JP2001287059A - レーザ加工機の加工不良検出方法およびその装置 - Google Patents

レーザ加工機の加工不良検出方法およびその装置

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JP2001287059A
JP2001287059A JP2000108112A JP2000108112A JP2001287059A JP 2001287059 A JP2001287059 A JP 2001287059A JP 2000108112 A JP2000108112 A JP 2000108112A JP 2000108112 A JP2000108112 A JP 2000108112A JP 2001287059 A JP2001287059 A JP 2001287059A
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Shinichiro Takagi
信一郎 高木
Kenkichi Nakaoka
健吉 中岡
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系を複雑で高価なものとすることなく、
ワークの加工不良を確実に検出し、加工ヘッド内に設置
されたミラー等の光学部品を保護する。 【解決手段】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
ら出力されるレーザ光の出力をモニタするレーザ光モニ
タ手段30の出力を、出力指令信号にフィードバックす
ることでレーザ発振器の発振出力を制御するレーザ加工
機において、レーザ光モニタ手段30の出力がフィード
バックされるより手前の出力指令信号をモニタする出力
指令信号モニタ手段50に、レーザ光モニタ手段30の
応答特性を予測した同様の応答特性を持たせる。そし
て、レーザ光モニタ手段30の出力が、出力指令信号モ
ニタ手段50の出力を所定値増分した増分出力を超える
とき、アラームを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば板材加工
に適用されるレーザ加工機の加工不良検出方法と、レー
ザ加工機の加工不良検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ加工機で板材ワークの加
工を行うには、レーザ発振器からレーザ光を出力し、こ
のレーザ光Laを加工ヘッドまで導いて加工ヘッドから
ワークを照射するものである。
【0003】このようなレーザ加工機によるワークの加
工中に加工不良が発生すると、加工ヘッドからワークを
照射したレーザ光Laがワークで反射して戻り光となる
から、この戻り光Lbを適宜の手段で検出することによ
って、加工不良の発生を検出することが可能である。
【0004】ところが、ワークで反射した戻り光Lb
は、レーザ発振器からワークへのレーザ光の経路を逆に
辿ってレーザ発振器まで戻り、発振器内で増幅されて増
幅光Lcとなって再び出力されることになるから、レー
ザ加工機の加工ヘッド内に設置された焦点レンズおよび
ミラーには、レーザ光Laおよび戻り光Lbに加えて、
増幅光Lcが当たることになる。しかし、加工ヘッド内
に設置されたミラーの強度は、一般にLa+Lbの光に
は耐えるが、Lcが加わったLa+Lb+Lcの光には
耐えられず、破損する可能性が高いものである。
【0005】そのため従来は、ワークで反射した戻り光
Lbを、レーザ発振器まで戻る前に屈折させて検出する
ことで、加工不良の発生を検出するとともに、その屈折
によって戻り光Lbが発振器に導入されることを回避
し、それにより増幅光Lcの発生を未然に防止するよう
にしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものは、レーザ加工機の光学系が複雑で高価
なものとなるという問題があった。
【0007】この発明の課題は、上記従来のもののもつ
問題点を排除して、レーザ加工機の光学系を複雑で高価
なものとすることなく、ワークの加工不良を確実に検出
するとともに、加工ヘッド内に設置されたミラー等の光
学部品を適切に保護することのできるレーザ加工機の加
工不良検出方法およびその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するものであって、請求項1に係る発明は、出力指令
信号に基づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、
このレーザ光の出力をモニタするレーザ光モニタ手段の
出力を前記出力指令信号にフィードバックすることでレ
ーザ発振器の発振出力を制御するようにしたレーザ加工
機において、前記レーザ光モニタ手段の出力がフィード
バックされるより手前の前記出力指令信号をモニタする
出力指令信号モニタ手段に、前記レーザ光モニタ手段の
応答特性を予測した同様の応答特性を持たせ、前記レー
ザ光モニタ手段の出力が、前記出力指令信号モニタ手段
の出力を所定値増分した増分出力を超えるとき、アラー
ムを発生するレーザ加工機の加工不良検出方法である。
【0009】請求項2に係る発明は、出力指令信号に基
づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、このレー
ザ光の出力をモニタするレーザ光モニタ手段の出力を前
記出力指令信号にフィードバックすることでレーザ発振
器の発振出力を制御するようにしたレーザ加工機におい
て、前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックさ
れるより手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令
信号モニタ手段に、前記レーザ光モニタ手段の応答特性
を予測した同様の応答特性を持たせ、前記レーザ光モニ
タ手段の出力が、前記出力指令信号モニタ手段の出力を
所定値増分した増分出力を超えるとき、アラームを発生
し、前記アラームの発生に応じて、前記レーザ発振器の
動作を自動停止させるレーザ加工機の加工不良検出方法
である。
【0010】請求項3に係る発明は、出力指令信号に基
づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、このレー
ザ光の出力をモニタするレーザ光モニタ手段の出力を前
記出力指令信号にフィードバックすることでレーザ発振
器の発振出力を制御するようにしたレーザ加工機におい
て、前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックさ
れるより手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令
信号モニタ手段に、前記レーザ光モニタ手段の応答特性
を予測した同様の応答特性を持たせ、前記レーザ光モニ
タ手段の出力が、前記出力指令信号モニタ手段の出力を
所定値増分した増分出力を超えるとき、アラームを発生
し、前記アラームの発生に応じて、加工軌跡を所要量戻
って加工を再開させるレーザ加工機の加工不良検出方法
である。
【0011】請求項4に係る発明は、出力指令信号に基
づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、このレー
ザ光の出力をモニタするレーザ光モニタ手段の出力を前
記出力指令信号にフィードバックすることでレーザ発振
器の発振出力を制御するようにしたレーザ加工機におい
て、前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックさ
れるより手前の前記出力指令信号をモニタし、かつ、前
記レーザ光モニタ手段の応答特性を予測した同様の応答
特性を有する出力指令信号モニタ手段と、前記出力指令
信号モニタ手段の出力を所定値増分させる手段と、前記
レーザ光モニタ手段の出力と、前記増分された前記出力
指令信号モニタ手段の増分出力とを比較して、当該レー
ザ光モニタ手段の出力が当該出力指令信号モニタ手段の
増分出力を超えるとき、アラームを発生する手段とを備
えているレーザ加工機の加工不良検出装置である。
【0012】請求項5に係る発明は、出力指令信号に基
づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、このレー
ザ光の出力を定常特性および過渡特性を含めてモニタす
るレーザ光モニタ手段の出力を、前記出力指令信号にフ
ィードバックすることでレーザ発振器の発振出力を制御
するようにしたレーザ加工機において、前記レーザ光モ
ニタ手段の出力がフィードバックされるより手前の前記
出力指令信号をモニタし、かつ、前記レーザ光モニタ手
段の応答特性を定常特性および過渡特性を含めて予測し
た同様の応答特性を有する出力指令信号モニタ手段と、
前記出力指令信号モニタ手段の出力を所定値増分させる
手段と、前記レーザ光モニタ手段の出力と、前記増分さ
れた前記出力指令信号モニタ手段の増分出力とを比較し
て、当該レーザ光モニタ手段の出力が当該出力指令信号
モニタ手段の増分出力を超えるとき、アラームを発生す
る手段とを備えているレーザ加工機の加工不良検出装置
である。
【0013】請求項6に係る発明は、出力指令信号に基
づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、このレー
ザ光の出力をモニタするレーザ光モニタ手段の出力を前
記出力指令信号にフィードバックすることでレーザ発振
器の発振出力を制御するようにしたレーザ加工機におい
て、前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックさ
れるより手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令
信号モニタ手段と、前記出力指令信号モニタ手段の出力
を所定値増分させる手段と、前記レーザ光モニタ手段の
出力と、前記増分された前記出力指令信号モニタ手段の
増分出力とを比較して、当該レーザ光モニタ手段の出力
が当該出力指令信号モニタ手段の増分出力を超えると
き、アラームを発生する手段とを備え、前記出力指令信
号モニタ手段に、前記出力指令信号が前記レーザ発振器
の発振しきい値以下であるとき、前記レーザ光モニタ手
段の応答特性と同様にオフセット領域を調整するオフセ
ット調整手段と、前記出力指令信号が前記レーザ発振器
を安定して発振させているとき、前記レーザ光モニタ手
段の応答特性と同様にその発振レベルの傾きを調整する
傾き調整手段と、前記出力指令信号が前記レーザ発振器
の発振を開始させる立ち上がり時、および、発振を終了
させる立ち下がり時に、前記レーザ光モニタ手段の応答
特性と同様に立ち上がり遅れおよび立ち下がり遅れを調
整する立ち上がり/立ち下がり遅延手段とを設けたレー
ザ加工機の加工不良検出装置である。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項4、5また
は6記載の発明において、前記アラーム発生手段による
アラームの発生に応じて、前記レーザ発振器の動作を自
動停止させる手段を備えているレーザ加工機の加工不良
検出装置である。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項4、5また
は6記載の発明において、前記アラーム発生手段による
アラームの発生に応じて、加工軌跡を所要量戻って加工
を再開させる手段を備えているレーザ加工機の加工不良
検出装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照して説明する。図1は、この発明によるレーザ加工
機の加工不良検出装置の一実施の形態を示すブロック図
であり、このレーザ加工機の加工不良検出装置1は、レ
ーザ発振器のレーザ用電源10および発振ヘッド20
と、発振ヘッド20から出力されるレーザ光をモニタ
(検出)するパワーセンサ(光センサ)30とを備え、
パワーセンサ30によるレーザ光のモニタ出力を加算器
40を経てフィードバックすることで、出力指令信号
(電圧波形指令信号)Vに基づくレーザ発振器の発振出
力を制御するようになったレーザ加工機に適用されるも
のである。
【0017】そのため、このレーザ加工機の加工不良検
出装置1は、入力される出力指令信号Vに基づいて、レ
ーザ用電源10から発振ヘッド20およびパワーセンサ
30に至るまでの応答特性(応答遅れ)をシミュレート
(予測)するシミュレータ50と、シミュレータ50の
出力を所定の増分値αだけ増分させる増分器60と、パ
ワーセンサ30の出力を増分器60の出力と比較して、
パワーセンサ30の出力が、増分器60の出力(増分値
αだけ増分されたシミュレータ50の出力)を超えると
き、適宜のアラームを発生する比較器70とを備えてい
る。
【0018】このような加工不良検出装置1が適用され
るレーザ加工機(レーザ発振器)における応答特性、す
なわち、レーザ用電源10から発振ヘッド20およびパ
ワーセンサ30に至るまでの応答遅れについて、まず、
定常特性(静的特性)を以下に説明する。
【0019】図2に示すように、レーザ用電源10は、
商用電源を整流して出力指令信号Vに応じたDC電圧を
得るDCPU(直流パワーユニット)11と、得られた
DC電圧を高周波交流および高圧に変換して、出力指令
信号Vに応じた高周波電圧を出力するRFPU(高周波
パワーユニット)12とで構成され、発振ヘッド20に
放電電力を供給するようになっている。
【0020】また、発振ヘッド20は、レーザ用電源1
0から出力指令信号Vに応じた高周波電圧が印加される
電極21、21と、電極21、21間で放電が発生して
レーザ媒質が励起されることでレーザ光を生起させるリ
アミラー22および出力ミラー23とを備え、さらに、
レーザ光をモニタするためモニタ光をパワーセンサ30
へ案内するモニタ用ミラー24を備えている。
【0021】図2に示すレーザ発振器において、DCP
U11の入出力特性を図3a、図3bに示す。すなわ
ち、図3aに示すように、DCPU11の入力電圧(出
力指令信号Vに相当)に対し、出力電圧(位置の電
圧)は相関(比例)する。一方、図3bに示すように、
DCPU11の入力電圧(出力指令信号Vに相当)に対
し、出力電流(位置の電流)は定電流性を示す。
【0022】また、RFPU12の入出力特性を図4
a、図4bに示す。すなわち、図4aに示すように、R
FPU12の入力電圧(位置の電圧)に対し、出力電
流(位置の電流、したがって放電電流)は相関(比
例)する。一方、図4bに示すように、RFPU12の
入力電圧(位置の電圧)に対し、出力電圧(位置の
電圧)は定電圧性を示す。
【0023】さらに、発振ヘッド20およびパワーセン
サ30の入出力特性を図5に示す。すなわち、図5に示
すように、発振ヘッド20の入力電流(位置の電流、
つまり放電電流)に対し、レーザ光の出力光パワー(
位置の光パワー、つまり検出電圧)およびパワーセンサ
30のモニタ光パワー(位置の光パワー、つまり検出
電圧)は、オフセット領域Aを超える領域Bで相関(比
例)する。なお、出力光パワーとモニタ光パワーとは互
いに比例関係にある。
【0024】図3a、図4a、図5を合成することで、
図6に示すような、出力指令信号Vと、パワーセンサ3
0の出力(位置の検出電圧)との関係が得られる。
すなわち、図6に示すように、出力指令信号Vと、パワ
ーセンサ30の出力(位置の検出電圧)とは、オフ
セット領域Aを超える領域Bで相関(比例)する。
【0025】出力指令信号Vが与えられて、レーザ発振
器の発振ヘッド20に放電電流が供給されても、出力光
やモニタ光として取り出すのに必要なエネルギや、内部
損失が原因で、発振ヘッド20が発振しない領域があ
り、これが、図6に示すオフセット領域Aである。しか
も、このオフセット領域A(発振しない領域)は、レー
ザ発振器を構成している部品のばらつき等に起因して、
個体差(例えば、個体A〜Dの差)のあるのが普通であ
り、これが、図6に示す発振しきい値のばらつきとなっ
て現れる。
【0026】一方、発振しきい値以上の出力指令信号V
が与えられると、レーザ発振器の発振ヘッド20が発振
し始め、出力光パワーおよびモニタ光パワーは、個体差
(個体A〜Dの差)はあるものの、ほぼ放電電流に比例
して増大する。これが、図6に示す相関(比例)領域B
である。
【0027】つぎに、加工不良検出装置1が適用される
レーザ加工機(レーザ発振器)における応答特性、すな
わち、レーザ用電源10から発振ヘッド20およびパワ
ーセンサ30に至るまでの応答遅れについて、過渡特性
(動的特性)を以下に説明する。
【0028】図2に示すレーザ発振器において、図7a
に示す出力指令信号Vの波形に対し、DCPU11、R
FPU12、パワーセンサ30の応答波形は、それぞれ
図7b、図7c、図7dに示すようになる。すなわち、
図7bに示すように、DCPU11の立ち上がりの遅れ
τ11、および、立ち下がりの遅れτ12が発生する。
また、図7cに示すように、RFPU12の立ち上がり
の遅れτ21(τ21>τ11)、および、立ち下がり
の遅れτ22(τ22>τ12)が発生する。さらに、
図7dに示すように、パワーセンサ30の立ち上がりの
遅れτ31(τ31>τ21)、および、立ち下がりの
遅れτ32(τ32>τ22)が発生する。
【0029】そして、レーザ発振器全体の立ち上がりの
遅れは、各構成要素の立ち上がりの遅れの和となり、一
方、レーザ発振器全体の立ち下がりの遅れは、各構成要
素の立ち下がりの遅れの和となる。すなわち、レーザ発
振器全体の立ち上がりの遅れτ↑は、τ↑=τ11+τ
21+τ31で求められ、一方、レーザ発振器全体の立
ち下がりの遅れτ↓は、τ↓=τ12+τ22+τ32
で求められ、このような立ち上がりの遅れτ↑、立ち下
がりの遅れτ↓が、パワーセンサ30の出力波形となっ
てあらわれる。
【0030】このような立ち上がりの遅れτ↑および立
ち下がりの遅れτ↓にも、レーザ発振器を構成している
部品のばらつき等に起因して、個体差(例えば、個体A
〜Dの差)のあるのが普通であり、これを図8bに示
す。すなわち、図8aに示す出力指令信号Vの波形に対
し、パワーセンサ30の出力波形には、図8bに示すよ
うに、個体差A〜Dに応じて、立ち上がりの遅れτA↑
〜τD↑および立ち下がりの遅れτA↓〜τD↓があら
われる。
【0031】以上のように、図2に示すレーザ発振器に
は、定常特性(静的特性)および過渡特性(動的特性)
のいずれにも、レーザ用電源10から発振ヘッド20お
よびパワーセンサ30に至るまでの応答遅れが存在する
から、このレーザ加工機の加工不良検出装置1における
シミュレータ50は、図9に示すように、このような応
答遅れをシミュレート(予測)するのに必要な、オフセ
ット調整回路51、オフセット調整回路52、増幅回路
53、および、立ち上がり/立ち下がり遅延回路54を
備えている。
【0032】このうち、オフセット調整回路51、オフ
セット調整回路52および増幅回路53は、応答遅れの
定常特性(静的特性)をシミュレート(予測)するもの
である。すなわち、図10aに示すように原点を通るシ
ミュレータ出力を、オフセット調整回路51が、図10
bに示すように負方向に偏倚させるとともに、その偏倚
量を調整し、また、オフセット調整回路52が、図10
cに示すように負の成分をゼロレベルにすることで、図
10dに示すようにシミュレータ出力にオフセット領域
Aを生成・調整する一方、増幅回路53が、シミュレー
タ出力の傾きを調整するようになっている。
【0033】そのため、図10dを図6と対比しながら
参照することで明らかなように、オフセット調整回路5
1およびオフセット調整回路52を調整することで、レ
ーザ発振器の個体(例えば、個体A〜Dのいずれか)に
合った発振しきい値に相当するオフセット領域Aを、シ
ミュレータ50に設定することができる。また、増幅回
路53を調整することで、レーザ発振器の個体(個体A
〜Dのいずれか)に合った光パワーの傾きに相当する傾
きを、シミュレータ50に設定することができる。
【0034】また、立ち上がり/立ち下がり遅延回路5
4は、応答遅れの過渡特性(動的特性)をシミュレート
(予測)するものである。すなわち、図11aに示す出
力指令信号Vの波形に対し、図11bに示すように、シ
ミュレータ出力の立ち上がりの遅れτ1を調整するとと
もに、シミュレータ出力の立ち下がりの遅れτ2を調整
するようになっている。
【0035】そのため、図11bを図8bと対比しなが
ら参照することで明らかなように、立ち上がり/立ち下
がり遅延回路54を調整することで、レーザ発振器の個
体(例えば、個体A〜Dのいずれか)に合った立ち上が
りの遅れ(τA↑〜τD↑)に相当する立ち上がりの遅
れτ1を、シミュレータ50に設定することができ、ま
た、その個体(個体A〜Dのいずれか)に合った立ち下
がりの遅れ(τA↓〜τD↓)に相当する立ち下がりの
遅れτ2を、シミュレータ50に設定することができ
る。
【0036】次に、上記の実施の形態の作用について説
明する。
【0037】出力指令信号Vが与えられると、レーザ用
電源10から発振ヘッド20に放電電流が供給される
が、出力指令信号Vの電圧波形レベルが発振しきい値以
下の間はオフセット領域Aにあるため発振ヘッド20は
発振せず、そのため、パワーセンサ30の出力は現れな
い。
【0038】一方、この間シミュレータ50は、オフセ
ット調整回路51およびオフセット調整回路52のはた
らきによりオフセット領域Aにあるため、シミュレータ
50の出力も現れず、比較器70はアラームを発生しな
い。
【0039】つぎに、出力指令信号Vの電圧波形レベル
が発振しきい値に達すると、相関(比例)領域Bに入っ
て発振ヘッド20が発振し始めるが、この立ち上がり時
には、過渡的に、パワーセンサ30の出力に立ち上がり
の遅れτ1が発生する。
【0040】一方、このときシミュレータ50も相関
(比例)領域Bに入るが、立ち上がり/立ち下がり遅延
回路54のはたらきにより立ち上がりの遅れτ1をシミ
ュレート(予測)するため、シミュレータ50の出力に
もパワーセンサ30の出力と同様の立ち上がりの遅れτ
1が発生する。そのため、発振ヘッド20を含むレーザ
発振器に何らかの異常がない限り、比較器70はアラー
ムを発生しない。
【0041】つぎに、発振ヘッド20が安定して発振し
ている状態(定常状態)にあって、加工が正常に行われ
ている間は、パワーセンサ30の出力レベルはほぼ一定
に保たれる。
【0042】一方、この間シミュレータ50は、増幅回
路53のはたらきによりパワーセンサ30の出力レベル
をシミュレート(予測)するため、シミュレータ50の
出力レベルもパワーセンサ30の出力レベルと同様に保
たれる。そのため、発振ヘッド20を含むレーザ発振器
に何らかの異常がない限り、比較器70はアラームを発
生しない。
【0043】つぎに、出力指令信号Vが停止すると、発
振ヘッド20の発振が停止するが、この立ち下がり時に
は、過渡的に、パワーセンサ30の出力に立ち下がりの
遅れτ2が発生する。
【0044】一方、このときシミュレータ50は、立ち
上がり/立ち下がり遅延回路54のはたらきにより立ち
下がりの遅れτ2をシミュレート(予測)するため、シ
ミュレータ50の出力にもパワーセンサ30の出力と同
様の立ち下がりの遅れτ2が発生する。そのため、発振
ヘッド20を含むレーザ発振器に何らかの異常がない限
り、比較器70はアラームを発生しない。
【0045】以上が、加工をはじめすべて正常な状態に
あるときの動作である。これに対し、加工不良をはじめ
何らかの異常が発生した場合はつぎのようになる。
【0046】第1に、発振ヘッド20が安定して発振し
ている状態(定常状態)にあってワークを加工している
最中に、加工不良が発生すると、それによって生じた反
射光が発振ヘッド20まで戻るため、パワーセンサ30
がモニタするモニタ光のパワーが増大する。そして、こ
のモニタ光パワーの増大の程度が、増分器60の増分値
αを超えると、すなわち、パワーセンサ30の出力が、
シミュレータ50の出力を所定の増分値αだけ増分させ
る増分器60の出力(増分値αだけ増分されたシミュレ
ータ50の出力)を超えると、比較器70がアラームを
発生する。すると、このアラームに基づいて、図示しな
い適宜の自動停止手段が動作して、発振ヘッド20を含
むレーザ発振器の発振動作を停止させるか、または、図
示しない適宜の戻り加工再開手段が動作して、加工軌跡
を所要量戻って加工を再開させることとなる。
【0047】第2に、発振ヘッド20が発振し始める立
ち上がり時に、加工不良に類する何らかの異常が発生し
て、パワーセンサ30の出力が、増分値αだけ増分され
たシミュレータ50の出力を超えると、この場合も比較
器70がアラームを発生する。そして、適宜の自動停止
手段が、発振ヘッド20を含むレーザ発振器の発振動作
を停止させるか、または、適宜の戻り加工再開手段が、
加工軌跡を所要量戻って加工を再開させることとなる。
【0048】第3に、発振ヘッド20の発振が停止する
立ち下がり時に、加工不良に類する何らかの異常が発生
して、パワーセンサ30の出力が、増分値αだけ増分さ
れたシミュレータ50の出力を超えると、この場合も比
較器70がアラームを発生する。そして、適宜の自動停
止手段が、発振ヘッド20を含むレーザ発振器の発振動
作を停止させるか、または、適宜の戻り加工再開手段
が、加工軌跡を所要量戻って加工を再開させることとな
る。
【0049】以上のように、発振ヘッド20が安定して
発振している定常状態にあるときはもちろん、発振し始
める立ち上がりの過渡状態にあるとき、および、発振が
停止する立ち下がりの過渡状態にあるときを含め、すべ
ての状態において、加工不良をはじめ何らかの異常が発
生した場合は、パワーセンサ30の出力が、増分値αだ
け増分されたシミュレータ50の出力を超えることによ
って、比較器70がアラームを発生することができ、そ
の結果、発振ヘッド20を含むレーザ発振器の発振動作
を停止させるか、または、加工軌跡を所要量戻って加工
を再開させることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】この発明は以上のように、出力指令信号
に基づいてレーザ発振器からレーザ光を出力させ、この
レーザ光の出力をモニタするレーザ光モニタ手段の出力
を出力指令信号にフィードバックすることでレーザ発振
器の発振出力を制御するようにしたレーザ加工機におい
て、レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
より手前の出力指令信号をモニタする出力指令信号モニ
タ手段に、レーザ光モニタ手段の応答特性を予測した同
様の応答特性を持たせ、レーザ光モニタ手段の出力が、
出力指令信号モニタ手段の出力を所定値増分した増分出
力を超えるとき、アラームを発生するように構成したの
で、レーザ加工機の光学系を複雑で高価なものとするこ
となく、ワークの加工不良を確実に検出することができ
るとともに、加工ヘッド内に設置されたミラー等の光学
部品を適切に保護することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ加工機の加工不良検出装置の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】図1のものの要部の拡大説明図である。
【図3】DCPUの入出力特性を示すグラフである。
【図4】RFPUの入出力特性を示すグラフである。
【図5】発振ヘッド、パワーセンサの入出力特性を示す
グラフである。
【図6】出力指令信号とパワーセンサ出力との定常特性
(静的特性)を示すグラフである。
【図7】出力指令信号の波形に対するDCPU、RFP
U、パワーセンサの応答波形を示すグラフである。
【図8】出力指令信号とパワーセンサ出力との過渡特性
(動的特性)を示すグラフである。
【図9】シミュレータの一例を示す回路図である。
【図10】図9のシミュレータによる定常特性(静的特
性)の調整内容を示すグラフである。
【図11】図9のシミュレータによる過渡特性(動的特
性)の調整内容を示すグラフである。
【符号の説明】
1 レーザ加工機の加工不良検出装置 10 レーザ用電源 11 DCPU(直流パワーユニット) 12 RFPU(高周波パワーユニット) 20 発振ヘッド 21 電極 22 リアミラー 23 出力ミラー 24 モニタ用ミラー 30 パワーセンサ(光センサ) 40 加算器 50 シミュレータ 51 オフセット調整回路 52 オフセット調整回路 53 増幅回路 54 立ち上がり/立ち下がり遅延回路 60 増分器 70 比較器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
    らレーザ光を出力させ、このレーザ光の出力をモニタす
    るレーザ光モニタ手段の出力を前記出力指令信号にフィ
    ードバックすることでレーザ発振器の発振出力を制御す
    るようにしたレーザ加工機において、 前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
    より手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令信号
    モニタ手段に、前記レーザ光モニタ手段の応答特性を予
    測した同様の応答特性を持たせ、 前記レーザ光モニタ手段の出力が、前記出力指令信号モ
    ニタ手段の出力を所定値増分した増分出力を超えると
    き、アラームを発生する、ことを特徴とするレーザ加工
    機の加工不良検出方法。
  2. 【請求項2】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
    らレーザ光を出力させ、このレーザ光の出力をモニタす
    るレーザ光モニタ手段の出力を前記出力指令信号にフィ
    ードバックすることでレーザ発振器の発振出力を制御す
    るようにしたレーザ加工機において、 前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
    より手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令信号
    モニタ手段に、前記レーザ光モニタ手段の応答特性を予
    測した同様の応答特性を持たせ、 前記レーザ光モニタ手段の出力が、前記出力指令信号モ
    ニタ手段の出力を所定値増分した増分出力を超えると
    き、アラームを発生し、 前記アラームの発生に応じて、前記レーザ発振器の動作
    を自動停止させる、ことを特徴とするレーザ加工機の加
    工不良検出方法。
  3. 【請求項3】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
    らレーザ光を出力させ、このレーザ光の出力をモニタす
    るレーザ光モニタ手段の出力を前記出力指令信号にフィ
    ードバックすることでレーザ発振器の発振出力を制御す
    るようにしたレーザ加工機において、 前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
    より手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令信号
    モニタ手段に、前記レーザ光モニタ手段の応答特性を予
    測した同様の応答特性を持たせ、 前記レーザ光モニタ手段の出力が、前記出力指令信号モ
    ニタ手段の出力を所定値増分した増分出力を超えると
    き、アラームを発生し、 前記アラームの発生に応じて、加工軌跡を所要量戻って
    加工を再開させる、ことを特徴とするレーザ加工機の加
    工不良検出方法。
  4. 【請求項4】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
    らレーザ光を出力させ、このレーザ光の出力をモニタす
    るレーザ光モニタ手段の出力を前記出力指令信号にフィ
    ードバックすることでレーザ発振器の発振出力を制御す
    るようにしたレーザ加工機において、 前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
    より手前の前記出力指令信号をモニタし、かつ、前記レ
    ーザ光モニタ手段の応答特性を予測した同様の応答特性
    を有する出力指令信号モニタ手段と、 前記出力指令信号モニタ手段の出力を所定値増分させる
    手段と、 前記レーザ光モニタ手段の出力と、前記増分された前記
    出力指令信号モニタ手段の増分出力とを比較して、当該
    レーザ光モニタ手段の出力が当該出力指令信号モニタ手
    段の増分出力を超えるとき、アラームを発生する手段
    と、を備えていることを特徴とするレーザ加工機の加工
    不良検出装置。
  5. 【請求項5】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
    らレーザ光を出力させ、このレーザ光の出力を定常特性
    および過渡特性を含めてモニタするレーザ光モニタ手段
    の出力を、前記出力指令信号にフィードバックすること
    でレーザ発振器の発振出力を制御するようにしたレーザ
    加工機において、 前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
    より手前の前記出力指令信号をモニタし、かつ、前記レ
    ーザ光モニタ手段の応答特性を定常特性および過渡特性
    を含めて予測した同様の応答特性を有する出力指令信号
    モニタ手段と、 前記出力指令信号モニタ手段の出力を所定値増分させる
    手段と、 前記レーザ光モニタ手段の出力と、前記増分された前記
    出力指令信号モニタ手段の増分出力とを比較して、当該
    レーザ光モニタ手段の出力が当該出力指令信号モニタ手
    段の増分出力を超えるとき、アラームを発生する手段
    と、 を備えていることを特徴とするレーザ加工機の加工不良
    検出装置。
  6. 【請求項6】 出力指令信号に基づいてレーザ発振器か
    らレーザ光を出力させ、このレーザ光の出力をモニタす
    るレーザ光モニタ手段の出力を前記出力指令信号にフィ
    ードバックすることでレーザ発振器の発振出力を制御す
    るようにしたレーザ加工機において、 前記レーザ光モニタ手段の出力がフィードバックされる
    より手前の前記出力指令信号をモニタする出力指令信号
    モニタ手段と、 前記出力指令信号モニタ手段の出力を所定値増分させる
    手段と、 前記レーザ光モニタ手段の出力と、前記増分された前記
    出力指令信号モニタ手段の増分出力とを比較して、当該
    レーザ光モニタ手段の出力が当該出力指令信号モニタ手
    段の増分出力を超えるとき、アラームを発生する手段と
    を備え、 前記出力指令信号モニタ手段に、 前記出力指令信号が前記レーザ発振器の発振しきい値以
    下であるとき、前記レーザ光モニタ手段の応答特性と同
    様にオフセット領域を調整するオフセット調整手段と、 前記出力指令信号が前記レーザ発振器を安定して発振さ
    せているとき、前記レーザ光モニタ手段の応答特性と同
    様にその発振レベルの傾きを調整する傾き調整手段と、 前記出力指令信号が前記レーザ発振器の発振を開始させ
    る立ち上がり時、および、発振を終了させる立ち下がり
    時に、前記レーザ光モニタ手段の応答特性と同様に立ち
    上がり遅れおよび立ち下がり遅れを調整する立ち上がり
    /立ち下がり遅延手段と、を設けたことを特徴とするレ
    ーザ加工機の加工不良検出装置。
  7. 【請求項7】 前記アラーム発生手段によるアラームの
    発生に応じて、前記レーザ発振器の動作を自動停止させ
    る手段を備えていることを特徴とする請求項4、5また
    は6記載のレーザ加工機の加工不良検出装置。
  8. 【請求項8】 前記アラーム発生手段によるアラームの
    発生に応じて、加工軌跡を所要量戻って加工を再開させ
    る手段を備えていることを特徴とする請求項4、5また
    は6記載のレーザ加工機の加工不良検出装置。
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