である。図2は、図
1に示す静電気保護用半導体装置の平面図である。図1
は、図2のA−A線に沿った断面図である。図3は、図
1に示される静電気保護用半導体装置が設置された出力
回路の一例を示す等価回路である。本実施の形態では、
CMOS半導体装置を含む内部回路に、本発明にかかる
静電気保護用半導体装置を適用した例について述べる。
なお、本実施の形態では、第1導電型をP型とし、第2
導電型をN型とした例について述べる。
【0032】(デバイスの構造)本実施の形態の静電気
保護用半導体装置は、静電気保護回路200を構成する
放電素子を有する。
【0033】この静電気保護用半導体装置は、図1に示
すように、P型のシリコン基板10にはP型ウエル(第
1導電型の第1領域)11およびN型ウエル(第2導電
型の第2領域)13が形成されている。P型ウエル11
およびN型ウエル13には、例えばSTI法(Shallow T
rench Isolation)や選択酸化法によって所定のパターン
の素子分離領域12が形成され、素子分離領域12以外
の領域には、後述するP型およびN型不純物拡散層が形
成されている。
【0034】P型ウエル11には、P型不純物拡散層
(第1不純物拡散層)90およびN型不純物拡散層(第
2不純物拡散層)20が形成されている。
【0035】N型ウエル13には、P型不純物拡散層
(第3不純物拡散層)30、N型不純物拡散層(第4不
純物拡散層)40、およびP型不純物拡散層(第8不純
物拡散層)80が形成されている。P型不純物拡散層8
0は、N型不純物拡散層40を中心としてP型不純物拡
散層30が形成されている側と反対側に形成されてい
る。
【0036】また、N型不純物拡散層20およびP型不
純物拡散層30は、P型ウエル11とN型ウエル13と
の境界面を中心にして、それぞれP型不純物拡散層90
およびN型不純物拡散層40の内側に形成されている。
【0037】そして、N型不純物拡散層20を中心にし
てP型不純物拡散層90が形成されている側と反対側
に、P型ウエル11からN型ウエル13に連続するP型
不純物拡散層(第7不純物拡散層)70が形成されてい
る。
【0038】また、P型不純物拡散層70よりも深い位
置に、N型不純物拡散層(第5不純物拡散層)50が形
成されている。N型不純物拡散層50はP型不純物拡散
層70の底面と接合している。さらに、N型不純物拡散
層50よりも深い位置に、P型不純物拡散層(第6不純
物拡散層)60が形成されている。P型不純物拡散層6
0はN型不純物拡散層50の底面と接合している。すな
わち、N型不純物拡散層50の上面にはP型不純物拡散
層70が形成され、N型不純物拡散層50の底面にはP
型不純物拡散層60が形成されている。N型不純物拡散
層50、P型不純物拡散層60、およびP型不純物拡散
層70はいずれもP型ウエル11からN型ウエル13に
連続し、N型不純物拡散層20とP型不純物拡散層30
との間に形成され、かつ、N型不純物拡散層20および
P型不純物拡散層30とそれぞれ素子分離領域12およ
びポリシリコン層15を介して分離されている。
【0039】P型不純物拡散層30,80,90および
N型不純物拡散層20,40は素子分離領域12を介し
て相互に電気的に分離されている。また、P型不純物拡
散層30,70,80,90およびN型不純物拡散層2
0,40の表面にはそれぞれシリサイド層14が形成さ
れている。
【0040】また、前述したP型およびN型不純物拡散
層およびウエルによって、第1バイポーラトランジスタ
(BP1)210、第2バイポーラトランジスタ(BP
2)220、ツェナーダイオード(DA)230、およ
びダイオード(DB)240が構成されている。
【0041】すなわち、図1に示すように、P型不純物
拡散層30をエミッタ領域とし、N型ウエル13をベー
ス領域とし、P型ウエル11をコレクタ領域として、P
NP型の第1バイポーラトランジスタ(BP1)210
が寄生的に構成されている。
【0042】また、N型不純物拡散層20をエミッタ領
域とし、P型ウエル11をベース領域とし、N型ウエル
13をコレクタ領域として、NPN型の第2バイポーラ
トランジスタ(BP2)220が寄生的に構成されてい
る。
【0043】さらに、N型不純物拡散層50とP型不純
物拡散層60との接合により、ツェナーダイオード(D
A)230が構成されている。
【0044】そして、P型不純物拡散層80とN型ウエ
ル13とのPN接合により、ダイオード(DB)240
が構成されている。
【0045】さらに、N型不純物拡散層20,90およ
びP型不純物拡散層80はそれぞれアースVss(基準
電源電圧)に接続され、P型不純物拡散層30およびN
型不純物拡散層40はそれぞれ出力パッド(信号出力端
子)300に接続されている。これらの不純物拡散層は
それぞれ、図2に示すように、コンタクトホール15
a,20a,30a,40a,80a,90aを介して
上部に形成される配線層(図示せず)と接続されてい
る。なお、本実施の形態においては、基準電源電圧がア
ース(VSS)である場合を示したが、基準電源電圧が高
電位電源(VDD)である場合もある。
【0046】N型不純物拡散層50およびP型不純物拡
散層60は、両者によって構成されるツェナーダイオー
ド(DA)230のツェナー電圧(ジャンクション耐
圧)が所定の値となるように、その不純物濃度が設定さ
れている。例えば、N型不純物拡散層50およびP型不
純物拡散層60の不純物濃度をそれぞれ1×1018cm
-3程度にすれば、ツェナー電圧は6〜6.5V程度にで
きる。さらに、P型不純物拡散層60の不純物濃度は、
P型不純物拡散層30,70,80,90の不純物濃度
よりも低くなるように形成されていることが望ましい。
また、N型不純物拡散層50の不純物濃度は、N型不純
物拡散層20,40の不純物濃度よりも低くなるように
形成されていることが望ましい。
【0047】本発明の静電気保護用半導体装置は、公知
の半導体装置の形成工程により形成することができる。
例えば、シリコン基板10に不純物をドープしてP型ウ
エル11を形成し、さらにP型ウエル11にN型ウエル
13を形成した後、素子分離領域12を形成する。続い
て、素子分離領域12間にP型不純物拡散層30,7
0,80,90およびN型不純物拡散層20,40をそ
れぞれ形成する。ついで、P型不純物拡散層70よりも
深い位置にN型不純物拡散層50を形成する。さらに、
N型不純物拡散層50よりも深い位置にP型不純物拡散
層60を形成する。N型不純物拡散層50およびP型不
純物拡散層60はツェナーダイオード(DA)230を
構成できるように、その不純物濃度および拡散深さが設
定される。ここで、N型不純物拡散層50、P型不純物
拡散層60、およびP型不純物拡散層70の形成順序は
限定されない。続いて、シリサイドプロセスを用いて、
N型不純物拡散層50およびP型不純物拡散層60を除
く前記不純物拡散層20,30,40,70,80,9
0上にシリサイド層14を形成する。以上の工程によ
り、本発明の静電気保護用半導体装置が得られる。これ
らの工程は、内部回路の半導体装置、例えば、CMOS
半導体装置の形成工程と同一工程を採用でき、かつ、内
部回路の半導体装置と同時に形成することができる。
【0048】(静電気保護回路の例)次に、図1および
図3を参照しながら、本発明の静電気保護回路を有する
出力回路の一例について説明する。
【0049】この出力回路は、第1バイポーラトランジ
スタ(BP1)210、第2バイポーラトランジスタ
(BP2)220、ツェナーダイオード(DA)23
0、およびダイオード(DB)240を含む静電気保護
回路200を有する。図3に示す静電気保護回路200
は、図1に示す静電気保護用半導体装置を示す等価回路
である。静電気保護回路200は、図3に示すように、
出力パッド300からの出力ライン310と、接地ライ
ン(第1基準電源ライン)500との間に、出力トラン
ジスタとしてのNチャネル型MOSトランジスタ100
と並列に接続されている。また、出力ライン310と高
電位電源ライン(第2基準電源ライン)400との間に
は、Pチャネル型MOSトランジスタ110が接続され
ている。
【0050】静電気保護回路200を構成する第1バイ
ポーラトランジスタ(BP1)210は、そのエミッタ
が出力ライン310と接続され、コレクタが第2バイポ
ーラトランジスタ(BP2)220のベースと接続さ
れ、ベースが第2バイポーラトランジスタ(BP2)2
20のコレクタに接続されている。そして、第2バイポ
ーラトランジスタ(BP2)220は、そのエミッタが
接地ライン500と接続され、コレクタが第1バイポー
ラトランジスタ(BP1)210のベースと接続され、
ベースが第1バイポーラトランジスタ(BP1)210
のコレクタに接続されている。さらに、出力ライン31
0と接地ライン500との間には、ツェナーダイオード
(DA)230が接続されている。また、第1バイポー
ラトランジスタ(BP1)210のベース、および第2
バイポーラトランジスタ(BP2)220のコレクタは
ツェナーダイオード(DA)230と接続している。
【0051】さらに、出力ライン310と接地ライン5
00との間には、ダイオード(DB)240が接続され
ている。
【0052】(デバイスの動作)次に、図1,図3およ
び図4〜図6を参照しながら、本発明の静電気保護回路
200の動作について説明する。図4〜図6は、図3に
示す出力回路の動作を模式的に示す図である。図4〜図
6において、矢印の向きは電流の流れる方向を示す。
【0053】静電気保護回路200において、出力パッ
ド300に正極性の高電圧パルスが印加されたとする。
印加された高電圧パルスの値が、静電気保護回路200
のツェナー電圧Vt以上である場合には、まず、出力パ
ッド300からN型不純物拡散層40およびN型ウエル
13を経てN型不純物拡散層50へと電流が流れること
により、N型不純物拡散層50とP型不純物拡散層60
から構成されるツェナーダイオード(DA)230がツ
ェナーブレークダウンする。かかるツェナーブレークダ
ウンにより、ツェナーダイオード(DA)230から、
P型ウエル11およびP型不純物拡散層90を経由し
て、接地ライン500へと放電される(図4参照)。
【0054】続いて、N型不純物拡散層40から、N型
ウエル13およびP型ウエル11を経てN型不純物拡散
層20へと電流が流れることにより、N型ウエル13、
P型ウエル11、およびN型不純物拡散層20から構成
される第2バイポーラトランジスタ(BP2)220が
起動する(図5参照)。
【0055】さらに、P型不純物拡散層30からN型ウ
エル13への放電が開始されることにより、P型不純物
拡散層30、N型ウエル13、およびP型ウエル11か
ら構成される第1バイポーラトランジスタ(BP1)2
10が起動する(図6参照)。以上により、第1および
第2バイポーラトランジスタ210,220から構成さ
れるサイリスタが起動し、静電気保護回路200に所定
値以上のトリガ電流Itが流れる(図7参照)。出力ラ
イン310の電圧がこの回路特有のホールディング電圧
Vh以上になっているときには、第1および第2バイポ
ーラトランジスタ210,220から構成されるサイリ
スタのラッチアップが保持され続ける。そして、出力ラ
イン310の電圧がかかるホールディング電圧以下まで
低下すると、ラッチアップが保持されなくなり、正常状
態に復帰する。
【0056】ここで、ツェナー電圧Vtは、P型不純物
拡散層60の不純物濃度を変更することにより、自由に
決定することができる。また、ホールディング電圧Vh
の値は、第1および第2バイポーラトランジスタ21
0,220のベース領域の幅(べース長)の設定により
自由に決定することができる。
【0057】また、この静電気保護回路200におい
て、出力パッド300に負極性の高電圧パルスが印加さ
れた場合には、図3に示すように、P型不純物拡散層8
0およびN型ウエル13との接合により構成されるダイ
オード(DB)240を介して、接地ライン500から
出力パッド300へと電流が流れることにより、出力パ
ッド300に印加された高電圧パルスが逃がされ、出力
パッド300の電圧が低下する。すなわち、接地ライン
500からP型不純物拡散層80へと電流が流れ、さら
に、ダイオード(DB)240を介して、P型不純物拡
散層80から、N型ウエル13およびN型不純物拡散層
40を経て出力パッド300へと放電される。
【0058】本実施の形態にかかる静電気保護用半導体
装置によれば、以下の作用効果を有する。
【0059】(1)静電気保護回路200においては、
第1バイポーラトランジスタ(BP1)210および第
2バイポーラトランジスタ(BP2)220からサイリ
スタが構成され、さらに、N型不純物拡散層50とP型
不純物拡散層60との接合によりツェナーダイオード
(DA)230が構成されている。この構成によれば、
出力パッド300に正極性の高電圧パルスが印加された
場合に、まず、出力パッド300からN型不純物拡散層
50に流れる電流によりツェナーダイオード(DA)2
30がブレークダウンすることにより、第2バイポーラ
トランジスタ(BP2)220を素早く起動させること
できる。その結果、正極性の高電圧のパルスが印加され
てから前記サイリスタによるラッチアップが起動するま
での時間を短縮することができ、より高速動作が可能と
なる。
【0060】(2)図1に示す静電気保護用半導体装置
は、シリサイドプロセスを用いて形成されたものであ
り、N型またはP型不純物拡散層20,30,40,7
0,80,90上にシリサイド層14が形成されてい
る。また、N型不純物拡散層50の上面にはP型不純物
拡散層70が形成されている。ここで、N型不純物拡散
層50へと電流が流れ込んだ場合P型不純物拡散層70
には電流が流れない。このため、P型不純物拡散層70
上に形成されたシリサイド層14に電流が流れないの
で、素子分離領域12が破壊されることはなく、より安
定した動作が確保できる。さらに、シリサイド層14を
除去しなくても安定した動作が確保ででき、製造工程が
増加することはない。これにより、製造工程増加に伴う
製造コストの増加を防ぐことができる。
【0061】一方、この場合に、P型不純物拡散層70
が形成されていなければ、N型不純物拡散層50上にシ
リサイド層14が形成されることになる。この場合、出
力パッド300に正極性の高電圧パルスが印加される
と、前述したように、N型不純物拡散層40からN型ウ
エル13を経てN型不純物拡散層50に電流が流れ込
み、当該シリサイド層14と素子分離領域12との接合
部に電流が集中することによって、当該接合部における
素子分離領域12が破壊されることがある。素子分離領
域12が破壊されると、当該素子分離領域12に隣接す
る不純物拡散層(N型不純物拡散層20,50)の分離
が十分になされず、保護回路が正常に動作しなくなるこ
とがある。しかしながら、本発明の静電気保護用半導体
装置によれば、N型不純物拡散層50の上面にP型不純
物拡散層70が形成されていることにより、素子分離領
域12が破壊されることはないため、上述した効果を奏
することができる。
【0062】(3)N型不純物拡散層50、P型不純物
拡散層60、およびN型不純物拡散層70がポリシリコ
ン層15によってN型不純物拡散層30と分離されてい
ることにより、ツェナーダイオード(DA)230が駆
動する際にN型ウエル13からN型不純物拡散層50へ
と電流が流れる経路を確保することができる。
【0063】(4)P型不純物拡散層60の不純物濃度
は、P型不純物拡散層30,70,80,90の不純物
濃度よりも低くなるように形成されている。また、N型
不純物拡散層50の不純物濃度は、N型不純物拡散層2
0,40の不純物濃度よりも低くなるように形成されて
いる。ここで、図5に示すように、ツェナーダイオード
(DA)230がブレークダウンした後、第2バイポー
ラトランジスタ(BP2)220の動作開始時におい
て、P型不純物拡散層60はP型ウエル11とともに、
第2バイポーラトランジスタ(BP2)220のベース
領域となる。また、図6に示すように第1バイポーラト
ランジスタ(BP1)210の動作開始時において、N
型不純物拡散層50はN型ウエル13とともに、第1バ
イポーラトランジスタ(BP1)210のベース領域と
なっている。一般に、バイポーラトランジスタにおいて
は、ベース領域の濃度が小さいほど増幅率が上がる。し
たがって、P型不純物拡散層60およびN型不純物拡散
層50の不純物濃度が、P型不純物拡散層30,70,
80,90の不純物濃度およびN型不純物拡散層20,
40の不純物濃度よりもそれぞれ低くなるように形成さ
れていることにより、第1および第2バイポーラトラン
ジスタ210,220の増幅能力を高めることができ
る。
【0064】(5)出力パッド300に負極性の高電圧
パルスが印加された場合には、P型不純物拡散層90と
N型ウエル13との接合により構成されるダイオード
(DB)240がオンし、接地ライン500から出力パ
ッド300へと放電させることにより、Nチャネルトラ
ンジスタ100側への放電を防止することができる。こ
の結果、内部回路を静電破壊から確実に保護することが
できる。
【0065】以上述べたように、本発明の静電気保護用
半導体装置によれば、正極性および負極性のいずれの高
電圧パルスが出力パッド300に印加された場合であっ
ても、内部回路を静電気などのサージから確実に保護す
ることができる。
【0066】なお、図3では出力回路について述べた
が、本発明にかかる静電気保護回路は入力回路にも同様
に適用できる。例えば、図8に示す入力回路は内部回路
700、および図3に示す静電気保護回路200から構
成される。内部回路700は、Pチャネル型MOSトラ
ンジスタ233およびNチャネル型MOSトランジスタ
234を含み、入力ライン311を介して入力パッド3
01(信号入力端子)と接続される。Pチャネル型MO
Sトランジスタ233およびNチャネル型MOSトラン
ジスタ234からCMOSインバータが構成され、この
インバータの共通ゲートは入力パッド301に、共通ド
レインは図示しない次段の回路にそれぞれ接続される。
図8に示す入力回路についても、図3に示す出力回路と
同様の作用効果を有する。
【0067】また、前述した入力回路および出力回路に
適用するのと同様に、本発明にかかる静電気保護回路を
信号入出力端子に接続して、入出力回路にも用いること
ができる。
【0068】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨の範囲で種々の態様を取り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる静電気保護用半導体装置
を模式的に示す断面図である。
【図2】図1に示す静電気保護用半導体装置を模式的に
示す平面図である。
【図3】図1に示す静電気保護用半導体装置が設置され
た出力回路の一例を示す等価回路である。
【図4】図3に示す出力回路の動作を模式的に示す図で
ある。
【図5】図3に示す出力回路の動作を模式的に示す図で
ある。
【図6】図3に示す出力回路の動作を模式的に示す図で
ある。
【図7】図3に示す出力回路の動作を模式的に示す図で
ある。
【図8】図1に示す静電気保護用半導体装置が設置され
た入力回路の一例を示す等価回路である。
【図9】一般的な静電気保護用半導体装置の一例を模式
的に示す図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 P型ウエル 12 素子分離領域 13 N型ウエル 14 シリサイド層 15 ポリシリコン層 15a,20a,30a,40a,80a,90a コ
ンタクトホール 20 N型不純物拡散層(エミッタ領域) 30 P型不純物拡散層(エミッタ領域) 40 N型不純物拡散層 50 N型不純物拡散層 60 P型不純物拡散層 70 P型不純物拡散層 80 P型不純物拡散層 90 P型不純物拡散層 100 Nチャネル型MOSトランジスタ 110 Pチャネル型MOSトランジスタ 200 静電気保護回路 210 第1のバイポーラトランジスタ(BP1) 220 第2のバイポーラトランジスタ(BP2) 230 ツェナーダイオード(DA) 240 ダイオード(DB) 233 Pチャネル型MOSトランジスタ 234 Nチャネル型MOSトランジスタ 250 Nウエル抵抗 260 Pウエル抵抗 300 出力パッド 301 入力パッド 310 出力ライン 311 入力ライン 400 電源ライン 500 接地ライン 600 内部回路 700 入力回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1不純物拡散層と、該第
    1不純物拡散層と電気的に分離される第2導電型の第2
    不純物拡散層とを含む第1導電型の第1領域と、 第1導電型の第3不純物拡散層と、該第3不純物拡散層
    と電気的に分離される第2導電型の第4不純物拡散層と
    を含む第2導電型の第2領域と、 前記第3不純物拡散層をエミッタ領域とし、前記第2領
    域をベース領域とし、前記第1領域をコレクタ領域とす
    る第1バイポーラトランジスタと、 前記第2不純物拡散層をエミッタ領域とし、前記第1領
    域をベース領域とし、前記第2領域をコレクタ領域とす
    る第2バイポーラトランジスタと、 前記第2領域と連続する第2導電型の第5不純物拡散層
    と、前記第1領域と連続し、かつ前記第5不純物拡散層
    に接合する第1導電型の第6不純物拡散層とによって構
    成されるツェナーダイオードと、を含み、 第1導電型の第7不純物拡散層が、前記第5不純物拡散
    層の上面に形成されている、静電気保護用半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1不純物拡散層および前記第2不純物拡散層は基
    準電源電圧に接続され、 前記第3不純物拡散層および前記第4不純物拡散層は、
    所定の信号入力端子、信号出力端子、または信号入出力
    端子に接続される、静電気保護用半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1領域と前記第2領域との境界面を中心にして前
    記第2および第3不純物拡散層がそれぞれ前記第1およ
    び第4不純物拡散層の内側に形成され、 前記第3不純物拡散層を中心にして前記第2不純物拡散
    層が形成されている側と反対側に、前記第4不純物拡散
    層が形成され、 前記第2不純物拡散層と前記第3不純物拡散層との間
    に、前記第5不純物拡散層が形成されている、静電気保
    護用半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第3不純物拡散
    層と前記第5不純物拡散層とが、ポリシリコン層によっ
    て分離されている、静電気保護用半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記第6不純物拡散層は、前記第5不純物拡散層の下面
    に形成される、静電気保護用半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第5、前記第6、および前記第7不純物拡散層は、
    それぞれ前記第1領域から前記第2領域にかけて連続す
    る、静電気保護用半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記第6不純物絶縁層は、その不純物濃度が前記第7不
    純物絶縁層の不純物濃度よりも低い、静電気保護用半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記第5不純物絶縁層は、その不純物濃度が前記第2お
    よび第4不純物絶縁層の不純物濃度よりも低い、静電気
    保護用半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかにおいて、 前記第2導電型の第2領域はさらに、前記第4不純物拡
    散層に隣接し、かつ該第4不純物拡散層と電気的に分離
    される第1導電型の第8不純物拡散層を含み、前記第8
    不純物拡散層と前記第2領域との接合により構成される
    ダイオードを含む、静電気保護用半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記第8不純物拡散層は基準電源電圧に接続される、静
    電気保護用半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、 前記第8不純物拡散層は、前記第4不純物拡散層を中心
    として前記第3不純物拡散層が形成されている側と反対
    側に形成されている、静電気保護用半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかにおいて、 前記第1領域および前記第2領域がウエル構造を有す
    る、静電気保護用半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかにおいて、 前記不純物拡散層のうち少なくとも1つが基板表面に形
    成され、該基板表面に形成された該不純物拡散層の上に
    はシリサイド層が形成されている、静電気保護用半導体
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかにおいて、 前記基準電源電圧がアースである、静電気保護用半導体
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかにおいて、 CMOSトランジスタを含む内部回路に接続される、静
    電気保護用半導体装置。
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KR20160015721A (ko) * 2014-07-31 2016-02-15 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 그 제조 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160015721A (ko) * 2014-07-31 2016-02-15 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 그 제조 방법
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