JP2001288071A - 保湿剤、入浴剤、洗剤又は吸着剤として使用される組成物の製造方法、及びその組成物を含浸した吸着材 - Google Patents

保湿剤、入浴剤、洗剤又は吸着剤として使用される組成物の製造方法、及びその組成物を含浸した吸着材

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JP2001288071A
JP2001288071A JP2000106771A JP2000106771A JP2001288071A JP 2001288071 A JP2001288071 A JP 2001288071A JP 2000106771 A JP2000106771 A JP 2000106771A JP 2000106771 A JP2000106771 A JP 2000106771A JP 2001288071 A JP2001288071 A JP 2001288071A
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glucose
water
composition
mixture
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Tadayoshi Ogawara
忠義 大河原
Kyoichi Saito
恭一 斎藤
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Enzeru Sogo Kenkyusho Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保湿剤、入浴剤、洗剤又はホルムアルデヒド
の吸着剤として使用される組成物。 【解決手段】 アクリル酸類にアルコール及び水を加え
て混合し、その混合物に放射線を照射してポリマーを含
有したエマルジョンを得、これに尿素、ぶどう糖、グリ
セリン及び/グリシン等を加えて組成物を得ることによ
り、保湿剤、入浴剤、洗剤又は吸着剤として使用される
組成物を製造する方法、及びその液状組成物を含浸させ
た吸着材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクリル酸等のポ
リマーを含有したエマルジョンからなる、保湿剤、入浴
剤、洗剤又はホルムアルデヒドの吸着剤として使用され
る組成物の製造方法、及びその組成物を含浸した吸着材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冬季等の乾燥した時期には、皮膚や衣服
等が乾燥して静電気が発生し、埃や花粉等が人体に付着
する現象が生ずるので、この現象を防止する保湿剤或い
は保湿効果を有する入浴剤の存在が必要とされている。
【0003】又、現在、洗剤としてアルカリ性洗剤、中
性洗剤等が市販されているが、中性洗剤でもpHが7.
5前後のものが多い。更に洗剤には通常界面活性剤が30
ー50%入れられている。このために殆どの洗剤によっ
て手があれるのが通常のことである。
【0004】更に又、建築材料として使用される新建材
には、通常ホルムアルデヒドが塗付されているが、この
新建材から発生するホルムアルデヒドの臭気が病人、ア
レルギー症の人等に悪影響を与える事態も発生してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のとこ
ろ、静電気の発生を防止するための保湿剤若しくは入浴
剤も、手のあれを防ぐ洗剤も、又新建材から発生するホ
ルムアルデヒド臭を除く吸着剤も適切なものが存在して
いない状態である。
【0006】そこで、本発明は、保湿剤又は入浴剤とし
て使用することにより皮膚の保湿効果が長期間持続で
き、その結果、花粉症の軽減ができ、ほこりを人体に引
きつける現象がなくなり、更に美肌効果もあり、又体液
の放出が起こらないために入浴中皺が出来ない、という
特性を有する液状組成物を開発した。
【0007】又、本発明の液状組成物は、手のあれない
洗剤としても使用でき、更に新建材から発生するホルム
アルデヒドを除去する吸着剤としても使用できるもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アクリル酸
等のポリマーを主要成分として含有する、静電気の発生
を防止し、入浴剤としても用いられる保湿剤、手のあれ
を防ぐ洗剤、及びホルムアルデヒド臭等を除く吸着剤と
して使用されるエマルジョン等の組成物の製造方法、並
びにその組成物を含浸した吸着材を開発した。
【0009】本発明の組成物は、アクリル酸類(アミノ
メチルメタアクリレート又はジメチルアミノエチルメタ
クリレート等も含む)、アルコール及び水に、尿素、ア
ミン、ぶどう糖、グリセリン及グリシンの少なくとも1
種類を加え、これを重合処理して分子量3,000〜1
0,000のポリマーを含有するエマルジョンとするこ
とにより得られる。
【0010】又、本発明の吸着材は、アクリル酸、アル
コール及び水に、尿素及び/又はぶどう糖を混合し、こ
れを重合処理して分子量10−100のマクロモノマー
を得、これを繊維基材に含浸後に放射線照射して繊維に
グラフト重合させることにより得られる。
【0011】本発明のポリマーは、これらのアクリル酸
等の反応性単量体を電離性放射線照射処理すること以外
に、これを加熱処理することにより重合させることによ
り得ることができ、その重合度も重合条件に基づいて適
宜制御することができる。又、その放射線としては、α
線、β線、γ線、加速電子線、X線、紫外線等が使用さ
れ、かかる重合は脱酸素雰囲気下で5−15kGyの放
射線を照射して40−80℃の温度下で5−10時間重
合させることにより行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】(1)本発明の組成物の効能効果
を以下に説明する。
【0013】1) 風呂の湯に10〜100ml、入れ
ば、浴後24時間以上皮膚の保湿効果が持続する。
【0014】2) 上記の保湿効果により、静電気防止
が持続される(肌が保湿しているため静電気が発生して
も空気中の水分に放電するためと思われる)。
【0015】3) 上記保湿効果により、静電気防止が
持続されることにより花粉症の軽減ができる(静電気が
帯電することにより花粉やほこりを物凄いスピードで人
体に引きつける現象が起こる)。
【0016】4) 上記保湿効果により、アトピー症状
の軽減ができる(汚れが取れ清潔になりさらに、長時間
の保湿効果がある)。
【0017】5) 本発明の液状生成物を風呂の湯に添
加して入浴すると、入浴時に毛穴が開き毛穴の中に入っ
ている汚れがカルボキシル基により引き出されるため美
肌効果がある。
【0018】6) 通常入浴時長く入ると手や足が皺に
なる、これは、お湯の中に入っている鉄分、マンガン、
マグネ、その他のイオン強度が強いため、体液が浴槽の
中に放出されるために起こる現象である。本発明の液状
生成物を入浴剤として使用すると、それがアミノ酸構造
を有しているために、どちらの極性(正極又は負極)に
も左右される事が無いために、体液の放出が起こらない
結果、皺は出来ない。一般的には手や足の皺は、体が温
まり発汗する為に体の水分が少なくなり皺が出来るもの
とされているが、それでは夏大量の汗をかいた時に皺が
出来なければならないが、どんなに汗をかいても手まで
皺が出来ることは殆どない。この現象から、入浴前と後
の血圧の変化が無い為に、血圧の高い人には、お風呂に
入ってのぼせることがなく、入浴が楽である。
【0019】7) 通常洗剤は界面活性剤を30〜50
%入れているために、手の荒がひどく主婦は困ってい
る。本発明の液状生成物(エマルション)に5〜10%
のノニオン系の界面活性剤を混合することにより、手の
荒れない家庭用及び業務用の洗剤になる。
【0020】8) 洗剤にはアルカリ洗剤、中性洗剤、
が市販されているが通常中性洗剤でもPH7、5前後の
ものが多い、このために殆どの洗剤で手があれる。本発
明の洗剤として使用される液状組成物は、PH5、5か
ら6、8の弱酸性である。
【0021】これに界面活性剤を5〜50%まぜること
により手を荒らさない食器などの洗剤になる。理想的に
は上記入浴剤にノニオン系の界面活性剤を5〜20%混
ぜることにより充分に食器などの油が落ちるので、工業
用洗剤としても使用される。
【0022】9) 洗濯時に10〜50mlの本発明の
液状組成物を洗剤の他に入れると肌着は白くなり、干し
た後ふんわり感が出る効果もある 10) 本発明の液状生成物(エマルション)を新建材
に塗布するとホルムアルデヒドの吸着材になり、布又
は、不織布に含浸(塗布)し乾燥すると同様の効果を得ら
れる。
【0023】(2)本発明の液状生成物を使用した際の
安全試験について説明する。
【0024】1)34リットルのガラス容器の温度25
℃の水中にグッピーの雄50匹を入れ、本発明の液状生
成物を50ml入れたが、30日間異常なし。
【0025】2)34リットルのガラス容器の温度25
℃の水中にネオンテトラ50匹を入れ、本発明の液状生
成物を50ml入れたが、30日間異常なし。
【0026】3)58リットルのガラス容器の温度15
℃の水中にメダカ100匹を入れ、本発明の液状生成物
を100mlを入れたが、30日間異常なし(2匹死
亡)。
【0027】4)うさぎ2匹の片目に本発明の液状組成
物を毎日2〜2滴点眼したが、30日後異常なし。
【0028】5)産卵鶏に、本発明の液状生成物を5重
量%含有する濃度の水を飲料水として飲ませたが、30
日間異常なし。
【0029】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0030】(実施例1)アクリル酸5重量%にエタノ
ール6重量%及び水80重量%を加えて混合し、この混
合物にガンマー線15kGyを照射して重合させ、ポリ
マー(ポリアクリル酸等)を含有するエマルジョンを得
た。該エマルジョンに尿素10重量部を加え、尿素が溶
解したことを確認した後、その得られたエマルジョンを
保湿剤として肌に塗って実験した。
【0031】又、そのエマルジョンを浴槽の湯200リ
ットル中に10ー50ミリリットルを一回/日に10ミ
リリットルづつ増やして加えて5日に渡り入浴実験し
た。この両実験の結果、肌に塗った後の、又入浴した後
の肌のしっとり感が長期間に渡って持続した。
【0032】更に、前記エマルジョンにぶどう糖を10
重量部加え、前回と同じように繰り返し入浴し、ぶどう
糖がある時と無い時の差を比較した。ぶどう糖を入れな
い時は、翌朝までしっとりしているが、仕事にかかると
それは消えた。しかし、ぶどう糖を入れた場合は、しっ
とり感は24時間後も残り、肌が物凄く綺麗になった。
【0033】(実施例2)市販のポリアクリル酸ナトリ
ウム1重量%、グリセリン2重量%、グリシン2重量
%、ぶどう糖10重量%及び残部水を混合し、その混合
物を実施例1と同じ要領で繰り返し使用してみた。しっ
とり感はあるが、肌が綺麗になった感じがなく持続時間
も短かった。試みにその組成をいろいろ変えてみたが、
効果はともに概ね同じであった。試みに、実施例1及び
実施例2において組成をいろいろ変えて使用してみた
が、効果はともに概ね同じであった。
【0034】(実施例3)アクリル酸5重量%にエタノ
ール6重量%、尿素10重量%、ぶどう糖10重量%及
び水69重量%を加えて混合し、その混合物にガンマー
線15kGyを照射して重合させ、ポリマー(ポリアク
リル酸等)を含有するエマルジョンを得、実施例1及び
実施例2と同じ要領で繰り返し使用してみた。その結
果、美肌感、しっとり感ともに48時間持続した。な
お、該エマルジョンにグリセリン1重量部を混練したら
更に美肌感は増した。
【0035】この他、
【発明の実施の形態】に記載した効能効果の項で示した
ような効果があった。特筆するべきは髪の毛の薄くなっ
た人が浴槽の湯に該エマルジョンを2ー30ミリリット
ル入れ、その湯を循環ポンプでシャワーにし、頭髪に5
ー10分かけた後通常のシャンプーですすぎ、更にシャ
ワーを1ー5分程度かけたところ、白髪が黒くなった
り、薄くなった所から細かい髪の毛が生え始めてきた
(使用開始から2−3ヶ月後)。これは毛穴を広げ、汚
れを落とすことにより、皮膚が柔らかくなることによ
り、髪の毛に活力が湧いてきた結果と判断される。
【0036】これはポリアクリル酸と尿素が反応してア
ミノ酸構造をとり、更にぶどう糖が皮膚の活性化を促進
する結果である。なお、上記美肌効果もこの現れであ
る。試みにグリセリンの量を増やして2重量部以上入れ
るとしっとり感は増すが、美肌感は損なわれる気がし
た。
【0037】(実施例4)実施例3で得られたエマルジ
ョンをレーヨン65%ポリエステル35%の不織布に重
量比100%で含浸した後、含水率8%まで風乾し、得
られた不織布を使用してガス状のアンモニア、酢酸、ホ
ルムアルデヒドの吸着量(不織布1gに対する吸着量)
を測定した。その結果の吸着量はアンモニア0.7mm
ol/g、酢酸0.4mmol/g、及びホルムアルデ
ヒド0.6mmol/gであった。
【0038】(実施例5)アクリル酸9重量%にエタノ
ール10重量%、尿素15重量%、ぶどう糖10重量%
及び水56重量%を添加混合し、この混合物にガンマー
線15kGyを照射してアクリル酸を重合させ、そのポ
リマーを含有するエマルジョンを作り、これをレーヨン
65%及びポリエステル35%の不織布に重量比100
%で含浸した後、含水率8%まで風乾し、得られた不織
布を使用してガス状のアンモニア、酢酸、ホルムアルデ
ヒドの吸着量(不織布1gに対する吸着量)を測定し
た。その結果の吸着量はアンモニア1.2mmol/
g、酢酸0.6mmol/g、及びホルムアルデヒド
0.8mmol/gであった。
【0039】(実施例6)アクリル酸15重量%にエタ
ノール10重量%、尿素15重量%、ぶどう糖10重量
%及び水50重量%を添加混合し、この混合物にスチレ
ンスルホン酸ナトリウム15重量部加えて反応させて分
子量10−100のマクロモノマーを得た。該マクロモ
ノマーを、レーヨン65%及びポリエステル35%の不
織布に重量比60%で含浸し、窒素置換した雰囲気下で
5kGyガンマー線を6時間照射して該マクロモノマー
を不織布繊維にグラフト重合した後、含水率8%まで風
乾し、得られた不織布を使用してガス状のアンモニア、
酢酸、ホルムアルデヒドの吸着量(不織布1gに対する
吸着量)を測定した。その結果の吸着量はアンモニア
2.5mmol/g、酢酸1.2mmol/g、及びホ
ルムアルデヒド1.5mmol/gであった。
【0040】(実施例7)アクリル酸15重量%にエタ
ノール10重量%、ぶどう糖10重量%及び水65重量
%を添加混合し、この混合物にスチレンスルホン酸ナト
リウム15重量部加え反応させて分子量10−100の
マクロモノマーを得た。該マクロモノマーを、レーヨン
65%及びポリエステル35%の不織布に重量比60%
で含浸し、窒素置換した雰囲気下で5kGyガンマー線
を6時間照射して該マクロモノマーを不織布繊維にグラ
フト重合させた後、10%濃度の尿素液に3時間浸漬
し、含水率8%まで風乾した後、得られた不織布を使用
してガス状のアンモニア、酢酸、ホルムアルデヒドの吸
着量(不織布1gに対する吸着量)を測定した。その結
果の吸着量はアンモニア2.5mmol/g、酢酸1.
2mmol/g及びホルムアルデヒド1.5mmol/
gであった(実施例6と殆ど同じ)。
【0041】なお、尿素の代わりに、塩酸ヒドロキシア
ミン5%濃度の中に3時間浸漬し、風乾した後に上記と
同じ条件で官能基濃度を測定したが性能は変わりなかっ
た。
【0042】実施例4−6の測定条件としては、5リッ
トルのガラス容器にサンプルの不織布と高濃度の悪臭ガ
スを注入し、初期濃度を測定して経過時間ごとに残存ガ
スの濃度を測定し、初期濃度から残存濃度を引いて残っ
たものを吸着濃度とした。その時の室内温度は20℃で
あった。
【0043】
【発明の効果】本発明の組成物は、入浴剤として使用す
ることにより皮膚の保湿効果が長期間持続でき、その結
果、花粉症の軽減ができ、ほこりを人体に引きつける現
象がなくなり、さらに美肌効果もあり、又体液の放出が
起こらないために入浴中皺が出来ない、という保湿剤と
しての効果が生ずる。
【0044】又、本発明の組成物は、手のあれない洗剤
として使用でき、更に新建材から発生するホルムアルデ
ヒドを除去する吸着剤としても使用できるという効果も
有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/48 A61K 7/48 A61L 9/01 A61L 9/01 K B01J 20/26 B01J 20/26 A 20/30 20/30 C11D 7/22 C11D 7/22 7/26 7/26 7/32 7/32 7/60 7/60 17/08 17/08 Fターム(参考) 4C080 AA05 AA06 CC02 CC08 HH05 JJ05 JJ06 KK08 LL10 MM11 MM18 MM26 NN24 NN26 QQ03 4C083 AC121 AC122 AC581 AC582 AC681 AC682 AD091 AD092 AD201 AD202 CC25 DD31 DD39 FF05 4G066 AB05A AB05B AB06A AB06B AB07A AB07B AB09A AB09B AB10A AB10B AB15A AB15B AB21A AB21B AB27A AB27B AC02C AC14A AC14B AC17B AC23C AD01A AD01B BA03 CA07 CA29 CA52 DA03 FA03 FA07 FA12 FA31 FA33 4H003 BA12 DA02 DA17 EB04 EB05 EB13 EB18 EB30 EB41 ED02 FA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル酸にエタノール及び水を加えて
    混合し、この混合物にガンマー線を照射してポリマーを
    含有するエマルジョンを得、該エマルジョンに尿素を溶
    解させることからなる保湿剤、入浴剤、洗剤又は吸着剤
    として使用される組成物を製造する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエマルジョンに更にぶ
    どう糖を添加することからなる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリアクリル酸ナトリウム、グリセリ
    ン、グリシン及びぶどう糖を水に加えて混合することか
    らなる保湿剤、入浴剤、洗剤又は吸着剤として使用され
    る組成物を製造する方法。
  4. 【請求項4】 アクリル酸にエタノール、尿素、ぶどう
    糖及び水を加えて混合し、その混合物に放射線を照射し
    てポリマーを含有するエマルジョンを生成させることか
    らなる保湿剤、入浴剤、洗剤又は吸着剤として使用され
    る組成物を製造する方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のエマルジョンに更にグ
    リセリンを添加することからなる請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 アクリル酸にエタノール、尿素、ぶどう
    糖及び水を加えて混合し、この混合物に放射線を照射し
    てポリマーを含有するエマルジョンを作成し、これを不
    織布に含浸した後、風乾することにより得られたアンモ
    ニア、酢酸、ホルムアルデヒドの吸着材。
  7. 【請求項7】 請求項6のエマルジョンに更にグリセリ
    ンを添加することからなる請求項6記載の吸着材。
  8. 【請求項8】 アクリル酸にエタノール、尿素、ぶどう
    糖及び水を加えて混合し、この混合物にスチレンスルホ
    ン酸ナトリウムを加えて反応させて分子量10−100
    のマクロモノマーを得、得られたマクロモノマーを不織
    布に含浸し、放射線を照射して該マクロモノマーを不織
    布繊維にグラフト重合させた後、風乾することにより得
    られたアンモニア、酢酸、ホルムアルデヒドの吸着材。
  9. 【請求項9】 アクリル酸にエタノール、ぶどう糖及び
    水を加えて混合し、この混合物にスチレンスルホン酸ナ
    トリウムを加えて反応させて分子量10−100のマク
    ロモノマーを得、得られたマクロモノマーを不織布に含
    浸させ、放射線を照射して該マクロモノマーを不織布繊
    維にグラフト重合させた後、尿素液又は塩酸ヒドロキシ
    アミン液に浸漬し、風乾することにより得られたアンモ
    ニア、酢酸、ホルムアルデヒドの吸着材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007031386A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Shiro Ishiwatari 化粧料
CN103933591A (zh) * 2014-03-31 2014-07-23 刘玉付 净化空气用聚合物及其制备方法和用途
CN104844740A (zh) * 2014-02-13 2015-08-19 陈建君 除甲醛组合物及其制备方法

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