JP2001289907A - 半導体集積回路試験装置及び試験方法 - Google Patents
半導体集積回路試験装置及び試験方法Info
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- JP2001289907A JP2001289907A JP2000103885A JP2000103885A JP2001289907A JP 2001289907 A JP2001289907 A JP 2001289907A JP 2000103885 A JP2000103885 A JP 2000103885A JP 2000103885 A JP2000103885 A JP 2000103885A JP 2001289907 A JP2001289907 A JP 2001289907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】出力負荷容量による、被試験デバイスの立ち上
がり及び立ち上がりの波形なまり等を防止する半導体集
積回路試験装置及び方法を提供。 【解決手段】被試験デバイスの端子のうち、出力信号が
出力されるか、又は、入力信号と出力信号の入出力が行
われる一の端子に、前記端子電圧と、与えられたしきい
値電圧との大小関係から、前記端子に流し込むソース電
流又は前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイ
オードブリッジを有する電流負荷回路を複数備え、複数
の電流負荷回路のダイオードブリッジには異なるしきい
値電圧が与えられ、前記複数の電流負荷回路はそれぞ
れ、スイッチを介して、前記被試験デバイスの出力端と
接続され、前記被試験デバイスの前記出力電圧の変化率
を検出する手段と、前記被試験デバイスの前記出力電圧
と前記変化率とに基づき、前記複数のスイッチをそれぞ
れオン・オフする手段と、を備える。
がり及び立ち上がりの波形なまり等を防止する半導体集
積回路試験装置及び方法を提供。 【解決手段】被試験デバイスの端子のうち、出力信号が
出力されるか、又は、入力信号と出力信号の入出力が行
われる一の端子に、前記端子電圧と、与えられたしきい
値電圧との大小関係から、前記端子に流し込むソース電
流又は前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイ
オードブリッジを有する電流負荷回路を複数備え、複数
の電流負荷回路のダイオードブリッジには異なるしきい
値電圧が与えられ、前記複数の電流負荷回路はそれぞ
れ、スイッチを介して、前記被試験デバイスの出力端と
接続され、前記被試験デバイスの前記出力電圧の変化率
を検出する手段と、前記被試験デバイスの前記出力電圧
と前記変化率とに基づき、前記複数のスイッチをそれぞ
れオン・オフする手段と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
試験装置及び方法に関し、特に、電流負荷を可変する回
路を備えた試験装置、及び電流負荷回路を用いた試験方
法に関する。
試験装置及び方法に関し、特に、電流負荷を可変する回
路を備えた試験装置、及び電流負荷回路を用いた試験方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、電流負荷回路(ダイナミックロ
ード)を備えた従来のLSIテスタの一I/Oチャネル
あたりのピンエレクトロニクスカードと、被試験デバイ
ス(Device Under Test;「DUT」という)の接続
構成の一例を模式的に示す。
ード)を備えた従来のLSIテスタの一I/Oチャネル
あたりのピンエレクトロニクスカードと、被試験デバイ
ス(Device Under Test;「DUT」という)の接続
構成の一例を模式的に示す。
【0003】図6において、101はテスタのロードボ
ード上のソケット(いずれも不図示)等に装着される、
被試験対象の半導体集積回路(被試験デバイス)(Devi
ce Under Test;「DUT」という)であり、102は
DUT101内の出力インピーダンスRの出力バッファ
回路である。103は、LSIテスタのテストヘッドに
実装されるピンエレクトロニクスカードである。ピンエ
レクトロニクスカード103は、DUT101に印加す
る試験用の信号波形(フォースデータ)を出力するドラ
イバ回路104と、DUT101から出力される出力信
号波形を期待値と比較するための、出力Lowレベル
(VOL)と出力Highレベル(VOH)と比較する
2つのコンパレータよりなるコンパレータ回路105
と、ファンクショナル試験中、DUT101の出力状態
によって負荷条件を変えることのできる電流負荷回路
(「プログラマブルロード」ともいう)と、を備えてい
る。
ード上のソケット(いずれも不図示)等に装着される、
被試験対象の半導体集積回路(被試験デバイス)(Devi
ce Under Test;「DUT」という)であり、102は
DUT101内の出力インピーダンスRの出力バッファ
回路である。103は、LSIテスタのテストヘッドに
実装されるピンエレクトロニクスカードである。ピンエ
レクトロニクスカード103は、DUT101に印加す
る試験用の信号波形(フォースデータ)を出力するドラ
イバ回路104と、DUT101から出力される出力信
号波形を期待値と比較するための、出力Lowレベル
(VOL)と出力Highレベル(VOH)と比較する
2つのコンパレータよりなるコンパレータ回路105
と、ファンクショナル試験中、DUT101の出力状態
によって負荷条件を変えることのできる電流負荷回路
(「プログラマブルロード」ともいう)と、を備えてい
る。
【0004】図6において、107は、DUT101と
ピンエレクトロニクスカード103とを接続する伝送線
路(特性インピーダンスZ0の同軸ケーブル)である。
Sは、試験を行うにあたってドライバ回路104、コン
パレータ回路105、電流負荷回路106を選択的に活
性化させるストローブ信号である。
ピンエレクトロニクスカード103とを接続する伝送線
路(特性インピーダンスZ0の同軸ケーブル)である。
Sは、試験を行うにあたってドライバ回路104、コン
パレータ回路105、電流負荷回路106を選択的に活
性化させるストローブ信号である。
【0005】電流負荷回路106は、ダイオードブリッ
ジ111と、ダイオードブリッジ111に与えるしきい
値電圧VTを切り換える電流負荷切換電圧発生部108
と、ソース電流負荷回路109(V/I変換回路)と、
シンク電流負荷回路110(V/I変換回路)と、を備
えており、ダイオードブリッジ111は、DUT101
に流し込むソース電流(Isource)と、DUT1
01から引き込むシンク電流(Isink)とを、電流
負荷切換電圧発生部108のしきい値電圧VTによって
切り換える。
ジ111と、ダイオードブリッジ111に与えるしきい
値電圧VTを切り換える電流負荷切換電圧発生部108
と、ソース電流負荷回路109(V/I変換回路)と、
シンク電流負荷回路110(V/I変換回路)と、を備
えており、ダイオードブリッジ111は、DUT101
に流し込むソース電流(Isource)と、DUT1
01から引き込むシンク電流(Isink)とを、電流
負荷切換電圧発生部108のしきい値電圧VTによって
切り換える。
【0006】DUT101内の出力バッファ回路102
の出力電圧Voutが、Vout>VTのとき、電流負
荷回路106からシンク電流(Isink)が流れ出
し、Vout<VTのとき、電流負荷回路106からソ
ース電流(Isource)が流れ込む。
の出力電圧Voutが、Vout>VTのとき、電流負
荷回路106からシンク電流(Isink)が流れ出
し、Vout<VTのとき、電流負荷回路106からソ
ース電流(Isource)が流れ込む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のLSIテスタに
おいては、電流負荷回路(ダイナミックロード)106
を用いて、リンギングを防止が防止できるほか、LSI
テスタのピンエレクトロニクスカード、ピンエレクトロ
ニクスカードのコンパレータ回路105の負荷容量、さ
らに被試験デバイスまでの配線等に原因する負荷容量に
よる波形なまり等をある程度防止することはできるもの
の、電流負荷切換電圧発生部108は一つの固定電圧値
しか設定できない。すなわち従来のLSIテスタにおい
て、テストプログラムにより電流負荷切換電圧発生部1
08におけるしきい値電圧VTはプログラマブルに設定
できるが、これは、一つのファンクション試験(テスタ
からテストパタンを被試験デバイスに印加し、被試験デ
バイスの出力をコンパレータで期待値と比較判定する試
験)の開始前、又は該ファンクション試験終了後に行わ
れ、ファンクション試験動作中は、しきい値電圧VTは
ファンクション試験の前に設定された固定電圧値とされ
る。
おいては、電流負荷回路(ダイナミックロード)106
を用いて、リンギングを防止が防止できるほか、LSI
テスタのピンエレクトロニクスカード、ピンエレクトロ
ニクスカードのコンパレータ回路105の負荷容量、さ
らに被試験デバイスまでの配線等に原因する負荷容量に
よる波形なまり等をある程度防止することはできるもの
の、電流負荷切換電圧発生部108は一つの固定電圧値
しか設定できない。すなわち従来のLSIテスタにおい
て、テストプログラムにより電流負荷切換電圧発生部1
08におけるしきい値電圧VTはプログラマブルに設定
できるが、これは、一つのファンクション試験(テスタ
からテストパタンを被試験デバイスに印加し、被試験デ
バイスの出力をコンパレータで期待値と比較判定する試
験)の開始前、又は該ファンクション試験終了後に行わ
れ、ファンクション試験動作中は、しきい値電圧VTは
ファンクション試験の前に設定された固定電圧値とされ
る。
【0008】この場合、例えば特開平3−197879
号公報等にも詳細に説明されているように、被試験デバ
イスの出力波形のオーバーシュートとアンダーシュート
のいずれか一方しか波形整形することができず、DUT
の正しい試験・評価を行うことができない。
号公報等にも詳細に説明されているように、被試験デバ
イスの出力波形のオーバーシュートとアンダーシュート
のいずれか一方しか波形整形することができず、DUT
の正しい試験・評価を行うことができない。
【0009】また、被試験デバイスの出力電圧Vout
が、ダイオードブリッジに供給されるしきい値電圧VT
よりも大きいか否かだけで、シンク電流、ソース電流を
切り換えており、出力電圧Voutがしきい値電圧VT
よりも小さい場合には一定のソース電流(定電流)が流
し込まれ、出力電圧Voutがしきい値電圧VTを少し
でも超えるとただちに一定のシンク電流(定電流)で引
き込みがなされ、適正な動作が得られない。
が、ダイオードブリッジに供給されるしきい値電圧VT
よりも大きいか否かだけで、シンク電流、ソース電流を
切り換えており、出力電圧Voutがしきい値電圧VT
よりも小さい場合には一定のソース電流(定電流)が流
し込まれ、出力電圧Voutがしきい値電圧VTを少し
でも超えるとただちに一定のシンク電流(定電流)で引
き込みがなされ、適正な動作が得られない。
【0010】さらにLSIテスタのロードボードにDU
Tを搭載してピンエレクトロニクスカードに接続した場
合に、例えばDUTを実機へ実装する場合と比べて、出
力負荷容量の相違等から、DUTからの出力信号の立ち
上がり時間/立ち下がり時間が遅れる等、AC特性が相
違する場合がある。かかる問題に対処すべく、電流負荷
回路106からのソース/シンク電流により、被試験デ
バイスの出力の容量負荷を充放電し、出力負荷容量によ
る波形なまりを補正する場合、電流負荷切換電圧発生部
108が一つの固定電圧値しか設定できない従来のLS
Iテスタにおいては、DUT101の出力の立ち上がり
又は立ち下がり波形のうち、一方しか補正することはで
きず、ファンクション試験を正しく行うことができない
ことになる。例えば、被試験デバイスの出力波形の立ち
上がりの波形なまりは補正でき、期待値パターン“1”
の比較はパスしても、立ち下がりの波形なまりが補正で
きない場合、期待値パターン“0”の比較はフェイルし
てしまう場合がある。そこで、1回目のファンクション
試験では、コンパレータにおいて、期待値パターン
“0”との比較をマスクし、期待値パターン“1”とだ
け比較し、次に、しきい値電圧VTを切り換え、再びフ
ァンクション試験を行い、その際、期待値パターン
“1”との比較をマスクし、期待値パターン“0”とだ
け比較する等のテスト手順を行う必要があり、その結
果、テスト時間の増大を招いている。
Tを搭載してピンエレクトロニクスカードに接続した場
合に、例えばDUTを実機へ実装する場合と比べて、出
力負荷容量の相違等から、DUTからの出力信号の立ち
上がり時間/立ち下がり時間が遅れる等、AC特性が相
違する場合がある。かかる問題に対処すべく、電流負荷
回路106からのソース/シンク電流により、被試験デ
バイスの出力の容量負荷を充放電し、出力負荷容量によ
る波形なまりを補正する場合、電流負荷切換電圧発生部
108が一つの固定電圧値しか設定できない従来のLS
Iテスタにおいては、DUT101の出力の立ち上がり
又は立ち下がり波形のうち、一方しか補正することはで
きず、ファンクション試験を正しく行うことができない
ことになる。例えば、被試験デバイスの出力波形の立ち
上がりの波形なまりは補正でき、期待値パターン“1”
の比較はパスしても、立ち下がりの波形なまりが補正で
きない場合、期待値パターン“0”の比較はフェイルし
てしまう場合がある。そこで、1回目のファンクション
試験では、コンパレータにおいて、期待値パターン
“0”との比較をマスクし、期待値パターン“1”とだ
け比較し、次に、しきい値電圧VTを切り換え、再びフ
ァンクション試験を行い、その際、期待値パターン
“1”との比較をマスクし、期待値パターン“0”とだ
け比較する等のテスト手順を行う必要があり、その結
果、テスト時間の増大を招いている。
【0011】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その主たる目的は、出力負荷
容量による被試験デバイスの立ち上がり及び立ち上がり
出力の遅延を防止する半導体集積回路試験装置及び方法
を提供することにある。これ以外に本発明の目的、特
徴、利点等は、下記の実施の形態の記載から、当業者に
は直ちに明らかとされるであろう。
てなされたものであって、その主たる目的は、出力負荷
容量による被試験デバイスの立ち上がり及び立ち上がり
出力の遅延を防止する半導体集積回路試験装置及び方法
を提供することにある。これ以外に本発明の目的、特
徴、利点等は、下記の実施の形態の記載から、当業者に
は直ちに明らかとされるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る装置は、被試験対象の半導体集積回路(「被試
験デバイス」という)の端子のうち、出力信号が出力さ
れるか、又は、入力信号と出力信号の入出力が行われる
一の端子に対して、前記端子に流し込むソース電流、及
び、前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイオ
ードブリッジを有する電流負荷回路を複数備え、前記複
数の電流負荷回路のダイオードブリッジには、それぞれ
異なるしきい値電圧が与えられ、前記複数の電流負荷回
路の各々は、それぞれ、スイッチを介して、前記被試験
デバイスの前記端子と接続され、前記被試験デバイスの
前記端子からの出力信号波形の変化率を検出する手段
と、前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号のレ
ベルと、前記変化率と、に基づき、前記複数のスイッチ
を、それぞれ、オン・オフ制御する手段と、を備えてい
る。
明に係る装置は、被試験対象の半導体集積回路(「被試
験デバイス」という)の端子のうち、出力信号が出力さ
れるか、又は、入力信号と出力信号の入出力が行われる
一の端子に対して、前記端子に流し込むソース電流、及
び、前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイオ
ードブリッジを有する電流負荷回路を複数備え、前記複
数の電流負荷回路のダイオードブリッジには、それぞれ
異なるしきい値電圧が与えられ、前記複数の電流負荷回
路の各々は、それぞれ、スイッチを介して、前記被試験
デバイスの前記端子と接続され、前記被試験デバイスの
前記端子からの出力信号波形の変化率を検出する手段
と、前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号のレ
ベルと、前記変化率と、に基づき、前記複数のスイッチ
を、それぞれ、オン・オフ制御する手段と、を備えてい
る。
【0013】本発明に係る方法は、被試験デバイスの端
子のうち、出力信号が出力されるか、又は、入力信号と
出力信号の入出力が行われる一の端子に対して、前記端
子にソース電流、及び、シンク電流を供給するダイオー
ドブリッジを有する電流負荷回路を複数設け、前記複数
の電流負荷回路のダイオードブリッジには、異なるしき
い値電圧を与え、前記被試験デバイスの前記端子からの
出力信号波形の変化率を検出し、前記被試験デバイスの
前記端子からの出力信号のレベルと、前記変化率と、に
基づき、前記複数のスイッチを、それぞれ、オン・オフ
することで、前記被試験デバイスの前記出力信号波形の
立ち上がり及び立ち下がりの、出力負荷容量に起因す
る、波形なまりを整形する。
子のうち、出力信号が出力されるか、又は、入力信号と
出力信号の入出力が行われる一の端子に対して、前記端
子にソース電流、及び、シンク電流を供給するダイオー
ドブリッジを有する電流負荷回路を複数設け、前記複数
の電流負荷回路のダイオードブリッジには、異なるしき
い値電圧を与え、前記被試験デバイスの前記端子からの
出力信号波形の変化率を検出し、前記被試験デバイスの
前記端子からの出力信号のレベルと、前記変化率と、に
基づき、前記複数のスイッチを、それぞれ、オン・オフ
することで、前記被試験デバイスの前記出力信号波形の
立ち上がり及び立ち下がりの、出力負荷容量に起因す
る、波形なまりを整形する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、被試験デバイスの一の出力端子(入出力端子を含
む)に対して、電流負荷回路を複数備え、これら複数の
電流負荷回路のダイオードブリッジには異なるしきい値
電圧を与え、複数の電流負荷回路はそれぞれ、スイッチ
を介して、前記被試験デバイスの前記出力端と接続さ
れ、被試験デバイスの出力電圧だけでなく、出力電圧、
該出力電圧の時間変化率(微分値)とに基づき、スイッ
チをオン・オフ制御することで、被試験デバイスの立ち
上がり、及び立ち下がりの出力負荷容量に起因する、波
形なまりを整形するようにしたものである。
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、被試験デバイスの一の出力端子(入出力端子を含
む)に対して、電流負荷回路を複数備え、これら複数の
電流負荷回路のダイオードブリッジには異なるしきい値
電圧を与え、複数の電流負荷回路はそれぞれ、スイッチ
を介して、前記被試験デバイスの前記出力端と接続さ
れ、被試験デバイスの出力電圧だけでなく、出力電圧、
該出力電圧の時間変化率(微分値)とに基づき、スイッ
チをオン・オフ制御することで、被試験デバイスの立ち
上がり、及び立ち下がりの出力負荷容量に起因する、波
形なまりを整形するようにしたものである。
【0015】より詳細には、本発明の一実施の形態にお
いて、図1を参照すると、LSIテスタのピンエレクト
ロニクスカード(ピンエレクトロニクス回路)は、被試
験デバイス(1)の一つの端子(出力バッファ回路に接
続される出力ピン又は出力バッファ回路と入力バッファ
回路に共通に接続される入出力ピン)(ノードA)に対
して、該端子の電圧と、しきい値電圧の大小から、ソー
ス電流及びシンク電流を供給するダイオードブリッジ
(31、41)を備えた、第1、第2の電流負荷回路
(30、40)を備え、第1、第2の電流負荷回路(3
0、40)のダイオードブリッジ(31、41)には第
1、第2のしきい値電圧(VT1、VT2)が与えら
れ、第1、第2の電流負荷回路(30、40)はそれぞ
れ、第1、第2のスイッチ(51、52)を介して、被
試験デバイス(1)の端子(ノードA)と接続されてい
る。
いて、図1を参照すると、LSIテスタのピンエレクト
ロニクスカード(ピンエレクトロニクス回路)は、被試
験デバイス(1)の一つの端子(出力バッファ回路に接
続される出力ピン又は出力バッファ回路と入力バッファ
回路に共通に接続される入出力ピン)(ノードA)に対
して、該端子の電圧と、しきい値電圧の大小から、ソー
ス電流及びシンク電流を供給するダイオードブリッジ
(31、41)を備えた、第1、第2の電流負荷回路
(30、40)を備え、第1、第2の電流負荷回路(3
0、40)のダイオードブリッジ(31、41)には第
1、第2のしきい値電圧(VT1、VT2)が与えら
れ、第1、第2の電流負荷回路(30、40)はそれぞ
れ、第1、第2のスイッチ(51、52)を介して、被
試験デバイス(1)の端子(ノードA)と接続されてい
る。
【0016】さらに、被試験デバイス(1)の端子(ノ
ードA)の電圧波形の変化率(時間変化率)を検出する
微分回路(60)と、被試験デバイス(1)の該端子か
らの出力電圧と第1の基準電圧(VH1)とを比較し、
前記出力電圧が第1の基準電圧(VH1)以上のとき
に、アクティブ状態の信号を出力する第1の比較回路
(81)と、被試験デバイス(1)の該端子からの出力
電圧と第2の基準電圧(VL1)とを比較し、前記出力
電圧が第2の基準電圧(VL1)以下のときにアクティ
ブ状態の信号を出力する第2の比較回路(82)と、微
分回路(60)の出力電圧と第3の基準電圧(VH2)
とを比較し、微分回路(60)の出力電圧が第3の基準
電圧(VH2)以上のときにアクティブ状態の信号を出
力する第3の比較回路(71)と、微分回路(60)の
出力電圧と第4の基準電圧(VL2)とを比較し、微分
回路(60)の出力電圧が第4の基準電圧(VL2)以
下のときにアクティブ状態の信号を出力する第4の比較
回路(72)と、第1の比較回路(81)の出力と、第
3の比較回路(71)の出力と、テストパタンのより値
が設定されI/Oを制御する信号であってドライバ回路
(10)をインヒビット状態とするときインアクティブ
状態とされるI/Oコントロール信号をインバータで反
転した信号と、の3つの信号を入力とし、これら3つの
信号が全てアクティブ状態のとき、第1のスイッチ(5
1)をオンとする第1の論理回路(91)と、第2の比
較回路(82)の出力と、第4の比較回路(72)の出
力と、I/Oコントロール信号をインバータで反転した
信号と、の3つの信号を入力とし、これら3つの信号が
全てアクティブ状態のとき、第2のスイッチ(52)を
オンとする第2の論理回路(92)と、を備えている。
ードA)の電圧波形の変化率(時間変化率)を検出する
微分回路(60)と、被試験デバイス(1)の該端子か
らの出力電圧と第1の基準電圧(VH1)とを比較し、
前記出力電圧が第1の基準電圧(VH1)以上のとき
に、アクティブ状態の信号を出力する第1の比較回路
(81)と、被試験デバイス(1)の該端子からの出力
電圧と第2の基準電圧(VL1)とを比較し、前記出力
電圧が第2の基準電圧(VL1)以下のときにアクティ
ブ状態の信号を出力する第2の比較回路(82)と、微
分回路(60)の出力電圧と第3の基準電圧(VH2)
とを比較し、微分回路(60)の出力電圧が第3の基準
電圧(VH2)以上のときにアクティブ状態の信号を出
力する第3の比較回路(71)と、微分回路(60)の
出力電圧と第4の基準電圧(VL2)とを比較し、微分
回路(60)の出力電圧が第4の基準電圧(VL2)以
下のときにアクティブ状態の信号を出力する第4の比較
回路(72)と、第1の比較回路(81)の出力と、第
3の比較回路(71)の出力と、テストパタンのより値
が設定されI/Oを制御する信号であってドライバ回路
(10)をインヒビット状態とするときインアクティブ
状態とされるI/Oコントロール信号をインバータで反
転した信号と、の3つの信号を入力とし、これら3つの
信号が全てアクティブ状態のとき、第1のスイッチ(5
1)をオンとする第1の論理回路(91)と、第2の比
較回路(82)の出力と、第4の比較回路(72)の出
力と、I/Oコントロール信号をインバータで反転した
信号と、の3つの信号を入力とし、これら3つの信号が
全てアクティブ状態のとき、第2のスイッチ(52)を
オンとする第2の論理回路(92)と、を備えている。
【0017】第1の電流負荷回路(30)のダイオード
ブリッジに与える第1のしきい値電圧(VT1)が、第
2の電流負荷回路(40)のダイオードブリッジに与え
る第2のしきい値電圧(VT2)よりも高い値とされ
る。また第1の基準電圧(VH1)<第2の基準電圧
(VL1)とされている。
ブリッジに与える第1のしきい値電圧(VT1)が、第
2の電流負荷回路(40)のダイオードブリッジに与え
る第2のしきい値電圧(VT2)よりも高い値とされ
る。また第1の基準電圧(VH1)<第2の基準電圧
(VL1)とされている。
【0018】試験デバイスの前記端子から出力される出
力信号の立ち上がり時に、第1のスイッチ(51)がオ
ンとされたときに、第1の電流負荷回路(30)からソ
ース電流が、試験デバイスの前記端子に供給され、被試
験デバイスの前記端子から出力される出力信号の立ち下
がり時に第2のスイッチ(52)がオンとされたときに
第2の電流負荷回路(40)から、シンク電流が、試験
デバイスの前記端子に供給される。
力信号の立ち上がり時に、第1のスイッチ(51)がオ
ンとされたときに、第1の電流負荷回路(30)からソ
ース電流が、試験デバイスの前記端子に供給され、被試
験デバイスの前記端子から出力される出力信号の立ち下
がり時に第2のスイッチ(52)がオンとされたときに
第2の電流負荷回路(40)から、シンク電流が、試験
デバイスの前記端子に供給される。
【0019】本発明は、別の実施の形態において、第
1、第2の電流負荷回路(30、40)と、第1乃至第
4の比較回路(81、82、71、72)と、微分回路
(60)、第1、第2の論理回路(91、92)と、第
1、第2のスイッチ(51、52)とからなる出力波形
のなまりを補正する回路を、スイッチ(53)を介し
て、被試験デバイスの端子(A)に接続する構成として
もよい。この場合、スイッチ(53)は、好ましくは、
テストプログラムによって、その開閉が、制御される。
1、第2の電流負荷回路(30、40)と、第1乃至第
4の比較回路(81、82、71、72)と、微分回路
(60)、第1、第2の論理回路(91、92)と、第
1、第2のスイッチ(51、52)とからなる出力波形
のなまりを補正する回路を、スイッチ(53)を介し
て、被試験デバイスの端子(A)に接続する構成として
もよい。この場合、スイッチ(53)は、好ましくは、
テストプログラムによって、その開閉が、制御される。
【0020】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
詳細に説明すべく本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
であり、LSIテスタのピンエレクトロニクスカードの
一I/Oチャネルあたりの概略構成を示したものであ
る。
であり、LSIテスタのピンエレクトロニクスカードの
一I/Oチャネルあたりの概略構成を示したものであ
る。
【0022】図1を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、パターンデータに基づき、High/Lowレベ
ルのフォース(印加)データを、被試験デバイスに印加
するドライバ回路10は、スイッチ(SW1)50を介
して、被試験デバイス(DUT)1の入出力ピン(A
点)と接続されている。A点には、被試験デバイス1か
ら出力される出力信号波形を期待値と比較するコンパレ
ータ回路20(図5の105と同じ構成)が接続され
る。なお被試験デバイス1は、不図示の内部回路からの
信号をピン(A点)に駆動出力する出力バッファ回路1
1(PチャネルMOSトランジスタMP1、Nチャネル
MOSトランジスタMN1)と、ピン(A点)の電位を
内部回路へ伝達するCMOSインバータ回路(Pチャネ
ルMOSトランジスタMP2、NチャネルMOSトラン
ジスタMN2)よりなる入力バッファ回路11と、を備
えている。出力バッファ回路11は、入力モードのと
き、オフ状態(ハイインピーダンス状態)とされる。な
お、本発明において、A点は、被試験デバイスの出力ピ
ンであってもよい。
いて、パターンデータに基づき、High/Lowレベ
ルのフォース(印加)データを、被試験デバイスに印加
するドライバ回路10は、スイッチ(SW1)50を介
して、被試験デバイス(DUT)1の入出力ピン(A
点)と接続されている。A点には、被試験デバイス1か
ら出力される出力信号波形を期待値と比較するコンパレ
ータ回路20(図5の105と同じ構成)が接続され
る。なお被試験デバイス1は、不図示の内部回路からの
信号をピン(A点)に駆動出力する出力バッファ回路1
1(PチャネルMOSトランジスタMP1、Nチャネル
MOSトランジスタMN1)と、ピン(A点)の電位を
内部回路へ伝達するCMOSインバータ回路(Pチャネ
ルMOSトランジスタMP2、NチャネルMOSトラン
ジスタMN2)よりなる入力バッファ回路11と、を備
えている。出力バッファ回路11は、入力モードのと
き、オフ状態(ハイインピーダンス状態)とされる。な
お、本発明において、A点は、被試験デバイスの出力ピ
ンであってもよい。
【0023】本発明の一実施例において、スイッチ(S
W1)50の制御としては、周知の制御方式が用いられ
ており、スイッチ(SW1)50は、I/Oコントロー
ルデータ(I/O control data;テスト
パターンのモード(フォース、インヒビット)により値
が設定される)により、オン・オフが制御され、被試験
デバイス1の入出力ピン(I/O)が出力モードのと
き、スイッチ(SW1)50はオフされ、ドライバ回路
10はインヒビット状態とされる。より詳細には、LS
Iテスタのテストパターンがフォース(Force)モ
ードを示すときはI/OコントロールデータがHigh
レベルに設定され、スイッチ(SW1)50がオンし、
ドライバ回路10からのフォースデータが被試験デバイ
ス1の端子に供給され、インヒビット(Inhibi
t)モードのときは、I/OコントロールデータがLo
wレベルとなり、スイッチ(SW1)50がオフする。
なお、被試験デバイスのピン一つに対して、一つのドラ
イバ回路10とコンパレータ回路20(一枚のピンエレ
クトロニクスカード)を備えた構成の他に、一枚のピン
エレクトロニクスカードに複数のドライバ回路と複数の
コンパレータ回路を備え、一枚のピンエレクトロニクス
カードで複数チャネル(ピン)をサポートする回路に対
しても本発明が適用できることは勿論である。
W1)50の制御としては、周知の制御方式が用いられ
ており、スイッチ(SW1)50は、I/Oコントロー
ルデータ(I/O control data;テスト
パターンのモード(フォース、インヒビット)により値
が設定される)により、オン・オフが制御され、被試験
デバイス1の入出力ピン(I/O)が出力モードのと
き、スイッチ(SW1)50はオフされ、ドライバ回路
10はインヒビット状態とされる。より詳細には、LS
Iテスタのテストパターンがフォース(Force)モ
ードを示すときはI/OコントロールデータがHigh
レベルに設定され、スイッチ(SW1)50がオンし、
ドライバ回路10からのフォースデータが被試験デバイ
ス1の端子に供給され、インヒビット(Inhibi
t)モードのときは、I/OコントロールデータがLo
wレベルとなり、スイッチ(SW1)50がオフする。
なお、被試験デバイスのピン一つに対して、一つのドラ
イバ回路10とコンパレータ回路20(一枚のピンエレ
クトロニクスカード)を備えた構成の他に、一枚のピン
エレクトロニクスカードに複数のドライバ回路と複数の
コンパレータ回路を備え、一枚のピンエレクトロニクス
カードで複数チャネル(ピン)をサポートする回路に対
しても本発明が適用できることは勿論である。
【0024】本発明の一実施例においては、A点には、
スイッチ(SW2)51と、スイッチ(SW3)52
と、を介して、それぞれ、ダイナミックロード30と、
ダイナミックロード40とが接続されている。
スイッチ(SW2)51と、スイッチ(SW3)52
と、を介して、それぞれ、ダイナミックロード30と、
ダイナミックロード40とが接続されている。
【0025】さらにA点には、コンパレータ81、8
2、及び、微分回路60とが接続されている。
2、及び、微分回路60とが接続されている。
【0026】コンパレータ81は、電圧VH1と、被試
験デバイス1の出力電圧(A点の電圧)とを比較し、A
点の電圧が、電圧VH1以上のとき、出力ノードDにH
ighレベルを出力する。
験デバイス1の出力電圧(A点の電圧)とを比較し、A
点の電圧が、電圧VH1以上のとき、出力ノードDにH
ighレベルを出力する。
【0027】コンパレータ82は、電圧VL1と被試験
デバイス1の出力電圧(A点の電圧)とを比較し、A点
の電圧が電圧VL1以下のとき出力ノードFにHigh
レベルを出力する。
デバイス1の出力電圧(A点の電圧)とを比較し、A点
の電圧が電圧VL1以下のとき出力ノードFにHigh
レベルを出力する。
【0028】微分回路60の出力は、コンパレータ71
とコンパレータ72に共通に入力される。
とコンパレータ72に共通に入力される。
【0029】コンパレータ71は、微分回路60の出力
(B点の電圧)を電圧VH2と比較し、微分回路60の
出力が電圧VH2以上のとき、出力ノードCにHigh
レベルを出力する。
(B点の電圧)を電圧VH2と比較し、微分回路60の
出力が電圧VH2以上のとき、出力ノードCにHigh
レベルを出力する。
【0030】コンパレータ72は、微分回路60の出力
(B点の電圧)を電圧VL2と比較し、微分回路60の
出力が電圧VL2以下のとき、出力ノードEにHigh
レベルを出力する。
(B点の電圧)を電圧VL2と比較し、微分回路60の
出力が電圧VL2以下のとき、出力ノードEにHigh
レベルを出力する。
【0031】コンパレータ71の出力(C)と、コンパ
レータ81の出力(D)と、I/Oコントロールデータ
(ドライバ回路10のスイッチ(SW1)50がオンの
ときHighレベル)をインバータINV1で反転した
信号(ドライバ回路10がインヒビット状態のときHi
ghレベル)とが、3入力AND回路91に入力され、
AND回路91の出力が、スイッチ(SW2)51の制
御端子に接続されている。
レータ81の出力(D)と、I/Oコントロールデータ
(ドライバ回路10のスイッチ(SW1)50がオンの
ときHighレベル)をインバータINV1で反転した
信号(ドライバ回路10がインヒビット状態のときHi
ghレベル)とが、3入力AND回路91に入力され、
AND回路91の出力が、スイッチ(SW2)51の制
御端子に接続されている。
【0032】コンパレータ72の出力(E)と、コンパ
レータ82の出力(F)と、I/Oコントロールデータ
をインバータ(INV1)で反転した信号とが、3入力
AND回路92に入力され、AND回路92の出力がス
イッチ(SW3)52の制御端子に接続されている。
レータ82の出力(F)と、I/Oコントロールデータ
をインバータ(INV1)で反転した信号とが、3入力
AND回路92に入力され、AND回路92の出力がス
イッチ(SW3)52の制御端子に接続されている。
【0033】図1において、被試験デバイスが、3V系
電源の場合、一例として、コンパレータ81の基準電圧
VH1は、0.5V、コンパレータ82の基準電圧VL
1は、2.5V、に設定される。
電源の場合、一例として、コンパレータ81の基準電圧
VH1は、0.5V、コンパレータ82の基準電圧VL
1は、2.5V、に設定される。
【0034】また、コンパレータ71の基準電圧VH2
は、微分回路60のオフセット電圧(無信号時の出力)
に所定電圧(0.1V)加算した電圧に設定され、コン
パレータ72の基準電圧VL2は、微分回路60のオフ
セット電圧(無信号時の出力)に所定電圧(0.1V)
差し引いた電圧、に設定される。
は、微分回路60のオフセット電圧(無信号時の出力)
に所定電圧(0.1V)加算した電圧に設定され、コン
パレータ72の基準電圧VL2は、微分回路60のオフ
セット電圧(無信号時の出力)に所定電圧(0.1V)
差し引いた電圧、に設定される。
【0035】またダイナミックロード30のダイオード
ブリッジ31に与えるしきい値電圧は3V、ダイナミッ
クロード40のダイオードブリッジ41に与えるしきい
値電圧は0Vとする。
ブリッジ31に与えるしきい値電圧は3V、ダイナミッ
クロード40のダイオードブリッジ41に与えるしきい
値電圧は0Vとする。
【0036】ダイナミックロード30、40から被試験
デバイス1に流し込むソース電流(ILL1、ILL
2)、被試験デバイス1から引き込みシンク電流(IL
H1、ILH2)は、例えば、いずれも5mAとされ
る。
デバイス1に流し込むソース電流(ILL1、ILL
2)、被試験デバイス1から引き込みシンク電流(IL
H1、ILH2)は、例えば、いずれも5mAとされ
る。
【0037】なお、しきい値電圧(VT1、VT2)、
基準電圧(VH1、VL1、VH2、VL1)、ソース
電流(ILL1、ILL2)、シンク電流(ILH1、
ILH2)は、LSIテスタにおいて実行されるテスト
プログラムから値が可変に設定される。
基準電圧(VH1、VL1、VH2、VL1)、ソース
電流(ILL1、ILL2)、シンク電流(ILH1、
ILH2)は、LSIテスタにおいて実行されるテスト
プログラムから値が可変に設定される。
【0038】図4に、本発明の一実施例における、微分
回路60の回路構成の一例を模式的に示す。微分回路6
0は、A点に接続されるバッファ(インピーダンス変換
回路)と、容量Cと、電源電位VDDと接地電位VSS
間に接続される抵抗R1、R2とを備えてなるCR微分
回路よりなる。微分回路60の特性(カットオフ特性)
を定める、容量C、抵抗R1、R2の値も、LSIテス
タにおいて、テストプログラムで可変される構成とされ
ている。
回路60の回路構成の一例を模式的に示す。微分回路6
0は、A点に接続されるバッファ(インピーダンス変換
回路)と、容量Cと、電源電位VDDと接地電位VSS
間に接続される抵抗R1、R2とを備えてなるCR微分
回路よりなる。微分回路60の特性(カットオフ特性)
を定める、容量C、抵抗R1、R2の値も、LSIテス
タにおいて、テストプログラムで可変される構成とされ
ている。
【0039】図2は、図1に示した各ノード(点)の信
号波形を示す信号波形図である。ノードAの立ち上がり
時に、B点の電圧は急峻に立ち上がり、B点がVH2以
上の間、C点はHighレベルとされ、A点がVH1以
上の間、D点がHighレベルとされ、3入力AND回
路91の出力がHighとなり(I/Oコントロールデ
ータはLowレベル)、スイッチ51がオンし、ダイナ
ミックロード30がA点と導通し(図2のDL1 O
N)、A点の電圧としきい値VT1(3V)との大小に
基づき、シンク、ソース電流が供給される。
号波形を示す信号波形図である。ノードAの立ち上がり
時に、B点の電圧は急峻に立ち上がり、B点がVH2以
上の間、C点はHighレベルとされ、A点がVH1以
上の間、D点がHighレベルとされ、3入力AND回
路91の出力がHighとなり(I/Oコントロールデ
ータはLowレベル)、スイッチ51がオンし、ダイナ
ミックロード30がA点と導通し(図2のDL1 O
N)、A点の電圧としきい値VT1(3V)との大小に
基づき、シンク、ソース電流が供給される。
【0040】ノードAの立ち下がり時に、B点の電圧は
急峻に立ち下がり、B点がVL2以上の間、E点はHi
ghレベルとされ、A点がVL1以下の間、F点がHig
hレベルとされ、3入力AND回路92の出力がHig
hとなり(I/OコントロールデータはLowレベ
ル)、スイッチ52がオンし、ダイナミックロード40
がA点と導通し(図2のDL2 ON)、A点の電圧と
しきい値ILV2(0V)との大小に基づき、シンク、
ソース電流が供給され、この場合、Vout>VT2
(0V)であるため、シンク電流が供給される。
急峻に立ち下がり、B点がVL2以上の間、E点はHi
ghレベルとされ、A点がVL1以下の間、F点がHig
hレベルとされ、3入力AND回路92の出力がHig
hとなり(I/OコントロールデータはLowレベ
ル)、スイッチ52がオンし、ダイナミックロード40
がA点と導通し(図2のDL2 ON)、A点の電圧と
しきい値ILV2(0V)との大小に基づき、シンク、
ソース電流が供給され、この場合、Vout>VT2
(0V)であるため、シンク電流が供給される。
【0041】このように、本発明の一実施例において
は、ダイオードブリッジに与えるしきい値電圧が互いに
異なるダイナミックロード(電流負荷回路)を複数備
え、被試験デバイスの出力電圧レベルだけでなく、出力
電圧レベルと出力電圧の変化率(時間変化率)から、被
試験デバイスの出力に接続するダイナミックロードを選
択する構成としたことにより、被試験デバイスの出力の
立ち上がり及び立ち下がりの両方に対して電流を供給す
ることができ、被試験デバイスの出力の容量負荷による
波形なまりを整形(補正)することができる。
は、ダイオードブリッジに与えるしきい値電圧が互いに
異なるダイナミックロード(電流負荷回路)を複数備
え、被試験デバイスの出力電圧レベルだけでなく、出力
電圧レベルと出力電圧の変化率(時間変化率)から、被
試験デバイスの出力に接続するダイナミックロードを選
択する構成としたことにより、被試験デバイスの出力の
立ち上がり及び立ち下がりの両方に対して電流を供給す
ることができ、被試験デバイスの出力の容量負荷による
波形なまりを整形(補正)することができる。
【0042】図3は、本発明の一実施例のピンエレクト
ロニクスカードを備えたLSIテスタを用いた場合の被
試験デバイスの出力波形を模式的に示す図である。図3
において、被試験デバイスは3V系電源電圧で駆動さ
れ、波形は、本発明の一実施例における被試験デバイ
スの出力電圧波形であり、波形は、比較例として、本
発明を適用しない場合の、3V系電源電圧におけるLS
Iテスタにおける被試験デバイスの出力電圧波形であ
る。
ロニクスカードを備えたLSIテスタを用いた場合の被
試験デバイスの出力波形を模式的に示す図である。図3
において、被試験デバイスは3V系電源電圧で駆動さ
れ、波形は、本発明の一実施例における被試験デバイ
スの出力電圧波形であり、波形は、比較例として、本
発明を適用しない場合の、3V系電源電圧におけるLS
Iテスタにおける被試験デバイスの出力電圧波形であ
る。
【0043】本発明の一実施例においては、被試験デバ
イス1の出力の立ち上がり時に、コンパレータ81の電
圧VH1で規定される電圧以上であり、コンパレータ7
1に供給される電圧VH2で規定される変化率以上のと
きに、ダイナミックロード30から、ソース電流が供給
され、図3の波形に示すように、被試験デバイスの出
力が急峻に変化する(傾きが大)立ち上がり前半から、
傾きが緩やかになるまでの間、スイッチ(SW2)51
がオンし、ダイナミックロード30より、ソース電流を
供給することで、立ち上がり時間を短縮している。同様
にして、被試験デバイス1の出力の立ち下がりについて
は、コンパレータ82の電圧VL1で規定される電圧以
下であり、コンパレータ72に供給される電圧VL2で
規定される変化率以下(絶対値はVL2以上)のとき
に、ダイナミックロード40からシンク電流が供給さ
れ、立ち上がり時間を短縮している。
イス1の出力の立ち上がり時に、コンパレータ81の電
圧VH1で規定される電圧以上であり、コンパレータ7
1に供給される電圧VH2で規定される変化率以上のと
きに、ダイナミックロード30から、ソース電流が供給
され、図3の波形に示すように、被試験デバイスの出
力が急峻に変化する(傾きが大)立ち上がり前半から、
傾きが緩やかになるまでの間、スイッチ(SW2)51
がオンし、ダイナミックロード30より、ソース電流を
供給することで、立ち上がり時間を短縮している。同様
にして、被試験デバイス1の出力の立ち下がりについて
は、コンパレータ82の電圧VL1で規定される電圧以
下であり、コンパレータ72に供給される電圧VL2で
規定される変化率以下(絶対値はVL2以上)のとき
に、ダイナミックロード40からシンク電流が供給さ
れ、立ち上がり時間を短縮している。
【0044】回路シミュレータSPICE等を用いたシ
ミュレーション結果から、出力バッファ回路(CMOS
バッファ、デバイスパラメータは典型値を用いる)のA
C特性の一例として、負荷容量と伝搬遅延時間(3.3
V系電源電圧で入力信号が論理閾値電圧1.65Vを越
えてから(あるいは下回ってから)、出力信号が論理閾
値電圧1.65Vを越える(下回る)までの時間)との
関係を説明すると、負荷容量が0.01pFの場合、I
OH(Highレベル出力の入力電流)=1mAで2n
s程度、IOH=3mAで0.6ns程度、IOH=9
mAで0.5ns程度となる。また負荷容量が100p
Fの場合、IOH=1mAで15ns程度、IOH=3
mAで13ns程度、IOH=9mAで5ns程度とな
る。
ミュレーション結果から、出力バッファ回路(CMOS
バッファ、デバイスパラメータは典型値を用いる)のA
C特性の一例として、負荷容量と伝搬遅延時間(3.3
V系電源電圧で入力信号が論理閾値電圧1.65Vを越
えてから(あるいは下回ってから)、出力信号が論理閾
値電圧1.65Vを越える(下回る)までの時間)との
関係を説明すると、負荷容量が0.01pFの場合、I
OH(Highレベル出力の入力電流)=1mAで2n
s程度、IOH=3mAで0.6ns程度、IOH=9
mAで0.5ns程度となる。また負荷容量が100p
Fの場合、IOH=1mAで15ns程度、IOH=3
mAで13ns程度、IOH=9mAで5ns程度とな
る。
【0045】そして、IOH=1mAで、負荷容量が1
50psの場合、立ち上がり信号が3.3Vに安定する
までの時間は、約30nsにもなる場合がある。このよ
うな場合、本発明の一実施例によれば、ダイナミックロ
ード30、40から、出力信号の立ち上がり及び立ち下
がり時に、それぞれソース、シンク電流を供給すること
で、被試験デバイスの出力バッファ回路11の負荷容量
の充電、放電を手助けし、出力負荷容量による被試験デ
バイスの立ち上がり、立ち下がり出力の波形なまりを整
形して遅延を短縮し、LSIテスタにおいて、デバイス
の本来動作スペックに近いテスト周波数で、被試験デバ
イスをテストすることができる。本発明の一実施例にお
いては、例えばUSB(Universal Serial Bus)イン
タフェース回路(低速タイプ)を数十MHzのテストレ
ートで試験する場合等に好適とされている。
50psの場合、立ち上がり信号が3.3Vに安定する
までの時間は、約30nsにもなる場合がある。このよ
うな場合、本発明の一実施例によれば、ダイナミックロ
ード30、40から、出力信号の立ち上がり及び立ち下
がり時に、それぞれソース、シンク電流を供給すること
で、被試験デバイスの出力バッファ回路11の負荷容量
の充電、放電を手助けし、出力負荷容量による被試験デ
バイスの立ち上がり、立ち下がり出力の波形なまりを整
形して遅延を短縮し、LSIテスタにおいて、デバイス
の本来動作スペックに近いテスト周波数で、被試験デバ
イスをテストすることができる。本発明の一実施例にお
いては、例えばUSB(Universal Serial Bus)イン
タフェース回路(低速タイプ)を数十MHzのテストレ
ートで試験する場合等に好適とされている。
【0046】なお上記実施例では、LSIテスタを例に
説明したが、メモリテスタ、アナログデジ混在テスタに
も適用できることは勿論であり、また被試験デバイス
は、MOSデバイスに限定されるものでなく、バイポー
ラデバイスにも適用可能であることは勿論である。さら
に、一I/Oチャネルあたり備えるダイナミックロード
の数は2個に限定されるものでなく、それ以上含む構成
としてもよい。
説明したが、メモリテスタ、アナログデジ混在テスタに
も適用できることは勿論であり、また被試験デバイス
は、MOSデバイスに限定されるものでなく、バイポー
ラデバイスにも適用可能であることは勿論である。さら
に、一I/Oチャネルあたり備えるダイナミックロード
の数は2個に限定されるものでなく、それ以上含む構成
としてもよい。
【0047】次に本発明の他の実施例について説明す
る。図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。図5において、図1に示した要素と同一の要素には
同一の参照符号が付されている。
る。図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。図5において、図1に示した要素と同一の要素には
同一の参照符号が付されている。
【0048】図5を参照すると、本発明の第2の実施例
は、図1を参照して説明した前記実施例に、スイッチ
(SW4)53を備え、例えばテストプログラム等でス
イッチ(SW4)53をオン・オフ制御する構成とした
ものである。スイッチ(SW4)53は、例えばリレー
スイッチ等から構成され、スイッチ(SW4)53のオ
ン時には、ダイナミックロード30、40、コンパレー
タ81、82、微分回路60、コンパレータ71、7
2、AND回路91、92、スイッチ(SW2)51、
スイッチ(SW3)52からなり、出力波形のなまりを
補正する回路が、被試験デバイス1の端子Aに接続され
る。一方、スイッチ(SW4)53のオフ時には、出力
波形のなまりを補正する回路は、被試験デバイス1の端
子Aから切り離される。
は、図1を参照して説明した前記実施例に、スイッチ
(SW4)53を備え、例えばテストプログラム等でス
イッチ(SW4)53をオン・オフ制御する構成とした
ものである。スイッチ(SW4)53は、例えばリレー
スイッチ等から構成され、スイッチ(SW4)53のオ
ン時には、ダイナミックロード30、40、コンパレー
タ81、82、微分回路60、コンパレータ71、7
2、AND回路91、92、スイッチ(SW2)51、
スイッチ(SW3)52からなり、出力波形のなまりを
補正する回路が、被試験デバイス1の端子Aに接続され
る。一方、スイッチ(SW4)53のオフ時には、出力
波形のなまりを補正する回路は、被試験デバイス1の端
子Aから切り離される。
【0049】本発明の第2の実施例においては、被試験
デバイスを、高速のテストレートで試験する時に、スイ
ッチ(SW4)53のオンとして、出力波形のなまりを
補正する回路を機能させ、被試験デバイスを低速のテス
トレートで試験する時に、スイッチ(SW4)53のオ
フとする。
デバイスを、高速のテストレートで試験する時に、スイ
ッチ(SW4)53のオンとして、出力波形のなまりを
補正する回路を機能させ、被試験デバイスを低速のテス
トレートで試験する時に、スイッチ(SW4)53のオ
フとする。
【0050】なお、出力波形のなまりを補正する回路と
は別に、ピンエレクトロニクスカードが、ダイナミック
ロードとして、図6に示した電流負荷回路106(ダイ
ナミックロード)を備えていてもよいことは勿論であ
る。
は別に、ピンエレクトロニクスカードが、ダイナミック
ロードとして、図6に示した電流負荷回路106(ダイ
ナミックロード)を備えていてもよいことは勿論であ
る。
【0051】また、スイッチ(SW4)53で端子Aに
接続される、出力波形のなまりを補正する回路を、ピン
エレクトロニクスカード内に搭載することなく、テスト
ヘッドのロードボード等に設ける構成としてもよい。
接続される、出力波形のなまりを補正する回路を、ピン
エレクトロニクスカード内に搭載することなく、テスト
ヘッドのロードボード等に設ける構成としてもよい。
【0052】さらに、出力波形のなまりを補正する回路
を、所定個数のチャネルに対して共通に一つ備え、テス
トプログラムによるピン割り付けに応じて、出力波形の
なまりを補正する回路を、被試験デバイスの所望の出力
端子又は入出力端子に、択一的に選択して、接続するよ
うな構成としてもよいことは勿論である。
を、所定個数のチャネルに対して共通に一つ備え、テス
トプログラムによるピン割り付けに応じて、出力波形の
なまりを補正する回路を、被試験デバイスの所望の出力
端子又は入出力端子に、択一的に選択して、接続するよ
うな構成としてもよいことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
LSIテスタ等半導体集積回路試験装置において、負荷
容量による被試験デバイスの立ち上がり及び立ち上がり
出力の波形なまりを整形し、立ち上がり及び立ち上がり
の双方の時間を短縮し、デバイスの本来動作スペックに
近いテスト周波数で、被試験デバイスをテストすること
ができる、という効果を奏する。
LSIテスタ等半導体集積回路試験装置において、負荷
容量による被試験デバイスの立ち上がり及び立ち上がり
出力の波形なまりを整形し、立ち上がり及び立ち上がり
の双方の時間を短縮し、デバイスの本来動作スペックに
近いテスト周波数で、被試験デバイスをテストすること
ができる、という効果を奏する。
【0054】その理由は、本発明においては、ダイオー
ドブリッジに供給するしきい値電圧が異なる電流負荷回
路を複数備え、出力波形の変化率と出力電圧とに基づ
き、被試験デバイスに接続する電流負荷回路を選択す
る、構成としたためである。
ドブリッジに供給するしきい値電圧が異なる電流負荷回
路を複数備え、出力波形の変化率と出力電圧とに基づ
き、被試験デバイスに接続する電流負荷回路を選択す
る、構成としたためである。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するためのタイ
ミング波形図である。
ミング波形図である。
【図3】本発明の一実施例の被試験デバイスの出力波形
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の微分回路の構成を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図6】従来のLSIテスタのピンエレクトロニクスカ
ード(回路)の構成を示す図である。
ード(回路)の構成を示す図である。
1、101 DUT 10、104 ドライバ回路 11、102 出力バッファ回路 12 入力バッファ回路 20、105 コンパレータ回路 30、40、106 ダイナミックロード 31、41、111 ダイオードブリッジ 50、51、52、53 スイッチ 60 微分回路 71、72 コンパレータ 81、82 コンパレータ 91、92 AND回路 101a 出力ピン 104 ドライバ回路 107 伝送路 109 ソース電流負荷回路 110 シンク電流負荷回路
Claims (10)
- 【請求項1】被試験対象の半導体集積回路(「被試験デ
バイス」という)の端子のうち、出力信号が出力される
か、又は、入力信号と出力信号の入出力が行われる一の
端子に対して、前記端子に流し込むソース電流、及び、
前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイオード
ブリッジを有する電流負荷回路を複数備え、前記複数の
電流負荷回路のダイオードブリッジには、それぞれ異な
るしきい値電圧が与えられ、 前記複数の電流負荷回路の各々は、それぞれ、スイッチ
を介して、前記被試験デバイスの前記端子と接続され、 前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号波形の変
化率を検出する手段と、 前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号のレベル
と、前記変化率と、に基づき、前記複数のスイッチを、
それぞれ、オン・オフ制御する手段と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路試験装置。 - 【請求項2】被試験対象の半導体集積回路(「被試験デ
バイス」という)の端子のうち、出力信号が出力される
か、又は、入力信号と出力信号の入出力が行われる一の
端子に対して、前記端子電圧と、与えられたしきい値電
圧との大小関係から、前記端子に流し込むソース電流、
及び、前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイ
オードブリッジを有する第1の電流負荷回路と第2の電
流負荷回路とを備え、 前記第1、及び第2の電流負荷回路のダイオードブリッ
ジには、それぞれ、値の異なる第1、及び第2のしきい
値電圧が与えられ、 前記第1、及び第2の電流負荷回路は、それぞれ、第
1、及び第2のスイッチを介して、前記被試験デバイス
の前記端子と接続され、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
の時間変化率を検出する微分回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
1の基準電圧以上の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第1の比較回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第2の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
2の基準電圧以下の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第2の比較回路と、 前記微分回路の出力電圧と、第3の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第3の基準電圧以上
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第3の比較回
路と、 前記微分回路の出力電圧と、第4の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第4の基準電圧以下
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第4の比較回
路と、 前記被試験デバイスの前記端子からの信号出力時に、前
記第1の比較回路の出力信号と、前記第3の比較回路の
出力信号とがともにアクティブ状態のとき、前記第1の
スイッチをオンとする第1の論理回路と、 前記被試験デバイスの前記端子からの信号出力時に、前
記第2の比較回路の出力信号と、前記第4の比較回路の
出力信号とがともにアクティブ状態のとき、前記第2の
スイッチをオンとする第2の論理回路と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路試験装置。 - 【請求項3】半導体集積回路の試験装置において、 被試験対象の半導体集積回路(「被試験デバイス」とい
う)に対して印加(フォース)データを供給するドライ
バ回路と、 前記被試験デバイスからの出力信号を期待値と比較する
コンパレータ回路と、 前記被試験デバイスの一の端子の端子電圧と、与えられ
たしきい値電圧との大小関係から、前記端子に流し込む
ソース電流、及び、前記端子から引き込むシンク電流を
供給するダイオードブリッジを有する第1の電流負荷回
路と第2の電流負荷回路と、を備え、 前記第1、及び第2の電流負荷回路のダイオードブリッ
ジには、それぞれ、値の異なる第1、及び第2のしきい
値電圧が与えられ、 前記第1、及び第2の電流負荷回路は、それぞれ、第
1、及び第2のスイッチを介して、前記被試験デバイス
の前記端子と接続され、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
の時間変化率を検出する微分回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
1の基準電圧以上の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第1の比較回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第2の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
2の基準電圧以下の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第2の比較回路と、 前記微分回路の出力電圧と、第3の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第3の基準電圧以上
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第3の比較回
路と、 前記微分回路の出力電圧と、第4の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第4の基準電圧以下
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第4の比較回
路と、 前記第1の比較回路の出力信号と、前記第3の比較回路
の出力信号と、前記ドライバ回路をインヒビット状態に
設定するときアクティブ状態とされる入出力制御信号と
を入力とし、これらの信号が全てアクティブ状態のと
き、前記第1のスイッチをオンとする第1の論理回路
と、 前記第2の比較回路の出力と、前記第4の比較回路の出
力と、前記ドライバ回路をインヒビット状態に設定する
ときアクティブ状態とされる前記入出力制御信号とを入
力とし、これらの信号が全てアクティブ状態のとき、前
記第2のスイッチをオンとする第2の論理回路と、 を備え、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力信号
の立ち上がり時に、前記第1のスイッチがオンとされた
ときに、前記第1の電流負荷回路からソース電流が前記
端子に供給され、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力信号
の立ち下がり時に、前記第2のスイッチがオンとされた
ときに、前記第2の電流負荷回路からシンク電流が前記
端子に供給される、ことを特徴とする半導体集積回路試
験装置。 - 【請求項4】半導体集積回路の試験装置において、 被試験対象の半導体集積回路(「被試験デバイス」とい
う)の端子のうち、出力信号が出力されるか、又は、入
力信号と出力信号の入出力が行われる一の端子に対し
て、スイッチを介して、接続され、出力波形なまりを補
正する補正回路を備え、 前記補正回路が、前記被試験デバイスの一の端子に対し
て、前記端子に流し込むソース電流、及び、前記端子か
ら引き込むシンク電流を供給するダイオードブリッジを
有する電流負荷回路を複数備え、前記複数の電流負荷回
路のダイオードブリッジには、それぞれ異なるしきい値
電圧が与えられ、 前記複数の電流負荷回路の各々は、それぞれ、スイッチ
を介して、前記被試験デバイスの前記端子と接続され、 前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号波形の変
化率を検出する手段と、 前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号のレベル
と、前記変化率と、に基づき、前記複数のスイッチを、
それぞれ、オン・オフ制御する手段と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路試験装置。 - 【請求項5】半導体集積回路の試験装置において、 被試験対象の半導体集積回路(「被試験デバイス」とい
う)の端子のうち、出力信号が出力されるか、又は、入
力信号と出力信号の入出力が行われる一の端子に対し
て、第3のスイッチを介して、接続され、出力波形なま
りを補正する補正回路を備え、 前記補正回路が、前記被試験デバイスの一の端子に対し
て、前記端子電圧と、与えられたしきい値電圧との大小
関係から、前記端子に流し込むソース電流、及び、前記
端子から引き込むシンク電流を供給するダイオードブリ
ッジを有する第1の電流負荷回路と第2の電流負荷回路
とを備え、 前記第1、及び第2の電流負荷回路のダイオードブリッ
ジには、それぞれ、値の異なる第1、及び第2のしきい
値電圧が与えられ、 前記第1、及び第2の電流負荷回路は、それぞれ、第
1、及び第2のスイッチと、前記第3のスイッチを介し
て前記被試験デバイスの前記端子と接続され、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
の時間変化率を検出する微分回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
1の基準電圧以上の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第1の比較回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第2の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
2の基準電圧以下の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第2の比較回路と、 前記微分回路の出力電圧と、第3の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第3の基準電圧以上
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第3の比較回
路と、 前記微分回路の出力電圧と、第4の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第4の基準電圧以下
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第4の比較回
路と、 前記被試験デバイスの前記端子からの信号出力時に、前
記第1の比較回路の出力信号と、前記第3の比較回路の
出力信号とがともにアクティブ状態のとき、前記第1の
スイッチをオンとする第1の論理回路と、 前記被試験デバイスの前記端子からの信号出力時に、前
記第2の比較回路の出力信号と、前記第4の比較回路の
出力信号とがともにアクティブ状態のとき、前記第2の
スイッチをオンとする第2の論理回路と、 を備え、 前記第3のスイッチをオン・オフすることで、前記補正
回路による補正を行うか否かを選択自在とした、ことを
特徴とする半導体集積回路試験装置。 - 【請求項6】被試験対象の半導体集積回路(「被試験デ
バイス」という)に対して印加(フォース)データを供
給するドライバ回路と、前記被試験デバイスからの出力
信号を期待値と比較するコンパレータ回路と、を備えた
半導体集積回路の試験装置において、 前記被試験デバイスの端子のうち、出力信号が出力され
るか、又は、入力信号と出力信号の入出力が行われる一
の端子に対して、第3のスイッチを介して、接続され、
出力波形なまりを補正する補正回路を備え、 前記補正回路が、前記被試験デバイスの一の端子の端子
電圧と、与えられたしきい値電圧との大小関係から、前
記端子に流し込むソース電流、及び、前記端子から引き
込むシンク電流を供給するダイオードブリッジを有する
第1の電流負荷回路と第2の電流負荷回路と、を備え、 前記第1、及び第2の電流負荷回路のダイオードブリッ
ジには、それぞれ、値の異なる第1、及び第2のしきい
値電圧が与えられ、 前記第1、及び第2の電流負荷回路は、それぞれ、第
1、及び第2のスイッチを介して、前記被試験デバイス
の前記端子と接続され、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
の時間変化率を検出する微分回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
1の基準電圧以上の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第1の比較回路と、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力電圧
と、第2の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第
2の基準電圧以下の場合にアクティブ状態の信号を出力
する第2の比較回路と、 前記微分回路の出力電圧と、第3の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第3の基準電圧以上
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第3の比較回
路と、 前記微分回路の出力電圧と、第4の基準電圧とを比較
し、前記微分回路の出力電圧が前記第4の基準電圧以下
の場合にアクティブ状態の信号を出力する第4の比較回
路と、 前記第1の比較回路の出力信号と、前記第3の比較回路
の出力信号と、前記ドライバ回路をインヒビット状態に
設定するときアクティブ状態とされる入出力制御信号と
を入力とし、これらの信号が全てアクティブ状態のと
き、前記第1のスイッチをオンとする第1の論理回路
と、 前記第2の比較回路の出力と、前記第4の比較回路の出
力と、前記ドライバ回路をインヒビット状態に設定する
ときアクティブ状態とされる前記入出力制御信号とを入
力とし、これらの信号が全てアクティブ状態のとき、前
記第2のスイッチをオンとする第2の論理回路と、 を備え、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力信号
の立ち上がり時に、前記第1のスイッチがオンとされた
ときに、前記第1の電流負荷回路からソース電流が前記
端子に供給され、 前記被試験デバイスの前記端子から出力される出力信号
の立ち下がり時に、前記第2のスイッチがオンとされた
ときに、前記第2の電流負荷回路からシンク電流が前記
端子に供給される構成とされており、 前記第3のスイッチをオン・オフすることで、前記補正
回路による補正を行うか否かを選択自在とした、ことを
特徴とする半導体集積回路試験装置。 - 【請求項7】前記第1、及び第2のしきい値電圧の電圧
値、前記第1乃至第4の基準電圧の電圧値、前記ソース
電流と前記シンク電流の電流値が、いずれも、可変に設
定される、ことを特徴とする請求項2、3、5、6のい
ずれか一に記載の半導体集積回路試験装置。 - 【請求項8】前記第1の電流負荷回路のダイオードブリ
ッジに与える第1のしきい値電圧が、前記第2の電流負
荷回路のダイオードブリッジに与える第2のしきい値電
圧よりも高い値とされる、ことを特徴とする請求項2、
3、5、6、7のいずれか一に記載の半導体集積回路試
験装置。 - 【請求項9】前記微分回路のカットオフ周波数が、可変
自在とされている、ことを特徴とする請求項2、3、
5、6のいずれか一に記載の半導体集積回路試験装置。 - 【請求項10】被試験対象の半導体集積回路(「被試験
デバイス」という)の端子のうち、出力信号が出力され
るか、又は、入力信号と出力信号の入出力が行われる一
の端子に対して、前記端子に流し込むソース電流、及
び、前記端子から引き込むシンク電流を供給するダイオ
ードブリッジを有する電流負荷回路を複数設け、 前記複数の電流負荷回路のダイオードブリッジには、異
なるしきい値電圧を与え、 前記被試験デバイスの前記端子からの出力信号波形の変
化率を検出し、前記被試験デバイスの前記端子からの出
力信号のレベルと、前記変化率と、に基づき、前記複数
のスイッチを、それぞれ、オン・オフすることで、前記
被試験デバイスの前記出力信号波形の立ち上がり及び立
ち下がりの、出力負荷容量に起因する、波形なまりを整
形する、ことを特徴とする半導体集積回路の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000103885A JP3589934B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 半導体集積回路試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000103885A JP3589934B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 半導体集積回路試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001289907A true JP2001289907A (ja) | 2001-10-19 |
JP3589934B2 JP3589934B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18617518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000103885A Expired - Fee Related JP3589934B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 半導体集積回路試験装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3589934B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008524630A (ja) * | 2004-12-21 | 2008-07-10 | テラダイン・インコーポレーテッド | 半導体デバイスを試験する信号の生成方法及びシステム |
CN107783025A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-03-09 | 深圳芯邦科技股份有限公司 | 一种基于芯片端口电流驱动能力的测试系统及方法 |
CN113495208A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-10-12 | 广州亚美信息科技有限公司 | 实装电路板电源电路测试装置、测试系统和方法 |
CN117368700A (zh) * | 2023-12-07 | 2024-01-09 | 深圳市易检车服科技有限公司 | 无线均衡仪中电路板的自动测试系统及自动测试方法 |
-
2000
- 2000-04-05 JP JP2000103885A patent/JP3589934B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
JP2008524630A (ja) * | 2004-12-21 | 2008-07-10 | テラダイン・インコーポレーテッド | 半導体デバイスを試験する信号の生成方法及びシステム |
CN107783025A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-03-09 | 深圳芯邦科技股份有限公司 | 一种基于芯片端口电流驱动能力的测试系统及方法 |
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CN113495208B (zh) * | 2021-06-10 | 2023-12-26 | 广州亚美信息科技有限公司 | 实装电路板电源电路测试装置、测试系统和方法 |
CN117368700A (zh) * | 2023-12-07 | 2024-01-09 | 深圳市易检车服科技有限公司 | 无线均衡仪中电路板的自动测试系统及自动测试方法 |
CN117368700B (zh) * | 2023-12-07 | 2024-02-09 | 深圳市易检车服科技有限公司 | 无线均衡仪中电路板的自动测试系统及自动测试方法 |
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