JP2001288167A - ピロール−2−カルボン酸誘導体の製造法 - Google Patents

ピロール−2−カルボン酸誘導体の製造法

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JP2001288167A
JP2001288167A JP2000108833A JP2000108833A JP2001288167A JP 2001288167 A JP2001288167 A JP 2001288167A JP 2000108833 A JP2000108833 A JP 2000108833A JP 2000108833 A JP2000108833 A JP 2000108833A JP 2001288167 A JP2001288167 A JP 2001288167A
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acid
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sodium
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Hidetoshi Tsunoda
角田  秀俊
Michiru Sehata
未散 瀬畑
Kyoko Maruyama
恭子 丸山
Kazuya Sakasai
一也 逆井
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の製造技術の欠点を回避したピロール−2
−カルボン酸誘導体の製造方法を提供すること。 【解決手段】アミノマロン酸誘導体等の塩を塩基と作用
させることによって生成する遊離のアミノマロン酸誘導
体を単離することなく反応系内において直ちにジケトン
誘導体と反応させる。 【効果】医薬分野または農薬分野等における重要な合成
中間体となるピロール−2−カルボン酸誘導体を、安定
的にかつ1工程にて高純度に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬分野、農薬分
野をはじめ多方面において重要な化合物であるピロール
−2−カルボン酸誘導体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ピロール−2−カルボン酸誘導体は、従
来より医薬分野をはじめ多方面において重要な化合物で
あるポルフィリン類の製造の重要な中間体として知られ
ている(The Total Synthesis o
f Natural Products,Vol.1,
PP143〜278,1973およびThe Tota
l Synthesis of Natural Pr
oducts,Vol.6,PP237〜280,19
84等)。また近年は、医薬分野および農薬分野におけ
る重要な中間体として認識されるようになり(J.Me
d.Chem.,Vol.42,PP5120〜513
0,1999等)、その簡便かつ効率的で環境に対して
も負荷の少ない製造法の確立が望まれている。
【0003】従来よりピロール−2−カルボン酸誘導体
の製造法の多くは、3−オキソカルボン酸誘導体とジケ
トン化合物から2工程で製造する方法が一般的であっ
た。しかしながら、これら製造法には、[1]亜硝酸ナ
トリウム等の亜硝酸塩類を用いる為、安全性、温度管理
の困難さ等の製造上の課題があり、また、[2]亜鉛等
の金属を等量以上に用いるため、多量の有害金属廃棄物
を生じ、あるいは製造時の安全性の確保等の問題など、
多くのの課題を有していた(Synthesis,PP
1062〜1065,1990およびJ.Che.So
c.,P3782,1958等)。
【0004】続いてこれらの課題を解決すべくDavi
d Dolphin等によって、遊離のアミノマロン酸
ジエステルとジケトン化合物からピロール−2−カルボ
ン酸誘導体を製造する方法が開発された。しかしなが
ら、彼等の製造法には、[3]出発原料として用いてい
る遊離のアミノマロン酸ジエステルが不安定であり、着
色および分解等の遊離アミン特有の潜在的な問題を有し
ている為、3週間以上の長期保存には問題があり、ま
た、[4]ピロール合成時においても、遊離のアミノマ
ロン酸ジエステルが加熱等によって容易に分解し、目的
物の着色および副生成物の増加等により、収率低下およ
び純度等の低下等、製造上多くの課題を有していた
(J.Org.Chem.,Vol.50,PP559
8〜5604,1985)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の製造技術で問題となっている[1]危険性の高い亜硝
酸塩の使用、[2]亜鉛等の多量の有害金属廃棄物を副
生すること、[3]原料の安定性、[4]着色および反
応副生成物の増加等を回避しながら、安定かつ短工程に
て高純度ピロール−2−カルボン酸誘導体を製造する方
法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために、鋭意検討を重ねた結果、より安定性
が高く長期保存可能な出発原料としてアミノマロン酸誘
導体の有機酸塩または無機酸塩を用い、各種塩基存在下
にて反応系内にて生成する遊離のアミノマロン酸誘導体
を単離することなく直ちにジケトン誘導体と反応させる
ことを特徴として、1工程という短工程にて高収率かつ
着色の無い高純度なピロール−2−カルボン酸誘導体の
製造法を見い出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、[1] 一般式
(1)[化7]
【0008】
【化7】
【0009】(式中R1およびR2は互いに独立して水
素原子、炭素数1〜4の低級アルキル基、炭素数3〜5
の低級アルケニル基、置換されてもよいフェニル基また
は置換されてもよいベンジル基を示し、X-は有機酸ア
ニオンまたは無機酸アニオンを示す。)で表されるアミ
ノマロン酸誘導体の塩、または、一般式(2)[化8]
【0010】
【化8】
【0011】(式中R1、R2およびX-は[1]と同
義。)で表されるアミノマロン酸誘導体の塩を用い、塩
基存在下反応系内にて生成する遊離のアミノマロン酸誘
導体を単離することなく、一般式(3)[化9]
【0012】
【化9】
【0013】(式中R3およびR4は互いに独立して水
素原子および炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、R
5は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基または一般
式(4)[化10]
【0014】
【化10】
【0015】(式中R1は前記と同義。nは1〜4の整
数を示す。)を示す。)で表されるジケトン誘導体と反
応させることを特徴とする一般式(5)[化11]
【0016】
【化11】
【0017】(式中R1、R3、R4およびR5は前記
と同義。)で表されるピロール−2−カルボン酸誘導体
の製造法であり、また、[2] R3およびR4がメチ
ル基であり、R5が水素原子または一般式(6)[化1
2]
【0018】
【化12】
【0019】(式中R1は前記と同義。)である[1]
記載の製造法であり、また、[3] X-で示される有
機酸アニオンまたは無機酸アニオンが酢酸アニオン、塩
化物アニオン、臭化物アニオンまたはヨウ化物アニオン
であることを特徴とする[1]または[2]記載の製造
法であり、また、[4] 使用する塩基が酢酸ナトリウ
ム、酢酸カリウム、酢酸アンモニウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウムの群から選択
された1種以上であることを特徴とする[1]または
[2]記載の製造法であり、また、[5] 反応が酢酸
中または酢酸が存在する溶媒中であることを特徴とする
[1]または[2]記載の製造法である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明をさらに詳しく説明
する。
【0021】請求項に示した、炭素数1〜4の低級アル
キル基とは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基またはター
シャルブチル基等を示す。
【0022】炭素数3〜5の低級アルケニル基とは、ア
リル基、2−ブテニル基または2−メチル−2−ブテニ
ル基等を示す。
【0023】炭素数1〜10のアルキル基とは、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ノルマル
ブチル基、イソブチル基、ターシャルブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基、オクチル基およびデシル基等を示
す。
【0024】有機酸とは特に制限はないが、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルフォ
ン酸、p−トルエンスルフォン酸、トリフルオロメタン
スルフォン酸、カンファースルフォン酸、シュウ酸、フ
タル酸、フマル酸、酒石酸またはリンゴ酸等を示す。
【0025】無機酸とは特に制限はないが、塩酸、臭
酸、ヨウ素酸、塩素酸、過塩素酸、臭素酸、硝酸、亜硝
酸、硫酸、リン酸、炭酸または炭酸水素酸を示す。
【0026】塩基とは特に制限は無いが、金属ナトリウ
ム、金属カリウムまたは金属マグネシウム等のアルカリ
またはアルカリ土類金属等、炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウムおよび炭酸セシウム等の炭酸
塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび水酸化リ
チウム等の金属水酸化物、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシドおよびカリウムブトキシド等の金属ア
ルコキシド、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムおよびギ酸
ナトリウム等の無機塩基、アンモニア、トリエチルアミ
ン、ピリジンおよび1,8−ジアザビシクロウンデセン
等の有機アミン塩基、リチウムジイソプロピルアミドお
よびリチウムヘキサメチルジシラジド等を示す。
【0027】以下に本発明の製造法について説明する。
一般式(1)または一般式(2)で表されるアミノマロ
ン酸誘導体の塩を溶媒中に溶解または懸濁させた反応混
合物中に、塩基および一般式(3)で表されるジケトン
誘導体を加えることによって一般式(5)で表されるピ
ロール−2−カルボン酸誘導体の製造が可能である。
【0028】一般式(1)または一般式(2)で表され
るアミノマロン酸誘導体の塩と一般式(3)で表される
ジケトン誘導体は任意の等量比で実施可能であるが、好
ましくは0.5等量〜2等量の範囲である。
【0029】使用可能な塩基に特に制限は無いが、金属
ナトリウム、金属カリウムまたは金属マグネシウム等の
アルカリまたはアルカリ土類金属等、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムおよび炭酸セシウム
等の炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび
水酸化リチウム等の金属水酸化物、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシドおよびカリウムブトキシド等
の金属アルコキシド、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムお
よびギ酸ナトリウム等の無機塩基、アンモニア、トリエ
チルアミン、ピリジンおよび1,8−ジアザビシクロウ
ンデセン等の有機アミン塩基、リチウムジイソプロピル
アミドおよびリチウムヘキサメチルジシラジド等が例示
される。
【0030】また、使用する塩基は、一般式(1)また
は一般式(2)で表されるアミノマロン酸誘導体の塩に
対して任意の等量で実施可能であるが、好ましくは0.
1等量〜5等量の範囲である。
【0031】反応の温度に特に制限は無いが、0℃〜溶
媒の沸点の範囲で実施可能である。
【0032】使用可能な溶媒に特に制限は無いが、単独
または任意の混合比による水、メタノール、エタノー
ル、酢酸またはギ酸等のプロトン性溶媒、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、トルエン、ヘキサン、クロロホルム、
塩化メチレンまたは酢酸エチル等の非プロトン性溶媒等
が例示される。
【0033】得られた生成物は、反応液に水等を添加し
析出する結晶をろ取するか、または適当な溶媒で抽出す
ることによって単離可能である。更に通常の再結晶、カ
ラムクロマトグラフィーまたは蒸留等で、着色無く、高
純度に精製可能である。
【0034】また、本反応において原料となる一般式
(1)または一般式(2)で表されるアミノマロン酸誘
導体の塩および一般式(4)で表されるジケトン誘導体
は、その由来について特に制限はないが、市販品の化合
物として、または既知の方法(例えば、Synthes
is,PP1062−1065,1990等)による合
成品として容易に入手可能である。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はその要旨を超えないかぎり以下の実施
例により限定されるものではない。 [実施例] 4−(2−メトキシカルボニルエチル)
−3,5−ジメチル−1H−ピロール−2−カルボン酸
エチルエステル[式(7)]の合成[化13]
【0036】
【化13】
【0037】アミノマロン酸ジエチルエステル塩酸塩
(284g,1.3mol)を酢酸(600g)に溶解
し室温にて酢酸ナトリウム(110g,1.3mol)
および4−アセチル−5−オキソヘキサン酸メチルエス
テル(250g,1.3mol)を加えた後、反応混合
物を110℃まで昇温しそのまま1時間撹拌した。反応
液を室温まで冷却した後、水(1100g)を加え析出
した淡褐色結晶をろ取し、更に水(1600g)で洗浄
を行った。得られた粗結晶にエタノール(360g)を
加え、65℃にて完全に溶解した後に室温までゆっくり
と冷却した。室温にて3時間撹拌の後、析出した結晶を
ろ取し、65%含水エタノール(345g)および水
(414g)にて洗浄した。得られた乳白色結晶を40
℃にて真空乾燥を行って表題の目的化合物(213g,
63%)を得た。 純度=98.4%(HPLCによる面積比) 融点=102〜103℃ 1H-N.M.R.(CDCl3,270MHz)δ=8.71(bs,1H),4.29(q,2H,J=
7.3Hz), 3.66(s, 3H), 2.71(t, 2H, J=7.6Hz), 2.43(t,
2H, J=7.0Hz), 2.27(s, 3H), 2.22(s, 3H), 1.34(t, 3
H, J=7.3Hz) 質量分析値=254(M+)
【0038】[参考例] 4−アセチル−5−オキソヘ
キサン酸メチルエステル[式(8)]の合成[化14]
【0039】
【化14】
【0040】表題化合物をSynthesis,PP1
062〜1065,1990に記載の方法に準じて合成
した。すなわち、アセチルアセトン(680g,6.8
mol)およびアクリル酸メチル(150g,1.7m
ol)を混合し室温にて炭酸カリウム(117g,0.
85mol)を装入した。反応混合物を40℃に加温
し、5.5時間撹拌した。反応混合物を放冷後クロロホ
ルム(500g)を装入し、撹拌した後に不溶物の塩を
ろ別、さらに塩をクロロホルム(890g)で洗浄し
た。ろ液を減圧濃縮して得られた混合物から減圧蒸留に
よって精製を行い、表題の目的化合物(287g,88
%)を淡黄色の油状物として得た。 純度=99%(GCによる面積比) 沸点=109〜110℃/0.3〜0.4mmHg 1H-N.M.R.(CDCl3, 270MHz) δ=3.77-3.68(m, 1H), 3.68
(s, 3H), 2.64-2.10(m,4H), 2.21(s, 6H)
【0041】
【発明の効果】本発明の方法によれば、医薬分野または
農薬分野等における重要な合成中間体となるピロール−
2−カルボン酸誘導体を、従来問題となっていた[1]
危険性の高い亜硝酸塩の使用、[2]亜鉛等の多量の有
害金属廃棄物を副生すること、[3]原料の安定性、
[4]着色および反応副生成物の増加等を回避しなが
ら、安定的に、かつ1工程という短工程にて高純度に製
造可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 逆井 一也 千葉県茂原市東郷1144番地 三井化学株式 会社内 Fターム(参考) 4C069 AC08 BA01 BB02 BB49 BD03 4H039 CA42 CH10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)[化1] 【化1】 (式中R1およびR2は互いに独立して水素原子、炭素
    数1〜4の低級アルキル基、炭素数3〜5の低級アルケ
    ニル基、置換されてもよいフェニル基または置換されて
    もよいベンジル基を示し、X-は有機酸アニオンまたは
    無機酸アニオンを示す。)で表されるアミノマロン酸誘
    導体の塩、または、一般式(2)[化2] 【化2】 (式中R1、R2およびX-は前記と同義。)で表され
    るアミノマロン酸誘導体の塩を用い、塩基存在下反応系
    内にて生成する遊離のアミノマロン酸誘導体を単離する
    ことなく、一般式(3)[化3] 【化3】 (式中R3およびR4は互いに独立して水素原子および
    炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、R5は水素原
    子、炭素数1〜10のアルキル基または一般式(4)
    [化4] 【化4】 (式中R1は前記と同義。nは1〜4の整数を示す。)
    を示す。)で表されるジケトン誘導体と反応させること
    を特徴とする一般式(5)[化5] 【化5】 (式中R1、R3、R4およびR5は前記と同義。)で
    表されるピロール−2−カルボン酸誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 R3およびR4がメチル基であり、R5
    が水素原子または一般式(6)[化6] 【化6】 (式中R1は請求項1と同義。)である請求項1記載の
    製造法
  3. 【請求項3】 X-で示される有機酸アニオンまたは無
    機酸アニオンが酢酸アニオン、塩化物アニオン、臭化物
    アニオンまたはヨウ化物アニオンであることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の製造法。
  4. 【請求項4】 使用する塩基が酢酸ナトリウム、酢酸カ
    リウム、酢酸アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化
    カリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
    ウムおよび炭酸水素ナトリウムの群から選択された1種
    以上でことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    製造法。
  5. 【請求項5】 反応が酢酸中または酢酸が存在する溶媒
    中であることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の製造法。
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