JP2001285489A - 回線交換網における回線設備の有効利用方法 - Google Patents

回線交換網における回線設備の有効利用方法

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JP2001285489A JP2000093227A JP2000093227A JP2001285489A JP 2001285489 A JP2001285489 A JP 2001285489A JP 2000093227 A JP2000093227 A JP 2000093227A JP 2000093227 A JP2000093227 A JP 2000093227A JP 2001285489 A JP2001285489 A JP 2001285489A
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Hiromichi Yamamoto
寛理 山本
Kazuo Sofue
和夫 祖父江
正行 ▲高▼橋
Masayuki Takahashi
Yoshimitsu Honma
良光 本間
Takashi Suzuki
隆 鈴木
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Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線設備の利用効率を向上させて、回線交換
網を用いた高速度のデータ通信サービスを安価な通信料
金にてユーザに利用して貰うこと。 【解決手段】 回線網中に複数の交換機を配置して成る
回線交換網において、端末からの発呼に応じて、一般扱
いの通常呼(1B目)の回線を設定すると共に、少なく
とも1個以上の非優先扱いの非優先呼の回線(2B目以
上)を設定する。その後、前記回線交換網の空きが所定
の回線数以下になった場合、前記非優先呼の回線を切断
する。これにより、設備の空いている時に非優先呼の回
線を設定して、回線交換網を用いた高速度のデータ通信
サービスを提供するが、設備が混んで来ると、前記非優
先呼の回線を切断する為、利用者は高い通信コストを払
わずとも、高速度のデータ通信サービスを受けることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線網中に複数の
交換機を配置して成る回線交換網における回線設備の有
効利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ISDNなどを用いた回線交
換網を介してデータ通信が行われているが、従来の回線
交換網は64Kbpsの音声データを送信することを基
本に設計してある。このため、64Kbpsを越える速
度でデータ通信を行う場合は、64Kbpsの倍数のコ
ストが発生し、その通信料金はユーザに負担して貰うこ
とになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように64Kb
psを越える速度でデータ通信を行う場合は、通信料金
を利用者に負担して貰うシステムのため、例えば、現在
のPHSでは、64Kbps及び32Kbpsのデータ
通信を行っているが、PHSをCS(基地局)を介して
接続する回線交換網で64Kbpsを越えるサービスを
提供する場合は64Kbpsの2倍の通信コストがユー
ザ側に発生する。
【0004】現在の移動体では、9.6Kbpsのデー
タ通信モデムを用いて通信が行われているが、将来、I
MT2000の導入に伴って、高速のデータ通信(最大
2Mbps)が可能である。しかし、このような高速デ
ータ通信を回線交換網を介して接続すると、高価格の通
信コストがユーザ側に発生する。
【0005】現在のISDNでは、MP通信によって1
28Kbpsのデータ通信が可能であるが、64Kbp
sの2倍のコストがユーザ側に発生するため、利用する
ユーザが少ない。また、アナログ回線用の56Kbps
モデムが出現しているため、アナログ回線と比較して6
4KbpsのISDNを用いたデータ通信の魅力が薄く
なっている。
【0006】更に、ISDN交換機の折り返しによる常
時接続サービスでは、ISDN交換機の折り返しによっ
て、64Kbpsの通信を行っており、将来、MP通信
で128Kbpsの通信を行う時にも、上記と同様に、
高価格の通信コストがユーザ側に発生する。
【0007】結局、高速度のデータ通信サービスを回線
交換網を用いて提供する場合、高価な通信コストがユー
ザ側に発生するため、高速度のデータ通信サービスを利
用するユーザが少ないという問題がある。
【0008】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、回線設備の利用
効率を向上させて、回線交換網を用いた高速度のデータ
通信サービスを安価な通信料金にてユーザに利用して貰
うことができる回線交換網における回線設備の有効利用
方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、回線網中に複数の交換機
を配置して成る回線交換網における回線設備の有効利用
方法において、端末からの第1の発呼に応じて、一般扱
いの通常呼の回線を設定する処理と、前記端末からの第
2以降の発呼がある都度、前記回線交換網に空きがある
かどうかを判定する処理と、前記回線交換網の空きが所
定の回線数より多いと判定された場合に、前記端末から
の前記第2以降の発呼に応じた非優先呼の回線を設定す
る処理と、前記回線交換網の空きが所定の回線数以下で
ある場合に前記非優先呼の回線を切断する処理とを具備
することにある。
【0010】請求項2の発明の特徴は、前記通常呼の回
線を設定する際に、前記回線交換網の空きが所定の回線
数以下である場合、既存設定の非優先呼を切断すること
にある。
【0011】請求項3の発明の特徴は、前記非優先呼の
回線を切断する前に、回線を切断することを発着呼端末
に通知することにある。
【0012】請求項4の発明の特徴は、前記回線交換網
の空きが所定の回線数以下になって、前記非優先呼の回
線を切断した後、前記回線交換網が空いたかどうかを判
定する判定処理と、前記回線交換網の空きが所定の回線
数より多くなった場合、前記切断した非優先呼の回線を
再設定する処理とを具備することにある。
【0013】請求項5の発明の特徴は、前記回線交換網
の空きが所定の回線数以下になって、前記非優先呼の回
線を切断した後、前記回線交換網が空いたかどうかを判
定する判定処理と、前記回線交換網の空きが所定の回線
数より多くなった場合、前記発呼端末に前記回線交換網
が空いたことを通知する処理とを具備することにある。
【0014】請求項6の発明の特徴は、前記通常呼と前
記非優先呼で、前記回線交換網の空きが所定の回線数以
下になった際に、新たに発生する非優先呼に対して、既
存設定の非優先呼の回線を所定時間経過すると切断する
か、或いは呼の中で早くから回線を捕捉していた呼から
順に切断することにある。
【0015】請求項7の発明の特徴は、前記通常呼と前
記非優先呼で、前記回線交換網の空きが所定の回線数以
下になった際に、前記交換機により前記非優先呼の回線
の無通話状態を監視させ、前記無通話状態が所定時間以
上になった場合に前記非優先呼の回線を切断することに
ある。
【0016】請求項8の発明の特徴は、前記回線交換網
の空きが所定の回線数以下になった際に、前位の交換機
に対して、前記回線交換網の空きが所定の回線数以下に
なったことを通知し、これを受けた前位の交換機は必要
に応じて発呼を抑制することにある。
【0017】請求項9の発明の特徴は、前記交換機は、
通常呼の回線を切断した場合に必ず非優先呼の回線を切
断することにある。
【0018】請求項10の発明の特徴は、回線網中に複
数の交換機を配置して成る回線交換網における回線設備
の有効利用方法において、端末からの発呼に応じて、前
記回線交換網に空きがあるかどうかを判定する処理と、
前記回線交換網の空きが所定の回線数より多いと判定さ
れた場合に、予め記憶された回線情報に基づいて、非優
先呼の回線を設定する処理と、前記回線交換網の空きが
所定の回線数以下である場合に前記非優先呼の回線を切
断する処理とを具備することにある。
【0019】請求項11の発明の特徴は、前記回線交換
網の空きが所定の回線数より多いと判定された場合に、
前記非優先呼の回線を設定する処理は、予め記憶された
回線情報ではなく、予め通知された通話情報に基づいて
行われることにある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の回線交換網におけ
る回線設備の有効利用方法の第1の実施形態に係る回線
交換網の構成を示したブロック図である。回線交換網
は、回線網中に、発呼側の発交換機1、着呼側の着交換
機2、発交換機1と着交換機2間の通信を中継する中継
交換機3を配置して構成されている。このような回線交
換網中の発交換機1にターミナルアダプタ(以降、TA
と称する)4を介してパーソナルコンピュータ(以降、
パソコンと称する)5が接続され、着交換機2にISP
(Internet Service Provider)6が接続されている。
【0021】次に本実施形態の動作について説明する。
パソコン5からISP6宛の発呼があると、TA4は1
B目の一般扱い通信を発呼(通常呼)し、続いて非優先
の2B目を発呼(非優先呼)する。この時、2B目が非
優先であることを示すビットをDチャネルのSETUP
信号に設ける。
【0022】これにより、発交換機1は、まず、1B目
の回線を設定する。その際、通常呼と非優先呼の合計を
除いた回線の空きが所定の回線数以下であった場合、そ
の出回線を使用している非優先回線を切断する。
【0023】次に非優先ビットのある2B目の回線を設
定することになるが、出回線の空きが所定の回線数より
多い場合、2B目の回線を設定し、当該方路の出回線群
毎に非優先の回線のリストを自動作成し、後位に非優先
であることを識別する信号をIAM(Initial Address
Message)上に付与する。尚、出回線の空きが所定の回
線数以下であった場合、2B目の回線捕捉は行わない。
また、発交換機1は、1B目を切断した場合に2B目を
強制的に切断することにより、安価な通信回線のみが残
ることを防止するため、1B目の呼に対して、2B目の
回線が設定されていることを各ユーザ回線毎に管理す
る。
【0024】尚、発交換機1のみならず、中継交換機
3、着交換機2等全ての交換機でも通常呼を疎通できな
くなった場合、その交換機で切断処理を行う。
【0025】次に中継交換機3は以下のような動作を行
う。1B目の回線を設定する。その際、通常呼が出回線
を捕捉しようとした時に、出回線で、通常呼と非優先呼
の合計を除いた回線の空きが所定の回線数以下であった
場合、その出回線で使用している非優先回線を切断す
る。1B目の回線を設定し、出回線の空きが所定の回線
数より多ければ、2B目の回線を設定し、当該方路の出
回線群毎に非優先の回線のリストを自動作成し、後位に
非優先であることを識別する信号をIAM上に付与す
る。尚、出回線の空きが所定の回線数以下であった場
合、2B目の回線捕捉は行わない。
【0026】着交換機2は1B目の回線を設定する。そ
の際、通常呼と非優先呼の合計を除いた回線の空きが所
定の回線数以下であった場合、着回線で使用している非
優先回線を切断するモードXと、従来と同様に、通常呼
と非優先呼の合計を除いた回線の空きが所定の回線数以
下であった場合、その呼は接続しないモードYとがあ
る。
【0027】次に非優先ビットのある2B目の回線を設
定することになるが、これには、着回線がベストエフォ
ートであるモードAと、着回線が2B先取方式であるモ
ードBとがある。モードAでは、着回線の空きが所定の
回線数より多ければ、2B目の非優先回線を設定し、着
回線毎に非優先回線のリストを作成する。モードBで
は、着回線の空きを考慮することなく、2B目の非優先
回線を設定する。
【0028】図2は本発明の回線交換網における回線設
備の有効利用方法の動作手順の第1の実施例を示したフ
ローチャートである。発着端末(パソコン5等)から発
呼があると、ステップ201にて、非優先呼の発呼かど
うかを判定し、非優先呼の発呼であった場合はステップ
209に進み、通常呼の発呼であった場合はステップ2
02に進む。ステップ202にて、出回線の空きが所定
の回線数より多いかどうかを判定し、出回線の空きが所
定の回線数より多い場合はステップ206に進んで、通
常呼の回線を設定(1B目の回線を設定)する。
【0029】出回線の空きが所定の回線数以下であった
場合、ステップ203に進んで、出回線に非優先呼があ
るかどうかを判定し、非優先呼がない場合は、ステップ
205にて通常呼の回線捕捉をしないで終了する。非優
先呼があった場合は、ステップ204に進んで、設定さ
れている非優先呼を切断した後、ステップ206に進ん
で、通常呼の回線を設定する。その後、ステップ207
にて、発着端末(パソコン5等)より切断信号が出され
たかどうかを監視し、切断信号が出された場合はステッ
プ208にて前記通常呼を切断する。
【0030】一方、発呼が非優先呼でステップ209に
進んだ場合、出回線の空きが所定の回線数より多いかど
うかを判定し、そうでない場合はステップ210で非優
先呼の回線捕捉をしないで終了する。出回線の空きが所
定の回線数より多い場合、ステップ211にて、非優先
呼の回線を設定(2B目の回線を設定)し、ステップ2
12にて他の呼により非優先呼の切断要求があるかどう
か、ステップ216にて発着端末より切断信号が出され
たかどうかを監視し、非優先呼の切断要求がある場合は
ステップ213に進んで、前記非優先呼を切断し、発着
端末より切断信号が出された場合はステップ215にて
前記非優先呼を切断する。
【0031】図3は本発明の回線交換網における回線設
備の有効利用方法の動作手順の要部である第2の実施例
を示したフローチャートである。本例の動作手順は図2
に示した第1の実施例とほぼ同様であるが、以下に述べ
るステップが異なっている。即ち、ステップ212にて
他の呼により非優先呼の切断要求があった場合、ステッ
プ216に進んで、非優先呼を切断することを発着端末
に知らせてからステップ213で非優先呼を切断する。
【0032】図4は本発明の回線交換網における回線設
備の有効利用方法の動作手順の要部を示した第3の実施
例を示したフローチャートである。本例の動作手順は図
2に示した第1の実施例とほぼ同様であるが、以下に述
べるステップが異なっている。即ち、ステップ212に
て他の呼により非優先呼の切断要求があった場合、ステ
ップ216に進んで、非優先呼を切断することを発着端
末に知らせてからステップ213で非優先呼を切断す
る。その後、ステップ217にて出回線の空きが所定の
回線数より多くなるかどうかを監視し、所定の回線数よ
り多くなると、ステップ218にて回線が空いたことを
発着端末に知らせるか、又は前記切断した非優先呼の回
線を再設定する。
【0033】本実施形態によれば、回線が混んでいない
場合、一般扱いの1B目の回線の設定の他に、非優先で
ある2B目の回線を設定して、データ通信速度を上げる
ことができる。しかも、2B目の回線は非優先で、回線
が混んで来ると切断されるため、高速の通信サービスを
ユーザの通信コストを高くすることなく提供することが
できる。
【0034】これにより、ISDNにて、64Kbps
を越えるMPサービスを安価に提供することができる。
また、ISDN交換機折り返し接続においても、MP通
信で128Kbps以上のサービスを安価に提供するこ
とができる。
【0035】尚、通常呼の回線を除いた空き回線数を上
回る複数の非優先呼が発生した場合、早く回線捕捉した
非優先呼が持続的に使用して、後から発生する非優先呼
が接続されず、機会均等でなくなることを防止するため
に、既に回線捕捉した非優先呼をタイマ計時により一定
時間経過した場合に切断したり、或いは新たな非優先呼
が発生した時に長期保留呼の中で早くから回線を捕捉し
ていた呼から順に切断したり、或いは既に回線捕捉した
非優先呼の無通信状態を交換機が監視し、無通話状態が
ある時間継続した時に当該非優先呼を切断して、機会均
等を図っても良い。
【0036】また、回線交換網の空きが所定の回線数以
下になった時は、前位の交換機に対して前記回線混雑状
態の通知を行い、前位の交換機は必要に応じて非優先呼
の発呼を抑制するようにしても良い。
【0037】更に、端末が網に発呼した時、回線交換網
の空きが所定の回線数以下であったため、非優先呼が接
続できない、或いは非優先呼が切断された場合、網は当
該呼の発呼基を記憶しておき、網が前記混雑状態から開
放されて回線が空いたことを発呼端末に通知する、或い
は、網が前記混雑状態から開放されて回線が空いた場
合、前記切断した非優先呼を再接続するようにしても良
い。
【0038】また、本実施の形態では、ディジタル回線
においてTA4から発せられたDチャネルのSETUP
信号中に設けられた制御ビットにより、その呼が通常呼
であるか非優先呼であるかの区別を行っている。しか
し、Dチャネル等の制御チャネルを持たないアナログ端
末発信のような通常のアナログ回線においても、本発明
を適用することができる。その場合、発交換機1は、予
め内部に記憶されている加入者の回線契約情報に基づい
て、発呼された回線が通常呼であるか非優先呼であるか
を区別し、当該方路の出回線群毎に非優先の回線のリス
トを自動作成し、後位に非優先であることを識別する信
号をIAM上に付与する。IAM上に、非優先であるこ
とを識別する信号を付与できれば、それ以降の回線交換
網の動作は、交換機から発着端末に対して切断を通知す
る手段がないことを除けば、前述した実施の形態と同じ
である。
【0039】尚、発交換機1に予め記憶された回線契約
情報がなくても、特定の発信番号をダイヤルした後に、
続けて希望の発信番号をダイヤルすることで、回線毎で
はなく、通話毎に通常呼であるか非優先呼であるかを区
別することが可能である。
【0040】図5は本発明の回線交換網における回線設
備の有効利用方法の第2の実施形態に係る回線交換網の
構成を示したブロック図である。本例は、発交換機1に
基地局(CS)7を介してPHS8が無線接続するとこ
ろが、図1に示した第2の実施形態と異なるところで、
他の構成は同様である。
【0041】PHS8及びCS7は、(1)1B目の一
般扱いの通信を発呼する。(2)2B目を発呼する。こ
のとき、非優先であることを示すビットをDchのSE
TUP信号に設ける。(3)(2)と同様に、必要なら
ば、PHSの契約形態に応じて3B目以上を発呼する。
【0042】これにより、発交換機1、中継交換機3及
び着交換機2も、必要ならば2B目に続いて3B目以上
の回線を設定する。
【0043】本実施形態によれば、回線が混んでいない
場合、一般扱いの1B目の回線の設定の他に、非優先で
ある2B目の回線、3B目の回線、…、を順次設定し
て、データ通信速度を著しく上げることができる。しか
も、2B目以上の回線は非優先で、回線が混んで来ると
順次切断されるため、高速の通信サービスをユーザの通
信コストを高くすることなく提供することができる。
【0044】これにより、PHS通信において、安価に
64Kbpsを越えるサービスを提供でき、無線区間の
帯域に余裕があれば、ベアラ速度に制約があるISDN
の2B+Dサービスとは異なり、128Kbpsを越え
る例えばADSLに匹敵するようなサービスを提供する
ことができる。また、移動体通信においても、電話交換
網を介して安価に64Kbpsを越えるサービスを提供
することができる。また、ISDNの24Bサービスに
おいても、安価に高速通信サービスを提供することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通常呼の回線設定の他に、回線設備が空いている
場合は非優先呼を回線設定を行い、回線設備が混んでく
ると、非優先呼を切断することにより、回線設備の利用
効率を向上させることができ、回線交換網を用いた高速
度のデータ通信サービスを安価な通信料金にてユーザに
利用して貰うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回線交換網における回線設備の有効
利用方法の第1の実施形態に係る回線交換網の構成を示
したブロック図である。
【図2】 本発明の回線交換網における回線設備の有効
利用方法の動作手順の第1の実施例を示したフローチャ
ートである。
【図3】 本発明の回線交換網における回線設備の有効
利用方法の動作手順の第2の実施例を示したフローチャ
ートである。
【図4】 本発明の回線交換網における回線設備の有効
利用方法の動作手順の第3の実施例を示したフローチャ
ートである。
【図5】 本発明の回線交換網における回線設備の有効
利用方法の第2の実施形態に係る回線交換網の構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1 発交換機 2 着交換機 3 中継交換機 4 TA 5 パソコン 6 ISP 7 CS 8 PHS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 正行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 本間 良光 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 隆 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA61 CC05 CC11 GG01 5K030 HA02 HC01 KX29 LB02 LB03 LC11 5K051 CC04 DD01 FF02 FF21 9A001 CC04 CC07 KK56

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線網中に複数の交換機を配置して成る
    回線交換網における回線設備の有効利用方法において、 端末からの第1の発呼に応じて、一般扱いの通常呼の回
    線を設定する処理と、 前記端末からの第2以降の発呼がある都度、前記回線交
    換網に空きがあるかどうかを判定する処理と、 前記回線交換網の空きが所定の回線数より多いと判定さ
    れた場合に、前記端末からの前記第2以降の発呼に応じ
    た非優先呼の回線を設定する処理と、 前記回線交換網の空きが所定の回線数以下である場合に
    前記非優先呼の回線を切断する処理と、 を具備することを特徴とする回線交換網における回線設
    備の有効利用方法。
  2. 【請求項2】 前記通常呼の回線を設定する際に、前記
    回線交換網の空きが所定の回線数以下である場合、既存
    設定の非優先呼を切断することを特徴とする請求項1記
    載の回線交換網における回線設備の有効利用方法。
  3. 【請求項3】 前記非優先呼の回線を切断する前に、回
    線を切断することを発着呼端末に通知することを特徴と
    する請求項1又は2記載の回線交換網における回線設備
    の有効利用方法。
  4. 【請求項4】 前記回線交換網の空きが所定の回線数以
    下になって、前記非優先呼の回線を切断した後、前記回
    線交換網が空いたかどうかを判定する処理と、 前記回線交換網の空きが所定の回線数より多くなった場
    合、前記切断した非優先呼の回線を再設定する処理と、 を具備することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに
    記載の回線交換網における回線設備の有効利用方法。
  5. 【請求項5】 前記回線交換網の空きが所定の回線数以
    下になって、前記非優先呼の回線を切断した後、前記回
    線交換網が空いたかどうかを判定する処理と、 前記回線交換網の空きが所定の回線数より多くなった場
    合、前記発呼端末に前記回線交換網が空いたことを通知
    する処理と、 を具備することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに
    記載の回線交換網における回線設備の有効利用方法。
  6. 【請求項6】 前記通常呼と前記非優先呼で、前記回線
    交換網の空きが所定の回線数以下になった際に、新たに
    発生する非優先呼に対して、既存設定の非優先呼の回線
    を所定時間経過すると切断するか、或いは呼の中で早く
    から回線を捕捉していた呼から順に切断することを特徴
    とする請求項1乃至5いずれかに記載の回線交換網にお
    ける回線設備の有効利用方法。
  7. 【請求項7】 前記通常呼と前記非優先呼で、前記回線
    交換網の空きが所定の回線数以下になった際に、前記交
    換機により前記非優先呼の回線の無通話状態を監視さ
    せ、前記無通話状態が所定時間以上になった場合に前記
    非優先呼の回線を切断することを特徴とする請求項1乃
    至6いずれかに記載の回線交換網における回線設備の有
    効利用方法。
  8. 【請求項8】 前記回線交換網の空きが所定の回線数以
    下になった際に、前位の交換機に対して、前記回線交換
    網の空きが所定の回線数以下になったことを通知し、こ
    れを受けた前位の交換機は必要に応じて発呼を抑制する
    ことを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の回線
    交換網における回線設備の有効利用方法。
  9. 【請求項9】 前記交換機は、通常呼の回線を切断した
    場合に必ず非優先呼の回線を切断することを特徴とする
    請求項1乃至8いずれかに記載の回線交換網における回
    線設備の有効利用方法。
  10. 【請求項10】 回線網中に複数の交換機を配置して成
    る回線交換網における回線設備の有効利用方法におい
    て、 端末からの発呼に応じて、前記回線交換網に空きがある
    かどうかを判定する処理と、 前記回線交換網の空きが所定の回線数より多いと判定さ
    れた場合に、予め記憶された回線情報に基づいて、非優
    先呼の回線を設定する処理と、 前記回線交換網の空きが所定の回線数以下である場合に
    前記非優先呼の回線を切断する処理と、 を具備することを特徴とする回線交換網における回線設
    備の有効利用方法。
  11. 【請求項11】 前記回線交換網の空きが所定の回線数
    より多いと判定された場合に、前記非優先呼の回線を設
    定する処理は、予め記憶された回線情報ではなく、予め
    通知された通話情報に基づいて行われることを特徴とす
    る請求項10に記載の回線交換網における回線設備の有
    効利用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028074A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 画像送受信システム、画像受信装置及び画像送信装置

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