JP2001291453A - 入力装置および入力装置を有する電子機器 - Google Patents

入力装置および入力装置を有する電子機器

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JP2001291453A
JP2001291453A JP2000108021A JP2000108021A JP2001291453A JP 2001291453 A JP2001291453 A JP 2001291453A JP 2000108021 A JP2000108021 A JP 2000108021A JP 2000108021 A JP2000108021 A JP 2000108021A JP 2001291453 A JP2001291453 A JP 2001291453A
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operation unit
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electrical contact
electric contact
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Shigeki Motoyama
茂樹 本山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が所望の指令を素早く確実に入力する
ことができ、小型化および薄型化を図ることが可能な入
力装置および入力装置を有する電子機器を提供するこ
と。 【解決手段】 中心部64を中心としてキートップ50
を固定部に対して揺動可能に保持しているキートップ保
持部54は、第1電気接点部90による第1指令を発生
させる第1操作と、第2指令を発生させる第2操作を選
択可能であり、第1操作で与える力よりも大きな力を与
えると第1電気接点部90と第2電気接点部92による
第3指令を発生させる第3操作と、第2操作で与える力
よりも大きな力を与えると第1電気接点部90と第2電
気接点部92による第4指令を発生させる第4操作とを
行う。キートップ保持部54の一端部は固定部に固定さ
れ、他端部はキートップ50の中心部64を支えている
アームである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者が押すこと
により指令を入力するための入力装置および入力装置を
有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使用者が指で押すことにより指令を入力
するスイッチは、特開平8−111142号公報に開示
されている。この技術では、操作ノブをシーソー式に動
作させることで、1段目と2段目の電気信号を出力する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平8−1
11142号公報では、操作ノブ、複数枚の作動板等を
用いているので、部品点数が多く、入力装置およびその
入力装置を有している機器の組立性が悪く、小型化およ
び低コスト化が困難である。小型のたとえば携帯型の電
子機器において、操作者は1段階ずつ音量を上げたい場
合や数段階一気に音量を上げたい場合がある。一気に音
量を増加させたい時には、そのシーソー型のスイッチの
押圧部を何度も押すか、あるいは連続的に押圧部を押し
続けなければならない。このために音量が上がり過ぎた
りあるいは逆に下がり過ぎたりして、操作者が適切な音
量にするためには、何度も押圧部のスイッチ操作をする
必要がある。また、他の種類の押し付け型のスイッチ
や、十字型のスイッチ等と一体成型した入力装置がある
が、構造が複雑であり厚みが大きい。そこで本発明は上
記課題を解消し、操作者が所望の指令を素早く確実に入
力することができ、構造が簡単で小型化および薄型化を
図ることが可能な入力装置および入力装置を有する電子
機器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、操作
者が押すことにより指令を入力するために機器の筐体に
配置される入力装置において、第1操作部と第2操作部
と、前記第1操作部と前記第2操作部の間に配置されて
いる中心部を有するキートップと、前記第1操作部に対
応する位置に配置される第1電気接点部と、前記第2操
作部に対応する位置に配置される第2電気接点部を備え
る電気接点領域部と、固定部と、前記中心部を中心とし
て前記キートップを前記固定部に対して揺動可能に保持
しているキートップ保持部であり、前記第1操作部を前
記第1電気接点部に押しつけて前記第1電気接点部によ
る第1指令を発生させる第1操作と、前記第2操作部を
前記第2電気接点部に押しつけて前記第2電気接点部に
よる第2指令を発生させる第2操作を選択可能であり、
前記第1操作で前記操作者が前記第1操作部に与える力
よりも大きな力を前記第1操作部に与えると前記第1操
作部を前記第1電気接点部に押しつけかつ前記第2操作
部を前記第2電気接点部に押しつけて前記第1電気接点
部と前記第2電気接点部による第3指令を発生させる第
3操作と、前記第2操作で前記操作者が前記第2操作部
に与える力よりも大きな力を前記第2操作部に与えると
前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけかつ前
記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけて前記第
1電気接点部と前記第2電気接点部による第4指令を発
生させる第4操作と、を行う前記キートップ保持部と、
を備えることを特徴とする入力装置である。
【0005】請求項1では、キートップは第1操作部と
第2操作部および中心部を有している。電気接点領域部
は、第1電気接点部と第2電気接点部を有しており、第
1電気接点部は第1操作部に対応しており、第2電気接
点部は第2操作部に対応している。キートップ保持部
は、中心部を中心としてキートップを固定部に対して揺
動可能に保持している。このキートップ保持部では、第
1操作と、第2操作と、第3操作および第4操作を行う
ようになっている。第1操作では、第1操作部を第1電
気接点部に押し付けて第1電気接点部による第1指令を
発生させる。第2操作では、第2操作部を第2電気接点
部に押し付けて第2電気接点部による第2指令を発生さ
せる。第3操作では、第1操作で与える力よりも大きな
力を第1操作部に与えると、まず第1操作部を第1電気
接点部に押し付け、かつ第2操作部を第2電気接点部に
押し付けることで、第3指令を発生する。第4操作で
は、第2操作で与える力よりも大きな力を第2操作部に
与えることで、まず第1操作部を第1電気接点部に押し
付けかつ第2操作部を第2電気接点部に押し付けて、第
4指令を発生させるようになっている。キートップ保持
部は、固定部に対して固定されている一端部と、キート
ップの中心部を支えている他端部とを有するアームであ
る。これにより、簡単な構造でありながら、いわゆるシ
ーソー式の電気接続操作により、第1指令から第4指令
までの複数の操作を1つのキートップを用いて行うこと
ができる。キートップ保持部はアームであり、操作者が
第1操作部あるいは第2操作部を押すことにより、簡単
な構造でありながら他端部を自由端とするカンチレバー
方式で第1電気接点部と第2電気接点部による入力切換
えを行うことができる。このために構造が簡単であると
ともに第1〜第3操作及び第2〜第4操作を指をおきか
えることなく簡単に実現することができ、操作者が望む
指令を素早く確実に入力することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の入力
装置において、前記第1操作部と前記第2操作部は、凸
形状を有する。請求項2では、第1操作部と第2操作部
が凸形状であるので、操作者は指で力を加えるのが容易
にかつ確実に行える。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の入力
装置において、前記第1電気接点部と前記第2電気接点
部は、前記操作者が前記第1操作部と前記第2操作部に
与える力により反転する反転部材を有する。請求項3で
は、第1操作部あるいは第2操作部に与える力により反
転する反転部材が設けられているので、第1操作部ある
いは第2操作部に与えた力がなくなると、反転部材は弾
性的に復帰することで、指令を解除することができる。
【0008】請求項4の発明は、操作者が押すことによ
り指令を入力するために機器の筐体に配置される入力装
置において、第1操作部と第2操作部と、前記第1操作
部と前記第2操作部の間に配置されている中心部を有す
るキートップと、前記第1操作部に対応する位置に配置
される第1電気接点部と、前記第2操作部に対応する位
置に配置される第2電気接点部を備える電気接点領域部
と、固定部と、前記中心部を中心として前記キートップ
を前記固定部に対して揺動可能に保持しているキートッ
プ保持部であり、前記第1操作部を前記第1電気接点部
に押しつけて前記第1電気接点部による第1指令を発生
させる第1操作と、前記第2操作部を前記第2電気接点
部に押しつけて前記第2電気接点部による第2指令を発
生させる第2操作を選択可能であり、前記第1操作で前
記操作者が前記第1操作部に与える力よりも大きな力を
前記第1操作部に与えると前記第1操作部を前記第1電
気接点部に押しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気
接点部に押しつけて前記第1電気接点部と前記第2電気
接点部による第3指令を発生させる第3操作と、前記第
2操作で前記操作者が前記第2操作部に与える力よりも
大きな力を前記第2操作部に与えると前記第1操作部を
前記第1電気接点部に押しつけかつ前記第2操作部を前
記第2電気接点部に押しつけて前記第1電気接点部と前
記第2電気接点部による第4指令を発生させる第4操作
と、を行う前記キートップ保持部と、を備え、前記キー
トップは前記中心部に軸部を有し、前記キートップ保持
部は、前記軸部を前記電気接点領域部に近づき離れる方
向に移動可能に保持するガイド部を有することを特徴と
する入力装置である。
【0009】請求項4では、キートップは第1操作部と
第2操作部および中心部を有している。電気接点領域部
は、第1電気接点部と第2電気接点部を有しており、第
1電気接点部は第1操作部に対応しており、第2電気接
点部は第2操作部に対応している。キートップ保持部
は、中心部を中心としてキートップを固定部に対して揺
動可能に保持している。このキートップ保持部では、第
1操作と、第2操作と、第3操作および第4操作を行う
ようになっている。第1操作では、第1操作部を第1電
気接点部に押し付けて第1電気接点部による第1指令を
発生させる。第2操作では、第2操作部を第2電気接点
部に押し付けて第2電気接点部による第2指令を発生さ
せる。第3操作では、第1操作で与える力よりも大きな
力を第1操作部に与えると、第1操作部を第1電気接点
部に押し付け、かつ第2操作部を第2電気接点部に押し
付けることで、第3指令を発生する。第4操作では、第
2操作で与える力よりも大きな力を第2操作部に与える
ことで、第1操作部を第1電気接点部に押し付けかつ第
2操作部を第2電気接点部に押し付けて、第4指令を発
生させるようになっている。キートップは中心部に軸部
を有し、キートップ保持部は、軸部を電気接点領域部に
近づき離れる方向に移動可能に保持するガイド部を有す
る。これにより、簡単な構造でありながら、いわゆるシ
ーソー式の電気接続操作により、第1指令から第4指令
までの複数の操作を1つのキートップを用いて行うこと
ができる。キートップ保持部は、軸部を電気接点領域部
に近づき離れる方向に移動可能に保持している。このこ
とから、操作者が第1操作部あるいは第2操作部を押す
ことにより、簡単な構造ながら第1電気接点部と第2電
気接点部による入力切換えを行うことができる。このた
めに構造が簡単であるとともに第1〜第3操作及び第2
〜第4操作を指をおきかえることなく簡単に実現するこ
とができ、操作者が望む指令を素早く確実に入力するこ
とができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項4に記載の入力
装置において、前記第1操作部と前記第2操作部は、凸
形状を有する。請求項5では、第1操作部と第2操作部
が凸形状であるので、操作者は指で力を加えるのが容易
にかつ確実に行える。
【0011】請求項6の発明は、請求項4に記載の入力
装置において、前記第1電気接点部と前記第2電気接点
部は、前記操作者が前記第1操作部と前記第2操作部に
与える力により反転する反転部材を有する。請求項6で
は、第1操作部あるいは第2操作部に与える力により反
転する反転部材が設けられているので、第1操作部ある
いは第2操作部に与えた力がなくなると、反転部材は弾
性的に復帰することで、指令を解除することができる。
【0012】請求項7の発明は、操作者が押すことによ
り指令を入力するために配置される入力装置を有する電
子機器において、前記入力装置は、第1操作部と第2操
作部と、前記第1操作部と前記第2操作部の間に配置さ
れている中心部を有するキートップと、前記第1操作部
に対応する位置に配置される第1電気接点部と、前記第
2操作部に対応する位置に配置される第2電気接点部を
備える電気接点領域部と、固定部と、前記中心部を中心
として前記キートップを前記固定部に対して揺動可能に
保持しているキートップ保持部であり、前記第1操作部
を前記第1電気接点部に押しつけて前記第1電気接点部
による第1指令を発生させる第1操作と、前記第2操作
部を前記第2電気接点部に押しつけて前記第2電気接点
部による第2指令を発生させる第2操作を選択可能であ
り、前記第1操作で前記操作者が前記第1操作部に与え
る力よりも大きな力を前記第1操作部に与えると前記第
1操作部を前記第1電気接点部に押しつけかつ前記第2
操作部を前記第2電気接点部に押しつけて前記第1電気
接点部と前記第2電気接点部による第3指令を発生させ
る第3操作と、前記第2操作で前記操作者が前記第2操
作部に与える力よりも大きな力を前記第2操作部に与え
ると前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけか
つ前記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけて前
記第1電気接点部と前記第2電気接点部による第4指令
を発生させる第4操作と、を行う前記キートップ保持部
と、を備え、前記キートップ保持部は、前記固定部に対
して固定されている一端部と、前記キートップの前記中
心部を支えている他端部とを有するアームであることを
特徴とする入力装置を有する電子機器である。これによ
り、簡単な構造でありながら、いわゆるシーソー式の電
気接続操作により、第1指令から第4指令までの複数の
操作を1つのキートップを用いて行うことができる。キ
ートップ保持部はアームであり、操作者が第1操作部あ
るいは第2操作部を押すことにより、簡単な構造であり
ながら他端部を自由端とするカンチレバー方式で第1電
気接点部と第2電気接点部による入力切換えを行うこと
ができる。このために構造が簡単であるとともに第1〜
第3操作及び第2〜第4操作を指をおきかえることなく
簡単に実現することができ、操作者が望む指令を素早く
確実に入力することができる。
【0013】請求項8の発明は、操作者が押すことによ
り指令を入力するために配置される入力装置を有する電
子機器において、前記入力装置は、第1操作部と第2操
作部と、前記第1操作部と前記第2操作部の間に配置さ
れている中心部を有するキートップと、前記第1操作部
に対応する位置に配置される第1電気接点部と、前記第
2操作部に対応する位置に配置される第2電気接点部を
備える電気接点領域部と、固定部と、前記中心部を中心
として前記キートップを前記固定部に対して揺動可能に
保持しているキートップ保持部であり、前記第1操作部
を前記第1電気接点部に押しつけて前記第1電気接点部
による第1指令を発生させる第1操作と、前記第2操作
部を前記第2電気接点部に押しつけて前記第2電気接点
部による第2指令を発生させる第2操作を選択可能であ
り、前記第1操作で前記操作者が前記第1操作部に与え
る力よりも大きな力を前記第1操作部に与えると前記第
1操作部を前記第1電気接点部に押しつけかつ前記第2
操作部を前記第2電気接点部に押しつけて前記第1電気
接点部と前記第2電気接点部による第3指令を発生させ
る第3操作と、前記第2操作で前記操作者が前記第2操
作部に与える力よりも大きな力を前記第2操作部に与え
ると前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけか
つ前記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけて前
記第1電気接点部と前記第2電気接点部による第4指令
を発生させる第4操作と、を行う前記キートップ保持部
と、を備え、前記キートップは前記中心部に軸部を有
し、前記キートップ保持部は、前記軸部を前記電気接点
領域部に近づき離れる方向に移動可能に保持するガイド
部を有することを特徴とする入力装置を有する電子機器
である。これにより、簡単な構造でありながら、いわゆ
るシーソー式の電気接続操作により、第1指令から第4
指令までの複数の操作を1つのキートップを用いて行う
ことができる。キートップ保持部は、軸部を電気接点領
域部に近づき離れる方向に移動可能に保持している。こ
のことから、操作者が第1操作部あるいは第2操作部を
押すことにより、簡単な構造ながら第1電気接点部と第
2電気接点部による入力切換えを行うことができる。こ
のために構造が簡単であるとともに第1〜第3操作及び
第2〜第4操作を指をおきかえることなく簡単に実現す
ることができ、操作者が望む指令を素早く確実に入力す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0015】図1は本発明の電子機器の好ましい実施の
形態である携帯型の音楽再生装置10と、この携帯型の
再生装置を含む情報のネットワーク12を示している。
図1の携帯型の音楽再生装置10は図2にも示してお
り、図1と図2に示す携帯型の音楽再生装置10は、筐
体14、表示部16、操作装置18、出力部20、記録
メディア挿入部22等を有している。筐体14は、たと
えばプラスチックあるいは金属により作られており、筐
体14の表側には表示部16を有している。この表示部
16は、各種の情報を表示することができ、たとえば液
晶表示装置を用いることができる。表示部16は、記録
メディア24の音楽情報を再生している状態、たとえば
どの楽曲が再生されている状態であるか、その楽曲の再
生時間、その他文字情報等を表示することができる。
【0016】図2の筐体14の中には回路部100が収
容されている。回路部100は、マイクロコンピュータ
や、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)等のデコー
ド再生回路や、必要に応じて記録メディアに対して音楽
情報を含む情報を記録するための記録部等も有してい
る。記録メディア挿入部22の中には、たとえばカード
型の記録メディア24を着脱可能に保持することができ
る。記録メディア24は、ある種の情報たとえば音楽情
報を記録してある。出力部20には、たとえばイヤーホ
ン26のプラグ28が着脱可能に取り付けられている。
イヤーホン26は、操作者Hの耳Eにはめ込むことで、
記録メディア24に記録されている音楽情報を再生して
聴取できる。
【0017】図1のたとえば音楽ファイルサーバ30
は、音楽情報をたとえばインターネットのような通信情
報網32を通してISP(インターネットサービスプロ
バイダ)34に供給する。あるいは音楽ファイルサーバ
30は、直接ISP34に対して音楽情報をダウンロー
ドする。ISP34はノート型コンピュータのような情
報端末36に対して音楽情報を供給することにより、記
録メディア24はこの情報端末36において音楽情報を
記録することができる。音楽情報を記録した記録メディ
ア24は、情報端末36から外されて、携帯型の音楽再
生装置10の記録メディア挿入部22に挿入されるよう
になっている。記録メディアとは、例えばフラッシュR
AM(Random Access Memory)、
光磁気ディスク、磁気ディスク、光ディスク、磁気テー
プなどがある。
【0018】図2に示す操作装置18は、具体的にはた
とえば音量調整用の入力装置40、曲送り/曲戻し用の
入力装置40A、音楽情報の再生ボタン40Bおよび音
楽情報の再生動作を停止させる停止ボタン40Cを有し
ている。図2の実施の形態では、音量調整用の入力装置
40と曲送り/曲戻し用の入力装置40Aが同じ形式の
ものであり、いずれの入力装置も本発明の入力装置の実
施の形態例である。再生ボタン40Bと停止ボタン40
Cは、たとえば操作者が指で押し込む形式の押しボタン
である。
【0019】図2の音量調整用の入力装置40と曲送り
/曲戻し用の入力装置40Aは同じ構造であるので、以
下の説明では音量調整用の入力装置40を代表してその
構造を説明する。音量調整用の入力装置40は、操作者
Hが指で押すことにより音量の調整を任意に行うことが
できる。曲送り/曲戻し用の入力装置40Aは、操作者
Hが指で押すことにより任意の音楽の曲を選択すること
ができる機能を有している。音量調整用の入力装置40
と曲送り/曲戻し用の入力装置40Aおよび再生ボタン
40B、停止ボタン40Cは、筐体14の側面部14A
に設けられている。図3は、図2の音量調整用の入力装
置40の好ましい構造例を示している。
【0020】図4は、図3の音量調整用の入力装置40
の構造例を示す分解斜視図であり、図5は入力装置40
の構造を簡単に示す平面図である。入力装置40は、概
略的には、キートップ50、電気接点領域部52、固定
部である筐体の側面部14A、キートップ保持部54等
を有している。キートップ50は、第1操作部60、第
2操作部62、中心部64を有している。第1操作部6
0と第2操作部62は、好ましくは凸形状のものであ
り、中心部64は第1操作部60と第2操作部62の間
に位置している。中心部64は、第1操作部と第2操作
部60,62よりは高さが低い部分である。
【0021】中心部64は、左右の軸部66に接続され
ている。この軸部66は、キートップ保持部54と一体
に作られている。キートップ50とキートップ保持部5
4および左右の軸部66は、たとえばプラスチックによ
り一体成型により作るのが好ましい。プラスチックによ
り作る場合には、たとえばABS(アクリロニトリルブ
タジエンスチレン)や、エラストマー系の材料、たとえ
ばポリスチレン系、ポリアミド系、ポリオレフィン系、
ふっ素ポリマー系、PVC(ポリ塩化ビニル)系、ホモ
ポリマー系、ポリエステル系、アイオノマー系、ポリウ
レタン系、アロイ系を採用することができる。
【0022】キートップ50の第1操作部60と第2操
作部62は、キートップ保持部54からは上方に突出し
ている。キートップ保持部54は、ほぼ長方形状の穴7
0を有している。この穴70には、第2操作部62が位
置している。このキートップ保持部54は、軸部66を
介してキートップ50の中心部64を保持している。従
って第1操作部60は、軸部66を中心として図4のR
方向に揺動可能であり、第2操作部62は、軸部66を
中心としてR2の方向に揺動可能である。従って、この
キートップ50は、キートップ保持部54に対してシー
ソー型で揺動できるものである。キートップ保持部54
の一端部74は、接着テープ76を用いて、筐体の側面
部14Aの内面に対して固定されており、キートップ保
持部54はカンチレバー形式のものである。キートップ
保持部54の他端部76は上述した軸部66に一体にな
っている。これにより、操作者がキートップ50の第1
操作部60または第2操作部62を押し込むことで、キ
ートップ50全体が一端部74を回転中心としてZ1方
向に電気接点領域部52側へ押し込むことができる。
【0023】図3と図4に示すように、キートップ50
の第1操作部60の下面には、支点80が突出して形成
されている。同様にして第2操作部62の下面にも支点
82が突出して形成されている。第1操作部60の下面
には、突起84が突出しており、第2操作部62の下面
にも突起86が突出している。
【0024】次に、電気接点領域部52について説明す
る。電気接点領域部52は、図3と図4に示すように、
第1電気接点部90と第2電気接点部92を有してい
る。第1電気接点部90および第2電気接点部92は、
絶縁性を有するシート94、フレキシブル基板96、接
着シート98、内部ブロック120を有している。シー
ト94は絶縁性を有するたとえばPET(ポリエチレン
テレフタレート)により作られている。フレキシブル基
板96は、たとえば絶縁体としてポリイミドを有し、導
体としては銅を採用している。シート94はフレキシブ
ル基板96に対して接着されており、フレキシブル基板
96は接着シート98を介して内部ブロック120に貼
り付けられている。
【0025】シート94とフレキシブル基板96の間に
は、反転板(反転部材に相当する)130,132が間
隔をおいて内蔵されている。この反転板130,132
は、弾性力と導電性を有する金属たとえばステンレス鋼
(SUS)により作られており、ほぼ円弧状の断面を有
している。反転板130,132は、フレキシブル基板
96とシート94の間に位置されており、キートップ5
0側に向けて突出している。キートップ50の第1操作
部60は、第1電気接点部90に対応した位置にあり、
第2操作部62は、第2電気接点部92に対応した位置
にある。シート94は、フレキシブル基板96に対して
反転板130,132をそれぞれの位置に固定する機能
を有しており、シート94は、それ自体に接着性を持た
せるのが好ましい。
【0026】反転板130と反転板132は、それぞれ
コンピュータ110に接続されており、フレキシブル基
板96の接点96Aと接点96Bもコンピュータ110
に接続されている。これにより反転板130が押されて
反転板130と接点96Aが電気的に接触すると、コン
ピュータにはオン信号が送られる。同様にして反転板1
32が押されて反転板132が電気接点96Bと接触す
ると、オン信号がコンピュータ110に送られる。図3
に示すようにキートップ50が押されていない状態で
は、第1操作部60の突起84は第1電気接点部90に
のっており、第2操作部62の突起86は第2電気接点
部92にのっている。
【0027】次に、図6〜図10を参照して、図3の音
量調整用の入力装置40の音量調整動作の例について説
明する。図6は、第1操作部60が操作者の指Fにより
押された第1操作を示している。図7は第1操作部60
が操作者の指Fでさらに強く押された第3操作を示して
いる。図8は、第2操作部62が操作者の指Fで押され
た第2操作を示しており、図9は第2操作部62が操作
者の指Fでさらに強く押された第4操作を示している。
【0028】図10は、図6〜図9におけるキートップ
の第1〜第4操作が行われた場合に、図3における電気
接点領域部52が発揮できる機能の例を示している。図
6の第1操作では、操作者が指Fで第1操作部60を力
P1で押すことにより、第1操作部60の突起84が第
1電気接点部90を押す。これにより図3に示す反転板
130とフレキシブル基板96の接点96Aが電気的に
接触するので、第1電気接点部90はコンピュータ11
0に対して第1指令であるオン信号を出力する。この第
1操作においては、キートップ保持部54は変形せずに
水平に保たれていて、キートップ50が軸部66を中心
として、R1方向に動くだけである。キートップ保持部
54と軸部66の一部は、筐体の側面部14Aにより動
作を制限されているため、キートップ保持部54と軸部
66が筐体外側方向へ変形することはない。この時支点
80は、キートップ50がR1方向にこれ以上回るのを
阻止することで、第1電気接点部90を保護している。
【0029】次に、図8に示すように操作者が指Fで第
2操作部62を力P1でR2の方向に押すと、突起86
は第2電気接点部92を押す。これによって第2電気接
点部92の図3に示す反転板132とフレキシブル基板
96の電気接点96Bが電気的に接触されるので、コン
ピュータ110に対しては第2指令であるオン信号が出
力される。第2操作においても、キートップ保持部54
は変形せずに水平に保たれていて、キートップ50が軸
部66を中心としてR2方向に動くだけである。この時
支点82は、キートップ50がR2方向にこれ以上回る
のを阻止することで、第2電気接点部92を保護してい
る。図6の第1操作においては、指Fで第1操作部60
を力P1で押すことにより、音量を+1段階ずつインク
リメントすることができる。これに対して図8の第2操
作では、指Fで第2操作部62を力P1で押すことによ
り、音量を−1段階ずつインクリメントすることができ
る。すなわち図6では操作者は第1操作部60を押す度
に音量を1段階ずつ増加させることができ、図8では操
作者は第2操作部62を押す度に1段階ずつ音量を下げ
ていくことができる。
【0030】次に、図7では、操作者は指Fにより第1
操作部60に対して力P2で押す。この力P2は図6の
力P1よりも大きい力である。これにより、キートップ
保持部54が下方に弾性的に撓むので、第1操作部60
と第2操作部62は、第1電気接点部90と第2電気接
点部92に対して同時に押し付けることになる。従っ
て、第1電気接点部90からはオン信号がコンピュータ
110に入力されるとともに、第2電気接点部92から
もオン信号がコンピュータ110に送られる。この第1
および第2電気接点部90,92からのオン信号は、第
3指令を構成している。この時支点80,82は、これ
以上キートップ50が下るのを阻止しており、第1と第
2電気接点部90,92を保護している。
【0031】このように図7に示す第3操作は、図6に
示す第1操作の後に行うことにより、まず第1操作部6
0が第1電気接点部90をオン操作させた後、さらに力
P2で押し付けることにより、第1操作部60と第2操
作部62は、対応する第1電気接点部90と第2電気接
点部92を同時に押し付けることになる。このようなシ
ーケンスを取ることにより、第3指令である両方のオン
信号を得ることができる。このような第3操作により、
図10に示すようにたとえば音量を+3段階ずつ増大さ
せることができる。
【0032】図9に示す第4操作は、図8に示す第2操
作の後に行われる操作であり、第2操作部62に対して
操作者の指Fが力P2で押し付ける。この力P2は力P
1より大きい力である。これにより、キートップ保持部
54が下がり、第1操作部60と第2操作部62は、そ
れぞれ第1電気接点部90と第2電気接点部92を同時
にオン操作させる。第1電気接点部90のオン信号と第
2電気接点部92のオン信号は第4指令を構成してお
り、コンピュータ110に送られる。この時支点80,
82は、これ以上キートップ50が下るのを阻止してお
り、第1と第2電気接点部90,92を保護している。
このように、図8の第2操作の後に図9の第4操作を行
うことにより、図10に示すようにたとえば音量を−3
段階ずつに減少させることができる。
【0033】図10の第3操作あるいは図4の第4操作
を行うことにより、第1操作あるいは第2操作に比べる
と、音量を素早く確実に変化させることができる。この
ように第3操作あるいは第4操作を行う例としては、た
とえば操作者が図2に示す携帯型の音楽再生装置10を
携帯している場合において、たとえば電車の中や公共の
場において、イヤーホンからの音漏れが気になる場所に
おいて、操作者が即座に音量の減少を行う場合である。
第4操作を行えば周囲に迷惑をかけずに速やかに音漏れ
現象を防ぐことができる。逆に周囲の騒音が大きい場合
には、操作者は、第3操作を行うことにより素早く音量
を大きくすることができ、適度な音量で音楽を楽しむこ
とができる。図4と図5に示すように第1操作部の頂部
には、音量がプラス方向に増加させることを示す+の表
示部200が設けられており、第2操作部には−の表示
部210が設けられている。これにより、操作者は迷う
ことなく正確な操作が行える。
【0034】次に、図11〜図13を参照して本発明の
別の実施の形態について説明する。図11の実施の形態
が図2と図3の実施の形態と異なるのは、キートップ保
持部354の構造が異なる点である。その他のキートッ
プ50の構造および電気接点領域部52の構造は同じで
あるので、図2〜図5における実施の形態の説明を援用
する。図11のキートップ保持部354は、左右位置に
ガイド部400を有している。これらのガイド部400
にはガイド溝410が形成されている。これらのガイド
溝410は、Z方向、すなわち操作者が指で押す方向に
ほぼ平行な方向に形成されている長穴である。このガイ
ド溝410の形成方向は、電気接点領域部52の長手方
向であるXに対して垂直である。これらのガイド溝41
0,410には、キートップ50の軸棒450が挿入さ
れている。第1操作部60の突起54は第1電気接点部
90にのっており、第2操作部62の突起86は第2電
気接点部92にのっている。ガイド部400,400
は、筐体14の側面部14Aと電気接点領域部52の間
に設けられている。図11において、操作者が指Fで押
していない場合には、キートップ50は第1電気接点部
90と第2電気接点部92によりZ2の方向に持ち上げ
られた位置にあり、軸棒450はガイド溝410の上端
に押し付けられている。
【0035】次に、図12と図13を参照して、図11
の入力装置40の動作の例について説明する。図12
(A)の第1操作では、操作者は指Fで第1操作部60
を力P1で押し付ける。これにより第1操作部60はR
1方向に回転するので、突起80は第1電気接点部90
を押し付ける。これによって、第1電気接点部90は第
1指令であるオン信号をコンピュータ110に送る。図
13(A)の第2操作では、第2操作部62が、操作者
の指FによりP1の力で押されるので、第2操作部62
はR2の方向に回転する。これによって、第2電気接点
部92は、突起82により押されるので、第2電気接点
部92は、オン信号を第2指令としてコンピュータ11
0に送る。
【0036】図12(B)に示す第3操作では、図12
(A)の第1操作を行った後、操作者が指Fにより力P
2で押し付ける。力P2は力P1より大きい。これによ
りキートップ50はZ1方向に下がるので、突起80,
82はそれぞれ第1電気接点部90と第2電気接点部9
2を押し付ける。これによって第1電気接点部90と第
2電気接点部92は、オン信号を出して第3指令として
コンピュータ110に送る。図13(B)の第4操作
は、図13(A)の第2操作の後に行われ、操作者は力
P2により第2操作部62を押し付ける。力P2は力P
1より大きい。これにより、キートップ50はZ1方向
に下がるので、突起80,82は、第1電気接点部90
と第2電気接点部92をそれぞれ押し付ける。これによ
って、第1電気接点部90と第2電気接点部92はそれ
ぞれオン信号を、第4指令としてコンピュータ110に
出力する。
【0037】上述した実施の形態では、入力装置は音量
調整用に用いているが、図2に示すような曲送り/曲戻
し用の入力装置40Aとしても用いることも勿論可能で
ある。この場合にはたとえば図6〜図9の例で説明する
と、第1操作では、1曲ずつ曲送りをし、第3操作では
たとえば3曲ずつ曲送りをする。また図8に示す第2操
作では1曲ずつ曲戻しを行い、図9に示す第4操作で
は、たとえば3曲ずつ曲戻しを行うのである。第1操作
と第2操作において、1段階ずつインクリメントするよ
うにしているが、これに限らず2以上の段階で増加又は
減少しても勿論構わない。また第3操作と第4操作にお
いて、3段階ずつ増加したり減少させたりしているが、
これに限らず2段階であっもよいし、4段階以上に設定
しても勿論構わない。
【0038】図2に示す曲送り/曲戻し用の入力装置4
0Aとして本発明の入力装置を用いる場合には、多数の
曲の中から素早く所望の曲を選曲することができる。供
給される音楽情報量が多くなり、曲数が増えると、所望
の曲を早くかつ確実に選択することは、操作者にとって
大きなメリットとなる。キートップ50の第1操作部6
0と第2操作部62は、断面で見て滑らかな円弧状の凸
状部分を形成しているが、これに限らず他の形状を採用
することも勿論可能である。また図3の第1電気接点部
90と第2電気接点部92は、反転板130,132を
用いているが、その他の形式のものを採用することも勿
論可能である。
【0039】本発明の入力装置の実施の形態を有する電
子機器としては、たとえば携帯型の音楽再生装置に限ら
ず、携帯型の音楽記録再生装置、あるいは携帯型の情報
端末装置、情報端末装置のマウスのようなポインティン
グデバイス、ビデオカメラレコーダー、携帯型通信装
置、リモートコマンダー等である。本発明の2段式のい
わゆるシーソー式の入力装置では、キートップと電気接
点領域部およびキートップ保持部だけで構成することが
できるので、薄型化および小型化を図ることができ、小
型で薄型であっても、第1操作〜第4操作のような複数
の操作を実現することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作者が所望の指令を素早く確実に入力することがで
き、小型化および薄型化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一例である携帯型の音楽再
生装置を含む情報のネットワークの一例を示す図。
【図2】図1の携帯型の音楽再生装置を示す図。
【図3】入力装置の好ましい実施の形態を示す断面図。
【図4】入力装置の好ましい実施の形態を示す分解斜視
図。
【図5】入力装置を示す平面図。
【図6】入力装置における第1操作を示す図。
【図7】入力装置における第3操作を示す図。
【図8】入力装置における第2操作を示す図。
【図9】入力装置における第4操作を示す図。
【図10】第1操作部と第2操作部における第1〜第4
操作の例を示す図。
【図11】本発明の入力装置の別の実施の形態を示す
図。
【図12】図11の実施の形態における第1操作と第3
操作を示す図。
【図13】図11の実施の形態における第2操作と第4
操作を示す図。
【符号の説明】
10・・・携帯型の音楽再生装置(電子機器)、14・
・・筐体、40・・・音量調整用の入力装置、50・・
・キートップ、52・・・電気接点領域部、54・・・
キートップ保持部、60・・・第1操作部、62・・・
第2操作部、64・・・中心部、66・・・軸部、90
・・・第1電気接点部、92・・・第2電気接点部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が押すことにより指令を入力する
    ために機器の筐体に配置される入力装置において、 第1操作部と第2操作部と、前記第1操作部と前記第2
    操作部の間に配置されている中心部を有するキートップ
    と、 前記第1操作部に対応する位置に配置される第1電気接
    点部と、前記第2操作部に対応する位置に配置される第
    2電気接点部を備える電気接点領域部と、固定部と、 前記中心部を中心として前記キートップを前記固定部に
    対して揺動可能に保持しているキートップ保持部であ
    り、前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけて
    前記第1電気接点部による第1指令を発生させる第1操
    作と、前記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけ
    て前記第2電気接点部による第2指令を発生させる第2
    操作を選択可能であり、前記第1操作で前記操作者が前
    記第1操作部に与える力よりも大きな力を前記第1操作
    部に与えると前記第1操作部を前記第1電気接点部に押
    しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接点部に押し
    つけて前記第1電気接点部と前記第2電気接点部による
    第3指令を発生させる第3操作と、前記第2操作で前記
    操作者が前記第2操作部に与える力よりも大きな力を前
    記第2操作部に与えると前記第1操作部を前記第1電気
    接点部に押しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接
    点部に押しつけて前記第1電気接点部と前記第2電気接
    点部による第4指令を発生させる第4操作と、を行う前
    記キートップ保持部と、を備え、 前記キートップ保持部は、前記固定部に対して固定され
    ている一端部と、前記キートップの前記中心部を支えて
    いる他端部とを有するアームであることを特徴とする入
    力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1操作部と前記第2操作部は、凸
    形状を有する請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電気接点部と前記第2電気接点
    部は、前記操作者が前記第1操作部と前記第2操作部に
    与える力により反転する反転部材を有する請求項1に記
    載の入力装置。
  4. 【請求項4】 操作者が押すことにより指令を入力する
    ために機器の筐体に配置される入力装置において、 第1操作部と第2操作部と、前記第1操作部と前記第2
    操作部の間に配置されている中心部を有するキートップ
    と、 前記第1操作部に対応する位置に配置される第1電気接
    点部と、前記第2操作部に対応する位置に配置される第
    2電気接点部を備える電気接点領域部と、 固定部と、 前記中心部を中心として前記キートップを前記固定部に
    対して揺動可能に保持しているキートップ保持部であ
    り、前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけて
    前記第1電気接点部による第1指令を発生させる第1操
    作と、前記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけ
    て前記第2電気接点部による第2指令を発生させる第2
    操作を選択可能であり、前記第1操作で前記操作者が前
    記第1操作部に与える力よりも大きな力を前記第1操作
    部に与えると前記第1操作部を前記第1電気接点部に押
    しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接点部に押し
    つけて前記第1電気接点部と前記第2電気接点部による
    第3指令を発生させる第3操作と、前記第2操作で前記
    操作者が前記第2操作部に与える力よりも大きな力を前
    記第2操作部に与えると前記第1操作部を前記第1電気
    接点部に押しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接
    点部に押しつけて前記第1電気接点部と前記第2電気接
    点部による第4指令を発生させる第4操作と、を行う前
    記キートップ保持部と、を備え、 前記キートップは前記中心部に軸部を有し、前記キート
    ップ保持部は、前記軸部を前記電気接点領域部に近づき
    離れる方向に移動可能に保持するガイド部を有すること
    を特徴とする入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第1操作部と前記第2操作部は、凸
    形状を有する請求項4に記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記第1電気接点部と前記第2電気接点
    部は、前記操作者が前記第1操作部と前記第2操作部に
    与える力により反転する反転部材を有する請求項4に記
    載の入力装置。
  7. 【請求項7】 操作者が押すことにより指令を入力する
    ために配置される入力装置を有する電子機器において、 前記入力装置は、 第1操作部と第2操作部と、前記第1操作部と前記第2
    操作部の間に配置されている中心部を有するキートップ
    と、 前記第1操作部に対応する位置に配置される第1電気接
    点部と、前記第2操作部に対応する位置に配置される第
    2電気接点部を備える電気接点領域部と、 固定部と、 前記中心部を中心として前記キートップを前記固定部に
    対して揺動可能に保持しているキートップ保持部であ
    り、前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけて
    前記第1電気接点部による第1指令を発生させる第1操
    作と、前記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけ
    て前記第2電気接点部による第2指令を発生させる第2
    操作を選択可能であり、前記第1操作で前記操作者が前
    記第1操作部に与える力よりも大きな力を前記第1操作
    部に与えると前記第1操作部を前記第1電気接点部に押
    しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接点部に押し
    つけて前記第1電気接点部と前記第2電気接点部による
    第3指令を発生させる第3操作と、前記第2操作で前記
    操作者が前記第2操作部に与える力よりも大きな力を前
    記第2操作部に与えると前記第1操作部を前記第1電気
    接点部に押しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接
    点部に押しつけて前記第1電気接点部と前記第2電気接
    点部による第4指令を発生させる第4操作と、を行う前
    記キートップ保持部と、を備え、 前記キートップ保持部は、前記固定部に対して固定され
    ている一端部と、前記キートップの前記中心部を支えて
    いる他端部とを有するアームであることを特徴とする入
    力装置を有する電子機器。
  8. 【請求項8】 操作者が押すことにより指令を入力する
    ために配置される入力装置を有する電子機器において、 前記入力装置は、 第1操作部と第2操作部と、前記第1操作部と前記第2
    操作部の間に配置されている中心部を有するキートップ
    と、 前記第1操作部に対応する位置に配置される第1電気接
    点部と、前記第2操作部に対応する位置に配置される第
    2電気接点部を備える電気接点領域部と、 固定部と、 前記中心部を中心として前記キートップを前記固定部に
    対して揺動可能に保持しているキートップ保持部であ
    り、前記第1操作部を前記第1電気接点部に押しつけて
    前記第1電気接点部による第1指令を発生させる第1操
    作と、前記第2操作部を前記第2電気接点部に押しつけ
    て前記第2電気接点部による第2指令を発生させる第2
    操作を選択可能であり、前記第1操作で前記操作者が前
    記第1操作部に与える力よりも大きな力を前記第1操作
    部に与えると前記第1操作部を前記第1電気接点部に押
    しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接点部に押し
    つけて前記第1電気接点部と前記第2電気接点部による
    第3指令を発生させる第3操作と、前記第2操作で前記
    操作者が前記第2操作部に与える力よりも大きな力を前
    記第2操作部に与えると前記第1操作部を前記第1電気
    接点部に押しつけかつ前記第2操作部を前記第2電気接
    点部に押しつけて前記第1電気接点部と前記第2電気接
    点部による第4指令を発生させる第4操作と、を行う前
    記キートップ保持部と、を備え、 前記キートップは前記中心部に軸部を有し、前記キート
    ップ保持部は、前記軸部を前記電気接点領域部に近づき
    離れる方向に移動可能に保持するガイド部を有すること
    を特徴とする入力装置を有する電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013157183A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Denso Corp シーソー型スイッチ装置

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